JP6201479B2 - インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置 - Google Patents
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Description
被記録媒体の種類に応じて処理剤液を塗布する塗布ユニットの液塗布部を交換する処理剤液塗布装置において、使用しない液塗布部を保管する場合、液塗布部内に処理剤液が残らないようにする必要がある。液塗布部内に処理剤液が残った状態で長期間置いていた場合、処理剤液の水分蒸発により増粘してしまい、次回、液塗布部を使用するときに動作しないなどの弊害を生じてしまう。
また、処理剤液の配管内の流れは最初は勢いよく排出されるが、供給パン内の処理剤液が減少するに伴い、徐々に液量が減っていくため、液面検知センサとして使用する電極ピンの位置が悪いと、規定量の排出が終わっているのに、ちょろちょろした液の流れを検知してしまい、処理剤液無し状態を検知するまでに時間がかかってしまうといった問題もある。
このようにして被記録媒体Wの両面に印刷が施された後、後処理装置(図示せず)に送られて所定の後処理がなされるシステムになっている。
同図に示すように、ローラの端部に軸受け(図示せず)を有し、回転自在のガイドローラ1が処理剤液塗布装置101内に多数本設置されて、被記録媒体Wの搬送パスを確保している。
エアループALを経た被記録媒体Wは、パスシャフト5とエッジガイド6の間を通る。図示していないが、被記録媒体Wの搬送方向(矢印方向)と直交する方向に2本のパスシャフト5が配置され、被記録媒体Wがそのパスシャフト5の間をSの字状に通る。このパスシャフト5に一対の板状のエッジガイド6が支持されており、エッジガイド6の間隔は被記録媒体Wの幅寸法と同寸に設定されている。
供給パン23は塗布ローラ24とスクイーズローラ25を収容しており、供給パン23の上部は塗布ローラ24を覆うように形成されていて、供給パン23内にある処理剤液22の蒸発を少なく抑える形状となっている。しかし、塗布ローラ24と加圧ローラ26のニップ部27は開口しておく必要があり、完全な密閉系となっていない。
このため処理剤液22の液供給部21には、略密閉系となっている、すなわち供給パン23よりも密閉性の高いリザーブタンク29が設けられている。
さらに、三方電磁弁36にはフレッシュな(新品の)処理剤液22を補給する配管からなる補給経路40が接続され、補給経路40の他端側には1個または複数個のカートリッジ41が接続されている。本実施形態では、複数個のカートリッジ41a,41bが並列に接続されている。
前述のように塗布装置の電源を遮断したときのリザーブタンク29への処理剤液22の退避は塗布ユニット13の液塗布部20(図3参照)を外さないので問題はないが、液塗布部20を交換するときは、交換した後の保管時に処理剤液22の増粘を防止するために、供給パン23内の処理剤液22は一度排出してから、塗布ユニット13の液塗布部20を外さなければならない。
図5〜図8は、配管48に対する電極ピン47の位置関係を説明するための図である。図5および図6は配管48内の処理剤液22の流量が多いときの模式図で、図5は上面から透視した模式図、図6は正面から透視した模式図である。
図5および図6に示すように処理剤液22の流量が多い場合は、退避確認センサ45の電極ピン47の先端が処理剤液22に接触した状態になっており、退避確認センサ45により処理剤液22の有りを検知する。
このように、処理剤液22の流量が少なくなると、退避確認センサ45a,45bの両方のセンサの電極ピン47が処理剤液22と接触しなくなることで、処理剤液22の退避動作終了と判定する。
S1において液塗布部20の交換フローの実行を開始し、S2で供給パン23内に処理剤液22があるか否かの判断がなされる。この供給パン23内の処理剤液22の有無は、液面検知センサ28の出力状況により判断される。
供給パン23内に処理剤液22が有ると判断されると(S2でYES)、S3で呼び水動作が実行される。この呼び水動作については後で説明する。
S4でリザーブタンク29内に処理剤液22が有ると判断されると(S4でYES)、S5で三方電磁弁36をフィルタ室32と供給パン23が連通するように切り替えて、電磁弁39を開放し、リザーブタンク29から循環/供給経路38、フィルタ室32ならびに循環経路33bを経て、供給パン23内に処理剤液22の充填処理が実行される。
塗布装置において、供給パン23内の処理剤液22をリザーブタンク29に排出する場合、排出時間を短くするため、供給パン23と連通する退避経路30内に処理剤液22を充填しておく必要があり、そのために一度、供給パン23内に所定量の処理剤液22を充填する。この処理剤液22の充填処理が前述のS7である。
20:液塗布部、
21:液供給部、
22:処理剤液、
23:供給パン、
24:塗布ローラ、
25:スクイーズローラ、
26:加圧ローラ、
29:リザーブタンク、
30:退避経路、
31:電磁弁、
45a,45b:退避センサ、
46:略垂直部、
47:電極ピン、
48:配管、
101:処理剤液塗布装置、
102:インクジェットプリンタ、
W:被記録媒体、
L:隙間。
Claims (7)
- 処理剤液を貯留する供給パンと、
被記録媒体の記録面に前記処理剤液を塗布する塗布ローラと、
前記供給パン中の前記処理剤液を薄膜化して前記塗布ローラに転写するスクイーズローラと、
前記塗布ローラとの間で前記被記録媒体を挟み込んで搬送する加圧ローラと、
前記供給パンから前記処理剤液を退避させるリザーブタンクと、
前記供給パンと前記リザーブタンクとを連通する退避経路と、
前記処理剤液の退避の終了を検知する退避確認センサと、を備え、
前記退避確認センサを、前記退避経路の略垂直部と、前記リザーブタンクと前記略垂直部との間の略水平部と、のそれぞれに設置したことを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項1に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記退避確認センサが設置される前記略垂直部の高さ方向の位置は、前記処理剤液の退避時に、当該略垂直部の処理剤液が充満する部分よりも高い位置であることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記退避確認センサは複数の電極ピンを有し、
当該電極ピンの先端は、前記退避経路内の処理剤液の流れる位置に向かうように配置され、かつ、前記電極ピンの先端と前記退避経路の内壁面の間に隙間が形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項3に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記退避確認センサは、前記電極ピンのうち、一方の電極ピンには交流電圧を印加し、他方の電極ピンは地絡させ、両電極ピン間のインピーダンスを測定し、インピーダンスを直流電圧に変換して、基準電圧との差を比較することで、前記退避経路内の前記処理剤液の有無を検知するように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記供給パンと前記塗布ローラと前記スクイーズローラと前記加圧ローラとを含む液塗布部を有し、前記液塗布部は、交換可能に構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記リザーブタンクは前記供給パンよりも気密性が高いことを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
前記リザーブタンクは前記供給パンよりも低い位置に配置され、
前記退避経路に開閉弁が設けられており、
前記供給パン内の前記処理剤液を前記リザーブタンクに退避させる際、前記開閉弁を開いて、前記供給パンと前記リザーブタンクの水頭差により前記処理剤液を前記リザーブタンクに移送する構成になっていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
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