JP6189766B2 - 圧電部品、光源装置および印刷装置 - Google Patents

圧電部品、光源装置および印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、圧電部品、光源装置および印刷装置に関する。
従来から、レーザプリンタ、あるいは投影型表示装置において、画像信号により変調されたレーザ光を反射部により反射して投影像を形成するための圧電部品が知られている。
圧電部品は、圧電素子が設けられた支持部と、光を反射する反射部と、支持部と反射部とを連結する連結部と、を備えたものが知られている。そして、圧電素子を駆動させて支持部に振動を与え、支持部より連結部に回転トルクを与えて反射部に所定の振れ角をなした揺動を生じさせている。このような圧電部品は、支持部と、反射部と、連結部とが、半導体材料により一体的に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−83603号公報
しかしながら、特許文献1に記載された圧電部品は、支持部と、反射部と、連結部とが、半導体材料により一体的に形成されているため、反射部に大きな振れ角を得ようとすると、連結部に脆性破壊が生じる可能性があり、圧電部品の信頼性が低下する可能性がある。
本発明の一実施形態に係る圧電部品は、圧電素子が設けられた支持部と、光を反射するための反射部と、前記支持部と前記反射部とを連結し、圧延金属により形成された連結部と、を備えている。また、該連結部が、前記圧延金属の圧延方向と異なる第1方向に、長く設けられている。
また、本発明の一実施形態に係る光源装置は、光源と、該光源から出射される光を前記反射部にて反射する上記に記載の圧電部品とを備える。
また、本発明の一実施形態に係る印刷装置は、上記に記載の光源装置と、感光体と、前記光源から出射された光にて前記感光体を走査する光学系と、前記静電潜像を記録媒体に転写する転写部と、を備え、前記制御部が前記感光体に静電潜像を形成するように前記光学系を制御する。
本発明によれば、反射部の振れ角を大きくしても脆性破壊が生じる可能性を低減することができる。
(a)は第1の実施形態に係る圧電部品の斜視図であり、(b)は、(a)の平面図である。 図1に示す圧電部品を圧延金属から切り出す概略図である。 図1の圧電部品を備えた印刷装置の概略図である。 第2の実施形態に係る圧電部品の分解斜視図である。 図4に示す圧電部品を構成する各部材の平面図である。 図4に示す圧電部品を圧延金属から切り出す概略図である。 (a)は図5に示すI−I線断面図であり、(b)は図5に示すII−II線断面図である。 第3の実施形態に係る圧電部品を示し、(a)は平面図であり、(b)は一部を拡大して示す拡大平面図である。 第4の実施形態に係る圧電部品を示し、(a)は平面図であり、(b)は一部を拡大して示す拡大平面図である。
<第1の実施形態>
図1,2を用いて第1の実施形態に係る圧電部品X1について説明する。
圧電部品X1は、圧電素子2が設けられた一対の支持部4と、光を反射するための反射部8と、支持部4と反射部8とを連結する一対の連結部6と、支持部4を固定する枠部10とを備えている。第1の実施形態では、支持部4と、反射部8と、連結部6と、枠部10とは、一体的に形成されており、圧延金属1により形成されている。ここで、連結部6は、圧延金属1の圧延方向S(以下、圧延方向Sと称する)と異なる方向の第1方向R1に長く設けられている。なお、第1の実施形態では圧電部品X1は、枠部10を備えているが、支持部4の両端が固定されていればよく、必ずしも枠部10を設けなくともよい。
圧電素子2は、平板状の圧電セラミックスなどの圧電体(不図示)の一方の主面の略全面に引出電極(不図示)が形成されている。圧電体の他方の主面は、導電性接着剤13(図7参照)を介して支持部4に電気的に接続されている。導電性接着剤13としては、樹脂等の接着剤粒子の内部に導電性粒子が混在した、周知のものを利用することができる。
圧電体としては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料を用いることができる。引出電極としては、Au、Pt、Ag、Pd、Cuなどの金属あるいは合金を使用することができる。電気抵抗率が小さい点から、Au、Ag、Cuなど金属あるいは合金を用いることが好ましい。なお、間に電極を挟んだ圧電体を複数積層してもよい。
圧電素子2a,2b,2c,2dは、一方の主面に設けられた引出電極がそれぞれ独立して外部に設けられた電源と、ワイヤボンディング等により電気的に接続されている。また、他方の主面と接続された支持部4a,4bはグランド電位に保持されている。そして、圧電素子2a,2b,2c,2dに設けられた引出電極に、電圧をそれぞれ独立した状態で印加することにより、圧電素子2a,2b,2c,2dの圧電体をそれぞれ独立して駆動することができる。
なお、圧電素子2は、一方の主面および他方の主面に引出電極を設けてもよい。この場合、一方の主面に設けられた引出電極を、それぞれ独立した状態で外部に設けられた電源と接続し、他方の主面に設けられた引出電極を、グランド電位に保持すればよい。
支持部4は、連結部6を介して反射部8を挟持するように一対設けられており、一方の支持部4aと他方の支持部4bとが、反射部8を中心に対称に設けられている。また、支持部4上には圧電素子2が設けられている。一方の支持部4a上には圧電素子2a,2bが、連結部6を中心に対称に設けられている。他方の支持部4b上には圧電素子2c,2dが、連結部6を中心に対称に設けられている。
平面視して、支持部4は、圧延方向Sに延びるように設けられている。そのため、支持部4は、圧延方向Sに長く設けられている。一方の支持部4aと他方の支持部4bとは、圧延方向Sにおける中央部にて、連結部6と連結されている。
連結部6は、圧延金属1により形成されており、第1方向R1に長く設けられている。連結部6は、第1方向R1において、反射部8を挟持するように配置されている。一方の連結部6aは、一端が支持部4aの圧延方向Sにおける中央部に接続され、他端が反射部8の圧延方向Sにおける中央部に接続されている。また、他方の連結部6bは、一端が支持部4bの圧延方向Sにおける中央部に接続され、他端が反射部8の圧延方向Sにおける中央部に接続されている。
連結部6は、圧延金属1の薄板、あるいはAl、Au、Pt、Ag、Pd、Cuなどの金属または合金の薄板により形成することができる。圧延金属1としては、SUS304等のステンレスを例示することができる。
連結部6の厚みとしては、50〜120μmであることが好ましい。連結部6の厚みが50〜120μmであると、反射部8の振れ角を大きくすることができるとともに、連結部6の強度を保持することができる。
反射部8は、外部に設けられた光源(不図示)から出射された光を他の方向に反射する機能を有している。反射部8は、圧延方向Sに長く形成されており、圧延方向Sにおける中央部に連結部6が接続されており、支持部4に固定されている。そのため、反射部8は、連結部6を揺動軸として厚み方向に揺動することとなる。
反射部8は、圧延金属1により形成されており、光を反射するために一方の主面に鏡面加工が設けられていることが好ましい。また、光の反射損失を低減するために、一方の主面の表面に、AlあるいはAgの薄膜を設けることが好ましい。
枠部10は、支持部4、連結部6、反射部8を取り囲むように配置されており、支持部4、連結部6、反射部8を固定して保持する機能を有している。枠部10は、第1辺10aと、第2辺10bと、第3辺10cと、第4辺10dとを備えており、平面視して、開口を有する矩形状をなしている。第1辺10aと第3辺10cとは、圧延方向Sに延びるように設けられており、第2辺10bと第4辺10dとは、第1方向R1に延びるように設けられている。支持部4a,4bの一端および他端は、枠部10に接続されている。そのため、支持部4a,4bは、一端および他端が固定端として機能することとなる。
なお、枠部10は、平面視して、開口を有する矩形状をなしている例を示したが、例えば、支持部4a,4bの一端同士、および支持部4a,4bの一端同士を独立して接続した構成としてもよい。
支持部4、連結部6、反射部8、および枠部10は、例えば、以下の工程により作成することができる。まず、50〜120μmのステンレス板の上にフォトレジストを形成し、フォトリソグラフィ技術により、支持部4、連結部6、反射部8、および枠部10が形成される領域上にフォトレジストが残るようにパターニングを行う。パターニングは、図2に示すように、連結部6が、ステンレス板の圧延方向Sと異なる第1方向R1に長く設けられるように行う。次に、パターニングされた領域を酸によりエッチング処理を施して、支持部4、連結部6、反射部8、および枠部10を作製する。
なお、他の加工方法としては、ステンレス板を打ち抜き加工することにより、支持部4、連結部6、反射部8、および枠部10を形成することができる。なお、支持部4、連結
部6、反射部8、および枠部10は、ステンレス板以外に、Al、Au、Pt、Ag、Pd、Cuなどの金属または合金の板により形成してもよい。これらのステンレス板、金属または合金の板は、熱間圧延または冷間圧延等の圧延加工により形成されたものを用いる。具体的には、これらの圧延金属1は、上記金属材料を回転する2つのローラ3a,3bの間に通すことにより形成されている。
また、連結部6以外の支持部4、反射部8、および枠部10をシリコンなどの半導体材料、あるいは合成樹脂等により形成してもよい。合成樹脂等の絶縁性の材料により支持部4を形成する場合、圧電体の一方の主面および他方の主面に引出電極を形成して、圧電体から電極を引き出しやすくすることが好ましい。なお、支持部4、反射部8、および枠部10をシリコンなどの半導体材料、あるいは合成樹脂等により形成した場合、圧延金属1により形成された連結部6とは、接着剤により固定すればよい。
以下、圧電部品X1の駆動について説明する。
圧電素子2a,2cに外部から交流電圧が印加される。同様に、圧電素子2b,2dに外部から上記の交流電圧とは逆位相の交流電圧が印加される。それにより、圧電素子2a,2b,2c,2dは、外部からの交流電圧により圧電振動して、支持部4a,4bが上方あるいは下方に撓むこととなる。
支持部4a,4bが撓むことにより、連結部6a,6bには回転トルクが与えられることとなり、連結部6a,6bに捩じれ変位が生じることとなる。連結部6a,6bに生じた捩じれ変位は、連結部6a,6bに接続された反射部8に回転モーメントとして伝わり、反射部8が連結部6a,6bを揺動軸として、揺動振動することとなる。これにより、反射部8を所定の振れ角をなして揺動振動させることができる。
なお、振れ角とは、反射部8が揺動振動した際に、最も上方に大きく振れた際の反射部8の一端と、連結部6a,6bと、最も下方に大きく振れた際の反射部8の一端とのなす
角を示す。
圧電部品X1は、連結部6が圧延金属1により形成されている。そのため、反射部8が大きな振れ角で揺動振動した場合においても、連結部6に脆性破壊が生じる可能性を低減することができる。その結果、圧電部品X1の信頼性を向上させることができる。
また、圧電部品X1は、連結部6がステンレスにより形成されており、ステンレスの圧延方向Sと異なる第1方向R1に、長く設けられている。金属材料は圧延方向Sに対して曲がりやすい特性があり、連結部6は、長手方向に対して短手方向に変形しやすくなる。そのため、連結部6が、図1(a)の矢印Tの方向に捩じれやすい構成となる。それにより、連結部6の捩じれ変位を大きくすることができる。その結果、反射部8の揺動振動を大きくすることができ、振れ角を大きくすることができる。
圧延方向Sと第1方向R1とのなす角は、平面視して、90±15°であることが好ましい。特に、図1に示すように、第1方向R1は圧延方向Sに対して略直角であると、圧延方向Sが、連結部6の捩じれ変位の方向と一致することとなり、連結部6の捩じれ変位を大きくすることができる。なお、略直角とは、90±10°の範囲を含み、製造誤差を含む概念である。
また、支持部4は、圧延金属1により形成されており、圧延金属1の圧延方向Sに長く設けられている。そのため、支持部4は圧延方向Sに変形しやすい構成となる。支持部4は、上面に設けられた圧電素子2の圧電変形に従って、上方または下方に撓む構成となっ
ているが、支持部4は、圧延方向Sに変形しやすいことから、上方または下方に撓みやすくなる。それにより、連結部6a,6bに大きな回転トルクが与えられることとなり、連結部6a,6bに大きな捩じれ変位が生じることとなる。その結果、反射部8の揺動振動を大きくすることができ、振れ角を大きくすることができる。
さらにまた、支持部4、連結部6、反射部8は枠部10により囲まれており、支持部4の両端は、枠部10により固定されている。そのため、支持部4の両端が固定端となるため、支持部4に生じる上方または下方への撓みの量を大きくすることができる。その結果、反射部8の振れ角を大きくすることができる。
さらに、枠部10の第3辺10cおよび第4辺10dのうち支持部4aと支持部4bとの間に位置する部位10eは、圧延方向Sと略直交する第1方向R1に沿って長くなっている。そのため、部位10eは、第1方向R1に対して変形しにくくなっており、支持部4aと支持部4bとを強固に固定することができる。なお、部位10eは、捩じれやすい構成となるが、圧電素子2aと圧電素子2cとは、反射部8を大きく揺動振動させるために、同じ位相で交流電圧が印加されるため、部位10eには捩じれ応力が大きく生じることはない。
なお、支持部4a,4b上にそれぞれ圧電素子2を2つずつ上面に設けた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、圧電素子2を3つ以上設けてもよい。
図3を用いて圧電部品X1を用いた印刷装置Z1について説明する。印刷装置Z1は、光源22と、感光体28と、圧電部品X1と、光源22から出射された光にて感光体26を走査するFθレンズ24および凹面鏡26と、感光体28に静電潜像を形成するように、圧電部品X1を制御する制御部30と、静電潜像を記録媒体34に転写する転写部(不図示)と、を備えている。
印刷装置Z1は、画像を形成するための変調信号を入力した光源22からレーザを圧電部品X1に照射する。圧電部品X1の反射部(不図示)に入射した光は、反射部により反射され走査される。この際、制御部30は、反射部8の角度に合わせて光源22をオンオフすることにより、特定の方向にレーザが向かい、他の方向にはレーザが向かないように制御する。走査されたレーザは、Fθレンズ24により広角に走査される。Fθレンズ24より走査されたレーザは、凹面鏡26により反射されて感光体28に出射され、照射された感光体28の部位の電位を変化させる。このようにして感光体28には、特定部の電位が変化した状態にされた静電潜像が形成される。
感光体28には、電位の変化により生じた静電気力によりトナーが付着される。静電潜像に対応して形成された感光体28のトナーの画像は、感光体28とは逆の電圧が掛けられた転写部により記録媒体Pに複写される。このようにして、印刷装置Z1は、記録媒体Pに印刷を行う。
印刷装置Z1において、光源22と、光源22から出射される光を反射部8にて反射する圧電部品X1と、圧電部品X1を制御する制御部30とは光源装置として機能している。光源装置として、レーザプリンタに用いられるものについて説明したが、光源装置は、反射部8にて反射された光の走査方向が、所定の方向に反射するように制御するものであればよく、例えば、バーコード読取装置に用いられてもよい。また、光源装置として、圧電部品2つを用いてレーザをX−Y平面にわたって操作する光学系を構成することにより、プロジェクターなどの投影型表示装置に用いることができる。
<第2の実施形態>
図4〜7を用いて、第2の実施形態に係る圧電部品X2について説明する。なお、同一の部材については同一の符号を付し、以下同様とする。
圧電部品X2は、支持部4、反射部8、連結部6および枠部10が、圧延金属1により一体的に形成された第1部材12と、第1部材12を保持しており、圧延金属1により形成された一対の第2部材14を備えている。なお、第1部材12は、圧電部品X1と同様なため、説明を省略する。
第1部材12の上方に第2部材14aが配置されており、第1部材12の下方に第2部材14bが配置されている。第1部材14は、第1部材12と接着剤11を介して接続されている。第2部材14aは、平面視して、開口を有する矩形状をなしており、枠部16aを有している。枠部16aは、第1辺16a1と、第2辺16a2と、第3辺16a3と、第4辺16a4とを備えている。第2部材14bも同様に、平面視して、開口を有する矩形状をなしており、枠部16bを有している。枠部16bは、第1辺16b1と、第2辺16b2と、第3辺16b3と、第4辺16b4とを備えている。
枠部16aは、第3辺16a3と第4辺16a4とが、圧延方向S´に沿うように設けられ、第1辺16a1と第2辺16a2とが、圧延方向S´に直交する第2方向R2(以下、第2方向R2と称する場合がある)に沿うように設けられている。同様に、枠部16bは、第3辺16b3と第4辺16b4とが、圧延方向S´に沿うように設けられ、第1辺16b1と第2辺16b2とが、第2方向R2に沿うように設けられている。
そして、第2部材14aは、第2部材14aの圧延方向S´が第1部材12の圧延方向Sに対して略直角になるように、第1部材12の上方に配置されている。第2部材14bは、第2部材14bの圧延方向S´が第1部材12の圧延方向Sに対して略直角になるように、第1部材12の下方に配置されている。
接着剤11は、第1部材12と第2部材14とを固定するために設けられており、エポキシ系の樹脂を用いることができる。接着剤11は、必ずしも導電性を有する必要はないが、接着剤11として、圧電素子2を接着する導電性接着剤13を用いてもよい。この場合、第1部材12と第2部材14とを電気的に接続することができ、圧電体(不図示)を第1部材12または第2部材14のどちらからでも、グランド電位に接続することができる。
圧電部品X2は、圧電部品X1と同様の方法により作製することができる。具体的には、第1部材12は、圧電部品X1と同様の方法により作製し、圧延金属1に打ち抜き加工を行って第2部材14a,14bを形成する。そして、第2部材14aの圧延方向S´が第1部材12の圧延方向Sと異なるように第1部材12の上方に第2部材14aを配置し、第2部材14bの圧延方向S´が第1部材12の圧延方向Sと異なるように第1部材12の下方に第2部材14bを配置して、それぞれ接着剤11により接続する。
一枚の圧延金属1から圧電部品X2を作製する場合、図6に示すように、枠部16aの第1辺16a1が、第2辺16a2よりも圧延方向Sの下流側に配置されるように、第2部材14aのパターニングを行い、枠部16bの第1辺16b1が、第2辺16b2よりも圧延方向Sの下流側に配置されるように、第2部材14bのパターニングを行えばよい。そのような構成とすることにより、一枚の圧延金属1から圧電部品X2を作製することができる。なお、第1部材12については、圧電部品X1と同様の向きで作製すればよい。
圧電部品X2は、第1部材12に第2部材14が接続されている。そのため、圧電部品
X2の強度を向上させることができ、圧電部品X2のハンドリング性を向上させることができる。
圧電部品X2は、第2部材14の圧延方向S´が第1部材12の圧延方向Sに対して略直角になるように配置されている。そのため、第1部材12の枠部材10と、第2部材14の枠部材16とが、それぞれ圧延方向S,圧延方向S´が異なることとなる。つまり、圧延方向Sの第1部材12の枠部10の上方に、圧延方向S´の第2部材14aの枠部16aが接着固定され、圧延方向Sの第1部材12の枠部10の下方に、圧延方向S´の第2部材14bの枠部16bが接着固定されることとなる。それにより、圧電部品X2は、圧延方向S,S´が異なる枠部10,16が順に積層されることとなる。
その結果、圧電部品X2は、曲がりやすい枠部10の圧延方向Sに沿った変形に対して、曲がりにくい圧延方向S´の枠部16が変形を抑えるように機能し、捩じれやすい枠部10の短手方向に対する変形に対して、捩じれにくい枠部16が変形を抑えるように機能する。それゆえ、枠部10,16は、撓みおよび捩じれが生じにくい構成となり、枠部10,16を強固なものとすることができる。
第2部材14の圧延方向S´は、第1部材12の圧延方向Sに対してなす角が90±30°で配置されることが好ましい。特に、第2部材14の圧延方向S´は、第1部材12の圧延方向Sに対してなす角が略直角であることがより好ましい。
なお、第1部材12を圧電部品X1により形成した例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1部材12として、枠部10が支持部4aと支持部4bとの間にのみ設けられたものを用いてもよい。また、第2部材14を第1部材12の上下に設けた例を示したが、第1部材12の上方のみに設けてもよく、下方にのみ設けてもよい。
さらに、第2部材14aの圧延方向S´および第1部材12の圧延方向Sと、第2部材14bの圧延方向S´および第1部材12の圧延方向Sとが、異なる角度でもよい。
<第3の実施形態>
図8を用いて第3の実施形態に係る圧電部品X3について説明する。なお、第1接合部5aおよび第2接合部5bは、図8において網掛けで示しており、図9についても同様で
ある。
圧電部品X3は、連結部6が、第1接合部5aおよび第2接合部5bを備えている。そして、第1接合部5aおよび第2接合部5bの硬度は、連結部6の第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度よりも高くなっている。その他の点は圧電部品X1と同一であり説明を省略する。
連結部6aは、第1接合部5a1と、第2接合部5b1とを備えている。第1接合部5a1は、支持部4aと接合しており、第2接合部5b1は、反射部8と接合している。
連結部6bは、第1接合部5a2と、第2接合部5b2とを備えている。第1接合部5a2は、支持部4bと接合しており、第2接合部5a2は、反射部8と接合している。
第1接合部5aは、連結部6のうち支持部4から200〜300μmまでの領域を例示することができる。好ましくは、連結部6の第1方向R1における長さの3〜5%であることが好ましい。また、第2接合部5aは、連結部6のうち反射部8から200〜300μmまでの領域を例示することができる。好ましくは、連結部6の第1方向R1における長さの3〜5%であることが好ましい。
そして、第1接合部5aの硬度は、ロックウェル硬度で50〜55HRC、ビッカース硬度で513〜595HVである。第2接合部5bの硬度は、ロックウェル硬度で50〜55HRC、ビッカース硬度で513〜595HVである。また、第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の硬度は、ロックウェル硬度で20〜22HRC、ビッカース硬度で238〜248HVとなっている。そのため、第1接合部5aの硬度は、連結部6の第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度よりも高くなっている。
それにより、圧電素子2により生じた支持部4の撓み変形が、連結部6の第1接合部5aに伝わった際に、硬度の高い第1接合部5aにより支持部4の撓み変形を、連結部6の捩じれ変形に効率よく変換することができる。そのため、連結部6に生じる捩じれ変形を大きくすることができ、反射部8の振れ角を大きくすることができる。
また、圧電部品X3は、第2接合部5bの硬度が、連結部6の第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度よりも高い構成を有している。
それにより、連結部6に生じた捩じれ変形が、連結部6の第2接合部5bに伝わった際に、硬度の高い第2接合部5bにより連結部6の捩じれ変形を、反射部8の揺動振動に効率よく変換することができる。そのため、反射部8の揺動振動を大きくすることができ、反射部8の振れ角を大きくすることができる。
また、連結部6は、炭素含有量が0.3wt%以上圧延金属1を用いることが好ましく、マルテンサイト系のステンレスを用いることが好ましい。マルテンサイト系のステンレスとしては、例えば、SUS403、SUS410、SUS420J2、あるいはSUS440Aを用いることが好ましい。
なお、第1接合部5aおよび第2接合部5bの硬度は、マイクロビッカース硬さ試験を行うことにより測定することができ、例えば、超微小負荷硬さ試験方法(JIS Z 2255:2003)を用いて測定することができる。また、連結部6の第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度も、同様の方法により測定することができる。
圧電部品X3は、例えば、以下の方法により作製することができる。
圧電部品X1を作製したのち、COレーザ、YAGレーザ、あるいは高出力半導体レーザ(HDDL)を用いて、第1接合部5aおよび第2接合部5bになる領域に、810〜945nmの波長のレーザを照射し、950〜1150℃の温度で焼入れを行う。それにより、第1接合部5aおよび第2接合部5bを形成することができる。
なお、焼入れにより第1接合部5aおよび第2接合部5bを形成せずともよく、第1接合部5aおよび第2接合部5bを硬度の高い圧延金属1により形成し、連結部6に接合して圧電部品X3を作製してもよい。
<第4の実施形態>
図9を用いて第4の実施形態に係る圧電部品X4について説明する。なお、焼入れ部7は、図9において網掛けで示している。圧電部品X4は、反射部8に焼入れ部7が形成されている点以外は、圧電部品X3と同一である。
反射部8は、その全域にわたって焼入れ部7が設けられている。焼入れ部7は、硬度が連結部6の第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度よりも高い構成を有している。焼入れ部7の硬化としては、例えば、ロックウェル硬度で50〜55HRC、ビ
ッカース硬度で513〜595HVであることが好ましく、第1接合部5aの硬度、および第2接合部5bの硬度と略等しいことが好ましい。
反射部8は、レーザを反射する面に金属により反射膜(不図示)が形成されており、反射膜によって反射性を高めている。反射膜は、反射部8の一方の面にのみ形成すればよいが、反射膜を反射部8の両面に形成することにより、反射部8に反射膜を成膜する際に生じた応力による湾曲を抑えることができる。
反射部8は焼入れ部7を備えることにより。反射部8の硬度は、第1接合部5aおよび第2接合部5b以外の部位の硬度よりも高いこととなる。そのため、反射部8の厚みを薄くすることができる。
すなわち、反射部8は、揺動運動を行うため、反射部8には逆向きの回転モーメントが短い周期で加わることとなる。そのため、反射部8は、ある程度硬度が高くなければ変形が生じる可能性があり、反射部8には高い硬度が求められる。
圧電部品X4は、反射部8が焼入れ部7を備えることにより、反射部8の厚みを薄くしても高い硬度を確保することができる。そして、反射部8と連結部6とを一体的に形成した場合、反射部8の厚みを薄くすることにより、連結部6の厚みも薄くすることができる。その結果、連結部6が変形しやすい構成となり、反射部8の振れ角を大きくすることができる。
また、焼入れ部7は、第2接合部5bと連続して設けられている。すなわち、焼入れ部7は、第2接合部5bと一体的に設けられていてもよい。その場合、連結部6の捩じれ変位を効率よく反射部8の揺動に変換することができる。それにより、反射部8の振れ角を大きくすることができる。
なお、反射部8の全面に焼入れ部7を設けた例を示したが必ずしも全面に設ける必要はない。例えば、反射部8のうち、大きな力の生じる第1接合部5aおよび第2接合部5bの近傍にのみ設けてもよい。
また、連結部6が硬度の高い第1連結部5a、および硬度の高い第2連結部5bを有し、反射部8が焼入れ部7を備える例を示したが、反射部8のみが焼入れ部7を備えていてもよい。
以上、第1〜第4の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態である圧電部品X1を用いた印刷装置Z1を示したが、これに限定されるものではなく、他の実施形態に係る圧電部品X2〜X4を印刷装置Z1に用いてもよい。また、複数の実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、本実施の形態では支持部4の上面のみに圧電素子2が配置されたユニモルフ構造で説明しているが、支持板4の上面および下面に圧電素子2を配置したバイモルフ構造としてもよい。
圧延により形成された厚さ100μmのSUS304上に、フォトレジストを設け、フォトリソグラフィ技術によりフォトレジストをパターニングした。なお、パターニングする際に、連結部となる部位が、圧延方向に対して直角な第1方向に長くなるようにパターニングを行い試料No.1用の板部材を作製した。
次に、酸によりエッチング処理を行い、支持部、連結部、反射部、および枠部を一体的に形成した。反射部については、反射膜としてAlを蒸着させた。なお、パターニングする際に、連結部となる部位が圧延方向とは同じ方向になるように、連結部となる部位が圧延方向に長くなるようにパターニングした比較例の試料No.2用の板部材も作製した。
次に、ロールコータ法、スリットコーター法などの一般的なテープ成形法により、PZTからなる圧電性セラミック粉末とバインダーからなるテープの成形を行ない、焼成後に圧電体となるグリーンシートを作製した。
作製したグリーンシートを焼成し、上面に電極となる金属の導電粒子を含む電極ペーストをスクリーン印刷して、焼成し、焼き付けた。その後、圧電体を短冊状に切断して、圧電素子を支持体上に導電性接着剤を介して接続した。
そして、外部に設けられた電源の一方をワイヤボンディングにより圧電素子に接続し、他方をワイヤボンディングにより支持部に接続し、外部に設けられた電源と、各圧電素子とを電気的に接続した。その後、圧電体に分極処理を施した。
次に、圧電素子に、正弦波20Vの電圧を印加して、反射部の振れ角を測定した。また、支持部の撓み量も測定した。
なお、振れ角は、反射部の一端における静止状態からの変位高さの変化を測定して算出した。具体的には、反射部の一端の最大変位高さを測定し、連結部からの距離である反射部の中心部から一端までの距離と、最大変位高さとから上方振れ角を算出した。同様に、反射部の一端の最大変位低さを測定し、反射部の中心部から一端までの距離と、最大変位低さとから下方振れ角を算出した。そして、上方振れ角と下方振れ角とを加えることにより振れ角を算出した。また、支持部の撓みは、圧電部品の上面から支持部の変位を、レーザ変位形を用いて測定した。
その結果、試料No.1の振れ角は、比較例である試料No.2に比べて振れ角が104%となっており、連結部が、圧延方向と異なる第1方向に長いことにより、振れ角が大きくなることが分かった。
また、試料No.1の支持部の撓み量は、比較例である試料No.2に比べて撓み量が102%となっており、支持部が、圧延方向に長いことにより、撓み量が大きくなることが分かった。
圧延により形成された厚さ100μmのSUS402J2の試料No.3用の板部材を用いて、実施例1と同様の方法により試料N0.3の圧電部品を作製した。また、圧延により形成された厚さ100μmのSUS440Aの試料No.4用の板部材を用いて、実施例1と同様の方法により試料N0.4の圧電部品を作製した。
次に、試料No.3の圧電部品の支持部、連結部、および反射部をAlのブロックで上下面から挟持し、第1接合部および第2接合部となる領域に、高出力半導体レーザにより波長810nmでレーザを照射し、第1接合部および第2接合部を作製した。
また、試料No.4の圧電部品の支持部、および連結部をAlのブロックで上下面から挟持し、反射部、第1接合部、および第2接合部となる領域に、高出力半導体レーザにより波長810nmでレーザを照射し、硬化部、第1接合部、および第2接合部を作製した
次に、実施例1と同様の方法により圧電素子に、正弦波20Vの電圧を印加して、反射部の振れ角を測定した。
その結果、試料No.3の振れ角は、試料No.1に比べて振れ角が3%となっており、連結部が第1接合部および第2接合部を有することにより振れ角が大きくなることがわかった。また、試料No.4の振れ角は、試料No.2に比べて振れ角が5%となっており、反射部が硬化部を有することにより振れ角が大きくなることがわかった。
X1〜X4 圧電部品
Z1 印刷装置
S,S´ 圧延方向
R1 第1方向
2 圧電素子
4 支持部
6 連結部
8 反射部
10 枠部
12 第1部材
14 第2部材
16 枠部

Claims (8)

  1. 圧電素子が設けられた支持部と、
    光を反射するための反射部と、
    前記支持部と前記反射部とを連結する連結部と、により一体的に形成され、圧延金属により形成された第1部材と、
    前記圧延金属により形成され、前記第1部材を保持する第2部材と、を備え、
    前記連結部が、前記第1部材の圧延方向と異なる第1方向に、長く設けられており、
    前記第1部材の圧延方向と、前記第2部材の圧延方向とが異なるように、前記第2部材が配置されていることを特徴とする圧電部品。
  2. 前記第1方向は、前記第1部材の圧延方向に対し略直角である、請求項1に記載の圧電部品。
  3. 前記支持部は、前記第1部材の圧延方向に長く設けられている、請求項1または2に記載の圧電部品。
  4. 前記第2部材の圧延方向は、前記第1部材の圧延方向に対し略直角である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の圧電部品。
  5. 圧電素子が設けられた支持部と、
    光を反射するための反射部と、
    前記支持部と前記反射部とを連結し、圧延金属により形成された連結部と、を備え、
    該連結部が、前記圧延金属の圧延方向と異なる第1方向に、長く設けられており、
    前記連結部は、前記支持部と接合された第1接合部と、前記反射部と接合された第2接合部とを備え、
    前記第1接合部の硬度および前記第2接合部の硬度が、前記連結部の前記第1接合部および前記第2接合部以外の部位の硬度よりも高いことを特徴とする圧電部品。
  6. 前記反射部の硬度が、前記連結部の前記第1接合部および前記第2接合部以外の部位の硬度よりも高い、請求項に記載の圧電部品。
  7. 光源と、
    該光源から出射される光を前記反射部にて反射する請求項1乃至のいずれか1項に記
    載の圧電部品と、を備えることを特徴とする光源装置。
  8. 請求項に記載の光源装置と、
    感光体と、
    前記光源から出射された光にて前記感光体を走査する光学系と、
    前記静電潜像を記録媒体に転写する転写部と、を備え、
    前記制御部が前記感光体に静電潜像を形成するように前記光学系を制御することを特徴とする印刷装置。
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