JP6198308B2 - 患者見守りシステム - Google Patents

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本発明は、病院や介護施設などで看護師や介護者などが患者や被介護者を見守るための患者見守りシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、看護師や介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)が患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)を見守ることが行われている。しかしながら、患者の数が多くなると、医療従事者が一人の患者に割ける時間が短くなるため、患者が就寝時刻の後でも眠れていないような場合でも、医療従事者が気付かないことがあった。
このような問題を解決するために、患者の睡眠状態を監視する睡眠状態監視装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1に記載の技術では、光源にて照明された患者を撮像手段にて撮影するとともに、光源と撮像手段との間にモアレ縞発生用スリットを配置し、撮像された映像のモアレ縞の変化を解析手段にて比較解析することで、患者の睡眠状態を把握している。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、光源と撮像手段とモアレ縞発生用スリットと解析手段とが必要となるため、以下のような問題があった。すなわち、患者が撮像手段によって撮像されるため、患者のプライバシーが保護されないという問題点、および、構成要素が多くなるという問題点があった。
また、医療従事者が一人の患者に割ける時間が短くなると、患者が自力で離床しようとしてベッドから転落してしまうことがあった。このような問題を解決するために、ベッドの寝床面で、患者の荷重を複数点で測定し、得られる荷重や重心から患者の体位を推定して離床予測を行う離床予測システムが知られている(例えば、特許文献2を参照)。この特許文献2に記載の技術では、ベッドの寝床面に荷重計測手段(いわゆるマットセンサー)を設置しているため、患者の寝心地が悪くなってしまうという問題があった。
特開2000−189389号公報 特開2010−63594号公報
本発明は、上述したような問題を解決するために成されたものであり、できるだけ構成要素を減らしつつ、患者のプライバシーを保護し、患者の寝心地を悪くすることなく、患者の睡眠状態および患者の離床予測を行うことができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、病室における就寝時刻以降の病室内照明装置が消灯している間に、ベッド近傍に設置された照明装置が点灯された場合に、患者が覚醒状態であり、離床しそうであると判定して通知するようにしている。
また、本発明の他の態様では、病室における就寝時刻以降の病室内照明装置が消灯している間に、ベッド近傍の照度を検出する照度センサーが所定の値以上の照度を検出した場合に、患者が覚醒状態であり、離床しそうであると判定して通知するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、就寝時刻となり、病室内照明装置が消灯されている状態にも関わらず、ベッド近傍の照明装置が点灯された場合には、患者が目を覚まし、場合によってはベッドから離床するために照明装置を点灯させたと判定されるので、病室内照明装置および照明装置の点灯状態を検出するだけで患者の覚醒状態、および、患者がベッドから離床しそうであることを通知することができる。また、患者を撮影することがないため、患者のプライバシーを保護することができ、ベッドの寝床面にマットセンサーを設置することがないため、患者の寝心地を悪くすることも無くなる。
本実施形態による患者見守りシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態による患者見守りシステムの変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による患者見守りシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による患者見守りシステムは、病室内照明装置1、照明装置2、検出装置3、インターフェース4、制御装置5、時計装置6、記憶装置7、判定装置8、通知装置9を備えて構成されている。
病室内照明装置1は病室内の天井などに設置されており、病室内を照明する。照明装置2は、病室内の各ベッド近傍に設置されており、ベッド上を照明する。ここで、照明装置2は各ベッド近傍に設置されている。また、照明装置は、図示しないスイッチにより点灯/消灯の操作が可能である。また、スイッチはベッド上の患者が操作し易い位置に設置されている。
なお、本実施形態では、照明装置2は二台のみ設置されているが、これに限定されない。すなわち、照明装置2は、病室内のベッドの数だけ設置されている。
検出装置3は、各照明装置2が点灯しているか消灯しているかを検出する。ここで、検出装置3は、各照明装置2への通電状態を検出しており、照明装置2の点灯状態において、点灯状態を示す状態信号を生成しており、照明装置2の消灯状態において、消灯状態を示す状態信号を生成している。また、状態信号は、照明装置2が設置されているベッドを他のベッドと識別するための識別情報(例えばベッド番号)を含む。また、検出装置3は、生成した状態信号を後述するインターフェース4へ出力する。
インターフェース4は、病室内照明装置1、検出装置3、および、後述する制御装置5を接続しており、検出装置3から状態信号を入力するとともに、制御装置5から入力した制御信号を病室内照明装置1へ出力する。ここで、制御信号は、病室内照明装置1の点灯/消灯を制御するための信号である。また、制御信号には、制御する病室内照明装置1が設置されている病室と他の病室とを識別するための病室識別情報を含む。
制御装置5は、各病室に設置されている病室内照明装置1を制御するとともに、後述する時計装置6、記憶装置7、判定装置8、通知装置9を制御する。ここで、制御装置は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。
時計装置6は、現在時刻を示す時刻情報を生成して制御装置5へ出力する。記憶装置7は、メモリなどにより構成されており、病院内における就寝時刻(すなわち病室内照明装置1の消灯時刻)を示す就寝時刻情報を記憶している。また、記憶装置7は、病室識別情報と、その病室識別情報によって特定される病室に設置されているベッドの識別情報とを関連付けて記憶している。また、記憶装置7は、病室内照明装置1の点灯時刻を示す点灯時刻情報を記憶している。
制御装置5は、時計装置6により生成された時刻情報と記憶装置7から読み出した就寝時刻情報とを比較して、現在時刻情報が就寝時刻情報と一致した場合に、病室内照明装置1を消灯させるための制御信号を生成し、インターフェース4により病室内照明装置1へ出力する。この制御信号を入力した病室内照明装置1は消灯する。
この状態で、照明装置2が図示しないスイッチによって点灯させられると、検出装置3が照明装置2の点灯を検出して、点灯状態を示す状態信号を生成し、インターフェース4へ出力する。
判定装置8は、制御装置5と同様にCPUなどにより構成されており、インターフェース4が点灯状態を示す状態信号を入力すると、時計装置6から出力される現在時刻情報と、記憶装置7に記憶されている就寝時刻情報および点灯時刻情報とを比較して、現在時刻が就寝時刻と点灯時刻との間にあるか否かを判定する。
現在時刻が就寝時刻と点灯時刻との間には無いと判定装置8にて判定した場合には、制御装置5は特に処理を行わない。一方、現在時刻が就寝時刻と点灯時刻との間にあると判定装置8にて判定した場合には、制御装置5は、記憶装置7を参照して、先にインターフェース4が入力した状態信号に含まれる識別情報に関連付けて記憶されている病室識別情報を抽出する。そして、この識別情報および病室識別情報を用いてメッセージ情報を生成する。例えば、「○○号室のベッド番号○○の患者さんが離床しようとしています」や「○○号室のベッド番号○○の患者さんが覚醒状態です」といったメッセージ情報を生成する。
通知装置9は、ディスプレイ装置などにより構成されており、制御装置5にて生成されたメッセージ情報を表示する。このメッセージを見た医療従事者は、患者の離床に備えたり、患者の睡眠状態をチェックしたりすることができるようになる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、病室における就寝時刻以降の病室内照明装置1が消灯している間に、ベッド近傍に設置された照明装置2が点灯された場合に、患者が覚醒状態であり、離床しそうであると判定装置8にて判定して、通知装置9にて通知するようにしている。
これにより、時計装置6により生成される現在時刻情報が記憶装置7に記憶されている就寝時刻情報となり、病室内照明装置1が消灯されている状態にも関わらず、ベッド近傍の照明装置2が点灯されたことが検出装置3により検出された場合には、患者が目を覚まし、場合によってはベッドから離床するために照明装置2を点灯させたと判定装置8にて判定されるので、病室内照明装置1および照明装置2の点灯状態を検出するだけで患者の覚醒状態、および、患者がベッドから離床しそうであることを通知装置9にて通知することができる。また、患者を撮影することがないため、患者のプライバシーを保護することができ、ベッドの寝床面にマットセンサーを設置することがないため、患者の寝心地を悪くすることも無くなる。
なお、前述した実施形態では、検出装置3は、照明装置2の点灯状態を通電の有無により検出しているが、これに限定されない。例えば、図2に示すように、各照明装置2の点灯状態を照度センサー10により検出するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、病室内照明装置1が就寝時刻に消灯し、点灯時刻に点灯するように構成されているが、これに限定されない。例えば、病室内の照度を図示しない照度センサーで検出し、所定の明るさ未満である場合に病室内照明装置1を点灯するようにしても良い。これにより、就寝時刻となっても病室内が明るい場合や、点灯時刻となっても病室内が暗い場合などでも判定装置8が適切に判定可能となる。
また、前述した実施形態では、通知装置9では、病室識別情報および識別情報のみが表示されているが、これに限定されない。例えば、記憶装置8に記憶されている識別情報に患者氏名を示す患者情報を関連付けて記憶させておくことで、通知装置9にて患者氏名を表示させるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、通知装置9は、情報の表示のみを行っているが、これに限定されない。例えば、音声による通知を行うようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 病室内照明装置
2 照明装置
3 検出装置
4 インターフェース
5 制御装置
6 時計装置
7 記憶装置
8 判定装置
9 通知装置
10 照度センサー

Claims (2)

  1. 病室内に設置され、予め設定されている就寝時刻に消灯する病室内照明装置と、
    前記病室内のベッド近傍に設置され、点灯の操作により点灯する照明装置と、
    前記照明装置が点灯したことを検出する検出装置と、
    前記病室内照明装置が消灯している間に、前記検出装置が前記照明装置の点灯を検出した場合に、前記ベッドを使用している患者が覚醒状態であり、離床しそうであると判定する判定装置と、
    前記判定装置の判定結果を通知する通知装置と、
    を備えたことを特徴とする患者見守りシステム。
  2. 病室内に設置され、予め設定されている就寝時刻に消灯する病室内照明装置と、
    前記病室内のベッド近傍に設置され、点灯の操作により点灯する照明装置と、
    前記ベッド近傍の照度を検出する照度センサーと、
    前記病室内照明装置が消灯している間に、前記照度センサーが所定の値以上の照度を検出した場合に、前記ベッドを使用している患者が覚醒状態であり、離床しそうであると判定する判定装置と、
    前記判定装置の判定結果を通知する通知装置と、
    を備えたことを特徴とする患者見守りシステム。
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