JP6197230B2 - ケーブル被覆材分離装置 - Google Patents
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Description
上記特許文献1に記載のケーブル被覆材分離装置では、上記のような場合、ケーブルの抵抗が大きすぎると、回転刃の回転によってケーブルを下流側に送り出すことができなくなる。また、上記特許文献2に記載のケーブル被覆材分離装置においても、ケーブルの抵抗が大きすぎると、上ローラ及び下ローラの回転によってケーブルを送ることができなくなる。あるいは、これを解決するために上ローラ及び下ローラの駆動力を大きくする必要がある。
本発明に係るケーブル被覆材分離装置によれば、回転刃の対向位置よりも上流側にガイドカバー、下流側にガイド板が設けられ、これらのガイドカバー及びガイド板が上流側にむかって回転刃の対向位置から離れる方向に傾斜している。このため、滑りにくい材質の被覆材を有するケーブルや、湾曲したケーブルの被覆材を切る際にも、ガイドカバーやガイド板がケーブルの動きを妨げることなく、ケーブルに余計な力がかからずにケーブルを搬送することが可能となる。
また、本発明によれば、一対のガイドローラが設けられているので、ケーブルを搬送する際の周囲の部材との接触抵抗を低減することができ、ケーブルのより確実な搬送が可能となる。また、ガイドカバー、ガイド板及びガイドローラによってケーブルの動きが妨げられないので、回転刃の回転によってケーブルを下流側に搬送することができる。本発明では、一対のガイドローラが移動するケーブルとの接触により回転するように回転自在に設けられているので、ガイドローラを駆動手段によって駆動せず、簡単な構造で且つ確実にケーブルを搬送することが可能になる。
この発明の実施の形態においては、回転刃によって被覆材が切られたケーブルは、回転刃の下流側に位置するさばき部によって切り込み部分が押し広げられる。
本発明の実施の形態に係るケーブル被覆材分離装置によれば、回転刃の下流側にさばき部が設けられているので、回転刃で切られた被覆材の切り込み部分を押し広げることができる。したがって、被覆材がケーブル中心の電線から剥がれやすくなり、被覆材が電線から分離しやすくなる。
この実施の形態においては、ガイド板の上流側端部は少なくとも一部がさばき部よりも上流側に位置しているので、回転刃の対向位置から下流側に移動したケーブルがガイド板によってさばき部よりも上流側で案内され、ケーブルの下流側への搬送が安定する。
この別の実施の形態においては、ガイドカバー及びガイド板の少なくとも一方の傾斜面は、平面であるので、簡単な形状でケーブルを下流側に案内することが可能になる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るケーブル被覆材分離装置1の正面図であり、図2は、本発明の第一実施形態に係るケーブル被覆材分離装置1の平面図であり、図3は、図2のA−A線に沿った断面図である。以下では、図1において上下方向をケーブル被覆材分離装置1の上下方向、図1の左右方向をケーブル被覆材分離装置1の左右方向、図2においてケーブル被覆材分離装置1の右側を上流側、左側を下流側として説明する。
上部回転軸8及び下部回転軸10は、互いに平行に、上部ヘッド4のスライド方向と直交する方向に配置され、軸受8A、10Aにそれぞれ軸支されている。上部回転軸8及び下部回転軸10の一端は、支柱2から突出しており、これらの端部にそれぞれ上部回転刃12及び下部回転刃14が固定されている。上部回転軸8及び下部回転軸10の他端は、図示しない駆動機構に接続され、互いに反対方向に回転可能となっている。具体的には、上部回転軸8は図3において時計回りに、下部回転軸10は図3において反時計回りに回転する。
上部回転刃12及び下部回転刃14は、円盤状に形成されて鉛直方向の同一平面上に位置し、その全周に刃が形成されている。上部回転刃12及び下部回転刃14の対向位置、即ち、上部回転刃12の下縁部と下部回転刃14の上縁部との間には、ケーブルCが挿入される隙間G(図4)が形成される。
ケーブル被覆材分離装置1に挿入されるケーブルCは、内部に銅線Xを有し、その周りに被覆材Yが被覆されている。ケーブルCの直径に合わせてハンドル22を操作して移動機構20を駆動し、上部回転刃12と下部回転刃14との間の隙間Gが、銅線Xの直径とほぼ同じとなるように、隙間Gの大きさを調整する。次に、ハンドル44を操作して移動機構42を駆動することによって、ガイドバー34の間の距離が、ケーブルCの直径とほぼ同じとなるように、距離を調整する。この際、ガイドカバー36は、ガイドバー34とともに支持部材40に固定されているので、ガイドバー34の移動とともにガイドカバー36も互いに近接または離間する方向に移動する。また、ガイドローラ39の回転軸39Aは、ブラケット34Aに固定されているので、ガイドバー34の移動とともにガイドローラ39も互いに近接離間する方向に移動する。
一方、ケーブルCが下方向に向かって湾曲した状態でケーブル被覆材分離装置1に挿入された場合、ガイドカバー36の傾斜面36AによってケーブルCが下方から押されるのが回避される。一方で、上部回転刃12及び下部回転刃14を出たケーブルCは、ガイド板38によって下方に湾曲するのが防止される。
上部回転刃12及び下部回転刃14の左右両側にガイドバー34を設けているので、ケーブルCの中心軸を上部回転刃12及び下部回転刃14に合わせるようにケーブルCを案内することができる。したがって、上部回転刃12及び下部回転刃14が、ケーブルCの中心軸に沿って被覆材Yを適切な深さで切ることができる。
次に、本発明の第二実施形態に係るケーブル被覆材分離装置について説明する。本発明の第二実施形態に係るケーブル被覆材分離装置100は、第一実施形態に係るケーブル被覆材分離装置100と比較すると、さばき部が設けられていない点が異なる。
ケーブル被覆材分離装置100にケーブルCが挿入されると、第一実施形態に係るケーブル被覆材分離装置1と同様に、ガイドバー34、ガイドカバー36、ガイドローラ39、及びガイド板38によってケーブルCが案内される。第二実施形態ではさばき部が設けられていないので、上部回転刃12及び下部回転刃14によって被覆材Yが切られたケーブルCは、そのままガイド板38に案内されながら下流側に搬送される。
本実施形態では、さばき部が設けられていないが、その場合であっても、上流側に向かって下方に傾斜する傾斜面であるガイド板38が、ケーブルCを上方に押し上げるように案内する。したがって、ケーブルCが下方に湾曲している場合であっても、ケーブルCが周囲の部材に干渉して移動が妨げられることがなく、ガイド板38がケーブルCをスムーズに移動させることができる。
例えばガイド板は、前述の実施形態では上流側の部分が、さばき部よりも上流側に位置していたが、ガイド板の少なくとも一部がさばき部よりも上流側に位置していればよい。また、ガイド板は、必ずしも上流側端部がさばき部よりも上流側に位置している必要はなく、さばき部よりも下流側に位置していてもよい。
さばき部は、下方から上方に突出するように設けられ、下部回転刃によって切られた被覆材の切り込み部分を押し広げるように構成されていたが、これに限らず、例えばさばき部は上方から下方に突出するように設けられ、上部回転刃によって切られた被覆材の切り込み部分を押し広げるように構成されていてもよい。この場合には、ガイドカバー及びガイド板も上部回転刃側に設けられているのがよい。
12 上部回転刃
14 下部回転刃
32 さばき部
34 ガイドバー
36 ガイドカバー
38 ガイド板
39 ガイドローラ
C ケーブル
X 銅線
Y 被覆材
Claims (4)
- 刃が互いに対向して配置された一対の回転刃と、
前記回転刃の対向位置よりも上流側に位置し、ケーブルを案内するためのガイドカバーと、
前記回転刃の対向位置よりも下流側に位置し、前記回転刃を通過した前記ケーブルを案内するためのガイド板と、を備え、
前記ガイドカバー及び前記ガイド板は、上流側にむかって前記回転刃の対向位置から下方向に傾斜した傾斜面を有し、
前記ガイドカバーと前記ガイド板との間には、前記ケーブルを把持する一対のガイドローラが設けられ、前記ガイドローラは、移動する前記ケーブルとの接触により回転するように回転自在に設けられている、
ことを特徴とするケーブル被覆材分離装置。 - 前記回転刃の下流側に位置し、前記回転刃によって切られた前記ケーブルの被覆材の切り込み部分を押し広げるためのさばき部を有する、
請求項1に記載のケーブル被覆材分離装置。 - 前記ガイド板の上流側端部は、少なくとも一部が前記さばき部よりも上流側に位置している、請求項2に記載のケーブル被覆材分離装置。
- 前記ガイドカバー及び前記ガイド板の少なくとも一方の前記傾斜面は、平面である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のケーブル被覆材分離装置。
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