JP6203180B2 - 秤用風防装置 - Google Patents

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Description

本発明は、秤の風防装置に関し、秤本体への着脱や清掃が簡単にできるように構成したものである。
電子天秤などの精密な秤は、それを設置した部屋の空気が僅かに動いただけでも計量精度に影響が現われる。そのため、下記特許文献1に記載されているように、試料を載せるための秤量皿を囲むように風防ケースを設置して、空気の流れを遮断することが従来から行われている。
近年、化学素材や薬剤等を始めとして、高い計量精度が求められる被計量物が増えている。また、計量の実施場所も、静寂な実験室から空気の流動が絶えない製造現場まで多岐に渡っており、電子天秤の精度の維持を図る上で、風防装置が欠かせない環境で計量が行われる事例が多くなっている。
特開2003−130721号公報
風防装置の内部は、被計量物で汚れる場合があり、そうしたとき、風防装置の内部の清掃が必要になる。
しかし、特許文献1の風防装置は、下部基枠の四隅に支柱が設置され、各支柱の嵌合溝に側板が嵌合され、支柱の上端に上部基枠が固定される構造であるため、内部の清掃が簡単にできない、と言う課題がある。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、秤本体への着脱や清掃が容易であって、秤本体の高精度の計量を可能にする秤用風防装置を提供することを目的としている。
本発明は、秤量皿を支える支軸が上面から突出し、上面に固定された四角形状のシールド板が支軸の周囲を除く上面の略全面を覆っている秤本体に、シールド板を介して装着される風防装置であって、シールド板の外周に対応する四角形状に樹脂成形された枠状ベースフレームと、枠状ベースフレームの後ろ側の辺(後方辺)上に立設される金属製のリアフレームと、リアフレームの上端に固定される基部、及び基部の両端から前方に延出する一対のガイド部を有し、基部及びガイド部が一体に樹脂成形されたガイドフレームと、ガイドフレームのガイド部の先端に上縁が固定され、枠状ベースフレームの前側の辺(前方辺)に下縁が係止される透明なフロントパネルと、ガイドフレームの一対のガイド部により前後方向にスライド可能に支持される透明なトップパネルと、ガイドフレームの各ガイド部と枠状ベースフレームの左右の側の辺(側方辺)との間で前後方向にスライド可能に支持される透明な左右のサイドパネルと、秤量皿より後方でリアフレームより前方の位置に配置された、リアフレームの内側を覆う金属製のインナーパネルと、を備え、インナーパネルが、トップパネルを取り外した後、上方向に引き抜くことが可能であることを特徴とする。
この風防装置では、インナーパネルがリアフレームの汚れを防いでおり、汚れたインナーパネルは、取り外して清掃することができる。
また、本発明の秤用風防装置では、リアフレームの内側に折り返した両側縁に、インナーパネルを保持するとともに、引き抜かれるときのインナーパネルをガイドするインナーパネルホルダが取り付けられる。
リアフレームの内側に折り返された両側縁は、インナーパネルホルダに覆われ、露出しない。
また、本発明秤量皿を支える支軸が上面から突出し、上面に固定された四角形状のシールド板が支軸の周囲を除く上面の略全面を覆っている秤本体に、シールド板を介して装着される風防装置であって、シールド板の外周に対応する四角形状に樹脂成形された枠状ベースフレームと、枠状ベースフレームの後方辺上に立設される金属製のリアフレームと、リアフレームの上端に固定される基部、及び基部の両端から前方に延出する一対のガイド部を有し、基部及びガイド部が一体に樹脂成形されたガイドフレームと、ガイドフレームのガイド部の先端に上縁が固定され、枠状ベースフレームの前方辺に下縁が係止される透明なフロントパネルと、ガイドフレームの一対のガイド部により前後方向にスライド可能に支持される透明なトップパネルと、ガイドフレームの各ガイド部と枠状ベースフレームの左右側方辺との間で前後方向にスライド可能に支持される透明な左右のサイドパネルと、を備え、シールド板が、対向する前方辺及び後方辺の立上がり縁のそれぞれに切欠き穴を有し、シールド板の前方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴に外側から係合する爪が、枠状ベースフレームの前方辺の裏面に内向きに設けられており、シールド板の後方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴に外側から係合する爪が、リアフレームの外面に固定されたラッチに設けられており、このラッチは、リアフレームに固定されたベース部と、ベース部にヒンジ部を介して水平方向に回動可能に支持された回動部と、回動部の下縁から下方に延びるシールド抑え部と、シールド抑え部に設けられた爪と、ベース部に重なる位置まで回動された回動部を係止するスナップ部と、を具備し、回動部がスナップ部に係止された状態でシールド抑え部の爪が、シールド板の後方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴に係合することを特徴とする。
この風防装置は、シールド板の前方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴に爪を係合させた後、リアフレームに固定されたラッチの回動部をスナップ部に係止させると、ラッチの爪がシールド板の後方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴に係合し、秤本体に装着される。そのため、秤本体に対して風防装置をワンタッチで着脱できる。秤量皿や風防装置の内側を清掃する際には、シールド板の切欠き穴と爪との係合を解除すれば、風防装置を秤本体から取り外すことができる。また、トップパネル及び両側のサイドパネルをスライドさせて取り外すことができるため、風防装置を秤本体に装着した状態で秤量皿や風防装置の内側を清掃することも容易である。
また、本発明の秤用風防装置では、爪が、爪の先端から離れる程、厚さが増すように成形することが望ましい。
こうすることで、爪と切欠き穴とのギャップが無くなり、秤本体に対して風防装置を安定的に装着することができる。
また、本発明の秤用風防装置では、シールド板の左右側方辺の立上がり縁が、枠状ベースフレームの左右側方辺の内側面に当接する。
この当接により、秤本体に対して風防装置の左右方向が位置決めされる。
また、本発明の秤用風防装置は、フロントパネル、トップパネル及びサイドパネルの内面に透明な導電被膜がコーティングされており、フロントパネルに形成された導電被膜は、枠状ベースフレームの前方辺に配置されたバネ性の接触部材を介してシールド板に電気接続し、トップパネル及びサイドパネルに形成された導電被膜は、ガイドフレームの基部に配置されたバネ性の接触部材を介してリアフレームに電気接続し、リアフレームは、枠状ベースフレームの後方辺に配置されたバネ性の接触部材を介してシールド板に電気接続することを特徴とする。
風防装置が静電気を帯びると電子天秤の計量精度に影響が出るため、従来からシールド構造の風防装置が用いられている。しかし、風防装置が秤本体に対して着脱可能であり、また、トップパネル及びサイドパネルがスライド可能である場合、風防装置の導通路を確保することが難しくなるが、この風防装置では、スライド可能なトップパネル及びサイドパネルは、接触部材を用いて金属製のリアフレームに導通させ、固定されたリアフレーム及びフロントパネルは、接触部材を用いてシールド板に導通させている。
また、本発明の秤用風防装置では、金属製のインナーパネルの下端をシールド板に接触させて、インナーパネルとシールド板とを電気接続させている。
そのため、秤本体への着脱が可能であり、トップパネル及びサイドパネルがスライド可能であり、インナーパネルが取り外し可能である風防装置であっても、計量空間の静電気を逃がすことができ、静電気に起因する電子天秤の精度の低下を抑えることができる。
本発明の秤用風防装置は、秤本体への着脱や内部の清掃が容易である。また、秤本体の計量精度に影響を与える静電気を逃がすことができる。
本発明の実施形態に係る風防装置が装着された電子秤を示す図 図1の風防装置を秤本体から外した状態を示す図 図1の風防装置とシールド板の分解斜視図 図1の風防装置の枠状ベースフレームを裏側から見た図 図1の風防装置のラッチを示す図 図1の風防装置を秤本体に装着するときの手順を示す図 図6(b)の操作後の風防装置及び秤本体を示す図 図1の風防装置の爪形状を示す図 図1の風防装置のインナーパネルを引き出す状態を示す図 図1の風防装置からシールド板への導電路を示す図 図10の導電路1を実現する接触部材を示す図 図10の導電路2及び導電路6を実現する接触部材を示す図 図10の導電路5を実現する接触部材を示す図
図1は、本発明の実施形態に係る風防装置20が秤本体10に装着された状態を示している。図1(a)は、斜め前方から見た斜視図であり、図1(b)は、斜め後方から見た斜視図である。図2は、風防装置20を秤本体10から外した状態を示している。
秤本体10のケース上面には、支軸(不図示)に支えられた秤量皿11が有り、また、支軸の周囲を除くケース上面の略全面を覆う四角形状のシールド板12がケース上面に固定されている。シールド板12は、秤本体10の内部と導通している。
風防装置20は、図3の分解斜視図に示すように、シールド板12の外周に相当する大きさの四角形状の枠状ベースフレーム21と、枠状ベースフレーム21の後ろ側の辺(後方辺)上に立設されるリアフレーム22と、リアフレーム22の手前に配置されるインナーパネル28と、リアフレーム22の上端に固定される基部231及び基部231の両端から前方に延出する一対のガイド部232を有するガイドフレーム23と、ガイド部232の先端に上縁が固定され、枠状ベースフレーム21の前側の辺(前方辺)に下縁が係止される透明なフロントパネル24と、ガイドフレーム23の一対のガイド部232により前後方向にスライド可能に支持される透明なトップパネル25と、ガイドフレーム23の各ガイド部232と枠状ベースフレーム21の左右の辺(左側方辺、右側方辺)との間で前後方向にスライド可能に支持される透明な左右のサイドパネル26、27とを有している。
リアフレーム22及びインナーパネル28は金属製であり、枠状ベースフレーム21は樹脂で成形されている。ガイドフレーム23は、基部231とガイド部232とが樹脂で一体成形されている。フロントパネル24、トップパネル25及びサイドパネル26、27は、透明なガラスまたはアクリル板で構成されている。
枠状ベースフレーム21の左右の側方辺には、スライドするサイドパネル26、27のガイド部212が設けられている。
リアフレーム22は、枠状ベースフレーム21の後方辺に螺子固定される取付け部222を下縁に有し、また、ガイドフレーム23の基部231に螺子固定される取付け部221を上縁に有している。
また、リアフレーム22は、両側縁が内側に折り返されており、この折り返し片にインナーパネル28を保持するインナーパネルホルダ281が固定される。インナーパネルホルダ281は、リアフレーム22の折り返し片が嵌る溝を有しており、インナーパネルホルダ281をリアフレーム22の折り返し片に固定したとき、折り返し片は、インナーパネルホルダ281によって覆われる。
リアフレーム22の折り返し片に固定された一対のインナーパネルホルダ281は、互いに向き合う面にインナーパネル28の側縁が嵌合する溝を有しており、インナーパネル28は、この溝によって保持され、また、インナーパネル28を上方に引き抜くとき、この溝によってガイドされる。
インナーパネル28は、風防装置20が秤本体10に装着されたとき、秤量皿11と接触しないように、中央に凹部が設けられている。
ガイドフレーム23のガイド部232の先端側には、フロントパネル24の固定ボルト241を受け入れる螺子孔が設けられており、フロントパネル24は、上縁が固定ボルト241によりガイドフレーム23のガイド部232に結合され、下縁が枠状ベースフレーム21の前方辺のフロントパネルホルダ部211に係止されて固定される。
また、スライドするトップパネル25及びサイドパネル26、27には、ノブ251、261、271が固定ボルト252、262、272で固定される。
フロントパネル24、トップパネル25及びサイドパネル26、27の内側には、透明な導電被膜(ITO被膜など)が形成されている。これらの導電被膜は、後述するように、最終的に、秤本体10の内部と導通するシールド板12に電気的に接続する。
シールド板12の四辺は、縁部が立上っており、前方辺の立上がり縁には二箇所に切欠き穴121が形成され、後方辺の立上がり縁には中央の一箇所に切欠き穴122が形成されている。
図4は、枠状ベースフレーム21の裏側を示している。枠状ベースフレーム21の前方辺の裏面には、シールド板12の切欠き穴121に係合する二つの爪213が内向きに形成されている。また、枠状ベースフレーム21の左右の側方辺は、シールド板12の左右の立上がり縁が当接する内側面214を裏面に有している。また、枠状ベースフレーム21の後方辺は、前方辺や左右側方辺と違って、裏面に外周壁を有していない。これは、後述するラッチ40の爪が枠状ベースフレーム21の下側に入り込めるようにするためである。
ラッチ40は、図1(b)に示すように、リアフレーム22の外面の下縁に固定されている。このラッチ40は、シールド板12の後方辺の立上がり縁に形成された切欠き穴122に係合する爪を備えている。
図5に示すように、このラッチ40は、リアフレーム22の下縁に固定されたベース部41と、ベース部41にヒンジ部42を介して水平方向に回動可能に支持された回動部43と、回動部43の下縁から斜め下方に延びるシールド抑え部44と、ベース部41に重なる位置まで回動された回動部43を係止するスナップ部45とを有しており、切欠き穴122に係合する爪441は、シールド抑え部44に形成されている。
この爪441は、秤本体10に風防装置20を装着した状態で、回動部43をベース部41に重なるまで回動し、回動部43をスナップ部45に係止させると、シールド板12の後方辺の切欠き穴122に係合する。このとき、爪441の両側部442は、シールド板12の後方辺の立上がり縁に当接する。
図6は、秤本体10に風防装置20を装着する手順を示している。
ラッチ40の回動部43をスナップ部45から開放した状態で、図6(a)に示すように、風防装置20を秤本体10の上に載せる。このとき、シールド板12の左右の立上がり縁は、枠状ベースフレーム21の左右側方辺の裏側内側面214に当接し、秤本体10に対する風防装置20の横方向の位置が規制される。
次いで、図6(b)の矢印方向に風防装置20を移動させる。この移動により、枠状ベースフレーム21の前方辺の裏面に形成された爪213は、シールド板12の切欠き穴121に前側から係合する。移動後の風防装置20と秤本体10とを図7に示している。
次に、ラッチ40の回動部43をベース部41に重なる位置まで回動して、回動部43をスナップ部45に係止させる。この操作で、ラッチ40のシールド抑え部44に形成された爪441が、シールド板12の後方辺の切欠き穴122に後ろ側から係合し、同時に、シールド抑え部44の両側部442が、シールド板12の後方辺の立上がり縁に当接する。
そのため、秤本体10に対する風防装置20の前後方向の位置は、枠状ベースフレーム21の前方辺の裏面に形成された爪213と、ラッチ40のシールド抑え部44とが、シールド板12を前後から挟み込むことで固定される。また、左右方向の位置は、シールド板12の左右の立上がり縁が、枠状ベースフレーム21の左右側方辺の裏側内側面214に当接することで固定される。
また、逆の操作を行うことで風防装置20を秤本体10から取り外すことができる。
なお、図8(a)(b)に示すように、枠状ベースフレーム21の裏面に形成する爪213や、ラッチ40のシールド抑え部44に形成する爪441は、爪の先端から離れる程、厚さが増すように表面を傾斜させることが望ましい。こうすることで、爪213、441と切欠き穴121、122との間にギャップが生じないように両者を係合させることができ、秤本体10に対して風防装置20を、ガタの無い、安定的な状態で装着することができる。
このように、この風防装置20は、秤本体10への着脱をワンタッチで実行することができる。そのため、風防装置20を秤本体10から取り外して秤量皿11や風防装置20の内部を清掃し、清掃後に再び組み立てるような場合、その作業が簡単である。
また、この風防装置20は、図1(a)に示すように、計量空間が、フロントパネル24、トップパネル25、サイドパネル26、27及びインナーパネル28で区切られている。この内、トップパネル25及びサイドパネル26、27は、後方にスライドさせて取り外すことが可能であり、インナーパネル28は、図9に示すように、トップパネル25を取り外した状態で上方に引き抜くことができる。
そのため、風防装置20の内部が被計量物で汚れた場合に、風防装置20を秤本体10から外して、あるいは、風防装置20を秤本体10に装着したまま、フロントパネル24やトップパネル25、サイドパネル26、27あるいはインナーパネル28を風防装置20から取り外して清掃することができる。
この風防装置20において、リアパネル22を取り外すことは困難であるが、リアパネル22は、インナーパネル28に覆われているため、リアパネル22の内側は計量空間に露出しておらず、被計量物により汚れる虞はない。
また、この風防装置20では、シールド機能を保持するため、図10に示すように、スライドしないフロントパネル24に形成された導電被膜は、導電路1によりシールド板12に電気的に接続する。また、スライドするトップパネル25、サイドパネル26、27に形成された導電被膜は、それぞれ、導電路6、導電路2、導電路3により金属製のリアパネル22に電気的に接続し、リアパネル22を、導電路5によりシールド板12に電気的に接続する。また、金属製のインナーパネル28は、下端をシールド板12に直接接触させる(導電路4)。
この導電路1、導電路2、導電路3、導電路5、導電路6は、板バネのような接触部材を用いて形成される。
図11は、導電路1を形成する接触部材の一例を示している。この接触部材50は、枠状ベースフレーム21の前方辺の溝に配置されて、この溝に挿入されたフロントパネル24の下部の内面(導電被膜が形成された面)に弾接するフロントパネル導電被膜接触部501と、シールド板12に弾接するシールド板接触部502とを有している。この接触部材50により、フロントパネル24の導電被膜はシールド板12に電気的に接続する。
また、図12は、導電路3及び導電路6を形成する接触部材の一例を示している。この接触部材51は、トップパネル25の内面に接触するトップパネル導電被膜接触部511と、サイドパネル27の内面に接触するサイドパネル導電被膜接触部512とを有しており、接触部材51の基部が、ガイドフレーム23の基部231と共に、螺子でリアパネル22の取付け部221に固定される。この接触部材51により、トップパネル25及びサイドパネル27の導電被膜は、リアパネル22に電気的に接続する。
また、図13(a)(b)は、導電路5を形成する接触部材の一例を示している。この接触部材52は、図13(b)に示すように、シールド板12に接触する一対のシールド板接触片521を有し、一対のシールド板接触片521の間に、螺子止めされる孔を有している。この接触部材52は、図13(a)に示すように、枠状ベースフレーム21の裏面に配置され、枠状ベースフレーム21と共に、螺子でリアパネル22の取付け部222に固定される。この接触部材52により、リアパネル22は、シールド板12に電気的に接続する。
このように、この風防装置20は、秤本体10への着脱が可能であり、また、トップパネル25及びサイドパネル26、27がスライド可能であっても、シールド機能を維持することができ、秤本体10の計量精度に影響を与える静電気を逃がして、計量精度の低下を抑えることができる。
なお、ここで示した構成は、一例であって、本発明は、その構成だけに限定されるものではない。
本発明の秤用風防装置は、秤本体への着脱や内部の清掃が容易であり、様々な環境で計量が行われる秤に広く適用することができる。
10 秤本体
11 秤量皿
12 シールド板
20 風防装置
21 枠状ベースフレーム
22 リアフレーム
23 ガイドフレーム
24 フロントパネル
25 トップパネル
26 サイドパネル
27 サイドパネル
28 インナーパネル
40 ラッチ
41 ベース部
42 ヒンジ部
43 回動部
44 シールド抑え部
45 スナップ部
50 接触部材
51 接触部材
52 接触部材
121 切欠き穴
122 切欠き穴
211 フロントパネルホルダ部
212 サイドパネルガイド部
213 爪
214 内側面
221 取付け部
222 取付け部
231 基部
232 ガイド部
241 フロントパネル固定ボルト
251 ノブ
252 ノブ固定ボルト
261 ノブ
262 ノブ固定ボルト
271 ノブ
272 ノブ固定ボルト
281 インナーパネルホルダ
441 爪
442 爪の両側部
501 フロントパネル導電被膜接触部
502 シールド板接触部
511 トップパネル導電被膜接触部
512 サイドパネル導電被膜接触部
521 シールド板接触片

Claims (7)

  1. 秤量皿を支える支軸が上面から突出し、前記上面に固定された四角形状のシールド板が前記支軸の周囲を除く前記上面の略全面を覆っている秤本体に、前記シールド板を介して装着される風防装置であって、
    前記シールド板の外周に対応する四角形状に樹脂成形された枠状ベースフレームと、
    前記枠状ベースフレームの後方辺上に立設される金属製のリアフレームと、
    前記リアフレームの上端に固定される基部、及び該基部の両端から前方に延出する一対のガイド部を有し、前記基部及びガイド部が一体に樹脂成形されたガイドフレームと、
    前記ガイドフレームのガイド部の先端に上縁が固定され、前記枠状ベースフレームの前方辺に下縁が係止される透明なフロントパネルと、
    前記ガイドフレームの一対のガイド部により前後方向にスライド可能に支持される透明なトップパネルと、
    前記ガイドフレームの各ガイド部と前記枠状ベースフレームの左右側方辺との間で前後方向にスライド可能に支持される透明な左右のサイドパネルと、
    前記秤量皿より後方で前記リアフレームより前方の位置に配置された、前記リアフレームの内側を覆う金属製のインナーパネルと、
    を備え、
    前記インナーパネルが、前記トップパネルを取り外した後、上方向に引き抜くことが可能であることを特徴とする秤用風防装置。
  2. 請求項1に記載の秤用風防装置であって、前記リアフレームの内側に折り返した両側縁に、前記インナーパネルを保持するとともに、引き抜かれるときの前記インナーパネルをガイドするインナーパネルホルダが取り付けられていることを特徴とする秤用風防装置。
  3. 秤量皿を支える支軸が上面から突出し、前記上面に固定された四角形状のシールド板が前記支軸の周囲を除く前記上面の略全面を覆っている秤本体に、前記シールド板を介して装着される風防装置であって、
    前記シールド板の外周に対応する四角形状に樹脂成形された枠状ベースフレームと、
    前記枠状ベースフレームの後方辺上に立設される金属製のリアフレームと、
    前記リアフレームの上端に固定される基部、及び該基部の両端から前方に延出する一対のガイド部を有し、前記基部及びガイド部が一体に樹脂成形されたガイドフレームと、
    前記ガイドフレームのガイド部の先端に上縁が固定され、前記枠状ベースフレームの前方辺に下縁が係止される透明なフロントパネルと、
    前記ガイドフレームの一対のガイド部により前後方向にスライド可能に支持される透明なトップパネルと、
    前記ガイドフレームの各ガイド部と前記枠状ベースフレームの左右側方辺との間で前後方向にスライド可能に支持される透明な左右のサイドパネルと、
    を備え、
    前記シールド板が、対向する前方辺及び後方辺の立上がり縁のそれぞれに切欠き穴を有し、
    前記シールド板の前方辺の立上がり縁に形成された前記切欠き穴に外側から係合する爪が、前記枠状ベースフレームの前方辺の裏面に内向きに設けられており、
    前記シールド板の後方辺の立上がり縁に形成された前記切欠き穴に外側から係合する爪が、前記リアフレームの外面に固定されたラッチに設けられており、
    前記ラッチは、
    前記リアフレームに固定されたベース部と、
    前記ベース部にヒンジ部を介して水平方向に回動可能に支持された回動部と、
    前記回動部の下縁から下方に延びるシールド抑え部と、
    前記シールド抑え部に設けられた前記爪と、
    前記ベース部に重なる位置まで回動された前記回動部を係止するスナップ部と、
    を具備し、前記回動部が前記スナップ部に係止された状態で前記シールド抑え部の前記爪が、前記シールド板の後方辺の立上がり縁に形成された前記切欠き穴に係合することを特徴とする秤用風防装置。
  4. 請求項に記載の秤用風防装置であって、前記爪が、爪の先端から離れる程、厚さが増すように成形されていることを特徴とする秤用風防装置。
  5. 請求項に記載の秤用風防装置であって、前記シールド板の左右側方辺の立上がり縁が、前記枠状ベースフレームの左右側方辺の内側面に当接することを特徴とする秤用風防装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の秤用風防装置であって、前記フロントパネル、トップパネル及びサイドパネルの内面に透明な導電被膜がコーティングされており、前記フロントパネルに形成された導電被膜は、前記枠状ベースフレームの前方辺に配置されたバネ性の接触部材を介して前記シールド板に電気接続し、前記トップパネル及びサイドパネルに形成された導電被膜は、前記ガイドフレームの前記基部に配置されたバネ性の接触部材を介して前記リアフレームに電気接続し、前記リアフレームは、前記枠状ベースフレームの後方辺に配置されたバネ性の接触部材を介して前記シールド板に電気接続することを特徴とする秤用風防装置。
  7. 請求項に記載の秤用風防装置であって、前記インナーパネルの下端が前記シールド板に接触して、前記インナーパネルと前記シールド板とが電気接続することを特徴とする秤用風防装置。
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