JP6190427B2 - 電解槽及び電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解槽及び電解水生成装置に関する。
従来から、隔膜で仕切られた陽極室と陰極室を有する電解槽を備え、電解槽内に導入された水道水等の原水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
電解水生成装置の陰極室で生成される水素ガスが溶け込んだ電解水素水は、胃腸症状の改善に優れた効果を発揮することが期待されている。また、近年、電解水生成装置で生成された電解水素水は、活性酸素の除去に適しているとして注目されている。
特許第5639724号公報
電解水生成装置において、隔膜は、陽極室と陰極室との間でイオンを効率よく通過させるために薄く形成されていることから、例えば、陽極室と陰極室との間で生ずる圧力差が過度に大きくなると、隔膜が損傷を受けるおそれがある。そこで、上記特許文献1の電解水生成装置では、陽極側の給電体(以下、陽極給電体と記すことがある)、隔膜及び陰極側の給電体(以下、陰極給電体と記すことがある)からなる積層体を、電解槽を構成するケース片の凸状部によって挟み込んで支持する構造が採用されている。そして、隔膜と、ケース片との間には、電解室内の水を封止するための封止部材が、給電体の外縁を囲むように配されている。
上記電解水生成装置では、電解槽を組み立てる際に、ケース片に対して給電体を適正に位置決めする必要がある。給電体が適正位置からずれた状態で電解槽が組み立てられた場合、給電体と封止部材とが干渉し、その干渉箇所で給電体と隔膜との接触圧力が過度に高まり、隔膜が損傷を受けるおそれがある。また、給電体と封止部材との間で水漏れが生ずるおそれがある。このため、電解槽の組み立てには、給電体の位置決めに細心の注意を払う必要があり、電解槽の生産効率の向上を妨げる一因となっていた。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ケース片に対して給電体を適正位置で容易に装着できる電解槽及び電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明の第1発明は、水を電気分解するための電解槽であって、電気分解される水が供給される電解室と、前記電解室内で、互いに対向して配置された陽極側の給電体及び陰極側の給電体と、前記電解室内で、前記陽極側の給電体と前記陰極側の給電体とによって挟持され、かつ、前記電解室を陽極室と陰極室とに区分する隔膜とを備え、前記電解室は、前記陽極側の第1のケース片と、前記陰極側の第2のケース片とが固着されたものの内部に形成されており、前記陽極側の給電体と前記第1のケース片との組み合わせ、及び、前記陰極側の給電体と前記第2のケース片との組み合わせの少なくとも一方の組み合わせには、互いに係合することにより、前記ケース片に対して前記給電体を位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする
本発明に係る前記電解槽において、前記位置決め部は、前記一方の組み合わせに複数設けられていることが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記位置決め部は、前記給電体に設けられた凸部と、前記ケース片に設けられかつ前記凸部と係合する係合部とを含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記係合部は、前記凸部と当接する当接部と、前記凸部を前記当接部に導くガイド部とを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記凸部は、前記陽極側の給電体と前記陰極側の給電体との間に直流電圧を印加するための給電端子を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記係合部は、前記給電端子を挿通させる貫通孔を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記位置決め部は、前記ケース片から突出する凸部と、前記給電体に設けられかつ前記凸部に係合する係合部とを含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解槽において、前記隔膜と、前記少なくとも一方のケース片との間には、前記電解室内の水を封止するための封止部材が配されており、前記封止部材は、前記少なくとも一方の給電体の外縁を囲むようにその外側を環状にのびていることが望ましい。
本発明の第2発明は、前記電解槽を備えたことを特徴とする電解水生成装置である。
本発明の第1発明の電解槽では、陽極側の給電体と第1のケース片との組み合わせ、及び、陰極側の給電体と第2のケース片との組み合わせの少なくとも一方の組み合わせには、互いに係合することにより、ケース片に対して給電体を位置決めする位置決め部が設けられている。これにより、ケース片に対して給電体を適正位置で容易に装着することが可能となり、隔膜の損傷等を抑制しつつ、電解槽の生産効率を高めることが可能となる。
本発明の第2発明の電解水生成装置では、上記第1発明と同様に、ケース片に対して給電体を適正位置で容易に装着することが可能となり、隔膜の損傷等を抑制しつつ、電解水生成装置の生産効率を高めることが可能となる。
本発明の電解水生成装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1の電解槽の組み立て前の主要部品を配置した斜視図である。 図2の第1のケース片及び陽極給電体を示す斜視図である。 図2の第2のケース片及び陰極給電体を示す斜視図である。 図3、4の位置決め部を含む断面図である。 図3の第1のケース片及び陽極給電体の変形例を示す斜視図である。 図4の第2のケース片及び陽極給電体の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の概略構成を示している。電解水生成装置1は、家庭の飲料用及び料理用の水の生成や血液透析の透析液の生成に用いられてもよい。
電解水生成装置1は、電気分解される水が供給される電解室40が形成された電解槽4と、電解室40内で、互いに対向して配置された陽極給電体41及び陰極給電体42と、陽極給電体41と陰極給電体42との間に配された隔膜43とを備えている。電解槽4の上流側又は下流側に、別の電解槽が設けられていてもよい。また、電解槽4と並列に、別の電解槽が設けられていてもよい。別に設けられた電解槽についても、電解槽4と同等の構成が適用されうる。
隔膜43は、電解室40を陽極給電体41側の陽極室40Aと、陰極給電体42側の陰極室40Bとに区分する。電解室40の陽極室40A及び陰極室40Bの両方に水が供給され、陽極給電体41及び陰極給電体42に直流電圧が印加されることにより、電解室40内で水の電気分解が生ずる。
隔膜43は、電気分解で生じたイオンを通過させ、隔膜43を介して陽極給電体41と、陰極給電体42とが電気的に接続される。隔膜43には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子材料が用いられている。
固体高分子材料を用いた隔膜43を有する電解槽4では、中性の電解水素水及び電解酸素水が生成される。電解室40内で水が電気分解されることにより、陰極室40Bでは、水素ガスが溶け込んだ電解水素水が得られ、陽極室40Aでは酸素ガスが溶け込んだ電解酸素水が得られる。
電解水生成装置1は、電解槽4を制御する制御手段6と、電解槽4の上流側に設けられた入水部7と、電解槽4の下流側に設けられた出水部8とをさらに備えている。
制御手段6は、例えば、各種の演算処理、情報処理等を実行するCPU(Central Processing Unit)及びCPUの動作を司るプログラム及び各種の情報を記憶するメモリ等を有している。
陽極給電体41と制御手段6との間の電流供給ラインには、電流検出手段44が設けられている。電流検出手段44は、陰極給電体42と制御手段6との間の電流供給ラインに設けられていてもよい。電流検出手段44は、給電体41、42に供給する電解電流を検出し、その値に相当する信号を制御手段6に出力する。
制御手段6は、電流検出手段44から入力される信号に基づいて、陽極給電体41と陰極給電体42との間に印加する電圧をフィードバック制御する。例えば、電解電流が過大である場合、制御手段6は、上記電圧を減少させ、電解電流が過小である場合、制御手段6は、上記電圧を増加させる。これにより、給電体41、42に供給する電解電流が適切に制御されうる。
入水部7は、給水管71と、流量センサー72と、分岐部73と、流量調整弁74等を有している。給水管71は、電解水生成装置1に供給された水を電解室40に導く。流量センサー72は、給水管71に設けられている。流量センサー72は、電解室40に供給される水の単位時間あたりの流量(以下、単に「流量」と記すこともある)Fを定期的に検出し、その値に相当する信号を制御手段6に出力する。
分岐部73は、給水管71を給水管71a、71bの二方に分岐する。流量調整弁74は、給水管71a、71bを陽極室40A又は陰極室40Bに接続する。陽極室40A及び陰極室40Bに供給される水の流量は、制御手段6の管理下で、流量調整弁74によって調整される。流量調整弁74は、水の利用効率を高めるために、陽極室40A及び陰極室40Bに供給される水の流量を調整する。これにより、陽極室40Aと陰極室40Bとの間で圧力差が生ずる場合がある。
本実施形態では、流量センサー72は、分岐部73の上流側に設けられているので、陽極室40Aに供給される水の流量と陰極室40Bに供給される水の流量との総和、すなわち、電解室40に供給される水の流量Fを検出する。
出水部8は、流路切替弁81と、吐水管82と、排水管83等を有している。流路切替弁81は、陽極室40A、陰極室40Bを吐水管82又は排水管83に選択的に接続する。電解水生成装置1が血液透析の透析液の生成に用いられる場合、陰極室40Bで生成された電解水素水が吐水管82を介して、濾過処理用の逆浸透膜モジュール及び透析原液を希釈する希釈装置等に供給される。
制御手段6は、陽極給電体41及び陰極給電体42に印加する直流電圧の極性を制御する。例えば、制御手段6は、流量センサー72から入力される信号に基づいて、電解室40に供給される水の流量Fを積算し、所定の流量に達すると陽極給電体41及び陰極給電体42に印加する直流電圧の極性を切り替える。これに伴い、陽極室40Aと陰極室40Bとが相互に入れ替わる。直流電圧の極性の切り替えにあたっては、制御手段6は、流量調整弁74及び流路切替弁81を同期して動作させる。これにより、陰極室40Bと吐水管82とが常に接続され、陰極室40Bで生成された電解水素水が吐水管82から吐出される。
図2は、電解槽4の組み立て前の斜視図である。電解槽4は、陽極給電体41側の第1のケース片50と、陰極給電体42側の第2のケース片60とを有している。互いに対向して配置された第1のケース片50と第2のケース片60とが固着されることにより、その内部に電解室40(図1参照)が形成される。
電解槽4は、電解室40内に、陽極給電体41、隔膜43及び陰極給電体42が重ねられてなる積層体45を収容している。陽極給電体41、隔膜43及び陰極給電体42は、それぞれ矩形状に形成されている。
陽極給電体41及び陰極給電体42は、それぞれ、その板厚方向で水が行き来可能に構成されている。陽極給電体41及び陰極給電体42には、例えば、エクスパンドメタル等の網状の金属が適用されうる。このような、網状の陽極給電体41及び陰極給電体42は、隔膜43を挟持しながら、隔膜43の表面に水を行き渡らせることができ、電解室40内での電気分解を促進する。本実施形態では、陽極給電体41及び陰極給電体42として、例えば、チタニウム製のエクスパンドメタルの表面に白金のめっき層が形成されたものが適用されている。白金のめっき層は、チタニウムの酸化を防止する。
陽極給電体41には、第1のケース片50を貫通して電解槽4の外部に突出する給電端子41aが設けられている。同様に、陰極給電体42にも、第2のケース片60を貫通して電解槽4の外部に突出する給電端子42aが設けられている。給電端子41a、42aを介して、陽極給電体41及び陰極給電体42に直流電圧が印加される。
本実施形態では、隔膜43には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子材料が用いられている。固体高分子材料を用いた隔膜43を有する電解槽4では、中性の電解水が生成される。隔膜43の両面には、白金からなるめっき層43aが形成されている。めっき層43aと陽極給電体41及び陰極給電体42とは、当接し、電気的に接続される。
隔膜43は、電解室40内で、陽極給電体41及び陰極給電体42によって挟持されている。従って、隔膜43の形状は陽極給電体41及び陰極給電体42によって保持されている。このような、隔膜43の保持構造によれば、陽極室40Aと陰極室40Bとの間に生ずる圧力差に起因する応力の大部分は、陽極給電体41及び陰極給電体42によって負担され、隔膜43にかかる応力は減少する。これにより、陽極室40Aと陰極室40Bとの間で大きな圧力差が生ずる状態で電解水生成装置1を動作させても、隔膜43には大きな応力が生じない。従って、隔膜43の損傷を抑制し、水の利用効率を容易に高めることが可能となる。
また、隔膜43が陽極給電体41及び陰極給電体42で挟持されているので、隔膜43のめっき層43aと陽極給電体41との間及びめっき層43aと陰極給電体42との間での接触抵抗が減少し、電圧降下が抑制される。これにより、電解室40内での電気分解が促進され、高い溶存水素濃度の電解水素水が生成可能となる。
陽極給電体41及び陰極給電体42の外周縁の外側には、第1のケース片50と第2のケース片60との合わせ面からの水漏れを防止するための封止部材46が設けられている。隔膜43の外周部は、封止部材46によって挟持されている。
各ケース片50及び60は、電解室40内での水の流れに沿う縦方向Vに長い長方形状に形成されている。これに伴い、電解室40は、縦方向Vに長い長方形状に形成されている。このような縦長形状の電解室40によって、電解槽4内での流路が長くなる。その結果、陰極室40Bで発生した水素ガスが、陰極室40B内の水に溶け込みやすくなり、溶存水素濃度を高めることができる。
電解槽4には、L字状の継手91、92、93、94が設けられている。継手91、92は、第1のケース片50、第2のケース片60の下部に装着され、上記流量調整弁74と接続される。継手93、94は、第1のケース片50、第2のケース片60の上部に装着され、上記流路切替弁81と接続される。電解水生成装置1への通水を開始することにより、陽極室40A及び陰極室40Bの下部から上部に向かって、大局的な水の流れが生ずる。
陰極室40Bにて発生した水素ガスは、微小な気泡となって陰極室40Bの上方に移動する。本実施形態では、水素ガスの移動方向と大局的に水が流れる方向が一致するため、水素分子が水に溶け込み易くなり、溶存水素濃度が高められる。
図3は、電解室40側を向く内面側から視た第1のケース片50及び第1のケース片50に装着される陽極給電体41の斜視図である。図4は、電解室40側を向く内面側から視た第2のケース片60及び第2のケース片60に装着される陰極給電体42の斜視図である。
第1のケース片50及び第2のケース片60の内面の外縁部には、第1のケース片50と第2のケース片60とを固着するための合わせ面51、61が形成されている。合わせ面51、61の内側には、内壁が合わせ面51、61から第1のケース片50、第2のケース片60の厚さ方向に陥没することにより、電解部52、62が設けられている。電解部52は陽極室40Aを構成し、電解部62は陰極室40Bを構成する。
第1のケース片50の内面には、複数の第1凸状部53が配設されている。各第1凸状部53は、電解部52を縦方向Vにのび、縦方向Vに垂直な横方向Hに並べて配設されている。一方、第2のケース片60の内面には、複数の第2凸状部63が配設されている。各第2凸状部63は、電解部62を縦方向Vにのび、横方向Hに並べて配設されている。このような第1凸状部53及び第2凸状部63は、電解室40内を縦方向Vに流れる水の移動を阻害しない。
各第1凸状部53は、陽極室40Aで陽極給電体41と当接し、陽極給電体41を第2のケース片60の側に押圧する。一方、各第2凸状部63は、陰極室40Bで陰極給電体42と当接し、陰極給電体42を第1のケース片50の側に押圧する。従って、各第1凸状部53及び各第2凸状部63によって、積層体45は、その両面から挟持される。第1凸状部53及び第2凸状部63の形状及び配置は、任意である。例えば、各第1凸状部53及び各第2凸状部63は、上記特許文献1の図4に示されるように、積層体を挟んで電解室の横方向に交互に配設されていてもよく、上記特許文献1の図8に示されるように、積層体を挟んで対向するように配設されていてもよい。また、第1凸状部53及び第2凸状部63は、上記特許文献1の図9及び10に示される形態であってもよい。
図3に示されるように、第1のケース片50の内面には、第1分水路54及び第1集水路56が形成されている。第1分水路54は、第1のケース片50の横方向Hに沿ってのび、電解部52と連通している。継手91から流入した水は、第1分水路54を介して、電解部52に流れ込み、第1凸状部53等の間隙を図2において上方に流れる。第1集水路56は、第1のケース片50の横方向Hに沿ってのび、電解部52と連通している。電解部52の上方に移動した水は、第1集水路56によって集められて、継手93から電解槽4の外部に流出する。
合わせ面51を基準とすると、電解部52の深さは、第1分水路54及び第1集水路56よりも小さい。このような電解部52によって、電解部52を流れる水の速度が高められ、酸素ガスが溶け込みやすくなる。
同様に、図4に示されるように、第2のケース片60の内面には、第2分水路64及び第2集水路66が形成されている。第2分水路64は、第2のケース片60の横方向Hに沿ってのび、電解部62と連通している。継手92から流入した水は、第2分水路64を介して、電解部62に流れ込み、第2凸状部63等の間隙を図2において上方に流れる。第2集水路66は、第2のケース片60の横方向Hに沿ってのび、電解部62と連通している。電解部62の上方に移動した水は、第2集水路66によって集められて、継手94から電解槽4の外部に流出する。
合わせ面61を基準とすると、電解部62の深さは、第2分水路64及び第2集水路66よりも小さい。このような電解部62によって、電解部62を流れる水の速度が高められ、水素ガスが溶け込みやすくなる。
図3に示されるように、陽極給電体41には第1位置決め部95が、第1のケース片50には第1位置決め部96が、それぞれ設けられている。第1位置決め部96は、第1位置決め部95に対応する位置に配置されている。第1位置決め部95と第1位置決め部96とが互いに係合することにより、第1のケース片50に対して陽極給電体41が位置決めされる。これにより、第1のケース片50に対して陽極給電体41を適正位置で容易に組み込むことが可能となり、隔膜43の損傷等を抑制しつつ、電解槽4の生産効率を高めることが可能となる。
一方、図4に示されるように、陰極給電体42には第2位置決め部97が、第2のケース片60には第2位置決め部98が、それぞれ設けられている。第2位置決め部97と第2位置決め部98とが互いに係合することにより、第2のケース片60に対して陰極給電体42が位置決めされる。これにより、第2のケース片60に対して陰極給電体42を適正位置で容易に組み込むことが可能となり、隔膜43の損傷等を抑制しつつ、電解槽4の生産効率を高めることが可能となる。
本実施形態では、陽極給電体41と第1のケース片50との組み合わせに第1位置決め部95、96が、陰極給電体42と第2のケース片60との組み合わせに第2位置決め部97、98が、それぞれ設けられているが、いずれか一方の組み合わせに位置決め部が設けられていてもよい。
図3に示されるように、陽極給電体41には、第1位置決め部95が複数設けられているのが望ましい。これに伴い、第1のケース片50にも、第1位置決め部96が複数設けられているのが望ましい。本実施形態では、例えば、陽極給電体41に一対の第1位置決め部95が設けられ、第1のケース片50に一対の第1位置決め部96が設けられ、陽極給電体41が二箇所で位置決めされる。従って、陽極給電体41の回転が防止され、陽極給電体41を第1のケース片50に対して正しい姿勢で精度よく装着することが可能となる。一対の第1位置決め部95は、陽極給電体41の端縁部で互いに対向して配置されているのが望ましい。これにより、第1のケース片50に対する陽極給電体41の位置決め精度が向上する。
同様に、図4に示されるように、陰極給電体42には、第2位置決め部97が複数設けられているのが望ましい。これに伴い、第2のケース片60にも、第2位置決め部98が複数設けられているのが望ましい。本実施形態では、例えば、陰極給電体42に一対の第2位置決め部97が設けられ、第2のケース片60に一対の第2位置決め部98が設けられ、陰極給電体42が二箇所で位置決めされる。従って、陰極給電体42の回転が防止され、陰極給電体42を第2のケース片60に対して正しい姿勢で精度よく装着することが可能となる。一対の第2位置決め部97は、陰極給電体42の端縁部で互いに対向して配置されているのが望ましい。これにより、第2のケース片60に対する陰極給電体42の位置決め精度が向上する。
図5は、第1分水路54及び第2分水路64の側の第1位置決め部95、96及び第2位置決め部97、98を含む断面を示している。
図3、5に示されるように、第1位置決め部95は、陽極給電体41に設けられた凸部41gを含む。凸部41gは、陽極給電体41から第1のケース片50の側に突出して形成されている。本実施形態の凸部41gは、陽極給電体41と同等の材料、例えば、チタニウムを含む金属からなり、円柱状に形成されている。凸部41gは、例えば、溶接等により、陽極給電体41に固着されている。一方、第1位置決め部96は、第1のケース片50に設けられた係合部55を含む。係合部55は、第1のケース片50の第1分水路54の底面から隔膜43の側に突出して形成されている。係合部55は、第1分水路54の底面から陥没する凹状に形成されていてもよい。係合部55と凸部41gとが係合することにより、第1のケース片50に対して陽極給電体41が位置決めされる。
本実施形態では、凸部41gの横方向Hの両側に(給電端子41aを中心とする円の周方向に沿って)一対の係合部55が設けられている。各係合部55は、凸部41gと当接する当接部55aと、凸部41gを当接部55aに導くガイド部55bとを有する。当接部55aは、第1分水路54の底面から隔膜43の側に突出し、円柱状の凸部41gの側壁と当接する。これにより、第1のケース片50に対して陽極給電体41が位置決めされる。ガイド部55bは、例えば、斜面状に形成され、陽極給電体41を第1のケース片50に装着する際に、凸部41gの先端部と当接して凸部41gを当接部55aに導く。これにより、第1のケース片50に対する陽極給電体41の位置決めが容易に行える。
図3に示されるように、凸部41gは、給電端子41aを含む。本実施形態の給電端子41aは、陽極給電体41と同等の材料、例えば、チタニウムを含む金属からなる。給電端子41aに対応する第1のケース片50側の係合部には、給電端子41aを第1のケース片50の外部に突出させるための貫通孔58が形成されている。貫通孔58は、第1分水路54の底面から第1のケース片50を貫通して形成されている。貫通孔58に給電端子41aが挿通されることにより、給電端子41aと貫通孔58とが係合し、第1のケース片50に対して陽極給電体41が位置決めされる。第1集水路56の側での給電端子41aと貫通孔58との係合に加えて、第1分水路54の側での凸部41gと係合部55との係合によって、陽極給電体41の回転が抑制され、第1のケース片50に対する陽極給電体41の姿勢が規制される。
一方、図4、5に示されるように、第2位置決め部97は、陰極給電体42に設けられた凸部42gを含む。凸部42gは、陰極給電体42から第2のケース片60の側に突出して形成されている。凸部42gの形態は、凸部41gと同等である。一方、第2位置決め部98は、第2のケース片60に設けられた係合部65を含む。係合部55の形態は、係合部55と同等である。係合部65と凸部42gとが係合することにより、第1のケース片50に対して陽極給電体41が位置決めされる。
本実施形態では、凸部42gの横方向Hの両側に(給電端子42aを中心とする円の周方向に沿って)一対の係合部65が設けられている。各係合部65は、凸部42gと当接する当接部65aと、凸部42gを当接部65aに導くガイド部65bとを有する。当接部65a及びガイド部65bの形態は、当接部55a及びガイド部55bと同等である。当接部65a及びガイド部65bにより、第1のケース片50に対する陰極給電体42の位置決めが容易に行える。
図4に示されるように、凸部42gは、給電端子42aを含む。そして、給電端子42aに対応する第2のケース片60側の係合部には、給電端子42aを第2のケース片60の外部に突出させるための貫通孔68が形成されている。給電端子42a及び貫通孔68の形態は、給電端子41a及び貫通孔58と同等である。貫通孔68に給電端子42aが挿通されることにより、給電端子42aと貫通孔68とが係合し、第2のケース片60に対して陰極給電体42が位置決めされる。第2集水路66の側での給電端子42aと貫通孔68との係合に加えて、第2分水路64の側での凸部42gと係合部65との係合によって、陰極給電体42の回転が抑制され、第2のケース片60に対する陰極給電体42の姿勢が規制される。
本発明は、陽極給電体41及び陰極給電体42の外縁を囲むようにその外側を環状にのびている封止部材46を有する電解槽4で特に有効である。封止部材46を有する電解槽4では、第1のケース片50に対して陽極給電体41が、第2のケース片60に対して陰極給電体42がそれぞれ精度よく位置決めされることにより、封止部材4766と陽極給電体41及び陰極給電体42との干渉が抑制される。これにより、陽極給電体41及び陰極給電体42と隔膜43との接触圧力が局所的に過度に高まることが抑制され、隔膜43の損傷を抑制することが可能となる。また、本発明によれば、陽極給電体41及び陰極給電体42の位置決め精度が向上するため、封止部材46の内周部と陽極給電体41及び陰極給電体42の外周部とのギャップを小さくすることが可能となる。これにより、コンパクトな電解槽4を用いつつ、陽極給電体41及び陰極給電体42を大型化して、容易に溶存水素濃度の高い電解水素水を生成することが可能となる。
図6は、上記陽極給電体41及び第1のケース片50の変形例である陽極給電体41X及び第1のケース片50Xを示している。陽極給電体41X及び第1のケース片50Xは、第1位置決め部95X及び96Xが設けられている点で、陽極給電体41及び第1のケース片50とは異なっている。本第1のケース片50X及び陽極給電体41Xのうち、以下で説明されてない部分については、上記陽極給電体41及び第1のケース片50の構成が採用されうる。
第1位置決め部96Xは、第1のケース片50Xの第1分水路54に設けられている。第1位置決め部96Xは、第1分水路54の底面から隔膜43の側に突出する凸部59を含む。凸部59は、例えば、円柱状に形成されている。第1位置決め部95Xは、陽極給電体41Xに設けられている。第1位置決め部95Xは、第1位置決め部96Xに対応する位置に設けられている。第1位置決め部95Xは、凸部59に係合する係合部41hを含む。本実施形態の係合部41hは、例えば、陽極給電体41Xを厚さ方向に貫通する貫通孔で構成されている。係合部41hと凸部59とが係合することにより、第1のケース片50Xに対して陽極給電体41Xが位置決めされる。
図7は、上記陰極給電体42及び第2のケース片60の変形例である陰極給電体42X及び第2のケース片60Xを示している。陰極給電体42X及び第2のケース片60Xは、第2位置決め部97X及び98Xが設けられている点で、陰極給電体42及び第2のケース片60とは異なっている。本陰極給電体42X及び第2のケース片60Xのうち、以下で説明されてない部分については、上記陰極給電体42及び第2のケース片60の構成が採用されうる。
第2位置決め部98Xは、第2のケース片60Xの第2分水路64に設けられている。第2位置決め部98Xは、第2分水路64の底面から隔膜43の側に突出する凸部69を含む。第2位置決め部97Xは、陰極給電体42Xに設けられている。第2位置決め部97Xは、第2位置決め部98Xに対応する位置に設けられている。第2位置決め部97Xは、凸部69に係合する係合部42hを含む。凸部69及び係合部42hの形態は、凸部59及び係合部41hと同等である。係合部42hと凸部69とが係合することにより、第2のケース片60Xに対して陰極給電体42Xが位置決めされる。
以上、本発明の電解水生成装置1及び電解槽4が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、本発明は、少なくとも、水を電気分解するための電解槽4であって、電気分解される水が供給される電解室40と、電解室40内で、互いに対向して配置された陽極側の給電体41及び陰極側の給電体42と、電解室40内で、給電体41と給電体42とによって挟持され、電解室40を陽極室40Aと陰極室40Bとに区分する隔膜43とを備え、電解室40は、陽極側の第1のケース片50と、陰極側の第2のケース片60とが固着されることにより形成され、給電体41と第1のケース片50との組み合わせ、及び、給電体42と第2のケース片60との組み合わせの少なくとも一方の組み合わせには、互いに係合することにより、ケース片に対して給電体を位置決めする位置決め部95又は96等が設けられていればよい。
1 電解水生成装置
4 電解槽
40 電解室
40A 陽極室
40B 陰極室
41 陽極給電体
41g 凸部
42 陰極給電体
42g 凸部
43 隔膜
50 第1のケース片
55 第1係合部
58 貫通孔
60 第2のケース片
65 第2係合部
68 貫通孔
95 第1位置決め部
96 第1位置決め部
97 第2位置決め部
98 第2位置決め部

Claims (9)

  1. 水を電気分解するための電解槽であって、
    電気分解される水が供給される電解室と、
    前記電解室内で、互いに対向して配置された陽極側の給電体及び陰極側の給電体と、
    前記電解室内で、前記陽極側の給電体と前記陰極側の給電体とによって挟持され、かつ、前記電解室を陽極室と陰極室とに区分する隔膜とを備え、
    前記電解室は、前記陽極側の第1のケース片と、前記陰極側の第2のケース片とが固着されたものの内部に形成されており、
    前記陽極側の給電体と前記第1のケース片との組み合わせ、及び、前記陰極側の給電体と前記第2のケース片との組み合わせの少なくとも一方の組み合わせには、互いに係合することにより、前記ケース片に対して前記給電体を位置決めする一対の位置決め部が設けられ
    前記一対の位置決め部は、前記一方の組み合わせの給電体の端縁部で、給電体の中央部を挟んで、互いに対向して配置されていることを特徴とする電解槽。
  2. 前記電解室は、水の流れに沿う縦方向に長い長方形状に形成され、
    前記一対の位置決め部の一方は、前記電解室の一方の短辺の側に配置され、他方は、前記電解室の他方の短辺の側に配置されている請求項1記載の電解槽。
  3. 前記位置決め部は、前記給電体に設けられた凸部と、前記ケース片に設けられかつ前記凸部と係合する係合部とを含む請求項1又は2に記載の電解槽。
  4. 前記係合部は、前記凸部と当接する当接部と、前記凸部を前記当接部に導く斜面状のガイド部とを有する請求項3記載の電解槽。
  5. 前記凸部は、前記陽極側の給電体と前記陰極側の給電体との間に直流電圧を印加するための給電端子を含む請求項3記載の電解槽。
  6. 前記係合部は、前記給電端子を挿通させる貫通孔を含む請求項5記載の電解槽。
  7. 前記位置決め部は、前記ケース片から突出する凸部と、前記給電体に設けられかつ前記凸部に係合する係合部とを含む請求項1記載の電解槽。
  8. 前記隔膜と、少なくとも一方のケース片との間には、前記電解室内の水を封止するための封止部材が配されており、
    前記封止部材は、少なくとも一方の給電体の外縁を囲むようにその外側を環状にのびている請求項1乃至7のいずれかに記載の電解槽。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の前記電解槽を備えたことを特徴とする電解水生成装置。
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