JP2013160891A - 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器 - Google Patents

振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013160891A
JP2013160891A JP2012021982A JP2012021982A JP2013160891A JP 2013160891 A JP2013160891 A JP 2013160891A JP 2012021982 A JP2012021982 A JP 2012021982A JP 2012021982 A JP2012021982 A JP 2012021982A JP 2013160891 A JP2013160891 A JP 2013160891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
piezoelectric layer
warp
unit
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012021982A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Inoue
尚樹 井上
Manabu Murayama
学 村山
Kouichi Kugo
耕一 久後
Hitoshi Fujii
仁 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2012021982A priority Critical patent/JP2013160891A/ja
Publication of JP2013160891A publication Critical patent/JP2013160891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】製造時におけるミラー部の反りを補正して、ミラー部を精度よく平坦面状にすることが可能な振動ミラー素子を提供する。
【解決手段】この携帯型プロジェクタ100(プロジェクタ機能を有する電子機器)は、光を反射させる反射面11aを含むミラー部11と、ミラー部11に接続され、ミラー部11を軸線500周りに振動可能に支持するトーションバー12および13と、バー14および15と接続され、バー14および15を介してミラー部11を振動駆動させる駆動部16および17とを備え、ミラー部11には、電圧が印加されることによりミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる反り補正用圧電層32が設けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器に関し、特に、光を反射させる反射面を含むミラー部を備える振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器に関する。
従来、光を反射させる反射面を含むミラー部を備える振動ミラー素子が知られている(たとえば、特許文献1)。
上記特許文献1には、光を反射させる反射面を含む長方形形状のミラー部と、ミラー部に接続され、ミラー部を直線軸(軸線)周りに振動可能に支持する梁(支持部)と、静電駆動によりミラー部を駆動させる固定電極とを備えたトーションレバー型光偏向器(振動ミラー素子)が開示されている。このトーションレバー型光偏向器では、長方形形状のミラー部の2つの長辺に沿って延びる2つの棒状の構造体をミラー部の表面上に設けることにより、ミラー部の剛性を高めてミラー部の製造時における反りを抑制している。
特開平7−260802号公報
しかしながら、製造時におけるミラー部は製造誤差に起因する個体差を有しており、ミラー部の反り量も個々のミラー部でばらつく。このため、単に棒状の構造体をミラー部に設けるだけの上記特許文献1の構成では、ミラー部の製造時における反りのばらつきに対応することができないという不都合がある。その結果、ミラー部の製造時における反りを十分に抑制することができない場合があるので、ミラー部を精度よく平坦面状にすることができない場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、製造時におけるミラー部の反りを補正して、ミラー部を精度よく平坦面状にすることが可能な振動ミラー素子を提供することである。
この発明の第1の局面による振動ミラー素子は、光を反射させる反射面を含むミラー部と、ミラー部に接続され、ミラー部を軸線周りに振動可能に支持する支持部と、支持部と接続され、支持部を介してミラー部を振動駆動させる駆動部とを備え、ミラー部には、電圧が印加されることによりミラー部の製造時における反りを補正するようにミラー部を変位させる反り補正用圧電層が設けられている。
この発明の第1の局面による振動ミラー素子では、上記のように、電圧を印加することによりミラー部の製造時における反りを補正するようにミラー部を変位させる反り補正用圧電層をミラー部に設けることによって、反り補正用圧電層に印加する電圧値を調整するだけでミラー部の製造時における反りを補正するように任意の変位量でミラー部を変形させることができる。これにより、ミラー部の製造時における反りのばらつきに対応することができるので、製造時におけるミラー部の反りを補正して、ミラー部を精度よく平坦面状にすることができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、反り補正用圧電層には、ミラー部の製造時における反りを補正するようにミラー部を変位させる一定の大きさの電圧が印加されるように構成されている。このように構成すれば、各ミラー部の反りに応じた一定の大きさの電圧を印加してミラー部の平坦面状態を維持することができる。
この場合、好ましくは、ミラー部を変位させる一定の大きさの電圧は、ミラー部の振動時に反り補正用圧電層に印加されるように構成されている。このように構成すれば、平坦面状に維持した状態でミラー部を振動させることができるので、ミラー部による光の反射精度を高めることができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、反り補正用圧電層は、平面視において、軸線に対して垂直な方向に延びるようにミラー部に設けられている。このように構成すれば、反り量が大きくなりやすい軸線に対して垂直な方向の反りを補正することができるので、ミラー部の製造時における反りを効果的に補正することができる。
この場合、好ましくは、反り補正用圧電層は、平面視において、軸線に対して垂直な方向におけるミラー部の中央部から端部にわたって連続的に設けられている。このように構成すれば、反りがより発生しやすい軸線に対して垂直な方向のミラー部の中央部から端部にわたる全体の反りを補正することができるので、ミラー部の製造時における反りをさらに効果的に補正することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、反り補正用圧電層は、ミラー部の反射面と反対側の面に設けられている。このように構成すれば、反り補正用圧電層により光の反射が妨げられるのを防止しながら、ミラー部の製造時における反りを補正することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、反り補正用圧電層は、ミラー部の一部分にだけ設けられている。このように構成すれば、ミラー部と反り補正用圧電層とが接触する面積を小さくすることができるので、反り補正用圧電層の製造時における残留応力に起因してミラー部が変形してしまうのを抑制することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、ミラー部は、上部電極と下部電極とをさらに含み、反り補正用圧電層は、ミラー部において、上部電極と下部電極とに挟まれるように配置されている。このように構成すれば、上部電極と下部電極とにより、反り補正用圧電層に対して容易に電圧を印加することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、ミラー部に設けられる反り補正用圧電層は、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層を含み、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層には、それぞれ、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層が設けられているミラー部の部分の反りに応じてミラー部を変位させる電圧が印加されるように構成されている。このように構成すれば、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層が設けられているミラー部のそれぞれの部分の反りに応じて電圧の大きさを変えて変位量を変えることができるので、ミラー部の製造時における反りをより精度よく補正することができる。
この場合、好ましくは、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層は、それぞれ、平面視において、軸線と直交する中心線に対して対称な位置に配置されるようにミラー部に設けられている。このように構成すれば、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層により、軸線と直交する中心線を挟んだ両側の部分のミラー部の反りをバランスよく補正することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、駆動部は、ミラー部を振動駆動させる駆動用圧電層を含み、駆動用圧電層は、反り補正用圧電層とは電気的に独立して設けられている。このように構成すれば、駆動用圧電層を反り補正用圧電層とは別個に独立して駆動させることができるので、駆動部によるミラー部の振動動作が妨げられるのを防止しながら、ミラー部の製造時における反りを補正することができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタ機能を有する電子機器は、レーザ光を発するレーザ光発生部と、レーザ光を走査する振動ミラー素子とを備え、振動ミラー素子は、光を反射させる反射面を含むミラー部と、ミラー部に接続され、ミラー部を軸線周りに振動可能に支持する支持部と、支持部と接続され、支持部を介してミラー部を振動駆動させる駆動部とを備え、ミラー部には、電圧が印加されることによりミラー部の製造時における反りを補正するようにミラー部を変位させる反り補正用圧電層が設けられている。
この発明の第2の局面によるプロジェクタ機能を有する電子機器では、上記のように、電圧を印加することによりミラー部の製造時における反りを補正するようにミラー部を変位させる反り補正用圧電層をミラー部に設けることによって、反り補正用圧電層に印加する電圧値を調整するだけでミラー部の製造時における反りを補正するように任意の変位量でミラー部を変形させることができる。これによりミラー部の製造時における反りのばらつきに対応することができるので、製造時におけるミラー部の反りを補正して、ミラー部を精度よく平坦面状にすることができる。その結果、振動ミラー素子により反射された光の光学特性に悪影響を与えることを抑制することができるので、高解像度の画像を投影することができる。
本発明によれば、上記のように、製造時におけるミラー部の反りを補正して、ミラー部を精度よく平坦面状にすることが可能な振動ミラー素子を提供することができる。
本発明の第1実施形態による振動ミラー素子が組み込まれた携帯型プロジェクタのブロック図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子の構造を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子のミラー部の反射面側を示した平面図である。 図3の軸線500に沿った断面図である。 図3の600−600線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子のミラー部の製造時における反りを示した断面図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子がA側に傾斜した状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による振動ミラー素子がB側に傾斜した状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態による振動ミラー素子の構造を示した平面図である。 図10の軸線500に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態による振動ミラー素子が組み込まれた携帯型プロジェクタのブロック図である。 本発明の第3実施形態による振動ミラー素子の構造を示した平面図である。 図13の軸線500に沿った断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図9を参照して、本発明の第1実施形態による携帯型プロジェクタ100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による携帯型プロジェクタ100は、図1に示すように、レーザ光を走査する振動ミラー素子1と、端子2を介して外部から入力された映像を解析して、画素情報を認識する制御部3と、赤色のレーザ光を発生させる赤色レーザダイオード4と、青色のレーザ光を発生させる青色レーザダイオード5と、緑色のレーザ光を発生させる緑色レーザダイオード6と、制御部3において認識された画素情報に基づいて、赤色レーザダイオード4、青色レーザダイオード5および緑色レーザダイオード6の発するレーザ光の階調を制御するレーザ制御部7とが設けられている。また、制御部3は、後述する駆動用圧電層30および31と、反り補正用圧電層32とに印加する電圧を制御するように構成されている。なお、赤色レーザダイオード4、青色レーザダイオード5および緑色レーザダイオード6は、本発明の「レーザ光発生部」の一例である。また、携帯型プロジェクタ100は、本発明の「プロジェクタ機能を有する電子機器」の一例である。
本発明の第1実施形態による振動ミラー素子1は、図2〜図4に示すように、基板10を基材として構成されている。振動ミラー素子1は、光を反射させるミラー部11と、ミラー部11に接続された一対のねじり変形可能なトーションバー12および13と、トーションバー12および13に接続された一対の撓み変形可能なバー14および15と、X1方向側に形成された駆動部16と、駆動部16と同一の形状を有し、X2方向側に形成された駆動部17とを含む。また、振動ミラー素子1は、駆動部16のX1方向側および駆動部17のX2方向側に、それぞれ、固定部18および19をさらに含んでいる。また、基板10は、シリコンからなる。また、基板10は、図5および図6に示すように、Z方向に約40μm以上約50μm以下の厚みt1を有する。なお、トーションバー12および13と、バー14および15とは、本発明の「支持部」の一例である。
ミラー部11は、図2および図4〜図6に示すように、光を反射させる反射面11aをZ2方向側に有している。ミラー部11は、図2に示すように、トーションバー12および13によってA方向およびB方向に傾斜されるように構成されている。また、ミラー部11は、Y方向に延びる軸線500周りに振動可能なようにトーションバー12および13により支持されている。反射面11aは、AlまたはAgなどの金属材料からなる。また、反射面11aは、図5および図6に示すように、Z方向に約30nm以上約100nm以下の厚みt2を有している。
トーションバー12および13は、図2〜図4に示すように、Y方向に延びるように形成されている。また、トーションバー12および13のY方向の内側の端部は、それぞれ、ミラー部11に接続されている。また、トーションバー12および13は、変形することによりミラー部11を軸線500周りに振動可能に連結している。なお、軸線500は、本発明の「軸線」の一例である。
バー14および15は、図2〜図4に示すように、X方向に延びるように形成されている。また、バー14および15は、トーションバー12および13のY方向の外側の端部と接続されている。
駆動部16および17は、それぞれ、図2〜図4に示すように、バー14および15の両端部に接続されている。駆動部16および17は、後述する駆動用圧電層30および31(図5および図6参照)に電圧が印加されることによって撓み変形するように構成されている。駆動部16および17の撓み変形によって、図2、図8および図9に示すように、ミラー部11が軸線500周りにA方向およびB方向に振動されるように構成されている。また、ミラー部11は、共振によってバー14および15の傾斜以上に傾斜されるように構成されている。また、駆動部16および17に印加される電圧の周波数は、ミラー部11、トーションバー12および13の共振周波数と略一致するように構成されている。
また、基板10のZ1方向側の表面全体には、図2、図3、図5および図6に示すように、下部電極20が設けられている。下部電極20は、Al、Cr、Cu、AuまたはPtなどの導電性のある金属材料からなる。また、下部電極20は、図5および図6に示すように、Z方向に約100nmの厚みt3を有する。また、下部電極20は、図示しない端子によって外部と電気的に接続されている。また、下部電極20は接地されている。
また、駆動部16および17のZ1方向側には、図2、図3、図5および図6に示すように、それぞれ、ミラー部11を振動駆動させる駆動用圧電層30および31が形成されている。また、ミラー部11の反射面11aの反対側(Z1方向側)の表面全体には、電圧が印加されることによりミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる反り補正用圧電層32が形成されている。また、反り補正用圧電層32は、平面視において、軸線500に対して垂直な方向(X方向)におけるミラー部11の中央部から端部にわたって連続的に設けられている。駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とは、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から構成されている。また、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とは、図5および図6に示すように、Z方向に約3μmの厚みt4を有している。また、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とは、電圧を印加されると膜厚方向(Z方向)に分極されることによってY方向に伸縮変形するように構成されている。
駆動用圧電層30および31は、図8および図9に示すように、印加される電圧の位相に応じて駆動用圧電層30および31の一方面が他方面より収縮することにより、撓み変形するように構成されている。また、駆動部16および駆動部17には、互いに逆位相の電圧が印加されるように構成されている。この結果、駆動部16および17は、互いに逆の駆動を行うように構成されている。
また、反り補正用圧電層32には、ミラー部11の製造時における反り(図7参照)を補正するようにミラー部11を平坦面状に変位させる一定の大きさ(後述する補正電圧値)の電圧が印加されるように構成されている。また、ミラー部11の製造時における反りを補正するための電圧は、ミラー部11をA方向およびB方向に振動する際に反り補正用圧電層32に印加されるように構成されている。なお、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とは、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とを構成するPZTと、下部電極20を構成する金属材料と、基材としての基板10とがZ1方向側から順に積層された構造体をZ1方向側からエッチングすることにより形成される。
また、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とのZ1方向側の表面には、図2、図3、図5および図6に示すように、上部電極40が形成されている。上部電極40は、Al、Cr、Cu、AuまたはPtなどの導電性のある金属材料からなる。上部電極40は、図示しない端子によって外部と電気的に接続されている。また、上部電極40は、Z方向に約100nmの厚みt5を有している。また、上部電極40と下部電極20との間には、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とが挟まれるように設けられている。また、上部電極40に電圧が印加されることにより、上部電極40と接地された下部電極20との間に電位差が生じるように構成されている。また、上部電極40と下部電極20との間に生じた電位差により、駆動用圧電層30および31と反り補正用圧電層32とが撓み変形されるように構成されている。また、駆動用圧電層30および31は、反り補正用圧電層32とは電気的に独立して設けられている。これにより、駆動用圧電層30および31を反り補正用圧電層32と独立して駆動させることが可能である。
駆動部16のX1方向側の略中央部には、図2〜図4に示すように、X1方向に突出する固定部18が形成されている。また、駆動部17のX2方向側の略中央部には、X2方向に突出する固定部19が形成されている。固定部18および19は、それぞれ、図示しない基台に接着剤などによって固定されている。
ミラー部11の製造時における反りを補正するために反り補正用圧電層32に印加する補正電圧値の決定手順について説明する。まず、図7に示すように、反りがない平坦面状を有するミラーにより光を反射させて基準反射パターンを予め決定しておく。次に、製造時における反りを有しているミラー部11により光を反射させる。そして、反りを有しているミラー部11により反射された光の反射パターン(補正前の反射パターン)が、基準反射パターンに一致するように調整しながら、反り補正用圧電層32に印加する補正電圧値を決定する。そして、この電圧値がミラー部11の反り補正用圧電層32に印加されるように制御部3(図1参照)を構成する。
次に、図8および図9を参照して、本発明の第1実施形態による振動ミラー素子1の駆動動作を説明する。
まず、軸線500周りの駆動について説明する。図8に示すように、駆動部16が伸長するような電圧を駆動用圧電層30に印加するとともに、駆動部17が収縮するような電圧を駆動用圧電層31に印加する。これにより、駆動部16は、中央部が端部よりも上方に位置する(Z1方向に突出する)ように凸形状に変形されるとともに、駆動部17は、中央部が端部よりも下方に位置する(Z2方向に突出する)ように凹形状に変形される。また、ミラー部11の反り補正用圧電層32には、上記手順により設定されたミラー部11の製造時の反りを補正する補正電圧値の電圧を印加する。
これにより、図8に示すように、ミラー部11が平坦面状に補正された状態で、バー14および15は、それぞれ、上面がX1方向に向くように傾斜する。バー14および15の傾斜に伴って、トーションバー12および13は、X1方向に向かって傾斜するような状態になる。さらに、ミラー部11、トーションバー12および13の共振周波数と、駆動部16および17に印加する電圧の周波数とを略一致させていることにより、ミラー部11とトーションバー12および13とは共振する。これにより、トーションバー12および13にはA方向にねじられる力が加えられ、ミラー部11は、バー14および15の傾斜角度よりも大きい角度でA方向に振動される。
一方、図9に示すように、駆動部16が収縮するような電圧を駆動用圧電層30に印加するとともに、駆動部17が伸長するような電圧を駆動用圧電層31に印加した場合には、駆動部16は、中央部が端部よりも下方に位置するように凹形状に変形されるとともに、駆動部17は、中央部が端部よりも上方に位置するように凸形状に変形される。これにより、上記A方向の振れとは反対方向の動作によって、バー14および15は、それぞれ、上面がX2方向に向くように傾斜する。この場合、トーションバー12および13には、共振によりB方向にねじられる力が加えられ、ミラー部11は、バー14および15の傾斜角度よりも大きい角度でB方向に振動される。
第1実施形態では、上記のように、電圧を印加することによりミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる反り補正用圧電層32をミラー部11に設けることによって、反り補正用圧電層32に印加する電圧値を調整するだけでミラー部11の製造時における反りを補正するように任意の変位量でミラー部11を変形させることができる。これにより、ミラー部11の製造時における反りのばらつきに対応することができるので、製造時におけるミラー部11の反りを補正して、ミラー部11を精度よく平坦面状にすることができる。
第1実施形態では、上記のように、ミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる一定の大きさの電圧が印加されるように反り補正用圧電層32を構成することによって、各ミラー部11の反りに応じた一定の大きさの電圧を印加してミラー部11の平坦面状態を維持することができる。
第1実施形態では、上記のように、ミラー部11を変位させる一定の大きさの電圧を、ミラー部11の振動時に反り補正用圧電層32に印加されるように構成することによって、平坦面状に維持した状態でミラー部11を振動させることができるので、ミラー部による光の反射精度を高めることができる。
第1実施形態では、上記のように、平面視において、軸線500に対して垂直な方向に延びるようにミラー部11に反り補正用圧電層32を設けることによって、反り量が大きくなりやすい軸線500に対して垂直な方向の反りを補正することができるので、ミラー部11の製造時における反りを効果的に補正することができる。
第1実施形態では、上記のように、平面視において、軸線500に対して垂直な方向におけるミラー部11の中央部11bから端部11cにわたって連続的に反り補正用圧電層32を設けることによって、より反りがより発生しやすい軸線500に対して垂直な方向のミラー部11の中央部11bから端部11cにわたる全体の反りを補正することができるので、ミラー部11の製造時における反りをさらに効果的に補正することができる。
第1実施形態では、上記のように、反り補正用圧電層32をミラー部11の反射面11aと反対側の面に設けることによって、反り補正用圧電層32により光の反射が妨げられるのを防止しながら、ミラー部11の製造時における反りを補正することができる。
第1実施形態では、上記のように、上部電極40と下部電極20とをミラー部11にさらに設け、ミラー部11において、反り補正用圧電層32を上部電極40と下部電極20とに挟まれるように配置することによって、上部電極40と下部電極20とにより、反り補正用圧電層32に対して容易に電圧を印加することができる。
第1実施形態では、上記のように、ミラー部11を振動駆動させる駆動用圧電層30および31を駆動部16および17に設けるとともに、反り補正用圧電層32とは電気的に独立して駆動用圧電層30および31を設けることによって、駆動用圧電層30および31を反り補正用圧電層32とは別個に独立して駆動させることができるので、駆動部16および17によるミラー部の振動動作が妨げられるのを防止しながら、ミラー部11の製造時における反りを補正することができる。
(第2実施形態)
以下、図1、図10および図11を参照して、本発明の第2実施形態による携帯型プロジェクタ200の構成について説明する。この第2実施形態では、第1実施形態と異なり、振動ミラー素子201の反り補正用圧電層230が、ミラー部11の一部分にだけ設けられている構成について説明する。なお、携帯型プロジェクタ200は、本発明の「プロジェクタ機能を有する電子機器」の一例である。
図1に示すように、第2実施形態による携帯型プロジェクタ200では、制御部3は、駆動部16および17に設けられた駆動用圧電層30および31と、ミラー部11に設けられた反り補正用圧電層230とに印加する電圧を制御するように構成されている。また、反り補正用圧電層230は、図10に示すように、平面視において、軸線500に対して垂直な方向に延びるようにミラー部11に設けられている。また、反り補正用圧電層230は、平面視において、軸線500に対して垂直な方向(X方向)におけるミラー部11の中央部11bから端部11cにわたって連続的に設けられている。また、反り補正用圧電層230は、ミラー部11のZ1方向側の表面の一部に設けられている。
また、図11に示すように、駆動部16および17に設けられた駆動用圧電層30および31と、ミラー部11に設けられた反り補正用圧電層230とのZ1方向側の表面には、上部電極240が形成されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、電圧を印加することによりミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる反り補正用圧電層230をミラー部11に設けることによって、反り補正用圧電層230に印加する電圧値を調整するだけでミラー部11の製造時における反りを補正するように任意の変位量でミラー部11を変形させることができる。これにより、ミラー部11の製造時における反りのばらつきに対応することができるので、製造時におけるミラー部11の反りを補正して、ミラー部11を精度よく平坦面状にすることができる。
第2実施形態では、上記のように、反り補正用圧電層230をミラー部11の一部分にだけ設けることによって、ミラー部11と反り補正用圧電層230とが接触する面積を小さくすることができるので、反り補正用圧電層230の製造時における残留応力に起因してミラー部11が変形してしまうのを抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
以下、図12〜図14を参照して、本発明の第3実施形態による携帯型プロジェクタ300の構成について説明する。この第3実施形態では、第1実施形態と異なり、振動ミラー素子301の一対の第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bが、ミラー部11の一部分に設けられている構成について説明する。なお、携帯型プロジェクタ300は、本発明の「プロジェクタ機能を有する電子機器」の一例である。
図12に示すように、第3実施形態による携帯型プロジェクタ300では、制御部3は、駆動用圧電層30および31と、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bとに印加する電圧を制御するように構成されている。また、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bは、図13に示すように、それぞれ、平面視において、軸線500に対して垂直なミラー部11の中心部11bを通過する中心線700に対して対称な位置に設けられている。また、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bは、平面視において、中心線700の延びる方向(X方向)におけるミラー部11の中央部11bから端部11cにわたって連続的に設けられている。第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bは、中心線700に沿って延びるように形成されている。また、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bには、それぞれ、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bが設けられているミラー部11の部分の反りに応じてミラー部11を変位させる電圧が印加される。また、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bは、互いに平行に配置されている。なお、中心線700は、本発明の「中心線」の一例である。
また、図14に示すように、駆動部16および17にそれぞれ設けられた駆動用圧電層30および31と、ミラー部11に設けられた第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bとのZ1方向側の表面には、上部電極340が形成されている。制御部3は、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bに印加する電圧をそれぞれ独立して制御することが可能なように構成されている。これにより、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bがそれぞれ設けられている部分のミラー部11の製造時における反りを、別個に独立して補正することが可能である。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、電圧を印加することによりミラー部11の製造時における反りを補正するようにミラー部11を変位させる第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bをミラー部11に設けることによって、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bに印加する電圧値を調整するだけでミラー部11の製造時における反りを補正するように任意の変位量でミラー部11を変形させることができる。これにより、ミラー部11の製造時における反りのばらつきに対応することができるので、製造時におけるミラー部11の反りを補正して、ミラー部11を精度よく平坦面状にすることができる。
第3実施形態では、上記のように、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bをミラー部11の一部分にだけ設けることによって、ミラー部11と、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bとが接触する面積を小さくすることができるので、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bの製造時における残留応力に起因してミラー部11が変形してしまうのを抑制することができる。
第3実施形態では、上記のように、ミラー部11には、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bを設けるとともに、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bが設けられているミラー部11の部分の反りに応じてミラー部11を変位させる電圧を第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bに印加することによって、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bが設けられているミラー部11のそれぞれの部分の反りに応じて電圧の大きさを変えて変位量を変えることができるので、ミラー部11の製造時における反りをより精度よく補正することができる。
第3実施形態では、上記のように、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bを、それぞれ、平面視において、軸線500と直交する中心線700に対して対称な位置に配置するようにミラー部11に設けることによって、第1反り補正用圧電層330aおよび第2反り補正用圧電層330bにより、軸線500と直交する中心線700を挟んだ両側の対称な部分のミラー部11の反りをバランスよく補正することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記第1〜第3実施形態では、ミラー部の反射面と反対側の面に反り補正用圧電層を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ミラー部に設けられる下部電極の表面に鏡面仕上げを行い下部電極をミラーとして用いれば、ミラー部の反射面側に反り補正用圧電層を設けてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、反り補正用圧電層を、ミラー部の中央部から端部にわたって連続的に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、ミラー部の中央部から端部までの一部に設けてもよい。また、反り補正用圧電層を、ミラー部の端部近傍だけに設けてもよい。
上記第3実施形態では、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層を、それぞれ、1つずつ設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、それぞれ、2つ以上の第1反り補正用圧電層と第2反り補正用圧電層とを設けてもよい。
上記第3実施形態では、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層を、軸線と直交する中心線に対して対称に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、中心線に対して非対称に設けてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、反り補正用圧電層および駆動用圧電層がチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、反り補正用圧電層および駆動用圧電層は、PZT以外の鉛、チタンおよびジルコニウムを主成分とした酸化物からなる圧電材料や、他の圧電材料により形成されていてもよい。具体的には、反り補正用圧電層および駆動用圧電層は、酸化亜鉛(ZnO)、チタン酸ジルコン酸ランタン酸鉛((Pb、La)(Zr、Ti)O)、ニオブ酸カリウム(KNbO)、ニオブ酸ナトリウム(NaNbO)などの圧電材料により形成されていてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、駆動用圧電層により駆動部を変形させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、駆動用圧電層以外の材料により駆動部を変形させてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、本発明を携帯型プロジェクタに適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、携帯型プロジェクタ以外の電子機器、たとえば、携帯電話等に本発明を適用してもよい。
1、201、301 振動ミラー素子
4 赤色レーザダイオード(レーザ光発生部)
5 青色レーザダイオード(レーザ光発生部)
6 緑色レーザダイオード(レーザ光発生部)
11 ミラー部
11a 反射面
11b 中央部
11c 端部
12、13 トーションバー(支持部)
14、15 バー(支持部)
16、17 駆動部
20 下部電極
30、31 駆動用圧電層
32、230 反り補正用圧電層
40、240、340 上部電極
100、200、300 携帯型プロジェクタ(プロジェクタ機能を有する電子機器)
330a 第1反り補正用圧電層
330b 第2反り補正用圧電層
500 軸線
700 中心線

Claims (12)

  1. 光を反射させる反射面を含むミラー部と、
    前記ミラー部に接続され、前記ミラー部を軸線周りに振動可能に支持する支持部と、
    前記支持部と接続され、前記支持部を介して前記ミラー部を振動駆動させる駆動部とを備え、
    前記ミラー部には、電圧が印加されることにより前記ミラー部の製造時における反りを補正するように前記ミラー部を変位させる反り補正用圧電層が設けられている、振動ミラー素子。
  2. 前記反り補正用圧電層には、前記ミラー部の製造時における反りを補正するように前記ミラー部を変位させる一定の大きさの電圧が印加されるように構成されている、請求項1に記載の振動ミラー素子。
  3. 前記ミラー部を変位させる一定の大きさの電圧は、前記ミラー部の振動時に前記反り補正用圧電層に印加されるように構成されている、請求項2に記載の振動ミラー素子。
  4. 前記反り補正用圧電層は、平面視において、前記軸線に対して垂直な方向に延びるように前記ミラー部に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  5. 前記反り補正用圧電層は、平面視において、前記軸線に対して垂直な方向における前記ミラー部の中央部から端部にわたって連続的に設けられている、請求項4に記載の振動ミラー素子。
  6. 前記反り補正用圧電層は、前記ミラー部の前記反射面と反対側の面に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  7. 前記反り補正用圧電層は、前記ミラー部の一部分にだけ設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  8. 前記ミラー部は、上部電極と下部電極とをさらに含み、
    前記反り補正用圧電層は、前記ミラー部において、前記上部電極と前記下部電極とに挟まれるように配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  9. 前記ミラー部に設けられる前記反り補正用圧電層は、第1反り補正用圧電層および第2反り補正用圧電層を含み、
    前記第1反り補正用圧電層および前記第2反り補正用圧電層には、それぞれ、前記第1反り補正用圧電層および前記第2反り補正用圧電層が設けられている前記ミラー部の部分の反りに応じて前記ミラー部を変位させる電圧が印加されるように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  10. 前記第1反り補正用圧電層および前記第2反り補正用圧電層は、それぞれ、平面視において、前記軸線と直交する中心線に対して対称な位置に配置されるように前記ミラー部に設けられている、請求項9に記載の振動ミラー素子。
  11. 前記駆動部は、前記ミラー部を振動駆動させる駆動用圧電層を含み、
    前記駆動用圧電層は、前記反り補正用圧電層とは電気的に独立して設けられている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  12. レーザ光を発するレーザ光発生部と、
    レーザ光を走査する振動ミラー素子とを備え、
    前記振動ミラー素子は、
    光を反射させる反射面を含むミラー部と、
    前記ミラー部に接続され、前記ミラー部を軸線周りに振動可能に支持する支持部と、
    前記支持部と接続され、前記支持部を介して前記ミラー部を振動駆動させる駆動部とを備え、
    前記ミラー部には、電圧が印加されることにより前記ミラー部の製造時における反りを補正するように前記ミラー部を変位させる反り補正用圧電層が設けられている、プロジェクタ機能を有する電子機器。
JP2012021982A 2012-02-03 2012-02-03 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器 Pending JP2013160891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021982A JP2013160891A (ja) 2012-02-03 2012-02-03 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021982A JP2013160891A (ja) 2012-02-03 2012-02-03 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013160891A true JP2013160891A (ja) 2013-08-19

Family

ID=49173188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012021982A Pending JP2013160891A (ja) 2012-02-03 2012-02-03 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013160891A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105375814A (zh) * 2014-08-13 2016-03-02 精工爱普生株式会社 压电驱动装置、机器人以及它们的驱动方法
JP2016040984A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置及びその駆動方法、ロボット及びその駆動方法
JP2016040985A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置及びその駆動方法、ロボット及びその駆動方法
JPWO2015182137A1 (ja) * 2014-05-27 2017-04-20 オリンパス株式会社 光走査型内視鏡装置
US10147866B2 (en) 2014-08-13 2018-12-04 Seiko Epson Corporation Piezoelectric driving device and driving method therefor, and robot and driving method therefor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015182137A1 (ja) * 2014-05-27 2017-04-20 オリンパス株式会社 光走査型内視鏡装置
CN105375814A (zh) * 2014-08-13 2016-03-02 精工爱普生株式会社 压电驱动装置、机器人以及它们的驱动方法
JP2016040984A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置及びその駆動方法、ロボット及びその駆動方法
JP2016040985A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置及びその駆動方法、ロボット及びその駆動方法
US10147866B2 (en) 2014-08-13 2018-12-04 Seiko Epson Corporation Piezoelectric driving device and driving method therefor, and robot and driving method therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4984117B2 (ja) 2次元光スキャナ、それを用いた光学装置および2次元光スキャナの製造方法
JP6516516B2 (ja) 光偏向器
WO2011161943A1 (ja) 光学反射素子
JP4285568B2 (ja) アクチュエータ、光スキャナおよび画像形成装置
JP5761194B2 (ja) 光走査装置および画像表示装置
US8416484B2 (en) Vibrating mirror element
US9766450B2 (en) Light deflector, two-dimensional image display apparatus, optical scanner, and image forming apparatus
JP5990917B2 (ja) Memsデバイスおよびプロジェクタ機能を有する電子機器
JPWO2013046612A1 (ja) 光学反射素子
JP2010148265A (ja) ミアンダ形振動子およびこれを用いた光学反射素子
US20100149615A1 (en) Vibrating Mirror Element
JP2011137927A (ja) 振動ミラー素子および振動ミラー素子の製造方法
JP2011141333A (ja) 振動ミラー素子
JP2013160891A (ja) 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器
JP5569236B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置および画像投影装置
JP2011069954A (ja) 光スキャナ
US20140198260A1 (en) Electronic device having a projector function and a vibrating mirror element
JPWO2015145943A1 (ja) 光走査デバイス
JP2013160892A (ja) 振動ミラー素子、振動ミラー素子の製造方法およびプロジェクタ機能を有する電子機器
JP2014137456A (ja) 振動ミラー素子およびプロジェクタ機能を有する電子機器
JP5040558B2 (ja) 圧電変換素子、アクチュエータ、センサー、光走査装置、及び、光走査型表示装置
JP2009210955A (ja) 光スキャナ
JP6003529B2 (ja) 圧電光偏向器、光走査装置、画像形成装置及び画像投影装置
JP6648443B2 (ja) 光偏向器、2次元画像表示装置、光走査装置及び画像形成装置
JP2014202801A (ja) 光学反射素子