JP6195477B2 - ノード装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の波長多重光を伝送し、かつ波長多重した各波長の信号品質を維持するために、波長単位の光レベルを適正化する機能を有する多方路波長多重伝送システムに用いられ、使用回数に限界のある可動光部品の寿命をシステムが要求する適切な寿命に維持・管理する機能をもつノード装置に関するものである。
波長多重伝送システムは、波長分割多重方式(Wavelength Division Multiplexing)を用いて、複数の波長に割り当てられた信号光を多重し、1本のファイバ中に伝送される信号伝送容量を増大させる光伝送通信システムである。
波長分割多重方式は、異なる波長信号光が独立して存在できることを応用した通信方式であり、多重する波長数を管理することで、容易に伝送容量を増減させることができる。
波長分割多重方式は、各ネットワークの基幹網に適用されることが多く、大容量化と長距離化を実現するための技術要求が高くなっている。
大容量化に対しては、1波長で伝送する速度の高速化と、多重する波長数を増加させる技術が必要である。これらの実現に向けて、超高速処理可能な高集積LSI(Large Scale Integration)、高利得な誤り訂正技術、高精度の光デバイス成形技術などの研究、あるいは開発が盛んに行われている。
長距離化に対しては、高利得な光増幅技術と、光レベル等化技術、非線形光学効果による信号品質劣化抑制技術が必要である。これに対しては、高出力レーザダイオード、可変光減衰器アレイ、光電変換素子アレイの光デバイスの研究、開発と非線形光学効果発生を抑制する分散補償方式、回線設計方式の研究がなされている。
多方路波長多重伝送システムは、複数方路へ任意の波長群単位で切り替えるなどの光スイッチ機能を有し、従来の波長多重伝送システムに比べ、ネットワークの信頼性がより高められている。例えば、1方路、あるいは複数方路の伝送路で障害が発生した場合でも、障害が発生していない方路を選択し、波長群単位で光スイッチにより切り替えることで、収容サービスへの影響を最小にすることができる。
多方路波長多重伝送システムは、複数の多方路切替機能を有するノード装置から構成され、それぞれが光ファイバで接続されることで構成されている。
多方路波長多重伝送システムでは、複数の方路から伝送されてきた波長多重光と自身のノードで合波する波長多重光を波長群、あるいは波長単位で合分波するため、それぞれの光レベルに差が生じやすくなる。この光レベルの差が大きくなると、伝送路中の非線形光学効果による信号品質劣化が大きくなる、あるいは、信号受信部の光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal to Noise Ratio)が小さくなり、信号品質が劣化する可能性が高くなる。そのため、各波長の光レベルを適切に管理することが重要なキー技術となる。
従来の多方路波長多重伝送システムでは、波長単位で光レベル制御がなされている。例えば、受信した波長多重光はそれぞれの方路用の光レベル制御部を通過し、波長群合波部により全ての方路の多重光が合波される。波長群合波部から送信された波長多重光は、光カプラ部(CPL:Optical Coupler)を通過し、送信部光増幅部へ送信される。
ここで、光レベル制御部は、波長群合波部後の光カプラ部で一部分岐した波長多重光を光チャンネルモニタ(OCM:Optical Channel monitor)で計測した各波長の光レベル実測値から判定された制御量に基づき波長単位に光レベルの調整を行なう。
光チャンネルモニタには、固定式タイプと可変式タイプとがあり、固定式タイプは、光カプラ部で分岐した波長多重光をアレイ導波路格子(AWG:Arrayed waveguide grating)に代表されるパッシブな光分波素子と波長単位に設けられた受光素子(PD:Photo diode)とで構成される。可変式タイプは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を使用し、狭帯域光フィルタと受光素子で構成され、狭帯域光フィルタを短波長から長波長へ随時スイープさせながら、その光フィルタを透過した光レベルを計測することで各波長と光レベルの相関をとるものである。固定式タイプのメリットは、常に波長単位の光レベルを観測することができるため、高速性に優れ、稼動部品がないため長寿命である。また、デメリットとしては、光回路規模が大きくなるため、光モジュールのサイズが大きく、かつ高価である。
可変式タイプのメリットは、部品点数が少なく、小型化、低価格化がはかれる。また光フィルタの損失が小さいために、光レベルが小さい場合でも感度を高く保つことでき、さらに光スペクトルをなぞることでOSNRを計測することが可能である。またデメリットとしては、常に光フィルタを稼動させるため、稼動部分の寿命が短命であり、一般的に109回程度の使用回数までしか使用できない。光伝送装置は10年以上安定して稼動させる必要があり、仮に10ms周期で使用した場合では、約115日間しか使用できなくなる。
従来の波長多重伝送システムや、多方路波長多重伝送システムでは、光レベルを適切に管理するための光レベル制御には固定式タイプの光チャンネルモニタで常時光レベルを監視し、フィードバックを行っていた。例えば、特許文献1では、光レベル調整部として光チャンネルモニタで各波長へ分波し、個別にモニタする構成で光レベルをフィードバックすることが開示されている。
特開2010−56676号公報
しかしながら、多方路波長多重伝送システムでは、方路数の拡張に伴い、光増幅部や合分波部などノード装置を構成する共通部が多く、設置空間を大規模に占有するため、装置の小型化が必須になってきている。さらには従来以上にネットワークの高信頼性と経済化の要求が高く、小型、低価格に向く可変式タイプの光チャンネルモニタを採用し、かつ信号品質を高く保った状態で長寿命化させる必要がある。
また、多方路波長多重伝送システムにおいては、各波長の光レベルを適切に管理するためには、波長数変化や伝送路損失変化などの光レベル全体が変化した場合に、各波長の光レベル制御量を決定し、適切な時間で適切な量を変化させる必要がある。そこで、例えば、光レベルの監視周期を密にすれば、光レベルの変化を即座に検出することができ、その影響をミニマムにするために光レベルの制御量を判定し、その出力差を小さくすることができる。一方、光レベルの監視周期が疎であれば、光レベルの変化の検出が遅れ、その遅れ時間と制御にかかる遅延時間から、適切に処理できず、入力レベルの変化を抑制できず、光レベルの監視周期が密の場合に比べて出力レベルの差が大きくなってしまう。
以上のことから、多方路波長多重伝送システムにおいては、小型、低価格である可変式タイプの光チャネルモニタを使用して、監視周期を密にすることが、光レベル制御に適していると言える。しかしながら、使用回数制限のある可変式タイプの光チャンネルモニタを使用する場合においては、光チャンネルモニタの使用頻度が増すことにより、使用回数を枯渇し、部品寿命の短命化が加速してしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、波長数変動、伝送路損失変動を検出する機能と、可変式光チャンネルモニタの監視周期を可変させる監視周期管理回路を備えることで、多方路波長多重伝送システムの信号高品質化と長寿命化を実現するようにしたものである。
この発明は、複数の方路からの波長多重光を受信し、受信した前記波長多重光を、設定された波長群単位かつ方路単位に分波する波長群分波部と、前記波長群分波部が分波した前記波長多重光を、出力する各方路用に波長群単位で合波する波長群合波部とを有するノード装置において、前記波長群合波部は、前記波長群分波部が分波した波長多重光の入力光レベルを検出する入力光レベル検出部と、前記波長群分波部が分波した波長多重光の光レベルを制御する光レベル制御部と、前記光レベル制御部が制御した前記波長多重光を合波する波長群合波器と、監視周期管理部からの情報収集指示に基づき、光フィルタの透過波長特性を可変させて、前記波長群合波器が合波した前記波長多重光の光チャネルレベルをモニタする光チャネルモニタと、前記入力光レベル検出部が検出した入力光レベルの変化量が閾値以下の場合は前記情報収集指示を行わず、当該変化量が閾値より大きい場合に、当該変化量に基づいて設定したタイミングで前記光チャネルモニタに対して前記情報収集指示をし、前記タイミングで前記光チャネルモニタから前記合波した波長多重光の光レベルを受信し、前記受信した光レベルに応じて算出した制御量で前記光レベル制御部に前記光レベルの制御を行なわせる監視周期管理部とを備えたものである。
この発明によれば、小型化、低価格化が実現可能な可変式光チャンネルモニタを搭載し、システム全体の高密度実装が実現でき、多方路波長多重伝送システムの信号高品質化と長寿命化を実現することができるという効果がある。また、部品価格の低減および装置設置空間を低減することでネットワーク敷設費用、運用コストの低価格化が実現できるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係るノード装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る波長群合波部の構成図である。 光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路の可変式OCMの監視周期の状態遷移図である。 図2に示す波長群合波部の入力光レベル検出部のポート1でのPin1状態検出フローである。 図4の状態検出フローの結果から、全体の周期監視状態を決定するフローである。 実施の形態1において波長数増加時の周期監視状態を説明する図である。 光レベルの監視周期が密の場合の光レベル変動時の光出力波形の例を示す図である。 光レベルの監視周期が疎の場合の光レベル変動時の光出力波形の例を示す図である。 実施の形態1において、波長数減少時の周期監視状態を説明する図である。 実施の形態1において、波長数増加および減少同時発生時の周期監視状態を説明する図である。 実施の形態1において、伝送路損失変動時の周期監視状態を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る波長群合波部の構成図である。 実施の形態2において周期監視状態を決定する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る波長群合波部の構成図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るノード装置1の構成図である。
この発明の多方路波長多重伝送システムは、ノード装置1が複数配置され、それぞれが伝送路1001〜100n,2001〜200nで接続されている。ノード装置1は1〜N本の複数方路からの波長多重光を受信し、必要に応じてノード装置1内でAdd/Drop/Forwardする機能を有し、1〜N本の複数方路へ波長多重光を送信する。ここでAddとは、対象ノード装置内で新たにユーザトラフィックを収容した波長信号光を追加することを示し、Dropとは伝送されてきた信号光を対象ノード装置内で波長を分離することを示す。また、Forwardとは、伝送路されてきた波長多重光を対象ノード装置内で必要に応じて波長単位、あるいは波長群単位で、各方路に対して転送することを示す。
ノード装置1は、受信光増幅部51〜5nと、波長群分波部11〜1n,20と、波長群合波部31〜3n,60と、送信光増幅部41〜4nと、信号送信部90と、波長合波部70と、波長分波部80と、信号受信部91とを備える。
受信光増幅部51〜5nは、伝送路1001〜100nから受信した各方路の波長多重光を各方路単位で光増幅する。波長群分波部11〜1nは、波長群分波器を備え、受信光増幅部51〜5nで増幅された波長多重光を、設定されたグループ(波長群)単位かつ方路単位で分波する。波長群合波部31〜3nは、光レベル制御部101と、波長群合波器102と、光カプラ(CPL)103と、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104と、ドライバ105と、可変式OCM(光チャンネルモニタ:Optical Channel Monitor)106と、入力光レベル検出部107とを備え、各方路用の波長群分波部から送信された信号を合波し、波長ごとの光レベル調整機能、任意波長のブロック機能を有する(波長群合波部31〜3nの構成については後述する)。
送信光増幅部41〜4nは、波長群合波部31〜3nから送信された信号を光増幅し伝送路2001〜200nへ送信する。信号送信部90は、クライアント装置からユーザトラフィックを収容し、WDM信号用波長に変換し送信する。波長合波部70は、信号送信部90から受け取ったそれぞれの波長を合波する。波長群分波部20は、波長合波部70からの波長多重光を波長群合波部31〜3nに波長群単位で送信する。波長群合波部60は、波長群分波部11〜1nから受信した波長多重光のうち自ノードで使用する波長のみを選択する。波長分波部80は、波長群合波部60から受信した信号を各波長に分波する。信号受信部91は、波長分波部80で分波した信号を受信し、クライアント装置にユーザトラフィックを送信する。
まず、主信号光の信号の流れを説明する。隣接したノード装置から伝送路1001を介して波長多重光が入力される。なお、ここでは、伝送路1001から受信光増幅部51が波長多重光を入力する場合を例にとって説明するが、他の各伝送路1002〜100nにおいても同様の流れである。ノード装置1に入力された波長多重光は、まず受信光増幅部51で受信され、必要な光強度まで光増幅される。受信光増幅部51で増幅された波長多重光は波長群分波部11に送信される。波長群分波部11では、1〜N本の方路用に出力ポートが配備されており、それぞれに対応した波長群合波部31〜3nならび波長群合波部60と、光パッチコード501で接続されている。波長群分波部11は、各波長単位でAdd/Drop/Forward設定、および方路の設定がなされており、その設定に対し、出力されるポートが選択される。ここで各ポートから出力される信号は複数の波長が多重された信号光である。
波長群分波部11でForwardされた波長多重光は、光パッチコード501を介して、波長群合波部32〜3n、また波長群合波部60で受信される。ここで、波長群分波部#1と、波長群合波部31は同一方路用であり、接続されない構成となっている。波長群合波部31〜3n、波長群合波部60は同一構成であり、ここでは波長群合波部31を用いて説明を行う。なお、波長群合波部31が、波長群分波部11以外の波長群分波部12〜1n、波長群合波部20から受信する。また、波長群合波部32〜3nにおいても、波長群合波部31同様の処理が行なわれる。波長群合波部31で受信された波長多重光は、入力光レベル検出部107を通過し、光レベル制御部101で波長単位の光レベルが一定になるように制御され、波長群合波器102で他のポートからの波長多重光を波長群単位で合波し、光カプラ(CPL)103を介して、送信光増幅部41に送信される。送信光増幅部41は、所定の利得の光増幅を行った後、波長多重光を伝送路2001に送信する。
波長群分波部11でDropされた波長多重光は波長群合波部60に送信され、Forwardされた波長群合波部31の動作と同様に波長群合波部60で処理される。波長群合波部60で処理された波長多重光は波長分波部80で個別波長に分離され、複数の信号受信部91に送信される。
複数の信号送信部90で異なる波長で送信された信号光は、波長合波部70で波長多重され、波長群分波部20で波長群分波11と同様に、設定された方路に対して、設定された波長を送信する。波長群分波部20で送信された各方路の波長多重光は、波長群分波部11〜1nでForwardされた波長多重光にAddされる。
図2は、実施の形態1に係る波長群合波部31の構成図である。なお、ここでは波長群合波部31を代表に説明するが、波長群合波部32〜3nについても同様の構成である。
波長群合波部31は、光レベル制御部101と、波長群合波器102と、光化カプラ(CPL)103と、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104と、ドライバ105と、可変式OCM(光チャンネルモニタ:Optical Channel Monitor)106と、入力光レベル検出部107とを備える。
波長群合波部31は、各方路に応じた波長群分波部11〜11nからForwardされた波長多重光、また自ノードの波長群分波部20からAddされる波長多重光を受信し、受信した波長多重光は、入力光レベル検出部107を通過する。入力光レベル検出部107は、通過する波長多重光の一部を光分岐し、PD(Photo Diode)で光電変換することで光レベルを検出する手段を有する。入力光レベル検出部107は、ポートごとに光レベルを検出することができ、検出した結果を光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104に通知する。ここで検出された光レベルをPin1〜PinNとする。
入力光レベル検出部107を通過した各ポートの波長多重光は、各ポートの光レベル制御部101に入力される。光レベル制御部101は、ポートごとに入力された波長多重光に対し、波長単位で光レベルを減衰、あるいは増幅する機能を有する。光レベル制御部101は、ドライバ105の指示に基づき光レベルを制御し、ドライバ105は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から通知される制御量に基づき光レベル制御部101に光レベルの制御を指示する。
光レベル制御部101により、波長単位で光レベルが制御されたのち、波長群合波器102で、各ポートから受信される波長多重光が波長多重される。波長群合波器102で合波された波長多重光は光CPL103を介して送信光増幅部41に送信される。
また、光カプラ103は、波長多重光の一部を光分岐し、可変式OCM106に送信する。可変式OCM106は、狭帯域の光フィルタ素子が内蔵されており、外部からの制御コマンドにより、使用波長範囲の短波長から長波長に対して光フィルタの透過波長をスイープさせる機能を有しており、光フィルタを可変させて、光カプラ103から受信した波長多重光の一部の光チャネルレベルをモニタする。可変式OCM106には内蔵した光フィルタの出力にPDが搭載され、光電変換を行い、アナログ−デジタル処理がなされた後、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104に通知する。ここで、通知された各波長の光レベルをPout_λ1〜Pout_λnとする。
光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106の監視周期を管理する機能を有し、必要に応じて可変式OCM106に情報収集指示を通知し、可変式OCM106から取得情報通知として、前述のPout_λ1〜Pout_λnを得る。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した各波長の光レベルから、光レベル制御部101に設定したい制御量を算出し、決定する機能を有し、その結果をドライバ105に通知する。
ここで、可変式OCM106の内蔵された光フィルタ素子の透過波長特性を可変させる稼動部分には寿命があり、一般的に109回程度とされている。寿命を満了すると、稼動部分が動作せず、光フィルタ素子の透過波長は固定となり、正しくPout_λ1〜Pout_λnが検出できず、光レベル制御部101を制御できなくなる。
そこで、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106を延命させるために、監視周期回数を効率よく管理することで、可変式OCM106の稼動部の使用回数を低減させる。
可変式OCM106による情報収集が必要なのは、各波長の光レベルに変化が発生し、かつその変化が自ノード装置から後段に配置したノード装置に対して信号劣化が発生しうる時に、自ノード装置で適切な光レベルに管理する必要がある場合である。したがって、波長多重数に変化がない場合、また各波長の光レベルに変化がない場合は、可変式OCM106での情報収集は不要となる。
図3は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104の可変式OCM106の監視周期の状態遷移図である。
図3に示すように、可変式OCM106の監視周期には待機状態(ST1)、高速状態(ST2)、低速状態(ST3)の3種類の状態がある。
待機状態(ST1)は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104が、可変式OCM106に対して、情報収集指示を発行しない状態、つまり、光OCM106の光レベルの読み出し停止の状態を示す。情報収集指示が発行されない場合は、可変式OCM106は情報収集を行わず、内蔵の稼動部は動作しないため、使用回数は枯渇されない。初期動作はこの動作状態となる。
高速状態(ST2)は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104が、可変式OCM106に対して、高速で情報収集指示を発行する状態を示す。可変式OCM106は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104からの高速での情報収集指示に対し、高速で取得した光レベル情報を通知する。この場合は、可変式OCM106内蔵の稼動部は激しく消耗される。
なお、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、待機状態である場合に高速トリガが検出されると(詳細は後述する)、可変式OCM106に対し高速での情報収集指示を発行し、高速状態(ST2)へと状態遷移させる。その後、収束状態(ここでは収束1状態とする)が検出されるまでの間はこの高速状態(ST2)を維持し、収束1状態が検出されると、可変式OCM106に対し低速での情報収集指示を発行し、低速状態(ST3)へと状態遷移させる。なお、上位ソフトウェア等からの指示により、強制的に高速状態から待機状態へと状態遷移させることも可能である。
低速状態(ST3)は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104が、可変式OCM106に対して、低速で情報収集指示を発行する状態を示す。可変式OCM106は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104からの低速での情報収集指示に対し、低速で取得した光レベル情報を通知する。この場合は、可変式OCM106内蔵の稼動部は中度に消耗される。
なお、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、待機状態である場合に低速トリガが検出されると(詳細は後述する)、可変式OCM106に対し低速での情報収集指示を発行し、低速状態(ST3)へと状態遷移させる。その後、収束状態(ここでは収束2状態とする)が検出されるまでの間はこの低速状態(ST3)を維持し、収束2状態が検出されると、可変式OCM106に対し、情報収集指示を発行せず、待機状態へと状態遷移させる。また、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、低速状態(ST3)である場合に高速トリガが検出されると、可変式OCM106に対し高速での情報収集指示を発行し、高速状態(ST2)へと状態遷移させる。
また、ここでは、監視周期を、待機状態(ST1)、高速状態(ST2)、低速状態(ST3)の3段階としたが、これに限らず、2段階や3段階以上としてもよい。
ここで、実施の形態1における、図3で示したそれぞれの状態に遷移するためのトリガ検出方法について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、図2に示す波長群合波部31の入力光レベル検出部107のポート1でのPin1状態検出フローである。このフローは、波長群合波部31内の光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104で処理される。なお、ここではポート1を例にとって説明するが、他のポート(例えばポート2〜ポートn)においても同一のフローで状態検出される。
図5は、図4の状態検出フローの結果から、全体の周期監視状態を決定するフローである。図5の処理は、図4の入力光レベル検出部107の処理の開始後に自動的に開始され、入力光レベル検出部107から得られた光レベル取得結果をもとに行う。なお、入力光レベル検出部107からの情報取得に使用回数に制限はなく、適切な寿命を持つものとする。
図4において、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、入力光レベル検出部107から波長多重光の光レベルPin1を取得する(ステップST101)。次に、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、平均値Pin1_aveと、ステップST101で取得したPin1との差分ΔPin1を算出する(ステップST102)。ここで、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、ステップST102で算出したΔPin1を平均化処理で平均値Pin1_aveに加算し、平均値Pin1_aveを更新しておく(ステップST103)。なお、平均値Pin1_aveとは、ある時間単位のΔPin1の積算値とある時間でのPin1との加算値を示す。
光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、ステップST102で算出したΔPin1のトリガ条件の判定を行なう(ステップST104)。具体的には、高速で周期監視しなければならない変化が起きたことを検出するための差分検出閾値αとΔPin1の絶対値とを比較する。なお、差分検出閾値αは、あらかじめ設定しておく。
ステップST104において、ΔPin1の絶対値がαより大きい場合(ステップST104の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、高速状態の維持時間Tfを0にセットし(ステップST105)、周期監視状態を高速状態、つまり、図3のST2の状態として検出する(ステップST116)。一方、ステップST104において、ΔPin1の絶対値がα以下であった場合(ステップST104の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、現在の周期監視状態が高速状態であるかどうかを判定する(ステップST106)。
ステップST106において、高速状態であると判定された場合(ステップST106の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、高速状態維持時間TfにΔTfを追加し(ステップST107)、収束1状態判定を行う(ステップST108)。具体的には、ΔTfを追加した高速状態維持時間Tfが、高速維持時間タイマ満了時間Tf_satと一致したかどうかを判定する。
ステップST108において、高速維持時間タイマ満了時間Tf_satと一致したと判定された場合(ステップST108の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、低速状態維持時間Tlを0にセットし(ステップST110)、周期監視状態を低速状態、つまり、図3のST3の状態として検出する(ステップST115)。このように、高速維持時間タイマ満了と判定すると監視周期状態を低速状態とすることで、可変式OCM106の高寿命化をはかることができる。一方、ステップST108において、TfとTf_satが一致しない場合(ステップST108の“NO”の場合)は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、監視周期を高速状態と判断する(ステップST116)。
ステップST106において、周期監視状態が高速状態でないと判定された場合(ステップST106の“NO”の場合)は、ステップST109に移行する。
ステップST109では、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、低速トリガ条件の判定を行なう。具体的には、ΔPin1の絶対値と、低速で周期監視しなければならない変化がおきたことを検出するための差分検出閾値βとを比較する。なお、差分検出閾値βは、あらかじめ設定しておく。
ステップST109において、ΔPin1の絶対値がβより大きい場合(ステップST109の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、低速状態維持時間Tlを0にセットし(ステップST110)、周期監視状態を低速状態、つまり、図3のST3の状態として検出する(ステップST115)。
ステップST109において、ΔPin1の絶対値がβ以下であった場合(ステップST109の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、現在の周期監視状態が低速状態であるかどうかの判定を行なう(ステップST111)。
ステップST111において、低速状態と判断された場合(ステップST111の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、低速状態維持時間TlにΔTlを追加し(ステップST112)、収束2状態判定を行う(ステップST113)。具体的には、ΔTlを追加した低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致するかどうかの判定を行なう。
ステップST113において、低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致した場合(ステップST113の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を待機状態、つまり図3のST3の状態として検出する(ステップST114)。このように、低速維持時間タイマ満了と判定すると監視周期状態を待機状態とすることで、可変式OCM106の高寿命化をはかることができる。一方、ステップST109において、低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致しない場合(ステップST113の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を低速状態として検出する(ステップST115)。
ステップST111において、低速状態でないと判断された場合(ステップST108の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を待機状態、つまり、図3のST1の状態として検出する(ステップST114)。
ステップST114,ステップST115,ステップST116のいずれかのフローに至ると図5の処理に移る。なお、図4において、A1とはポート1の結果であることを示し、ポート1〜Nの分だけ図4の処理が行なわれ、その結果A1〜Anを受けて図5の処理を行なう。以下、図5に沿って説明する。
波長群合波部31内の各ポート1〜Nにおいて監視周期が検出されると、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、まず、上位ソフトウェア等から強制的に待機設定がなされていないかどうかをチェックする(ステップST1)。
ステップST1において、強制設定がなされている場合(ステップST1の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を待機状態に確定する(ステップST4)。一方、ステップST1において、強制設定がなされていない場合(ステップST1の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、波長群合波部31の全ポートのうち1ポートでも高速状態の判定結果があったかどうかの判定を行なう(ステップST2)。
ステップST2において、波長群合波部31の全ポートのうち1ポートでも高速状態の判定結果があった場合(ステップST2の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を高速状態に確定する(ステップST6)。
ステップST2において、波長群合波部31のいずれのポートも高速状態でなければ(ステップST2の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、波長群合波部31の全ポートのうち1ポートでも低速状態の判定結果があったかどうかの判定を行なう(ステップST3)。波長群合波部31の全ポートのうち1ポートでも低速状態であった場合(ステップST3の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を低速状態に確定する(ステップST5)。
一方、ステップST3において、波長群合波部31のいずれのポートも低速状態でなければ(ステップST3の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、周期監視状態を待機状態に確定する(ステップST4)。
ステップST4,ステップST5,ステップST6のいずれかの処理に至ると、再び図4の周期監視状態の判定を行なう。
このように、図4,図5のように動作することで周期監視状態が確定されると、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、確定した周期監視状態に応じて可変式OCM106に対し情報収集指示を通知し、可変式OCM106から取得情報通知としてPout_λ1〜Pout_λnを得る。そして、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した各波長の光レベルから、光レベル制御部101に設定したい制御量を算出し、その結果をドライバ105に通知することで、光レベルの制御を行なう。
波長群合波部31〜3nにおいて、入力する波長多重光の光レベルから光レベルの制御を行なう動作については上述のとおりであるが、次に、入力する波長数に変化があった場合の周期監視状態の遷移について説明する。
図6は、実施の形態1において波長数増加時の周期監視状態を説明する図である。
図6において、波長群合波部31のポート1〜Nの入力レベルPin1〜PinNを入力光レベル検部107で検出した結果を示している。図6に示すように、ポート1は、波長数lで変化がないものとする。また、ポートNについても、波長数nで変化がないものとする。
ここで、ポート2のみが、図6に示すように、波長数mからm+Δmに増加したとする。まず、変化がない場合は、レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集は停止する。
その後、波長数が増加し、単位時間内でαの変化を検出し、結果としてレベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は、高速状態(図3のST2)になる。これにより、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は密となり、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した情報(取得情報通知)から制御量を判定し、光レベル制御部101で光レベルが制御される。その後、収束1状態を検出し、監視周期は低速状態(図3のST3)になる。これにより、レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は疎となる。
ここで、光レベルの監視周期について説明する。
図7は、光レベルの監視周期が密の場合の光レベル変動時の光出力波形の例を示す図である。図8は、光レベルの監視周期が疎の場合の光レベル変動時の光出力波形の例を示す図である。
図7に示すように、光レベルの監視周期が密の場合には、光レベルの変化を即座に検出し、その影響をミニマムにするために光レベル制御部101への制御量を光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104が判定し、その出力差を小さくすることができる。
一方、図8に示すように、光レベルの監視周期が疎の場合には、光レベルの監視周期が密の場合に比べると、光レベルの変化の検出が遅くなり、図7に比べて出力レベルの差が大きくなっている。監視周期を密にする方が光レベル制御には向いていると言えるが、可変タイプの光チャネルモニタを使用する場合には、使用回数を枯渇し、部品寿命の短命化が加速することになる。そのため、図6に示すように、波長数の変化に基づいて、可変式OCM106の情報収集指示を変更することが有効である。
図6の説明に戻る。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、その後の収束2状態を検出し、監視周期は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集指示は停止する。
図9は、実施の形態1において、波長数減少時の動作状態を説明する図である。
図9において、波長群合波部31のポート1〜Nの入力レベルPin1〜PinNを入力光レベル検出部107で検出した結果を示している。図9に示すように、ポートNについては、波長数nで変化がないものとする。また、ポート2は、波長数mからm−Δmに減少し、ポート1では波長数lが0に減少したとする。波長数に変化がない場合は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集は停止する。
その後、ポート2で波長数が減少し、単位時間内でαの変化を検出し、結果として光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は高速状態(図3のST2)になる。これにより、可変式OCM106の情報収集指示は密となり、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した情報から制御量を判定し、光レベル制御部101で光レベルが制御される。その後、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、収束1状態を検出し、監視周期は低速状態(図3のST3)になる。次にポート1で波長数が減少し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、単位時間内でαの変化を検出し、再び光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は高速状態(図3のST2)となる。
その後、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、収束1状態を検出し、レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は低速状態(図3のST3)となり、可変式OCM106の情報収集指示は疎となる。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、その後の収束2状態を検出し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集指示は停止する。
図10は、実施の形態1において、波長数増加および減少同時発生時の周期監視状態を説明する図である。
図10において、波長群合波部31のポート1〜Nの入力レベルPin1〜PinNを入力光レベル検出部107で検出した結果を示している。ポートNについて波長数nで変化がないものとする。ポート2は図10に示すように、波長数mからm−Δmに減少し、ポート1では波長数0からlに増加したとする。変化がない場合は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集は停止する。
その後、ポート2で波長数が減少し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、単位時間内でαの変化を検出し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は高速状態(図3のST2)になる。これにより、可変式OCM106の情報収集指示は密となり、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した情報から制御量を判定し、光レベル制御部101で光レベルが制御される。その後ポート1で波長数増に伴う光レベル増を検出し、レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は高速状態(図3のST2)を維持する。
その後、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、収束1状態を検出し、周期監視状態は低速状態(図3のST3)となり、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示は疎となる。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、その後の収束2状態を検出し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への監視周期は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集指示は停止する。
図11は、実施の形態1において、伝送路損失変動時の周期監視状態を説明する図である。図11において、波長群合波部31のポート1〜Nの入力レベルPin1〜PinNを入力光レベル検出部107で検出した結果を示している。図11に示すように、ポート1,Nは波長数および伝送路損失および光利得などの変動がないものとする。ポート2は、図11に示すように、波長数は変わらないが伝送路損失の変化等による光レベルが変動するものとする。
波長数および伝送路損失および光利得などの変動がない場合は、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集は停止する。その後、ポート2で光レベル変動が発生し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、単位時間内でα以下、βより大きい変化を検出し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は低速状態(図3のST3)になる。
これにより、可変式OCM106の情報収集指示は疎となり、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106から取得した情報から制御量を判定し、光レベル制御部101で光レベルが制御される。次に、ポート2の光レベルの変化がαより大きくなったことで、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、可変式OCM106への情報収集指示を高速状態(図3のST2)に変化させ、可変式OCM106に対して密で情報収集指示を行う。
その後ポート2の光レベル変化が小さくなったことで、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、収束1状態を検出し、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104から可変式OCM106への情報収集指示(周期監視状態通知)は低速状態(図3のST3)となり、可変式OCM106の情報収集指示は疎となる。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路104は、その後の収束2状態を検出し、監視周期は待機状態(図3のST1)となり、可変式OCM106の情報収集指示は停止する。
以上のように、実施の形態1によれば、可変式OCM106の情報収集指示の必要性を判断し、情報収集指示の必要性の判断結果に基づき、可変式OCM106の情報収集のタイミングを変更することによって、多方路波長多重伝送システムの信号高品質化をはかり、寿命を大幅に改善することが可能となる。
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2に係る波長群合波部31の構成図である。
この実施の形態2に係る多方路波長多重伝送システムは、実施の形態1に比べると、波長群合波部31について、入力光レベル検出部107がなく、光カプラ110と出力光レベル検出部111を備える点が異なる。また、この実施の形態2は、実施の形態1と比べ、監視周期管理回路が異なるため、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112に変更になっている。主信号の流れは実施の形態1と同じである。
光カプラ110は、光カプラ103のあとに一部の光を分岐し、トータル光出力パワーを検出し、出力光レベル検出部111に通知する。出力光レベル検出部111は、光レベルを光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112に送信する。
また、実施の形態2に係る光チャンネルモニタ監視周期の状態遷移は実施の形態1と同じ図3で示される。実施の形態2において、各状態に変化させる条件は出力光レベル検出部111からもたらされる。したがって、実施の形態1と実施の形態2では、周期監視状態を決定する動作が異なる。以下、実施の形態1と異なる動作についてのみ説明し、実施の形態1と同様のものについては詳細な説明を省略する。
図13は、実施の形態2において周期監視状態を決定する動作を示すフローチャートである。この実施の形態2では、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、出力光レベル検出部111でのトータル光出力パワーの取得結果から全体の制御を決めるため、実施の形態1のように入力光レベル検出部107からのポート単位での光レベルの検出に基づく制御量の算出は必要としない。なお、出力光レベル検出部111からの情報取得に使用回数に制限はなく、適切な寿命を持つものとする。
光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、出力光レベル検出部111から光レベルPoutを取得する(ステップST2001)。光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、平均値Pout_aveと、ステップST2001で取得した光レベルとの差分を検出する(ステップST2002)。なお、ここで、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、ΔPoutを平均値Pout_aveに加算し、平均値Pout_aveを更新しておく平均化処理を行なう(ステップST2002)。なお、Pout_aveは、ある時間単位のΔPoutの積算値とある時間でのPoutとの加算値を示す。
光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、上位ソフトウェア等から強制的に待機設定がなされていないかをチェックする(ステップST2004)。ステップST2004において、強制的に待機設定がなされている場合(ステップST2004の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、周期監視状態を待機状態に確定する(ステップST2015)。一方、ステップST2004において、強制的に待機設定がなされていない場合(ステップST2004の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、高速トリガ条件のチェックを行なう(ステップST2005)。具体的には、ステップST2002で検出したΔPoutの絶対値と、高速で周期監視しなければならない変化が起きたことを検出するための差分検出閾値αとを比較する。なお、差分検出閾値αは、あらかじめ設定しておく。
ステップST2005において、ΔPoutの絶対値がαより大きい場合(ステップST2005の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、高速状態の維持時間Tfを0にセットし(ステップST2006)、周期監視状態を高速状態に確定する(ステップST2017)。一方、ステップST2005において、ΔPoutの絶対値がα以下であった場合(ステップST2005の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、現在の周期監視状態が高速状態かどうかをチェックする(ステップST2007)。
ステップST2007において、高速状態であると判断された場合(ステップST2007の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、高速状態維持時間TfにΔTfを追加し(ステップST2008)、収束1状態判定を行う(ステップST2009)。具体的には、ΔTfを追加した高速状態維持時間Tfが、高速維持時間タイマ満了時間Tf_satと一致するかどうかを判定する。
ステップST2009において、Tfが高速維持時間タイマ満了時間Tf_satと一致した場合(ステップST2009の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、低速状態維持時間Tlを0にセットし(ステップST2011)、周期監視状態を低速状態に確定する(ステップST2016)。このように、高速維持時間タイマ満了と判定すると監視周期状態を低速状態とすることで、可変式OCM106の高寿命化をはかることができる。一方、ステップST2009において、Tfが高速維持時間タイマ満了時間Tf_satと一致しなかった場合(ステップST2009の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、周期監視状態を高速状態に確定する(ステップST2017)。
ステップST2007において、周期監視状態が高速状態でないと判断された場合(ステップST2007の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、低速トリガ条件のチェックを行なう(ステップST2010)。具体的には、ステップST2002で検出したΔPoutの絶対値と、低速で周期監視しなければならない変化が起きたことを検出するための差分検出閾値βとを比較する。なお、差分検出閾値βは、あらかじめ設定しておく。ステップST2010において、ΔPoutの絶対値がβより大きい場合(ステップST2010の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、低速状態維持時間Tlを0にセットし(ステップST2011)、周期監視状態を低速状態に確定する(ステップST2016)。なお、ここで、βはαより小さい値である。一方、ステップST2010において、ΔPoutの絶対値がβ以下であった場合(ステップST2010の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、現在の周期監視状態が低速状態かどうかをチェックする(ステップST2012)。
ステップST2012において、低速状態であると判断された場合(ステップST2012の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、低速維持時間TlにΔTlを追加し(ステップST2013)、収束2状態判定を行う(ステップST2014)。具体的には、ΔTlを追加した低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致するかどうかを判定する。
ステップST2014において、低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致した場合(ステップST2014の“YES”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、周期監視状態を待機状態に確定する(ステップST2015)。このように、低速維持時間タイマ満了と判定すると監視周期状態を待機状態とすることで、可変式OCM106の高寿命化をはかることができる。一方、ステップST2014において、低速状態維持時間Tlが、低速維持時間タイマ満了時間Tl_satと一致しない場合(ステップST2014の“NO”の場合)、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、周期監視状態を低速状態に確定する(ステップST2016)。
ステップST2015、ステップST2016、ステップST2017のいずれかのフローに至った場合、再びステップST2001に戻り繰り返し周期監視状態を決定していく。
このように、周期監視状態が確定されると、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、確定した周期監視状態に応じて可変式OCM106に対し情報収集指示を通知し、可変式OCM106から取得情報通知としてPout_λ1〜Pout_λnを得る。そして、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路112は、可変式OCM106から取得した各波長の光レベルから、光レベル制御部101に設定したい制御量を算出し、その結果をドライバ105に通知することで、光レベルの制御を行なう。
以上のように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様、可変式OCM106の使用回数を大幅に削減し、寿命を延命化させることができる。また、実施の形態1と比べ、部品点数が少なく、経済化、加工性に優れる。ただし、全ポートの光レベル変化を出力光パワーで一括して判断するため、α、βの条件設定が難しい場合がある。
実施の形態3.
図14は、この発明の実施の形態3に係る波長群合波部31の構成図である。
この実施の形態3に係る多方路波長多重伝送システムは、実施の形態1と比べ、波長群合波部31について、光カプラ110と出力光レベル検出部111とをさらに備える点が異なる。また、この実施の形態3は、実施の形態1と比べ、監視周期管理回路が異なるため、光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路113に変更になっている。主信号の流れは実施の形態1と同じである。
光カプラ110と出力レベル検出部111は、実施の形態2で備えるものと同様であり、光カプラ110は、光カプラ103のあとに一部の光を分岐し、トータル光出力パワーを検出し、出力光レベル検出部111に通知する。出力光レベル検出部111は、光レベルを光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路113に送信する。
また、実施の形態3に係る光チャンネルモニタ監視周期の状態遷移は実施の形態1,2と同じ図3で示される。
周期監視状態を判定する動作について、入力光レベル検出部107の各ポートでの光レベルの検出は、実施の形態1で図4に示した動作と同様であり、光カプラ110でのトータル光レベルの検出は、実施の形態2で図13に示した動作と同様であるため詳細な説明を省略する。この実施の形態3では、実施の形態1の図4と、実施の形態2の図13の結果を加えて、図5の動作を行なうものである。つまり、入力光レベル検出部107の各ポートでの光レベルの検出結果と、光カプラ110でのトータル光レベルの検出結果とを用いて、図5の動作を行なう。具体的には、図5のステップST1のインプットに図4で判定した周期監視状態(A1〜An)にくわえ、図13で判定した周期監視状態を用いて、図5のステップST1移行の処理を行なう。そこで、例えば、一つでも高速状態と判定されたものがあれば(ステップST2)光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路113が周期監視状態を確定するというように、処理を行なう。
以上のように、実施の形態3によれば、実施の形態1および実施の形態2と同様に可変式OCM106の使用回数を大幅に削減し、寿命を延命化させることができる。また、実施の形態1および実施の形態2と比べ、入力および出力の光レベルの検出結果により周期監視状態を決定するため、より細かな変動を検出することができ、検出精度を向上させることができる。また、特定の入力光レベル検出手段に故障が生じた場合でも周期監視状態の判定を行なうことができる。ただし、部品点数が多く、加工性が繁雑になることがある。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、周期監視状態を判定する際、収束1状態判定および収束2状態判定において、移行条件を時間固定としていた。
この実施の形態4では、移行条件を時間固定ではなく、時間的変動を観測し、変動量に基づき状態の収束を判断する実施の形態について説明する。
具体的には、例えば、実施の形態1において、図4のステップST102で検出したΔPin1、または、実施の形態2において、図13のステップST2002で検出したΔPoutについて、時間的変動を観測し、変動量が小さく収束性が高い場合は収束1状態、または収束2状態の判定を早く行い、変動量が大きく、収束性が低い場合は遅く行うように可変長にする。
以上のように、実施の形態4によれば、実施の形態1〜3と比べ、可変式OCM106の使用回数をさらに削減することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ノード装置、11〜1n,20 波長群分波部、31〜3n,60 波長群合波部、41〜4n 送信光増幅部、51〜5n 受信光増幅部、70 波長合波部、80 波長分波部、90 信号送信部、91 信号受信部、101 光レベル制御部、102 波長群合波部、103,110 光カプラ(CPL)、104,112,113 光レベル制御量判定回路/監視周期管理回路 105 ドライバ、106 可変式OCM、107 入力光レベル検出部、111 出力光レベル検出部、1001〜100n,2001〜200n 伝送路。

Claims (7)

  1. 複数の方路からの波長多重光を受信し、受信した前記波長多重光を、設定された波長群単位かつ方路単位に分波する波長群分波部と、前記波長群分波部が分波した前記波長多重光を、出力する各方路用に波長群単位で合波する波長群合波部とを有するノード装置において、
    前記波長群合波部は、
    前記波長群分波部が分波した波長多重光の入力光レベルを検出する入力光レベル検出部と、
    前記波長群分波部が分波した波長多重光の光レベルを制御する光レベル制御部と、
    前記光レベル制御部が制御した前記波長多重光を合波する波長群合波器と、
    監視周期管理部からの情報収集指示に基づき、光フィルタの透過波長特性を可変させて、前記波長群合波器が合波した前記波長多重光の光チャネルレベルをモニタする光チャネルモニタと、
    前記入力光レベル検出部が検出した入力光レベルの変化量が閾値以下の場合は前記情報収集指示を行わず、当該変化量が閾値より大きい場合に、当該変化量に基づいて設定したタイミングで前記光チャネルモニタに対して前記情報収集指示をし、前記タイミングで前記光チャネルモニタから前記合波した波長多重光の光レベルを受信し、前記受信した光レベルに応じて算出した制御量で前記光レベル制御部に前記光レベルの制御を行なわせる監視周期管理部
    とを備えたノード装置。
  2. 複数の方路からの波長多重光を受信し、受信した前記波長多重光を、設定された波長群単位かつ方路単位に分波する波長群分波部と、前記波長群分波部が分波した前記波長多重光を、出力する各方路用に波長群単位で合波する波長群合波部とを有するノード装置において、
    前記波長群合波部は、
    前記波長群分波部が分波した波長多重光の光レベルを制御する光レベル制御部と、
    前記光レベル制御部が制御した前記波長多重光を合波する波長群合波器と、
    前記波長群合波器が合波した前記波長多重光の出力光レベルを検出する光カプラと、
    監視周期管理部からの情報収集指示に基づき、光フィルタの透過波長特性を可変させて、前記波長群合波器が合波した前記波長多重光の光チャネルレベルをモニタする光チャネルモニタと、
    前記光カプラが検出した出力光レベルの変化量が閾値以下の場合は前記情報収集指示を行わず、当該変化量が閾値より大きい場合に、当該変化量に基づいて設定したタイミングで前記光チャネルモニタに対して前記情報収集指示をし、前記タイミングで前記光チャネルモニタから前記合波した波長多重光の光レベルを受信し、前記受信した光レベルに応じて算出した制御量で前記光レベル制御部に前記光レベルの制御を行なわせる監視周期管理部
    とを備えたノード装置。
  3. 前記波長群合波器が合波した前記波長多重光の出力光レベルを検出する光カプラをさらに備え、
    前記監視周期管理部は、前記入力光レベル検出部が検出した入力光レベルの変化量と前記光カプラが検出した出力光レベルの変化量とに基づいて設定したタイミングで前記光チャネルモニタに対して情報収集指示をする
    ことを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  4. 前記監視周期管理部は、前記タイミングを設定してから一定時間経過したと判断すると、前記タイミングを変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のノード装置。
  5. 前記監視周期管理部は、前記入力光レベル検出部が検出した入力光レベルの時間的変動量を観測し、前記時間的変動量に基づいて前記タイミングを変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項3記載のノード装置。
  6. 前記監視周期管理部は、前記光カプラが検出した出力光レベルの時間的変動量を観測し、前記時間的変動量に基づいて前記タイミングを変更する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のノード装置。
  7. 前記タイミングとは、高速周期、または、低速周期からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のノード装置。
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