JP6195728B2 - 固体撮像素子および撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6195728B2
JP6195728B2 JP2013095038A JP2013095038A JP6195728B2 JP 6195728 B2 JP6195728 B2 JP 6195728B2 JP 2013095038 A JP2013095038 A JP 2013095038A JP 2013095038 A JP2013095038 A JP 2013095038A JP 6195728 B2 JP6195728 B2 JP 6195728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
row
solid
imaging device
state imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013095038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014216978A5 (ja
JP2014216978A (ja
Inventor
崇 後藤
崇 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2013095038A priority Critical patent/JP6195728B2/ja
Priority to PCT/JP2014/002335 priority patent/WO2014178179A1/ja
Priority to KR1020157032272A priority patent/KR101732301B1/ko
Priority to TW103115447A priority patent/TWI611695B/zh
Publication of JP2014216978A publication Critical patent/JP2014216978A/ja
Publication of JP2014216978A5 publication Critical patent/JP2014216978A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6195728B2 publication Critical patent/JP6195728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)

Description

本発明は、光の照射を受けて電荷を発生する光電変換部を備えた固体撮像素子およびその固体撮像素子を備えた撮像装置に関するものである。
近年、固体撮像素子の高感度化、画素微細化に対応するために、シリコン基板の上方に一対の電極とこれらで挟まれた光電変換層を含む光電変換部を設け、この光電変換層で発生した電荷を上記一対の電極の一方からシリコン基板に移動させて蓄積し、この蓄積電荷に応じた信号を、シリコン基板に形成した信号読出し回路で読み出す光電変換層積層型の固体撮像素子が注目されている。
このような固体撮像素子として、たとえば特許文献1には、図11に示すように、光電変換部201と、光電変換部201において発生した電荷を蓄積するフローティングディフュージョンFD(以下、単にFDという)と、FDに蓄積された電荷に対応した電圧を出力する出力トランジスタ202と、FDに蓄積された電荷をリセットするリセットトランジスタ203と、出力トランジスタ202から出力された信号を信号線に選択的に出力する選択トランジスタ204とを備えた画素部200が2次元状に多数配列された固体撮像素子が提案されている。この固体撮像素子は、FDと光電変換部201との間にトランジスタが設けられていない、いわゆる3トランジスタの構成の回路であり、FDと光電変換部201とが電気的に直接接続されたものである。
ここで、上述したような固体撮像素子においては、画素部200の各行についてそれぞれ排出および電荷信号の読み出し動作が順次行われる。図12は、n行目〜n+2行目の画素部200の排出および電荷信号の読み出し動作のタイミングの示すものである。
図12に示すように、蓄積期間の開始時には、まず、不要電荷の排出が行われる。排出は、リセットパルスRSによって画素部200のリセットトランジスタ203がオンされ、FDに蓄積された電荷がリセットされることで行われる。
リセットトランジスタ203がオフされ、排出が完了するとこの時点からFDへの電荷の蓄積が開始する。そして、所定の電荷蓄積期間が経過した際に、画素部200に選択パルスRWが出力され、この選択パルスRWによって選択トランジスタ204がオンし、これによりFDに蓄積された電荷信号が出力トランジスタ202によって電圧信号に変換さ
れ、蓄積信号として信号線に出力される。その後、リセットトランジスタ203をオンすることで、FDがリセットされ、リセットされた後のFDの電位がリセット信号として信号線に出力される。蓄積信号とリセット信号との差分を画像信号として用いることで、固定パターンノイズの少ない画像の取得が可能となる。
上述したような画素部200の行毎の排出および電荷信号の読み出し動作が、画素部200の列方向に順次走査されて行われることによって1フレームの画像信号が取得される。
特開2011−54746号公報 国際公開第2012/137445号
ここで、上述したような固体撮像素子においては、図11に示すように、画素部の配線や基板の不純物領域などの寄生容量に起因して、異なる行の隣接する画素部200間において容量カップリングが発生してしまう。特に、画素部の微細化が進むと、画素部本来の容量が小さくなるのに加えて、レイアウトの制限も厳しくなるため、容量カップリングの影響が必然的に大きくなってしまう。
特に、上述した3トランジスタの構成では、画素ごとにFDが必要なこと、FDと光電変換部201との間にトランジスタが設けられておらず電気的に直接つながっていることから、隣接する画素部200のFD間の容量カップリングの影響が大きくなりやすい。この影響について説明する。
図13は図11に示す固体撮像素子において、全ての画素に均一な光が入射する条件で撮像を行った場合の駆動とFD電位の時間変化を示している。実線は容量カップリングが一切ない場合の理想的なFD電位を表し、破線は容量カップリングの影響を受けた場合のFDの電位変化を表す。隣接画素のFD電位の変化に伴い、着目画素のFD電位が変化してしまうのが、容量カップリングの影響がある場合の特徴である。
各行は図中の排出の時点でそれまでFDに蓄積していた電荷を排出し、読み出しの時点で排出から読み出しまでの蓄積期間にFDに蓄積した信号電荷を読み出す。ここで、n+1行目に注目すると、時刻t1において信号の読み出しが完了し、FDの電位が基準電位になる。その後、時刻t2において排出を行い、FDの電位を基準電位にした上で、蓄積を開始する。そして時刻t5において読み出しを行い、時刻t2から時刻t5の間にFDに蓄積した信号電荷に応じた信号を出力する。
一方、n行目に注目すると、時刻t2より前の時刻t3において排出を行い、蓄積を開始する。そして、時刻t2より後の時刻t4において読み出しを行う。すなわち、n行目の蓄積期間中(t3〜t4の間)にn+1行目の排出を行うことになる。
ここでn行目とn+1行目の間の容量カップリングが大きい場合、時刻t2におけるn+1行目のFD電位の大きな変化に伴い、n行目のFD電位も変化してしまう。容量カップリングがない場合には時刻t3から時刻t4まで単調にFD電位が変化するのに対し、容量カップリングが大きい場合、時刻t3から時刻t2まで単調にFD電位が変化した後、時刻t2において電位が一旦下がり、時刻t4までその電位から信号電荷の蓄積によってFD電位が上昇することになる。このため、時刻t4においてn行目の信号を読み出す際に、実線で示した本来の信号レベルに比べて、点線で示すような本来の信号レベルよりも低い信号レベルになってしまう。
このような信号レベルの異常は、読み出す信号に比べて排出する際の電位変化が大きいほどに目立ちやすい。このため、固体撮像素子に入射する光が大きく、フレーム期間に比べて蓄積期間が短いほどこの影響が顕著になる。この結果、信号量が小さい場合のS/Nの低下や、露光期間に対する信号の直線性(リニアリティ)の低下などの問題を引き起こす。
また、たとえば上述した固体撮像素子において、ベイヤー配列のカラーフィルタが設けられている場合には、画素部200の列方向について、赤フィルタ(R)と緑フィルタ(G)とが交互に配列された画素部の列と、青フィルタ(B)と緑フィルタ(G)とが交互に配列された画素部の列とが存在することになる。
このような固体撮像素子に対して、R光とG光とを含むY光が照射された場合、緑フィルタが設けられた画素部200が、赤フィルタが設けられた画素部200と同じ列にある場合には、図14の上段に示すように、赤フィルタが設けられた画素部200の排出によって、緑フィルタが設けられた画素部200のFDの電位が減少し、その電荷信号G1の大きさが小さくなることになる。
一方、緑フィルタが設けられた画素部200が、青フィルタが設けられた画素部200と同じ列にある場合には、図14の下段に示すように、青フィルタが設けられた画素部200には光が入射せず、そのFDの電位も変化しないため、青フィルタが設けられた画素部200の排出によって、緑フィルタが設けられた画素部200のFDの電位が影響を受けることはなく、上記電荷信号G1よりも大きい電荷信号G2が取得される。
すなわち、画素部200の列によって緑フィルタが設けられた画素部200の感度が異なるためカラーバランスが本来とは異なるものとなり、適切な画像信号を取得することができない。
また、たとえば上述した固体撮像素子においては容量カップリングに起因して残像が発生する。この影響を図15を用いて説明する。
まず、各行の排出前までに10000個の電子がFDに蓄積されており、隣接する行のカップリング率が1%の場合について説明する。なお、カップリング率とは、隣接する画素部200のFD間の電位変化の影響度のことである。例えば、カップリング率1%の場合、隣接画素の信号が変化した際に、その1%だけ信号が変化することを表している。カップリング率は寄生容量とFDの蓄積容量との比で決まり、画素部200のサイズが小さくなるほどレイアウトの自由度が下がり、カップリング率が高くなり易いことになる。
まず、n行目の排出によってn行目のFDに蓄積された10000個の電子は0個になる。しかしながら、次いで実行されるn+1行目のFDの排出により、n行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+1行目のFDに蓄積されている10000個の電子が0個になるのに伴い、(0−10000)個の電子の1%の電子数に相当する電位となる。すなわち、n行目のFDは−100個の電子に相当する電位となる。そして、このあとn行目の読み出しが行われるため、n行目からは−100個の電子に相当する黒沈み残像が発生する。n+1行目についても同様に−100個の電子に相当する黒沈み残像が発生する。このように、隣接画素行間の容量カップリングに起因して蓄積電荷量×(−カップリング率)の残像が発生する。
そこで、上述したような隣接画素行間の容量カップリングの影響を抑制するため、たとえば特許文献2に記載されているように、各行の排出動作の前に、予備的な電荷の排出である予備排出を行うことが考えられる。以下、この予備排出を行った場合の作用について説明する。
図16は、n行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行う場合の動作タイミングを示すものである。図16に示すように、n行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行った場合には、n+1行目の予備排出を行うことによってn+1行目の排出時におけるFDの電位変化を小さくすることができるので、n+1行目の排出がn行目の蓄積信号におよぼす影響を小さくすることができる。以下、図17を参照しながらこの影響を定量的に説明する。
まず、各行の予備排出前までに10000個の電子がFDに蓄積されており、隣接する行のカップリング率が1%の場合について説明する。
まず、n+1行目の予備排出によってn+1行目のFDに蓄積された10000個の電子は0個になる。しかしながら、次いで実行されるn+2行目のFDの予備排出により、n+1行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+2行目のFDに蓄積されている10000個の電子が0個になるのに伴い、10000個の電子の−1%の電子数に相当する電位となる。すなわち、n+1行目のFDは−100個の電子に相当する電位となる。そして、この状態において次にn+1行目の排出が行われると、この排出による容量カップリングの影響を受けて、n行目においては、n+1行目のFDに蓄積されている−100個の電子の−1%の電子数に相当する電位変動が発生する。すなわち、n行目の排出後に蓄積された電荷信号に対して電子1個に相当するオフセット電位が付加されることになる。
このように、カップリング率が1%程度であって比較的低い場合には、10000個の蓄積信号に対して、電子1個に相当するオフセット電位が付加されるに過ぎないので、図16に示すようなタイミングで予備排出を行うようにすれば、隣接画素行間の容量カップリングの影響を十分に抑制することができる。
しかしながら、カップリング率が比較的高い場合には、上述したオフセット電位が大きくなって問題となる場合がある。たとえばカップリング率が5%である場合について、図18を参照しながら説明する。
まず、n+1行目の予備排出によってn+1行目のFDに蓄積された10000個の電子は0個になる。しかしながら、次いで実行されるn+2行目のFDの予備排出により、n+1行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+2行目のFDに蓄積されている10000個の電子が0個になるのに伴い、10000個の電子の−5%の電子数に相当する電位となる。すなわち、n+1行目のFDは−500個の電子に相当する電位となる。そして、この状態において次にn+1行目の排出が行われると、この排出による容量カップリングの影響を受けて、n行目においては、n+1行目のFDに蓄積されている−500個の電子の−5%の電子数に相当する電位変動が発生する。すなわち、n行目の排出後に蓄積された電荷信号に対して電子25個に相当するオフセット電位が付加されることになる。一般的にノイズとして許容される範囲が電子3個に相当する電位変動であることを考えると、電子25個に相当するオフセット電位は非常に大きいものであり問題となる。
すなわち、図15に示すようにn行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行うようにした場合でも、結果的には、本来の電荷信号に対して、「予備排出時の排出電荷量×(−カップリング率)」がオフセットとして付加されることになり、カップリング率が高い場合には無視することができない。
本発明は、上記の事情に鑑み、隣接する画素行間に形成される容量カップリングが比較的大きい場合においても、その影響を十分に抑制することができる固体撮像素子およびその固体撮像素子を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、入射光の光量に応じた信号電荷を発生する光電変換部と、光電変換部において発生した信号電荷を蓄積する蓄積部と、蓄積部に蓄積された信号電荷に応じた電圧を出力する出力回路とを含み、光電変換部と蓄電部と出力回路の入力ノードとが電気的に接続された画素部が二次元状に複数配列され、蓄積部に蓄積された信号電荷を排出し、その排出後、電荷蓄積期間経過時において蓄電部に蓄積された信号電荷を読み出す電荷蓄積読出動作を行順次に行うものであり、各行において排出の前に、蓄電部からの予備的な電荷の排出である予備排出を少なくとも2回行い、かつn(nは自然数)行目の排出の前に、n+1行目の第1の予備排出を行い、n行目の排出の直前に行われるn行目の第1の予備排出の前に、n+1行目の第2の予備排出を行うものであることを特徴とする。
また、上記本発明の固体撮像素子においては、蓄電部が基準電位となるようにフィードバック制御を行うフィードバック制御回路を、画素部の列毎に設けることができる。
また、フィードバック制御回路を、排出、信号電荷の読み出し、第1の予備排出および第2の予備排出の際にフィードバック制御を行うものとできる。
また、排出、信号電荷の読み出し、第1の予備排出および第2の予備排出のうちの少なくとも1つの動作とその少なくとも1つの動作以外の動作とを、1行の走査期間内において、異なる行で異なるタイミングで行うことができる。
また、排出、信号電荷の読み出し、第1の予備排出および第2の予備排出のタイミングを制御するためのパルス信号を出力するタイミングジェネレータを設け、タイミングジェネレータを、1行の走査期間内において、上記少なくとも1つの動作のタイミングを制御するためのパルス信号と、上記少なくとも1つの動作以外の動作のタイミングを制御するためのパルス信号とを異なるタイミングで出力するものとできる。
また、排出、信号電荷の読み出し、第1の予備排出および第2の予備排出のタイミングを制御するシフトレジスタを、動作毎にそれぞれ設けることができる。
また、第1の予備排出または第2の予備排出の時間を、排出の時間よりも短くすることができる。
また、画素部を、画素単位で区画された第1の電極と光電変換部を挟んで画素電極に対向して設けられた第2の電極とを備えたものとし、第2の電極を、全ての画素部について共通の電極とできる。
また、光電変換部を、有機光電変換膜を含むものとできる。
また、有機光電変換膜を、全ての画素部について共通なものとできる。
また、光電変換部からの信号電荷を正孔とすることができる。
また、光電変換部からの信号電荷を電子とすることができる。
また、蓄電部に保護回路を設けることができる。
本発明の撮像装置は、上記本発明の固体撮像素子を備えたことを特徴とする。
本発明の固体撮像素子および撮像装置によれば、各行において排出の前に、蓄電部からの予備的な電荷の排出である予備排出を少なくとも2回行い、かつn(nは自然数)行目の排出の前に、n+1行目の第1の予備排出を行い、n行目の排出の直前に行われるn行目の第1の予備排出の前に、n+1行目の第2の予備排出を行うようにしたので、各行の画素部の排出におけるFDの電圧変化を小さくできる。これにより、たとえばn行目とn+1行目に容量カップリングがある場合にも、n+1行目の排出の際の電圧変化が小さいため、容量カップリングによるn行目の信号の異常を低減でき、適切な画像信号を取得することができる。なお、上記予備排出の作用効果については後で詳述する。
本発明の固体撮像素子の一実施形態を構成する画素部を示す図 本発明の固体撮像素子の一実施形態の断面模式図 図2に示す固体撮像素子の周辺回路を含む全体構成を示す図 本発明の固体撮像素子の一実施形態における第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出しのタイミングの一例を示す図 n行目〜n+3行目の各行の画素部のFDの電位変化を示す図 タイミングジェネレータから出力されるパルス信号とn−1行〜n+1行の各行における動作タイミングとの関係の一例を示す図 タイミングジェネレータから出力されるパルス信号とn−1行〜n+1行の各行における動作タイミングとの関係のその他の例を示す図 画素部の読出し回路を鏡像関係でレイアウトした場合における蓄電部FDの位置関係を示す図 図8に示す蓄電部FDの位置関係の場合に、予備排出を行うことなく排出のみを行った場合の蓄電部FDの電位変化を示す図 蓄電部FDに保護回路を設けた構成を示す図 従来の固体撮像素子の画素部の構成と容量カップリングとを示す図 従来の固体撮像素子の排出および電荷信号の読み出しを説明するためのタイミングチャート 従来の固体撮像素子における容量カップリングの影響を説明するための図 従来の固体撮像素子における容量カップリングによる偽信号の影響を説明するための図 従来の固体撮像素子における容量カップリングによる残像の影響を説明するための図 n行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行う場合の動作タイミングの一例を示す図 n行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行った場合における容量カップリングによる残像の影響を説明するための図 n行目の排出の前にn+1行目の予備排出を行った場合における容量カップリングによる残像の影響を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の固体撮像素子の一実施形態について説明する。本実施形態の固体撮像素子は、後で詳述する予備排出に特徴を有するものであるが、まずは、本実施形態の固体撮像素子の構成について説明する。図1は、本実施形態の固体撮像素子を構成する画素部を示す図である。本実施形態の固体撮像素子は、図1に示す画素部10を2次元状に多数配列したものである。
画素部10は、図1に示すように、光電変換部11と、フローティングディフュージョンFD(蓄積部に相当する)(以下、単にFDという)と、出力トランジスタ12と、リセットトランジスタ13と、選択トランジスタ14とを備えている。そして、出力トランジスタ12、リセットトランジスタ13および選択トランジスタ14は、それぞれnチャネルのMOSトランジスタで構成されている。なお、画素部10のサイズは5μm以下であることが望ましい。
光電変換部11は、画素電極104(第1の電極に相当する)と、画素電極104に対向して設けられた対向電極108(第2の電極に相当する)と、画素電極104と対向電極108との間に設けられた光電変換層107とを備えている。
画素電極104は、画素部10毎に区分された薄膜電極であり、たとえばITO、アルミニウム、窒化チタン、銅、タングステンなどのような透明または不透明な導電性材料から形成されるものである。画素電極104は、光電変換層107において発生した電荷を画素部10毎に捕集するものである。
対向電極108は、画素電極104との間で光電変換層107に電圧を印加し、光電変換層107に電界を生じさせるための電極である。対向電極108は、光電変換層107よりも光の入射面側に設けられており、対向電極108を透過して光電変換層107に光を入射させる必要があるため、入射光に対して透明なITOなどの導電性材料から形成される。なお、本実施形態における対向電極108は、全ての画素部10で共通の1枚の電極から構成されるものであるが、画素部10毎に分割する構成としてもよい。
光電変換層107は、入射光を吸収し、その吸収した光量に応じた電荷を発生する有機光電変換膜または無機光電変換膜を含むものである。なお、光電変換層107と対向電極108との間、または光電変換層107と画素電極104との間に、電極から光電変換層107へ電荷が注入されるのを抑制する電荷ブロッキング層などの機能層を設けるようにしてもよい。
本実施形態の画素部10においては、光電変換層107で発生した電荷のうち正孔が画素電極104に移動し、電子が対向電極108に移動するように、対向電極108に対してバイアス電圧が印加される。光電変換層107が十分に高い感度を発現するように、バイアス電圧としては、読出し回路の電源電圧Vdd(図1において出力トランジスタ12のドレインに供給されている電圧、たとえば3V)よりも高い電圧(5〜20V程度、たとえば10V)を用いることが望ましい。
FDは、画素電極104と電気的につながったn形不純物領域からなるものである。画素電極104に捕集された正孔の量に応じてFDの電位が変化するため、FDは電荷蓄積部として機能する。
出力トランジスタ12は、FDに蓄積された電荷信号を電圧信号に変換して信号線SLに出力するものである。出力トランジスタ12のゲート端子はFDに電気的に接続され、ドレイン端子は固体撮像素子の電源電圧Vddが接続されている。また、出力トランジスタ12のソース端子は選択トランジスタ14のドレイン端子に接続されている。本実施形態における画素部10は、FDと光電変換部11の画素電極104と出力トランジスタ12のゲート端子とが電気的に直接接続された、いわゆる3トランジスタ構成の回路である。
リセットトランジスタ13は、FDの電位を基準電位にリセットするものである。リセットトランジスタ13のドレイン端子にはFDが電気的に接続され、ソース端子にはフィードバック制御回路16が接続されている。
フィードバック制御回路16は、反転増幅器16aと、基準電圧RDを供給する電圧源16bとを備えている。反転増幅器16aの反転入力端子(−)に信号線SLが接続され、非反転入力端子(+)に電圧源16bが接続され、出力端子にフィードバック線FLが接続されている。また、フィードバック線FLは、リセットトランジスタ13のソース端子に接続されている。
リセットトランジスタ13のゲート端子に印加されるリセットパルスRSがハイレベルになると、リセットトランジスタ13がオンし、リセットトランジスタ13のソースからドレインに電子が注入される。そして、この電子の注入によってFDの電位が降下してFDの電位が基準電位にリセットされることになるが、このときFDの電位が、出力トランジスタ12、選択トランジスタ14および信号線SLを介してフィードバック制御回路16に入力される。
そして、FDの現在の電位と電圧源16bから供給される基準電圧RDとに基づいて、フィードバック制御回路16によってFDの電位がフィードバック制御され、これによりFDの電位が一定の基準電位に維持される。このようにFDの電位をフィードバック制御することによって、リセットトランジスタ13のリセットkTCノイズを低減することができる。
フィードバック制御回路16は、画素部10の列毎に1つずつ設けられるものであり、各列に属する複数の画素部10によって共用されるものである。
選択トランジスタ14は、そのソース端子が信号線SLに接続されるものであり、各画素部10の出力トランジスタ12から出力される信号を列ごとに設けられた信号線SLに選択的に出力するためのものである。選択トランジスタ14のゲート端子に印加される選択パルスRWがハイレベルになると、選択トランジスタ14はオンし、これにより各画素部10の出力トランジスタ12から出力された信号が信号線SLに出力される。
図2は、図1に示した画素部10を2次元状に多数配列した固体撮像素子100の断面模式図である。なお、以下の説明では、図1に示した画素部10と同じ構成については同じ名称と符号を付している。
固体撮像素子100は、図2に示すように、基板101と、絶縁層102と、接続電極103と、画素電極104と、接続部105と、接続部106と、光電変換層107と、対向電極108と、封止層110と、カラーフィルタ111と、遮光層113と、保護層114と、対向電極電圧供給部115と、読出し回路116とを備えている。
基板101は、ガラス基板またはSi等の半導体基板である。基板101上には絶縁層102が形成されている。絶縁層102の表面には複数の画素電極104と1つ以上の接続電極103が形成されている。
光電変換層107は、上述したように受光した光に応じて電荷を発生するものである。光電変換層107は、複数の画素電極104を覆うように設けられている。光電変換層107は、画素電極104の上では一定の膜厚となっているが、画素部以外(有効画素領域外)では膜厚が変化していても問題ない。
対向電極108は、画素電極104と対向する電極であり、光電変換層107を覆うように設けられている。対向電極108は、光電変換層107よりも外側に配置された接続電極103の上にまで形成されており、接続電極103と電気的に接続されている。
接続部106は、絶縁層102に埋設されており、接続電極103と対向電極電圧供給部115とを電気的に接続するためのプラグなどである。対向電極電圧供給部115は、基板101に形成され、接続部106および接続電極103を介して対向電極108に所定の電圧を印加するものである。なお、対向電圧供給部115は、基板101に形成された構成ではなく、直接外部の電源とつながった構成としても良い。
読出し回路116は、図1に示したFDと、出力トランジスタ12と、リセットトランジスタ13と、選択トランジスタ14とを備え、絶縁層102中の金属配線(図示せず)で配線されたものである。読出し回路116は、複数の画素電極104の各々に対応して基板101に設けられており、対応する画素電極104で捕集された電荷に応じた信号を読出すものである。なお、読出し回路116は、絶縁層102内に配置された図示しない遮光層によって遮光されている。
封止層110は、対向電極108を覆うように設けられている。
カラーフィルタ111は、封止層110上の各画素電極104と対向する位置に形成されている。遮光層113は、封止層110上のカラーフィルタ111を設けた領域以外に形成されており、有効画素領域以外に形成された光電変換層107に光が入射するのを防止するものである。カラーフィルタ111としては、たとえばベイヤー配列のカラーフィルタを用いることができるが、これに限らず、補色型のカラーフィルタやその他の公知なカラーフィルタを用いることができる。
保護層114は、カラーフィルタ111および遮光層113上に形成されており、固体撮像素子全体を保護するものである。
図3は、図2に示した固体撮像素子100の周辺回路を含む全体構成を示す図である。図3に示すように、本実施形態の固体撮像素子100は、垂直ドライバ121と、制御部122と、信号処理回路123と、水平ドライバ124と、LVDS125と、シリアル変換部126と、パッド127とを備えている。図3に示す画素領域は、図2に示した固体撮像素子100の画素部10が配列された領域を表している。
画素領域には、各画素部10の出力トランジスタ12から信号が出力される信号線SLと上述したフィードバック線FLとが画素部10の列毎に設けられ、垂直ドライバ121からスイッチングパルス信号が出力される走査線GLが行毎に設けられている。そして、上述したようにフィードバック制御回路16が、画素部10の列毎に設けられている。
制御部122は、タイミングジェネレータ(以下、TGという)128などを備えたものであり、フレーム同期信号VDや行同期信号HDを出力するとともに、垂直ドライバ121や水平ドライバ124の動作を制御することによって画素部10における電荷信号の読み出しなどを制御するものである。
垂直ドライバ121は、制御部122のTG128から出力されたタイミングパルス信号に基づいて、走査線GLを介して読出し回路116に対してリセットパルスRSや選択パルスRWを出力し、読出し回路116の動作を制御するものである。
特に、本実施形態の垂直ドライバ121は、いわゆる従来から行われているFDにおける蓄積電荷の排出の前に、FDからの予備的な電荷の排出である予備排出を2回行うように読出し回路116を制御するものである。
垂直ドライバ121は、TG128から出力されたタイミングパルス信号に基づいて、電荷信号の読み出しの際の選択パルスRWおよびリセットパルスRSを出力する読み出し用シフトレジスタ130と、排出の際の選択パルスRWおよびリセットパルスRSを出力する排出用シフトレジスタ131と、第1の予備排出の際の選択パルスRWおよびリセットパルスRSを出力する第1の予備排出用シフトレジスタ132と、第2の予備排出の際の選択パルスRWおよびリセットパルスRSを出力する第2の予備排出用シフトレジスタ133とを備えている。なお、これらのシフトレジスタ130〜133から出力される選択パルスRWおよびリセットパルスRSのタイミングについては、後で詳述する。
信号処理回路123は、読出し回路116の各列に対応して設けられるものである。信号処理回路123は、対応する列から出力された信号に対し、相関二重サンプリング(CDS)処理を行ない、処理後の信号をデジタル信号に変換するADC回路を備えたものである。信号処理回路123で処理後の信号は、列毎に設けられたメモリに記憶される。
水平ドライバ124は、信号処理回路123のメモリに記憶された画素部10の1行分の信号を順次読出してLVDS125に出力する制御を行なうものである。
LVDS125は、LVDS(low voltage differential signaling)に従ってデジタル信号を伝送する。シリアル変換部126は、入力されるパラレルのデジタル信号をシリアルに変換して出力するものである。パッド127は、外部との入出力に用いるインターフェースである。
次に、本実施形態の固体撮像素子100の動作について説明する。
本実施形態の固体撮像素子100においては、画素部10の各行についてそれぞれ第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出し動作が順次行われる。また、画素部10の行毎の第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出し動作が、画素部10の列方向に順次走査されて行われる。
図4に、本実施形態の固体撮像素子100のn行目(nは自然数)〜n+3行目における第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出しのタイミングの一例を示す。前述したように、本実施形態の固体撮像素子100においては、n行目〜n+3行目の各行について、第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出しを行順次で行う。
ここで、上述した第2の予備排出、第1の予備排出、排出および読み出しにおける読出し回路116の具体的な動作について説明する。
第2の予備排出の際には、垂直ドライバ121の第2の予備排出用シフトレジスタ133から各行に対して、第2の予備排出のためのリセットパルスRSおよび選択パルスRWが出力される。そして、このリセットパルスRSによって画素部10のリセットトランジスタ13がオンされるとともに、選択パルスRWによって画素部10の選択トランジスタ14がオンされる。これによりFDが選択トランジスタ14を介してフィードバック制御回路16に接続され、FDの電位は、フィードバック制御回路16によってフィードバック制御されて基準電位にリセットされる。
次に、第1の予備排出の際には、垂直ドライバ121の第1の予備排出用シフトレジスタ132から各行に対して、第1の予備排出のためのリセットパルスRSおよび選択パルスRWが出力される。そして、第2の予備排出と同様に、リセットパルスRSによって画素部10のリセットトランジスタ13がオンされるとともに、選択パルスRWによって画素部10の選択トランジスタ14がオンされ、再びFDの電位がフィードバック制御されて基準電位にリセットされる。
次に、排出の際には、垂直ドライバ121の排出用シフトレジスタ131から各行に対して、排出のためのリセットパルスRSおよび選択パルスRWが出力される。そして、第1および2の予備排出と同様に、リセットパルスRSによって画素部10のリセットトランジスタ13がオンされるとともに、選択パルスRWによって画素部10の選択トランジスタ14がオンされ、これにより再びFDの電位がフィードバック制御されて基準電位にリセットされる。
次に、上述した排出が行われた後、所定の電荷蓄積期間が経過した際に、垂直ドライバ121の読み出し用シフトレジスタ130から各行に対して選択パルスRWが出力される。そして、この選択パルスRWによって選択トランジスタ14がオンし、これによりFDに蓄積された電荷信号が出力トランジスタ12によって電圧信号に変換されて蓄積信号として信号線SLに出力される。
その後、読み出し用シフトレジスタ130から各行に対してリセットパルスRSが出力され、このリセットパルスRSによって画素部10のリセットトランジスタ13がオンされ、再びFDの電位がフィードバック制御されて基準電位にリセットされる。そして、リセットトランジスタ13をオフにしてリセットを完了した直後の信号がリセット信号として信号線SLに出力される。信号処理回路123において蓄積信号とリセット信号との差分が算出され、この差分を画像信号として用いることで固定パターンノイズ、リセットkTCノイズとも少ない画像の取得が可能となる。
なお、上述したように、本実施形態においては、第2の予備排出、第1の予備排出および排出いずれの動作でもフィードバック制御が行われるが、排出では、電荷信号にオフセットが付加されないように基準電位にできるだけ近づくようにフィードバック制御を行う必要があるのに対し、第2の予備排出または第1の予備排出は、その後に排出が行われるので、基準電位から多少はずれていても許容することができる。そこで、第2の予備排出または第1の予備排出のフィードバック制御の時間を排出のフィードバック制御の時間よりも短く設定するようにしてもよい。これにより排出の時間や読み出しの時間をより長く設定することができ、画像信号のS/Nを向上させることができる。なお、フィードバック制御の時間は、リセットパルスRSおよび選択パルスRWのオン時間を調整することによって制御することができる。
次に、n行目〜n+3行目の各行における第2の予備排出、第1の予備排出、排出および電荷信号の読み出しの動作タイミングと、各行の画素部10のFDの電位変化について説明する。
本実施形態の固体撮像素子100においては、図4に示すように、n行目の排出の前にn+1行目の第1の予備排出を行い、かつn行目の第1の予備排出の前にn+1行目の第2の予備排出を行うように制御される。また、同様に、n+1行目の排出の前にn+2行目の第1の予備排出を行い、かつn+1行目の第1の予備排出の前にn+2行目の第2の予備排出を行うように制御され、n+2行目の排出の前にn+3行目の第1の予備排出を行い、かつn+2行目の第1の予備排出の前にn+3行目の第2の予備排出を行うように制御される。
すなわち、所定の行の第1の予備排出と排出との間の期間に、次の行の第1の予備排出が行われ、所定の行の第1の予備排出と第2の予備排出との間の期間に、次の行の第2の予備排出が行われるように制御される。
図5は、上述したように各行の各動作のタイミングを制御した場合における各行の画素部10のFDの電位変化を示したものである。
ここでは、時刻t0においてLEDによって固体撮像素子100に対して一様な光が照射され、各行の予備排出前までに10000個の電子がFDに蓄積されており、隣接する行のカップリング率が5%の場合について説明する。
まず、n行目の第2の予備排出によってn行目のFDに蓄積された10000個の電子は0個になる。しかしながら、次いで実行されるn+1行目のFDの第2の予備排出により、n行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+1行目のFDに蓄積されている10000個の電子が0個になるのに伴い、10000個の電子の−5%の電子数に相当する電位となる。すなわち、n行目のFDは−500個の電子に相当する電位となる。
次に、n行目の第1の予備排出によって、n行目のFDの電位は−500個の電子に相当する電位から0個の電子に相当する電位、すなわち基準電位になる。しかしながら、次いで実行されるn+1行目のFDの第1の予備排出により、n行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+1行目のFDの電位が−500個の電子に相当する電位から基準電位になるのに伴い、−500個の電子の−5%の電子数に相当する電位となる。すなわち、n行目のFDは25個の電子に相当する電位となる。
次に、n行目の排出によってn行目のFDの電位は25個の電子に相当する電位から基準電位になる。そして、この排出の開始から信号電荷の蓄積が開始される。このとき、次いで実行されるn+1行目のFDの排出により、n行目のFDは容量カップリングの影響を受けて、n+1行目のFDの電位が25個の電子に相当する電位から基準電位になるのに伴い、25個の電子の−5%の電子数に相当する電位変動が発生する。すなわち、n行目の排出後に蓄積された電荷信号に対して−1.25個の電子に相当するオフセット電位が付加されることになる。
このように、カップリング率が5%程度であって比較的高い場合でも、10000個の蓄積信号に対して、−1.25個の電子に相当するオフセット電位に抑制することができる。
すなわち、n行目の排出の前にn+1行目の第1の予備排出を行い、n行目の第1の予備排出の前に第2の予備排出を行うことによって、電荷信号の含まれるオフセット電位を十分に小さくすることができる。
以上、n行目の画素部10のFDの電位変化を中心に説明したが、n+1行目〜n+3行目についても同様である。
また、本実施形態においては、各行の排出の前に予備排出を2回行うようにしたが、2回に限らず、3回以上行うようにしてもよい。予備排出をj回行うことによって、所定のフレームの光信号電荷の容量カップリングの影響を(−カップリング率)(j+1)とすることができる。たとえば、フレームの光信号電荷が100000個の電子に相当する大きさであり、カップリング率が10%であっても、4回の予備排出を行うようにした場合には、100000×(−0.1)=−1となり、−1個の電子に相当するオフセット電位に抑制することができる。
このように、本発明は、カップリング率が高くなるほど効果が大きく、特に、画素部10のサイズを5μm以下とした場合には、カップリング率が無視できないほど大きくなるので、本発明の効果が顕著である。
また、上述したように固体撮像素子に対してベイヤー配列などのカラーフィルタを設けた場合でも、画素部の列によって緑フィルタが設けられた画素部の感度が異なるようなことがないので、適切なカラーバランスの画像信号を取得することができる。
次に、上述したように第2の予備排出、第1の予備排出、排出および読み出しを行うための制御部122のTG128の動作について説明する。TG128は、各行の第2の予備排出、第1の予備排出、排出および読み出しのタイミングに合わせてパルス信号を周期的に出力するものである。そして、上述したように、TG128から出力されたパルス信号は、読み出し用シフトレジスタ130、排出用シフトレジスタ131、第1の予備排出用シフトレジスタ132および第2の予備排出用シフトレジスタ133に入力され、各シフトレジスタは、入力されたパルス信号に基づいて予め設定されたタイミングでリセットパルスRSや選択パルスRWを各行に出力するものである。
図6は、TG128から出力されるパルス信号とn−1行〜n+1行の各行における動作タイミングとの関係を示すものである。なお、図6では、上段の左から右に向かって時間が経過した後、下段の左から右に向かって時間が経過するものとする。
図6に示すように、TG128は、たとえば、第2の予備排出用パルス信号PR2と、第1の予備排出用パルス信号PR1と、排出用パルス信号Rと、読み出し用パルス信号Sとをこの順に出力する。そして、この4種類のパルス信号は各走査期間の間に出力されて各シフトレジスタに入力され、各シフトレジスタは、入力されたパルス信号と予め設定されたタイミングとの論理積のタイミングで各行にリセットパルスRSや選択パルスRWを出力する。
本実施形態においては、動作毎のシフトレジスタを設けるようにしているので、1走査期間の間に複数行のタイミングが異なる動作を並行して行うことができる。
また、図6では、第2の予備排出用パルス信号PR2、第1の予備排出用パルス信号PR1、排出用パルス信号Rおよび読み出し用パルス信号Sをこの順でTG128から出力するようにしたが、必ずしもこの順に限られるものではない。図7は、その他の順番でTG128から4種類のパルス信号を出力させた場合の一例である。図7においては、TG128は、読み出し用パルス信号S、排出用パルス信号R、第1の予備排出用パルス信号PR1および第2の予備排出用パルス信号PR2の順で出力する。すなわち、図7は、図6に示す例とは逆の順で4種類のパルス信号をTG128から出力させた場合の例である。図7に示す例においても、上述したように、各シフトレジスタが、入力されたパルス信号と予め設定されたタイミングとの論理積のタイミングで各行にリセットパルスRSや選択パルスRWを出力するが、この場合も必ず、各行の動作は、第2の予備排出、第1の予備排出、排出および読み出しの順で行わる。そして、さらに、n行目の排出の前にn+1行目の第1の予備排出が行われ、かつn行目の第1の予備排出の前にn+1行目の第2の予備排出が行われるように各シフトレジスタにタイミングがそれぞれ設定される。
なお、TG128から出力される4種類のパルス信号の出力順は、図6および図7に示す順だけでなく、その他の順としてもよい。また、図6および図7に示す例では、TG128が、4種類のパルス信号を全て異なるタイミングで出力するようにしたが、これに限らず、4種類のパルス信号のうちの少なくとも1つのパルス信号が他のパルス信号のタイミングとは異なるタイミングで出力するようにすればよい。これにより、上述したように1走査期間の間に複数行のタイミングが異なる動作を並行して行うことができる。ただし、この場合も、各行の動作は、第2の予備排出、第1の予備排出、排出および読み出しの順で行われ、さらに、n行目の排出の前にn+1行目の第1の予備排出が行われ、かつn行目の第1の予備排出の前にn+1行目の第2の予備排出が行われるように各シフトレジスタにタイミングがそれぞれ設定される。
また、本実施形態の固体撮像素子100においては、各画素部10の読出し回路を画素部列方向について周期性を有するパターンでレイアウトするようにしてもよい。
たとえば、画素部10の読出し回路を鏡像関係でレイアウトした場合、読出し回路は列方向について2行周期のパターンでレイアウトされることになり、隣接する画素間のカップリング容量も2行周期になる。
すなわち、図8に示す模式図のように、たとえばn行目(奇数行)とn+1行目(偶数行)の画素部10間の容量カップリングが相対的に大きくなり、n+1行目(偶数行)とn+2行目(奇数行)の画素部10間の容量カップリングが相対的に小さくなる。また、n+2行目(奇数行)とn+3行目(偶数行)の画素部10間の容量カップリングが相対的に大きくなる。
このような構成において、上述した予備排出を行うことなく、従来のように排出のみを行う場合のFDの電位変化を示したのが図9である。全ての画素に均一な光が入射する条件で撮像を行った場合の駆動とFD電位の時間変化を示している。図9における実線は容量カップリングが全くない場合の理想的な電位変化を示し、点線が実際の電位変化を示している。図8に示す容量カップリングの大きさに従って、図9に示すように、n+1行目の排出がn行目の画素部10のFDの電位に及ぼす影響とn+3行目の排出がn+2行目の画素部10のFDの電位に及ぼす影響は大きいが、n+2行目の排出がn+1行目の画素部10のFDの電位に及ぼす影響は小さいことになる。この結果、偶数行であるn+1行目およびn+3行目は容量カップリングがない場合とほぼ等しい出力が得られるのに対し、奇数行であるn行目およびn+2行目は容量カップリングがない場合とは大きく異なる出力になる。すなわち、n行目〜n+3行目までの画素部10に対して均一な光が入射したとしても、奇数行の画素部10と偶数行の画素部10とで読み出される電荷信号の大きさが異なり、読み出された画像上に1行おきの横筋が発生してしまう。
これに対し、上記実施形態の固体撮像素子において説明したようなタイミングで第1および第2の予備排出を行うようにすれば、上述した容量カップリングの影響を抑制することができるので、横筋の発生を防止することができる。
また、画素部10の読出し回路は、2行周期に限らず、たとえば3行周期や4行周期のパターンでレイアウトするようにしてもよい。要するに、列方向に隣接する画素間に形成される容量カップリングが、列方向について周期的に変化するようなパターンであれば如何なる周期構造でレイアウトしてもよく、このようにレイアウトされた場合、本発明の効果が顕著となる。
また、上記実施形態の固体撮像素子100においては、リセットトランジスタ13、出力トランジスタ12および選択トランジスタ14をnチャネルMOSトランジスタから構成し、画素電極104によって正孔を捕集するようにしたが、これに限らず、リセットトランジスタ13、出力トランジスタ12および選択トランジスタ14をpチャネルMOSトランジスタから構成するようにし、画素電極104で電子を捕集し、その電子の量に応じた電荷信号を、pチャネルMOSトランジスタで構成された信号読出し回路116で読み出すようにしてもよい。
上記実施形態のように画素電極104で正孔を捕集し、これをnチャネルMOSトランジスタで構成された信号読出し回路116で読み出す構成としたり、もしくは上述したように画素電極104で電子を捕集し、これをpチャネルMOSトランジスタで構成された信号読出し回路116で読み出す構成とした場合、画素電極によって電子を捕集し、これをnチャネルMOSトランジスタで構成された信号読出し回路によって読み出す構成とした場合と比較すると、FDの電圧振幅が大きい。このため、第1および第2の予備排出を行わない場合の排出時のFDの電位変化が大きいため、容量カップリングが隣接画素のFDの信号電荷に与える影響も大きいので、上述した第1および第2の予備排出の効果をより顕著に得ることができる。
ただし、このような構成の場合、FDの電位が上昇し過ぎて回路が破壊される可能性があるため、図10に示すように、FDに保護回路17を設けた構成としても良い。読出し回路116の構成部品が多くなるため、カップリング率が大きくなるが、本実施形態によればカップリング率による画質の低下を抑制できるので問題ない。
また、上述した実施形態の固体撮像素子は、種々の撮像装置に用いることができる。撮像装置としては、たとえばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、電子内視鏡、カメラ付携帯電話などがある。
10 画素部
11 光電変換部
12 出力トランジスタ
13 リセットトランジスタ
14 選択トランジスタ
16 フィードバック制御回路
16a 反転増幅器
16b 電圧源
17 保護回路
100 固体撮像素子
104 画素電極
107 光電変換層
108 対向電極
111 カラーフィルタ
121 垂直ドライバ
122 制御部
124 水平ドライバ
128 タイミングジェネレータ
130 読み出し用シフトレジスタ
131 排出用シフトレジスタ
132 第1の予備排出用シフトレジスタ
133 第2の予備排出用シフトレジスタ

Claims (14)

  1. 入射光の光量に応じた信号電荷を発生する光電変換部と、該光電変換部において発生した信号電荷を蓄積する蓄積部と、該蓄積部に蓄積された信号電荷に応じた電圧を出力する出力回路とを含み、前記光電変換部と前記蓄積部と前記出力回路の入力ノードとが電気的に接続された画素部が二次元状に複数配列され、
    前記蓄積部に蓄積された信号電荷を排出し、該排出後、電荷蓄積期間経過時において前記蓄積部に蓄積された信号電荷を読み出す電荷蓄積読出動作を行順次に行うものであり、
    各行において前記排出の前に、前記蓄積部からの予備的な電荷の排出である予備排出を少なくとも2回行い、
    かつn(nは自然数)行目の前記排出の前に、n+1行目の第1の前記予備排出を行い、前記n行目の排出の直前に行われる前記n行目の第1の前記予備排出の前に、前記n+1行目の第2の前記予備排出を行うものであることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記蓄積部が基準電位となるようにフィードバック制御を行うフィードバック制御回路が、前記画素部の列毎に設けられていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記フィードバック制御回路が、前記排出、前記信号電荷の読み出し、前記第1の予備排出および前記第2の予備排出の際に前記フィードバック制御を行うものであることを特徴とする請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 前記排出、前記信号電荷の読み出し、前記第1の予備排出および前記第2の予備排出のうちの少なくとも1つの動作と該少なくとも1つの動作以外の動作とが、1行の走査期間内において、異なる行で異なるタイミングで行われるものであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の固体撮像素子。
  5. 前記排出、前記信号電荷の読み出し、前記第1の予備排出および前記第2の予備排出のタイミングを制御するためのパルス信号を出力するタイミングジェネレータを備え、
    該タイミングジェネレータが、1行の走査期間内において、前記少なくとも1つの動作のタイミングを制御するためのパルス信号と、該少なくとも1つの動作以外の動作のタイミングを制御するためのパルス信号とを異なるタイミングで出力するものであることを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 前記排出、前記信号電荷の読み出し、前記第1の予備排出および前記第2の予備排出のタイミングを制御するシフトレジスタが、動作毎にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の固体撮像素子。
  7. 前記第1の予備排出または前記第2の予備排出の時間が、前記排出の時間よりも短いことを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の固体撮像素子。
  8. 前記画素部が、画素単位で区画された第1の電極と前記光電変換部を挟んで前記第1の電極に対向して設けられた第2の電極とを備え、
    前記第2の電極が、全ての前記画素部について共通の電極であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の固体撮像素子。
  9. 前記光電変換部が、有機光電変換膜を含むものであることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の固体撮像素子。
  10. 前記有機光電変換膜が、全ての前記画素部について共通なものあることを特徴とする請求項9記載の固体撮像素子。
  11. 前記光電変換部からの信号電荷が正孔であることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の固体撮像素子。
  12. 前記光電変換部からの信号電荷が電子であることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の固体撮像素子。
  13. 前記蓄積部に保護回路が設けられていることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載の固体撮像素子。
  14. 請求項1から13いずれか1項記載の固体撮像素子を備えたことを特徴とする撮像装置。
JP2013095038A 2013-04-30 2013-04-30 固体撮像素子および撮像装置 Active JP6195728B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013095038A JP6195728B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 固体撮像素子および撮像装置
PCT/JP2014/002335 WO2014178179A1 (ja) 2013-04-30 2014-04-25 固体撮像素子および撮像装置
KR1020157032272A KR101732301B1 (ko) 2013-04-30 2014-04-25 고체 촬상 소자 및 촬상 장치
TW103115447A TWI611695B (zh) 2013-04-30 2014-04-30 固態攝影元件以及攝影裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013095038A JP6195728B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 固体撮像素子および撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014216978A JP2014216978A (ja) 2014-11-17
JP2014216978A5 JP2014216978A5 (ja) 2016-01-21
JP6195728B2 true JP6195728B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=51843324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013095038A Active JP6195728B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 固体撮像素子および撮像装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6195728B2 (ja)
KR (1) KR101732301B1 (ja)
TW (1) TWI611695B (ja)
WO (1) WO2014178179A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102344871B1 (ko) 2015-06-22 2021-12-29 삼성전자주식회사 이미지 센서 및 이를 포함하는 전자 기기
JP6646824B2 (ja) 2016-01-22 2020-02-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
WO2019155841A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 固体撮像素子および撮像装置
CN113380203B (zh) * 2020-03-09 2022-05-03 北京小米移动软件有限公司 显示面板及其控制方法、电子设备

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5471515A (en) * 1994-01-28 1995-11-28 California Institute Of Technology Active pixel sensor with intra-pixel charge transfer
US5461425A (en) * 1994-02-15 1995-10-24 Stanford University CMOS image sensor with pixel level A/D conversion
US5631704A (en) * 1994-10-14 1997-05-20 Lucent Technologies, Inc. Active pixel sensor and imaging system having differential mode
US5541402A (en) * 1994-10-17 1996-07-30 At&T Corp. Imaging active pixel device having a non-destructive read-out gate
US5892540A (en) * 1996-06-13 1999-04-06 Rockwell International Corporation Low noise amplifier for passive pixel CMOS imager
US6222175B1 (en) * 1998-03-10 2001-04-24 Photobit Corporation Charge-domain analog readout for an image sensor
US6493030B1 (en) * 1998-04-08 2002-12-10 Pictos Technologies, Inc. Low-noise active pixel sensor for imaging arrays with global reset
JP3667094B2 (ja) * 1998-06-17 2005-07-06 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP4285828B2 (ja) * 1999-03-03 2009-06-24 オリンパス株式会社 固体撮像装置の駆動方法
JP2003060977A (ja) * 2001-08-17 2003-02-28 Nikon Corp 電子カメラ
JP2007324873A (ja) 2006-05-31 2007-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置及びその駆動方法
JP5542091B2 (ja) * 2010-05-18 2014-07-09 富士フイルム株式会社 固体撮像素子及び撮像装置
JP2012129799A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sony Corp 固体撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
JP5714982B2 (ja) 2011-02-01 2015-05-07 浜松ホトニクス株式会社 固体撮像素子の制御方法
JP5853486B2 (ja) * 2011-08-18 2016-02-09 ソニー株式会社 撮像装置および撮像表示システム
JP2014239266A (ja) * 2011-09-29 2014-12-18 パナソニック株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI611695B (zh) 2018-01-11
WO2014178179A1 (ja) 2014-11-06
KR20150140385A (ko) 2015-12-15
TW201448599A (zh) 2014-12-16
JP2014216978A (ja) 2014-11-17
KR101732301B1 (ko) 2017-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170302836A1 (en) Solid-state imaging device, method for driving solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP6727938B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像システム
WO2013140872A1 (ja) 固体撮像装置及び電子機器
JP6299544B2 (ja) 固体撮像装置
JP2017103514A (ja) 固体撮像装置および撮像システム
JP6341675B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法並びにそれを用いた撮像システム
JP6351423B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
WO2015146642A1 (ja) 固体撮像素子、及び、撮像装置
JP2014165396A (ja) 固体撮像装置および電子機器
JP2014078870A (ja) 固体撮像素子および撮像装置
US20190132539A1 (en) Solid-state imaging device, method for driving solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP6195728B2 (ja) 固体撮像素子および撮像装置
JP6134979B2 (ja) 固体撮像素子および撮像装置
JP6769349B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6217338B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP5672363B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5893372B2 (ja) 固体撮像装置、撮像装置、および信号読み出し方法
JP2020005131A (ja) 固体撮像素子及び撮像システム
JP7160129B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
JP2015144340A (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6053321B2 (ja) 固体撮像装置
JP2013197697A (ja) 固体撮像装置及び電子機器
JP7013973B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP2015076722A (ja) 固体撮像素子および撮像装置
JP5945463B2 (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170209

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6195728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250