JP6191296B2 - 動画像処理装置、動画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
表示時間=p×(fr/2) ・・・式(1)
1つの参照ピクチャリストのエントリ数が2以上であった場合、各動きベクトルは、参照ピクチャリスト内のインデックス番号(参照インデックス)によって、どの参照ピクチャを参照するかを指定する。
mvd=mv−mvp・・・式(2)
動画像復号装置は、refidx、mvd、mvp_idxを復号し、refidxに基づき、mvp_candを決定し、予測ベクトルmvpを、mvp_candのmvp_idx番目の予測ベクトル候補とする。式(3)により、処理ブロックの動きベクトルmvを復元する。
mv=mvd+mvp ・・・式(3)
一方で、圧縮・符号化する動画像データに、透かし情報や、動画像に関連する情報を埋め込む技術が知られている。例えば、動きベクトルを利用した情報の埋め込みについては、以下の技術がある。電子透かし情報を埋め込む符号化装置は、まず、最適な動きベクトルを1画素単位で求める。この符号化装置は、電子透かし情報から1ビットを取り出し、そのビットの値(0または1)によって、半画素単位の動きベクトルの探索範囲を限定する。次に、符号化装置は、1画素単位で求めた最適な動きベクトルが指す参照画素の周囲の8つの半画素(ハーフペル)から最も原画素に近い画素を求め、求めた画素を指すベクトルを新たな動きベクトルとする。電子透かし情報を取り出す復号装置では、動きベクトルを復号し、動きベクトルのx成分、y成分が半画素か否かを検出して、x成分とy成分の組み合わせにより透かし情報を算出する(例えば非特許文献3参照)。
次に、実施例1における動画像処理装置10について説明する。実施例1における動画像処理装置を10Aと表記する。
図3は、実施例1における動画像処理装置10Aの構成の一例を示すブロック図である。図3に示す例では、動画像処理装置10Aは、可変長復号部101と、記憶部102と、候補リスト生成部103と、差分ベクトル算出部104と、可変長符号化部105とを有する。各部は、データ通信可能なように接続されている。
mvd=mv−mvp_cand[mvp_idx] ・・・式(4)
差分ベクトル更新部144は、更新した差分ベクトルを記憶部102に記憶する。
次に、動画像処理装置10Aの動作について説明する。図4は、実施例1における動画像処理の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理では、符号化された動画像データに、所定情報を埋め込む例を示す。
実施例1では、入力された動画像データのmvp_idxを所定情報(埋め込み情報)に基づき変更する。そのため、実施例1の動画像処理装置は、入力された動画像データの差分ベクトルmvdを変更することで、埋め込み前後で復号される動きベクトルが変化しないように制御している。しかし、mvdを変更するため、mvdに要する符号量が増加する可能性がある。
図5は、実施例2における動画像処理装置10Bの構成の一例を示すブロック図である。図5に示す構成で、実施例1と同様の構成(図3に示す構成)のものは同じ符号を付す。以下では、実施例1と異なる構成を主に説明する。
次に、実施例2における動画像処理装置10Bの動作について説明する。実施例2における動画像処理は、実施例1における動画像処理と基本的には同様であり、ステップS105とステップS106との間に第2の埋め込み判定を行う。よって、以下では、実施例2における第2の埋め込み判定処理について説明する。
次に、実施例3における画像復号装置について説明する。実施例3では、実施例1や実施例2を用いて埋め込まれた所定情報を検出することができる。
図8は、実施例3における動画像復号装置20の構成の一例を示すブロック図である。図8に示す動画像復号装置20は、可変長復号部201と、記憶部202と、予測ベクトル生成部203と、動きベクトル復元部204と、判定部205と、情報復元部206と、画像復号部207とを有する。
次に、実施例3における動画像復号装置20の動作について説明する。図9は、実施例3における動画像処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理では、所定情報が埋め込まれた動画像データを復号しつつ、所定情報を検出する例を示す。また、図9に示す処理は、実施例1における動画像処理装置10Aにより所定情報が埋め込まれた動画像データに対する処理である。
次に、上記実施例の動画像処理装置10と動画像符号化装置5とを組み合わせた動画像処理装置について説明する。変形例1における動画像処理装置を動画像処理装置10Cと表記する。
図10は、変形例1における動画像処理装置10Cの構成の一例を示すブロック図である。図10に示す動画像処理装置10Cは、動き検出部301、参照ピクチャリスト記憶部302、復号画像記憶部303、予測情報記憶部304、予測ベクトル生成部305、差分ベクトル算出部306を有する。
次に、変形例2における動画像処理装置について説明する。変形例2における動画像処理装置を動画像処理装置10Dと表記する。
図11は、変形例2における動画像処理装置10Dの構成の一例を示すブロック図である。動画像処理装置10Dは、各実施例で説明した動画像処理装置10、又は動画像復号装置20の一例である。
(付記1)
複数のブロックに分割された画像に対し、各ブロック単位で符号化することで生成された符号化パラメータ情報を記憶する記憶部と、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成する候補リスト生成部と、
前記処理ブロックがインター予測される場合、所定情報の1ビットを、予測ベクトル候補の選択情報に設定し、前記処理ブロックの動きベクトルと、前記選択情報が示す予測ベクトル候補との差分ベクトルを算出する差分ベクトル算出部と、
前記差分ベクトルと、前記選択情報とを含む符号化パラメータ情報を可変長符号化する可変長符号化部と、
を有する動画像処理装置。
(付記2)
入力された画像符号化データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を前記記憶部に記憶する可変長復号部をさらに有し、
前記差分ベクトル算出部は、
前記候補リスト生成部により生成された予測ベクトル候補リストと、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報と、差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元する動きベクトル復元部と、
前記処理ブロックがインター予測されたブロックであるか否かに基づき、前記処理ブロックが前記所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定する判定部と、
前記処理ブロックが埋め込み対象となる場合、前記所定情報に基づいて、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報を更新する選択情報更新部と、
前記予測ベクトル候補リストに含まれる、更新された選択情報が示す予測ベクトル候補と、復元された動きベクトルとから差分ベクトルを算出し、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる差分ベクトルを、算出された差分ベクトルに更新する差分ベクトル更新部と、
を有する付記1記載の動画像処理装置。
(付記3)
前記判定部は、
予測ベクトル候補の選択情報が更新された場合の符号量増加量を推定する推定部と、
前記符号量増加量に基づいて、埋め込み対象であるか否かを判定する埋め込み判定部と、
を有する付記1記載の動画像処理装置。
(付記4)
前記推定部は、
前記処理ブロックの予測ベクトル候補リストに含まれる各予測ベクトル候補と、前記動きベクトルとから算出される各差分ベクトルを含む差分ベクトルリストを生成する差分ベクトルリスト生成部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる各差分ベクトルの符号量の推定値を算出する符号量推定部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる全ての差分ベクトルの推定値のうち、最大値と最小値との差を算出し、該差を前記符号量増加量に設定する増加量推定部と、
を有し、
前記埋め込み判定部は、
前記符号量増加量が閾値より小さい場合に、埋め込み対象であると判定する付記3記載の動画像処理装置。
(付記5)
ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得する可変長復号部と、
前記符号化パラメータ情報を記憶する記憶部と、
処理ブロックがインター予測されたブロックであるか否かに基づき、前記処理ブロックが所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定する判定部と、
前記処理ブロックが埋め込み対象である場合、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる、前記処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元する情報復元部と、
を有する動画像処理装置。
(付記6)
前記判定部は、
前記予測ベクトル候補の選択情報に前記所定情報が埋め込まれている場合の符号量増加量を推定する推定部と、
前記符号量増加量に基づいて、埋め込み対象であるか否かを判定する埋め込み判定部と、
有する付記5記載の動画像処理装置。
(付記7)
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成する候補リスト生成部と、
前記候補リスト生成部により生成された予測ベクトル候補リストと、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報と、差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元する動きベクトル復元部と、
をさらに有し、
前記推定部は、
前記処理ブロックの予測ベクトル候補リストに含まれる各予測ベクトル候補と、復元された動きベクトルとから算出される各差分ベクトルを含む差分ベクトルリストを生成する差分ベクトルリスト生成部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる各差分ベクトルの符号量の推定値を算出する符号量推定部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる全ての差分ベクトルの推定値のうち、最大値と最小値との差を算出し、該差を前記符号量増加量に設定する増加量推定部と、
を有し、
前記埋め込み判定部は、
前記符号量増加量が閾値より小さい場合に、埋め込み対象であると判定する付記6記載の動画像処理装置。
(付記8)
複数のブロックに分割された画像に対し、各ブロック単位で符号化することで生成された符号化パラメータ情報を記憶する記憶部を有するコンピュータが実行する動画像処理方法であって、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成し、
前記処理ブロックがインター予測される場合、所定情報の1ビットを、予測ベクトル候補の選択情報に設定し、
前記処理ブロックの動きベクトルと、前記選択情報が示す予測ベクトル候補との差分ベクトルを算出し、
前記差分ベクトルと、前記選択情報とを含む符号化パラメータ情報を可変長符号化する処理
を含む動画像処理方法。
(付記9)
ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得し、
前記符号化パラメータ情報を記憶部に記憶し、
処理ブロックがインター予測されたブロックであるか否かに基づき、前記処理ブロックが所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定し、
前記処理ブロックが埋め込み対象である場合、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる、前記処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元する処理
をコンピュータが実行する動画像処理方法。
(付記10)
複数のブロックに分割された画像に対し、各ブロック単位で符号化することで生成された符号化パラメータ情報を記憶する記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムであって、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成し、
前記処理ブロックがインター予測される場合、所定情報の1ビットを、予測ベクトル候補の選択情報に設定し、
前記処理ブロックの動きベクトルと、前記選択情報が示す予測ベクトル候補との差分ベクトルを算出し、
前記差分ベクトルと、前記選択情報とを含む符号化パラメータ情報を可変長符号化する処理
を含むプログラム。
(付記11)
ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得し、
前記符号化パラメータ情報を記憶部に記憶し、
処理ブロックがインター予測されたブロックであるか否かに基づき、前記処理ブロックが所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定し、
前記処理ブロックが埋め込み対象である場合、前記記憶部に記憶された符号化パラメータ情報に含まれる、前記処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元する処理
をコンピュータに実行させるプログラム。
10 動画像処理装置
20 動画像復号装置
101、201 可変長復号部
102、202 記憶部
103、203 候補リスト生成部
104、204 差分ベクトル算出部
105 可変長符号化部
141、205 動きベクトル復元部
142、171、205 判定部
143 選択情報更新部
144 差分ベクトル更新部
172 推定部
173 差分ベクトルリスト生成部
174 符号量推定部
175 増加量推定部
176 埋め込み判定部
206 情報復元部
207 画像復号部
401 制御部
Claims (10)
- 画像符号化データを可変長復号し、処理ブロック毎に符号化パラメータ情報を取得する取得部と、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成する候補リスト生成部と、
前記予測ベクトル候補リストと、前記符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報及び差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元する復元部と、
前記予測ベクトル候補の選択情報を所定情報で更新する選択情報更新部と、
前記所定情報で更新することで該所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、復元された前記動きベクトルとに基づき算出した差分ベクトルにより、前記符号化パラメータ情報から取得した差分ベクトルを更新する差分ベクトル更新部と、
前記所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、更新された差分ベクトルとを含む前記符号化パラメータ情報に基づいて、処理ブロックを可変長符号化し、画像符号化データを生成する可変長符号化部と
を有する動画像処理装置。 - 前記差分ベクトル更新部は、復元された前記動きベクトルが変化しないように、前記差分ベクトルを更新する請求項1記載の動画像処理装置。
- 前記予測ベクトル候補の選択情報を所定情報で更新した場合の符号量増加量を推定する推定部と、
前記符号量増加量に基づいて、処理ブロックが、前記予測ベクトル候補に前記所定情報が埋め込まれる対象となる対象処理ブロックであるか否かを判定する埋め込み判定部と、
を有する請求項1記載の動画像処理装置。 - 前記推定部は、
前記処理ブロックの予測ベクトル候補リストに含まれる各予測ベクトル候補と、前記動きベクトルとから算出される各差分ベクトルを含む差分ベクトルリストを生成する差分ベクトルリスト生成部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる各差分ベクトルの符号量の推定値を算出する符号量推定部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる全ての差分ベクトルの推定値のうち、最大値と最小値との差を算出し、該差を前記符号量増加量に設定する増加量推定部と、
を有し、
前記埋め込み判定部は、
前記符号量増加量が閾値より小さい場合に、前記対象処理ブロックであると判定する請求項3記載の動画像処理装置。 - ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得する可変長復号部と、
前記符号化パラメータ情報に含まれる、処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元する情報復元部と、
前記予測ベクトル候補の選択情報に前記所定情報が埋め込まれたことによる符号量増加量を推定する推定部と、
前記符号量増加量に基づいて、前記処理ブロックが前記所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定する判定部と
を有する動画像処理装置。 - 処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成する候補リスト生成部と、
前記候補リスト生成部により生成された予測ベクトル候補リストと、前記符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報と、差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元する動きベクトル復元部と、
をさらに有し、
前記推定部は、
前記処理ブロックの予測ベクトル候補リストに含まれる各予測ベクトル候補と、復元された動きベクトルとから算出される各差分ベクトルを含む差分ベクトルリストを生成する差分ベクトルリスト生成部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる各差分ベクトルの符号量の推定値を算出する符号量推定部と、
前記差分ベクトルリストに含まれる全ての差分ベクトルの推定値のうち、最大値と最小値との差を算出し、該差を前記符号量増加量に設定する増加量推定部と、
を有し、
前記判定部は、
前記符号量増加量が閾値より小さい場合に、埋め込み対象であると判定する請求項5記載の動画像処理装置。 - 画像符号化データを可変長復号し、処理ブロック毎に符号化パラメータ情報を取得し、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成し、
前記予測ベクトル候補リストと、前記符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報及び差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元し、
前記予測ベクトル候補の選択情報を所定情報で更新し、
前記所定情報で更新することで該所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、復元された前記動きベクトルとに基づき算出した差分ベクトルにより、前記符号化パラメータ情報から取得した差分ベクトルを更新し、
前記所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、更新された差分ベクトルとを含む前記符号化パラメータ情報に基づいて、処理ブロックを可変長符号化し、画像符号化データを生成する処理
をコンピュータが実行する動画像処理方法。 - ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得し、
前記符号化パラメータ情報に含まれる、処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元し、
前記予測ベクトル候補の選択情報に前記所定情報が埋め込まれたことによる符号量増加量を推定し、
前記符号量増加量に基づいて、前記処理ブロックが前記所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定する処理
をコンピュータが実行する動画像処理方法。 - 画像符号化データを可変長復号し、処理ブロック毎に符号化パラメータ情報を取得し、
処理ブロック毎に、該処理ブロックの動きベクトルに対する2つの予測ベクトル候補を含む予測ベクトル候補リストを生成し、
前記予測ベクトル候補リストと、前記符号化パラメータ情報に含まれる予測ベクトル候補の選択情報及び差分ベクトルとを取得し、動きベクトルを復元し、
前記予測ベクトル候補の選択情報を所定情報で更新し、
前記所定情報で更新することで該所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、復元された前記動きベクトルとに基づき算出した差分ベクトルにより、前記符号化パラメータ情報から取得した差分ベクトルを更新し、
前記所定情報が埋め込まれた予測ベクトル候補と、更新された差分ベクトルとを含む前記符号化パラメータ情報に基づいて、処理ブロックを可変長符号化し、画像符号化データを生成する処理
をコンピュータに実行させるプログラム。 - ブロック単位で符号化された動画像データを可変長復号し、復号された符号化パラメータ情報を取得し、
前記符号化パラメータ情報に含まれる、処理ブロックにおける予測ベクトル候補の選択情報から所定情報を復元し、
前記予測ベクトル候補の選択情報に前記所定情報が埋め込まれたことによる符号量増加量を推定し、
前記符号量増加量に基づいて、前記処理ブロックが前記所定情報の埋め込み対象であるか否かを判定する処理
をコンピュータに実行させるプログラム。
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