JP6199696B2 - 光学部品 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば天体望遠鏡などの分光器などに用いられる光学部品に関する。
従来、例えば天体望遠鏡などの分光器などには、観測対象の光を反射するためのミラーを備えた光学部品が用いられる。
例えば特許文献1には、鏡(ミラー)と、鏡を支持したベース(定盤)とを備えた鏡支持構造(光学部品)が記載されている。
ミラーは光学素子であり、定盤上には、ミラー以外の光学素子であるスリット、レンズおよびカメラユニットを配置することがある。熱によるノイズを低減するために一部の光学素子を冷却して用いることがある。このようにミラーと他の光学素子とを異なる温度で使用すると、定盤とミラーとの間で熱が伝導するため、ミラーの温度が変化しやすくなる。
したがって、ミラーの温度を所望のものとする光学部品が要求されている。
特開平2002−124809号公報
本発明は、ミラーの温度を所望のものとする要求に応える光学部品を提供するものである。
本発明の一形態における光学部品は、定盤と、該定盤の一主面上に配された台座と、該台座の一主面上に配されたミラーとを備え、前記台座の他主面は、前記定盤の一主面に頂面が接した3つの第1突出部を有しており、前記ミラーの一端面は、前記台座の一主面に頂面が接した3つの第2突出部を有している。
本発明の一形態における光学部品は、定盤と、該定盤の一主面上に配された台座と、該台座の一主面上に配されたミラーとを備え、前記台座の他主面は、前記定盤の一主面に頂面が接した3つの第1突出部を有しており、前記台座の一主面は、前記ミラーの一端面に頂面が接した3つの第3突出部を有している。
本発明の一形態における光学部品によれば、定盤と台座との熱伝導を低減しつつ、台座とミラーとの熱伝導を低減することによって、ミラーの温度をより所望のものとすることができる。。
(a)は、本発明の一実施形態における光学部品1の斜視図であり、(b)は、図1(a)の側面図である。 (a)は、図1(b)の台座4の一主面5の平面図であり、(b)は、図1(a)の台座4の他主面7の平面図である。 (a)は、図2(b)の台座4のA−A線における厚み方向に沿った断面図であり、(b)は、図2(b)の台座4のB−B線における厚み方向に沿った断面図であり、(c)は、図2(b)の台座4のC−C線における厚み方向に沿った断面図である。 図1(b)のミラー6の一端面9の平面図である。 (a)は、図4のミラー6のD−D線における高さ方向に沿った断面図であり、(b)は、図4のミラー6のE−E線における高さ方向に沿った断面図である。
以下に、本発明の一実施形態における光学部品を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)および(b)に示した光学部品1は、例えば、天体望遠鏡などの分光器などの光学系において、観測対象の光を反射するものである。この光学部品1は、定盤2と、定盤2の一主面3上に配された台座4と、台座4の一主面5上に配された、光学素子であるミラー6とを備えている。また、光学部品1の定盤2上には、ミラー6以外の光学素子として例えばスリット、レンズおよびカメラユニット(図示しない)などが配置されており、これらの光学素子によって分光器などの光学系が構成されている。この光学系において、ミラー6が観測対象の光をスリット、レンズおよびカメラユニットなどに向かって反射することで、観測対象の観測を可能とする。
定盤2は、光学系の基準となる台である。定盤2の一主面3上にミラー6、スリット、レンズおよびカメラユニットなどを配することによって、定盤2を基準とした光学系を形成することができる。この定盤2は、例えば平板状である。定盤2は、例えばコージェライト質焼結体または炭化ケイ素質焼結体などのセラミックスからなる。
台座4は、定盤2とミラー6との間に介在された板である。このように台座4を介在させることによって、ミラー6を定盤2に容易に取り付けることができる。また、台座4の高さまたは傾きを調整することによって、ミラー6の光軸の高さまたは傾きを容易に調節し、ミラー6の位置精度を高め、ミラー6によって反射される光の精度を高めることができる。台座4の他主面7は、定盤2の一主面3に取り付けられている。台座4は、例えば平板状である。台座4の厚み(Z方向)は、例えば5mm以上30mm以下であり、台座4の幅(X方向)および長さ(Y方向)は、例えば30mm以上200mm以下である。台座4は、例えば定盤2と同様の材料からなる。
ミラー6は、対象物の光を反射する反射面8を有している。ミラー6の反射面8の端部に配された一端面9は、台座4の一主面5に取り付けられている。ミラー6は平板状であり、反射面8は凹曲面状であり、ミラー6の一端面9は細長形状である。ミラー6の一端面9の長さ(Y方向)は、例えば5mm以上30mm以下であり、ミラー6の一端面9の幅(X方向)は、例えば30mm以上200mm以下である。ミラー6は、例えば定盤2と同様の材料からなる。
ところで、光学部品1を使用する際に、ミラー6の温度と定盤2の温度とが異なることがある。例えば、レンズまたは分光器などの光学素子を定盤2上に配置した場合に、この光学素子をミラー6とは異なる温度で使用すると、ミラー6の温度と定盤2の温度とが異なるものとなる。
一方、本実施形態においては、図2および図3に示すように、台座4の他主面7は、定盤2の一主面3に頂面10が接した3つの第1突出部11を有している。その結果、定盤2の一主面3が3つの第1突出部11の頂面10において台座4の他主面7と接触するため、台座4の定盤2への固定を三点支持としてより安定にしつつ、定盤2と台座4との接
触面積を低減することができる。したがって、定盤2と台座4との熱伝導を低減することができる。
さらに、図4および図5に示すように、ミラー6の一端面9は、台座4の一主面5に頂面12が接した3つの第2突出部13を有している。その結果、定盤4の一主面5が3つの第2突出部13の頂面12においてミラー6の一端面9と接触するため、ミラー6の台座4への固定を三点支持としてより安定にしつつ、台座4とミラー6との接触面積を低減することができる。したがって、台座4とミラー6との熱伝導を低減することができる。
以上のように、本実施形態の光学部品1によれば、定盤2と台座4との熱伝導を低減しつつ、台座4とミラー6との熱伝導を低減することによって、ミラーの温度をより所望のものとすることができる。
3つの第1突出部11は、直線状に並んでおらず、三角形状に配置されている。これにより、台座4の定盤2への固定をより安定にすることができる。第1突出部11は、例えば円柱状である。第1突出部11の高さは、例えば0.05mm以上0.2mm以下である。第1突出部11の幅(直径)は、例えば8mm以上15mm以下である。
3つの第2突出部13は、直線状に並んでおらず、三角形状に配置されている。これにより、ミラー6の台座4への固定をより安定にすることができる。第2突出部13は、例えば円柱状である。第2突出部13の高さは、例えば0.05mm以上0.2mm以下である。
本実施形態において、台座4の3つの第1突出部11は、突出方向(Z方向)に貫通して頂面10に開口した第1ねじ穴14を有している。ミラー6の3つの第2突出部13のうち、2つの第2突出部13は、突出方向(Z方向)に貫通して頂面12に開口した第2ねじ穴15を有している。台座4の第1突出部11以外の領域は、厚み方向(Z方向)に貫通した2つの第3ねじ穴16を有している。定盤2は、一主面3に開口した3つの第4ねじ穴(図示しない)を有している。
第1ねじ穴14は、例えば、台座4の一主面5に開口した円柱状の幅広部と、第1突出部11の頂面10に開口した円柱状の幅狭部とを有している。第1ねじ穴14と第4ねじ穴とは、互いに対応した領域に位置しており、互いにつながっている。台座4の一主面5側から第1ねじ穴14および第4ねじ穴にねじを挿入して締結することによって、台座4と定盤2とが固定される。第1突出部11の頂面10における第1ねじ穴14の開口の幅は、例えば8mm以上15mm以下である。
第2ねじ穴15は、例えば、有底の円柱状である。第3ねじ穴16は、例えば、台座4の他主面7に開口した幅広部と、台座4の一主面5に開口した幅狭部とを有している。第2ねじ穴15と第3ねじ穴16とは、互いに対応した領域に位置しており、互いにつながっている。台座4の他主面7側から第3ねじ穴16および第2ねじ穴15にねじを挿入して締結することによって、台座4とミラー6とが固定される。第2突出部13の頂面12における第2ねじ穴15の開口の幅は、例えば8mm以上15mm以下である。
本実施形態において、3つの第2突出部13は、ミラー6の一端面9の長手方向(Y方向)に沿って位置する一対の外側第2突出部17と、一対の外側第2突出部17の間に配された内側第2突出部18とからなる。一対の外側第2突出部17は、突出方向(Z方向)に貫通して頂面12に開口した第2ねじ穴15を有している。内側第2突出部18は、突出方向に貫通して頂面12に開口したねじ穴を有していない。
その結果、外側第2突出部17の第2ねじ穴15によって台座4とミラー6とをねじで締結して固定するとともに、内側第2突出部18にねじ穴がないため、内側第2突出部18の頂面19の幅を容易に小さくし、内側第2突出部18の頂面19とミラー6との接触面積を低減することができる。したがって、台座4とミラー6とを締結で固定するとともに、台座4の定盤2への固定を三点支持としてより安定にしつつ、台座4とミラー6との熱伝導を低減できる。
本実施形態において、内側第2突出部18の頂面19の幅は、一対の外側第2突出部17の頂面20の幅よりも小さい。その結果、前述したように、内側第2突出部18の頂面19とミラー6との接触面積を低減することができる。外側第2突出部17の幅(直径)は、例えば8mm以上15mm以下である。内側第2突出部18の幅(直径)は、例えば8mm以上15mm以下である。
本実施径形態において、外側第2突出部17は、内側第2突出部18よりもミラー6の反射面8から離れている。すなわち、外側第2突出部17と反射面8との距離は、内側第2突出部18と反射面8との距離よりも大きい。その結果、外側第2突出部17の第2ねじ穴15にねじを締結する際に生じる歪みが反射面8に伝わりにくいため、反射面8の形状精度を高めることができる。
本実施形態において、台座4の他主面7は、3つの第1突出部11以外の領域である第1領域21をさらに有する。第1領域21における算術平均粗さ(Ra)は、3つの第1突出部11の頂面10における算術平均粗さ(Ra)よりも大きい。その結果、3つの第1突出部13の頂面10においては算術平均粗さ(Ra)を小さくして、台座4と定盤2とを精度よく接続するとともに、第1領域21においては算術平均粗さ(Ra)を大きくして、第1領域21と周囲の雰囲気との接触面積を増加させて、第1領域21を周囲の雰囲気の温度に保つことができる。したがって、台座4の位置精度を高めつつ、台座4およびミラー6の温度をより所望のものとすることができる。
本実施形態において、台座4の他主面7の第1領域21は、ブラスト加工面である。その結果、第1領域21の算術平均粗さ(Ra)を大きくして、第1領域21と周囲の雰囲気との接触面積を増加させることができる。また、3つの第1突出部11の頂面10は、鏡面である。その結果、3つの第1突出部11の頂面10の算術平均粗さ(Ra)を小さくして、台座4と定盤2とを精度よく接続することができる。第1領域21における算術平均粗さ(Ra)は、例えば0.1μm以上0.5μm以下である。3つの第1突出部11の頂面10における算術平均粗さ(Ra)は、例えば0.01μm以上0.05μm以下である。
本実施形態において、ミラー6の一端面9は、3つの第2突出部13以外の領域である第2領域22をさらに有する。第2領域22における算術平均粗さ(Ra)は、3つの第2突出部13の頂面12における算術平均粗さ(Ra)よりも大きい。その結果、3つの第2突出部13の頂面12においては算術平均粗さ(Ra)を小さくして、台座4とミラー6とを精度よく接続するとともに、第2領域22においては算術平均粗さ(Ra)を大きくして、第2領域22と周囲の雰囲気との接触面積を増加させて、第2領域22を周囲の雰囲気の温度に保つことができる。したがって、ミラー6の位置精度を高めつつ、ミラー6の温度をより所望のものとすることができる。
本実施形態において、ミラー6の一端面9の第2領域22は、ブラスト加工面である。その結果、第2領域22の算術平均粗さ(Ra)を大きくして、第2領域22と周囲の雰囲気との接触面積を増加させることができる。また、3つの第2突出部13の頂面12は、鏡面である。その結果、3つの第2突出部13の頂面12の算術平均粗さ(Ra)を小
さくして、台座4とミラー6とを精度よく接続することができる。第2領域22における算術平均粗さ(Ra)は、例えば0.1μm以上0.5μm以下である。3つの第2突出部13の頂面12における算術平均粗さ(Ra)は、例えば0.01μm以上0.05μm以下である。
本実施形態において、定盤2、台座4およびミラー6(以下、各部材ともいう)は、コージェライト質焼結体からなる。その結果、各部材が低熱膨張率であるコージェライト質焼結体からなるため、各部材の熱膨張の量をより低減し、各部材の位置精度を高めることができる。また、各部材が同じ材質からなるため、各部材が熱に対して同じ挙動をするため、各部材の位置精度を高めることができる。
次に、前述した光学部品1の製造方法を説明する。
まず、原料粉末に純水と有機バインダーとを加えた後、ボールミルで湿式混合してスラリーを作製する。次に、スラリーをスプレードライにて造粒して粒子を形成する。次に、粒子を種々の成形方法を用いて成形して成形体を形成する。次に、成形体を1500〜1700℃で焼成して焼結体を形成する。次に、焼結体を研削加工して、第4ねじ穴を有する定盤2と、第1ねじ穴14および第3ねじ穴16を有する台座4と、第2ねじ穴15を有するミラー6とを作製する。次に、定盤2の一主面3と、台座4の一主面5および他主面7と、ミラー6の一端面9とを研磨加工する。次に、台座4の他主面7の第1領域21をブラスト加工して第1突出部11を形成する。この際に、第1突出部11の頂面10は研磨加工面となり、第1領域21はブラスト加工面となる。また、ミラー6の一端面9をブラスト加工して第2突出部13を形成する。この際に、第2突出部13の頂面12は研磨加工面となり、第2領域22はブラスト加工面となる。
以上のようにして、定盤2、台座4およびミラー6を作製することができる。
次に、台座4の第3ねじ穴16およびミラー6の第2ねじ穴15にねじを挿入して締結することによって、台座4とミラー6とを固定する。次に、台座4の第1ねじ穴14および定盤2の第4ねじ穴にねじを挿入して締結することによって、台座4と定盤2とを固定する。
以上のようにして、光学部品1を作製することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、台座4の他主面7が3つの第1突出部11を有し、ミラー6の一端面9が3つの第2突出部13を有する構成を例に説明したが、台座4の他主面7は、定盤2の一主面3に頂面10が接した3つの第1突出部11を有しており、台座4の一主面5は、ミラー6の一端面9に頂面が接した3つの第3突出部を有している構成であっても構わない。この場合においても、前述した実施形態と同様に、定盤2と台座4との熱伝導を低減しつつ、台座4とミラー6との熱伝導を低減することによって、ミラー6の温度をより所望のものとすることができる。
この第3突出部は、例えば以下のように、第2突出部13と同様の構成を有している。3つの第3突出部は、ミラー6の一端面9の長手方向に沿って位置する一対の外側第3突出部と、一対の外側第3突出部の間に配された内側第3突出部とからなる。一対の外側第3突出部17は、突出方向に貫通して頂面に開口した第5ねじ穴を有している。内側第3突出部は、突出方向に貫通して頂面に開口したねじ穴を有していない。内側第3突出部の
頂面の幅は、一対の外側第3突出部の頂面の幅よりも小さい。外側第3突出部は、内側第3突出部よりもミラー6の反射面8から離れている。台座4の一主面5は、3つの第3突出部以外の領域である第3領域をさらに有する。第3領域における算術平均粗さ(Ra)は、3つの第3突出部の頂面における算術平均粗さ(Ra)よりも大きい。台座4の一主面5の第3領域は、ブラスト加工面である。3つの第3突出部の頂面は、研磨加工面である。
この第3突出部は、前述した実施形態の製造方法において、台座4の一主面5を研磨加工した後に、台座4の一主面5の第3領域をブラスト加工することによって、形成することができる。
1 光学部品
2 定盤
3 定盤の一主面
4 台座
5 台座の一主面
6 ミラー
7 台座の他主面
8 ミラーの反射面
9 ミラーの一端面
10 第1突出部の頂面
11 第1突出部
12 第2突出部の頂面
13 第2突出部
14 第1ねじ穴
15 第2ねじ穴
16 第3ねじ穴
17 外側第2突出部
18 内側第2突出部
19 内側第2突出部の頂面
20 外側第2突出部の頂面
21 台座の他主面の第1領域
22 ミラーの一端面の第2領域

Claims (7)

  1. 定盤と、該定盤の一主面上に配された台座と、該台座の一主面上に配されたミラーとを備え、
    前記台座の他主面は、前記定盤の一主面に頂面が接した3つの第1突出部を有しており、前記ミラーの一端面は、前記台座の一主面に頂面が接した3つの第2突出部を有していることを特徴とする光学部品。
  2. 請求項1に記載の光学部品において、
    前記ミラーの一端面は、細長形状であり、
    前記3つの第2突出部は、前記ミラーの一端面の長手方向に沿って位置する一対の外側第2突出部と、前記一対の外側第2突出部の間に配された内側第2突出部とからなり、
    前記一対の外側第2突出部は、突出方向に貫通して頂面に開口したねじ穴を有しており、前記内側第2突出部は、突出方向に貫通して頂面に開口したねじ穴を有していないことを特徴とする光学部品。
  3. 請求項2に記載の光学部品において、
    前記内側第2突出部の頂面の幅は、前記一対の外側第2突出部の頂面の幅よりも小さいことを特徴とする光学部品。
  4. 請求項1に記載の光学部品において、
    前記ミラーの一端面は、前記3つの第2突出部以外の領域をさらに有し、
    該領域における算術平均粗さ(Ra)は、前記3つの第2突出部の頂面における算術平均粗さ(Ra)よりも大きいことを特徴とする光学部品。
  5. 請求項4に記載の光学部品において、
    前記ミラーの一端面における前記3つの第2突出部以外の前記領域は、ブラスト加工面であることを特徴とする光学部品。
  6. 請求項1に記載の光学部品において、
    前記定盤、前記台座および前記ミラーは、コージェライト質焼結体からなることを特徴とする光学部品。
  7. 定盤と、該定盤の一主面上に配された台座と、該台座の一主面上に配されたミラーとを備え、
    前記台座の他主面は、前記定盤の一主面に頂面が接した3つの第1突出部を有しており、前記台座の一主面は、前記ミラーの一端面に頂面が接した3つの第3突出部を有していることを特徴とする光学部品。
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