JP6205201B2 - 使い捨てペット用排泄物処理具 - Google Patents

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Description

本発明は、猫や犬等の使い捨てペット用排泄物処理具に関する。
一般的に、ペットである特に猫の排泄物を処理するためのトイレには、大きく区分して、2種類のトイレが存在する。一つ目のトイレは、専用の容器(トレー)本体に、尿を吸収してボール状に固まり、その都度小さなスコップ等で取り除く、いわゆる固まる猫砂と呼ばれる粒状物を収容して使用するタイプのトイレである。また、二つ目は、専用のトイレ容器本体を、液透過性の簀の子により上下層に区分して、上層部分に猫砂と呼ばれる便床を形成する粒状の排泄物処理材を収容し、下層部分に繊維や吸水性樹脂等を含む液保持性の吸収体を収容し、上層部分に収容した前記猫砂を通過した尿を吸収保持するタイプのトイレである。本出願人は、この後者の二つ目のトイレとして、特許文献1に記載のペット用排泄物処理システムを提案した。
特許第3804772号公報
特許文献1に記載のペット用排泄物処理システムは、一つ目の固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレに比べ、排尿の度に猫砂を取り除く手間がいらず便利であり、下層部分のトレーに収容された吸収体の吸収量を大きく出来ることから長期間使用することが可能となっている。尚、一つ目の固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレ専用の容器本体は、特許文献1に記載のペット用排泄物処理システムの容器本体と異なる構造であり、ペット用排泄物処理システムの容器本体として使用することができない。
そのため、すでに一つ目の固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレを使用している人にとっては、ペット用排泄物処理システムを使うには、容器(トレー)本体を買い換える必要がある。その上、便利で使いやすいことは認識しているが、猫が新しいタイプのペット用排泄物処理システムに慣れるかどうかという心配もあり、ペット用排泄物処理システムに切り替えることを躊躇ってしまう場合もある。
また、貰い猫等で、新しく猫を飼い始める場合、或いは旅先に連れて行く場合等、当然、専用の容器(トレー)本体の準備も無く、専用の容器(トレー)本体の代わりに、空き箱や洗面器等の容器を代用して使用し、該容器に前記固まる猫砂を収容して急場を凌ぐこともある。
従って、本発明は、上記課題を解消し得る使い捨てペット用排泄物処理具を提供することに関する。
本発明は、ペットの尿を吸収する吸収体及び該吸収体の上面を覆う液透過性シート材を含む吸収部材と、該吸収部材より大きな面積を有する液不透過性シート材と、該吸収部材及び該液不透過性シート材を収容する紙製の箱とを備える使い捨てペット用排泄物処理具であって、前記液不透過性シート材の内に前記吸収部材が設置され、使用前においては、該吸収部材を包むように該液不透過性シート材における該吸収部材から延出する部分が該吸収部材の上面で折り畳まれており、使用前においては、前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が、使用時に前記箱の上面に形成される縁のある窓の直下に収容されている使い捨てペット用排泄物処理具を提供するものである。
本発明の使い捨てペット用排泄物処理具によれば、固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレの使用者が、システムトイレの良さを気軽に試すことができる。また、新規にペット(特に猫)を飼い始めた際に、手軽に使用することができる。更に、旅行等でペット(特に猫)を同伴する際に、コンパクトに持ち運びでき、出先で気軽に使用できる。
図1は、本発明の第1実施形態のペット用排泄物処理具をペット用排泄物処理システムとして使用する状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す第1実施形態のペット用排泄物処理具の斜視図である。 図3は、図2のI−I線断面図である。 図4(ア)〜図4(オ)は、吸収部材2を液不透過性シート材3で包む手順を説明するための図である。 図5は、図2に示すペット用排泄物処理具の備える箱の使用前の状態を示す斜視図である。 図6は、液不透過性シート材3で包んだ吸収部材2を箱に収納する手順を説明するための図である。 図7は、図2に示すペット用排泄物処理具の使用前の状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示すペット用排泄物処理具を使用する際の状態を示す斜視図である。 図9(ア)〜図9(エ)は、本発明の第2実施形態のペット用排泄物処理具を形成する手順を説明するための図である。 図10(a)〜図10(c)は、本発明のペット用排泄物処理具に用いる吸収部材2を収納する袋状の液不透過性シート材3の他の実施形態の例を説明するための図である。
以下、本発明の使い捨てペット用排泄物処理具について、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図8を参照しながら説明する。
第1実施形態の使い捨てペット用排泄物処理具1A(以下、単に「ペット用排泄物処理具1A」ともいう。)は、図1に示すように、上方に開口する開口部61を有する容器6内に配されてペット用排泄物処理システム100として使用されるものである。ペット用排泄物処理具1Aは、図2,図3に示すように、ペットの尿を吸収する吸収体21及び吸収体21の上面21Uを覆う液透過性シート材22を含む吸収部材2と、吸収部材2より大きな面積を有する液不透過性シート材3と、吸収部材2及び液不透過性シート材3を収容する紙製の箱4とを備えている。
以下の説明においては、図1,図2に示すように、ペット用排泄物処理具1Aの前後方向をY方向、前後方向に直交する方向である幅方向をX方向、前後方向(Y方向)及び幅方向(X方向)からなる面方向に直交する方向である上下方向をZ方向として説明する。尚、ペット用排泄物処理具1AのY方向、X方向及びZ方向は、それぞれ、ペット用排泄物処理システム100のY方向、X方向及びZ方向と同じ方向である。また、図1,図2に示すように、Z方向の内の容器6内に配されたペット用排泄物処理具1A側を上方側として説明する。
吸収部材2を構成する吸収体21は、ペットの尿を吸収するものである。吸収体21の形状は、特に制限されるものではないが、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、図2に示すように、吸収体21は、平面視してY方向に長い長方形状に形成されており、全体として板状に形成されている(図3参照)。吸収体21は、ペットの尿の吸収後に保形性を有する、具体的には、ペットの尿を吸水しても崩壊しない程度の十分な保形性を有することが好ましい。このような保形性の観点から、吸収体21は、植物由来の素材の粉砕物を70重量%以上含んで形成されていることが好ましく、植物由来の素材の粉砕物を80重量%以上含んで形成されていることが更に好ましい。
吸収体21の吸収量は、例えば、使用期間の設定により変更すればよい。吸収量は、用いる植物性由来の素材の粉砕物の量と、吸収体21の大きさの設定により行うことができる。前記粉砕物の密度は、0.2g/cm3以上0.4g/cm3以下の範囲であることが好ましく、ペットの尿の吸収速度とペットの尿の保持性を両立する範囲にすることが必要である。尚、吸収体21の構成部材として、植物由来の素材の粉砕物に、吸水性樹脂等を混ぜ、吸収量を維持しながら厚みを薄くすることも可能であるが、吸水性樹脂を入れ過ぎると成形性と尿吸収後の保形性を維持することが難しくなる。従って、吸水性樹脂を混合する場合は、植物由来の素材の粉砕物に対して20重量%以下の混合率であることが好ましい。ペット用排泄物処理具1Aの吸収体21は、箱4の中に収容されているので、取り扱い上、大きな破断強度を必要としないが、破断強度が低くなり過ぎると、吸収体21が形態を崩すことにより、ペットの尿の吸収性やペットの尿の吸収後の保形性が阻害され、後述する猫砂の性能を悪化させ、排泄物処理材としての使用期間の短縮を招くおそれがあるため、留意が必要である。
上述したように、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、吸収体21は、Y方向に長い板状に形成されており、適切な吸収量の観点から、Y方向の長さが200mm以上500mm以下程度に形成されていることが好ましく、X方向の長さが150mm以上400mm以下程度に形成されていることが好ましい。また、同様の観点から、吸収体21の厚み(Z方向の長さ)が、3mm以上50mm以下に形成されていることが好ましく、5mm以上30mm以下に形成されていることが更に好ましく9mm以上20mm以下に形成されていることが特に好ましい。
吸収部材2を構成する液透過性シート材22は、液透過性を有している。液透過性シート材22は、吸収体21の上面21Uを覆って配置されている。液透過性シート材22は、吸収体21の上面21Uを覆っていれば、平面視して、吸収体21の外周縁(輪郭)よりも外方に延出していてもよいが、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、図2,図3に示すように、吸収体21の外周縁(輪郭)に一致して形成されている。即ち、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、液透過性シート材22は、吸収体21と同じ形状のY方向に長い長方形状に形成されている。
上述したように、液透過性シート材22は、吸収体21の上面21Uを覆って配置されているので、排泄されたペットの尿は、液透過性シート材22を通過して吸収体21に吸収されるようになる。そのため素早くペットの尿を通過させることが必要となると共に吸収体21からのペットの尿の液の戻りを防ぐことも合わせて必要となる。したがって、開孔率10%以上70%未満で無加圧状態での厚みが0.1mm以上のフィルム若しくはプラスチック成形シートであることが好ましく、開孔率30%以上65%未満で無加圧状態での厚みが0.5mm以上3.0mm以下のフィルム若しくはプラスチック成形シートであることが更に好ましい。或いは、坪量20g/m2以上50g/m2以下で無加圧状態での厚みが0.3mm以上の不織布であることが好ましく、坪量25g/m2以上40g/m2以下で無加圧状態での厚みが0.5mm以上5.0mm以下の不織布であることが更に好ましい。尚、フィルム若しくはプラスチック成形シートの開孔率は、従来と同様に、その平面状態を、電子顕微鏡や光学顕微鏡を用いて撮影することにより開孔率を計算する。また、無加圧状態での厚みについても、従来と同様に、その断面を電子顕微鏡や光学顕微鏡を用いて撮影することにより測定する。
液不透過性シート材3は、液透過性シート材22を吸収体21の上面21U上に配置して形成された吸収部材2より大きな面積を有し、液不透過性を有する。ここで、吸収部材2より大きな面積を有するとは、液不透過性シート材3を平面視して、吸収部材2の外周縁(輪郭)よりも外方に延出していることを意味し、吸収部材2を構成する液透過性シート材22が吸収部材2を構成する吸収体21よりも大きい場合には、液透過性シート材22の外周縁(輪郭)よりも外方に延出していることを意味する。尚、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、液不透過性シート材3は、展開状態に広げた際に平らな形状になるように形成されている(図4参照)。
液不透過性シート材3は、ペット用排泄物処理具1Aの使用目的から、柔軟で液不透過性が確保できれば一般的な素材でよい。代表的な素材としては、ポリエチレンが挙げられる。ポリエチレンからなるシート材は、一般的であり、ペットの排泄行動中の動き等におけるガサツキなどを防止する観点から、ポリエチレンの中でも特に低密度ポリエチレンからなるシート材が好ましい。また、液不透過性シート材3の強度については、ペットの爪での引っかき等による破損の防止やペットの体重に耐えられるように設計される観点から、厚みが0.020mm以上0.100mm以下の範囲であることが好ましく、0.030mm以上0.070mm以下の範囲であることが更に好ましい。更に、ポリエチレンからなるシート材は、一般的に透明であるが、必要に応じて着色することで半透明や不透明としてもよい。また、炭酸カルシウム等を混ぜることで艶消しや焼却時の燃焼カロリーを減らすなどの工夫ができる。
また、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、液不透過性シート材3は、図2,図3に示すように、吸収部材2から延出する部分に、2個以上の係止手段5が設けられている。具体的には、係止手段5は、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、液不透過性シート材3の吸収部材2から延出する部分におけるZ方向の下面側で、且つY方向の両端部及びX方向の両端部(Y方向に沿う両側部)それぞれに配置されて、合計4個設けられている。この係止手段5は、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分を、図1に示すように、後述する容器6に仮固定するためのものである。
係止手段5は、その面積が200mm2以上450mm2以下程度のものであり、係止手段5としては、例えば、両面粘着テープ等が挙げられる。係止手段5は、必ずしも必要とされるものではないが、係止手段5を設けることで、ペット専用トイレを持っていなくても手持ちの容器を使用するときに液不透過性シート材3を該容器に固定することができるため便利である。
ペット用排泄物処理具1Aにおいては、液不透過性シート材3の内に吸収部材2が設置され、使用前においては、吸収部材2を包むように液不透過性シート材3における該吸収部材2から延出する部分が該吸収部材2の上面で折り畳まれている。以下、具体的に、図4を参照しながら、Y方向に長い板状の吸収部材2を、吸収部材2より大きな面積の平らな形状の液不透過性シート材3を用いて、包む一例を説明する。先ず、図4(ア)のように、吸収体21の上面21Uを液透過性シート材22で覆って形成された吸収部材2を、平面視して吸収部材2より大きな面積を有する液不透過性シート材3の上面中央部に設置する。ここで、液不透過性シート材3と吸収部材2を構成する吸収体21とは、特に固定する手段を必要としないが、工程上必要であれば適宜固定手段を設けてもよい。
次に、図4(ア)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分の内、Y方向に沿う一方の側部を、矢印で示された方向に吸収部材2を包むように巻き上げ、図4(イ)のように、吸収部材2のY方向に延びる一方の側縁に沿って折り返す。次に、図4(イ)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分の内、Y方向に沿う他方の側部を、矢印で示された方向に吸収部材2を包むように巻き上げ、図4(ウ)のように、吸収部材2のY方向に延びる他方の側縁に沿って折り返す。このように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分の内、Y方向に沿う両側部を、吸収部材2のY方向に延びる両側側縁に沿って折り返す。次に、図4(ウ)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分の内、Y方向の一方の端部を、矢印で示された方向に吸収部材2を包むように巻き上げ、図4(エ)のように、吸収部材2のY方向の一方の端縁に沿って折り返す。そして最後に、図4(エ)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分の内、残りのY方向の他方の端部を、矢印で示された方向に吸収部材2を包むように巻き上げ、図4(オ)のように、吸収部材2のY方向の他方の端縁に沿って折り返す。このようにして、吸収部材2を包むように液不透過性シート材3における該吸収部材2から延出する部分が、該吸収部材2の上面で折り畳まれている。尚、図4に示す折り畳みの例は、あくまで一例であり、他の折り畳み方法でも構わない。重要なのは、巻き上げられる方向は必ず吸収部材2のZ方向の上方側、即ち、ペット用排泄物処理システム100として使用される際のZ方向の上方側でなくてはならないことである。また、液不透過性シート材3の大きさにより、一重で巻き上げることが出来ない場合であっても、折り返しを何重にしても、常に吸収部材2のZ方向の上方側でなくてはならない。
紙製の箱4は、吸収部材2及び液不透過性シート材3を収容するものであり、液不透過性シート材3によって包まれた吸収部材2を収容する大きさを有している。紙製の箱4は、ペット用排泄物処理具1Aの使用中にペットが乗った際に潰れない程度の強度を有する厚紙或いは薄手のダンボールで形成されていることが好ましい。
第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、箱4は、図5に示すように、縦a、横b、高さcの関係が、a≧b>cである立方体の形状を有している。このように、箱4は、平面視してY方向に長い長方形状に形成されており、全体として立方体状に形成されている。箱4は、上面を形成する平坦な天壁43と、底面(下面)を形成する平坦な底壁44と、該天壁43の全周縁から該底壁44の全周縁にZ方向に立設し該箱4の側面を形成する周壁45とを有する。ペット用排泄物処理具1Aでは、箱4の周壁45が、Y方向の両端の前後周壁45e,45e、及びY方向に沿う両側(X方向の両端)の側方周壁45s,45sからなる。
第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、箱4は、図5に示すように、その上面(天壁43)に縁41eのある窓41を形成する切り取り線としてのミシン目42が施されている。ここで、縁41eのある窓41とは、上面を形成する天壁43の全周縁(Y方向の両端部の外周縁及びY方向に沿う両側部の外周縁)の内、少なくとも1つの外周縁よりも内側(中心側)に配されて形成されている窓41を意味する。即ち、該1つの外周縁と窓41の外周縁との間隔が縁41eとなる。ここで、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、縁41eのある窓41は、図5に示すように、天壁43の全周縁(Y方向の両端部の外周縁及びY方向に沿う両側部の外周縁)よりも内側にミシン目42が施されて形成されている。即ち、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、ミシン目42が、天壁43のY方向の両端部の外周縁よりも内側に該外周縁に沿って直線状に施され、天壁43のY方向に沿う両側部(天壁43のX方向の両端部)の外周縁よりも内側に該外周縁に沿って直線状に施されて、平面視してY方向に長い長方形状を形成している。このようにミシン目42が施されることにより、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、使用時にミシン目42に沿って開口させることにより、Y方向の両端部及びY方向に沿う両側部(X方向の両端部)それぞれに縁41eのある窓41が形成される。尚、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、ミシン目42が施されて窓41を形成するようになっているが、ミシン目以外でも窓41を形成するようになっていればよい。
また、箱4の底壁44、前後周壁45e,45e及び側方周壁45s,45sの少なくとも1つは、蓋を形成しており、液不透過性シート材3によって包まれた吸収部材2を箱4の内部に収容することができるようになっている。第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、図6に示すように、箱4の底壁44に形成された蓋を開けて、そこから液不透過性シート材3によって包まれた吸収部材2を箱4の内部に収容することができるようになっている。収容する際には、図6に示すように、吸収部材2の上面で折り畳まれた液不透過性シート材3の延出する部分が、箱4の上面(天壁43)側に配置される。
使用前においては、図7に示すように、ペット用排泄物処理具1Aは、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が、使用時に箱4の上面(天壁43)に形成される縁41eのある窓41の直下に収納されている。言い換えれば、ペット用排泄物処理具1Aでは、箱4の上面(天壁43)に形成されたY方向に長い長方形状を描くミシン目42の直下に液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が収納されている。
第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aでは、図7,図8に示すように、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2は、その平面視した際の面積が、箱4に形成される窓41の面積よりも大きく形成されている。具体的には、窓41の面積は、箱4の上面(天壁43)の面積(a×b)の50%以上90%以下であることが好ましく、60%以上85%以下であることが好ましい。また、箱4に収容された液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が、該箱4の内部で偏っていても窓41の縁41eに掛かるようにミシン目42が施されていることが好ましく、5mm以上掛かるようにミシン目42が施されていることがより好ましく、10mm以上掛かるようにミシン目42が施されていることが更に好ましい。ここで、「掛かる」とは、ペット用排泄物処理具1Aを上方から見た場合に縁41eと吸収部材2とが「重なる」ことをいう。具体的には、箱4の内部において、Y方向の一方の端部側に液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が移動した際には、Y方向の他方の端部側の窓41の縁41eに液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2におけるY方向の他方の端部が掛かっていることが好ましい。また、箱4の内部において、Y方向に沿う一方の側部側に液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が移動した際には、Y方向に沿う他方の側部側の窓41の縁41eに液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2におけるY方向に沿う他方の側部が掛かっていることが好ましい。即ち、窓の面積は、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2のうちの剛性を発現する吸収体21の平面視した際の面積の50%以上85%以下であることが好ましく、60%以上80%以下であることが好ましい。
上述した本発明の第1実施形態の使い捨てペット用排泄物処理具1Aの使用方法及び使用した際の作用効果について説明する。
ペット用排泄物処理具1Aは、図1に示すように、上方に開口する開口部61を有する容器6内に配されてペット用排泄物処理システム100に使用されるものである。ペット用排泄物処理システム100は、使い捨てペット用排泄物処理具1Aと、上方に開口する開口部61を有する容器6と、使い捨てペット用排泄物処理具1A上に配置する便床を形成する粒状物7とを具備する。
ペット用排泄物処理具1Aは、図1に示すように、容器6内に配置され、使用時に箱4の上面(天壁43)に形成された窓41の外周縁から、吸収部材2の上面で折り畳まれた液不透過性シート材3が解放されて外方に延出しており、該延出した液不透過性シート材3により、容器6の周壁内面62が覆われており、吸収部材2の上面に粒状物7が敷設されて、ペット用排泄物処理システム100として使用される。具体的には、先ず、ペット用排泄物処理具1Aを、容器6内に配置した後、或いは容器6内に配置する前に、箱4の上面(天壁43)に施されたミシン目42に沿って開口させて、縁41eのある窓41を形成する(図8参照)。次に、吸収部材2の上面で折り畳まれた液不透過性シート材3を解放する。そして、箱4の上面(天壁43)に形成された窓41から解放された液不透過性シート材3の部分を引き出して、窓41の外周縁から液不透過性シート材3を外方に延出させる。次に、このように外方に延出させた液不透過性シート材3の部分で、ペット用排泄物処理具1Aを設置した容器6の周壁内面62を覆う。次に、周壁内面62が液不透過性シート材3で覆われた開口部61内にて、現れた吸収部材2を構成する液不透過性シート材3のZ方向上面上に、粒状物7を敷設させて、ペット用排泄物処理システム100として使用する。粒状物7により敷設する際には、ペット用排泄物処理具1Aを、粒状物7で少し埋めるように設置した方がより安定して使用でき、粒状物7の量も少なくて経済的に使用できる。
ここで、開口部61を有する容器6としては、ペット用排泄物処理具1Aを収容可能な大きさを有していれば、手持ちの何れの容器を用いてもよい。このような手持ちの容器としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニル、ABS等の汎用の合成樹脂で一体成形されたものが好ましく、例えば、お風呂場で使用する洗面容器、台所で使用する洗皿用の容器、あるいは紙製の箱等が挙げられる。
敷設して便床を形成する粒状物7としては、ペットの尿の吸収後に保形性を有する、具体的には、ペットの尿を吸水しても崩壊しない程度の十分な保形性を有することが好ましい。このような保形性の観点から、植物由来の素材の粉砕物を60重量%以上97重量%以下含んで構成されていることが好ましく、該粉砕物を70重量%以上95重量%以下含んで構成されていることが更に好ましい。同様な観点から、合成樹脂を3重量%以上40重量%以下含んで構成されていることが好ましく、合成樹脂を5重量%以上30重量%以下含んで構成されていることが更に好ましい。尚、植物由来の素材の粉砕物及び合成樹脂以外に、粘土鉱物等の成分を含んで構成されていてもよい。粒状物7は、消臭性に優れる観点から、針葉樹を用いてペレット状に成形されたものが好ましい。
粒状物7の形態は、特に制限はないが、所定の形状に成形されており、具体的には、成形性等の観点から、高さが直径よりもやや大きな円柱状の形状を有していることが好ましい。円柱状の形状としては、直径が2mm〜7mm程度であることが好ましく、高さが3mm〜15mm程度であることが好ましい。尚、粒状物7の形態は、円柱状の形状以外に、例えば、球状、立方体、直方体等であってもよい。
また、粒状物7は、排泄された尿が、素早く粒状物7間を通過し、粒状物7の下方に配された吸収部材2に吸収され易くする観点、及び排泄された尿が、粒状物7の表面に液滴として残存して悪臭が発生することを防止する観点から、低吸水性であることが好ましく、具体的には、吸水率が1%以上10%以下であることが好ましく、3%以上8%以下であることが更に好ましい。尚、吸水率は、以下の測定方法により測定する。
<吸水率の測定方法>
予め40℃の恒温槽に2時間保管して乾燥させた粒状物7を、底面に目開2.8mmのネットを配した直径80mm、高さ100mmの円筒内に70±1g入れ、該粒状物7を該円筒ごと25±3℃の水中に3秒間浸漬し、水から引き上げる。その後、ティッシュペーパー等で容器に付着した水を拭き取った後、前記粒状物7を別の容器に移し替えて粒状物7の重量を測定する。測定された吸水後の該粒状物7の重量から、水に浸漬させる前に予め測定しておいた該粒状物7の重量を差し引き、該粒状物の吸水量を求め、次の式に従い、粒状物の吸水率(%)とする。

吸水率(%)=[(浸漬後の粒状物重量−浸漬前の粒状物重量))/(浸漬前の粒状物重量)]×100
以上のような粒状物7としては、例えば、市販されている花王株式会社製の商品名「ニャンとも清潔トイレ脱臭・抗菌チップ」を好ましく用いることができる。
第1実施形態の使い捨てペット用排泄物処理具1Aは、図1に示すように、上述したように、手持ちの容器6内に配されてペット用排泄物処理システム100として使用可能である。その為、固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレの使用者が、システムトイレの良さを気軽に試すことができる。また、新規にペット(特に猫)を飼い始めた際に、手軽に使用することができる。また、第1実施形態の使い捨てペット用排泄物処理具1Aは、図7に示すように、使用前においては、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が、使用時に箱4の上面(天壁43)に形成される縁41eのある窓41の直下に収容されているので、旅行等でペット(特に猫)を同伴する際に、コンパクトに持ち運びでき、出先で気軽に使用できる。
また、ペット用排泄物処理具1Aは、図8に示すように、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2は、その平面視した際の面積が、箱4に形成される窓41の面積よりも大きい。その為、使用時に、箱4内に収納された吸収部材2が飛び出し難く、使用し易い。また、液不透過性シート材3で吸収部材2が包まれているので、吸収部材2が尿を吸っても箱4を濡らすこともなく、箱4の外に漏れることも防止できる。
また、ペット用排泄物処理具1Aは、吸収部材2を構成する吸収体21が、ペットの尿の吸収後に保形性を有しているので、ペットが複数回排尿した時でも、吸収体21は形を保ち箱4から飛び出すことなく使用することができる。
また、ペット用排泄物処理具1Aは、図2,図3に示すように、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分に、係止手段5が設けられている。その為、図1に示すように、この係止手段5を介して、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分を、容器6に仮固定することができ、使用し易い。
ペット用排泄物処理システム100として使用されたペット用排泄物処理具1Aの使用後の廃棄については、ペット用排泄物処理具1Aを設置した容器6の周壁内面62を覆った液不透過性シート材3の部分を容器6から外し、粒状物7を敷設したままの状態で、該液不透過性シート材3の部分を結んで閉じて、箱4ごと捨てる。このように、ペット用排泄物処理具1Aは、箱4ごと捨てられるので簡単で衛生的である。特に、粒状物7が植物系の方のものを用いていれば、分別する必要が無いので更に便利である。
次に、本発明の第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bについて説明する。第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bは、吸収部材2を包む液不透過性シート材3の形状が第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aと異なる。第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bについては、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aと異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、第1実施形態のペット用排泄物処理具1Aに関する説明が適宜適用される。
第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bは、図9に示すように、吸収部材2を包む液不透過性シート材3が袋状に形成されている。具体的には、液不透過性シート材3は、Z方向上方に開口するロート状の袋状に形成されており、底から開口部に向かって開口面積が広がる形状をなしている。図9に示すロート状の袋状の液不透過性シート材3は、一対の三角形状のシート材片を用意し、一対の三角形状のシート材片の両側縁同士を融着によるシールを施すことにより形成できる。
ペット用排泄物処理具1Bにおいては、液不透過性シート材3の内に吸収部材2が設置され、使用前においては、吸収部材2を包むように液不透過性シート材3における該吸収部材2から延出する部分が該吸収部材2の上面で折り畳まれている。以下、具体的に、図9を参照しながら、Y方向に長い板状の吸収部材2を、吸収部材2より大きな開口面積の袋状の液不透過性シート材3を用いて、包む一例を説明する。先ず、図9(ア)のように、吸収体21の上面21Uを液透過性シート材22で覆って形成された吸収部材2を、平面視して吸収部材2より大きな開口面積を有する液不透過性シート材3の内部中央部分に設置する。
次に、図9(イ)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2からZ方向下方に延出する部分を、折り畳む。次に、図9(ウ)のように、液不透過性シート材3における吸収部材2からZ方向上方に延出する部分を折り畳む。このようにして、吸収部材2を包むように液不透過性シート材3における該吸収部材2からZ方向上方に延出する部分が、該吸収部材2の上面で折り畳まれている。
第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bにおいては、図9(エ)に示すように、立方体の形状の紙製の箱4は、その上面(天壁43)に縁41eのある窓41を形成するミシン目42が施されている。またペット用排泄物処理具1Bの箱4では、箱4のY方向の前後周壁45e,45eの内の一方が蓋を形成しており、その蓋を開けて、そこから液不透過性シート材3によって包まれた吸収部材2を、箱4の内部に収容することができるようになっている。収容する際には、図9(エ)に示すように、吸収部材2の上面で折り畳まれた液不透過性シート材3の延出する部分が、箱4の上面(天壁43)側に配置される。
このように形成された第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bは、使用前においては、図9(エ)に示すように、ペット用排泄物処理具1Bは、液不透過性シート材3で包まれた吸収部材2が、使用時に箱4の上面(天壁43)に形成される縁41eのある窓41の直下に収納されている。
上述した第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bを使用した際の作用効果について説明する。
ペット用排泄物処理具1Bの効果については、ペット用排泄物処理具1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、ペット用排泄物処理具1Aの効果と同様であり、ペット用排泄物処理具1Aの効果の説明が適宜適用される。
ペット用排泄物処理具1Bは、吸収部材2を包む液不透過性シート材3が、底から開口部に向かって開口面積が広がる形状からなるロート状の袋状に形成されているので、専用の容器が無くとも、手持ちの容器の周囲長さに対応することができるとともに、ペット用排泄物処理具1Aに比べて容器への係止性がよく、また、防漏性も優れている。
本発明のペット用排泄物処理具は、上述の第1〜第2実施形態のペット用排泄物処理具1A〜1Bに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1〜第2実施形態のペット用排泄物処理具1A〜1Bにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第2実施形態のペット用排泄物処理具1Bにおいては、図9に示すように、吸収部材2を包む液不透過性シート材3がロート状の袋状に形成されているが、平面視して底部が矩形状の袋状に形成されていてもよい。また、袋状の形成方法としては、例えば、図10(a)に示すように、平面視して吸収部材2より大きな面積を有する液不透過性シート材3を2枚用意する。これら2枚の液不透過シート材の内、Z方向上方側の液不透過シート材には一対角線に沿ってミシン目31を施す。次いで、これら2枚の液不透過シート材を重ね合わせ全周縁に亘って融着によるシールを施す。そして、ミシン目31に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材3を形成してもよい。また、図10(b)に示すように、チューブ形状の液不透過シート材を用いて、Y方向の前後端部の開口部に沿って融着によるシールを施し、Z方向上方側の液不透過シート材にのみ一対角線に沿ってミシン目31を施し、その後、ミシン目31に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材を形成してもよい。さらに、図10(c)に示すように、X方向に長い長方形状の1枚の液不透過性シート材をY方向に延びる二等分線に沿って折り返し、コの字状に外周縁に沿って融着によるシールを施し、Z方向上方側の液不透過シート材にのみ一対角線に沿ってミシン目31を施し、その後、ミシン目31に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材を形成してもよい。このように形成される袋状の液不透過性シート材3は、その袋の周囲長が、使用する容器6の範囲であればよい。具体的には、例えば使用する容器6として、市販されているペット用トイレ容器(トレー)を使用する場合、該トレーの周囲長は、ほぼ120cmから180cm程度であり、これらに適用できる範囲に袋の周囲長を設定することが好ましい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態のペット用排泄物処理具1A,1Bにおいては、図8及び図9に示すように、液不透過性シート材3の内に、1個の吸収部材2が設置されて形成されているが、使用されるペット(特に猫)のサイズや容器6の大きさ、あるいは複数頭のペット(特に猫)にて使用する場合など、大きな吸収量を必要とする場合には、吸収部材2を複数個設置して形成されていてもよい。例えば、液不透過性シート材3の内に、2個の吸収部材2をY方向に並置して形成されていてもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態のペット用排泄物処理具1A,1Bにおいては、図8及び図9に示すように、吸収部材2を構成する吸収体21及び液不透過性シート材22、箱4の上面(天壁43)並びに箱4の窓41の形状が、平面視して、何れも矩形状に形成されているが、少なくとも1つの形状が円形又は楕円形状等であってもよく、全ての形状が円形又は楕円形状等であってもよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態のペット用排泄物処理具1A,1Bにおいては、液不透過性シート材3における吸収部材2から延出する部分に、図1に示すように、係止手段5が設けられているが設けられていなくてもよい。係止手段5が設けられていない場合、家庭にあるビニールテープ、セロハンテープ或いはガムテープ等で固定すればよい。
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態のペット用排泄物処理具1A,1Bにおいては、図1に示すように、容器6内に配置され、吸収部材2の上面に粒状物7を敷設して、ペット用排泄物処理システム100として使用されているが、以下のように使用してもよい。具体的には、先ず、容器6内に粒状物7を敷設した後、粒状物7が敷設された容器6内にペット用排泄物処理具1A,1Bを配置し、箱4の上面(天壁43)に施されたミシン目42に沿って開口させて、縁41eのある窓41を形成する。次に、吸収部材2の上面で折り畳まれた液不透過性シート材3を解放する。そして、箱4の上面(天壁43)に形成された窓41から解放された液不透過性シート材3の部分を引き出して、窓41の外周縁から液不透過性シート材3を外方に延出させる。次に、このように外方に延出させた液不透過性シート材3の部分で、ペット用排泄物処理具1A,1Bを設置した容器6の周壁内面62を覆う。次に、周壁内面62が液不透過性シート材3で覆われた開口部61内にて、現れた吸収部材2を構成する液不透過性シート材3のZ方向上面上に、粒状物7を更に敷設させて、ペット用排泄物処理システム100として使用してもよい。この場合、容器6内に敷設する粒状物7としては、上述したものに限らず、例えば、固まる粒状物を収容して使用するタイプのトイレの使用者がペット用排泄物処理具1A,1Bを使用する場合には、従来から使用している固まる粒状物を敷設しても良い。
上述した実施形態に関し、さらに以下のペット用排泄物処理具を開示する。
<1>
ペットの尿を吸収する吸収体及び該吸収体の上面を覆う液透過性シート材を含む吸収部材と、該吸収部材より大きな面積を有する液不透過性シート材と、該吸収部材及び該液不透過性シート材を収容する紙製の箱とを備える使い捨てペット用排泄物処理具であって、
前記液不透過性シート材の内に前記吸収部材が設置され、使用前においては、該吸収部材を包むように該液不透過性シート材における該吸収部材から延出する部分が該吸収部材の上面で折り畳まれており、
使用前においては、前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が、使用時に前記箱の上面に形成される縁のある窓の直下に収容されている使い捨てペット用排泄物処理具。
<2>
前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材は、その平面視した際の面積が、前記箱に形成される前記窓の面積よりも大きい前記<1>に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<3>
前記箱の上面に、前記縁のある窓を形成する切り取り線が施されており、使用時に切り取り線に沿って開口させることにより縁のある窓が形成される前記<1>又は<2>に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<4>
前記吸収体は、植物由来の素材の粉砕物を70重量%以上含んで、厚みが3mm以上の板状に成形されており、ペットの尿の吸水後に保形性を有する前記<1>〜<3>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<5>
前記液透過性シート材は、開孔率10%以上70%未満で無加圧状態での厚みが0.1mm以上のフィルム若しくはプラスチック成形シート、又は坪量20g/m2以上50g/m2以下で無加圧状態での厚みが0.3mm以上の不織布である前記<1>〜<4>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<6>
前記液不透過性シート材は、前記吸収部材から延出する部分に、係止手段が設けられている前記<1>〜<5>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<7>
前記箱は、縦a、横b、高さcの関係がa≧b>cである立方体の形状を有し、該箱の上面に、前記縁のある窓を形成する切り取り線が施されており、
前記窓の面積は、前記箱の上面の面積(a×b)の50%以上90%以下であり、前記箱に収容された前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が該箱の内部において一方に偏っていても、前記一方とは反対側に位置する前記窓の縁に前記吸収部材が掛かるように前記切り取り線が施されている前記<1>〜<6>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<8>
前記液不透過性シート材は、展開状態に広げた際に平らな形状になるように形成されている前記<1>〜<7>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<9>
前記液不透過性シート材は、袋状に形成されている前記<1>〜<7>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<10>
前記吸収体は、植物由来の素材の粉砕物を80重量%以上含んで形成されている前記<1>〜<9>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<11>
前記吸収体は、粉砕物の密度が0.2g/cm3以上0.4g/cm3以下の範囲である前記<1>〜<10>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<12>
前記吸収体は、植物由来の素材の粉砕物に対して20重量%以下の吸水性樹脂を混合して形成されている前記<1>〜<11>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<13>
前記吸収体は、前記ペット用排泄物処理具の前後方向(Y方向)の長さが200mm以上500mm以下であり、該ペット用排泄物処理具の前後方向と直交する方向(X方向)の長さが150mm以上400mm以下である前記<1>〜<12>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<14>
前記吸収体の厚み(Z方向の長さ)が、3mm以上50mm以下に形成されていることが好ましく、5mm以上30mm以下に形成されていることが更に好ましく9mm以上20mm以下に形成されていることが特に好ましい前記<1>〜<13>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<15>
前記液透過性シート材は、平面視して、前記吸収体の外周縁(輪郭)よりも外方に延出していているか、該吸収体21の外周縁(輪郭)に一致して形成されている前記<1>〜<14>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<16>
前記液透過性シート材は、開孔率10%以上70%未満で無加圧状態での厚みが0.1mm以上のフィルム若しくはプラスチック成形シートであることが好ましく、開孔率30%以上65%未満で無加圧状態での厚みが0.5mm以上3.0mm以下のフィルム若しくはプラスチック成形シートであることが更に好ましいか、又は坪量20g/m2以上50g/m2以下で無加圧状態での厚みが0.3mm以上の不織布であることが好ましく、坪量25g/m2以上40g/m2以下で無加圧状態での厚みが0.5mm以上5.0mm以下の不織布であることが更に好ましい前記<1>〜<15>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<17>
前記液不透過性シート材は、厚みが0.020mm以上0.100mm以下の範囲であることが好ましく、0.030mm以上0.070mm以下の範囲であることが更に好ましい前記<1>〜<16>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<18>
前記切り取り線がミシン目である前記<1>〜<17>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<19>
前記窓の面積は、前記箱の上面(天壁)の面積(a×b)の50%以上90%以下であることが好ましく、60%以上85%以下であることが好ましい前記<1>〜<18>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<20>
前記箱に収容された前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が、該箱の内部で偏っていても前記窓の縁に5mm以上掛かるように切り取り線(ミシン目)が施されていることが好ましく、10mm以上掛かるように切り取り線(ミシン目)が施されていることが更に好ましい前記<1>〜<19>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<21>
前記窓の面積は、前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材における前記吸収体の平面視した際の面積の50%以上85%以下であることが好ましく、60%以上80%以下であることが好ましい前記<1>〜<20>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<22>
前記液不透過性シート材が、底から開口部に向かって開口面積が広がる形状からなるロート状の袋状に形成されている前記<1>〜<21>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
<23>
前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具と、該使い捨てペット用排泄物処理具上に配置する便床を形成する粒状物とを具備するペット用排泄物処理システムであって、
前記使い捨てペット用排泄物処理具が上方に開口する開口部を有する容器内に配置され、使用時に前記箱の上面に形成された前記窓の外周縁から、前記吸収部材の上面で折り畳まれた前記液不透過性シート材が解放されて外方に延出しており、該延出した液不透過性シート材により、前記容器の周壁内面が覆われており、前記吸収部材の上面に前記粒状物が敷設されているペット用排泄物処理システム。
<24>
前記粒状物は、植物由来の素材の粉砕物60重量%以上97重量%以下及び合成樹脂を3重量%以上40重量%以下含んで、所定の形状に成形されており、ペットの尿の吸水後に保形性を有する前記<23>に記載のペット用排泄物処理システム。
<25>
前記粒状物は、植物由来の素材の粉砕物を60重量%以上97重量%以下含んで構成されていることが好ましく、該粉砕物を70重量%以上95重量%以下含んで構成されていることが更に好ましく、合成樹脂を3重量%以上40重量%以下含んで構成されていることが好ましく、合成樹脂を5重量%以上30重量%以下含んで構成されていることが更に好ましく、尿の吸収後に保形性を有する前記<23>又は<24>に記載のペット用排泄物処理システム。
<26>
前記粒状物は、吸水率が1%以上10%以下であることが好ましく、3%以上8%以下であることが更に好ましい前記<23>〜<25>の何れか1に記載のペット用排泄物処理システム。
<27>
前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具の製造方法であって、
前記吸収体の上面を液透過性シート材で覆って形成された前記吸収部材を、平面視して該吸収部材より大きな面積を有する液不透過性シート材の上面中央部に設置する工程と、
前記液不透過性シート材における前記吸収部材から延出する部分の内、前後方向(Y方向)に沿う一方の側部を、該吸収部材を包むように巻き上げ、該吸収部材のY方向に延びる一方の側縁に沿って折り返す工程と、
前記液不透過性シート材における前記吸収部材から延出する部分の内、前後方向(Y方向)に沿う他方の側部を、該吸収部材を包むように巻き上げ、該吸収部材の前後方向(Y方向)に延びる他方の側縁に沿って折り返す工程と、
前記液不透過性シート材における前記吸収部材から延出する部分の内、前後方向(Y方向)の一方の端部を、該吸収部材を包むように巻き上げ、該吸収部材の前後方向(Y方向)の一方の端縁に沿って折り返す工程と、
前記液不透過性シート材における前記吸収部材から延出する部分の内、残りの前後方向(Y方向)の他方の端部を、該吸収部材を包むように巻き上げ、該吸収部材の前後方向(Y方向)の他方の端縁に沿って折り返す工程とを具備する、使い捨てペット用排泄物処理具の製造方法。
<28>
前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具に用いる袋状の液不透過性シート材の製造方法であって、
平面視して前記吸収部材より大きな面積を有する2枚の液不透過性シート材の内、厚み方向(Z方向)上方側の液不透過シート材に一対角線に沿って切り取り線(ミシン目)を施し、次いで、これら2枚の該液不透過シート材を重ね合わせ全周縁に亘って融着によるシールを施し、そして、該切り取り線(ミシン目)に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材を形成する工程、
チューブ形状の液不透過シート材を前後方向(Y方向)の前後端部の開口部に沿って融着によるシールを施し、厚み方向(Z方向)上方側の液不透過シート材にのみ一対角線に沿って切り取り線(ミシン目)を施し、その後、該切り取り線(ミシン目)に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材を形成する工程、及び
X方向に長い長方形状の1枚の液不透過性シート材を前後方向(Y方向)に延びる二等分線に沿って折り返し、コの字状に外周縁に沿って融着によるシールを施し、厚み方向(Z方向)上方側の液不透過シート材にのみ一対角線に沿って切り取り線(ミシン目)を施し、その後、該切り取り線(ミシン目)に沿って切り離すことで袋状の液不透過性シート材を形成する工程の何れか1の工程を具備する、袋状の液不透過性シート材の製造方法。
<29>
前記<1>〜<22>に記載の使い捨てペット用排泄物処理具の使用方法であって、
前記ペット用排泄物処理具を、上方に開口する開口部を有する容器内に配置した後、或いは該容器内に配置する前に、前記箱の上面(天壁)に施された切り取り線(ミシン目)に沿って開口させて、縁のある窓を形成する工程、
前記吸収部材の上面で折り畳まれた前記液不透過性シート材を解放する工程、
前記箱の上面(天壁)に形成された前記窓から解放された前記液不透過性シート材の部分を引き出して、該窓の外周縁から該液不透過性シート材を外方に延出させる工程、
外方に延出させた前記液不透過性シート材の部分で、前記ペット用排泄物処理具を設置した前記容器の周壁内面を覆う工程、及び
前記容器の周壁内面が前記液不透過性シート材で覆われた前記容器の前記開口部内にて、現れた前記吸収部材を構成する該液不透過性シート材の厚み方向(Z方向)上面上に、粒状物を敷設させる工程、
を有するペット用排泄物処理システムの使用方法。
1A,1B ペット用排泄物処理具
2 吸収部材
21 吸収体
21U 吸収体の上面
22 液透過性シート材
3 液不透過性シート材
31 ミシン目
4 箱
41 窓
41e 縁
42 ミシン目
43 天壁
44 底壁
45 周壁
45e Y方向の両端の前後周壁
45s Y方向に沿う両側(X方向の両端)の側方周壁
5 係止手段
6 容器
61 開口部
62 周壁内面
7 粒状物
100 ペット用排泄物処理システム

Claims (11)

  1. ペットの尿を吸収する吸収体及び該吸収体の上面を覆う液透過性シート材を含む吸収部材と、該吸収部材より大きな面積を使用時に有する液不透過性シート材と、該吸収部材及び該液不透過性シート材を収容する紙製の箱とを備える使い捨てペット用排泄物処理具であって、
    前記液不透過性シート材の内に前記吸収部材が設置され、使用前においては、該吸収部材を包むように該液不透過性シート材における該吸収部材から使用時に延出する部分が該吸収部材の上面で折り畳まれており、
    使用前においては、前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が、使用時に前記箱の上面に形成される縁のある窓の直下に収容されている使い捨てペット用排泄物処理具。
  2. 前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材は、その平面視した際の面積が、前記箱に形成される前記窓の面積よりも大きい請求項1に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  3. 前記箱の上面に、前記縁のある窓を形成する切り取り線が施されており、使用時に切り取り線に沿って開口させることにより縁のある窓が形成される請求項1又は2に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  4. 前記吸収体は、植物由来の素材の粉砕物を70重量%以上含んで、厚みが3mm以上の板状に成形されており、ペットの尿の吸水後に保形性を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  5. 前記液透過性シート材は、開孔率10%以上70%未満で無加圧状態での厚みが0.1mm以上のフィルム若しくはプラスチック成形シート、又は坪量20g/m2以上50g
    /m2以下で無加圧状態での厚みが0.3mm以上の不織布である請求項1〜4の何れか
    1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  6. 前記液不透過性シート材は、前記吸収部材から使用時に延出する部分に、係止手段が設けられている請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  7. 前記箱は、縦a、横b、高さcの関係がa≧b>cである立方体の形状を有し、該箱の上面に、前記縁のある窓を形成する切り取り線が施されており、
    前記窓の面積は、前記箱の上面の面積(a×b)の50%以上90%以下であり、前記箱に収容された前記液不透過性シート材で包まれた前記吸収部材が該箱の内部において一方に偏っていても、前記一方とは反対側に位置する前記窓の縁に前記吸収部材が掛かるように前記切り取り線が施されている請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  8. 前記液不透過性シート材は、展開状態に広げた際に平らな形状になるように形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  9. 前記液不透過性シート材は、袋状に形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の使い捨てペット用排泄物処理具と、該使い捨てペット用排泄物処理具上に配置する便床を形成する粒状物とを具備するペット用排泄物処理システムであって、
    前記使い捨てペット用排泄物処理具が上方に開口する開口部を有する容器内に配置され、使用時に前記箱の上面に形成された前記窓の外周縁から、前記吸収部材の上面で折り畳まれた前記液不透過性シート材が解放されて外方に延出しており、該延出した液不透過性シート材により、前記容器の周壁内面が覆われており、前記吸収部材の上面に前記粒状物が敷設されているペット用排泄物処理システム。
  11. 前記粒状物は、植物由来の素材の粉砕物60重量%以上97重量%以下及び合成樹脂を3重量%以上40重量%以下含んで、所定の形状に成形されており、ペットの尿の吸水後に保形性を有する請求項10に記載のペット用排泄物処理システム。
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