JP6202376B2 - エプロンサイドメンバの補強構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両駆動用のエンジンに対して車幅方向の車体両側端寄りにそれぞれ配置される一対のエプロンサイドメンバの少なくとも一方に、エンジンを支持するためのエンジンマウントを取付けているエプロンサイドメンバの補強構造に関する。
多くの自動車等の車両における車体前部には、車両駆動用のエンジンが配置されている。このようなエンジンに対して車幅方向の車体両側端寄りに一対のエプロンサイドメンバがそれぞれ配置され、エプロンサイドメンバの上端部分にはエンジンマウントが取付けられ、エンジンはこのエンジンマウントによって支持されている。このような車体前部には、エンジンからの振動が伝わるので、この振動に起因して車体前部に発生する振動を低減すべく、車体前部の剛性を向上させることが要求されている。また、車体前部に加えられる荷重、特に、車体前方から車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することが要求されている。そのため、車体前部のエプロンサイドメンバの補強構造として、車体前部に加えられた荷重に対してエプロンサイドメンバを意図的に変形させることによって当該荷重を効率的に吸収する構造が採用されている。
このようなエプロンサイドメンバの補強構造の一例として、次のような構造が開示されている。エプロンサイドメンバの補強構造において、上端部分にエンジンマウントを取付けたエプロンサイドメンバの振動を低減するために、エプロンサイドメンバ(フロントサイドフレーム)の車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁(インナパネル)に、車両前後方向に延びると共に車幅方向の車体側端から車体中央に向かって突出するインナ凸部が形成され、さらに内側壁には、車両上下方向に延びると共に車幅方向の車体中央から車体車端に向かって突出する第1インナビードと、車両前後方向に延びると共に車幅方向の車体中央から車体車端に向かって突出する第2インナビードとが形成されている。また、エプロンサイドメンバ(フロントサイドフレーム)の車幅方向の車体側端寄りに位置する外側壁(アウタパネル)には、車両前後方向に延びると共に車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出するアウタ凸部が形成され、さらに外側壁には、車両上下方向に延びると共に車幅方向の車体側端から車体中央に向かって突出する第1及び第2アウタビードが形成されている。
加えて、インナ凸部はエプロンサイドメンバの前端からエンジンマウントの車両前後方向の中央部まで延びており、インナ凸部の高さは車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って減少しており、第1インナビードはエンジンマウントに対して車両後方に配置され、第2インナビードの前端部は車両前後方向でエンジンマウントの後端部に対応して配置されている。アウタ凸部はエンジンマウントに対して車両前方に配置されており、第1アウタビードは車両前後方向でエンジンマウントの前端部に対応して配置され、第2アウタビードは第2インナビードに対して車両後方に配置されている。
このような構造において、車両前方から車体前部に荷重が加えられた場合、エプロンサイドメンバの前側部分が車両前後方向に潰れることとなる。また、エプロンサイドメンバは、第1インナビード、並びに第1及び第2アウタビードを起点として折れ変形して、前側部分の車両後方でエンジンマウントに対応して位置するサイドメンバの中間部分は車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車幅方向の車体中央から車体側端に向かって傾斜し、かつ中間部分の車両後方に位置するエンジンマウントの後側部分が車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車幅方向の車体側端から車体中央に向かって傾斜することとなる。(例えば、特許文献1を参照)
特開2011−088597号公報
しかしながら、上述したエプロンサイドメンバの補強構造では、荷重を加えられたエプロンサイドメンバは、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって車体外部に突出するように変形する。このように車体を構成する部材が車体外部に突出することは好ましくない。その一方で、エプロンサイドメンバを車幅方向の車体側端から車体中央に向かって変形させた場合、エプロンサイドメンバがエンジンと干渉するおそれがあるので、このこともまた好ましくない。そこで、エプロンサイドメンバ全体を車両前後方向に潰すように変形させることが望まれている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車体前部の振動を低減可能とし、かつエプロンサイドメンバ全体の直線的な変形を促すことによって車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収可能とするエプロンサイドメンバの補強構造を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係るエプロンサイドメンバの補強構造は、車両駆動用のエンジンに対して車幅方向の車体両側端寄りにそれぞれ配置される一対のエプロンサイドメンバと、該一対のエプロンサイドメンバのうち少なくとも一方のエプロンサイドメンバの上端壁に取付けられる前側及び後側エンジンマウントブラケットであって、前側エンジンマウントブラケットが後側エンジンマウントブラケットに対して車両前方に間隔を空けて位置している、前側及び後側エンジンマウントブラケットと、前記前側及び後側エンジンマウントブラケットに跨って配置され、前側及び後側締結部のそれぞれによって前記前側及び後側エンジンマウントブラケットに取付けられ、かつ前記エンジンを支持するように構成されたエンジンマウントとを備え、前記前側エンジンマウントブラケットが、車両前方寄りに位置すると共に前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバに取付けられた前側フランジを有し、前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバが、該エプロンサイドメンバの車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁を有し、前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記前側エンジンマウントブラケットに対して車両前方寄りに位置する前方ビードが前記内側壁に形成され、前記前方ビードの後端が、車両前後方向にて前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジに一致するように配置されている、エプロンサイドメンバの補強構造であって、前記前方ビードの後端からエプロンサイドメンバに沿って車両後方に向かうように延びる延長ビードが前記内側壁に形成され、前記延長ビードが、前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジと前記前側締結部との間に位置しており、前記前方ビード及び前記延長ビードが、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する絞り形状に形成され、前記延長ビードの深さが、車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って減少している。そのため、前方ビードによって少なくとも一方のエプロンサイドメンバの剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、前方ビード及び前側エンジンマウントブラケットが車両前後方向に連続して配置されているので、前方ビード及び前側エンジンマウントブラケットの連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、この連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバの折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバの車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収するようにエプロンサイドメンバ全体の直線的な変形を促すことができる。
さらに、前方ビードから延びる延長ビードによって、前側及び後側エンジンマウントブラケットの下方に位置するエプロンサイドメンバの内側壁の領域における剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、前方ビードから延びる延長ビードの深さが車両前方から車両後方に進むに従って減少しているので、前方ビード及び前側エンジンマウントブラケットの連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、この連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバの折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバの車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、エプロンサイドメンバ全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本発明の一態様に係るエプロンサイドメンバの補強構造では、前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記前側及び後側エンジンマウントブラケット間に位置する中間ビードが前記内側壁に形成され、前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記後側エンジンマウントブラケットに対して車両後方寄りに位置する後方ビードが前記内側壁に形成され、前記中間ビードの前端から前記前側締結部に向かって延びる延長ビードと、前記中間ビードの後端から前記後側締結部に向かって延びる延長ビードと、前記後方ビードの前端から前記後側締結部に向かって延びる延長ビードとが前記内側壁にさらに形成され、前記中間ビード、前記後方ビード、並びに前記中間ビード及び前記後方ビードから延びる各延長ビードが、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する絞り形状に形成され、前記中間ビード及び前記後方ビードから延びる各延長ビードの深さが、該延長ビードの基端から先端に向かう方向に進むに従って減少している。そのため、中間ビード及び後方ビードによって少なくとも一方のエプロンサイドメンバの剛性を高めることができる。また、中間ビード及び後方ビードから延びる各延長部によって、前側及び後側エンジンマウントブラケットの下方に位置するエプロンサイドメンバの内側壁の領域における剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、中間ビード及び後方ビードから延びる各延長ビードの深さが、該延長ビードの基端から先端に向かう方向に進むに従って減少しているので、前側エンジンマウントブラケット及び中間ビードの連続する領域の剛性、中間ビード及び後側エンジンマウントブラケットの連続する領域の剛性、並びに後側エンジンマウントブラケット及び後方ビードの連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、これらの連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバの折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバの車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、エプロンサイドメンバ全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本発明の一態様に係るエプロンサイドメンバの補強構造では、前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバが、車体前端寄りに位置する前側領域と、該前側領域に対して車両後方に位置する傾斜領域とを有し、前記前側領域が車両前後方向に沿って延びる直線形状に形成され、前記傾斜領域が車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車両上方から車両下方に向かって傾斜するように形成され、前記傾斜領域の前端部が、前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジと前記前側締結部との間に位置している。そのため、前側エンジンマウントブラケット及び前方ビードの後端が、エプロンサイドメンバの前側領域及び傾斜領域間における変曲領域の周辺に位置することとなり、このような前側エンジンマウントブラケット及び前方ビードの後端を起点としたエプロンサイドメンバの車両上下方向の折れ変形がさらに促されることとなる。よって、エプロンサイドメンバ全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本発明の一態様に係るエプロンサイドメンバの補強構造によれば、車体前部の振動を低減することができ、かつエプロンサイドメンバ全体の直線的な変形を促すことによって車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本発明の実施形態に係るエプロンサイドメンバの補強構造を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るエプロンサイドメンバの補強構造を、車幅方向の車体中央側から見て示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るエプロンサイドメンバの補強構造を、エンジンマウントを省略して示す概略上面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。
本発明の実施形態に係るエプロンサイドメンバの補強構造について説明する。なお、図1〜図3において、車両進行方向の前方を矢印Fにより示して説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態に係る補強構造は、車両前後方向に沿って配置されるエプロンサイドメンバ1を備えている。特に図示はしないが、エプロンサイドメンバ1は、車体前部に位置する車両駆動用エンジンに対して車幅方向の車体両側端寄りにそれぞれ配置されている。本実施形態は、これら一対のエプロンサイドメンバ1のうち車両進行方向右側のエプロンサイドメンバ1を用いて説明する。再び図1〜図3に示すように、エプロンサイドメンバ1には、前側エンジンマウントブラケット(以下、「前側ブラケット」という)2及び後側エンジンマウントブラケット(以下、「後側ブラケット」という)3が取付けられており、前側ブラケット2は、後側ブラケット3に対して車両前方に間隔を空けて位置している。また、本実施形態に係る補強構造は、エンジン(図示せず)を支持するためのエンジンマウント4を備えている。エンジンマウント4は、前側ブラケット2及び後側ブラケット3に取付けられ、かつ前側ブラケット2及び後側ブラケット3に跨るように配置されている。
図1〜図3に示すように、エプロンサイドメンバ1、前側ブラケット2、後側ブラケット3、及びエンジンマウント4に対して車幅方向の車体側端寄りには、インナーフェンダーエプロンパネル5が配置されている。また、インナーフェンダーエプロンパネル5は、エプロンサイドメンバ1から車幅方向の車体側端側上方に向かって延びている。このインナーフェンダーエプロンパネル5に、エプロンサイドメンバ1、前側ブラケット2、後側ブラケット3、及びエンジンマウント4が取付けられている。インナーフェンダーエプロンパネル5の車両後方には、ストラットタワー6が配置されている。ストラットタワー6は、ストラット式フロントサスペンションの上端部(図示せず)を支持するように構成されている。ストラットタワー6は、エプロンサイドメンバ1から車両上方に延びるように略筒形状に形成されている。このようなストラットタワー6に、エプロンサイドメンバ1及びインナーフェンダーエプロンパネル5が取付けられている。
ここで、エプロンサイドメンバ1の詳細について図1、図2、及び図4を参照して説明する。特に、図2に示すように、エプロンサイドメンバ1は、車両前後方向の車体前端寄りに位置する前側領域1aと、該前側領域1aに対して車両後方に位置する傾斜領域1bとを有している。前側領域1aは車両前後方向に延びる略直線形状に形成されている。傾斜領域1bは、車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車両上方から車両下方に向かって傾斜するように形成されている。
図4に示すように、このようなエプロンサイドメンバ1は、インナーエプロンサイドメンバ(以下、「インナーサイドメンバ」という)7及びアウターエプロンサイドメンバ(以下、「アウターサイドメンバ」という)8を有している。インナーサイドメンバ7は、エプロンサイドメンバ1の車幅方向の車体中央寄りに配置され、アウターサイドメンバ8は、エプロンサイドメンバ1の車幅方向の車体側端寄りに配置されている。インナーサイドメンバ7は横断面視で略L字形状に形成されている。このようなインナーサイドメンバ7は、エプロンサイドメンバ1の上端寄りに位置する上端壁7aと、エプロンサイドメンバ1の車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁7bとを有している。また、インナーサイドメンバ7は、上端壁7aにおける車幅方向の車体側端寄りの外側端部から車両上方に延びる上側フランジ7cを有している。アウターサイドメンバ8は横断面視で略L字形状に形成されている。このようなアウターサイドメンバ8は、エプロンサイドメンバ1の下端寄りに位置する下端壁8aと、エプロンサイドメンバ1の車幅方向の車体側端寄りに位置する外側壁8bとを有している。また、アウターサイドメンバ8は、下端壁8aにおける車幅方向の車体中央寄りの内側端部から車両下方に延びる下側フランジ8cを有している。
このような構成において、インナーサイドメンバ7の上側フランジ7cが、アウターサイドメンバ8の外側壁8bの上端部に車幅方向の車体中央から車体側端に向かって重ねられると共にスポット溶接により接合されている。アウターサイドメンバ8の下側フランジ8cは、インナーサイドメンバ7の内側壁7bの下端部に車幅方向の車体側端から車体中央に向かって重ねられると共にスポット溶接により接合されている。
図1及び図2に示すように、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bには、前方ビード9と、該前方ビード9から延びる前方延長ビード10と、中間ビード11と、該中間ビード11から延びる前側中間延長ビード12及び後側中間延長ビード13と、後方ビード14と、該後方ビード14から延びる後方延長ビード15とが形成されている。前方ビード9、前方延長ビード10、中間ビード11、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、後方ビード14、及び後方延長ビード15は、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する絞り形状に形成されている。なお、前方ビード9、前方延長ビード10、中間ビード11、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、後方ビード14、及び後方延長ビード15のさらなる詳細については後述する。
次に、前側ブラケット2及び後側ブラケット3の詳細について図1〜図4を参照して説明する。図1〜図4に示すように、前側ブラケット2は略ボックス形状に形成されている。このような前側ブラケット2は、前端寄りに位置する前端壁2aと、上端寄りに位置する上端壁2bと、後端寄りに位置する後端壁2cと、車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁2dとを有している。また、前側ブラケット2には、前端壁2aの下端部及び車幅方向の車体側端寄りの端部から車両前方に延びる前側フランジ2eが形成されている。前側ブラケット2には、上端壁2bの車幅方向の車体側端寄りの端部から車両上方に延びる上側フランジ2fが形成されている。前側ブラケット2には、後端壁2cの下端部及び車幅方向の車体側端寄りの端部から車両後方に延びる後側フランジ2gが形成されている。前側ブラケット2には、内側壁2dの下端部から車両下方に延びる下側フランジ2hが形成されている。
このような前側ブラケット2において、前側フランジ2eは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の上端壁7a、及びインナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共にスポット溶接により接合されている。上側フランジ2fは、インナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共に接合されている。後側フランジ2gは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の上端壁7a、及びインナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共にスポット溶接により接合されている。下側フランジ2hは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに重ねられると共にスポット溶接により接合されている。
図1〜図4に示すように、後側ブラケット3は略ボックス形状に形成されている。このような後側ブラケット3は、前端寄りに位置する前端壁3aと、上端寄りに位置する上端壁3bと、後端寄りに位置する後端壁3cと、車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁3dとを有している。また、後側ブラケット3には、前端壁3aの下端部及び車幅方向の車体側端寄りの端部から車両前方に延びる前側フランジ3eが形成されている。後側ブラケット3には、上端壁3bの車幅方向の車体側端寄りの端部から車両上方に延びる上側フランジ3fが形成されている。後側ブラケット3には、後端壁3cの下端部及び車幅方向の車体側端寄りの端部から車両後方に延びる後側フランジ3gが形成されている。後側ブラケット3には、内側壁3dの下端部から車両下方に延びる下側フランジ3hが形成されている。
このような後側ブラケット3において、前側フランジ3eは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の上端壁7a、及びインナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共にスポット溶接により接合されている。上側フランジ3fは、インナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共にスポット溶接により接合されている。後側フランジ3gは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の上端壁7a、インナーフェンダーエプロンパネル5、及びストラットタワー6に重ねられると共にスポット溶接により接合されている。下側フランジ3hは、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに重ねられると共にスポット溶接により接合されている。
エンジンマウント4の詳細について図1及び図2を参照して説明する。図1及び図2に示すように、エンジンマウント4は、前側ブラケット2の上端壁2bに対応して配置される前側取付部4aと、後側ブラケット3の上端壁3bに対応して配置される後側取付部4bとを有している。また、エンジンマウント4は、エンジン(図示せず)を支持するための支持部4cを有している。支持部4cは、前側取付部4aと後側取付部4bとの間に配置されている。エンジンマウント4は、支持部4cから車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する外側取付部4dを有している。
このようなエンジンマウント4において、前側取付部4aは、前側ブラケット2の上端壁2bに重ねられると共に、前側ボルト締結部T1(図1にて実線により示し、図2にて破線により示す)によってボルト締結されている。後側取付部4bは、後側ブラケット3の上端壁3bに重ねられると共に、後側ボルト締結部T2(図2にて破線により示す)によってボルト締結されている。支持部4cは、インナーフェンダーエプロンパネル5に重ねられると共にボルト締結されている。なお、前側ブラケット2の上端壁2b及びエンジンマウント4の前側取付部4aのボルト締結部と、エンジンマウント4の支持部4cとの間に、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bの前端部が位置することとなる。
ここで、前方ビード9、前方延長ビード10、中間ビード11、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、後方ビード14、及び後方延長ビード15の詳細について、図1、図2、図5、及び図6を参照して説明する。図1及び図2に示すように、前方ビード9は、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドパネル7の内側壁7bにおける車両上下方向の中間で、エプロンサイドメンバ1の前側領域1aに沿って延びている。このような前方ビード9は、前側ブラケット2に対して車両前方寄りに位置しており、具体的には、前方ビード9の前端9aが車両前後方向にてエプロンサイドメンバ1の前端1cに一致しており、前方ビード9の後端9bが車両前後方向にて前側ブラケット2の前側フランジ2eに一致している。前方延長ビード10は、前方ビード9の後端9bから、前側領域1aに沿って、前側ブラケット2の上端壁2bとエンジンマウント4の前側取付部4aとの前側ボルト締結部T1に向かって延びている。図5に示すように、車両前後方向にて前側ブラケット2の上端壁2bとエンジンマウント4の前側取付部4aとの前側ボルト締結部T1に対応する前方延長ビード10の区域では、当該区域の深さが前方延長ビード10の基端10aから先端10bに向かう方向(すなわち、車両前方から車両後方に向かう方向)に進むに従って減少している。
再び図1及び図2に示すように、中間ビード11は、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドパネル7の内側壁7bにおける車両上下方向の中間で、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bに沿って延びている。このような中間ビード11は、前側ブラケット2と後側ブラケット3との間に位置しており、具体的には、中間ビード11の前端11aが車両前後方向にて前側ブラケット2の後側フランジ2gに一致しており、中間ビード11の後端11bが車両前後方向にて後側ブラケット3の前側フランジ3eに一致している。前側中間延長ビード12は、中間ビード11の前端11aから、傾斜領域1bに沿って、前側ブラケット2の上端壁2bとエンジンマウント4の前側取付部4aとの前側ボルト締結部T1に向かって延びている。図6に示すように、車両前後方向にて前側ブラケット2の上端壁2bとエンジンマウント4の前側取付部4aとのボルト締結部に対応する前側中間延長ビード12の区域では、当該区域の深さが前側中間延長ビード12の基端12aから先端12bに向かう方向に進むに従って減少している。再び図1及び図2に示すように、後側中間延長ビード13は、中間ビード11の後端11bから、傾斜領域1bに沿って、後側ブラケット3の上端壁3bとエンジンマウント4の後側取付部4bとの後側ボルト締結部T2に向かって延びている。図6に示すように、車両前後方向にて後側ブラケット3の上端壁3bとエンジンマウント4の後側取付部4bとの後側ボルト締結部T2に対応する後側中間延長ビード13の区域では、当該区域の深さが後側中間延長ビード13の基端13aから先端13bに向かう方向に進むに従って減少している。
再び図1及び図2に示すように、後方ビード14は、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドパネル7の内側壁7bにおける車両上下方向の中間で、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bに沿って延びている。このような後方ビード14は、後側ブラケット3に対して車両後方寄りに位置しており、具体的には、後方ビード14の前端14aが車両前後方向にて後側ブラケット3の後側フランジ3gに一致している。後方延長ビード15は、後方ビード14の前端14aから、傾斜領域1bに沿って、後側ブラケット3の上端壁3bとエンジンマウント4の後側取付部4bとの後側ボルト締結部T2に向かって延びている。図6に示すように、車両前後方向にて後側ブラケット3の上端壁3bとエンジンマウント4の後側取付部4bとのボルト締結部に対応する後方延長ビード15の区域では、当該区域の深さが後方延長ビード15の基端15aから先端15bに向かう方向に進むに従って減少している。このような中間ビード11、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、後方ビード14、及び後方延長ビード15は同一直線上に配置されている。なお、前方延長ビード10と前側中間延長ビード12とは車両前後方向に間隔を空けて位置しており、後側中間延長ビード13と後方延長ビード15とは車両前後方向に間隔を空けて位置している。
以上、本実施形態に係るエプロンサイドメンバ1の補強構造によれば、エプロンサイドメンバ1の前側領域1aに沿って延びると共に前側ブラケット2に対して車両前方寄りに位置する前方ビード9が、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに形成され、前方ビード9の後端9bが、車両前後方向にて前側ブラケット2の前側フランジ2eに一致するように配置されている。そのため、前方ビード9によってエプロンサイドメンバ1の剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、前側ブラケット2及び前方ビード9が車両前後方向に連続して配置されているので、前側ブラケット2及び前方ビード9の連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、この連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバ1の折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバ1の車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収するようにエプロンサイドメンバ1全体の直線的な変形を促すことができる。
本実施形態に係るエプロンサイドメンバ1の補強構造によれば、前方ビード9の後端部9bからエプロンサイドメンバ1の前側領域1aに沿って車両後方に向かうように延びる前方延長ビード10が、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに形成され、前方延長ビード10が、前側ブラケット2の前側フランジ2eと前側ボルト締結部T1との間に位置しており、前方延長ビード10の深さが車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って減少している。そのため、前方延長ビード10によって、前側ブラケット2及び後側ブラケット3の下方に位置する内側壁7bの領域における剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、前方延長ビード10の深さが車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って減少しているので、前側ブラケット2及び前方ビード9の連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、この連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバ1の折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバ1の車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、エプロンサイドメンバ1全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本実施形態に係るエプロンサイドメンバ1の補強構造によれば、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bに沿って延びると共に前側ブラケット2及び後側ブラケット3間に位置する中間ビード11が、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに形成され、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bに沿って延びると共に後側ブラケット3に対して車両後方寄りに位置する後方ビード14が、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに形成され、中間ビード11の前端11aから前側ボルト締結部T1に向かって延びる前側中間延長ビード12と、中間ビード11の後端11bから後側ボルト締結部T2に向かって延びる後側延長ビード13と、後方ビード14の前端14aから後側ボルト締結部T2に向かって延びる後方延長ビード15とが、エプロンサイドメンバ1のインナーサイドメンバ7の内側壁7bに形成され、前側中間延長ビード12の深さが前側中間延長ビード12の基端12aから先端12bに向かう方向に進むに従って減少し、後側中間延長ビード13の深さが後側中間延長ビード13の基端13aから先端13bに向かう方向に進むに従って減少し、後方延長ビード15の深さが後方延長ビード15の基端15aから先端15bに向かう方向に進むに従って減少している。
そのため、中間ビード11及び後方ビード14によって少なくとも一方のエプロンサイドメンバ1の剛性を高めることができる。また、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、及び後方延長ビード15によって、前側ブラケット2及び後側ブラケット3の下方に位置するエプロンサイドメンバ1の内側壁7bの領域における剛性を高めることができる。よって、車体前部の振動を低減することができる。その一方で、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、及び後方延長ビード15の深さが、それらの基端12a,13a,15aから先端12b,13b,15bに向かう方向に進むに従って減少しているので、前側ブラケット2及び中間ビード11の連続する領域の剛性、中間ビード11及び後側ブラケット3の連続する領域の剛性、並びに後側ブラケット3及び後方ビード14の連続する領域の剛性を、周囲の剛性に対して極端に変化しないような状態で低下させることができる。その結果、これらの連続する領域を起点としたエプロンサイドメンバ1の折れ変形を促すと共に、折れ変形に起因したエプロンサイドメンバ1の車幅方向の変形量を抑えることができる。よって、エプロンサイドメンバ1全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
本実施形態に係るエプロンサイドメンバ1の補強構造によれば、エプロンサイドメンバ1の前側領域1aが車両前後方向に沿って延びる直線形状に形成され、エプロンサイドメンバ1の傾斜領域1bが車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車両上方から車両下方に向かって傾斜するように形成され、傾斜領域1bの前端部が、前側ブラケット2の前側フランジ2eと前側ボルト締結部T1との間に位置している。そのため、前側ブラケット2及び前方ビード9の後端9bが、エプロンサイドメンバ1の前側領域1a及び傾斜領域1b間における変曲領域の周辺に位置することとなり、このような前側ブラケット2及び前方ビード9の後端9bを起点としたエプロンサイドメンバ1の車両上下方向の折れ変形がさらに促されることとなる。よって、エプロンサイドメンバ1全体の直線的な変形が促されて、車体前部に加えられる荷重を効率的に吸収することができる。
ここまで本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、本実施形態に係るエプロンサイドメンバ1の補強構造が、一対のエプロンサイドメンバ1のいずれか一方のみに適用されてもよい。
本発明の第2変形例として、インナーフェンダーエプロンパネル5の代わりに、インナーエプロンエクステンションパネルが設けられてもよい。
本発明の第3変形例として、前方ビード9、前方延長ビード10、中間ビード11、前側中間延長ビード12、後側中間延長ビード13、後方ビード14、及び後方延長ビード15は、車幅方向の車体側端から車体中央に向かって突出する絞り形状に形成されてもよい。
本発明の第4変形例として、スポット溶接による部材間の接合の代わりに、ガス溶接、アーク溶接、ティグ溶接、プラズマ溶接、セルフシールドアーク溶接、エレクトロスラグ溶接、電子ビーム溶接、レーザービーム溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接、アプセット溶接、フラッシュ溶接、バットシーム溶接、ろう接、ろう付け、摩擦撹拌接合等が用いられてもよい。また、スポット溶接の代わりに、ネジ、ボルト等の締結部材が用いられてもよい。
本発明の第5変形例として、ボルト締結による部材間の取付けの代わりに、ネジ等の締結部材が用いられてもよい。また、ボルト締結の代わりに、スポット溶接、ガス溶接、アーク溶接、ティグ溶接、プラズマ溶接、セルフシールドアーク溶接、エレクトロスラグ溶接、電子ビーム溶接、レーザービーム溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接、アプセット溶接、フラッシュ溶接、バットシーム溶接、ろう接、ろう付け、摩擦撹拌接合等が用いられてもよい。
1 エプロンサイドメンバ
1a 前側領域
1b 傾斜領域
2 前側エンジンマウントブラケット(前側ブラケット)
2b 上端壁
2e 前側フランジ
3 後側エンジンマウントブラケット(後側ブラケット)
3b 上端壁
4 エンジンマウント
7 インナーエプロンサイドメンバ(インナーサイドメンバ)
7a 上端壁
7b 内側壁
9 前方ビード
9b 後端
10 前方延長ビード
11 中間ビード
11a 前端
11b 後端
12 前側中間延長ビード
12a 基端
12b 先端
13 後側中間延長ビード
13a 基端
13b 先端
14 後方ビード
14a 前端
15 後方延長ビード
15a 基端
15b 先端
T1 前側ボルト締結部
T2 後側ボルト締結部
F 矢印

Claims (3)

  1. 車両駆動用のエンジンに対して車幅方向の車体両側端寄りにそれぞれ配置される一対のエプロンサイドメンバと、
    該一対のエプロンサイドメンバのうち少なくとも一方のエプロンサイドメンバの上端壁に取付けられる前側及び後側エンジンマウントブラケットであって、前側エンジンマウントブラケットが後側エンジンマウントブラケットに対して車両前方に間隔を空けて位置している、前側及び後側エンジンマウントブラケットと、
    前記前側及び後側エンジンマウントブラケットに跨って配置され、前側及び後側締結部のそれぞれによって前記前側及び後側エンジンマウントブラケットに取付けられ、かつ前記エンジンを支持するように構成されたエンジンマウントと
    を備え、
    前記前側エンジンマウントブラケットが、車両前方寄りに位置すると共に前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバに取付けられた前側フランジを有し、
    前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバが、該エプロンサイドメンバの車幅方向の車体中央寄りに位置する内側壁を有し、
    前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記前側エンジンマウントブラケットに対して車両前方寄りに位置する前方ビードが前記内側壁に形成され、
    前記前方ビードの後端が、車両前後方向にて前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジに一致するように配置されている、エプロンサイドメンバの補強構造であって、
    前記前方ビードの後端からエプロンサイドメンバに沿って車両後方に向かうように延びる延長ビードが前記内側壁に形成され、
    前記延長ビードが、前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジと前記前側締結部との間に位置しており、
    前記前方ビード及び前記延長ビードが、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する絞り形状に形成され、
    前記延長ビードの深さが、車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って減少している、エプロンサイドメンバの補強構造。
  2. 前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記前側及び後側エンジンマウントブラケット間に位置する中間ビードが前記内側壁に形成され、
    前記エプロンサイドメンバに沿って延びると共に前記後側エンジンマウントブラケットに対して車両後方寄りに位置する後方ビードが前記内側壁に形成され、
    前記中間ビードの前端から前記前側締結部に向かって延びる延長ビードと、前記中間ビードの後端から前記後側締結部に向かって延びる延長ビードと、前記後方ビードの前端から前記後側締結部に向かって延びる延長ビードとが前記内側壁にさらに形成され、
    前記中間ビード、前記後方ビード、並びに前記中間ビード及び前記後方ビードから延びる各延長ビードが、車幅方向の車体中央から車体側端に向かって突出する絞り形状に形成され、
    前記中間ビード及び前記後方ビードから延びる各延長ビードの深さが、該延長ビードの基端から先端に向かう方向に進むに従って減少している、請求項1に記載のエプロンサイドメンバの補強構造。
  3. 前記少なくとも一方のエプロンサイドメンバが、車体前端寄りに位置する前側領域と、該前側領域に対して車両後方に位置する傾斜領域とを有し、
    前記前側領域が車両前後方向に沿って延びる直線形状に形成され、
    前記傾斜領域が車両前方から車両後方に向かう方向に進むに従って車両上方から車両下方に向かって傾斜するように形成され、
    前記傾斜領域の前端部が、前記前側エンジンマウントブラケットの前側フランジと前記前側締結部との間に位置している、請求項1又は2に記載のエプロンサイドメンバの補強構造。
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