JP6196736B2 - 計時器用同期機構 - Google Patents

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Description

本発明は、計時器用ムーブメントにおいてトルクを受ける歯車列の回転速度を同期させる機構に関する。
本発明は、さらに、エネルギー貯蔵手段と、及び前記機構を作動させるための機構列とがプレート上に固定されている計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、このようなムーブメントを1つ有する計時器に関する。
本発明は、機械式計時器の規制の分野に関し、特に、機械式腕時計の規制の分野に関する。
計時器用エスケープ機構において、一般的に用いられているスイス式レバーエスケープの効率は比較的低い(35%のオーダー)。
スイス式レバーエスケープにおける損失の主な原因は、以下の通りである。
− 歯に対するパレット石の摩擦
− 車とパレットレバーの無駄な運動に起因する衝撃
− 工作誤差に対処するために必要な損失
スイス式レバーエスケープよりも効率が良い腕時計用ムーブメントにおける新規な同期システムを開発することができると、以下のような恩恵を享受しうる。
− 腕時計の自律性の増加
− 腕時計のクロノメーター特性の改善
− マーケティング上及び審美的な差別化
NXP BV名義の欧州特許出願EP2544370A1は、MEMS共振器について記載しており、これは、間隔を空けてアンカー点の組が配置されておりアンカー点において固定基材に接続している閉じたリングの形をしている共振器用重量体と、リングに固定されているコーム電極構成の組と、基材に固定されており第1のコーム電極と連係する少なくとも1つのコーム電極を駆動する手段と、基材に固定されている少なくともコーム電極を駆動する第2の手段とを有し、このコーム電極が、別のコーム電極と連係し、コーム電極の組及び少なくとも1つの駆動手段に与えられる信号を制御する制御回路を有するものである。
本発明は、スイス式レバーエスケープよりも効率が高い機構を作ることを提案するものである。
本発明は、メインばねによって駆動される歯車列を共振器と同期させるシステムからなる。
このために、本発明は、請求項1に記載の計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、このようなムーブメントを有し、腕時計である計時器に関する。
添付図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
図1〜3は、本発明に係る計時器用ムーブメントの歯車列の回転速度を同期させる機構の概略平面図を示している。これは、変形可能なリングを備えた環状共振器を有し、このリングの変形は、リングの軸のまわりを回転するクランクハンドルとしてはたらく駆動メンバーによってもたらされる。図1と図3は、最大の楕円的な変形の輪郭を示している。 最大の楕円的な変形の輪郭を示している図1と図3の間のリングが実質的に環状の輪郭を有する中性状態を示しており、楕円の軸がこれらの2つの極端な位置の間で置き換わる。 図1と図3は、最大の楕円的な変形の輪郭を示している。 「ワイングラス」タイプの環状共振器を備えた変種の概略平面図であり、これは、固有周波数を低下させるために重みを加えられ、クランクハンドルとしてはたらく駆動メンバーと同期する。 環状の「ワイングラス」タイプの共振器を備えた変種の概略平面図であり、これは、固有周波数を低下させるために重みを加えられ、変形及び/又はインパルスを発生させるためにリングの磁路と連係するように構成している磁性領域を有する車と磁気的に同期する。 「ワイングラス」タイプの環状共振器を有する変種の概略平面図を示しており、これは、固有周波数を低下させるために重みを加えられ、車と磁気的に同期する。 茎部が固定保持されているステムグラスの「チューリップ部分」の近くのラウドスピーカーによって形成される励起源を用いる「ワイングラス」実験の状況の概略側面図を示している。 楕円的な輪郭変形が異なる状態における図7のグラスを振動の波腹及び節の分布とともに示す概略平面図である。 図9〜11は、図1〜3と同様であるが、リングが自由状態において必ずしも環状ではなくエネルギーしきい値を形成する隆起部分を有しており、リングをプレートに接続する可撓性細長材の取り付け点が楕円の長い軸と短い軸の交点にある。 図9と同様である。 図9と同様である。 本発明に係る機構を備えるムーブメントを有する計時器を示すブロック図である。 図13〜18は、本発明の実装に適した特定のリング形状を示している。図13は、外側が環状で内側が四ローブ状のものである。 外側が実質的に三角形で内側が三ローブ状のものである。 実質的に一定の断面を有する実質的に環状のものである。 外側が環状であり、複数の分離した凹部を有するものである。 半径に応じて厚みが変わるものである。 内側が環状であり、外側に複数のT字形の慣性ブロックを有するものである。 リングと駆動メンバーの連係を示すものであり、これらの両方は実質的に環状であり、複数の磁路を有している。 図20〜31は、平面XYにおけるこのような共振器の固有モードを示しており、リングの直径が14.00mm、薄いタイプ、厚みと高さが0.01mmであり、ヤング率が146GPa、密度が2329kg/m3、ポアソン比が0.26のケイ素で作られている。図20は、図22における第1の固有モードが182Hz、図23における第2の固有モードが470Hz、図23と同じだが直交型(図示せず)である第3の固有モード、図24における第4の固有モードが550Hz、図25における第5の固有モードが605Hz、図26における第6の固有モードが692Hzであるものである。 半径方向の長さが1.0mmの23個のバラストを有するものである。これによって、固有モード周波数を相当に大きく低下させることが可能になる。図27における第1の固有モードが33Hz、図28における第2の固有モードが85Hz、図28のものと同じだが直交型(図示せず)である第3の固有モードが89Hz、図29における第4の固有モードが96Hz、図30における第5の固有モードが148Hz、図31における第6の固有モードが155Hzである。
以下、「リング」とは、軸のまわりで広がっており自ら閉じている円環と同様な立体を意味する。この「リング」は、実質的に、軸に対して対称な円環状のリングであるが、正確に軸に対して対称である必要はない。
特定種類の共振器においては、異なる波の実装を組み合わせている。
特に、いわゆる「ワイングラス型」実験室共振器が知られている。これにおいては、茎部分が固定保持されているステムグラスの「チューリップ部分」が特定の音によって励起される。グラスの近くのラウドスピーカーによって発生した励起周波数が、約100Wの信号パワー、800〜900Hzのオーダーのグラスの共振振動数と等しいように選ばれる場合、グラスのチューリップ部分に波のネットワークを作ることができ、これは、チューリップ部分の大きな変形を引き起こす。これは、図7及び8に示すように、茎部分の軸と垂直なグラスの開口部における平面図で見ると、所与の時点でグラスの縁部を楕円形にする。図8は、振動の節N及び波腹Vを示している。この楕円の形は変形可能であり、励起が維持されると、楕円の形が変わってその偏心率が変わり、そして、ワイングラスの縁部の自由な形に対応する偏心率が1である位置を通り抜けて、楕円の長い軸と短い軸が入れ替わるまでになる。このような変形によって、グラスを壊すまでに至ることもある。励起源が放射状に配置される場合、4つの同一の振動波腹の存在が観察され、そのうちの1つは励起源の反対側にあり、振動節は、グラスの軸と励起源によって定められる軸と45°を形成している。
この現象は、定在波に起因している。この定在波は、実質的に環状である環状領域においてグラスの縁部に沿った両方の方向に伝搬する進行波及び後退波の和であると考えることができる。
結果として得られる振動は、以下の式に従う。
u(x,t)=f(x+vt)+g(x−vt)
ここで、fは、進行波を与える関数であり、gは、後退波を与える関数である。
これらの関数f及びgは任意の関数であることができ、グラスの初期励起に依存することができる。
比較的長い時間待つと、定在波を得ることができる。
例えば、fとgがシヌソイド関数
u(x,t)=sin(kx+ωt)+sin(kx−ωt)
である場合、三角法の関係
sin a + sin b = 2sin(a+b)/2cos(a−b)/2
によって、以下の式が成立する。
u(x,t)=2sin(kx)cos(ωt)
これは、定在波である。各点は、cos(ωt)のような位相で振動するが、振幅は異なる。
本発明は、変形可能なリングを工夫して波の一方(例、進行波)のみを励起させることによって、上記の既知の工業上の用途がない原理を拡張することを提案するものである。
そして、この波は、リングの縁部のまわりを励起源と同じ速度で回転することができる。これは、ここにおいては駆動メンバーによって形成されている(これに制限されない)。特に、中央のクランクハンドル又は車によって形成されている。
エスケープに対しては、この駆動メンバーは、以下のことを確実にする。すなわち、
− (振動を維持する)エネルギーの伝達
− 計数
である。なぜなら、駆動メンバーが波と同じ速度で回転するからである。
なお、リングのまわりの波の伝達の速度は、駆動メンバーと無関係であって、リングの特性である。
したがって、システムが適切な寸法構成を有する場合、この駆動メンバーは、波と同じ速度で波を追うはずである。
この波は、リングの材料を伝搬する。波の影響によって、リングが弾性変形する(曲がる)。
好ましくは、励起は連続的である(これに制限されない)。したがって、リング上の1点に焦点がある場合、駆動メンバーがある1点を通過することが正弦波ピークと類似することとなる。信号は、好ましくは、周期的である。
図示した例において、駆動メンバーの存在と関係する波の効果によって、リングを半径方向に押す傾向が発生し、リングが弾性変形する。
励起波はリングの弾性変形の波であり、これは、ほとんど横波であり、実質的に半径方向の変形をもたらす。
このことによって、図示した例において、なぜ、円環から開始して、変形が、主軸が中心のまわりを回転するような楕円のようになるのかがわかる。他の変形形状も思い描くことができることは明らかであろう。
この一又は複数の励起波を受ける物は、好ましくは、実質的に環状の形であり、特定の場合には、完全な回転面を形成するトロイドリングである。
この物を、上記の実験室の例におけるグラスの茎部のように固定保持することができる。
図面には、固定保持された細長材がリングを保持するような複数の変種を示している。好ましくは、これらの細長材は、適正な動作を行うことができるようにリングに対して非常に可撓性がある。
実際に、グラスステムと比較しての分析は、腕時計には不適当であると考えられる。なぜなら、この実施形態においては、グラスの縁部が固定取り付け点から十分な距離離れて変形するために、グラスの壁の高さが大きいことを必要とするからである。
本発明は、駆動メンバーの軸と実質的と同心である変形可能な環状共振器によって計時器機構列の回転速度を同期させる機構に関し、この環状共振器は、伝統的な計時器用歯車列においてエスケープ車に通常割り当てられる機能を満たすものである。好ましくは、この環状共振器は、上記のような「ワイングラス型」共振器と同様なものである。駆動メンバーと共振器の間の相互作用は、機械的であっても非接触式であってもよく、非接触式のものとしては、特に、磁気式及び/又は静電式のものがある。
具体的には、本発明は、ムーブメント10が備えるエネルギー貯蔵手段3で発生したトルクを受ける計時器用ムーブメント10の歯車列2の回転速度を同期させる機構1に関する。
本発明によると、この機構1は、リング7を有する環状共振器6を有し、このリング7は、機構1が備える駆動メンバー8の運動によって引き起こされる作用の影響の下で軸Aのまわりにて変形可能である。この駆動メンバー8は、トルクによって直接又は間接的に駆動され、具体的には、エネルギー貯蔵手段3によって駆動される。特に、歯車列によってバレルから駆動される。
本発明の実装例の1つにおいて、駆動メンバー8の速度は、リング7の全周でのリング7の材料における変形波の伝播速度を定める。
本発明の別の実装において、駆動メンバー8の速度は、定在モードに対応する繰り返し形成される形どうしの間のリング7の振動する定在波を定める。
好ましい実施形態において、駆動メンバー8は、ディスプレー4を駆動する。例えば、計時器用ムーブメント10の第2のディスプレーである。
駆動メンバー8の運動には、回転運動が含まれる。好ましくは、駆動メンバー8の運動は回転運動である。
図15に示すように、本発明の実装例の1つにおいて、駆動メンバー8は、少なくとも1つの遠位端800を有し、これは、制約がない自由状態において、軸Aを中心としてリング7によって形成される最も小さな直径を軸Aの外側方向に越えるように位置している。具体的には、少なくとも1つの遠位端800は、軸Aに対する半径方向外側に突き出る隆起部分700の形にリング7を局所的に変形させる。
より詳細には、少なくとも1つの遠位端800は、制約がない自由状態にて、軸Aの側の内周にてリング7に形成された少なくとも1つの凹部71と連係するように構成している。
特定の実施形態において、リング7は、制約がない自由状態にて、軸Aの側の内周にて、軸Aの方を向いている少なくとも1つの隆起70を有しており、これは、軸Aを中心としてリング7によって形成される最も小さな直径を形成している。
特定の実施形態において、駆動メンバー8と環状共振器6の間の相互作用は機械的である。
特定の静的な実施形態において、駆動メンバー8は、リング7の遠心方向に、軸Aを中心とする少なくとも1つの半径方向の力をはたらかせる。
好ましい実施形態において、リング7は、複数の可撓性細長材9によって、計時器用ムーブメント10が備えるプレート5に固定され、この可撓性細長材9は、第1の代替実施形態において、リング7よりも可撓性があり、これは、実質的に軸Aを中心とするリング7を保持し、軸Aに垂直な同じ平面P内にリング7の運動を制限するように構成しており、リング7の慣性の中心の運動が、平面Pにおけるリング7の最も小さな外側寸法の10分の1よりも小さい範囲に制限されている。
第2の代替実施形態において、これらの可撓性細長材9は、リング7よりも剛性が大きい。
図1〜4及び9〜11に示すように、第1の変種実施形態において、環状の「ワイングラス」タイプの共振器6が、クランクハンドルとして作用する駆動メンバー8と同期される。図2は、安静状態の共振器の形を示しており、図1及び3は、環状共振器6がクランクハンドルの進行中にとることができる極限状態を示している。
好ましいことに、環状共振器6のリング7は、リング7よりも可撓性が高い複数の可撓性細長材によって、計時器用ムーブメント10が備えるプレート5に固定され、この可撓性細長材は、軸Aを中心とするリング7を保持し、軸Aに垂直な同じ平面Pにおけるリング7の運動を非常に小さな運動距離の範囲に制限するように構成している。特に、この平面Pにおけるリング7の最も小さな外側寸法の10分の1よりも小さな運動距離の範囲に制限する。図示した好ましい場合において、静止状態において、リング7は、実質的に環状であり、この小さな方の寸法は、リング7の極端な変形に対応する楕円の小さな軸の長さである。図9〜11は、同様の構成を示しているが、可撓性細長材9は、図面の水平軸に対して90°を法とする45°(45° modulo 90°)において振動節になることができる領域に取り付けられており、環状共振器は、厳密には自由状態の回転でなく、図10に示すように、リングに対して付加的な半径方向の力をかけて可撓性細長材9を越えることを駆動メンバーに強いるような2つの束縛部分を有する。
駆動メンバー8と環状共振器6の間の相互作用は、機械的なタイプのものであり、駆動メンバー8は、リング7に対して半径方向外側の力を与える。
第2の変種実施形態において、駆動メンバー8と環状共振器6の間の相互作用は、磁石及び/又は磁極を有する磁気的相互作用手段11によって達成される。
特定の実施形態において、リング7は、磁石又は磁極を複数である第1の数有し、駆動メンバー8は、磁石及び磁極を複数である第2の数有し、第1の数は、リング7と駆動メンバー8が速度増減機構をともに形成するように第2の数とは異なっている。具体的には、第1の数は、第2の数と1異なっている。
特定の実施形態において、磁気的相互作用手段11又は磁石の形は、磁位のランプ(傾斜)を形成する第1の領域と、及び磁位の障壁を形成する第2の領域を定め、これによって、駆動メンバー8と環状共振器6の間にインパルスを閉じ込める。
第3の変種において、駆動メンバー8と環状共振器6の間の相互作用は、エレクトレット及び/又は静電気伝導性の棒体を有する静電相互作用手段によって達成される。
図5に示すように、第2又は第3の変種において、磁気又は静電相互作用手段11あるいは磁石又はエレクトレットの形はそれぞれ、磁位ランプを形成する第1の領域と、及び磁位障壁を形成する第2の領域とを定め、これによって、駆動メンバー8と環状共振器6の間にインパルスを閉じ込める。図5の実施形態において(これに制限されない)、駆動メンバー8は、T字形の磁石81を支えており、これは、駆動メンバー8とリング7の特定の相対的位置において、まず、部分的な重ね合わせを達成し、そして、リング7の領域との全体的な重ね合わせを達成する。このリング7は、磁路71を備えることができ、また、備えなくてもよい。磁石81と磁路71の間の連係は漸進的である。すなわち、磁石81の第1の枝部82が、磁位ランプを形成している対向している磁路71と連係し始め、次に、これと交差している磁石81の棒部83が、インパルスを発生させる実際の磁位障壁を形成する。
図4、5、21、27〜31に示す好ましい変種において、リング7は、その周部において連続的又は周期的な重みを加えられている。これは、例えば、慣性ブロック75によって達成される。これによって、装備されるリング7の外観が車両のトラック路のようになる。
図27〜31は、第1の固有モードの周波数を低下させるためにこれらのバラストによってもたらされる利点を示している。
具体的には、連続的又は周期的な形態でリング7に重みが加えられている。
特定の実施形態において、リング7は複数の慣性ブロック75によって重みが加えられている。
特定の実施形態において、少なくともいくつかの慣性ブロック75が、軸Aに対するリング7の外側に延在し、T字形の輪郭を有しており、このT字形の輪郭の垂直方向の棒部分は、軸Aを中心とする半径方向を向いており、T字形の輪郭の交差方向の棒部分は、軸Aに垂直であり、軸Aから最も遠い。
図4は、固有周波数を低下させるように重みが加えられておりクランクハンドルと同期する環状の「ワイングラス型」共振器6を示している。図5は、固有周波数を低下させるために重みが加えられており車と磁気的に同期する「ワイングラス型」環状共振器6を示している。
車と共振器の間の相互作用要素として磁石を使用することによって、摩擦損失、衝撃ノイズ及び「低下」に起因する損失をなくすことが可能になる。磁石の形は、インパルスを閉じ込めるランプ/障壁の効果が発揮されるように、最適化することができる。
第1の機械的な変種においては、駆動メンバー8は、好ましいことに、リング7の機械的変形を引き起こすクランクハンドルである。
図5及び6のような実施形態では、駆動メンバー8は、リング7に対して非接触の力をはたらかせるように構成している車である。
特定の実施形態において、車は、軸Aの側でリング7の内周面で転がる又は滑るように構成している少なくとも1つのローラー85を備えるクランクハンドルを形成するアームを支えている。
上記の実施形態の1つ又は他の実施形態においては、リング7は、その周部に沿って変化する断面及び/又は厚みを有することができる。
特定の実施形態において、制約がない自由状態では、リング7は、軸Aと直交する平面Pにおいて多角形ないし多ローブ形(polylobate shape)を有する。
特定の好ましい実施形態において、リング7は、マイクロ機械加工可能な材料又はケイ素で作られており、軸Aを通る任意の平面にて長方形の断面を有する。
特定の実施形態において、リング7は、計時器用ムーブメント10が備えるプレート5への接続用の複数の可撓性細長材9と一体的に形成されている。具体的には、リング7は、複数の可撓性細長材9及びプレート5と一体的に形成されている。
特定の実施形態において、駆動メンバー8は、エネルギー貯蔵手段3と駆動メンバー8の間に挿入された速度増減機構によって駆動される。図6に示すように、この速度増減機構は、磁気結合機構である。図6は、固有周波数を低下させるために重みを加えられ、磁気的増速ギアを介して磁気的に車と同期する「ワイングラス型」環状共振器6を示している。この磁気的増速ギアは、共振器の固有周波数よりも低い周波数で回転するエスケープ車を有するように構成している。
特定の実施形態において、駆動メンバー8は、第1のピッチの交番磁界81を伴う第1のディスクを有し、これは、第1のピッチと非常に近いが異なる第2のピッチの磁界82を伴う第2のディスクと連係している。
図示しない別の変種においては、機械的な相互作用と磁気的又は静電的な相互作用が組み合わさっている。
本発明は、さらに、プレート5上で固定されたエネルギー貯蔵手段3と駆動メンバー8を有する計時器用ムーブメント10に関し、エネルギー貯蔵手段3は、環状共振器6を有する前記機構1を作動させるために歯車列2にトルクを伝達するように構成しており、前記プレート5には可撓性細長材9によってリング7が固定されており、駆動メンバー8は、歯車列2によって駆動され、駆動メンバー8は、表示手段4を制御する。特に、ムーブメント10の秒表示のための手段を制御する。
本発明は、さらに、前記ムーブメント10を1つ有する計時器100に関する。具体的には、この計時器200は腕時計である。
本発明は、以下のような相当に大きい利点を有する。本発明によって、スイス式レバーエスケープの無駄な運動をなくし、これによって、衝撃に起因する損失をなくすことが可能になる。エスケープの効率が相当に向上する。
このような環状共振器にはピボットがなく、したがって、バランスばねのピボットにおける摩擦損失が発生しない。
無駄な運動がないために、共振器の周波数を大きくすることができ、結果的に、腕時計のQ及び精度を向上することができる。
クランクハンドルを備えた変種は、純粋に機械的な同期システムであり、分離することができない。
本発明は、エスケープと共振器の分野における革新を提案するものである。また、鼓動する心臓と視覚的に類似しているために強い情緒的な潜在力を有する。

Claims (27)

  1. 歯車列(2)とエネルギー貯蔵手段(3)とが同じプレート(5)上に固定されている計時器用ムーブメント(10)であって、
    前記歯車列(2)は、当該計時器用ムーブメント(10)内でトルクを受け、
    前記エネルギー貯蔵手段(3)は、所与の固有共振振動数を有し当該計時器用ムーブメント(10)内に設けられる共振器(6)と前記歯車列(2)を同期させる機械的な機構(1)を作動させるために前記歯車列(2)にトルクを伝達するように構成しており、
    前記共振器(6)は、軸(A)のまわりに配置されたリング(7)を有する環状共振器であり、
    前記リング(7)は、前記機構(1)内に設けられる駆動メンバー(8)の運動によって引き起こされる作用によって周期的に変形するように構成しており、
    前記駆動メンバー(8)は、前記歯車列(2)によって直接又は間接的に回転運動するように駆動され、
    前記駆動メンバー(8)と前記環状共振器(6)の間の相互作用は、磁石及び/又は磁極を有する磁気的相互作用手段(11)によって達成され、
    前記リング(7)は、磁石又は磁極を複数である第1の数有し、
    前記駆動メンバー(8)は、磁石又は磁極を複数である第2の数有し、
    前記第1の数は、前記第2の数とは異なっており、これによって、前記リング(7)と前記駆動メンバー(8)が速度増減機構をともに形成している
    ことを特徴とする計時器用ムーブメント(10)。
  2. 前記第1の数は、第2の数と1異なっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  3. 前記磁気的相互作用手段(11)又は前記磁石の形は、磁位ランプを形成する第1の領域と、及び磁位障壁を形成する第2の領域とを定め、これによって、前記駆動メンバー(8)と前記環状共振器(6)の間にインパルスを閉じ込める
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  4. 前記駆動メンバー(8)は、前記リング(7)に非接触で作用するように構成している車である
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  5. 前記車は、軸(A)の側の前記リング(7)の内周面で回転又は滑るように構成している少なくとも1つのローラー(85)を備えるクランクハンドルを形成するアームを支えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  6. 前記所与の固有共振振動数は、当該変形波と同じ速度で当該変形波を追う前記駆動メンバー(8)の運動時における、前記リング(7)の全周にわたっての前記リング(7)の材料における変形波の伝搬速度を定める
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  7. 前記所与の固有共振振動数は、当該変形波と同じ速度で当該変形波を追う前記駆動メンバー(8)の運動時における、定常モードに対応する繰り返される形態どうしの間の前記リング(7)の振動の定在波を定める
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  8. 前記駆動メンバー(8)は、当該計時器用ムーブメント(10)のディスプレー(4)を駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  9. 前記駆動メンバー(8)の運動には、少なくとも1つの回転運動を伴う
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  10. 前記駆動メンバー(8)の運動は、回転運動である
    ことを特徴とする請求項9に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  11. 前記駆動メンバー(8)は、前記軸(A)を中心として前記リング(7)によって示される最も小さな直径を前記軸(A)の外側方向に越えるように位置している少なくとも1つの遠位端(800)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  12. 前記リング(7)は、前記軸(A)に対して半径方向外側に隆起している隆起部分(700)を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  13. 前記少なくとも1つの遠位端(800)は、応力を与えられていない自由状態において、前記軸(A)の側の前記リング(7)の内周にて前記リング(7)にて設けられた少なくとも1つの凹部(71)と連係するように構成している
    ことを特徴とする請求項11に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  14. 前記リング(7)は、応力を与えられていない自由状態において、前記軸(A)の側の前記リング(7)の内周にて、前記軸(A)を中心とする最も小さな直径を前記リング(7)が形成するような前記軸(A)に対向している少なくとも1つの隆起部分(70)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  15. 前記リング(7)は、前記リング(7)よりも可撓性が高い複数の可撓性細長材(9)によって前記プレート(5)に固定されており、
    この可撓性細長材(9)は、実質的に前記軸(A)の位置に中心化するように前記リング(7)を維持し、前記軸(A)に垂直な同じ平面(P)内に前記リング(7)の運動を制限し、これにおいて、前記リング(7)の慣性中心の運動が前記平面(P)における前記リング(7)の最も小さな外側寸法の10分の1よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  16. 前記リング(7)は、前記リング(7)よりも剛性が高い複数の可撓性細長材(9)によって前記プレート(5)に固定されており、
    この可撓性細長材(9)は、実質的に前記軸(A)の位置に中心化するように前記リング(7)を維持し、前記軸(A)に垂直な同じ前記平面(P)内に前記リング(7)の運動を制限し、これにおいて、前記リング(7)の慣性中心の運動が前記平面(P)における前記リング(7)の最も小さな外側寸法の10分の1よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  17. 前記リング(7)には、連続的又は周期的な形態で、周部に重みを加えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  18. 前記リング(7)には、複数の慣性ブロック(75)によって重みを加えられている
    ことを特徴とする請求項17に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  19. 前記慣性ブロック(75)のうちの少なくとも一部は、前記軸(A)に対して前記リング(7)の外側に延在し、この慣性ブロックは、T字の縦の棒が前記軸(A)に対して半径方向に延在しT字の横の棒が前記軸(A)に最も遠い位置で前記軸(A)に対する半径方向とは垂直に延在するようなT字形の輪郭を有する
    ことを特徴とする請求項18に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  20. 前記リング(7)は、その周部に沿って変化する断面及び/又は厚みを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  21. 応力が与えられていない自由状態において、前記リング(7)は、前記軸(A)と直交する平面(P)において多角形ないし多ローブ形を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  22. 前記リング(7)は、マイクロ加工可能な材料又はケイ素で作られており、前記軸(A)を通るすべての平面において長方形の断面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  23. 前記リング(7)は、前記プレート(5)に接続する前記複数の可撓性細長材(9)と一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項22に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  24. 前記リング(7)は、前記複数の可撓性細長材(9)及び前記プレート(5)と一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項23に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  25. 請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)を有し、腕時計である
    ことを特徴とする計時器(100)。
  26. 環状共振器(6)を有する機構(1)を作動させる歯車列(2)にトルクを伝達するように構成しているエネルギー貯蔵手段(3)がプレート(5)に固定されており、
    前記リング(7)は、前記可撓性細長材(9)によって前記プレート(5)に固定されており、
    前記駆動メンバー(8)は、前記歯車列(2)によって駆動され、
    前記駆動メンバー(8)は、当該計時器用ムーブメント(10)のディスプレー手段(4)を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器用ムーブメント(10)。
  27. 請求項26に記載の計時器用ムーブメント(10)を有し、腕時計である
    ことを特徴とする計時器(100)。
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