JP6198517B2 - 電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウエアキーボードを備える電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体に関する。
ソフトウエアキーボードを表示して様々な言語の文字列を入力できる電子機器が知られている。
特許文献1には、文章の入力に際し、例えば、日本語の文字列の入力の途中でも、異なる言語の文字を入力できるようにする技術が提案されている。
特開平10−124505号公報
特許文献1に記載の技術では、一連の文字列の途中で異なる言語の文字の入力を許すと、フォントデザインが混在してしまう。フォントデザインが混在することで、見た目が悪くなる恐れがある。さらに、それぞれのフォントデータをアクセスし取得する必要があるので、表示に時間がかかってしまう。図5は、フォントデザインが混在し、文字化けする例を示す。
とくに個人認証など撮像時に被写体の名前を登録する場合などでは、撮像のリアルタイム性を阻害しないようにする必要がある。すなわち、このような用途において、フォントデータが異なることで表示に時間がかかり、撮像が遅れて表示されることは、その目的からも、操作上も、好ましくない。図6は、文字入力に手間取ることで撮像が遅れる例を示す。図6に示す例では、異なる言語の文字の入力を許すことで、1文字ずつフォントデータを取得する必要が生じ、その結果として、リアルタイムを要求される撮像が遅れて表示されている。
また、個人認証の登録データが撮像装置間で共有可能な場合であっても、使用される言語に対応できない撮像装置では、入力された文字を正しく表示できない。
本発明は、言語の齟齬に関するこのような不都合を解消する電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、文字列を記憶する記憶手段と、前記文字列を書き換える文字列を設定言語で入力する入力欄を有するキーボード画面を表示する表示制御手段と、前記キーボード画面に1以上の文字を入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶され前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語であるか否かを判定する判定手段と、前記文字列の言語が前記設定言語で表示可能である場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄に前記記憶手段に記憶され前記文字列を表示し、前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語でない場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄を空白とするように制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、登録済み文字列を、その言語とは齟齬のある言語で入力した文字列で気付かずに更新してしまうことを防止できる。
本発明の一実施例の外観図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の名前編集画面とキーボード画面の例である。 本実施例の動作フローチャートである。 入力途中にフォントが異なる場合と文字化けする場合の表示例である。 フォント変更により撮像が遅延する画面例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子機器の一実施例としてのデジタルカメラの外観図を示し、図2は、その概略構成ブロック図を示す。
表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッタボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替えスイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112には、接続ケーブル111を接続できる。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オンと電源オフを切り替えるのに使用される。記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等からなる。記録媒体スロット201に記録媒体200を格納し、蓋203で閉成する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100の内部回路に電気的に接続する。
図2に示す構成を説明する。撮影レンズ103は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含む。シャッタ101は絞り機能を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOSの撮像素子等で構成される。A/D変換部23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア102は、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッタ101及び撮像部22を含む撮像系を汚れや破損から保護する。
画像処理部24は、A/D変換部23からの画像データ又はメモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間及び縮小といったリサイズ処理並びに色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御及び測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
A/D変換部23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換部23によりデジタルデータ化された画像データ、及び表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ32は、画像表示用メモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。D/A変換部13は、メモリ32に格納されている表示用画像データをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、表示部28は、メモリ32に書き込まれた表示用画像データの示す画像を表示する。撮像部22により撮像された画像信号をA/D変換部23、メモリ32及びD/A変換部13を介して逐次、表示部28に供給することで、表示部28が電子ビューファインダとして機能する。表示部28がいわゆるスルー画像を表示することは、ライブビュー表示と呼ばれる機能である。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数及びプログラム等が記憶される。ここでいうプログラムは、以下にフローチャート等を参照して説明する動作をシステム制御部50に実現させるプログラムである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録された制御プログラムを実行することで以下の各処理を実現する。システムメモリ52は、RAMからなる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数及び変数、並びに不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。システム制御部50は、メモリ32、D/A変換部13及び表示部28等を制御することにより、表示部28の表示を制御する。
システムタイマ53は、各種制御に用いる時間、及び、内蔵時計の時間を計測する計時部である。
モード切替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード及び再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードには、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード及びカスタムモード等がある。
モード切替えスイッチ60を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替え可能である。モード切替えスイッチ60で静止画撮影モードに切り換えた後に、操作部70を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれる。
第1シャッタスイッチ62は、シャッタボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなって、第1シャッタスイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタスイッチ信号SW1により、システム制御部50は、AF処理、AE処理、AWB処理及びEF処理等の動作を開始する。
第2シャッタスイッチ64は、シャッタボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタスイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200への画像データの書き込みまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70は、表示部28の画面上に配置されるタッチパネルを含み、表示部28に表示される種々の機能アイコンの選択操作により各機能アイコンに割り当てられた操作指示をシステム制御部50に入力できる。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン及び属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると、各種の設定メニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、画面上の機能ボタン又は、上下左右の4方向ボタン(十字キー)及びSETボタンを用いて、各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、システム制御部50は、コントローラホイール73が回転操作された角度及び回転量などを判定できる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量を検出する。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池又はACアダプタ等からなる。メモリカードやハードディスク等の記録媒体200は、インターフェース18に接続する。
通信部54は、無線または有線ケーブルを介して他の装置と通信し、映像信号及び音声信号等を送受信できる。通信部54は無線LAN(Local Area Network)にもインターネットにも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)及び記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データ及びその他の各種情報を受信できる。
本実施例では、統一した表示を確保し、且つ文字入力に手間取らないように、言語の混在を以下のように制御する。ここでは、個人認証のプロフィール編集画面における人物名登録処理を例にその動作を説明する。なお、設定言語として、複数の言語のうちのいずれかの言語を、メニュー画面におけるユーザ操作に応じて設定可能である。設定された設定言語は不揮発性メモリ56に記録される。
図3は、本実施例の人物名登録処理における表示例である。図3(a)は、デジタルカメラ100におけるプロフィール編集画面の表示例を示す。名前表示欄301には、個人認証で登録されている人物の名前が表示されている。図示の例では、「きやのはなこ」という日本語の名前が既に登録されている。この画面での名前は、言語設定に関わらず表示される。ユーザが、この名前表示欄301を選択した状態で、操作部70に含まれるSETボタンを押下すると、システム制御部50は、既登録の名前を編集するためのキーボード画面(図3(b)又は図3(c))を表示部28に表示する。
図3(b)は、言語設定が日本語である場合のキーボード画面の表示例を示す。この画面では、ローマ字入力により日本語の入力ができるものとする。システム制御部50は、既に登録されている「きやのはなこ」の文字列を文字入力欄302に表示し、文字入力カーソルは文字列の最後に設定する。この状態で、ユーザは、ソフトキーボードを操作して文字入力を行うことができ、カーソルの位置に文字が入力される。すなわち、ユーザは、「きやのはなこ」の文字列に続いてさらに別の文字を入力可能である。既に登録されている「きやのはなこ」の文字列を削除して別の文字列を入力したい場合、ユーザは、ソフトキーボードに含まれるバックスペースキーを操作して文字列を消去した上で、新たな文字列を入力する。
ユーザがソフトキーボードに含まれるメニューキーを操作すると、システム制御部50は、入力された文字列を確定する。システム制御部50は、確定した文字列を人物の名前としてデータベース(不揮発性メモリ56)に登録し、図3(a)の画面に戻る。名前編集後の図3(a)に示すプロフィール編集画面では、名前表示欄301には、編集後の名前が表示される。
図3(b)に示すキーボード画面を表示する際に、システム制御部50は、入力カーソルを図3(b)に示すように登録済み文字列の最後に表示するのではなく、登録済み文字列を全選択した状態で表示してもよい。この場合、ユーザは、バックスペースキーを1回操作するだけで、登録済み文字列を消去できる。
図6(c)に、言語設定がギリシャ語である場合のキーボード画面の表示例を示す。この画面のソフトキーボードの各キーはギリシャ語を入力するためのキーである。
この場合、言語設定(ギリシャ語)と、すでに登録されている文字列の「きやのはなこ」(日本語)とでは言語が一致しない。そのため、文字列「きやのはなこ」が登録済みであるにも関わらず、システム制御部50は、文字入力欄303に文字列「きやのはなこ」を表示せず、空欄としている。文字入力カーソルは文字入力欄303の先頭に設定されている。ユーザが、この状態でソフトキーボードを操作して文字入力を行うと、カーソルの位置に文字が入力される。すなわち、「きやのはなこ」の文字列は表示されず、ギリシャ語での新たな文字が入力される。既に登録されている「きやのはなこ」の文字列を削除して別の文字列を入力したい場合であっても、バックスペースキーを操作して文字列を消去する必要はない。
ユーザがソフトキーボードに含まれるメニューキーを操作すると、システム制御部50は入力された文字列を確定し、図3(a)に示す画面に戻る。ユーザがギリシャ語で文字入力欄303に何かしらの1以上の文字を入力した場合、システム制御部50は、その時点で文字入力欄302に表示されている文字列を人物の名前としてデータベース(不揮発性メモリ56)に登録する。すなわち、「きやのはなこ」の文字列はギリシャ語の名前に更新され、図3(a)に示すプロフィール編集画面の名前表示欄301にはギリシャ語の名前が表示される。
一方、図3(c)に示す画面でメニューキーが操作された場合になんの文字列も入力されていない場合は、システム制御部50は、名前の登録の上書きを行わない。すなわち、「きやのはなこ」という名前が登録されたままとなる。図3(a)に示すプロフィール編集画面に戻った際の名前表示欄301には依然として、「きやのはなこ」が表示される。
図4に示すフローチャートを参照して、本実施例の文字列入力の一連の動作を説明する。図4は、ユーザの個人認証を登録する処理のフローチャートを示す。このフローチャートに対応する処理は、不揮発性メモリ56に記憶された対応する処理プログラムをシステム制御部50が実行することで実現される。
デジタルカメラ100を起動して、ユーザ操作に応じてプロフィール編集画面が開かれると、システム制御部50は、図4に示す処理を開始する(S400)。S401において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から、個人認証で顔に対応付けて登録された名前を読み込む。
S402において、システム制御部50は、S401で読みこんだ名前表示の処理を行う。ここで、システム制御部50は、図4(a)に例示する画面を表示部28に表示する。
S403において、システム制御部50は、名前の編集指示がなされたか否か、すなわち、名前表示欄301を選択した状態でSETボタンが押下されたか否かを判定する。システム制御部50は、編集指示があった場合、S404に進み、そうでない場合、S412に進み、その他の操作を行う。
S404において、システム制御部50は、カメラ100に設定されている言語(不揮発性メモリ56に記録された設定言語)と、登録された名前(S401で読みこんだ名前)の言語が一致しているかを判定する。これに代えて、登録された名前が、カメラ100に設定されている設定言語で表示されるキーボードで入力できる言語であるかどうかで判定してもよい。または、登録された名前が、カメラ100に設定されている設定言語で使用するフォントで表示可能かどうかで判定してもよい。システム制御部50は、言語が一致する場合(あるいは登録された名前が現在の設定言語で入力可能な言語であるか、表示可能な言語である場合)、S405に進み、そうでない場合はS406に進む。
S405において、システム制御部50は、登録されている名前を表示して、図3(b)に例示するキーボード画面を表示する。
言語に齟齬又は非対応がある場合(S404)、S406において、システム制御部50は、登録されている名前を表示せずに、すなわち、入力欄を空白のまま、図3(c)に例示するキーボード画面を表示する。この場合、登録済みの名前があった場合、このキーボード画面で新たに文字を入力して保存したときには、登録済みの名前が消えてしまうことになる。
しかし、ユーザが図3(c)に例示するキーボード画面を見ただけでは、登録済みの他言語の名前があることを見過ごす恐れがある。これに対しては、キーボード画面の表示前に、登録済みの他言語の名前があり、新たな入力を行うと登録済みの名前が消去される旨の警告を表示した上で、ユーザの確認操作を待ってキーボード画面に遷移するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザは登録済みの名前を消したくない場合にはキーボード画面をキャンセルして図3(a)に示す表示に戻ることができ、登録済みの名前を不用意に消してしまうことを防止できる。
S407において、システム制御部50は、ソフトキーボードとして表示したソフトキーのいずれかに対する操作があり文字が入力されたか否かを判定する。例えば、システム制御部50は、タッチパネルと一体として構成された表示部28に表示されたソフトキーの何れかに対するタッチダウン及びタッチアップを検出した場合に、文字入力があったと判定する。あるいは、システム制御部50は、いずれかのソフトキーを選択カーソルで選択した状態でSETボタンが押下された場合に、文字入力があったと判定する。システム制御部50は、文字入力があった場合、S408に進み、そうでない場合、S409に進む。
S408において、システム制御部50は、S407で操作されたソフトキーに対応する文字を入力する。入力された文字は文字入力欄に表示される。なお、S407で操作されたソフトキーが削除キー(又はバックスペースキー)であった場合、システム制御部50は、文字入力位置カーソルの1文字前の文字を削除する。
S409において、システム制御部50は、ソフトキーボード画面を抜ける文字入力決定操作、すなわちメニューキーに対するタッチ又は操作部70に含まれるメニューボタンの押下を判定する。システム制御部50は、このような文字入力決定操作があった場合、S410に進み、そうでない場合はS407に戻ってさらなる文字の入力を受け付ける。
S410において、システム制御部50は、S403の後、キーボード画面の表示以後に文字入力があったか否かを判定する。システム制御部50は、文字入力があった場合、S411に進み、そうでない場合、S412に進む。
S411において、システム制御部50は、個人認証用の情報である編集中の人物の名前として、キーボード画面で文字入力欄に入力された文字列を上書き保存する。具体的には、システム制御部50は、不揮発性メモリ56のデータベースの名前欄を上書きで更新する。この際、現在の設定言語以外で登録されていた名前が既にあった場合は、上書きにより編集前の他言語での名前は消去されることになる。即座に上書きせずに、他言語での名前が既に登録済みであったか否かを判定し、登録済みであった場合には、登録済みの他言語の名前を消去して上書きする旨の警告を表示するようにしてもよい。このような警告を表示した場合、システム制御部50は、警告表示の後にユーザの確認操作があってから、入力文字列による上書きを実行する。
S412において、システム制御部50は、プロフィール編集画面を終了させる操作又はイベントの有無を判定する。終了操作又はイベントが無い場合、システム制御部50は、S402に戻って処理を繰り返す。これによって、キーボード画面で登録されている名前が編集された場合、図3(a)に例示するプロフィール編集画面で、名前表示欄301に表示される文字列が更新される。
S412で終了の操作又はイベントがあった場合、システム制御部50は、図4に示す処理を終了する。
本実施例では、記憶した文字列を編集する入力画面において文字化けを避けることができる。すなわち、記憶された文字列が、言語設定に応じて入力で使用されるフォントでは文字化けする場合に、記憶された文字列をクリアして、新たに文字列を入力するので、文字化けを生じない。
また、複数のフォントの混在表示が可能であっても、記憶された文字列の言語と、入力できる言語が異なる場合にも、記憶された文字列をクリアして、新たに文字列を入力するので、文字列内で言語が統一される。言語をあえて統一することで、文字列ごとにフォントデザインが統一され、見栄えが良くなる。また複数のフォントデータを取得する必要がなくなるので、撮像のリアルタイムでの表示を維持できる。
システム制御部50の制御は1つのハードウエアが行ってもよいし、複数のハードウエアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施例は本発明の一実施例を示すものにすぎず、各実施例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明をデジタルカメラに適用した実施例を説明したが、本発明は、この例に限定されない。すなわち、本発明は、記録済み文字列をその言語/フォントとは異なる言語/フォントで書き換える機能を有する電子機器に適用可能である。具体的には、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施例)本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウエア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. 文字列を記憶する記憶手段と、
    前記文字列を書き換える文字列を設定言語で入力する入力欄を有するキーボード画面を表示する表示制御手段と、
    前記キーボード画面に1以上の文字を入力する入力手段と、
    前記記憶手段に記憶され前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語であるか否かを判定する判定手段と、
    前記文字列の言語が前記設定言語で表示可能である場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄に前記記憶手段に記憶され前記文字列を表示し、前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語でない場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄を空白とするように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記入力欄に1以上の文字が入力された状態で前記キーボード画面を抜ける場合に、前記入力欄に入力された前記1以上の文字で前記記憶手段に記憶され前記文字列を更新することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶され前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語でなかった場合に、前記入力欄に1以上の文字が入力された状態で前記キーボード画面を抜ける、前記入力欄に入力された前記1以上の文字で前記記憶手段に記憶され前記文字列を更新する前に、前記記憶手段に記憶され前記文字列が消去されて上書きされる旨を警告するように制御することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶され前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語でなかった場合、前記キーボード画面の表示の前に、前記記憶手段に記憶された前記設定言語と異なる言語の前記文字列がある旨、及び、新たな入力を行うと前記記憶手段に記憶された前記文字列が消去される旨の少なくとも一方を警告するように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記設定言語が複数の言語から選択できることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記電子機器は、撮像手段を有する撮像装置であることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記記憶手段は前記文字列として人物の名前を記憶し、
    前記キーボード画面は人物の名前を編集するための画面である
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 文字列を記憶する記憶手段と、
    前記文字列を書き換える文字列を設定言語で入力する入力欄を有するキーボード画面を表示する表示制御手段と、
    前記キーボード画面に1以上の文字を入力する入力手段
    とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記記憶手段に記憶され前記文字列の言語が前記設定言語で表示可能な言語であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記文字列の言語が前記設定言語で表示可能である場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄に前記記憶手段に記憶され前記文字列を表示し、前記文字列の言語前記設定言語で表示可能な言語でない場合、前記キーボード画面の表示の際に前記入力欄を空白とするように制御する制御ステップ
    とを具備することを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1ないしのいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1ないしのいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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