JP6205945B2 - 伝送装置、伝送装置の制御方法、および伝送装置の制御プログラム - Google Patents

伝送装置、伝送装置の制御方法、および伝送装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本件は、伝送装置、伝送装置の制御方法、および伝送装置の制御プログラムに関する。
光モジュールを実装可能な複数のポートを備え、光モジュールが実装された状態で通信サービスを提供する伝送装置が知られている。例えば、特許文献1は、半導体レーザの温度の目標値とのずれを測定し、当該ずれの累積値に基づいて、半導体レーザの劣化を予測する技術を開示している。
特開2003−8136号公報
しかしながら、光モジュールを交換しても、既に別ポートで当該光モジュールが使用されていれば、当該光モジュールは、当該別ポートでの劣化が使用時間分だけ進んでいることになる。すなわち、使用に応じた劣化スピードの変化が考慮されないことになる。
1つの側面では、本件は、光モジュールの故障劣化具合を高い精度で予想することができる、伝送装置、伝送装置の制御方法、および伝送装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、伝送装置は、メモリを備える光モジュールが実装されるポートと、前記光モジュールの実装時に、前記光モジュールの稼働時間および劣化ポイント累積値を所定時間間隔で前記メモリに記録する記録部と、前記光モジュールがいずれかのポートに再実装された後、前記メモリに記録された前記稼働時間および前記劣化ポイント累積値の増加度合に基づいて、前記光モジュールの劣化度を予想する予想部と、を備える。
光モジュールの故障劣化具合を高い精度で予想することができる。
(a)は実施例1に係る伝送装置の模式図であり、(b)〜(d)はLIU部の1例である。 伝送装置の全体構成を表すブロック図である。 劣化加算ポイントの例について説明する図である。 運用情報収集テーブルの例を表す図である。 運用情報収集テーブルの例を表す図である。 運用情報収集テーブルの例を表す図である。 累積稼働時間と劣化ポイント累積値との関係を表す図である。 累積稼働時間と劣化ポイント累積値との関係を表す図である。 累積稼働時間と劣化ポイント累積値との関係を表す図である。 運用情報収集テーブルの更新の際に実行されるフローチャートの一例を表す図である。 光プラガブルモジュールの劣化監視が開始されてからの運用情報の収集及び運用情報収集テーブルの更新の詳細を表すフローチャートの一例である。 光プラガブルモジュールの劣化監視が開始されてからの運用情報の収集及び運用情報収集テーブルの更新の詳細を表すフローチャートの一例である。 プログラムによって各部を実現するためのハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1(a)は、実施例1に係る伝送装置100の模式図である。図1(a)を参照して、伝送装置100は、LIU部10、SWU部20、MCU部30、FAN部40などを備える。LIU部10は、Line Interface Unitであり、伝送装置100のスロットに実装され、光プラガブルモジュールが実装されるポートを備え、実装される光プラガブルモジュールに応じたサービスを提供する。LIU部10は、提供するサービスのサポート機能に応じて、複数設けられていてもよい。SWU部20は、SWitch control Unitであり、各LIU部10からの信号または各LIU部10への信号を切り替えて出力する。MCU部30は、Main Conrtol Unitであり、光プラガブルモジュールの動作監視などを行う。FAN部40は、冷却用ファンを備え、LIU部10、SWU部20、MCU部30などの冷却を行う。
LIU部10として、種々のユニットを用いることができる。図1(b)は、LIU部10の1例であるSONET/SDH service: 8 port SFPを表している。図1(c)は、LIU部10の1例であるEthernet (登録商標) Packet service: 20 port SFPを表している。図1(d)は、LIU部10の1例である10G transponder service: 2 port XFPまたは10G Ether service: 2 port XFPを表している。SFPおよびXFPは、光プラガブルモジュールの一例である。SFPおよびXFPは、MSA(Multi−Source Agreement)規格に従った構成を有している。
図2は、伝送装置100の全体構成を表すブロック図である。図2を参照して、LIU部10は、光プラガブルモジュール50が実装される複数のポート11、信号処理回路12などを備えている。図2の例では、複数の光プラガブルモジュール50がポート11に実装されている。SWU部20は、スイッチ部21などを備えている。MCU部30は、動作監視部31、DDMデータ収集/書き込み部32、運用情報収集部33、装置制御部34、記憶部35などを備えている。光プラガブルモジュール50は、ポート11に着脱可能であり、メモリおよび光素子を備える光モジュールであり、一例として、レシーバ51、トランスミッタ52、温度センサ53、DDM部54などを備えている。
レシーバ51は、伝送路から入力される光信号を受光素子で電気信号に光電変換し、得られた電気信号を信号処理回路12に送信する。信号処理回路12は、受信した信号に所定の処理を施して、スイッチ部21に送信する。一方、信号処理回路12は、スイッチ部21からの信号に所定の信号処理を施して、トランスミッタ52に送信する。トランスミッタ52は、半導体レーザなどの発光素子を備え、受信した電気信号を光信号に変換して伝送路を介して外部に送信する。温度センサ53は、光プラガブルモジュール50の環境温度を検出する。
DDM部54は、DDM(Digital Diagnostic Monitoring)機能を利用して自己診断し、光プラガブルモジュール50のモニタ情報を記憶する。光プラガブルモジュール50のモニタ情報には、温度センサ53の検出温度、トランスミッタ52の光出力パワー、トランスミッタ52のバイアス電流値などが含まれる。また、DDM部54は、ユーザリライタブル領域を有しており、当該領域に光プラガブルモジュール50の稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値を記憶している。なお、DDM部54は、光プラガブルモジュール50の個体情報を記憶していてもよい。稼働時間、劣化ポイント累積値および個体情報の詳細については、後述する。
ここで、光プラガブルモジュール50の劣化の態様について説明する。光プラガブルモジュール50は、自己診断機能を持っている。そのため、トランスミッタ52の発光素子周辺回路等が故障すると、自動的にシャットダウンする。この場合、正常な光通信が不能になり、一時的にでも信号断・サービス不能な状態になることが逃れられない。また、シャットダウンがいつ生じるかはわからない。したがって、故障前に、故障の時期や交換の時期を予想できることが好ましい。
光プラガブルモジュール50の発光素子に故障が発生するまでの劣化モードには、動作電流が急速に増加する兆候や、光出力が急速に低下するなどの兆候で見られる急速な劣化モードがある。また、急速な劣化兆候が見られなくても、それぞれの動作電流の緩やかな増加及び光出力の緩やかな低下の兆候で見られるような、発光素子の自然な経年劣化である遅い劣化モードもある。また、ある程度の期間は正常に動作しているにも関わらず、突然劣化が発生する「頓死」モードもある。
これら、劣化モードの要因としては、伝送装置100の運用形態、環境条件、運用時間などの、伝送装置100の使用状態、伝送装置100側から受ける環境温度などの影響を無視することはできない。言い換えれば、搭載される装置や運用条件など、環境や使用形態などの影響によって、個々の光プラガブルモジュール50の寿命はまちまちとなるため、光プラガブルモジュール50の交換時期の判断や正確な故障を予想する事は難しい。
発光素子の故障予測を自動的に行う手段として、故障予測の為に、電流の差分値を収集し、前回測定値よりの変化点で、急速な劣化兆候を検出して故障予測する方法が考えられる。しかしながら、故障の兆候が現れない限り、故障の時期を予想することは困難であり、また、経年劣化などにおける緩やかな劣化の傾向の検出が困難であるという課題がある。
また、光プラガブルモジュール50は容易に交換できる利便性を有していることから、伝送装置100では、使用中の光プラガブルモジュール50の交換や過去に使用実績のある光プラガブルモジュール50が再利用されるケースがある。この場合、再実装された光プラガブルモジュール50の、それまでの運用環境や使用形態などの影響による経年劣化の具合がわからない。したがって、再稼動時の状態からの変化で故障時期を予想する方法では、経年劣化を加味した故障時期を判断することは困難である。これに対して、本実施例に係る伝送装置100は、光プラガブルモジュール50の故障劣化具合を高い精度で予想することができる構成を有している。
動作監視部31は、光プラガブルモジュール50から外部に送出される状態信号を監視して、光プラガブルモジュール50の状態(アラーム、故障等)を監視する。また、動作監視部31は、光プラガブルモジュール50の実装位置情報を取得し、運用情報収集部33に送信する。DDMデータ収集/書き込み部32は、各光プラガブルモジュール50から、個体情報、稼働時間(累積値)、モニタ情報等を収集し、運用情報収集部33に送信する。本実施例においては、モニタ情報は、一例として、温度センサ53の検出温度、トランスミッタ52の光出力パワー、およびトランスミッタ52のバイアス電流値である。装置制御部34は、運用情報収集部33が収集した情報を記憶部35に記憶させる。また、装置制御部34は、稼働時間およびモニタ情報から劣化ポイントを算出し、記憶部35に算出された劣化ポイントおよびその累積値を記憶させる。劣化ポイントとは、光プラガブルモジュール50の劣化度を数値で表したものである。
なお、MCU部30は、装置制御コンソールと接続され、コンソールからの操作にしたがって、収集した運用情報を引き出し、外部サーバ装置への情報の転送をおこなう機能を有していてもよい。
ここで、劣化ポイントの累積について説明する。装置制御部34は、光プラガブルモジュール50の稼働時間が所定時間を超えた場合に劣化ポイントを付与してもよい。例えば、稼働時間として24時間が経過した場合に、劣化ポイントが「1」として算出される。この場合、稼働時間が24時間経過するごとに、劣化ポイント累積値に「1」が加算される。
また、装置制御部34は、温度センサ53の検出温度の所定時間の平均値が基準範囲から外れた場合に劣化ポイントを付与してもよい。例えば、温度センサ53の検出温度の24時間の平均値が基準範囲から外れた場合に、劣化ポイントが「1」として算出される。この場合、24時間ごとの平均値が基準範囲から外れ続ける度に、劣化ポイント累積値に「1」が加算される。トランスミッタ52の光出力パワーおよびトランスミッタ52のバイアス電流値についても、同様に劣化ポイントが加算される。
装置制御部34は、故障のリスクが高まるほど劣化ポイントが高くなるように重み付けを行ってもよい。装置制御部34は、この重み付けされた値(以下、劣化加算ポイント)を劣化ポイントとして用いてもよい。以下の例では、劣化ポイントとして劣化加算ポイントを用いる例について説明する。ここで、図3を参照しつつ、劣化加算ポイントの例について説明する。一例として、稼働時間に基づく劣化加算ポイント、温度条件に基づく劣化加算ポイント、光出力パワーの変動に基づく劣化加算ポイント、およびバイアス変化に基づく劣化加算ポイントについて説明する。
(稼働時間に基づく劣化加算ポイント)
光プラガブルモジュール50がポート11に実装されて稼動している時間の経過で経年劣化していく様を仮想的に数値化し、連続稼動時間の増加を劣化加算ポイントとする。単純な稼働時間の積算ではなく、初期稼動時(BL)から寿命の修時(EL)までで、稼働時間が長くなるほど劣化傾向が高まり、故障のリスクが増すとして重み付けし、稼働日数/360で算出される数値を劣化ポイントとして累積する。
(温度条件に基づく劣化加算ポイント)
一般に、半導体レーザは、温度と稼動電流の上昇率の関係式から、室温付近では、10℃の温度上昇に対し寿命はおよそ1/2に低下するとされている。そこで、観測時間中の環境温度と奨励稼動温度(平均的使用での故障ケースを算出する際の環境温度)との差分が大きいほど故障のリスクが高いとして、重み付けし、劣化ポイントとして累積する。
(光出力パワー(OOP:Optical Output Power)の変動による劣化加算ポイント)
光プラガブルモジュール50の初期稼動時の光出力パワーのモニタ値において、初期稼働時の出力パワーからの増減の変化に対して、出力のふらつき(パワーの増減)や出力パワーの低下状況を観測する。変化の傾向が大きいほど故障のリスクが高いとして、重み付けして劣化ポイントとして累積する。
(バイアス変化に基づく劣化加算ポイント)
半導体レーザは、光出力を一定に保つためのAPC(Automatic Power Control)制御における駆動電流が増加することが、経年劣化の傾向であるといえる。そこで、システムへの影響度を考えて、トランスミッタ52のバイアス電流が初期値の1.5倍となった時を寿命と考え、初期値の1.5倍の電流値に近づくほど故障のリスクが高まるとして、重み付けして、劣化ポイントとして累積する。
図4〜図6は、記憶部35に記憶されるデータのテーブル(以下、運用情報収集テーブル)の例を表す図である。図4〜図6の例では、いずれか1つの光プラガブルモジュール50の運用情報収集テーブルが表されている。運用情報収集テーブルは、時間の経過に従って、所定の時間間隔(例えば、1時間、1日、1週間)で作成される。図4の例では、#1〜#6までの6回のタイムテーブルが表されている。図5の例では、#1000〜#1005までの6回のタイムテーブルが表されている。図6の例では、#1825〜#1831までの7回のタイムテーブルが表されている。
運用情報収集テーブルは、実装位置情報を含んでいる。実装位置情報には、ユニット実装スロット、LIUユニット種、およびポート番号が含まれる。ユニット実装スロットは、対象の光プラガブルモジュール50が実装されているLIU部10が伝送装置100において実装されているスロット位置(番号)である。LIUユニット種は、当該LIU部10の種類である。ポート番号は、当該LIU部10において、対象の光プラガブルモジュール50が実装されているポート番号である。個体情報には、対象の光プラガブルモジュール50の機能種類(SFP/XFP種)、メーカ名、シリアルナンバー(S.N.)、稼働中のサービス、スペック値(出力パワー(OOP値)の最大値、最小値、初期値)、トランスミッタ52のバイアス電流のTypical値などが含まれる。
運用情報収集テーブルは、稼働時間を含んでいる。稼働時間は、光プラガブルモジュール50の累積の使用時間のことである。光プラガブルモジュール50がポート11に実装されてからの経過時間としてもよく、光プラガブルモジュール50がポート11に実装された状態での起動後の動作時間としてもよい。また、運用情報収集テーブルは、DDM部54のモニタ情報を含んでいる。モニタ情報には、温度センサ53の検出値(DDM温度)、トランスミッタ52の光出力パワー(DDM光出力パワー)、トランスミッタ52の半導体レーザのバイアス電流値(DDMTx Bias電流)、および故障記録が含まれる。また、運用情報収集テーブルは、劣化ポイント、劣化ポイント累積値、および稼働状態を含んでいる。
なお、DDMデータ収集/書き込み部32は、運用情報収集テーブルの更新時に、劣化ポイント累積値および稼働時間(累積値)を、対象の光プラガブルモジュール50のDDM部54のユーザリライタブル領域に書き込む。それにより、各プラガブルモジュール50は、ポート11から抜かれたとしても、自身の稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値を保持する。
次に、劣化ポイント累積値に基づいて、光プラガブルモジュール50の劣化度を予想することによって、正常性の試験の実施や早期交換の必要性を保守者に促がす仕組みについて説明する。光プラガブルモジュール50の特性上の経年劣化は、推奨された環境条件で使用したとしても進む。そこで、装置制御部34は、時間の経過にしたがって劣化状態が加算していく様を劣化ポイントとして数値的に表し、劣化ポイント累積値に加算していく。
図3で説明した劣化加算ポイントの算出において、劣化の著しい兆候が現れない状態で、一定時間で蓄積される劣化加算ポイント数は、経過時間と奨励稼動温度条件と最小劣化条件の加算ポイントの蓄積で計算できる。また、経年劣化モデルとする仮定条件は、劣化加算ポイントの加算条件を変更してシミュレーションして算出する事が可能であるので、顧客の要求する環境条件やリスク条件に合わせて変更が可能である。
例えば、20年間の連続稼動で、劣化の著しい兆候が現れない状態を条件として、劣化ポイント累積値は100810ポイントとなる。この劣化ポイント累積値を参考にして、100000ポイントを光モジュールの故障発生のリスクが経年劣化で高まった状態と定めて、上限値とする。
図7は、稼働時間(累積値)と劣化ポイント累積値との関係(監視例1)を表す図である。図7を参照して、太い一点鎖線は、前記仮定条件での劣化ポイント累積値(経年劣化モデル)を表す。図7の例では、故障発生のリスクが経年劣化で高まった状態を表す上限値が100000ポイントに設定されている。また、故障発生のリスクが経年劣化で高まる状態の一歩手前を表す中間領域が、90000〜100000ポイントに設定されている。
A〜Fを○で囲んだ点が、各光プラガブルモジュール50の稼動時間経過時点における劣化ポイント累積値を表している。A及びBは、稼働時間に差が有るが、どちらも経年劣化モデルの累積値とほぼ同等に上昇しており、急激な劣化兆候はみられていない状況である。AおよびBの現時点から、故障リスクが高まるポイントまでの推定増加は、近似直線を引く事で表され、上限値と交わる時間のAtおよびBtが導き出されるので、これが現時点における交換時期の予測に利用できる。
Cは、急激な劣化兆候による増加はみられないものの、劣化ポイントの増加率が同じ稼働時間のAよりも多く加算されている傾向にある。したがって、現時点では故障の兆候は無いといえるが、近似直線が上限値に到達するまでの推定時間Ctは、AtやBtよりも早い時期と予測される。Dは、劣化ポイント累積値はCと同じで有るが、ある時点より、劣化ポイント累積値が急速に増加する劣化兆候が見られ、劣化ポイントが多く加算されているケースである。よって、近似直線が上限値に到達するまでの推定時間Dtは、Ctより早い時期になることが予想される。装置制御部34は、Dに関しては急速な劣化兆候がみられることを、警告で発出し、光プラガブルモジュール50の正常性の確認試験の適用を促がす。例えば、装置制御部34は、劣化ポイント累積値の増加度合(例えば微分値)が所定値以上である場合に、警告を発出してもよい。
Eについては、ある程度の時間は劣化ポイントが経年劣化レベルで加算されていたが、ある時点から急速に劣化の兆候がみられ中間領域に達している。装置制御部34は、Eに関しては、経年劣化のリスクが高まったことを表す予備警告を発出し、光プラガブルモジュール50の正常性の確認試験の適用や、光プラガブルモジュール50の早期交換を促がしてもよい。
Fは、ある程度の時間、緩やかに劣化ポイントが経年劣化レベルで加算されていたが、中間領域に入ったあたりで、急速に劣化ポイントが増加して上限値に達している。装置制御部34は、Fに関しては、故障発生のリスクが高まったことを表す警告を発出し、光プラガブルモジュールの早期交換を促がしてもよい。
次に、劣化が突然進んで急に故障が発生するような「頓死」の事態になった場合の原因究明の利用について説明する。ある程度の期間は正常に動作しているにも関わらず、光プラガブルモジュール50に突然劣化が発生して「頓死」してしまった場合、その原因は様々であり、頓死に至るまでの原因を究明し、同じ障害を未然に防ぐ対策が必要である。しかしながら、「頓死」による障害は突然発生するため、その原因究明の調査を行うには、障害となったシステムの再稼動や、稼働中の他のシステムへの影響も有り、原因究明用の情報を収集するのは難しい場合がある。
これに対して、本実施例においては、劣化ポイント累積値と稼働時間との関係が記憶部35にテーブルとして記録されるため、光プラガブルモジュール50の運用初期状態から、頓死に至るまでの兆候の記録を、原因究明情報として利用する事が可能である。また、それらデータは、頓死発生のモデルケースとして保存し、劣化パターンで分類して、同じ条件で稼動している他の光プラガブルモジュール50の劣化傾向・故障予測の判断に利用できる。
図8は、稼働時間(累積値)と劣化ポイント累積値との関係(監視例2)を表す図である。図8を参照して、Gの時点までの線は、頓死障害が発生したGの劣化ポイント累積値の蓄積傾向である。これに対して、稼動開始時間がGよりも遅く稼動したHとIの現時点までの線は、同じ光プラガブルモジュール50であるが、運用環境からの影響の違いで、蓄積されている劣化ポイント累積値の傾向が違う。
同じ光プラガブルモジュール50において、Iのように劣化ポイント累積値がまだ緩やかに上昇している場合よりも、劣化ポイント累積値の増加傾向が似ているHの方が、同じ頓死になる劣化影響を受けていると考えられる。したがって、Hの時点からの近似直線でGが頓死した劣化ポイント累積値になった時点で、頓死が発生する可能性を持っていると判断される。このような劣化ポイント累積値のデータを、劣化パターンで分類することで、頓死の原因究明や障害の未然防止に利用する事が可能である。
次に、光プラガブルモジュール50がポートから抜かれ、いずれかのポートに再実装された場合に、継続的に光プラガブルモジュール50の劣化を監視する仕組みについて説明する。光プラガブルモジュール50は、その部分のみを容易に交換できる利便性がある。その一方で、交換や再実装されたモジュール個体の経年劣化状態を継続的に監視するには、それらデータ(運用状態における経年劣化の兆候や劣化の蓄積度)を個々に関連付けて保存することが好ましい。
伝送装置100に複数実装される光プラガブルモジュール50の経年劣化の兆候を監視する数値情報すべてを記録して残すには、膨大のメモリ容量が必要となる。膨大なメモリ量を搭載できるユニットや、データをサーバに送出して保存する事で可能となるが、個々の光プラガブルモジュール50は、限られたメモリ容量を有しているため、すべての情報を光プラガブルモジュール50に保存することは困難である。
上述した劣化ポイント累積値は、劣化ポイントとして加算されたポイント数のみの数バイトの情報となる。また、稼働時間(累積値)も数バイトの情報となる。光プラガブルモジュール50のユーザリライタブル領域にそれらの数値を所定の時間間隔で上書きすることで、保存することが可能となる。したがって、光プラガブルモジュール50の一時的な抜き差しや構成変更などで、他のポートまたは別の伝送装置に搭載した場合においても、劣化ポイント累積値および稼働時間(累積値)を用いることができる。この場合、稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値を参照して、継続的に劣化ポイントを蓄積させ、経年劣化の監視に利用することが可能となる。
図9は、稼働時間(累積値)と劣化ポイント累積値との関係(監視例3)を表す図である。図9の例では、他の伝送装置で稼動していた光プラガブルモジュール50を再利用した場合の劣化ポイント累積値の蓄積例が表されている。J´の線は、再実装された光プラガブルモジュール50の劣化ポイントを0から加算させた線である。J´の蓄積傾向は、急激な劣化傾向を示す傾向と見られ、近似直線が上限値と交わるJ´tは、かなり早い時期と予測される。しかしながら、装置制御部34は、Jの光プラガブルモジュール50を稼動させる前に、DDM部54から劣化ポイント累積値Jsと稼働時間の記録Jtsを読み出して、以降の劣化ポイント累積値に対する加算をその値から開始することが出来る。したがって、劣化ポイント累積値の蓄積傾向は、再稼動以前の蓄積傾向を加味した傾向となるため、経年劣化レベルで加算されている状況と判断できる。
以下、図10を参照しつつ、光プラガブルモジュール実装時の運用情報収集テーブルの更新の際に実行されるフローチャートの一例について説明する。装置制御部34は、光プラガブルモジュール50が実装された場合または再実装された場合に、光プラガブルモジュール50の個体情報を収集する(ステップS1)。次に、装置制御部34は、ステップS1で収集した個体情報から、記憶部35の既記憶情報内に同じ光プラガブルモジュール50の運用情報収集テーブルを検索する(ステップS2)。次に、装置制御部34は、記憶部35に同じ光プラガブルモジュール50の運用情報収集テーブルが有るか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3で「Yes」と判定された場合、既に記憶されている運用情報収集テーブルを継続使用する(ステップS4)。ステップS3で「No」と判定された場合、運用情報収集テーブルを新規に作成する(ステップS5)。ステップS4またはステップS5の実行後、装置制御部34は、光プラガブルモジュール50に保存されている稼働時間および劣化ポイントの記録を読み出す(ステップS6)。次に、装置制御部34は、読み出された光プラガブルモジュール50の稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値を記憶部35の運用情報収集テーブルに書き込む(ステップS7)。これにより、運用情報収集テーブルの情報と新たに実装された光プラガブルモジュールの情報とが同期し、光プラガブルモジュールの劣化監視が開始される。
図11および図12は、光プラガブルモジュールの劣化監視が開始されてからの運用情報の収集および運用情報収集テーブルの更新の詳細を表すフローチャートの一例である。図11および図12を参照して、装置制御部34は、周期収集時間、待機する(ステップS11)。次に、装置制御部34は、温度センサ53の検出温度を、DDM部54から読み出して記憶部35に記録する(ステップS12)。次に、装置制御部34は、OOP値をDDM部54から読み出して記憶部35に記録する(ステップS13)。次に、装置制御部34は、トランスミッタ52のバイアス値をDDM部54から読み出して記憶部35に記録する(ステップS14)。
次に、装置制御部34は、運用情報収集テーブルの更新時間に達したか否かを判定する(ステップS15)。更新時間として、運用情報収集テーブルの更新周期を用いる。ステップS15で「No」と判定された場合、ステップS11が再度実行される。ステップS15で「Yes」と判定された場合、装置制御部34は、稼働時間から劣化ポイントを算出し、運用情報収集テーブルに記録する(ステップS16)。次に、装置制御部34は、周期収集時間間隔で得られた温度センサ53の検出温度の平均値を算出する(ステップS17)。次に、装置制御部34は、周期収集時間間隔で得られたOOP値の平均値を算出する(ステップS18)。次に、装置制御部34は、周期収集時間間隔で得られたトランスミッタ52のバイアス値の平均値を算出する(ステップS19)。次に、装置制御部34は、ステップS17〜S19で算出した各平均値から劣化ポイントを算出し、運用情報収集テーブルに記録する(ステップS20)。
次に、装置制御部34は、劣化ポイント累積値と、経年劣化モデルのポイント数(上限値、中間領域の下限値など)とを比較する(ステップS21)。次に、装置制御部34は、劣化ポイント累積値が第1しきい値(例えば10000)以上であるか否かを判定する(ステップS22)。ステップS11で「Yes」と判定された場合、装置制御部34は、光プラガブルモジュール50の交換を促す警告を出力する(ステップS23)。ステップS21で「No」と判定された場合、装置制御部34は、劣化ポイント累積値が第2しきい値(例えば9000)以上であるか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24で「Yes」と判定された場合、光プラガブルモジュール50の交換時期が近付いたことを知らせる予備警告を出力する(ステップS25)。
ステップS23もしくはステップS25の実行後、またはステップS24で「No」と判定された場合、装置制御部34は、前回の運用情報収集テーブルに更新値があるか否かを判定する(ステップS26)。ステップS26で「Yes」と判定された場合、装置制御部34は、劣化ポイントの増加数と、前回の劣化ポイントの増加数とを比較する(ステップS27)。次に、装置制御部34は、劣化ポイントの増加数が前回の2倍以上であるか否かを判定する(ステップS28)。ステップS28で「Yes」と判定された場合、プラガブルモジュールの正常性確認試験の適用を促す警告を出力する(ステップS29)。ステップS26で「No」と判定された場合、またはステップS29の実行後、装置制御部34は、運用情報収集テーブルにおいて稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値の記録の更新を行う(ステップS30)。この際に、DDMデータ収集/書き込み部32は、稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値をDDM部54に書き込む。その後、装置制御部34は、運用情報収集テーブルが更新されたことのレポートを出力する(ステップS31)。また、ステップS11から再度実行される。
本実施例によれば、光プラガブルモジュール50のDDM部54に、稼働時間(累積値)および劣化ポイント累積値が記録される。この構成によれば、光プラガブルモジュール50がポートから一度抜かれて再実装されても、記録された稼働時間および劣化ポイント累積値を読み出すことによって、継続して劣化傾向を監視することができる。すなわち、光プラガブルモジュール50を交換した場合に、既に別ポートで使用されていた場合であっても、当該使用に応じて劣化スピードの変化を考慮することができる。その結果、高い精度での故障劣化具合を予想することができる。例えば、再実装後に、稼働時間に基づく劣化加算ポイントを劣化ポイント累積値に加算することで、高い精度での故障劣化具合を予想することができる。
また、伝送装置100において光プラガブルモジュール50の稼働時間と劣化ポイント累積値との関係をテーブルとして記録することによって、あらかじめ得られた経年劣化モデルの劣化ポイントの蓄積傾向と比べることが可能となる。また、光プラガブルモジュール50の劣化ポイント累積値がどのような変化をし、どのような状態で有るかを判断し、光プラガブルモジュール50の正常性の試験の実施や、早期交換の必要性を保守者に促がすことが可能となる。
故障リスクが高まるほど高くなるように重み付けされた劣化加算ポイントを用いることで、急激な劣化現象の発生時のみならず、自然な経年劣化による緩やかな劣化現象において故障のリスクが高まってきていることを判断できる。したがって、故障のリスクが高まった光プラガブルモジュール50の交換時期や、正常性試験の実施時期などを保守者に示す事が可能である。
また、劣化ポイント累積値は、光プラガブルモジュール50が正常に稼動している初期段階から常に蓄積監視される。したがって、光プラガブルモジュール50が正常に稼動している初期段階でも、将来の故障発生リスクが高まる時期を算出できる。また、装置保全の事前保護策として、交換モジュールの準備や試験時期の設定情報として利用することが可能である。
さらに、運用情報収集テーブルに光プラガブルモジュール50の稼働時間と劣化ポイント累積値との関係が記録されることから、頓死に関して、劣化ポイントの蓄積情報を原因究明に役立てることができる。また、劣化パターンを参照して、同じ条件下での障害の発生を未然に防ぐ事が可能である。
なお、上記例における動作監視部31、DDMデータ収集/書き込み部32、運用情報収集部33、装置制御部34は、専用の回路などによって構成されていてもよいが、プログラムによって実現されてもよい。図13は、プログラムによって各部を実現するためのハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図13を参照して、CPU(Central Processing Unit)101、RAM102、記憶装置103、インタフェース104などが備わっていてもよい。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。
CPU101は、中央演算処理装置であり、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行する伝送装置の制御プログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置であり、上記各実施例に係る伝送装置の制御プログラムを格納する。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。インタフェース104は、外部機器との間で信号を送受信する装置である。CPU101が伝送装置の制御プログラムを実行することによって、動作監視部31、DDMデータ収集/書き込み部32、運用情報収集部33、装置制御部34が実現されてもよい。
上記例において、光プラガブルモジュール50が、メモリを備える光モジュールに対応する。装置制御部34および記憶部35が、光モジュールの実装時に、光モジュールの稼働時間および劣化ポイント累積値を所定時間間隔でメモリに記録する記録部に対応する。また、装置制御部34が、光モジュールがいずれかのポートに再実装された後、メモリに記録された稼働時間および劣化ポイント累積値に基づいて、光モジュールの劣化度を予想する予想部に対応する。また、装置制御部34が、劣化ポイント累積値が第1しきい値に達した場合に警告を出力し、第1しきい値よりも小さい第2しきい値に達した場合に予備警告を出力する出力部に対応する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 LIU部
11 ポート
30 MCU部
31 動作監視部
32 DDMデータ収集/書き込み部
33 運用情報収集部
34 装置制御部
35 記憶部
50 光プラガブルモジュール
51 レシーバ
52 トランスミッタ
53 温度センサ
54 DDM部
100 伝送装置

Claims (9)

  1. メモリを備える光モジュールが実装されるポートと、
    前記光モジュールの実装時に、前記光モジュールの稼働時間および劣化ポイント累積値を所定時間間隔で前記メモリに記録する記録部と、
    前記光モジュールがいずれかのポートに再実装された後、前記メモリに記録された前記稼働時間および前記劣化ポイント累積値の増加度合に基づいて、前記光モジュールの劣化度を予想する予想部と、を備えることを特徴とする伝送装置。
  2. 前記劣化ポイントは、前記光モジュールの稼働時間に基づくポイントを含むことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記劣化ポイントは、前記光モジュールの環境温度、光出力パワー、および半導体レーザのバイアス電流値の少なくとも1つに基づくポイントを含むことを特徴とする請求項1または2記載の伝送装置。
  4. 前記記録部は、前記光モジュールの故障リスクに応じて重み付けしたポイントを前記劣化ポイントに累積することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の伝送装置。
  5. 前記劣化ポイント累積値が第1しきい値に達した場合に警告を出力し、前記第1しきい値よりも小さい第2しきい値に達した場合に予備警告を出力する出力部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の伝送装置。
  6. 前記劣化ポイント累積値と前記稼働時間との関係をテーブルとして記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の伝送装置。
  7. 前記光モジュールは、MSA規格のSFPまたはXFPであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の伝送装置。
  8. メモリを備える光モジュールがポートに実装されているときに、所定時間間隔で求めた前記光モジュールの劣化ポイント累積値を前記メモリに記録し、
    前記光モジュールがいずれかのポートに再実装された後、前記メモリに記録された前記劣化ポイント累積値の増加度合に基づいて、前記光モジュールの劣化度を予想する、ことを特徴とする伝送装置の制御方法。
  9. コンピュータに、
    メモリを備える光モジュールがポートに実装されているときに、所定時間間隔で求めた前記光モジュールの劣化ポイント累積値を前記メモリに記録するステップと、
    前記光モジュールがいずれかのポートに再実装された後、前記メモリに記録された前記光モジュールの劣化ポイント累積値の増加度合に基づいて、前記光モジュールの劣化度を予想するステップと、を実行させることを特徴とする伝送装置の制御プログラム。
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