JP6205534B1 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
互いに直交する縦方向と横方向とを有し、前記横方向に沿った胴回り部を備え、前記胴回り部が、不織布及び前記横方向に伸縮する複数の伸縮部材を有している吸収性物品であって、前記胴回り部を前記横方向に沿って伸長させた状態において、前記胴回り部には、前記縦方向に隣接する前記伸縮部材の間に開孔が設けられており、前記縦方向において、前記開孔と隣接する前記伸縮部材のうちの一方の伸縮部材との間に、高密度領域を有し、前記高密度領域と前記一方の伸縮部材との間に、外側領域を有しており、前記高密度領域は前記横方向に所定の長さを有しており、前記高密度領域の前記不織布の繊維の密度は、前記外側領域の前記不織布の繊維の密度より高く、前記開孔の縁の少なくとも一部に、前記繊維同士が融着されていない非融着部を備えることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
互いに直交する縦方向と横方向とを有し、前記横方向に沿った胴回り部を備え、前記胴回り部が、不織布及び前記横方向に伸縮する複数の伸縮部材を有している吸収性物品であって、前記胴回り部を前記横方向に沿って伸長させた状態において、前記胴回り部には、前記縦方向に隣接する前記伸縮部材の間に開孔が設けられており、前記縦方向において、前記開孔と隣接する前記伸縮部材のうちの一方の伸縮部材との間に、高密度領域を有し、前記高密度領域と前記一方の伸縮部材との間に、外側領域を有しており、前記高密度領域は前記横方向に所定の長さを有しており、前記高密度領域の前記不織布の繊維の密度は、前記外側領域の前記不織布の繊維の密度より高く、前記開孔の縁の少なくとも一部に、前記繊維同士が融着されていない非融着部を備えることを特徴とする吸収性物品である。
<<<使い捨ておむつ1の構成について>>>
図1は、本実施形態の吸収性物品の一例としてのおむつ1の概略斜視図である。図2は、展開した伸長状態のおむつ1を肌側から見た平面図である。図3は、図2のA−A断面について表す図である。
以下、開孔50について説明する。図2に示すように、腹側部30の各開孔50は、縦方向に隣接する伸縮部材35の間にそれぞれ設けられ、背側部40の各開孔50は、縦方向に隣接する伸縮部材45の間にそれぞれ設けられている。このとき、各開孔50は、伸縮部材35、45を切断しておらず、伸縮部材35、45は、開孔50によって非連続とはされていない。
従来、使い捨ておむつの通気性を向上させるために腹側部や背側部の一部を切り抜いて貫通孔を形成していた。このような使い捨ておむつは、着用する前など、腹側部や背側部の伸縮部材が収縮した状態においては、腹側部及び背側部が横方向に縮められ、これに伴って、切り抜きにより形成された貫通孔も横方向に縮められるため、貫通孔を視認しづらく、通気性が向上した使い捨ておむつであることを認識されない恐れを生じていた。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
Claims (9)
- 互いに直交する縦方向と横方向とを有し、
前記横方向に沿った胴回り部を備え、
前記胴回り部が、不織布及び前記横方向に伸縮する複数の伸縮部材を有している吸収性物品であって、
前記胴回り部を前記横方向に沿って伸長させた状態において、
前記胴回り部には、前記縦方向に隣接する前記伸縮部材の間に開孔が設けられており、
前記縦方向において、
前記開孔と隣接する前記伸縮部材のうちの一方の伸縮部材との間に、高密度領域を有し、
前記高密度領域と前記一方の伸縮部材との間に、外側領域を有しており、
前記高密度領域は前記横方向に所定の長さを有しており、
前記高密度領域の前記不織布の繊維の密度は、前記外側領域の前記不織布の繊維の密度より高く、
前記開孔の縁の少なくとも一部に、前記繊維同士が融着されていない非融着部を備えることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記高密度領域より前記開孔側に、低密度領域を有しており、
前記低密度領域の前記不織布の繊維の密度は、前記高密度領域の前記繊維の密度より低いことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項2に記載の吸収性物品であって、
前記低密度領域の前記繊維の密度は、前記外側領域の前記繊維の密度より低いことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記縦方向において、
前記開孔の中央が、隣接する前記伸縮部材間の中央より上側又は下側に位置していることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から4に記載の吸収性物品であって、
前記胴回り部は、不織布の肌側シートと、不織布の非肌側シートを有しており、
前記伸縮部材は、前記肌側シートと前記非肌側シートとの間に配置されており、
前記肌側シート及び前記非肌側シートは、前記不織布の繊維を接合する接合部を、それぞれ複数有しており、
前記肌側シート又は前記非肌側シートは、所定面積の第1領域と、前記所定面積の第2領域を有しており、
前記第1領域と前記開孔との距離は、前記第2領域と前記開孔との距離より短く、
前記第1領域に位置する前記接合部の数は、前記第2領域に位置する接合部の数より多いことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項5に記載の吸収性物品であって、
前記接合部は、前記縦方向において、前記開孔の中央部と重なっていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記高密度領域の前記横方向の長さは、前記開孔の前記横方向の長さよりも長いことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記高密度領域は、前記一方の前記伸縮部材側に突出した湾曲形状を有していることを特徴とする吸収性物品。 - 互いに直交する縦方向と横方向とを有し、
前記横方向に沿った胴回り部を備え、
前記胴回り部が、不織布及び前記横方向に伸縮する複数の伸縮部材を有している吸収性物品であって、
前記胴回り部を前記横方向に沿って伸長させた状態において、
前記胴回り部には、前記縦方向に隣接する前記伸縮部材の間に開孔が設けられており、
前記開孔の縁の少なくとも一部に、前記不織布の繊維同士が融着されていない非融着部を備え、
前記開孔の縁の少なくとも一部に、前記繊維同士が融着されている融着部を備え、
前記縦方向において、
前記開孔の中央が、隣接する前記伸縮部材間の中央より上側又は下側に位置していることを特徴とする吸収性物品。
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