JP6204461B2 - 支持体または剥離基材上のフィルムを含む物品 - Google Patents
支持体または剥離基材上のフィルムを含む物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6204461B2 JP6204461B2 JP2015513130A JP2015513130A JP6204461B2 JP 6204461 B2 JP6204461 B2 JP 6204461B2 JP 2015513130 A JP2015513130 A JP 2015513130A JP 2015513130 A JP2015513130 A JP 2015513130A JP 6204461 B2 JP6204461 B2 JP 6204461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- article
- curable film
- curable
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/30—Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
- C09J7/35—Heat-activated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J4/00—Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16
- C09J4/06—Organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond in combination with a macromolecular compound other than an unsaturated polymer of groups C09J159/00 - C09J187/00
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
で示される化合物から選択され得る。
(a)15〜80重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)20〜85重量%の1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)40〜60重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)40〜60重量%の1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜20重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)10〜90重量%の1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー、ここで、該フィルム形成性コポリマーは23℃で感圧接着性を有する;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレート;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレート;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の、1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー、ここで、該フィルム形成性コポリマーは23℃で感圧接着性を有する;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の、式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%種以上の、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルおよび任意に他の(コ)モノマーのフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルおよび任意に他のコモノマーの1種以上の(コ)ポリマー、ここで該(コ)ポリマーは23℃で感圧接着性を有する;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の式(I)で示される化合物から選択される1種以上のシアノアクリレートモノマー;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の1種以上のフィルム形成性エチレンビニルアセテートコポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレート;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の1種以上のフィルム形成性エチレンビニルアセテートコポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレート;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルおよび任意に他の(コ)モノマーの1種以上のフィルム形成性(コ)ポリマー;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
(a)10〜90、例えば15〜80重量%の(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレート;
(b)10〜90、例えば20〜85重量%の、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルおよび任意に他の(コ)モノマーの1種以上の(コ)ポリマー、ここで該(コ)ポリマーは23℃で感圧接着性を有する;および
(c)0〜65重量%の1種以上の添加剤
を含み得る。
剥離基材に配置された本発明の硬化性フィルム、該硬化性フィルムは2つの粘着性表面を定義する、および場合により
硬化性フィルムの上部の第2剥離基材(被覆基材)、
フィルムに対して剥離作用を有する剥離基材。
担体基材に配置された本発明の硬化性フィルム、および任意に
硬化性フィルム上の剥離基材、該剥離基材はフィルムに対する剥離作用を有する。
担体基材の第1面に配置された本発明の第1硬化性フィルム、
該担体基材が第1フィルムおよび第2フィルムの間に配置されるように、担体基材の第2面に配置された本発明の第2硬化性フィルム、および任意に
第1硬化性フィルム上の第1剥離基材、および/または
第2硬化性フィルム上の第2剥離基材、
該剥離基材は、フィルムに対して剥離作用を有する。
(a)本発明の物品を提供するステップ;
(b)本発明の物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの表面に付着させて、組立品を形成するステップ;
(c)該組立品を、本発明の物品の硬化性フィルムを硬化させるに十分な条件に暴露するステップ、
ここで、本発明の物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(b)の前および/または後に取り除かれる。
(i)本発明の物品を提供すること;
(ii)本発明の物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの部品に付着させること;
(iii)該部品を合わせること;および
(iv)該部品間の粘着性フィルムを互いに接着するように硬化させること、
ここで、本発明の物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後に取り除かれる。
(i)本発明の転写テープを提供すること;
(ii)本発明の転写テープの硬化性フィルムを少なくとも1つの部品に付着させること;
(iii)該部品を合わせること;および
(iv)該部品間の粘着性フィルムを互いに接着するように硬化させること、
ここで、本発明の転写テープの剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後に取り除かれる。
(i)本発明の物品を提供すること;
(ii)本発明の物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの部品に付着させること;
(iii)該部品を合わせること;および
(iv)互いに接着するように該部品間の粘着性フィルムを硬化させること、
ここで、本発明の物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後で取り除かれる。
(i)本発明の片面粘着テープを供給すること;
(ii)片面粘着テープの硬化性フィルムを部品に付着させること;および
(iii)該粘着フィルムを硬化すること、
ここで、該片面粘着テープの剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前に取り除かれる。
(i)本発明の両面粘着テープを供給すること;
(ii)両面粘着テープの第1硬化性フィルムを少なくとも1つの部品に付着させること;
(iii)両面粘着テープの第2硬化性フィルムを他の部品に付着させること;および
(iv)部品間の硬化性フィルムを部品が共に接着するように硬化すること、
ここで、両面粘着テープの剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後で取り除かれる。
図1は、剥離基材を有さない本発明の片面テープを示す;
図2は、剥離基材を有する片面テープまたはラベルに相当し得る本発明の態様を示す;
図3は、剥離基材を有する本発明の転写テープを示す;
図4は、2つの剥離基材を有する本発明の転写テープを示す;
図5は、1つの剥離基材を有する本発明の両面テープを示す;および
図6は、2つの剥離基材を有する本発明の両面テープを示す。
図7は、種々の硬化性フィルムについての屈折率値を示す。
Levamelt(登録商標)900は、約90重量%のビニルアセテート含量を有するエチレンビニルアセテートコポリマーを形成するフィルムであり、Lanxess AG、レーファークーゼン、ドイツから市販されている。
異なる硬化性フィルム製剤を、HDPEボトルにおいて、次の方法に従い製造した:フィルム形成性(コ)ポリマーを酢酸エチルに溶解させ、50重量%の溶液を得た。シアノアクリレートモノマーおよび追加の酢酸エチルを加え、50重量%(シアノアクリレートモノマー+フィルム形成性(コ)ポリマー)の酢酸エチル溶液を得た。全ての製剤は、安定剤としてのスルホン酸、BF3またはSO2の存在下で安定であった。
〔ループタック〕
ループタックは、DIN EN 1719に従い測定する:硬化性フィルムをアルミニウム上に貼り合わせ、幅約25mmおよび長さ約300mmの試験片に切断する。試験片ウをすぐに、「Zwick」引張強さ試験機Z010において、100mm/分の速度で測定した。
フィルムをポリエステルフィルムに貼り合わせ、幅約25mmおよび長さ約50mmの試験片に切断する。該試験片を、スチールプレートの端部で約25mm×25mmの領域を覆うように、スチールプレート上に置く。調製後すぐに、該スチールプレートを適当な装置中で垂直に配置し、1N〜160Nの間の荷重を印加する。該剪断値は、該試験片が4時間後にプレートになお貼り付く際の最大応力値(ニュートン)である。
グリットブラスト軟鋼(Grit blasted mild steel、GBMS)パネル:GBMSパネルは、グリットブラスト軟鋼からなる。グリットブラスト化は、試験前の<24hで行わねばならない。ブラスト化媒体:コランダム、直径0.21−0.3mm、ブラスト化圧:3bar。硬化性フィルムは、GBMSスチールパネル(25mm幅)へと転写され、第1スチールパネルの端で25mm×12、5mm(312,5mm2)の領域を被覆する。第2スチールパネルは、該被覆領域が完全に重ね合わせられるように、該第1パネル上に置かれる。2つのクランプ(それぞれの荷重、45−90N)を使用して、該スチールパネルを共に押し付ける。次いで、所定の温度および時間条件下で、得られる試験片を貯蔵する。
DSC測定のために、NETZSCH DSC204F1装置を使用し、ここで、測定条件は以下である:スキャン温度範囲−80℃〜200℃、10K/分、試料重さ:5mg。
DMA測定のために、METTLER TOLEDO DMA/SDTA861e装置を使用し、ここで、測定条件は以下である:1Hzの調和剪断荷重、最大応力 1.5N、最大距離 10μm、スキャン温度範囲−150℃〜200℃。貯蔵弾性率G`は、DMA結果から決定した。
テープ1の硬化性フィルムは、高い初期粘着性を示し、23℃で良好な感圧接着性を示す。該フィルムを65℃の温度に1時間さらし、続いて23℃の温度に24時間さらすことで、硬化性フィルムを完全に硬化することができる。該硬化性フィルムのガラス転移温度(Tg)は−40℃であり、ここで、硬化フィルムのガラス転移温度(Tg)は15℃である。硬化性フィルムについて、3・103Pa貯蔵弾性率G`が測定された。
テープ2の硬化性フィルムは、非常に高い初期粘着性を示し、23℃で非常に良好な感圧接着性を示す。該フィルムを65℃の温度に1時間さらし、続いて23℃の温度に24時間さらすことで、硬化性フィルムを完全に硬化することができる。
65℃の温度で1時間、続いて23℃の温度に24時間の、硬化性フィルムの硬化は、GBMS上での重ね剪断強度を十分に高めず、このことは、このテープが種々の構造的結合用途に不適当であり得ることを意味する。
比較テープ2のフィルムは、高い初期粘着性を示し、23℃で感圧接着性を示す。しかし、該フィルムを異なる条件にさらすと(表5参照)、GBMS上での結合強度の十分な増加をもたらさず、このことは、このテープがあらゆる構造的結合用途に不適当であることを意味する。
試料容器の蓋を、温度計を備えた蓋に置き換えることにより、試料が室温であるかどうか確認する。該温度を測定する。該温度が20〜30℃であれば、所定の順で解析を開始し得る。該温度が上記の範囲内でない場合、該試料を25℃で水浴に入れ、20〜30℃の値に達するまで定期的に温度を確認する。一部の(コ)ポリマーは揮発性化合物を含有するため、ほとんどの臨界パラメーターの測定を開始することが推奨される。
1.250ccの試料容器中にXgの(コ)ポリマーを計量する。.
2.アセトンを添加する。使用前に、該アセトンをフェノールフタレインを用いて、0.05N KOHで中和する。
3.(コ)ポリマーが溶解するまで、該試料容器を振る。
4.該試料容器を冷却し(0−5℃)、0.05N KOHを用いて、透明から明るいピンクまで滴定する。色の変化は、30秒間静置せねばならない。
5.ここで、該(コ)ポリマーは低い酸価(1.0mg KOH/g乾燥樹脂最大)を有し、小さい10ml容器を使用する。
本発明に記載するような構造的粘着性転写テープは、編織物のアセンブリに特に有用である。
重ね剪断実験または剥離実験用の編織物試験片を、市販のナイロン、コットンおよびコットン-ポリエステル(33%/66%)から、2.5cm×12.5cm片に切断して調製した。
プラスチック重ね剪断試験片は、STM 700に従い、クランプ Wilton、モデル365を用いて組立て、硬化を施した。編織物重ね剪断試験片は、STM 700に従いクランプ Wilton、model 365を用いて軟鋼重ね剪断間にクランプし、硬化を施した。
ヒートショックプレスFermant 400Tを、ステッチフリー用途における封止実験に使用した。インパルスレベル5を使用し(8秒)、2.5cm×0.2cmの硬化面を作った。次いで、結合した材料を直接、洗浄試験またはまたは引張強さ試験に、それぞれ施した。
テープ用途の熱プレス実験のために、320cm×320cmの編織物片を切断し、該テープを1つの編織物片上に転写させ、開いたテープ層を他方の320cm×320cmの編織物片で覆った。
熱プレス Fontune TP-400を、対象の粘着性物品に対し320cm×320cmの硬化表面で、加圧および加熱するために使用し、完全に硬化した表面で20kNの応力で2分間使用した。加圧中の温度:100℃。
2.5cm×12.5cmの寸法の試験片を、熱プレス後の貼り合わせ編織物から切り出し、機械的撹拌棒を備えたガラスの1L丸底フラスコに移し、700mL〜800mLの水道水および市販のsomatタブレットの半分を加えた。この混合物を100〜250rpmで撹拌し、100℃、60℃、40℃または室温まで加熱した。2時間(または室温で行った実験については24時間)後、編織物試験片を取り出し、きれいな水道水で3回すすぎ、60℃または70℃のオーブンに移した。乾燥は2時間で行った。編織物片を室温まで冷却し、剥離または引張強さを測定する前に、1〜2日間常温で放置した。
重ね剪断強度は、STM 700に従い、Instron 5567にて30kN、1kNおよび100Nのロードセル、それぞれ、Z100、100kNおよび1kNロードセルを有するZwick引張試験機、Zwick引張試験機タイプ 144501、および、1kNロードセルを有するZwick引張試験機 KAF-Zで測定した。試験は2回繰り返した。
剥離は、修正 DIN EN 1939に従い、1kNロードセルを有するZwick引張試験機 KAF-Zにて測定した:
・試験片を2.5cm×12.5cmに切断
・5−6cmの開口を有する該試料を剥離し、該開口端が引張試験機のフリップにクランプできることを確認する
・引張試験機を設定する:
・応力をリセットする
・試料をクランプし(引張なし)、開始する
・終了時にグリップを戻す
・グラフを印刷する
・0.1Nより大きい全てのピークの平均をとる
・これを全ての試料について繰り返す(2〜3回)
転写テープ、テープ1を編織物の2つの試験片の一方に適用し、編織物の第2試験片をテープ上にのせ、短時間のヒートショックを適用し簡潔な接合を作る。8秒のヒートショックにより、50mm2の合計結合面積を有する幅広縫目なしステッチがもたらされる。
表7および8(下記参照)は、種々の編織物についての重ね剪断実験の結果を示す。種々の洗浄および乾燥サイクルの作用に加えて、異なる硬化条件を示す。
表11および12は、本発明に記載するような構造粘着性転写テープについて、テープ1および市販のTechnomelt PUR 7549の剥離実験の結果を示す。
本発明において述べるような構造粘着性転写テープは、高湿度環境において特に有利である。
〔基材〕
重ね剪断実験用の木材試験片を、通常の重ね剪断パネルの寸法で市販のレッドブナ木材から切り出した。セラミックタイル試験片は、通常の重ね剪断パネルの寸法でDIYストアにて購入した市販のタイルから切り出した。セラミックタイルの普通の表面を結合のアセンブリに使用した。軟鋼重ね剪断試験片は、使用前に、Gyson製のシリコンカーバイドを用いて、4バール圧で、STM 700に従い、1ULA 1400グリットブラスト化装置を用いてグリットブラスト化した。重ね剪断試験片を用いる全ての引張強さ試験をSTM 700に従い行った。
〔競合試料〕
「Nie wieder bohren(TEROSTAT MS 9380 WEISS DK310ML)」、「Unibond No More Nails(original)」、「Tesa Powerstrips」および「3M 467MP」を比較試験に使用した。全ての競合試料は、供給者から推奨されるようにして適用した。重ね剪断試験片の調製、製品の適用および引張強さ試験は、STM 700に従い行った。
重ね剪断結合の引張強さを、Instron 5567にて30kN、1kNおよび100Nのロードセル、それぞれ、Z100、100kNおよび1kNロードセルを有するZwick引張試験機、Zwick引張試験機タイプ 144501、および、1kNロードセルを有するZwick引張試験機 KAF-Zで測定した。
・20% RH、20℃−乾燥室内条件
・85% RH、30℃−浴室条件
・98% RH、40℃−浴室条件
・98% RH、65℃−浴室条件
硬化 85%RH、30℃:
セラミック−GBMS、結合破壊までに適用した応力:4.6MPa(151Kg)短期間
セラミック−セラミック、結合破壊までに適用した応力:2.6MPa(85Kg)
GBMS−GBMS、4.6MPa(153Kg)
硬化 98%RH、40℃:
セラミック−GBMS、結合破壊までに適用した応力:2.8MPa(92Kg)短期間
セラミック−セラミック、適用した応力:4.2MPa(138Kg)基材破壊:基材よりも強い接着
GBMS‐GBMS、結合破壊までに適用した応力:5.5MPa(181Kg)
硬化 98%RH、65℃:
セラミック−GBMS、結合破壊までに適用した応力:3.5MPa(114Kg)短期間
セラミック−セラミック、結合破壊までに適用した応力:1.9MPa(65Kg)
GBMS−GBMS、結合破壊までに適用した応力:8.2MPa(270Kg)
GBMS試験片をSTM 700に従い硬化およびクランプさせた。クランプを取り除き(次いで初期引張強さを測定した)、結合した重ね剪断試験片を、所定の溶媒に浸すか、または、所定の環境条件下に放置した。24時間、48時間、100時間および500時間後、重ね剪断を溶媒/環境条件から取り出し、周囲温度で乾燥させて、室温で引張強さ測定を行った。
本発明に記載されるような接着性物品(例えばテープ1)は、9時間硬化後、322.6mm2の表面で15kgまでの重量を支えるため、比較試料よりも3倍優れている。
本発明に記載するような構造用粘着性転写テープは、光電子工学および光学デバイスの製造に特に有要である。
〔基材〕
重ね剪断実験用の木材試験片を、通常の重ね剪断パネルの寸法で市販のレッドブナ木材から切り出した。ニトリルブタジエンゴム重ね剪断試験片を、通常の重ね剪断パネルの幅で半分の長さの寸法で、大きいマットから切り出した。
セラミックタイル試験片は、通常の重ね剪断パネルの寸法でDIYストアにて購入した市販のタイルから切り出した。セラミックタイルの普通の表面を結合のアセンブリに使用した。軟鋼重ね剪断試験片は、使用前に、Gyson製のシリコンカーバイドを用いて、4バール圧で、STM 700に従い、1ULA 1400グリットブラスト化装置を用いてグリットブラスト化した。重ね剪断試験片を用いる全ての引張強さ試験をSTM 700に従い行った。(示されるような)軟鋼重ね剪断試験片およびアルミニウム重ね剪断試験片を、使用前に、Gyson製のシリコンカーバイドを用いて、4バール圧で、STM 700に従い、1ULA 1400グリットブラスト化装置を用いてグリットブラスト化した。他の重ね剪断試験片は、全て、入手したまま使用した。重ね剪断試験片を用いる全ての引張強さ試験をSTM 700に従い行った。
3M 467MP両面転写テープを比較試料として使用した。全ての競合試料は、供給者から推奨されるようにして適用した。重ね剪断試験片の調製、製品の適用および引張強さ試験は、STM 700に従い行った。
全ての添加剤をSigma Aldrichから購入し、さらなる精製を行うことなく入手したまま使用した。
テープを5℃または室温で、密封アルミニウムパウチ中で貯蔵した。
重ね剪断結合の引張強さを、30kN、1kNおよび100Nのロードセル(それぞれ(Dublin))を備えるInstron 5567にて、Z100、100kNおよび1kNロードセルを有するZwick引張試験機、100kNおよび1kNのロードセル(Dublin)を備えるZwick引張試験機Z100、および、Zwick引張試験機 タイプ144501(デュッセルドルフ)で測定した。
〔引張強さ測定〕
屈折率は、Bellingham+Stanley 44-501 Abbe 屈折率計にて、22℃〜23℃で測定した。
ここで使用したテープは、 coatable mixture of a solid固形シアノアクリレート(50%、例えばネオペンチルCA、2-フェニルエチルCA)、強化剤、例えばLevamelt(50%)および染料、着色剤および顔料のような添加剤(数重量%)の、適当な溶媒中(クロロホルム、酢酸エチル)の被覆可能な混合物に基づく。該混合物は、コーティングに十分な液状でなければならず、十分な安定性を示さねばならない。
本明細書の当初の開示は、少なくとも下記の態様を包含する。
〔1〕剥離基材および/または担体基材上の硬化性フィルムを含む物品であって、該硬化性フィルムは:
(a)式(I):
[式中、R 1 は1〜10個の炭素原子を含む2価の架橋基であり、AはC 5 -C 50 アリール残基またはC 2 -C 50 ヘテロアリール残基を表す]
で示される化合物から選択される少なくとも1種のシアノアクリレートモノマー;および
(b)少なくとも1種のフィルム形成性(コ)ポリマー
を含む、物品。
〔2〕前記シアノアクリレートモノマーは、式(II):
[式中、nは0〜5であり、R 2 はC 1 - 5 アルキレン基であり、R 3 はそれぞれ、存在する場合、独立して、C 1 -C 10 アルキル、C 1 -C 10 アルコキシ、フッ素、塩素、臭素、シアノおよびニトロから選択される]
で示される化合物から選択される、前記〔1〕に記載の物品。
〔3〕前記シアノアクリレートモノマーは1013.25mbarで25℃より高い融点を有する、前記〔1〕または〔2〕に記載の物品。
〔4〕前記シアノアクリレートモノマーは(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレートである、前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の物品。
〔5〕前記シアノアクリレートモノマーは、硬化性フィルムの総重量に基づいて少なくとも約15重量%の量で存在する、前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の物品。
〔6〕前記シアノアクリレートモノマーは、硬化性フィルムの総重量に基づいて約20重量%〜約80重量%の量で存在する、前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の物品。
〔7〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、ポリ(メタ)アクリレート(コ)ポリマー、ポリビニルエーテル、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ポリクロロプレン;ブタジエン-アクリロニトリルポリマー、熱可塑性エラストマー、スチレン-イソプレンコポリマー、スチレン-イソプレン-スチレンブロックコポリマー、エチレン-プロピレン-ジエンポリマー、スチレン-ブタジエンポリマー、ポリ-α-オレフィン、シリコーン、エチレンビニルアセテートコポリマーおよび/またはそれらの組合せから選択される、前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の物品。
〔8〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、示差走査熱量測定(DSC)で測定して30℃より低いガラス転移温度(T g )を有する、前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の物品。
〔9〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは23℃で感圧接着性を有する(コ)ポリマーである、前記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の物品。
〔10〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルおよび場合により他のコモノマーのコポリマーである、前記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載の物品。
〔11〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは約0〜約30の酸価を有する、前記〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載の物品。
〔12〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーはエチレンビニルアセテートコポリマーである、前記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の物品。
〔13〕前記エチレンビニルアセテートコポリマーは、エチレンビニルアセテートコポリマーの総重量に基づいて50重量%〜98重量%のビニルアセテート含量を有する、前記〔12〕に記載の物品。
〔14〕前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、硬化性フィルムの総重量に基づいて約20重量%〜約85重量%の量で存在する、前記〔1〕〜〔13〕のいずれかに記載の物品。
〔15〕硬化性フィルム中、シアノアクリレートモノマーの総量:フィルム形成性(コ)ポリマーの総量の重量比は、1:8〜8:1である、前記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の物品。
〔16〕前記硬化性フィルムは、シアノアクリレートポリマー、粘着剤、可塑剤、強化剤、酸化防止剤、安定剤、吸水剤および/またはそれらの組合せから選択される1種以上の添加剤をさらに含む、前記〔1〕〜〔15〕のいずれかに記載の物品。
〔17〕前記硬化性フィルムは、硬化性フィルムの総重量に基づいて1重量%以下の量で存在する安定剤をさらに含む、前記〔1〕〜〔16〕のいずれかに記載の物品。
〔18〕前記安定剤は、場合によりヒドロキノン、スルホン酸、BF 3 またはSO 2 、ホウ酸、亜鉛塩、リン酸、カルボン酸またはそれらの組合せの1種である、前記〔17〕に記載の物品。
〔19〕前記硬化性フィルムはカンファースルホン酸などの酸をさらに含む、前記〔1〕〜〔18〕のいずれかに記載の物品。
〔20〕酸は硬化性フィルムの総重量に基づいて1重量%以下の量で存在する、前記〔1〕〜〔19〕のいずれかに記載の物品。
〔21〕前記硬化性フィルムは染料をさらに含む前記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の物品であって、該染料は、ナフトールグリーン、クマリン、カロテン、m-クレゾールパープル、Cu(II)フタロシアニンからなる群から任意に選択される、物品。
〔22〕前記染料は硬化性フィルムの総重量に基づいて約0重量%〜約10重量%の量で存在する、前記〔21〕に記載の物品。
〔23〕前記硬化性フィルムは、動的機械分析(DMA)により1Hzおよび23℃で測定して、約3.3×105Pa以下の貯蔵弾性率G`を有する、前記〔1〕〜〔22〕のいずれかに記載の物品。
〔24〕前記硬化性フィルムは、DIN EN 1719により測定される標準ループタック試験において、少なくとも約3Nのタック値を有する、前記〔1〕〜〔23〕のいずれかに記載の物品。
〔25〕前記硬化性フィルムは、DIN EN 1939により、スチール基材上、23℃で測定して10分後に、約3N/25mm〜約50N/25mmの180°剥離強度を有する、前記〔1〕〜〔24〕のいずれかに記載の物品。
〔26〕前記硬化性フィルムは、示差走査熱量測定(DSC)により測定して10℃より低いガラス転移温度(T g )を有する、前記〔1〕〜〔25〕のいずれかに記載の物品。
〔27〕前記担体基材は、ポリマーフィルム、発泡体、金属箔、布およびそれらの組合せから選択される、前記〔1〕〜〔26〕のいずれかに記載の物品。
〔28〕前記剥離基材は、場合により剥離剤で被覆された紙またはプラスチック系材料である、前記〔1〕〜〔27〕のいずれかに記載の物品。
〔29〕前記物品は、ラベル、片面テープ、転写テープまたは両面テープである、前記〔1〕〜〔28〕のいずれかに記載の物品。
〔30〕硬化性フィルムの硬化物は約1.45〜約1.6の範囲(好ましくは約1.47〜約1.55の範囲)の屈折率を有する、前記〔1〕〜〔29〕のいずれかに記載の物品。
〔31〕硬化性フィルムの硬化物は半透明、例えば透明である、前記〔1〕〜〔30〕のいずれかに記載の物品。
〔32〕前記〔1〕〜〔31〕のいずれかに記載の硬化性フィルムの硬化物。
〔33〕前記硬化性フィルムは、以下の条件:熱暴露、湿分暴露または放射暴露の任意の1つにより硬化可能である、前記〔1〕〜〔31〕のいずれかに記載の物品。
〔34〕前記硬化性フィルムは、約0〜200℃の範囲の温度に2〜360秒間暴露することにより硬化可能である、前記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の物品。
〔35〕前記硬化性フィルムは、約10〜100%の範囲の湿度に1〜24時間暴露することにより硬化可能である、前記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の物品。
〔36〕前記硬化性フィルムは、放射、例えばUV放射に暴露することにより硬化可能である、前記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の物品。
〔37〕次のステップ:
(a)前記〔1〕〜〔31〕のいずれかに記載の物品を提供すること;
(b)該物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの表面に付着させて組立品を形成すること;
(c)該物品の硬化性フィルムを硬化するのに十分な条件に該組立品を暴露することを含み、ここで、該物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(b)の前および/または後で取り除かれる、硬化性表面へのフィルムの付着方法。
〔38〕光電子デバイスの製造における前記〔1〕〜〔31〕のいずれかに記載の物品の使用。
〔39〕第1基材の第2基材への接着方法であって、該方法は以下:
(i)前記〔1〕〜〔31〕のいずれかに記載の物品を提供すること;
(ii)該物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの基材に付着させること;
(iii)該基材を合わせること;および
(iii)互いに接着するように該部品間の粘着性フィルムを硬化させること
を含み、ここで、該物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後で取り除かれる、方法。
〔40〕少なくとも1つの基材は軟質材料を含む、前記〔39〕に記載の方法。
〔41〕前記軟質材料は少なくとも1つの編織物、繊維製品、布、シート材料、プラスチックおよびそれらの組合せである、前記〔40〕に記載の方法。
Claims (23)
- 前記シアノアクリレートモノマーは(2-フェニルエチル)2-シアノアクリレートである、請求項1または2に記載の物品。
- 前記シアノアクリレートモノマーは、硬化性フィルムの総重量に基づいて少なくとも約15重量%の量で存在し、好ましくは該シアノアクリレートモノマーは硬化性フィルムの総重量に基づいて20重量%〜80重量%の量で存在する、請求項1〜3のいずれかに記載の物品。
- 前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、ポリ(メタ)アクリレート(コ)ポリマー、ポリビニルエーテル、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ポリクロロプレン;ブタジエン-アクリロニトリルポリマー、熱可塑性エラストマー、スチレン-イソプレンコポリマー、スチレン-イソプレン-スチレンブロックコポリマー、エチレン-プロピレン-ジエンポリマー、スチレン-ブタジエンポリマー、ポリ-α-オレフィン、シリコーン、エチレンビニルアセテートコポリマーおよび/またはそれらの組合せから選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の物品。
- 前記フィルム形成性(コ)ポリマーはエチレンビニルアセテートコポリマーであり、好ましくは該エチレンビニルアセテートコポリマーは、エチレンビニルアセテートコポリマーの総重量に基づいて50重量%〜98重量%のビニルアセテート含量を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の物品。
- 前記フィルム形成性(コ)ポリマーは、硬化性フィルムの総重量に基づいて20重量%〜85重量%の量で存在する、請求項1〜6のいずれかに記載の物品。
- 硬化性フィルム中、シアノアクリレートモノマーの総量:フィルム形成性(コ)ポリマーの総量の重量比は、1:8〜8:1である、請求項1〜7のいずれかに記載の物品。
- 前記硬化性フィルムは、硬化性フィルムの総重量に基づいて1重量%以下の量で存在する安定剤をさらに含み、好ましくは該安定剤は場合によりヒドロキノン、スルホン酸、BF3またはSO2、ホウ酸、亜鉛塩、リン酸、カルボン酸またはそれらの組合せの1種である、請求項1〜8のいずれかに記載の物品。
- 前記硬化性フィルムはカンファースルホン酸などの酸をさらに含む、請求項1〜9のいずれかに記載の物品。
- 酸は硬化性フィルムの総重量に基づいて1重量%以下の量で存在する、請求項1〜10のいずれかに記載の物品。
- 前記担体基材は、ポリマーフィルム、発泡体、金属箔、布およびそれらの組合せから選択される、請求項1〜11のいずれかに記載の物品。
- 前記剥離基材は、場合により剥離剤で被覆された紙またはプラスチック系材料である、請求項1〜12のいずれかに記載の物品。
- 前記物品は、ラベル、片面テープ、転写テープまたは両面テープである、請求項1〜13のいずれかに記載の物品。
- 硬化性フィルムの硬化物は半透明又は透明である、請求項1〜14のいずれかに記載の物品。
- 請求項1〜15のいずれかに記載の硬化性フィルムの硬化物。
- 前記硬化性フィルムは、以下の条件:熱暴露、湿分暴露または放射暴露の任意の1つにより硬化可能である、請求項1〜15のいずれかに記載の物品。
- 前記硬化性フィルムは、約0〜200℃の範囲の温度に2〜360秒間暴露することにより硬化可能である、請求項1〜17のいずれかに記載の物品。
- 前記硬化性フィルムは、約10〜100%の範囲の湿度に1〜24時間暴露することにより硬化可能である、請求項1〜17のいずれかに記載の物品。
- 次のステップ:
(a)請求項1〜15のいずれかに記載の物品を提供すること;
(b)該物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの表面に付着させて組立品を形成すること;
(c)該物品の硬化性フィルムを硬化するのに十分な条件に該組立品を暴露することを含み、ここで、該物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(b)の前および/または後で取り除かれる、硬化性表面へのフィルムの付着方法。 - 光電子デバイスの製造における請求項1〜15のいずれかに記載の物品の使用。
- 第1基材の第2基材への接着方法であって、該方法は以下:
(i)請求項1〜15のいずれかに記載の物品を提供すること;
(ii)該物品の硬化性フィルムを少なくとも1つの基材に付着させること;
(iii)該基材を合わせること;および
(iii)互いに接着するように該部品間の粘着性フィルムを硬化させること
を含み、ここで、該物品の剥離基材は、存在する場合、ステップ(ii)の前および/または後で取り除かれる、方法。 - 少なくとも1つの基材は軟質材料を含み、好ましくは該軟質材料は少なくとも1つの編織物、繊維製品、布、シート材料、プラスチックおよびそれらの組合せである、請求項22に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/EP2012/059630 WO2013174430A1 (en) | 2012-05-23 | 2012-05-23 | An article comprising a film on a carrier or release substrate |
EPPCT/EP2012/059630 | 2012-05-23 | ||
PCT/EP2013/060340 WO2013174776A1 (en) | 2012-05-23 | 2013-05-20 | An article comprising a film on a carrier or release substrate |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015525145A JP2015525145A (ja) | 2015-09-03 |
JP2015525145A5 JP2015525145A5 (ja) | 2016-07-07 |
JP6204461B2 true JP6204461B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=48468316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015513130A Active JP6204461B2 (ja) | 2012-05-23 | 2013-05-20 | 支持体または剥離基材上のフィルムを含む物品 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6204461B2 (ja) |
KR (1) | KR102116588B1 (ja) |
CN (1) | CN104540912B8 (ja) |
BR (1) | BR112014028792A2 (ja) |
ES (1) | ES2640050T3 (ja) |
TW (1) | TWI582194B (ja) |
WO (2) | WO2013174430A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8877868B2 (en) * | 2013-02-26 | 2014-11-04 | Henkel IP & Holding GmbH | Hot melt adhesive comprising cyanoacrylate curing compounds |
DE102015115717B4 (de) * | 2015-09-17 | 2022-12-08 | Lohmann Gmbh & Co. Kg | Asymmetrische Klebefolie mit einer Kraftentkopplungsfunktion und Verwendung |
CN105368330B (zh) * | 2015-11-23 | 2018-11-27 | 绍兴市上虞舜东橡塑制品有限公司 | 一种α-氰基丙烯酸酯导热胶及其制备方法 |
JP2017177315A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | デクセリアルズ株式会社 | 接着フィルムの切断方法、接着フィルム、及び巻装体 |
DE102016207075A1 (de) | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Tesa Se | Repositionierbares feuchtigkeitshärtendes Klebeband |
DE102016007914A1 (de) | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Lohmann Gmbh & Co. Kg | Thermisch aktivierbarer latent reaktiver Klebefilm |
CN110573985A (zh) * | 2017-04-14 | 2019-12-13 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 被能量吸收材料包封的基材 |
CN108452369B (zh) * | 2018-06-21 | 2021-02-09 | 浙江派菲特新材料科技有限公司 | 一种高抗菌性能医用粘合剂的制备方法 |
CN110964458B (zh) * | 2019-12-23 | 2020-12-15 | 苏州世华新材料科技股份有限公司 | 一种生物基丙烯酸酯抗翘曲胶带的制备方法 |
WO2021259819A1 (en) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | Akzo Nobel Coatings International B.V. | Radiation-curable coating composition, method of coating a substrate and coated substrate |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3728375A (en) * | 1971-05-12 | 1973-04-17 | Eastman Kodak Co | Cyanoacrylate adhesive compositions |
US4440910A (en) * | 1982-01-18 | 1984-04-03 | Loctite Corporation | Toughened cyanoacrylates containing elastomeric rubbers |
JPS59145271A (ja) * | 1983-02-05 | 1984-08-20 | Taoka Chem Co Ltd | 接着剤組成物 |
JPH0491069A (ja) | 1990-08-07 | 1992-03-24 | Three Bond Co Ltd | 新規なα―シアノアクリレートおよび接着剤組成物 |
JPH06192202A (ja) | 1992-10-13 | 1994-07-12 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 2−シアノアクリレート |
US5677376A (en) * | 1994-01-14 | 1997-10-14 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Acrylate-containing polymer blends |
US5902443A (en) * | 1997-01-28 | 1999-05-11 | Toagosei America, Inc. | Method for bonding with cyanoacrylate adhesive |
IES990974A2 (en) * | 1998-11-23 | 2000-05-31 | Loctite R & D Ltd | Cyanoacrylate Compositions |
US6475331B1 (en) * | 2001-06-26 | 2002-11-05 | Henkel Loctite Corporation | Cyanoacrylate compositions |
DE602008006369D1 (de) * | 2007-03-09 | 2011-06-01 | Henkel Corp | Cyanacrylat-zusammensetzungen mit graphitplättchen |
JP2010059405A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-03-18 | Three Bond Co Ltd | シアノアクリレート系接着剤組成物 |
GB2463065B (en) * | 2008-09-01 | 2012-11-07 | Loctite R & D Ltd | Transferable curable non-liquid film on a release substrate |
KR20150083127A (ko) * | 2008-09-26 | 2015-07-16 | 헨켈 아이피 앤드 홀딩 게엠베하 | 비유동성 형태의 시아노아크릴레이트 조성물 |
DE102008056980A1 (de) | 2008-11-12 | 2010-05-20 | Tesa Se | Strahlenchemisch vernetzbare, geschäumte Selbstklebemasse basierend auf Vinylaromatenblockcopolymeren |
DE102008062368A1 (de) | 2008-12-17 | 2010-06-24 | Tesa Se | Haftklebemassen auf Basis von Naturkautschuk und Polyacrylaten |
CN101928541B (zh) * | 2010-05-19 | 2012-07-04 | 江苏和成化学材料有限公司 | 一种uv光固化胶粘剂 |
JP5528285B2 (ja) | 2010-10-01 | 2014-06-25 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
JP5658976B2 (ja) | 2010-11-05 | 2015-01-28 | 日東電工株式会社 | 両面粘着テープおよび研磨部材 |
-
2012
- 2012-05-23 WO PCT/EP2012/059630 patent/WO2013174430A1/en active Application Filing
-
2013
- 2013-05-20 JP JP2015513130A patent/JP6204461B2/ja active Active
- 2013-05-20 ES ES13723791.3T patent/ES2640050T3/es active Active
- 2013-05-20 WO PCT/EP2013/060340 patent/WO2013174776A1/en active Application Filing
- 2013-05-20 TW TW102117706A patent/TWI582194B/zh active
- 2013-05-20 CN CN201380026458.8A patent/CN104540912B8/zh active Active
- 2013-05-20 BR BR112014028792A patent/BR112014028792A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2013-05-20 KR KR1020147032689A patent/KR102116588B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104540912B8 (zh) | 2017-12-26 |
WO2013174430A1 (en) | 2013-11-28 |
BR112014028792A2 (pt) | 2017-06-27 |
KR102116588B1 (ko) | 2020-05-29 |
JP2015525145A (ja) | 2015-09-03 |
ES2640050T3 (es) | 2017-10-31 |
CN104540912A (zh) | 2015-04-22 |
WO2013174776A1 (en) | 2013-11-28 |
CN104540912B (zh) | 2017-09-22 |
KR20150040794A (ko) | 2015-04-15 |
TW201406898A (zh) | 2014-02-16 |
TWI582194B (zh) | 2017-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6204461B2 (ja) | 支持体または剥離基材上のフィルムを含む物品 | |
TWI719979B (zh) | 積層用丙烯酸系熱塑性聚合物組成物、積層體及黏接著製品 | |
EP2379666B1 (en) | Adhesive tape and articles comprising stretch releasable pressure-sensitive adhesive | |
KR101837533B1 (ko) | 감온성 점착제 | |
CN102510887B (zh) | 用于粘附于低表面能基底的丙烯酸组合物 | |
CN102757735B (zh) | 光学压敏胶粘片 | |
KR20130053397A (ko) | 압력 감응성 접착제를 위한 양이온성 uv가교성 아크릴 중합체 | |
US9834707B2 (en) | Reactive 2-component adhesive system | |
JP6652506B2 (ja) | アクリル系ブロック共重合体および粘接着剤組成物 | |
US9321938B2 (en) | Dual crosslinked tackified pressure sensitive adhesive | |
JP2019070102A (ja) | アクリル系粘着剤組成物および粘着シート | |
KR20150112871A (ko) | 감온성 점착제 | |
JP2015525145A5 (ja) | ||
EP2852646B1 (en) | An article comprising a film on a carrier or release substrate | |
EP2852645B1 (en) | A curable composition comprising cyanoacrylate monomers | |
JP6103748B2 (ja) | 粘着剤組成物及び易解体性粘着テープ | |
JP2020164614A (ja) | 粘着シート | |
WO2022054788A1 (ja) | 粘着シート | |
WO2022144728A1 (en) | Adhesive with thermally reversible, covalent crosslinks | |
WO2022079509A1 (en) | Composite pressure sensitive adhesives | |
WO2015155829A1 (ja) | 粘着剤組成物及び易解体性粘着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160519 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6204461 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |