JP6205996B2 - 温度検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ノイズの影響を受け難くした温度検出回路に関する。
感温素子例えばダイオードの温度特性を用いて所定の温度を検出する回路は、パワー半導体等の温度上昇による破壊を防ぐために利用されている。特許文献1には、ダイオードの順方向電圧VFの温度特性を利用した温度検出回路が記載されている。この温度検出回路では、ノイズ除去用のコンデンサをダイオードの両端に接続することにより、ノイズがダイオードに混入して誤検出が発生することを防止している。
温度検知用のダイオードは、温度特性を大きくし検出性を向上させるために、多段に接続することが、即ち、複数のダイオードを直列接続することが一般的である。また、上記ダイオードは、パワー半導体等の温度検出したい素子の近傍に配置する必要があるから、半導体内の寄生成分を通って各ダイオードに別々にノイズが伝播することがある。このため、多段の各ダイオードにノイズ除去用のコンデンサをそれぞれ接続しなければならないため、半導体(チップ)の面積の増大を招き、コストが高くなるという問題がある。また、コンデンサは周波数特性を持つため、外来ノイズのような広帯域ノイズを全て除くことはできないという問題もある。
また、特許文献2には、サイズ等が異なる過熱検出素子を2個用いて、同相ノイズの影響をキャンセルすることにより、ノイズ耐性を向上させた構成が記載されている。しかし、この構成の場合、キャンセル効果を示す理論式が小振幅ノイズを前提としているため、バイアスを越えるような大振幅ノイズに対しては誤動作してしまうという不具合がある。
特開2011−7545号公報 特開平11−211574号公報
そこで、本発明の目的は、コンデンサを用いずにノイズ耐性を高くすることができ、また、大振幅ノイズに対しても誤動作しない温度検出回路を提供することにある。
請求項1の発明は、負の温度特性を持つ感温素子と、前記感温素子に二つ以上のバイアス電流を供給する可変バイアス回路と、前記感温素子により検出された検出温度信号と温度判定値とを比較し、検出温度が設定温度を越えたと判定されたときに第1の判定信号を出力する比較回路と、前記感温素子に第1のバイアス電流が供給された状態で、前記比較回路から第1の判定信号が出力された判定したときに、前記感温素子に前記第1のバイアス電流よりも大きい第2のバイアス電流を供給するように切り替える切り替え信号を前記可変バイアス回路に出力する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記感温素子に第2のバイアス電流が供給された状態で、前記比較回路から第1の判定信号が出力されていると判定したときに、第2の判定信号を出力することを特徴とする。
本発明の第1実施形態を示す温度検出回路の電気的構成図 シミュレーション用の温度検出回路の回路図 シミュレーション結果を示す図 ノイズ重畳時の動作を説明するタイムチャート 温度正常検出時の動作を説明するタイムチャート 本発明の第2実施形態を示す図1相当図 図1相当図 ノイズ重畳時及び温度正常検出時の動作を説明するタイムチャート 本発明の第3実施形態を示す図7相当図 図8相当図 本発明の第4実施形態を示す図1相当図 本発明の第5実施形態を示す図1相当図 本発明の第6実施形態を示す図12相当図 本発明の第7実施形態を示す図1相当図 制御回路の論理回路図 図8相当図 本発明の第8実施形態を示す図11相当図 本発明の第9実施形態を示す図17相当図 本発明の第10実施形態を示す図17相当図 本発明の第11実施形態を示す図19相当図
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図6を参照して説明する。まず、図1は、本実施形態の温度検出回路の電気的構成を概略的に示す図である。尚、図1に示す構成は、請求項1に相当する構成である。上記図1に示すように、温度検出回路1は、感温素子2と、可変バイアス回路3と、比較回路4と、バイアス制御回路(制御回路)5とを備えて構成されている。感温素子2は、例えば温度検知用のダイオードで構成されており、一端2aが可変バイアス回路3の出力端子3aに接続され、他端2bがグランドに接続されている。
可変バイアス回路3は、例えば電流源回路で構成されており、感温素子2に二つ以上のバイアス電流、例えば小電流値のバイアス電流と大電流値のバイアス電流を供給する機能を有している。可変バイアス回路3の入力端子3bは、定電圧電源の電源端子6に接続されている。
比較回路4は、例えば比較器で構成されており、感温素子2により検出された検出温度信号と設定された温度判定値とを比較し、検出温度が設定温度を越えたと判定されたときに第1の判定信号を出力する機能を有する。比較回路4の一方の入力端子4aは感温素子2の一端2aに接続され、比較回路4の他方の入力端子4aは温度判定用の基準電圧(温度判定値)Vaを発生する電池7の正端子に接続されている。比較回路4の出力端子4cは、バイアス制御回路5の入力端子5aに接続されている。比較回路4は、感温素子2により検出された温度検出信号Saと温度判定用の基準電圧Vaを比較し、温度検出信号Saの電圧レベルが温度判定用の基準電圧Vaよりも小さいときに、例えばハイレベルの第1の判定信号Haを出力する。
バイアス制御回路5は、感温素子2に小電流値のバイアス電流(第1のバイアス電流)が供給された状態で、比較回路4から第1の判定信号Haが出力されたと判定したときに、感温素子2に大電流値のバイアス電流(第2のバイアス電流)を供給するように切り替える切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に出力する機能を有する。そして、バイアス制御回路5は、感温素子2に大電流値のバイアス電流が供給された状態で、比較回路4から第1の判定信号Haが出力されていると判定したときに、例えばハイレベルの第2の判定信号Hbを出力端子8に出力するように構成されている。
次に、上記した構成の温度検出回路1によってノイズ耐性が向上する作用効果について、本発明者はシミュレーションを実行して確認しており、このシミュレーションについて、図2、図3、図4を参照して説明する。
本シミュレーションで用いた回路構成を、図2に示す。この図2に示すように、感温素子2として例えば4個のダイオード9を直列接続したものを用い、電流源10からダイオード9にバイアス電流を供給するように構成している。電流源10は、小電流値のバイアス電流、または、大電流値のバイアス電流を供給可能である。また、ノイズとして例えば振幅が小または大のサイン波形のノイズ電流を4個のダイオード9にそれぞれ重畳可能な電流源11を備えている。そして、最上段のダイオード9と電流源10との接続点に出力端子12を接続し、この出力端子12の端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出(測定)する。
まず、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、ノイズ無しとしたときに、小電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(a)中の最も左の棒グラフA1で示す。そして、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、ノイズ無しとしたときに、大電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(a)中の左から2個目の棒グラフA2で示す。
また、ダイオード9の周囲温度を150℃(高温)とし、ノイズ無しとしたときに、小電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(a)中の左から3個目の棒グラフA3で示す。そして、ダイオード9の周囲温度を150℃(高温)とし、ノイズ無しとしたときに、大電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(a)中の最も右の棒グラフA4で示す。
次に、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、振幅が小のサイン波形のノイズ電流をダイオード9に重畳し、小電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(b)中の最も左の棒グラフB1で示す。そして、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、振幅が小のサイン波形のノイズ電流をダイオード9に重畳し、大電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(b)中の左から2個目の棒グラフB2で示す。
また、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、振幅が大のサイン波形のノイズ電流をダイオード9に重畳し、小電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(b)中の左から3個目の棒グラフB3で示す。そして、ダイオード9の周囲温度を27℃(室温)とし、振幅が大のサイン波形のノイズ電流をダイオード9に重畳し、大電流値のバイアス電流をダイオード9に供給した状態で、端子電圧Vbの平均値をシミュレーションで算出した結果を、図3(b)中の最も右の棒グラフB4で示す。
図3(a)の4つの棒グラフA1〜A4から、温度特性のバイアス電流依存性は小さく、バイアス電流を大きくしても、所望の温度(高温)を検出できることがわかる。そして、図3(b)の4つの棒グラフB1〜B4から、ノイズ特性のバイアス電流依存性は大きく、ノイズ振幅が大きいノイズ電流が重畳した場合に、バイアス電流を大きくすれば、温度を誤検出することを防止でき、ノイズ耐性が大きく向上することがわかる。従って、バイアス電流を大きくすることにより、温度が実際に高くなったことによる温度の正検出であるか、それとも、ノイズの重畳による温度の誤検出であるかを、確実に判断することができる。そして、本実施形態の場合、コンデンサを用いずにノイズ耐性を高くすることができ、また、大振幅ノイズに対しても誤動作することを防止できる。更に、本実施形態によれば、温度検出時のみバイアス電流を大きくし、通常時はバイアス電流を小さくしているので、消費電力の増加を極力抑制することができる。
また、温度検出回路においては、閾値電圧付近で比較器の出力がチャタリングすることを避けるため、ヒステリシス特性を付加することがよく実施されている。これに対して、本実施形態では、バイアス電流を変えることによってヒステリシス特性を付加することができる。図3(a)の4つの棒グラフA1〜A4から、バイアス電流の大きさを変えると、端子電圧Vbが少し変化することがわかる。これにより、大電流値のバイアス電流を供給しているときに温度を検出し、その後、小電流値のバイアス電流を供給するように切り替えると、検出解除温度が少し低くなることから、ヒステリシス特性が得られることがわかる。
次に、本実施形態の具体的動作について、図4および図5を参照して説明する。図4は、上記温度検出回路1の感温素子2にノイズが重畳した場合の動作を説明する図(タイムチャート)である。図5は、上記温度検出回路1が温度(高温)を正常検出した場合の動作を説明する図(タイムチャート)である。
まず、ノイズが重畳する場合、図4に示すように、時刻T1でノイズの重畳によって比較回路4の出力端子4cの端子電圧、即ち、第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けて、バイアス制御回路5は、時刻T2でハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給するようにする。尚、この大電流値のバイアス電流を供給する区間は、予め決めた設定時間t1とする。上記大電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように感温素子2により検出された温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、時刻T3で第1の判定信号Haがロウレベルになる。
この後、上記設定時間t1が経過すると、時刻T4で切り替え信号Sbがロウになり、可変バイアス回路3から小電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されるようになる。上記小電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように感温素子2により検出された温度検出信号Saの電圧レベルが低下することから、時刻T5で第1の判定信号Haがハイになる。このハイの第1の判定信号Haを受けて、バイアス制御回路5は、時刻T6でハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給するようにする(供給時間は設定時間t1)。上記大電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように感温素子2により検出された温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、時刻T7で第1の判定信号Haがロウになる。以下、ノイズが重畳している限り、上述した処理が繰り返され、バイアス制御回路5から出力される第2の判定信号Hbはロウレベルに保持されることから、ノイズ重畳によって温度を誤検出することがない。
次に、温度を正常検出する場合には、図5に示すように、時刻T11で温度上昇により比較回路4からの第1の判定信号Haがハイレベルになるとすると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けて、バイアス制御回路5は時刻T12でハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給するようにする(供給時間は設定時間t1)。ここで、上記大電流値のバイアス電流が供給されても、温度の正常検出の場合、前述したように感温素子2により検出された温度検出信号Saの電圧レベルが低下したままであることから、第1の判定信号Haがハイのままとなる。従って、上記設定時間t1が経過し、更に、例えば第2の設定時間t2が経過した後の時刻T13においても、第1の判定信号Haがハイのままであることから、バイアス制御回路5は、上記時刻T13でハイレベルの第2の判定信号Hbを出力する。これにより、温度を正常検出することができる。
図6ないし図8は、本発明の第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第2実施形態では、図6に示すように、バイアス制御回路5は、ノイズであるか否かを判定するノイズ判定回路13を含んで構成されている。ノイズ判定回路13は、前記第1の判定信号Haを元に所定の方法でノイズでないと判定したときに、第2の判定信号Hbを出力するように構成されている。特に、第2実施形態の場合、図7に示すように、ノイズ判定回路13は、所定時間の間、前記第1の判定信号Haが出力され続けていると判定したときに、第2の判定信号Hbを出力する構成となっている。
このノイズ判定回路13(バイアス制御回路5)の動作について、図8を参照して説明する。
図8に示すように、まず、ノイズが重畳する場合、時刻T21でノイズの重畳により第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けて、バイアス制御回路5のノイズ判定回路13は、時刻T22でハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する。尚、この大電流値のバイアス電流を供給する区間は、予め決めた設定時間t21とする。上記大電流値のバイアス電流が供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、時刻T23で第1の判定信号Haがロウレベルになる。この後、上記設定時間t21が経過するまでの間に、ノイズ重畳がなくなれば、上記設定時間t21が経過した後のT24では、切り替え信号Sbがロウレベルになっても、第1の判定信号Haがロウレベルのままとなる。従って、バイアス制御回路5から出力される第2の判定信号Hbはロウレベルのままとなり、ノイズによって温度を誤検出することがない。この構成の場合、設定時間t21または時刻T21から時刻T24までの間の時間が、ノイズ判定回路13の所定時間に相当する。
次に、温度を正常検出する場合には、図8に示すように、時刻T25で温度上昇により第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けて、バイアス制御回路5のノイズ判定回路13は、時刻T26でハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する(供給時間は設定時間t21)。上記大電流値のバイアス電流が供給されても、温度の正常検出の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが低下したままであることから、第1の判定信号Haがハイレベルのままとなる。従って、上記設定時間t21が経過した時刻T27においても、第1の判定信号Haがハイレベルのままであることから、バイアス制御回路5のノイズ判定回路13は、上記時刻T27でハイレベルの第2の判定信号Hbを出力する。これにより、温度を正常検出することができる。
図9及び図10は、本発明の第3実施形態を示すものである。尚、第2実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第3実施形態では、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、クロック毎に、比較回路4から第1の判定信号Haが出力されているか否かを判定し、2回以上続けて前記第1の判定信号Haが出力されていると判定したときに、第2の判定信号Hbを出力するように構成されている。
具体的には、図10に示すように、まず、ノイズが重畳する場合、時刻T31でノイズの重畳により第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、クロック(図10中の上向きの矢印参照)が入力した時刻T32で、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、ハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する。尚、この大電流値のバイアス電流を供給する時間は、1クロックの間(次のクロックまでの時間、設定時間t31)とする。上記大電流値のバイアス電流が供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、第1の判定信号Haがロウレベルになる。
この後、次のクロックが入ると(上記設定時間t31が経過すると)、時刻T33で切り替え信号Sbがロウレベルになり、可変バイアス回路3から小電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されるようになる。この状態で、時刻T34においてノイズが重畳されると、前述したように感温素子2により検出された温度検出信号Saの電圧レベルが低下することから、時刻T34で第1の判定信号Haがハイレベルになる。このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、次のクロックが入力した時刻T35で、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、ハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する(供給時間は1クロック分)。上記大電流値のバイアス電流が供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、第1の判定信号Haがロウレベルになる。
この後、次のクロックが入ると(上記設定時間t31が経過すると)、時刻T36で切り替え信号Sbがロウレベルになり、可変バイアス回路3から小電流値のバイアス電流が感温素子2に供給されるようになる。この後、ノイズ重畳がなくなれば、第1の判定信号Haがロウレベルのままとなる。従って、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、2回続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されてはいないと判定するため、ロウレベルの第2の判定信号Hbを出力し続けるから、ノイズによって温度を誤検出することがない。
次に、温度を正常検出する場合には、図10に示すように、時刻T41で温度上昇により第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、クロックが入力した時刻T42で、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、ハイレベルの切り替え信号Sbを可変バイアス回路3に与え、可変バイアス回路3から大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する(供給時間は、1クロックの間(設定時間t31)。上記大電流のバイアス電流が供給されても、温度の正常検出の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが低下したままであることから、第1の判定信号Haがハイのままとなる。従って、上記1クロック分の時間(設定時間t31)が経過した時刻T43においても、第1の判定信号Haがハイのままであることから、バイアス制御回路5のノイズ判定回路14は、2回続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されていると判定するため、上記時刻T43でハイレベルの第2の判定信号Hbを出力する。これにより、温度を正常検出することができる。
尚、上記第3実施形態では、バイアス制御回路5は、2回続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されたときに、温度正常検出と判断するように構成したが、これに限られるものではなく、3回以上の適当な回数続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されたときに、温度正常検出と判断するように構成しても良い。
図11は、本発明の第4実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第4実施形態では、感温素子2は、複数のダイオード15を直列接続して構成されている。上述した以外の第4実施形態の構成は、第1実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第4実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図12は、本発明の第5実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第5実施形態では、可変バイアス回路3を電流源回路で構成した。具体的には、図12に示すように、可変バイアス回路3は、第1の電流源16と、第2の電流源17と、スイッチ18とを備えている。第1の電流源16は、電源端子6と、感温素子2の端子2aとの間に接続されている。第2の電流源17及びスイッチ18からなる直列回路は、第1の電流源16に並列接続されている。スイッチ18は、バイアス制御回路5によりオンオフ制御される。
上記構成の場合、スイッチ18をオフすることにより小電流値のバイアス電流を感温素子2に供給し、スイッチ18をオンすることにより、大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給することができる構成となっている。尚、上述した以外の第5実施形態の構成は、第1実施形態と同じ構成となっている。従って、第5実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図13は、本発明の第6実施形態を示すものである。尚、第5実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第6実施形態では、可変バイアス回路3を抵抗回路で構成した。具体的には、図13に示すように、可変バイアス回路3は、第1の抵抗19と、第2の抵抗20と、スイッチ18とを備えている。第1の抵抗19は、電源端子6と、感温素子2の一方の端子2aとの間に接続されている。第2の抵抗20及びスイッチ18からなる直列回路は、第1の抵抗19に並列接続されている。スイッチ18は、バイアス制御回路5によりオンオフ制御される。
上記構成の場合、スイッチ18をオフすることにより小電流値のバイアス電流を感温素子2に供給し、スイッチ18をオンすることにより大電流値のバイアス電流を感温素子2に供給する構成となっている。尚、上述した以外の第6実施形態の構成は、第5実施形態と同じ構成となっている。従って、第6実施形態においても、第5実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図14ないし図16は、本発明の第7実施形態を示すものである。尚、第5実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第7実施形態では、スイッチ18をPMOSトランジスタで構成し、バイアス制御回路5を図15に示す論理回路で構成した。
バイアス制御回路5は、図15に示すように、4個のフリップフロップ21と、アンド22と、ナンド23と、3個のノット24とを図示するように接続して構成されており、3個の入力端子25a、25b、25cと、2個の出力端子26a、26bとを有する。第1の入力端子25aには電源が入力され、第2の入力端子25bには比較回路4から出力される第1の判定信号Haが入力され、第3の入力端子25cにはクロックCLKが入力される。第1の出力端子26aからは第2の判定信号Hbが出力され、第2の出力端子26bからはスイッチ18をオンオフ制御するための切り替え信号Sbが出力される。
次に、上記構成のバイアス制御回路5の動作について、図16を参照して説明する。まず、ノイズが重畳する場合の動作について説明する。尚、ノイズの重畳は、時刻T51から時刻T60までの期間続くとする。クロックCLKが第3の入力端子25cに入力されている。この状態で、比較回路4からの第1の判定信号Haが時刻T51でノイズの重畳によりハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、クロックCLKが立ち上がる時刻T52で、バイアス制御回路5からの切り替え信号Sbがハイレベルからロウレベルへ切り替わる。そして、このロウレベルの切り替え信号SbがPMOSトランジスタ18に与えられることにより、PMOSトランジスタ18がオンして感温素子2に大電流値のバイアス電流が供給されるようになる。尚、この大電流値のバイアス電流を供給する区間(即ち、切り替え信号Sbをロウレベルに保持する期間)は、1クロックの間(設定時間t41)とする。上記大電流値のバイアス電流が供給されると、ノイズ重畳の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが上昇することから、時刻T53で第1の判定信号Haがロウレベルになる。このロウレベルの第1の判定信号Haを受けた後、次のクロックCLKが立ち上がる時刻T54で、バイアス制御回路5からの切り替え信号Sbがロウレベルからハイレベルへ切り替わる。
このハイレベルの切り替え信号SbがPMOSトランジスタ18に与えられることにより、PMOSトランジスタ18がオフして感温素子2に小電流値のバイアス電流が供給されるようになる。このとき、ノイズ重畳が続いていることから、上記時刻T54から少し遅れて時刻T55で第1の判定信号Haがハイレベルになる。そして、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、次のクロックCLKが立ち上がる時刻T56で、切り替え信号Sbがロウレベルになると、このロウレベルの切り替え信号SbがPMOSトランジスタ18に与えられることにより、PMOSトランジスタ18がオンして感温素子2に大電流値のバイアス電流が供給されるようになる。このとき、ノイズ重畳が続いていることから、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが上昇し、上記時刻T56から少し遅れた時刻T57で第1の判定信号Haがロウレベルになる。
この後、次のクロックCLKが立ち上がる時刻T58で、バイアス制御回路5の切り替え信号Sbがロウレベルからハイレベルへ切り替わる。このハイレベルの切り替え信号SbがPMOSトランジスタ18に与えられることにより、PMOSトランジスタ18がオフして感温素子2に小電流のバイアス電流が供給されるようになる。このとき、ノイズ重畳が続いていることから、上記時刻T58から少し遅れて時刻T59で第1の判定信号Haがハイレベルになる。この後、次のクロックCLKが立ち上がる時刻T61の前の時点である時刻T60でノイズが重畳されなくなるので、上記時刻T60で第1の判定信号Haがロウレベルへ切り替わる。従って、次のクロックCLKが立ち上がる時刻T61では、第1の判定信号Haがロウレベルのままとなり、切り替え信号Sbがハイレベルのままとなる。従って、ノイズが重畳される期間(時刻T51から時刻T60までの間)、バイアス制御回路5から出力される第2の判定信号Hbはロウレベルのままとなり、ノイズ重畳によって温度を誤検出することを防止できる。
次に、温度を正常検出する場合の動作について説明する。この場合、図16に示すように、温度が上昇している期間は、時刻T71から時刻T74までの間とする。さて、時刻T71で温度上昇により比較回路4からの第1の判定信号Haがハイレベルになると、このハイレベルの第1の判定信号Haを受けた後、クロックCLKが立ち上がる時刻T72で、バイアス制御回路5からの切り替え信号Sbがハイレベルからロウレベルへ切り替わる。そして、このロウレベルの切り替え信号SbがPMOSトランジスタ18に与えられることにより、PMOSトランジスタ18がオンして感温素子2に大電流値のバイアス電流が供給されるようになる。尚、この大電流のバイアス電流を供給する区間は、1クロックの間(設定時間t41)である。上記大電流のバイアス電流が供給されても、温度の正常検出の場合、前述したように温度検出信号Saの電圧レベルが低下したままであることから、第1の判定信号Haがハイレベルのままとなる。従って、上記1クロックの間の時間(設定時間t41)が経過した時刻T73においても、第1の判定信号Haがハイレベルのままであることから、バイアス制御回路5は、2回続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されていると判定するため、上記時刻T73でハイレベルの第2の判定信号Hbを出力する。これにより、温度を正常検出することができる。
尚、時刻T74で温度が低下すると、温度検出信号Saの電圧レベルが上昇し、第1の判定信号Haがロウレベルになることから、バイアス制御回路5は第2の判定信号Hbをハイレベルからロウレベルに切り替える。これにより、温度非検出の状態となる。
上述した以外の第7実施形態の構成は、第5実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第7実施形態においても、第5実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
尚、上記第7実施形態では、スイッチ18をPMOSトランジスタで構成したが、スイッチ18をNMOSトランジスタで構成しても良く、その場合には、切り替え信号Sbのハイレベル/ロウレベルの関係を反転させれば良い。また、上記第7実施形態では、バイアス制御回路5は、2回続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されたときに、温度正常検出と判断するように構成したが、これに限られるものではなく、3回以上の適当な回数続けてハイレベルの第1の判定信号Haが出力されたときに、温度正常検出と判断するように構成しても良い。
図17は、本発明の第8実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第8実施形態では、感温素子2は、複数のNPNトランジスタ27を直列接続して構成されている。上述した以外の第8実施形態の構成は、第1実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第8実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図18は、本発明の第9実施形態を示すものである。尚、第8実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第9実施形態では、NPNトランジスタ27の代わりにPNPトランジスタ28を用いた。上述した以外の第9実施形態の構成は、第8実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第9実施形態においても、第8実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図19は、本発明の第10実施形態を示すものである。尚、第8実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第10実施形態では、NPNトランジスタ27の代わりにNMOSトランジスタ29を用いた。上述した以外の第10実施形態の構成は、第8実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第10実施形態においても、第8実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図20は、本発明の第11実施形態を示すものである。尚、第10実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第11実施形態では、NMOSトランジスタ29の代わりにPMOSトランジスタ30を用いた。上述した以外の第11実施形態の構成は、第10実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第11実施形態においても、第10実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図面中、1は温度検出回路、2は感温素子、3は可変バイアス回路、4は比較回路、5はバイアス制御回路、7は電池、9はダイオード、13はノイズ判定回路、14はノイズ判定回路、15はダイオード、16は第1の電流源、17は第2の電流源、18はスイッチ、19は第1の抵抗、20は第2の抵抗、27はNPNトランジスタ、28はPNPトランジスタ、29はNMOSトランジスタ、30はPMOSトランジスタである。

Claims (10)

  1. 負の温度特性を持つ感温素子(2)と、
    前記感温素子(2)に二つ以上のバイアス電流を供給する可変バイアス回路(3)と、
    前記感温素子(2)により検出された検出温度信号と温度判定値とを比較し、検出温度が設定温度を越えたと判定されたときに第1の判定信号を出力する比較回路(4)と、
    前記感温素子(2)に第1のバイアス電流が供給された状態で、前記比較回路(4)から第1の判定信号が出力された判定したときに、前記感温素子(2)に前記第1のバイアス電流よりも大きい第2のバイアス電流を供給するように切り替える切り替え信号を前記可変バイアス回路(3)に出力する制御回路(5)とを備え、
    前記制御回路(5)は、前記感温素子(2)に第2のバイアス電流が供給された状態で、前記比較回路(4)から第1の判定信号が出力されていると判定したときに、第2の判定信号を出力することを特徴とする温度検出回路。
  2. 前記制御回路(5)は、ノイズ判定回路(13)を含み、前記第1の判定信号を元に所定の方法で第2の判定信号を出力することを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  3. 前記ノイズ判定回路(13)は、所定時間の間、前記比較回路(4)から前記第1の判定信号が出力され続けていると判定したときに、第2の判定信号を出力することを特徴とする請求項2記載の温度検出回路。
  4. 前記ノイズ判定回路(13)は、クロック毎に前記比較回路(4)から前記第1の判定信号が出力されているか否かを判定し、2回以上続けて前記第1の判定信号が出力されていると判定したときに、第2の判定信号を出力することを特徴とする請求項2記載の温度検出回路。
  5. 前記可変バイアス回路(3)は、スイッチの切り替えによって供給するバイアス電流を変更することを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  6. 前記可変バイアス回路(3)は、電流源回路で構成されていることを特徴とする請求項5記載の温度検出回路。
  7. 前記可変バイアス回路(3)は、抵抗回路で構成されていることを特徴とする請求項5記載の温度検出回路。
  8. 前記制御回路(5)は、バイアス制御回路(5)を含み、前記第1の判定信号を元に所定の方法で切り替え信号を出力することを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  9. 前記バイアス制御回路(5)は、前記切り替え信号を所定時間出力することを特徴とする請求項8記載の温度検出回路。
  10. 前記バイアス制御回路(5)は、前記切り替え信号をクロック1周期以上の間出力することを特徴とする請求項8記載の温度検出回路。
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