JP6206366B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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図1、図2、図3に示すように、装着具8は、樹脂や金属(例えば、ステンレス)などの、可撓性を有する材質で構成される。装着具8は、第1部分81及び第2部分82、83を有する。なお、以下では、理解を容易とするために、装着具8を第1部分81及び第2部分82、83に区分して説明するが、装着具8は、第1部分81及び第2部分82、83のそれぞれの部材に分かれておらず、全体として一体の部材である。
図4に示すように、接続具9は略棒状である。接続具9は、樹脂や金属などで構成される。接続具9は、正面から見た状態で上下方向に延びる。より詳細には、図2に示すように、接続具9は上下方向に対して下端部が前方に傾斜する向きに延びる。図3、図4に示すように、接続具9は、板状の第1壁部9A及び第2壁部9Bを有する。第1壁部9Aの面積の最も大きい一対の平面のそれぞれは、左右方向を向く。図2に示すように、第1壁部9Aは、左右方向に貫通する穴9Cを有する。穴9Cは、上下方向に長い長穴である。図3に示すように、第2壁部9Bは、第1壁部9Aの前端部、後端部、上端部、及び、下端部のそれぞれから左方向に向けて、湾曲しながら延びる。
図1、図3に示すように、接続部材7は、連結部71及び円柱部72を有する。連結部71は、装着具8の内側、外側、及び、上側のそれぞれに接触する(図5参照)。連結部71は、装着具8に対して接続部材7を着脱可能に連結する。図5に示すように、連結部71は、2つの穴部81Bに内側から挿通する2つのねじ71Aによって、装着具8に固定される。図1、図3に示すように、円柱部72は円柱状の部材である。円柱部72は、連結部71のうち装着具8の外側に接触する部分から、右側に突出する。図3に示すように、円柱部72の中心軸は、左右方向と平行に延びる。円柱部72の直径は、装着具8のうち2つの穴部81Bが設けられた部分の上下方向の幅と略同一である。円柱部72の右端に、後述する第1ボールジョイント2の第1ソケット22が接続する。
図5に示すように、第1ボールジョイント2は、第1ボールスタッド21、及び、第1ソケット22を備えている。第1ボールスタッド21は、第1棒部21A及び第1球体部21Bを有する。第1棒部21Aは棒状の部位である。第1棒部21Aは、左右方向に直線状に延びる。図4に示すように、円筒状の嵌合部91が、接続具9の第1壁部9Aの上端部の左側面に設けられる。第1棒部21Aの右端部は、嵌合部91の内側に嵌る。嵌合部91の円筒中心を通る軸は、第1壁部9Aに対して直交する。嵌合部91は、第1壁部9Aから左方向に延びる。第1棒部21Aは、接続具9の第1壁部9Aから左方向に延びた状態で、接続具9に固定される。第1棒部21Aは、第1壁部9Aに対して略直交する。第1球体部21Bは、第1棒部21Aの左端部に設けられた球状の部位である。以下、第1球体部21Bの直径をr1と表記する。r1は、第1棒部21Aの左右方向と直交する断面の径よりも大きい。
図6、図7、図8に示すように、画像表示装置11は筐体12を備えている。筐体12は、本体部12Aと突出部12Bとを有する。本体部12Aは、角が湾曲した略直方体状の形状を有する。突出部12Bは、本体部12Aの右後側から後方に突出する。筐体12は中空箱状である。本体部12Aの左側は開放し、筐体12内部のレンズユニット53(図8参照)の左側は露出する。図1に示すように、左端部121は、本体部12Aの前面における左端部分に設けられる。左端部121は、上下方向両端部から上下方向中心に向けて、右方に凹む。左端部121は略円弧を形成する。図7に示すように、左端部122は、本体部12Aの後面における左端部分に設けられる。左端部122は右方に凹む。図6、図7に示すように、本体部12Aの後面、且つ、左右方向中心よりも右側に、接続部材6が接続されている。接続部材6の詳細は後述する。突出部12Bの後端から後方に向けて延びる通信線57は、信号線、電力線、及び、被覆を有する。信号線は、制御用のデータを伝達可能な導線である。電力線は、電力を伝達可能な導線である。被覆は、信号線及び電力線の絶縁及び保護のために、信号線及び電力線の周囲を覆っている。突出部12Bには、通信線57が挿入されている。HMD1は、外部機器(図示略)と通信線57を介して接続される。外部機器は、通信線57の信号線を介して、HMD1に画像データを出力する。
図6、図7に示すように、接続部材6は、画像表示装置11と、後述する第2ボールジョイント3とを接続する。図8では、第2ボールジョイント3は省略されている。図6、図7、図9に示すように、接続部材6は、支持部61、62、63を有する。支持部61は円形板状である。支持部61のもっとも面積の大きい一対の平面のそれぞれは、前後方向を向く。支持部61の直径は、画像表示装置11の筐体12の後面の上下方向の長さよりも短い(図7参照)。支持部61は、左右方向に並んだ複数の穴部611を有する(図7、図9参照)。接続部材6は、複数の穴部611に後側から挿通する図示外のねじによって、筐体12の後面に固定される。
図10に示すように、第2ボールジョイント3は、第2ボールスタッド31、及び、第2ソケット32を備えている。第2ボールスタッド31は、第2棒部31A及び第2球体部31Bを有する。第2棒部31Aは棒状の部位である。第2棒部31Aは、左右方向に直線状に延びる。図4に示すように、円筒状の嵌合部92が、接続具9の第1壁部9Aの下端部の左側面に設けられる。第2棒部31Aの右端部は、嵌合部92の内側に嵌る。嵌合部92の円筒中心を通る軸は、第1壁部9Aに対して直交する。嵌合部92は、第1壁部9Aから左方向に延びる。第2棒部31Aは、接続具9の第1壁部9Aから左方向に延びた状態で、接続具9に固定される。第2棒部31Aは、第1壁部9Aに対して略直交する。第2球体部31Bは、第2棒部31Aの左端部に設けられた球状の部位である。以下、第2球体部31Bの直径をr2と表記する。r2は、第2棒部31Aの左右方向と直交する断面の径よりも大きい。又、r2は、第1球体部21Bの直径であるr1よりも小さい。
HMD1の動作概要について、図11を参照して説明する。以下、接続具9と第1ボールジョイント2との接続位置、より詳細には、第1ボールジョイント2の第1棒部21Aが嵌合する嵌合部91の左右方向中心の位置を、P1と表記する。接続具9と第2ボールジョイント3との接続位置、より詳細には、第2ボールジョイント3の第2棒部31Aが嵌合する嵌合部92の左右方向中心の位置を、P2と表記する。画像表示装置11の中心の位置を、P3と表記する。画像表示装置11の中心の位置は、例えば、画像表示装置11の重心の位置である。第2球体部31Bの中心の位置を、P4と表記する。P1とP2との間の直線距離を、L1(単位:mm)と表記する。P3とP4との間の直線距離を、L2(単位:mm)と表記する。距離L1の値は、例えば、約60mmである。距離L2の値は、例えば、約50mmである。
F2<T2(F1<T1の場合)、又は、F2≧T2(F1≧T1の場合)・・・(1)
L1:L2=F1:F2、且つ、F1>F2・・・(2)
以上説明したように、HMD1の画像表示装置11は、接続具9によって装着具8に保持され、使用者の左眼の前側に配置される。画像光ユニット56から射出された画像光は、ハーフミラー51の面51Aによって反射され、使用者の左眼に入射する。画像表示装置11は、第1ボールジョイント2及び第2ボールジョイント3によって、装着具8に対して移動可能に支持される。使用者が画像表示装置11を持って移動させた場合、F1<T1の場合はF2<T2を満たし、F1≧T1の場合はF2≧T2の関係を満たす。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記実施形態において、HMD1は、装着具8を備えない構成であってもよい。接続部材7の連結部71は、頭部に着用される装着具8以外の部材に直接取り付けられてもよい。又、HMD1は、装着具8及び接続部材7を備えない構成であってもよい。第1ボールジョイント2の第1ソケット22の第1受け部222は、頭部に着用される装着具8以外の部材に直接取り付けられてもよい。頭部に着用される装着具8以外の部材の具体例として、ヘアバンド、帽子、眼鏡等が挙げられる。上記実施形態では、使用者の左眼の前側に画像表示装置11が保持されていたが、画像表示装置11は、使用者の右眼の前側に保持されてもよい。
2 :第1ボールジョイント
3 :第2ボールジョイント
8 :装着具
9 :接続具
11 :画像表示装置
21 :第1ボールスタッド
21A :第1棒部
21B :第1球体部
31 :第2ボールスタッド
31A :第2棒部
31B :第2球体部
51 :ハーフミラー
81 :第1部分
82 :第2部分
83 :第2部分
221 :第1蓋部
221C :第1接触部
222 :第1受け部
222C :第1接触部
321 :第2蓋部
321C :第2接触部
322 :第2受け部
322C :第2接触部
532 :レンズ
Claims (5)
- 画像光を射出可能な画像光ユニットと、前記画像光ユニットから射出された前記画像光を偏向させる偏向部材とを少なくとも有する画像表示装置と、
使用者の頭部に装着される装着具に対して前記画像表示装置を取り付ける接続具と、
前記装着具に前記接続具を連結する部材であって、第1球体部、及び、前記第1球体部の一部に接触して摺動可能に支持する第1接触部を有する第1ボールジョイントと、
前記画像表示装置と前記接続具とを連結する部材であって、第2球体部、及び、前記第2球体部の一部に接触して摺動可能に支持する第2接触部を有する第2ボールジョイントと
を備え、
第1ボールジョイント及び前記第2ボールジョイントは、前記第1球体部と前記第1接触部との間の静トルクをF1、及び、前記第2球体部と前記第2接触部との間の静トルクをF2とし、前記画像表示装置に作用する所定の外力によって前記第1球体部及び前記第2球体部に働くトルクをそれぞれT1及びT2とした場合、
F1<T1の場合はF2<T2を満たし、
F1≧T1の場合はF2≧T2を満たす、
ように構成されることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 前記接続具と前記第1ボールジョイントとの接続部分と、前記接続具と前記第2ボールジョイントとの接続部分との間の長さをL1、前記画像表示装置の中心と前記第2球体部の中心までの長さをL2、とした場合、
L1:L2=F1:F2、且つ、F1>F2
の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。 - 前記第2球体部の直径は、前記第1球体部の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
- 前記第1ボールジョイントは、前記第1接触部に前記第1球体部を接触させるための2つの部材であって、第1受け部と、前記第1受け部に螺合する部材であって内径が第1直径のねじ穴を有する第1蓋部とを備え、
前記第2ボールジョイントは、前記第2接触部に前記第2球体部を接触させるための2つの部材であって、第2受け部と、前記第2受け部に螺合する部材であって内径が前記第1直径よりも小さい第2直径のねじ穴を有する第2蓋部とを備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ。 - 前記第1ボールジョイントは、
前記第1球体部と、前記第1球体部が一端部に設けられた第1棒部とを有する第1ボールスタッドとを有し、
前記第2ボールジョイントは、
前記第2球体部と、前記第2球体部が一端部に設けられた第2棒部とを有する第2ボールスタッドとを有し、
前記第1受け部は、前記装着具に設けられ、
前記第2受け部は、前記画像表示装置に設けられ、
前記第1ボールスタッド及び前記第2ボールスタッドは、前記接続具に設けられることを特徴とする請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイ。
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