JP6691436B2 - 秤の風防装置 - Google Patents
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Description
風防ケースで囲まれた内部は試料等が飛散して汚れる場合があり、時々清掃が必要になる。
この風防装置は、図22に示すように、透明の前面パネル24、側面パネル26及び上面パネル25を備えており、秤本体10上に装着された状態でも、側面パネル26及び上面パネル25を、把手を持って後方に移動させて開口することができる。
この風防装置20の秤本体10上への装着を可能にするため、秤本体10に固定されたシールド板12の前方の立上り縁には係合穴121が、また後方の立上り縁には係合穴122が、それぞれ形成されている。
一方、風防装置20のベースフレーム21の前方フレーム22には、その内側に、係合穴121に係合する爪が形成され、また、図23に示すように、風防装置20の背面パネル23の下端に、係合穴122に係合する爪28を備えたラッチ27が固定されている。
この装置では、側面パネル26や上面パネル25を開口し、そこから手を入れて秤量皿周辺や風防装置20内面を掃除することも可能ではあるが、風防装置20を取り外すことで掃除を楽に、且つ完璧に行うことができる。
ただ、この風防装置20では、秤量皿に試料をセットするために側面パネル26を開くと、風防装置20の後方に側面パネル26の一部が飛び出る。そのため、秤の後方に側面パネル26の飛び出しを許容する広さが存在する場所でないと秤の設置ができない。
この風防装置は、図24(a)に示すように、側面パネルが二枚の分割パネル16、17で構成されている。図25、図26に示すように、分割パネル16の上端には、回転輪25、26が取り付けられ、分割パネル17の上端には、回転輪23、24が取り付けられている。また、分割パネル17にはピニオンギア27が回転可能に軸支され、分割パネル16にはピニオンギア27と歯合する下方ラック29が固定され、ピニオンギア27と歯合する上方ラック28がガイド枠22に固定されている。
そのため、図26に示すように、分割パネル16が後方に移動すると、ピニオンギア27を介して分割パネル17の後方移動が始まり、図24(b)に示すように、後方区画室10の側壁20の位置で分割パネル16と分割パネル17とが重なり、風防装置が全開状態となる。
このように、全開状態でも、分割パネル16及び分割パネル17は風防装置の後方に飛び出さない。
また、分割パネル16、17の内面が汚れた場合は、分割パネル16、17をガイド枠22の後方から引き抜いて洗浄することができる。
なお、この風防装置を秤本体から取り外すためには、図24(b)に示す秤量皿3や通気防御リング7を取り外した後、風防装置を上方に引き抜く必要がある。この場合、逆の手順で風防装置を再セットしたとき、秤の再調整が必須であり、作業負担が増大する。
しかし、分割パネル16、17をガイド枠22の後方から引き抜いて洗浄するには、風防装置の後方に少なくとも分割パネル16、17の幅に相当する空間が必要である。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、後方に余分な空間を必要としない風防装置を提供することを目的としている。
側方フレームの垂下片を秤本体の筐体に係合させることで、前方フレームの係合手段とシールド板の前方側立上り縁に形成された係合部との位置合わせや、ワンタッチ係合手段とシールド板の後方側立上り縁に形成された係合部との位置合わせが容易にできる。
分割側面パネルの少なくとも一部が後面パネルを越えて後方に移動可能にすることで、風防装置を大型化しなくても、全開時の広い開口が確保できる。
分割側面パネルを掃除するときは、風防装置を秤本体から外し、ストッパを解除して分割側面パネルを風防装置から取り出す。
こうすることで、互いに重なり合った状態の分割側面パネルを一括して風防装置から取り出すことができる。
分割上面パネルを上面パネル枠体内で動かして、上面パネルに開口を形成することができる。この開口から手を入れて風防装置内の掃除や、試料を変える操作などを行うことができる。
汚れた分割上面パネルを上面パネル枠体から取り外して掃除することができる。
前面パネル及び後面パネルが安定的に支持される。
このストッパが、ガイド形成部材とガイド部材カバーとで形成される回転輪ガイドレールの後端を塞いだ場合に、分割側面パネルの抜き取りができなくなる。
そのため、コンパクトな形で風防装置を輸送することができ、輸送時の破損が回避でき、輸送コストの低減が可能になる。
この風防装置30は、透明な前面パネル31と、右側及び左側の側面パネルを構成する透明な二枚の分割側面パネル32、33と、透明な後面パネル36と、後端側の縁に、その一部が抉られて凹部371が形成されている右側及び左側の側板フレーム37と、右側及び左側の側板フレーム37の上端に結合される上方フレーム39と、上方フレーム39の両端に一体化された左右のガイド形成部材40と、ガイド形成部材40に組み合わされるガイド部材カバー42と、透明な二枚の分割上面パネル43、44とそれらの左右の端部が嵌る上面パネル枠体45、46とから成る上面パネル47と、これらを支えるベースフレーム50とを有している。
分割側面パネル32及び分割側面パネル33は、図4に示すように、それぞれの上端に、二つの回転輪321、331と、それを回転可能に保持する保持部材322、332とを備えている。図5は、その正面図(a)及び上面図(b)を示し、また、図6は、分割側面パネル32及び分割側面パネル33が重なった状態の正面図(a)及び上面図(b)を示している。
風防装置30の外側に位置する分割側面パネル32には、開閉用の把手324が取り付けられている。この分割側面パネル32の保持部材322は、二つの回転輪321が外側を向くように、分割側面パネル32の外面に固定されている。一方、分割側面パネル33の保持部材332は、二つの回転輪331が内側を向くように、分割側面パネル33の内面に固定されている。
そして、この係合片325が、分割側面パネル33の保持部材332が有する二つの係合部333の間に来るように、分割側面パネル32と分割側面パネル33とが配置されている。
逆に、図6の状態から分割側面パネル32が左方向に移動するときは、係合片325の固定された係合部323が、図5の位置に達するまでは、分割側面パネル33は移動しない。図5の状態から分割側面パネル32がさらに左方向に移動すると、係合片325が分割側面パネル33の係合部333を引っ張るため、分割側面パネル33は、分割側面パネル32と共に左方向に移動する。
こうした連係動作により、風防装置30の側面を全開するとき、分割側面パネル32及び分割側面パネル33は、全開位置で重なり合い、図6の状態となる。また、風防装置30の側面を封鎖するときは、図5の状態で側面を塞ぐ。
上面パネル枠体45、46には、分割上面パネル43、44の端部を嵌める溝が設けられているが、この溝は、把手を持たない分割上面パネル44の端部が収容される位置では、把手431を持つ分割上面パネル43が分割上面パネル44の上に移動できるように、その溝幅が広く設定されている。
また、上面パネル枠体45、46は、上面パネル47を支持するために使用される突条片48を外側面に備えている。
図12に示すように、ベースフレーム50は、前方フレーム51が側方フレーム52の前端に位置し、後方フレーム54が側方フレーム52の後端よりも前側に位置するように構成されている。
側方フレーム52は、風防装置30を秤本体に装着するとき、秤本体の筐体側面に当接する垂下片522を有している。
また、後方フレーム54は、その両端に、側板フレーム37の下端の結合部372が固定される側板固定部542を有している。後面には、風防装置30を秤本体に装着したり、取り外したりする際に、シールド板70の後方側の立上り縁に設けられた係合穴にワンタッチで着脱できるワンタッチ係合手段(カムレバー)544(図2)が固定されている。
図12には、その結合方法を示している。
なお、側板フレーム37は、下端と上端に同一形状の結合部372を有している。
図12(a)に示すように、側板固定部542は、結合部372の底面が当接する面の中心からズレた位置に二つの係合孔546を有し、その面と直交する面に貫通孔545を有している。一方、結合部372は、図12(b)に示すように、側板固定部542との当接面に二つの突起373を有し、その面と直交する面にネジ孔374を有している。
後方フレーム54に側板フレーム37を固定するときは、結合部372の二つの突起373を側板固定部542の二つの係合孔546に嵌める。そうすると、側板固定部542の貫通孔545の位置と結合部372のネジ孔374の位置とが一致するので、ネジ65を貫通孔545の側から挿入してネジ孔374に螺合し、後方フレーム54に側板フレーム37を固定する。
後方フレーム54に固定された左右の側板フレーム37の上端の結合部372には、ガイド形成部材40が一体化された上方フレーム39が結合される。
図13は、左右のガイド形成部材40が一体化された上方フレーム39の平面図であり、図14(a)は、その側面図、図14(b)は、背面図である。図15には、下方から見た斜視図を示している。
側板フレーム37と上方フレーム39との結合方法は、側板フレーム37と後方フレーム54との結合方法と同じであり、結合部372の二つの突起373を側板固定部392の二つの係合孔394に嵌め、ネジを貫通孔395の側から挿入して結合部372のネジ孔374に螺合し、上方フレーム39に左右の側板フレーム37を固定する。
上方フレーム39は、後面パネル36の上側の側縁が挿入される挿入溝391を備えている。後方フレーム54及び左右の側板フレーム37の各挿入溝541、376に後面パネル36の下側及び左右の側縁を嵌め込んだ後、上方フレーム39と左右の側板フレーム37とを結合すれば、後面パネル36の全ての側縁が後方フレーム54、左右の側板フレーム37及び上方フレーム39によって保持される。
こうすることで、ガイド部材カバー42を、側板フレーム37に固定された上方フレーム39及びガイド形成部材40に結合することができる(図15)。
図17は、図11に示す風防骨格の側面図であるが、図17のA−A位置での断面図を図18(a)に、また、B−B位置での断面図を図18(b)に示している。A−A位置は、図15に示す、内側の分割側面パネル33の前進を阻む制限部材424が設けられている位置に相当する。
ガイド部材カバー42は、外側の分割側面パネル32に設けられた回転輪321のレール部分425を、分割側面パネル32の移動可能範囲の全長(即ち、ガイド部材カバー42の前端から後端までの間)に亘って有している。
ガイド形成部材40は、内側の分割側面パネル33に設けられた回転輪331のレール部分402を、分割側面パネル32の移動可能範囲(即ち、制限部材424の位置からガイド形成部材40の後端までの間)に有している。
また、ガイド形成部材40は、上面パネル47の突条片48を支持する支持部403を有し、ガイド部材カバー42は、この支持部403に載る突条片48を上から抑える抑止部423を有している。
製品を購入したユーザは、次の順序で風袋装置30を組み立てる。
(1)ベースフレーム50の左右の側板固定部542に左右の側板フレーム37の結合部372を固定する。
(2)後方フレーム54の溝541及び側板フレーム37の溝376に後面パネル36の下側及び左右の側縁を嵌める。
(3)上方フレーム39の溝に後面パネル36の上側の側縁を嵌め、側板フレーム37の上側の結合部372の突起373を上方フレーム39の係合孔394に嵌めて、上方フレーム39を側板フレーム37の上端に仮固定する。
(4)左右のガイド形成部材40の支持部403に上面パネル47の突条片48を載せ、また、下端の縁部を前方フレーム51の溝に嵌めた前面パネル31の上端を、ガイド形成部材40の先端に仮固定する。
(5)ガイド形成部材40にガイド部材カバー42を被せ、前面パネル31の上端をガイド形成部材40の先端とガイド部材カバー42の先端被覆との間で挟持し、また、上面パネル47の突条片48をガイド形成部材40の支持部403とガイド部材カバー42の抑止部423との間で挟持する。
(6)ガイド部材カバー42の固定片421の貫通孔422と上方フレーム39の側板固定部392の貫通孔395とを通したネジを側板フレーム37のネジ孔374に螺合してガイド部材カバー42、上方フレーム39及び側板フレーム37を固定する。
(7)ガイド部材カバー42の後端にあるストッパ61を開いて、回転輪ガイドレール60に、重ね合わせた分割側面パネル32、33の回転輪321、331を挿入し、ストッパ61を閉じる。
次いで、側方フレーム52の垂下片522と秤の筐体との接触を保ちながら、風防装置30を後方に動かす。風防装置30は、前方フレーム51の爪512がシールド板70の係合穴71に嵌った時点で動かなくなる。
その状態でワンタッチ係合手段544のカムレバーを下げる。この操作で、ワンタッチ係合手段544がシールド板70の後方側の立上り縁に設けられた係合穴と係合し、風防装置30が秤本体上に固定される。
このように、この風防装置30は、ベースフレーム50の側方フレーム52が垂下片522を持つため、風防装置30の秤本体への装着が容易である。
また、この風袋装置30では、二枚の分割側面パネル32、33を全開状態にしたとき、分割側面パネル32、33が重なって回転輪ガイドレール60の後端まで移動するが、回転輪ガイドレール60を形成するガイド形成部材40及びガイド部材カバー42、並びに、分割側面パネル32、33の下端を誘導する側方フレーム52は、その後端が後面パネル36の後方に延びているため、分割側面パネル32、33は、全開時に、その後方の縁が後面パネル36の後方まで移動する。そのため、風袋装置30の外形がコンパクトであっても、分割側面パネル32、33の全開時には、広い開口を確保することができる。
また、後方フレーム54に固定されたワンタッチ係合手段544は、後方フレーム54が側方フレーム52の後端よりも前側に配置されているため、風袋装置30の後方に飛び出さない。そのため、風袋装置30の背面に余分な空間を確保する必要がない。
分割側面パネル32、33の同方向の幅は、側板フレーム37の結合部372付近の幅に近い。そのため、全開位置の分割側面パネル32、33の後側の側縁は、側板フレーム37の中央部分の側縁より後方に位置している。
風袋装置30から分割側面パネル32、33を取り出す場合、風袋装置30を秤本体から取り外して行われるが、このとき、側板フレーム37の中央部の後方側縁が抉れていると、全開位置の分割側面パネル32、33の側縁だけを掴んで風袋装置30の外に取り出すことができるため、操作が容易である。
また、同様に、重ね合わせた分割側面パネル32、33を回転輪ガイドレール60に挿入する場合も、その操作が容易である。
この誘導突起521は、平らな側方フレーム52の上面に、移動方向に隙間を空けて設けられている。
分割側面パネル32、33の下端をガイドするために溝を設けると、秤量皿からこぼれた細かな試料を掃除するとき、試料が溝に入り込み、掃除が難しいと言う欠点があるが、この誘導突起521は、平坦面に間欠的に設けられているため、そうした欠点を解消できる。
先ず、把手431を持つ分割上面パネル43を上面パネル枠体45の切欠部451の位置に動かし、上面パネル枠体45の溝に嵌っていた分割上面パネル43の一方の端部を溝から脱出させる。
次いで、分割上面パネル43を上面パネル枠体45の斜め上方に引っ張り、上面パネル枠体46の溝に嵌っていた他方の端部を脱出させ、分割上面パネル43を取り出す。
次に、分割上面パネル44を上面パネル枠体45の切欠部451の位置に動かし、同様の手順で取り出す。
また、ここでは、後面パネル36を透明パネルとしているが、透明でなくても良い。
31 前面パネル
32 分割側面パネル
33 分割側面パネル
36 後面パネル
37 側板フレーム
39 上方フレーム
40 ガイド形成部材
42 ガイド部材カバー
43 分割上面パネル
44 分割上面パネル
45 上面パネル枠体
46 上面パネル枠体
47 上面パネル
48 突条片
50 ベースフレーム
51 前方フレーム
52 側方フレーム
54 後方フレーム
60 回転輪ガイドレール
61 ストッパ
65 ネジ
70 シールド板
71 係合穴
321 回転輪
322 保持部材
323 係合部
324 把手
325 係合片
331 回転輪
332 保持部材
333 係合部
371 凹部
372 結合部
373 突起
374 ネジ孔
376 挿入溝
392 側板固定部
394 係合孔
395 貫通孔
402 回転輪のレール部分
403 支持部
421 固定片
422 貫通孔
423 抑止部
424 制限部材
425 回転輪のレール部分
431 把手
451 切欠部
511 挿入溝
512 爪
521 誘導突起
522 垂下片
541 挿入溝
542 側板固定部
544 ワンタッチ係合手段(カムレバー)
545 貫通孔
546 係合孔
Claims (10)
- 秤本体にワンタッチで着脱できる風防装置であって、
秤量皿の周囲の通気を防御する風防空間を形成する部材と、
前記秤本体に装着され、前記風防空間を形成する部材を支えるベースフレームと、
を備え、
前記風防空間を形成する部材が、
前方側の透明な前面パネルと、
左右の透明な側面パネルと、
後方側の後面パネルと、
前記後面パネルの右側の側縁を挿入する挿入溝が形成された右側板フレームと、
前記後面パネルの左側の側縁を挿入する挿入溝が形成された左側板フレームと、
を有し、
前記側面パネルは、回転輪ガイドレールで案内される回転輪が上端側に設けられた少なくとも二枚の分割側面パネルにより構成され、
前記ベースフレームが、
前記前面パネルの下側の側縁を挿入する挿入溝が形成された前方フレームと、
前記回転輪の回転に伴って移動する前記分割側面パネルの下端を誘導するために移動方向に沿って間欠的に配置された誘導突起を備える左右の側方フレームと、
前記後面パネルの下側の側縁を挿入する挿入溝が形成され、前記秤本体の係合部とワンタッチで着脱できるワンタッチ係合手段が固定され、且つ、前記右側板フレーム及び左側板フレームの下端が結合される後方フレームと、
を有し、
前記前方フレームが前記左右の側方フレームの前端に位置し、前記後方フレームが前記左右の側方フレームの後端よりも前方に位置するように、前記前方フレームと前記側方フレームと前記後方フレームとが一体化されている、
ことを特徴とする風防装置。 - 請求項1に記載の風防装置であって、前記前方フレームは、秤本体に固定されたシールド板の前方側の立上り縁に形成された係合部との係合手段を有し、前記側方フレームは、秤本体の筐体の外周に係合する垂下片を有し、前記後方フレームに固定された前記ワンタッチ係合手段は、前記シールド板の後方側の立上り縁に形成された係合部と係合する、ことを特徴とする風防装置。
- 請求項1に記載の風防装置であって、前記分割側面パネルは、後方側の縁が前記後面パネルよりも後方となる全開位置に、互いに重なり合った状態で移動可能である、ことを特徴とする風防装置。
- 請求項3に記載の風防装置であって、前記分割側面パネルは、前記全開位置からさらに後方に移動することがストッパで制限されており、前記ストッパを解除すれば、前記分割側面パネルを後方に移動させて取外すことが可能である、ことを特徴とする風防装置。
- 請求項4に記載の風防装置であって、前記右側板フレーム及び左側板フレームは、後端側の縁に凹部を有し、前記凹部に臨む前記分割側面パネルの部分を把持して前記分割側面パネルを取外すことが可能である、ことを特徴とする風防装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の風防装置であって、さらに、前記風防空間を形成する透明な上面パネルを備え、前記上面パネルは、並列する複数の分割上面パネルと、前記分割上面パネルの各々の両端が挿入される上面パネル枠体とから成り、前記分割上面パネルの少なくとも一枚は前記上面パネル枠体の内部で移動が可能であることを特徴とする風防装置。
- 請求項6に記載の風防装置であって、前記上面パネル枠体は、前記分割上面パネルの出入が可能な枠切欠部を上側に有することを特徴とする風防装置。
- 請求項6又は7に記載の風防装置であって、さらに、前記後方フレームの上方位置で前記右側板フレーム及び左側板フレームの上端に結合される上方フレームと、前記左右の側方フレームの上方位置で該側方フレームと並行するように前記上方フレームの両端に一体化された左右のガイド形成部材と、前記ガイド形成部材を覆うように該ガイド形成部材に組み合わされて前記回転輪ガイドレールと前記上面パネル枠体の支持部とを形成するガイド部材カバーと、を備え、
前記後面パネルの上側の側縁が、前記上方フレームに形成された挿入溝に挿入され、
前記前面パネルの上端が、前記ガイド形成部材の前端と、該前端を覆う前記ガイド部材カバーとの間で挟持される、
ことを特徴とする風防装置。 - 請求項8に記載の風防装置であって、前記分割側面パネルが全開位置からさらに後方に移動することを制限し、又は、その制限を解除するストッパが、前記ガイド部材カバーの後端に設けられている、ことを特徴とする風防装置。
- 請求項8に記載の風防装置であって、出荷時に、前記前面パネルと、前記後面パネルと、前記分割側面パネルと、前記上面パネルと、前記右側板フレームと、前記左側板フレームと、前記ガイド形成部材が一体化された上方フレームと、前記ガイド部材カバーと、前記ベースフレームと、に分解されて発送されることを特徴とする風防装置。
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