JP6199382B2 - 近傍検知に基づくオーディオの修正 - Google Patents

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Description

関連出願の参照
本願は、2012年6月28日に出願された米国特許出願第13/536,250号の優先権を主張するものであり、当該米国特許出願の内容は参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、コンシューマ製品に関するものであり、特に、メディア再生に向けられたシステム、製品、機能、サービス、および他のアイテムに関するものや、それらのいくつかの態様に関する。
技術の進歩のおかげで、音楽コンテンツだけでなく、他の種類のメディア、例えば、テレビコンテンツ、ムービー、および対話型コンテンツなどが、アクセスしやすいものになっている。例えば、ユーザは、従来のオーディオおよびビデオコンテンツにアクセスする従来の手段に加えて、オンラインストア、インターネットラジオ局、音楽サービス、ムービーサービスなどを通じて、インターネット上のオーディオ、ビデオ、オーディオとビデオの両方のコンテンツにアクセスすることができる。家の内外における音楽、映像、およびオーディオ・ビデオコンテンツへの需要は、高まり続けている。
本開示技術の特徴、態様、および利点は、以下の記載、添付の特許請求の範囲、および添付の図面を参照するとより良く理解される。
本明細書で開示された方法および装置の実施形態が実施可能なシステムの例の図 内蔵アンプとスピーカを備えるゾーンプレーヤーの例の図 内蔵アンプを備えるとともに外部スピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図 A/V受信機とスピーカに接続されたゾーンプレーヤーの例の図 例示的なコントローラの図 ゾーンプレーヤーの例の内部機能ブロック図 例示的なコントローラの内部機能ブロック図 一実施形態に関するフロー図 一実施形態に関する例示を示す図
さらに、図面はいくつかの例示的な実施形態を説明することを目的としているが、本開示は図面に示した配置および手段に限定されるものではないことが理解される。
I.概要
本明細書に開示された実施形態は、再生デバイスの近傍における動きを検知するステップ、それに基づいて、1つ又は複数の再生デバイスから出力されるオーディオを修正するステップ、を提供する。ある実施形態によれば、ユーザは自分の手を再生デバイスの上方で振ることで、再生デバイスから出力されるオーディオ、1つ又は複数の異なるデバイスから出力されるオーディオ、又は、全ての再生デバイスから出力されるオーディオを修正することができる。開示された実施形態は特に、スヌーズ機能として有効である。スヌーズ機能は、ユーザの動きによって起動されてからある時間の間、再生デバイス(又はそのグループ)からのアラームをスヌーズするものである。その後、当該時間の経過後および/又はオーディオが消されていないときに、オーディオの再生を再開することができる。
ある実施形態では、再生デバイスから出力されるオーディオの修正には、オーディオの再生を一時停止することが含まれる。別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの再生を停止することが含まれる。さらに別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの再生をミュートにすることが含まれる。別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの音量レベルを低減させることが含まれる。
ある実施形態では、システムは、オーディオのソースを知的に検索するとともに、当該オーディオを一時停止すべきか(例えば、「一時停止スヌーズ」)又はミュートにすべきか(例えば、「ミュートスヌーズ」)を自動的に判断し、いくつかの例では、さらに取るべき別のアクションを決定するようにプログラムされる。例えば、オーディオが一時停止をサポートしていないインターネットラジオサービスからのオーディオであると決定された場合、システムは、再生をミュートにすることができる。オーディオがプレイリストからのオーディオ又は一時停止をサポートするインターネットサービスからのオーディオであると決定された場合、システムは、再生を一時停止することができる。
ある実施形態では、システムは、オーディオソースに応じて、システムがとるべきアクション(例えば、一時停止、停止、ミュートなど)を前もってユーザに決定させる。ユーザは、再生デバイスのコントローラ(例えば、カリフォルニア州サンタバーバラにあるソノズ社が提供するソノズコントローラ)を使用して、これらのオプションを設定することができる。例えば、再生が再開されたときに、パンドラなどのオーディオソースは、ミュートや一時停止などの異なった結果をもたらすこともできる。
ある実施形態では、ユーザは、再生デバイスのセンサの上方において手やアイテムを動かすことよって、オーディオ出力の修正を起動させることができる。ある実施形態では、ユーザは、再生デバイスの上方で自分の手を移動させる。ユーザは例えば、再生デバイスに触れることなく、自分の手(又はその他のアイテム)を再生デバイスの表面から6インチ(例示)以内の距離で振ればよい。別の実施形態では、アラームが鳴り始めるときに、システムが、関連するボタンおよび/又はその他の機能を自動的に非アクティブ化(又はロックアウト)する。この場合、ユーザは、再生デバイスを叩いても別の機能を開始することができない。
これらの実施形態は、近傍検知に応じてオーディオ出力の修正を行う必要がある場合などの別の状況にも有用となり得る。例えば、プログラムのなされ方によっては、近傍検知がなされると、チャネル変更、プレイリスト中の前送り、又はEQ変化など、その他の機能をアクティブ化するようにすることもできる。さらに、これらの実施形態では、1つ又は複数のゾーングループ内の2つ以上の再生デバイスから出力されるオーディオを変更することもできる。本明細書には、システム、方法、装置、および生産物が開示されている。
II.動作環境の例
図面を参照すると、同様のパーツに対しては、複数の図面において、同様の符号を付している。図1は、本明細書で開示された1つ又は複数の実施形態が実行可能な、又は実施可能なシステム100の例を示している。
例示のために、システム100は、複数のゾーンで構成されたホームを示し、ホームは1つのゾーンのみで構成することができる。ホーム内の各ゾーンは、例えば、オフィス、浴室、寝室、キッチン、ダイニングルーム、ファミリールーム、ホームシアタールーム、ユーティリティ又はランドリールーム、およびパティオなどの異なる部屋又はスペースを示してもよい。そのように構成されている場合では、1つのゾーンが複数の部屋を含んでいてもよい。ホーム内の各ゾーンに1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124が示されている。ゾーンプレーヤー102−124は、再生デバイス、マルチメディアユニット、スピーカ、プレーヤーなどと呼ばれ、オーディオ、ビデオ、および/又はオーディオビジュアルの出力を行う。コントローラ130は、システム100の制御を行う。コントローラ130は、ゾーンに固定されていてもよいし、あるいは、コントローラは130、ゾーンの周りを移動可能な移動体であってもよい。システム100は、複数のコントローラ130を含んでもよい。システム100は、例示的なハウスオーディオシステム全体を表すが、本明細書に記載の技術は、これらの特定の場所への用途に限定されず、又、図1のハウスオーディオシステム100全体のような広範囲のシステムにも限定されない。
a.ゾーンプレーヤーの例
図2A、図2B、図2Cは、様々な種類のゾーンプレーヤーの例を示している。例えば、図2A、図2B、図2Cのゾーンプレーヤー200、202、および204は、それぞれ、図1のゾーンプレーヤー102−124のいずれにも対応できる。いくつかの実施形態では、オーディオが、フルレンジプレーヤー等の単一のゾーンプレーヤーのみから再生されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオは、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、複数のフルレンジプレーヤーの組み合わせ、又はフルレンジプレーヤーと特定のプレーヤーとの組み合わせ等で再生されてもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200−204はまた、「スマートスピーカ」と呼ばれてもよい。この理由は、オーディオの再生以上の処理能力を備えているからであり、以下に詳細に述べられている。
図2Aは、フルレンジサウンドを再生可能なサウンド生成機器208を含むゾーンプレーヤー200を示す。サウンドは、オーディオ信号から得られ、オーディオ信号は、有線データネットワーク上又は無線データネットワーク上でゾーンプレーヤー200によって受信することができる。サウンド生成機器208は、1つ又は複数の内蔵アンプと、1つ又は複数のスピーカを含む。内蔵アンプは、図4を参照して以下にさらに詳細に述べられている。スピーカ又は音響トランスデューサは、例えば、ツイーター、ミッドレンジドライバ、低域ドライバ、およびサブウーファーのいずれかを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200は、ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、又はその両方を再生するように静的に又は動的に構成することができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー200が他のゾーンプレーヤーとグループ化されてもよい。ステレオオーディオ、モノラルオーディオ、および/又はサラウンドオーディオを再生するとき、又はゾーンプレーヤー200によって受信したオーディオコンテンツがフルレンジより低いとき、ゾーンプレーヤー200は、フルレンジサウンドのサブセットを再生するように構成することもできる。
図2Bは、分離したスピーカ210に電力を供給する内蔵アンプを含むゾーンプレーヤー202を示す。分離したスピーカは、例えば、任意のタイプのラウドスピーカを含むことができる。ゾーンプレーヤー202は、1つ、2つ、又はそれより多い数の別々のラウドスピーカに電力を供給するように構成されてもよい。ゾーンプレーヤー202は、有線パスを通じてオーディオ信号(例えば、右又は左のチャネルオーディオ又はその構成に応じた数のチャネル)を分離したスピーカ210に対して通信するように構成されている
図2Cは、内蔵アンプを含まないが、データネットワーク上で受信した、オーディオ信号を、内蔵アンプを備えるオーディオ(又は「オーディオ/ビデオ」)受信器214に通信するゾーンプレーヤー204を示している。
図1に戻って、いくつかの実施形態では、1つ、いくつか、又はすべてのゾーンプレーヤー102から124は、ソースから直接オーディオを取り出すことができる。例えば、ゾーンプレーヤーは、再生されるべきオーディオコンテンツの再生リスト又は再生列(本明細書では、「再生キュー」とも称される)を含んでいてもよい。再生列内の各項目は、ユーアールアイ(URI)又はいくつかの他の識別子を含んでいてもよい。URI又は識別子は、オーディオソースに対するゾーンプレーヤーを指し示すことができる。ソースは、インターネット(例えば、クラウド)上で見つけられるかもしれないし、データネットワーク128上の別のデバイス、ゾーンプレーヤー自体に格納されたコントローラ130からローカルに見つかるかもしれないし、又はゾーンプレーヤーと直接通信するオーディオソースから見つかるかもしれない。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、オーディオそのものを再生できるし、オーディオを再生するために別のデバイスに送信できるし、又はゾーンプレーヤーと1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーとを同期してオーディオを再生することもできる。いくつかの実施形態では、再生するために別のゾーンプレーヤーに異なる第2オーディオコンテンツを送信している間、ゾーンプレーヤーは、第1オーディオコンテンツを再生することができる(又は全く再生できない)。
説明のため、カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが現在販売提供している「PLAY:5」、「PLAY:3」、「CONNECT:AMP」、「CONNECT」、および「SUB」と呼ばれるゾーンプレーヤーがある。他の過去、現在、および/又は将来の任意のゾーンプレーヤーは、追加的に又は代替的に本明細書で開示された実施例のゾーンプレーヤーに実装して使用することができる。更に、ゾーンプレーヤーは、図2A、2B、および2Cに示された特定の例又は提供されるソノズ製品に限定されないことを理解する。例えば、ゾーンプレーヤーは、有線のヘッドホン又は無線のヘッドホンで構成されていてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、テレビ用のサウンドバーを含んでいてもよい。更に別の例では、ゾーンプレーヤーは、アップル社のiPod(商標)又は同様のデバイス用のドッキングステーションを含むことができるし、又、それらと対話することができる。
b.コントローラの例
図3は、ドッキングステーション302内の無線コントローラ300の例を示す。説明のため、コントローラ300は、図1の制御デバイス130に対応可能である。ドッキングステーション302が備えられている場合、ドッキングステーション302は、コントローラ300のバッテリーを充電するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、コントローラ300は、タッチスクリーン304を備えており、ユーザは、タッチスクリーン304をタッチすることでコントローラ300と対話可能となっている。例えば、ユーザは、オーディオコンテンツの再生リストを取り出し、ナビゲートし、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御し、システム構成100の全体を制御することができる。ある実施形態では、任意の数のコントローラを使用して、システム構成100を制御することができる。いくつかの実施形態では、システム構成100を制御可能なコントローラの数を制限することができる。コントローラは、無線コントローラ300のように無線であってもよいし、又はデータネットワーク128に有線で接続されてもよい。
いくつかの実施形態では、複数のコントローラがシステム100に使用される場合、各コントローラは、共通のコンテンツを表示するために調整されてもよいし、1つのコントローラから生じた変更を示すためにすべてのコントローラを動的に更新してもよい。調整は、例えば、コントローラによって、1つ又は複数のゾーンプレーヤーから直接又は間接的に状態変数を定期的に要請することによって行われてもよい。状態変数は、システム100についての情報を提供してもよく、例えば、現在のゾーングループ構成、1つ又は複数のゾーンで再生しているもの、ボリュームレベル、および興味のある他の項目などを提供してもよい。状態変数は、必要に応じて、又は多くの場合プログラムされて、ゾーンプレーヤー(および、もし望むのであれば、コントローラ)間のデータネットワーク128上に渡されてもよい。
更に、任意のネットワーク対応携帯デバイス、例えば、iPhone(登録商標)、iPad(登録商標)、Android(登録商標)対応電話、又は任意の他のスマートフォン若しくはネットワーク対応デバイスなどで実行されるアプリケーションが、データネットワーク128に接続することによってコントローラとして使用できる。ラップトップ又はデスクトップのパーソナルコンピュータ(PC)若しくはMac上で実行されるアプリケーションも、コントローラ130として使用される。そのようなコントローラは、データネットワーク128、ゾーンプレーヤー、無線ルータを備えるインタフェースを通じてシステム100に接続されるか、又はいくつかの他の構成された接続パスを使用してシステム100に接続されてもよい。カリフォルニア州サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドが提供するコントローラの例としては、「コントローラ200」、「Sonos CONTROL」、「Sonos(登録商標) Controller for iPhone」、「Sonos(登録商標) Controller for Android」、「Sonos(登録商標) Controller for Mac又はPC」を含む。
c.データ接続の例
図1のゾーンプレーヤー102から124は、直接又は間接的にデータネットワーク、例えばデータネットワーク128に接続される。コントローラ130は、直接又は間接的にデータネットワーク128に接続されるか、又は個別にゾーンプレーヤーに接続されてもよい。データネットワーク128は、示された他の構成要素から目立つように図中に八角形で示されている。データネットワーク128が1つの場所に示されているが、そのようなネットワークは、システム100の中および周りに拡がっていることが理解される。特に、データネットワーク128は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、又は有線ネットワークと無線ネットワークの両方の組み合わせとすることができる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、専有のメッシュネットワークに基づいて、データネットワーク128に無線で接続されている。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、非メッシュトポロジーを使用して、データネットワーク128に無線で接続される。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124の1つ又は複数は、イーサネット又は同様の技術を使用し、データネットワーク128への有線を通じて接続されている。1つ又は複数のゾーンプレーヤー102−124をデータネットワーク128に接続することに加えて、データネットワーク128は、更に、例えば、インターネットなどのワイドエリアネットワークにアクセス可能である。
いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー102−124のいくつか、又はいくつかの他の接続デバイスをブロードバンドルータに接続することによって、データネットワーク128が形成されてもよい。他のゾーンプレーヤー102−124は、その後、データネットワーク128に対して有線で追加することができるか、又は無線で追加することができる。例えば、ゾーンプレーヤー(例えば、ゾーンプレーヤー102−124のいずれか)は、ゾーンプレーヤーに設けられたボタンを単に押すことによって、システム構成100に追加され(又はいくつかの他のアクションを実行し)、データネットワーク128への接続を可能にしている。ブロードバンドルータは、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続することができる。ブロードバンドルータは、他のアプリケーション(例えば、ウェブサーフィン)に使用可能なシステム構成100内の別のデータネットワークを形成するために使用することができる。データネットワーク128はまた、そのようにプログラムされている場合にも使用することができる。一例では、第2ネットワークは、サンタバーバラのソノズ・インコーポレイテッドによって開発されたソノズネット(商標)・プロトコルを実装してもよい。ソノズネット(商標)は、安全で、AES暗号化された、ピア・ツー・ピアの無線メッシュネットワークを表す。あるいは、ある実施形態では、データネットワーク128は、家庭内の他の用途に使用されるネットワーク、例えば従来の有線ネットワーク又は無線ネットワークと同じネットワークである。
d.ゾーン構成の例
特定のゾーンは、1つ又は複数のゾーンプレーヤーを含むことができる。例えば、図1のファミリールームでは、2つのゾーンプレーヤー106および108を含んでおり、一方キッチンでは、1つのゾーンプレーヤー102を備えていることが示されている。別の例では、ホームシアタールームは、5.1チャネル以上のオーディオソースからのオーディオ(例えば、5.1以上のオーディオチャネルにてエンコードされたムービー)を再生する追加のゾーンプレーヤーを有する。いくつかの実施形態では、1つは、ルーム内又はスペース内にゾーンプレーヤーを配置し、コントローラ130を通じてゾーンプレーヤーを新しいゾーンに割り当てるか、又は既存のゾーンに割り当てることができる。そのように、ゾーンが形成されてもよく、別のゾーンと組み合わされてもよく、取り除かれてもよく、特定の名前(例えば、「キッチン」)を与えてもよい。また、望むのならば、コントローラ130でそのようにするようにプログラムされてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ゾーン構成は、コントローラ130又はいくつかの他の機構を使用して構成された後においても動的に変更してもよい。
いくつかの実施形態では、ゾーンが、2つ以上のゾーンプレーヤー、例えば、ファミリールームにおいて2つのゾーンプレーヤー106および108を含む場合、2つのゾーンプレーヤー106および108は、同じオーディオソースを同期して再生するように構成することができる。また、2つのゾーンプレーヤー106および108は、例えば、左と右のチャネルのように、2つの別のサウンドを再生するようにペアにすることもできる。言い換えれば、サウンドのステレオ効果は、一方を左サウンド用、他方を右サウンド用として使用する2つのゾーンプレーヤー106および108を通して、再現されてもよく、又は強化されてもよい。ある実施形態では、ペアのゾーンプレーヤー(「結合したゾーンプレーヤー」とも呼ばれる)は、同じゾーン又は異なるゾーンにおける他のゾーンプレーヤーと同期してオーディオを再生することもできる。
いくつかの実施形態では、2つ以上のゾーンプレーヤーを音響的に統合し、単一の統合されたゾーンプレーヤーを形成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、追加のスピーカドライバを通ってサウンドが流れるため、(複数の異なったデバイスから構成されている)統合されたゾーンプレーヤーは、統合されていないゾーンプレーヤー又はペアにされたゾーンプレーヤーと比べて、サウンドの処理や再現を異なるように構成することができる。統合されたゾーンプレーヤーは、更に、単一のゾーンプレーヤー又は他の統合されたゾーンプレーヤーとペアにすることができる。統合された再生デバイスのそれぞれの再生デバイスは例えば、統合モードに構成される。
いくつかの実施形態によれば、ユーザは、ゾーンプレーヤーのグループ化、統合、ペアリング等のいずれかを行い続け、所望の構成を完成させることができる。グループ化、統合、およびペアリングの操作は、好ましくは、例えば、コントローラ130を使用するなどの制御インタフェースを通じて行われ、異なる構成を作成するようにスピーカワイヤーを、例えば、個々の、離れたスピーカに物理的に接続および再接続することなく行われる。このように、本明細書に記載された特定の実施形態は、より柔軟で動的なプラットフォームを提供し、サウンド再生をエンドユーザに提供することができる。
e.オーディオソースの例
いくつかの実施形態では、各ゾーンは、別のゾーンのオーディオソースと同じオーディオソースから再生できる。また、各ゾーンは、それぞれ異なるオーディオソースで再生することもできる。例えば、誰かがパティオ上でグリルしながら(grilling)、ゾーンプレーヤー124を通じてジャズ音楽を聞くことができる。また、誰かがキッチンで食事の準備をしながらゾーンプレーヤー102を通じてクラシック音楽を聞くこともできる。さらに、誰かがオフィスにいながら、パティオ上でゾーンプレーヤー124を通じて再生されているジャズ音楽と同じ音楽を、ゾーンプレーヤー110を通じて聞くこともできる。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー110と124を通じて再生されるジャズ音楽が、同期して再生される。複数のゾーン間で再生を同期することで、オーディオを途切れさせることなく(又はほぼ途切れさせることなく)聞きながら、ユーザは、複数のゾーンを移動することができる。さらに、ゾーンを「パーティーモード」とし、連結された全てのゾーンが同期してオーディオを再生することもできる。
ゾーンプレーヤー102−124によって再生されるオーディオコンテンツのソースは、多数ある。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー自体が有する音楽にアクセスされ、その音楽が再生されてもよい。いくつかの実施形態では、コンピュータ又はネットワーク接続ストレージ(NAS)上に記憶された個人のライブラリから音楽が、データネットワーク128を通じてアクセスされ、再生されてもよい。いくつかの実施形態では、インターネットラジオ局、番組、およびポッドキャストが、データネットワーク128を通じてアクセスすることができる。ユーザに音楽とオーディオコンテンツを流す、および/又はダウンロードさせる音楽サービス又はクラウドサービスは、データネットワーク128を通じてアクセスできる。さらに、音楽は、例えば、ターンテーブル又はCDプレーヤーなどの従来のソースから、ラインイン接続を通じてゾーンプレーヤーに接続して、得られてもよい。オーディオコンテンツはまた、異なるプロトコル、例えば、アップル社のエアプレイ(商標)ワイヤレス技術を使用して、アクセスすることができる。1つ又は複数のソースから受信されたオーディオコンテンツは、データネットワーク128および/又はコントローラ130を通じて、ゾーンプレーヤー102から124の間で共有することができる。上述したオーディオコンテンツのソースは、本明細書において、ネットワークベースのオーディオ情報ソースと呼ばれる。しかしながら、ネットワークベースのオーディオ情報は、それらに限定されない。
いくつかの実施形態では、例示のホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120は、テレビ132などのオーディオ情報に接続されている。いくつかの例では、テレビ132が、ホームシアターゾーンプレーヤー116、118、120のためのオーディオソースとして使用されており、一方、他の例においては、テレビ132からのオーディオ情報がオーディオシステム100内のゾーンプレーヤー102−124のいずれかと共有することができる。
III.ゾーンプレーヤー
図4を参照すると、実施の形態に関連するゾーンプレーヤー400の例示的なブロック図が示されている。図4のゾーンプレーヤー400は、ネットワークインタフェース402、プロセッサ408、メモリ410、オーディオ処理コンポーネント412、1つ又は複数のモジュール414、オーディオアンプ416、およびスピーカユニット418を含む。スピーカユニット418は、オーディオアンプ416に接続されている。ゾーンプレーヤー400はさらに、少なくとも1つの近傍センサ(proximity sensor)422を含む。図2Aは、そのようなゾーンプレーヤーの例を図示している。他のタイプのゾーンプレーヤーは、(例えば、図2Bに示される)スピーカユニット418又は(例えば、図2Cに示される)オーディオアンプ416を含まなくてもよい。さらに、ゾーンプレーヤー400は、別のコンポーネントに統合できることが意図されている。例えば、ゾーンプレーヤー400は、屋内又は屋外で使用するテレビ、照明、又はいくつかの他のデバイスの一部として構成することができる。
いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、データネットワーク128上のゾーンプレーヤー400と他のデバイスとの間のデータフローを可能にする。いくつかの実施形態では、データネットワーク128上の別のゾーンプレーヤー又はデバイスからオーディオを取得することに加えて、ゾーンプレーヤー400は、オーディオソースから、例えば、ワイドエリアネットワーク上のオーディオソースから、又はローカルネットワーク上のオーディオソースから直接オーディオにアクセスできる。更に、いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、各パケットのアドレス部を扱い、各パケットが正しい宛先に到達するように、ゾーンプレーヤー400に向かうべきパケットを受信する。したがって、特定の実施形態では、パケットのそれぞれは、IPベースのソースアドレスだけでなくIPベースの宛先アドレスも含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402は、無線インタフェース404と有線インタフェース406のどちらか一方又は両方を含むことができる。無線インタフェース404は、無線周波数(RF)インタフェースとも呼ばれ、ゾーンプレーヤー400にネットワークインタフェース機能を提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、又は802.15.1を含む、任意の無線規格)に従って他のデバイス(例えば、他のゾーンプレーヤー、スピーカ、受信機、データネットワーク128に関連付けられたコンポーネントなど)と無線で通信する。無線インタフェース404は、1つ又は複数のラジオを含んでもよい。無線信号を受信し、無線信号を無線インタフェース404に提供し、無線信号を送信するため、ゾーンプレーヤー400は、1つ又は複数のアンテナ420を含む。有線インタフェース406は、ネットワークインタフェース機能をゾーンプレーヤー400に提供し、通信プロトコル(例えば、IEEE802.3)に従って他のデバイスと有線で通信する。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤーは、インタフェース404と406の両方を含む。いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー400は、無線インタフェース404のみを含むか、又は有線インタフェース406のみを含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサ408は、クロック駆動の電子デバイスであり、コンピュータのメモリ410に記憶された命令に従って、入力データを処理するように構成されている。メモリ410は、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414を搭載することができるデータストレージであり、コンピュータのプロセッサ408によって実行されることで特定のタスクを実行することができる。図示された実施形態では、メモリ410は、有形のコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、プロセッサ408によって実行可能な命令を記憶している。いくつかの実施形態では、タスクとは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤー又はネットワーク上のデバイスから(例えば、ユニフォームリソースロケータ(URL)又はいくつかの他の識別子を使用して)オーディオデータを取得することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400が別のゾーンプレーヤーにオーディオデータを送信することか、又はネットワーク上のデバイスにオーディオデータを送信することであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400のオーディオの再生を1つ又は複数の追加のゾーンプレーヤーと同期させることであってもよい。いくつかの実施形態では、タスクは、ゾーンプレーヤー400を1つ又は複数のゾーンプレーヤーとペアにし、マルチチャネルオーディオ環境を作成することであってもよい。追加のタスク又は代替的なタスクは、1つ又は複数のソフトウェアモジュール414およびプロセッサ408を通じて実行することができる。
オーディオ処理コンポーネント412は、1つ又は複数のデジタル−アナログ変換器(DAC)、オーディオ前処理コンポーネント、オーディオ強化コンポーネント又はデジタル信号プロセッサなどを含むことができる。いくつかの実施形態では、オーディオ処理コンポーネント412は、プロセッサ408の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークインタフェース402を通じて取り出されたオーディオを通じて取り出されたオーディオは、オーディオ処理コンポーネント412によって処理される、および/又は意図的に変更される。さらに、オーディオ処理コンポーネント412は、アナログオーディオ信号を生成することができる。処理されたアナログオーディオ信号は、オーディオアンプ416に提供され、スピーカ418を通して再生される。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ゾーンプレーヤー400から再生するための入力としてアナログ又はデジタル信号を処理し、ネットワーク上の別のゾーンプレーヤーに送信することができる。また、オーディオ処理コンポーネント412は、ネットワーク上の別のデバイスに再生と送信の両方を行うための回路を含むこともできる。入力の例としては、ラインイン接続(例えば、オートディテクティング3.5mmオーディオラインイン接続)を含む。
オーディオアンプ416は、1つ又は複数のスピーカ418を駆動できるレベルまでオーディオ信号を増幅するデバイスである。1つ又は複数のスピーカ418は、個々の変換器(例えば、「ドライバ」)又は1つ又は複数のドライバを内包する筐体を含んだ完全なスピーカシステムを含むことができる。特定のドライバは、例えば、サブウーファー(低周波用)、ミッドレンジドライバ(中周波用)、およびツイーター(高周波用)であってもよい。筐体は、例えば、密封することもでき、又は移植することもできる。各トランスデューサは、それ自体の個々の増幅器によって駆動されてもよい。
現在、市販されている例として知られているゾーンプレーヤーとして、内蔵アンプとスピーカとを備えるPLAY:5がある。PLAY:5は、例えば、インターネット又はローカルネットワークなどのソースから直接オーディオを取り出すことができる。特に、PLAY:5は、5アンプ、5ドライバ・スピーカシステムであり、それは2つのツイーター、2つのミッドレンジドライバおよび1つのウーファーを含んでいる。PLAY:5を通じてオーディオコンテンツを再生する場合、トラックの左側のオーディオデータは、左側のツイーターと左側のミッドレンジドライバから送られる。トラックの右側のオーディオデータは、右側のツイーターと右側のミッドレンジドライバから送られる。また、モノラル低音は、サブウーファーから送られる。さらに、両方のミッドレンジドライバと両方のツイーターが同じイコライゼーション(又は実質的に同じイコライゼーション)を有してもよい。つまり、これらの両方は同じ周波数でも異なるオーディオチャネルから送信される。PLAY:5は、インターネットラジオ局又はオンライン音楽・ビデオサービスからのオーディオ、ダウンロードされた音楽、アナログオーディオ入力、テレビ、DVDなどを再生することができる。PLAY:5は、近傍センサ422とともに構成されてもよい。
近傍センサ422は、物理的な接触を行うことなく、人の手などの物体が近傍に存在することを検知することができるセンサである。ある実施形態では、近傍センサ422は、電磁フィールド又は電磁波のビームを放射するとともに、戻りの信号又はフィールドの変化を検査する。ある実施形態では、近傍センサ422を使用して、ゾーンプレーヤー400の外面上に配置された静電容量式ボタンなどのゾーンプレーヤー400上のユーザインタフェースを点灯又は起動させる。ある実施形態では、本明細書に記載の実施形態に基づいて、近傍センサ422を使用してオーディオ出力を変更する。別の実施形態では、近傍センサ422を使用して、再生デバイスのUIを起動させることや、再生デバイスからのオーディオ、1つ若しくは複数の異なる再生デバイスからのオーディオ、又は全ての再生デバイスからのオーディオを修正することなど、複数の機能を実行する。
いくつかの実施形態では、近傍センサ422は、センサ422の上方および/又は近傍を動くユーザの手を検知することで、スヌーズ機能を起動させることができ、ユーザはゾーンプレーヤー400に触れる必要はない。しかしながら、いくつかの実施形態では、ユーザがゾーンプレーヤー400を「叩く」と、その手の動きによって近傍センサ422を起動させるので、スヌーズ機能を起動させることもできる。
いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー400からアラームが再生されている場合に、近傍センサ422は、特定のボタン(例えば、静電容量式ボタン)を少しの間停止状態にする。これにより、ユーザは、自分の手をセンサ422の近傍および/又は上方で振る、あるいは、当該製品の上部分をたたくこと(ユーザの目覚めが浅いときには簡単)のいずれかを行って、眠りの余韻を楽しむことができる。
いくつかの実施形態では、ゾーンプレーヤー400からアラームが再生されていない場合に、近傍センサ422はスヌーズ設定がなされず、特定のボタン(例えば、静電容量式のボタン)をアクティブ化するようにプログラムされており、ユーザはボタンを見て選択することができる。いくつかの実施形態では、再生デバイスから再生されているオーディオコンテンツや時刻などに基づいて、ボタンの機能および/又は外観を変更することができる。
いくつかの実施形態では、スヌーズ機能のタイムアウトが設定される。具体的には、アラームが所定時間(例えば、10分間)再生された場合に、(例えば、コントローラを使用して)スヌーズを自動的に無効化するとともに、システムを標準の制御動作に戻るようにして、当該タイムアウトの設定を行う。ユーザは例えば、スヌーズによってオーディオが修正されるよりも、ゾーンプレーヤー400から継続してオーディオを視聴したい場合がある。スヌーズ後であっても、ユーザはオーディオを視聴したい場合があり、それに応じてシステムは再生を再開する。
いくつかの実施形態では、近傍センサ422は動きを検出するとともに、再生ネットワーク上の別のゾーンプレーヤーに1つ又は複数のコマンドを提供することができる。例えば、近傍センサ422による動きの検出に基づいて、別のゾーンプレーヤーのオーディオ出力を変更してもよい。いくつかの実施形態では、近傍センサ422は動きを検出するとともに、同じ再生ネットワーク上の異なるゾーンプレーヤーに対して、又は、認証されている別の再生ネットワークに対して、通知(indication)を行うことができる(例えば、別々の再生ネットワーク上の2人の友人が、同一又は類似のアラームで目を覚ましたときに、一方がスヌーズを押すと、もう一方が通知を受けるようにする)。
IV.コントローラ
図5を参照すると、図1の制御デバイス130に対応可能なコントローラ500の例示的なブロック図が示されている。コントローラ500は、システム内のマルチメディアアプリケーションの制御、自動化およびその他のことを可能にするために使用することができる。特に、コントローラ500は、ネットワーク上にて利用可能な複数のオーディオソースを選択することを可能にすると共に、無線又は有線のネットワークインタフェース508を通じて1つ又は複数のゾーンプレーヤー(例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124)の制御を可能にするように構成することができる。一実施形態によれば、無線通信は、標準規格に基づいている(例えば、赤外線、ラジオ、あるいはIEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n又は802.15を含む無線規格など)。さらに、特定のオーディオがコントローラ500を通じてアクセスされている場合か、又は特定のオーディオがゾーンプレーヤーを経由して再生されている場合、画像(例えば、アルバムアート)又は他のデータが、オーディオおよび/又はオーディオソースに関連付けられてコントローラ500へ送信され、あるゾーンプレーヤー又は他の電子機器から表示することもできる。
コントローラ500には、スクリーン502と入力インタフェース514が設けられている。これにより、ユーザはコントローラ500と対話し、例えば、多くのマルチメディア項目の再生リストをナビゲートしたり、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御することができる。コントローラ500上のスクリーン502は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーンとすることができる。スクリーン502は、マイクロコントローラ(例えば、プロセッサ)506によって制御されるスクリーンドライバ504と通信すると共に、コマンドを受信する。メモリ510は、1つ又は複数のアプリケーションモジュール512をロードすることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール512は、選択された複数のゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化し、ゾーンプレーヤーを同期して、オーディオを再生することができるように構成されている。いくつかの実施形態では、アプリケーションモジュール512は、ゾーングループ内のゾーンプレーヤーのオーディオサウンド(例えば、ボリューム)を制御するように構成されている。動作中において、マイクロコントローラ506がアプリケーションモジュール512の1つ又は複数を実行するとき、スクリーンドライバ504は、スクリーン502を駆動するための制御信号を生成し、特定のユーザインタフェースにアプリケーションを表示する。
コントローラ500は、有線又は無線でゾーンプレーヤーと通信できるネットワークインタフェース508を含む。いくつかの実施形態では、ボリュームコントロールおよびオーディオ再生同期などのコマンドは、ネットワークインタフェース508を通じて送信される。いくつかの実施形態では、保存されたゾーングループ構成がネットワークインタフェース508を通じてゾーンプレーヤーとコントローラとの間に転送される。コントローラ500は、1つ又は複数のゾーンプレーヤー、例えば、図1のゾーンプレーヤー102−124などを制御することができる。特定のシステム用に複数のコントローラを利用することができる。各コントローラは別のコントローラと共通の情報を共有することができる。又は、ゾーンプレーヤーが構成データ(例えば、状態変数など)を格納している場合、ゾーンプレーヤーから共通の情報を取り出すことができる。さらに、コントローラは、ゾーンプレーヤーに統合することできる。
他のネットワーク対応デバイス、例えば、iPhone(登録商標)、iPad(登録商標)若しくは他の任意のスマートフォン又はネットワーク対応デバイス(例えば、PC又はMac(登録商標)などのネットワーク化されたコンピュータなど)は、特定の環境内のゾーンプレーヤーと対話するためのコントローラ、又は制御するためのコントローラとしても使用できることに留意すべきである。いくつかの実施形態では、ソフトウェアアプリケーション又は更新は、ネットワーク対応デバイス上にダウンロードされ、本明細書で述べられている機能を実行できる。
ある実施形態では、ユーザは、コントローラ500から少なくとも2つのゾーンプレーヤーを含むゾーングループ(結合されたゾーンとも呼ばれる)を作成することができる。ゾーングループ内のゾーンプレーヤーは、同期化された方法でオーディオを再生し、ゾーングループ内のすべてのゾーンプレーヤーが同一のオーディオソースを再生する方法か、試聴遅延がないか又は音が途切れない(試聴遅延がほぼないか又は音の途切れがほぼない)ように同期する方法で、同一のオーディオソースのリストを再生することができる。同様に、いくつかの実施形態絵は、ユーザがコントローラ500からグループのオーディオボリュームを大きくするとき、グループのオーディオボリュームを大きくする信号又はデータが、ゾーンプレーヤーの1つに送信され、グループ内の他のゾーンプレーヤーのボリュームを一緒に大きくする。
ユーザは、コントローラ500を通じて、「Link Zones」(「ゾーンをリンク」)又は「Add Zones」(「ゾーンを追加」)のソフトボタンをアクティブにすることによってゾーンプレーヤーをゾーングループにグループ化することができ、又ユーザは、「Unlink Zones」(「ゾーンをリンク解除」)又は「Drop Zones」(「ゾーンをドロップ」)ボタンをアクティブにすることによってゾーングループをグループ解除することができる。例えば、オーディオを再生するためにゾーンプレーヤーを一緒に「参加させる」ための1つの機構は、複数のゾーンプレーヤーをリンクしてグループを形成することである。
ある実施形態では、ユーザは、例えば、単一のゾーンで始めて、その後手動でそれぞれのゾーンをそのゾーンにリンクすることによって、6つのゾーンプレーヤーのうち任意の数のゾーンプレーヤーだけをリンクすることができる。
ある実施形態では、ゾーンは、コマンドを使用して共に動的にリンクし、(最初にゾーンシーンを作成した後に)ゾーンシーン又はテーマを作成することができる。例えば、「Morning」(「朝」)ゾーンシーンコマンドは、寝室、オフィス、およびキッチンゾーンを1つの動作で一緒にリンクすることができる。この単一のコマンドがないと、ユーザは、各ゾーンを手動で個別にリンクする必要がある。単一のコマンドは、マウスクリック、ダブルマウスクリック、ボタンを押すこと、ジェスチャー、又はいくつあの他のプログラムされた動作を含んでもよい。他の種類のゾーンシーンをプログラムすることもできる。
ある実施形態では、ゾーンシーンは、時間(例えば、アラームクロック機能)に基づいてトリガすることができる。例えば、ゾーンシーンは、午前8:00に適用されるように構成することができる。システムは、適切なゾーンに自動的にリンクすることができ、特定の音楽を再生するように構成することができる。任意の特定のゾーンが時間に基づいて状態を「オン」又は「オフ」にトリガすることができるが、例えば、ゾーンシーンは、シーンとリンクされた任意のゾーンが、予め定義されたオーディオ(例えば、お気に入りの歌、ア予め定義された再生リスト)を、特定の時間に、および/又は特定の期間で再生可能なようにしている。何らかの理由により、スケジュールされた音楽の再生を失敗した(例えば、再生リストが空である、共有への接続がない、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)の失敗、インターネットラジオ局へのインターネット接続がないなどの)場合、バックアップブザーが鳴るようにプログラムすることができる。ブザーは例えば、ゾーンプレーヤーに記憶された音声ファイルを含むことができる。
V.検知された動きに基づいて出力を変更する例示的なプロセス
図6は、検知された動きに応じて、再生デバイスからのオーディオの出力を修正する例示的なプロセス600を示す。プロセス600は、オーディオ、ビデオ又はその両方を含む任意の種類の媒体のために使用することができる。プロセス600の態様は、ゾーンプレーヤーやコントローラなどの単一のデバイス上、又は、ゾーンプレーヤーおよびコントローラのようなデバイスの組み合わせ上にて実行可能である。プロセス600はさらに、ゾーンプレーヤーでもコントローラでもないデバイスによって実行されてもよい。
ブロック602において、近傍センサは動きを検知する。一実施形態では、ゾーンプレーヤーに対して一方側又は複数の側に、1つ又は複数の近傍センサを配置してもよい。図7を見ると、再生デバイス700は、近傍センサ702を備えている。別の実施形態では、近傍センサは、スマートフォンやその他のコンピューティングデバイスといった別のデバイスであるが、再生デバイスの制御を行うものである。
ある実施形態では、ユーザは、再生デバイスのセンサの上方において手やアイテムの動きによって、オーディオ出力の修正を起動させる(トリガする)ことができる。例示として、ユーザが図7の再生デバイス700の上方で手704を動かすことにより、近傍センサ702を起動させることができる。ある実施形態では、ユーザは再生デバイスに触れることなく、自分の手(又はその他のアイテム)を再生デバイスの表面から6インチ(例示)以内の距離で振ることが可能である。近傍センサの感度は、実際に使用される近傍センサの種類および/又は設計者の選択によって決定されてもよい。
別の実施形態では、再生デバイスからアラームが鳴り始めるときに、システムは、関連するボタンおよび/又はその他の機能を自動的に非アクティブ化(又はロックアウト)する。これにより、ユーザは、再生デバイスを叩いても(偶然であっても)別の機能を開始することができない。例えば、図7に示す近傍センサ702の近傍に他のボタンが配置される場合には、アラームが鳴り始めるときに、当該ボタンの機能を非アクティブ化するようにしてもよい。さらに別の実施形態では、システムが、再生中のオーディオがアラームによるものであり、かつ再生開始後の所定期間内であることを認識したときに、ボタンを一時的に非アクティブ化する。
ブロック604において、再生デバイス又は再生デバイスのグループから出力されるオーディオが、検知された動きに基づいて修正される。例えば、ゾーンプレーヤー(又はゾーングループ)が(指定されたソースからのオーディオを使用して)アラームを鳴らしている場合に、動きが検知されることによって、当該ゾーンプレーヤー(又はゾーングループ)のアラームがスヌーズにされる。
ある実施形態では、再生デバイスから出力されるオーディオの修正には、オーディオの再生を一時停止することが含まれる。別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの再生を停止することが含まれる。さらに別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの再生をミュートにすることが含まれる。別の実施形態では、オーディオの修正には、オーディオの音量レベルを低減させることが含まれる。
ある実施形態では、オーディオの修正は、既に設定されているアラームのロジックに適用されるとともに、当該アラームの一部であるグループ化された全てのゾーンにも適用される。このように、アラームがグループ化されたゾーンを含むものとして設定されている場合には、スヌーズも自動的に、当該グループ化されたゾーンを含むものとすることができる。
ある実施形態では、システムは、オーディオのソースを知的に検索するとともに、当該オーディオを一時停止すべきか(例えば、「一時停止スヌーズ」)又はミュートにすべきか(例えば、「ミュートスヌーズ」)を自動的に判断し、いくつかの例では、さらに取るべき別のアクションを決定するようにプログラムされる。例えば、オーディオが一時停止をサポートしていないインターネットラジオサービスからのオーディオであると決定された場合に、システムは再生をミュートにすることができる。オーディオがプレイリストからのオーディオ又は一時停止をサポートするインターネットサービスからのオーディオであると決定された場合には、システムは再生を一時停止することができる。
ある実施形態では、システムは、オーディオソースに応じて、システムがとるべきアクション(例えば、一時停止、停止、ミュートなど)を前もってユーザに決定させる。ユーザは、再生デバイスのコントローラ(例えば、カリフォルニア州サンタバーバラにあるソノズ社が提供するソノズコントローラ)を使用して、これらのオプションを設定することができる。例えば、再生が再開されたときに、パンドラなどのオーディオソースは、ミュートや一時停止などの異なった結果をもたらすこともできる。
ブロック606において、アラームが遮断されていない場合に、所定経過時間後にオーディオを再開する。いくつかの実施形態では、スヌーズの継続時間(例えば、10分)を含めて、ユーザがアラームの設定を行う。
これらの実施形態は、近傍検知に応じてオーディオ出力の修正を行う必要がある場合などの別の状況にも有用となり得る。例えば、プログラムのなされ方によっては、近傍検知がなされると、チャネル変更、プレイリスト中の前送り、又はEQ変化など、その他の機能をアクティブ化するようにすることもできる。さらに、これらの実施形態では、1つ又は複数のゾーングループ内の2つ以上の再生デバイスから出力されるオーディオを変更することもできる。本明細書には、システム、方法、装置、および生産物が開示されている。
さらに、これらの実施形態は、オーディオ以外の出力を修正する際にも有用となり得る。このような修正は例えば、アラームの起動時に点灯するライトにも適用することができる。このように、近傍センサによる動きの検知によって、ライトの強度を下げるあるいは消すなど、ライトに対する変更を行ってもよい。別の種類の出力には、ビデオが含まれてもよい。
VI.結論
多くの実施形態および実施例が開示されている。ある実施形態では、ユーザは、再生デバイスを用いてアラームを設定する際に、コントローラ内でスヌーズオプションを設定することができる。近傍検知によるスヌーズ機能は、デフォルトでオン又はオフにすることができる。近傍検知によるスヌーズが「ON」にされると、システムは、起動されてから所定時間スヌーズになるとともに、当該所定時間の経過後に再生を再開する。この時間はユーザが設定可能である。
ある実施形態では、プレイリストが再開されると、システムは、オーディオが停止されたところから再開する(例えば、「一時停止スヌーズ」)、あるいは、プレイリストがずっと進められていたかのように再開する(例えば、「ミュートスヌーズ」)。別の実施形態では、システムは、オーディオソースに応じて一時停止又はミュートの動作(又はその他の動作を)を選択する。例えば、インターネットラジオステーションについてはミュートにする一方で、プレイリスト又はパンドラ型のステーションについては一時停止とすることもできる。別の例では、システムは、複数のオプションをサポート可能な特定の音楽ソース用のオプションとして、ミュート/一時停止/その他のオプションを設定することができる。
ある実施形態では、近傍センサは、製品の最上部に設けられた静電容量式のボタン又はその他の種類のボタンよりも、その起動範囲がはるかに大きくなるように明確に修正されている点で、それらと異なっている。一例では、近傍センサを起動させるために、ユーザは、製品の表面から上方に4―6インチ以内の距離で手を振るだけでよい。ユーザは、実際に製品に触れる必要がないようにすることが好ましい。しかしながら、ユーザが製品の最上部を「叩く」ことで、その手の動きによって近傍センサを起動させながら、スヌーズを起動させるようにしてもよい。ある実施形態では、スヌーズ(近傍センサ)が起動されたときに、静電容量式のボタンを少しの間ロックアウトすることで、ユーザは自分の手を製品の上方で振ること、あるいは、当該製品の最上部を叩くこと(ユーザの目覚めが浅いときには簡単)、のいずれかにより、居眠りすることができる。いくつかの実施形態によれば、この記載された技術は、ユーザが居眠りをする際に、製品の特定のボタンを押す必要がある現行のソリューションに対して優位である。上記では、現行システムに対するその他の優位点も記載されている。
目覚めた直後のユーザは通常、一貫性がないので、スヌーズ機能に使用される実施形態の近傍センサは、できるだけ広い範囲の動きによってオーディオを修正可能としている。別の実施形態では、アラームの継続時間に応じてスヌーズ動作を変更することができる。居眠りのほとんどは、例えばアラームの再生開始後比較的早くに行われる。そのため、スヌーズ機能のタイムアウトに関して、アラームがタイムアウトを超えた時間鳴っている場合に、スヌーズを自動的に無効化するとともに、再生デバイスを標準制御の動作に戻すようにして、当該タイムアウトを定義することもできる。これにより、ユーザが起きた後又は家を出た後にアラームを停止しなければならないという煩わしさを回避することができる。
本明細書では、様々な例示のシステム、方法、装置、および生産物は、他のコンポーネントの中で、ハードウェア上で実行されるファームウェアおよび/又はソフトウェアを含むことが開示されている。しかしながら、そのような例は、単なる例示であり、これにより限定されものではない。例えば、これらのファームウェアコンポーネント、ハードウェアコンポーネント、および/又はソフトウェアコンポーネントのいくつか又はすべてが、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、ファームウェアのみ、又はハードウェア、ソフトウェア、および/又はファームウェアの任意の組み合わせにおいて具現化可能であることが意図されている。したがって、例示のシステム、方法、装置、および/又は生産物を説明しているが、提供されるそれらの例は、それらのシステム、方法、装置、および/又は生産物を実施する唯一の方法ではない。
さらに、本明細書での「実施形態」の言及は、実施形態に関連して述べられた特定の特徴、構造、又は特性が、発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書の様々な場所でこの語句が用いられているが、その全てが必ずしも同じ実施形態を言及するものではなく、又、他の実施形態に対して相互排他的な別個の実施形態又は代替の実施形態でもない。このように、本明細書で述べられた実施形態に関して他の実施形態との組合せが可能であることが、明示的および暗黙的に当業者によって理解される。
本明細書は、環境、システム、手順、ステップ、論理ブロック、処理、および他のシンボル表現に関して広く示されており、それらはネットワークに接続されるデータ処理デバイスの動作に直接又は間接的に類似するものである。これらの処理説明および表現は、一般的に当業者によって使用され、それらの仕事の内容を他の当業者に最も効率良く伝えることができる。本開示を理解するために、多くの具体的な内容が提供されている。しかしながら、本開示の特定の実施形態が特定の具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者に理解される。他の例では、実施形態を不必要に曖昧にすることを避けるために、周知の方法、手順、コンポーネント、および回路を詳細に説明していない。したがって、本開示の範囲は、上記した実施形態よりむしろ添付された特許請求の範囲によって定義される。
添付の特許請求の範囲のいずれかがソフトウェアおよび/又はファームウェアへの実装を純粋にカバーするように読み取れる場合には、少なくとも1つの例における要素の1つ又は複数が、ソフトウェアおよび/又はファームウェアを記憶するメモリ、DVD、CD、Blu−ray等の有形媒体を含むように、本明細書で明示的に定められる。

Claims (13)

  1. ネットワークインタフェースと、
    少なくとも1つの近傍センサと、
    プロセッサとを備える、メディア再生デバイスであって、
    プロセッサは、
    少なくとも1つの近傍センサを用いて、メディア再生デバイスの近傍における物体の存在を検知するステップ、
    物体の存在の検知に基づいて、メディア再生デバイス並びに1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスによるメディアの再生を修正するステップ、ここで、1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスは、メディア再生デバイスとともに1つ又は複数のゾーングループを構成し、メディア再生デバイスと同期してオーディオを再生する、
    ネットワークインタフェースを介してコンピューティングデバイスから、メディア再生デバイスによるメディアの再生をさらに修正するコマンドを受信するステップ、
    メディア再生デバイスによって現在再生されているメディアおよびメディアソースのうちの少なくとも1つに関連するデータを、コンピューティングデバイスによる表示のために、コンピューティングデバイスに送信するステップ、
    を実行する、メディア再生デバイス。
  2. メディアの再生を修正するステップは、メディア再生デバイスおよび付加的なメディア再生デバイスのうちの少なくとも1つによるメディアの再生を一時停止又は停止するステップを含む、請求項1に記載のメディア再生デバイス。
  3. プロセッサはさらに、
    ある時間の経過後、メディア再生デバイスによる修正前のメディアの再生を再開するステップ、
    を実行する、請求項1又は2に記載のメディア再生デバイス。
  4. メディアの再生を修正するステップは、
    メディアが一時停止できないソースからのメディアであることを決定するステップ、
    当該決定に基づいて、メディア再生デバイスおよび付加的なメディア再生デバイスのうちの少なくとも1つによるメディアの再生をミュートにするステップ、
    を含む、請求項1から3のいずれか1つに記載のメディア再生デバイス。
  5. メディアの再生を修正するステップは、
    メディアが一時停止可能なソースからのメディアであることを決定するステップ、
    当該決定に基づいて、メディア再生デバイスおよび付加的なメディア再生デバイスのうちの少なくとも1つのメディア再生デバイスによるメディアの再生を一時停止するステップ、
    を含む、請求項1から3のいずれか1つに記載のメディア再生デバイス。
  6. プロセッサはさらに、
    メディアの再生をさらに修正するコマンドに基づいて、当該コマンドを実行して、メディア再生デバイスによるメディアの再生をさらに修正するステップ、
    を実行する、請求項1からのいずれか1つに記載のメディア再生デバイス。
  7. メディアの再生を修正するステップは、メディアの再生を修正するコマンドを、再生ネットワークを介して1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスに送信するステップを含む、請求項1からのいずれか1つに記載のメディア再生デバイス。
  8. メディア再生デバイスおよびコンピューティングデバイスのうちの少なくとも1つによって実行される方法であって、
    メディア再生デバイス又はコンピューティングデバイスの近傍センサを用いて、メディア再生デバイスの近傍における物体の存在を検知するステップ、
    物体の存在の検知に基づいて、メディア再生デバイス並びに1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスによるメディアの再生を修正するステップ、ここで、1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスは、メディア再生デバイスとともに1つ又は複数のゾーングループを構成し、メディア再生デバイスと同期してメディアを再生する、
    メディア再生デバイスにより、コンピューティングデバイスから、メディア再生デバイスによるメディアの再生をさらに修正するコマンドを受信するステップ、
    メディア再生デバイスによって現在再生されているメディアおよびメディアソースのうちの少なくとも1つに関連するデータを、コンピューティングデバイスによる表示のために、コンピューティングデバイスに送信するステップ、
    を含む、方法。
  9. メディアの再生を修正するステップは、メディア再生デバイスおよび付加的なメディア再生デバイスのうちの少なくとも1つによるメディアの再生を一時停止又は停止するステップを含む、請求項に記載の方法。
  10. メディアの再生を修正するステップは、メディアの再生を修正するコマンドを、再生ネットワークを介して1つ又は複数の付加的なメディア再生デバイスに送信するステップを含む、請求項又はに記載の方法。
  11. 請求項から10のいずれか1つに記載の方法をメディア再生デバイスに実行させるための命令を記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 請求項から10のいずれか1つに記載の方法をメディア再生デバイスに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項1からのいずれか1つに記載のメディア再生デバイス、
    少なくとも1つの付加的なメディア再生デバイス、
    コンピューティングデバイス、
    メディア再生デバイスが備える近傍センサ、
    を備える、再生システム。
JP2015520551A 2012-06-28 2013-06-28 近傍検知に基づくオーディオの修正 Active JP6199382B2 (ja)

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