JP6189687B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する遊技情報を表示する遊技情報表示装置に関する。
遊技機が設置された遊技場では、各遊技機において遊技者に有利な特別遊技状態が発生した履歴等の遊技情報を遊技者が特定できるように、各遊技機に対応して遊技情報表示装置が設けられている。また、遊技情報表示装置は、遊技機の上方に設けられていることが一般的であり、特許文献1に示すように、遊技情報を遊技者が確認し易いように、遊技情報表示装置の表示部が遊技者に向くよう傾斜させた状態で設置されている。
特開2007−75188号公報
しかしながら、遊技機の大きさや遊技場における遊技情報表示装置の設置高さによって、適切な傾斜角度が異なる。そして、遊技情報表示装置は、遊技場に設置する台数が多いことが一般的であり、角度の調整作業を簡易とすることが求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、表示部の傾斜角度を調整し易い遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明は、遊技機が設置された遊技機島に取付けられる本体部と、遊技機に関する遊技情報を表示すると共に、前記本体部の前面に対して傾斜可能な表示部と、前記本体部の前面に対する前記表示部の傾斜角度が予め定められた角度である特別角度以上となることを抑制する傾斜抑制部と、複数段階の傾斜角度の中から遊技場の管理者が選択した角度で前記表示部の傾斜角度を固定可能であると共に、前記傾斜抑制部が前記表示部の傾斜を抑制している状態で前記表示部の傾斜角度を固定可能である傾斜角度固定部と、前記傾斜角度固定部による前記表示部の固定を解除するための操作部であり、前記本体部の上面又は下面に設けられた第1操作部と、前記傾斜抑制部による前記表示部の傾斜の抑制を解除するための操作部であり、前記本体部の前面に設けられた第2操作部と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技情報表示装置において、
前記傾斜抑制部には、前記本体部側に設けられた本体部側係合部と、前記表示部側に設けられた表示部側係合部とが含まれ、各係合部が係合することで前記表示部の傾斜を抑制するものであり、その係合箇所を、前記複数段階の傾斜角度のうち最大となる角度で前記傾斜角度固定部が前記表示部を固定している場合の当該傾斜角度固定部の力点よりも、前記表示部側としても良い(請求項)。
請求項1の発明によれば、表示部の傾斜角度を調整する作業者にしてみれば、特別角度となるまで表示部を傾け、傾斜抑制部によりそれ以上の傾斜が抑制されている状態で、傾斜角度固定部により傾斜角度を固定させることができるので、固定作業が容易となる。また、傾斜角度の範囲を限定することで、表示部が必要以上に傾斜することや、表示部が落下することを抑制できる。さらに、複数段階のうち何れの傾斜角度とするかを傾斜抑制部が傾斜を抑制している状態から何段階目とするかで決定できるので、傾斜角度の調整が容易となる。
また、本体部の上面や下面に傾斜角度固定部の固定を解除する第1操作部が設けられているため、遊技情報表示装置を設置している状態にて遊技者が傾斜角度固定部を操作して表示部を傾斜させてしまうおそれがあるが、傾斜角度固定部に比べ傾斜抑制部を操作する第2操作部は遊技者に操作されるおそれが少ないため、表示部が必要以上に傾斜することや表示部が落下するおそれを低減できる。つまり、傾斜抑制部の抑制解除は傾斜角度固定部の固定解除よりも操作がしにくくなっていることから、傾斜角度固定部を遊技者が操作可能な位置に設けた場合に生ずる不具合の発生を抑制できる。
請求項の発明によれば、傾斜抑制部の係合部を表示部側に設けたことで、表示部が勢いよく前方に傾斜した場合にかかる衝撃を軽減できる。これにより、傾斜抑制部が破損することを抑制できる。
本発明の一実施形態における遊技情報表示装置を示す斜視図 遊技機及び遊技情報表示装置の斜視図 遊技情報表示装置の正面図 遊技情報表示装置の平面図 遊技情報表示装置の底面図 遊技情報表示装置の側面図 遊技情報表示装置の背面図 POPユニットの分解斜視図 スクリーンパネルの斜視図 スクリーンパネルの背面図 POPの正面図 位置決めアームの斜視図(その1) 位置決めアームの斜視図(その2) 本体部の前半部と位置決めアームとの関係を示す斜視図(その1) 係合ロッドが位置決め孔に挿入した状態で示す斜視図(その1) 本体部の前半部と位置決めアームとの関係を示す斜視図(その2) 係合ロッドが位置決め孔に挿入した状態で示す斜視図(その2) 本体部の前半部と位置決めアームとの関係を示す斜視図(その3) 係合ロッドが位置決め孔に挿入した状態で示す斜視図(その3) 本体部側係合部を解除位置で示す前半部の部分正面図 本体部側係合部を抑制位置で示す前半部の部分正面図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図2は遊技機及び遊技情報表示装置の斜視図である。遊技機1の上方には遊技情報表示装置2が設置されている。この遊技情報表示装置2は、遊技機側からの遊技信号に基づいて遊技情報を表示するもので、遊技機1にて遊技者が多数の遊技媒体を獲得可能な大当り等の特別遊技状態が発生した回数或いは履歴等を当日を含む複数日分表示することで遊技者が遊技機1を選択する目安となる情報を提供する。
図1は遊技情報表示装置2の斜視図、図3〜図7は遊技情報表示装置2の正面図、平面図、底面図、側面図、背面図である。遊技情報表示装置2は、箱状の本体部3の前面に表示部4を回動可能に支持して構成されており、本体部3の後面側が遊技機島に取付けられる。尚、図1、図3〜図7は本体部3に対する表示部4の傾斜角度(15度、20度、25度)が中間の傾斜角度である20度に設定されている状態で示している。また、図1は表示部4を省略して示している。
まず、表示部4について説明する。表示部4は、図3に示すように液晶表示部5を主体としてなり、その液晶表示部5を囲繞して呼出ボタン6、表示切替ボタン7、ランプ8等を配置して構成されている。液晶表示部5は、本体部3と図示しないケーブルにより接続されており、本体部3から給電されると共に表示用の制御信号を入力するようになっている。
表示部4の両側面には図2に示すように有底円環状の装着部9が一体に設けられており、その装着部9にPOPユニット10が装着されている。
図8はPOPユニット10の分解斜視図である。POPユニット10は、装着部9の底面に装着される内部ケース11に、オプションのLED基板12、スクリーンパネル13、POP14、カバー15を順に装着することにより構成されている。
図9はスクリーンパネル13の斜視図、図10はその背面図である。スクリーンパネル13は半透光なポリカーボネートからなり、円環部16の内部にスクリーン部17を一体形成して構成されている。このスクリーン部17は円環部16の一方の端部から僅かに低い位置に形成されている。円環部16の外周には内部ケース11に対する位置決め用の凹部16aが形成されていると共に、スクリーン部17が形成されている一方の端部の周縁部に押え部16bが内方に突出して形成されている。円環部16の一方の端部において一方の凹部16aを挟んだ両側には、一対の位置決め部16cが形成されている。位置決め部16cには3個の(表示部4の傾斜角度にそれぞれが対応付けられた複数の)差込孔16dが円周方向に沿って等間隔に形成されている。これらの差込孔16dは、POP14を位置決めするためのものである。スクリーン部17の裏側には図10に示すように係合孔16eが形成されており、その係合孔16eに内部ケース11に形成された図示しない係合爪を係合することでスクリーンパネル13が内部ケース11、ひいては装着部9に装着される。
図11はPOP14の正面図である。POP14は厚さ0.3mmの円形状の紙であり、一方の面に遊技場側からの宣伝、或いは遊技機1の情報などが印刷されている。POP14の外周には1個の突起部14aが形成されており、その突起部14aをスクリーンパネル13の位置決め部16cにおける所定の差込孔16dに挿入することで、表示部4の傾斜角度に関わらずPOP14をほぼ正立した角度に位置決めすることができる。詳細には、表示部4が25度(特別角度に相当)、20度、15度に傾斜するのに応じて表示部4と一体で回転するスクリーン部17が傾斜するにしても、位置決め部16cに3個設けられている差込孔16dの内、POP14の突起部14aを表示部4の傾斜角度に対応した差込孔16dに挿入することで表示部4の傾斜角度に関わらずPOP14をほぼ正立した角度に位置決めすることができる。尚、正立とは、遊技者がPOP14を見た場合にPOP14に描かれた例えば宣伝用の絵が鉛直方向に対して傾いていないという意味である。また、位置決め部16cが一対形成されているのは、表示部4の両側に位置する装着部9に装着するPOPユニット10の各部品を共通して使用するためである。つまり、図9に示す一方の凹部16aに対して図示左側の位置決め部16cが正面に見て表示部4の右側に位置するPOPユニット10に対応し、図示右側の位置決め部16cが表示部4の左側に位置するPOPユニット10に対応する。そして、上述したようにスクリーンパネル13にPOP14を位置決めすると共に押え部16bにより押さえることによりスクリーン部17に密着させた状態で、透明なカバー15を内部ケース11に装着することによりPOP14を有したPOPユニット10を装着部9に装着することができる。
以上のようにして、POP14をほぼ正立した形態で視認可能に表示部4に装着することができる。
図1に示すように表示部4の後面には位置決めアーム18が複数、具体的には位置決めアーム18が左右対称となるように一対後方へ向けて取付けられている。図12及び図13は位置決めアーム18の斜視図である。位置決めアーム18は、矢じり形状のアーム部19をベース部20に溶接して形成されている。アーム部19は金属をプレス成型して形成されており、4個の位置決め孔21a〜21d(傾斜角度固定部に相当)が表示部4の回転に伴うアーム部19の回転軌跡上に沿って形成されている。これらの位置決め孔21a〜21dは、表示部4に近い方から本体部3に対する表示部4の傾斜角度が0.5度、15度、20度、25度に対応している。尚、傾斜角度が0.5度は梱包用(搬送用)であり、遊技情報表示装置2を遊技機島に設置した状態では15度、20度、25度が傾斜角度として有効である。アーム部19の側面には位置決め孔21b〜21dに対応する傾斜角度を示すために図12に示すように表示部4に近い方から15、20、25の数字がプレス成型により刻印されている。この場合、それらの数字は、位置決め孔21b〜21dの間隔に対応した間隔で刻印されており、数字が重ならないようにアーム部19の幅方向にずれた位置に設けられている。アーム部19において20度と25度に対応する位置決め孔21c,21dの中間には側方に突出した表示部側係合部22(傾斜抑制部に相当)が一体形成されている。この表示部側係合部22は、後述するように位置決めアーム18に対する回転抑制が解除された場合に表示部4が前方に勢いよく傾倒することを防止するためのものである。位置決めアーム18は、ベース部20が表示部4の後面の所定部位にねじ止めされることにより表示部4に取付けられている。
図1に示すように本体部3は、前半部23と後半部24と底部25とをネジ止めして構成されており、内部に図示しない電源装置及び制御用の回路基板等が配置されている。底部25の前面には図示しないシャフトが幅方向に沿って取付けられており、そのシャフトに表示部4の後面側下部に設けられた図示しない支持部が回動可能に支持されている。これにより、表示部4は、本体部3の前面下端部において本体部3の前面に対して傾斜可能に支持されている。
図14は本体部3の前半部23と位置決めアーム18との関係を示す斜視図で、後半部24及び底部25並びに表示部4の図示を省略している。尚、図14は表示部4の本体部3に対する傾斜角度が15度の状態を示している。本体部3の前面には位置決めアーム18に対応する一対の窓部26が形成されており、表示部4が本体部3に対して傾斜するのに伴って位置決めアーム18が窓部26を通過するようになっている。本体部3の上面には固定ハンドル27(第1操作部に相当)が装着されている。この固定ハンドル27の両端部には図15に示すように係合ロッド28(傾斜角度固定部に相当)が図示下方に向けて取付けられており、その係合ロッド28が本体部3の上面に固定された支持部29を貫通した状態で本体部3の内部に進入している。これにより、固定ハンドル27が本体部3に対して図示上下方向にスライド操作可能となっている。
係合ロッド28の中間部には図示しない留め具が固定されており、その留め具と本体部3の上面との間に圧縮スプリング30が巻装されている。この圧縮スプリング30により、係合ロッド28、ひいては固定ハンドル27に対して図示下方への弾性力が付与されている。係合ロッド28は位置決めアーム18の位置決め孔21a〜21dの移動軌跡上に突出可能になっており、何れかの位置決め孔21a〜21dに挿入することで位置決めアーム18の位置、ひいては表示部4の本体部3に対する傾斜角度を固定するようになっている。つまり、係合ロッド28が位置決め孔21a〜21dに挿入した状態では、係合ロッド28と、位置決め孔21a〜21dを形成する壁部とが係合しており、その係合により表示部4の傾斜角度が固定されている。
窓部26の周縁部には3個の三角形状の指標部31a〜31cが突出形成されている。これらの指標部31a〜31cは位置決めアーム18に刻印された数字に対応して形成されており、図14に示すように最上位置の指標部31aが位置決めアーム18に刻印された15という数字を指示する場合は、図15に示すように係合ロッド28が15度に対応した位置決め孔21bに挿入した状態である。また、図16に示すように中間位置の指標部31bが20という数字を指示する場合は、図17に示すように係合ロッド28が20度に対応した位置決め孔21cに挿入した状態である。そして、図18に示すように最下位置の指標部31cが25という数字を指示する場合は、図19に示すように係合ロッド28が25度に対応した位置決め孔21dに挿入した状態である。従って、表示部4の傾斜角度を調整する場合は、指標部31a〜31cの何れかが位置決めアーム18に刻印された対応する数字を指示するような位置関係となる位置で固定することで表示部4の傾斜角度を任意に調整することができる。
図20に示すように窓部26において指標部31a〜31cと反対側となる部位に副窓部26aが窓部26と一体に形成されており、表示部4が本体部3に対して傾斜するのに伴って位置決めアーム18の表示部側係合部22が副窓部26aを通過するようになっている。本体部3の裏側において副窓部26aの上方となる部位には図15に示す本体部側係合部32(傾斜抑制部に相当)がスライド可能に設けられている。この本体部側係合部32には摘み33(第2操作部に相当)が設けられており、その摘み33が本体部3に形成された窓部34から前方に突出して操作可能となっている。摘み33に対するスライド操作により本体部側係合部32の先端が位置決めアーム18の表示部側係合部22の移動軌跡上から退出した解除位置(図20参照)と、移動軌跡上に突出した抑制位置(図21参照)とに切替可能となっている。この場合、本体部側係合部32が抑制位置に切替えられた状態での本体部側係合部32と表示部側係合部22との関係は、表示部4の傾斜角度が15度と20度の場合は、図15及び図17に示すように表示部側係合部22の前方に本体部側係合部32が位置している。これに対して、表示部4の傾斜角度が25度の場合は、図19に示すように表示部側係合部22に本体部側係合部32が当接した位置関係となっており、その位置関係では、係合ロッド28が25度に対応した位置決め孔21dに挿入可能な位置関係となっている。
尚、表示部側係合部22と本体部側係合部32が完全に当接していなくとも、表示部側係合部22と本体側係合部32がわずかに離れた状態で、係合ロッド28を位置決め孔21dに挿入可能としても良い。つまり、表示部4がそれ以上ほぼ傾斜できない状態で係合ロッド28を位置決め孔21dに挿入可能としても良い。
より詳細には、表示部側係合部22と本体側係合部32とが当接した状態で、係合ロッド28と位置決め孔21dとが係合ロッド28の挿入方向にみて少なくとも一部が重なっていれば、表示部側係合部22と本体側係合部32が当接した状態では係合ロッド28を位置決め孔21dに挿入できなくとも、表示部4をわずかに動かせば(表示部側係合部22と本体側係合部32がわずかに離せば)係合ロッド28を挿入可能な状態とすることができる。この場合も、請求項1でいう「傾斜抑制部が表示部の傾斜を抑制している状態で表示部の傾斜角度を固定可能である」ことに含まれることは言うまでもない。
図5に示すように本体部3の下面(底部25)にはスピーカ35が設けられており、スピーカ35から効果音、或いは店内放送が放送されるようになっている。
図6及び図7に示すように本体部3の後面(後半部24)には幅方向に沿って横断する溝部36が形成されており、その溝部36の底面にL字形状の複数の係合突起37が本体部3の横方向を指向して突出形成されている。この係合突起37は、遊技機島に取付けられた図示しない取付ベースにワンタッチで係合するためのものである。つまり、取付ベースには係合突起37が係合する係合孔が形成されており、その係合孔に係合突起37を挿入した状態で本体部3を横方向にスライドすることにより係合突起37が係合孔に強く係合するようになっている。本体部3が取付ベースに装着された形態では、取付ベースは本体部3の溝部36に位置するようになっており、その装着状態では、本体部3の後面が遊技機島にほぼ密着するようになっている。尚、本体部3の後面からは電源用ケーブル38及び制御用ケーブル39が外部に導出されている。
上記構成の遊技情報表示装置2を梱包して工場から出荷したり、遊技情報表示装置2を運搬したりする場合は、位置決めアーム18における0.5度に対応した位置決め孔21aに係合ロッド28を挿入した状態とする。つまり、遊技情報表示装置2は表示部4と本体部3とが密着して折畳まれた形態となるので、梱包容積を最小化したり、運搬の容易化を図ったりすることができる。この場合、摘み33をスライド操作して本体部側係合部32を抑制位置に位置させる。
さて、遊技場にて遊技情報表示装置2を遊技機島に取付けるには、まず、専用の取付ベースを遊技機島の幕板の所定位置に予め取付けておく。次に、本体部3に対する表示部4の傾斜角度を適切に調整する。表示部4の傾斜角度を適切に調整するには、固定ハンドル27を引上げて係合ロッド28を0.5度に対応する位置決め孔21aから退出させ、その状態で表示部4を本体部3から前方に傾斜させて指標部31a〜31cの何れかが所望の傾斜角度に対応した数字を示すように表示部4の傾斜角度を調整してから固定ハンドル27を押下げる。これにより、本体部3に対する表示部4の傾斜角度を適切に調整することができる。
ところで、表示部4の傾斜角度は、遊技情報表示装置2の取付高さに応じて異なり、取付高さが高くなるほど遊技者が表示部4を見易いように傾斜角度を大きく設定する必要がある。表示部4の適切な傾斜角度を求めるには、表示部4を例えば中間の傾斜角度である20度に設定した状態で遊技情報表示装置2を取付ベースに取付け、椅子に座った状態で遊技情報表示装置2を見上げた場合に表示部4をほぼ真正面から正視できるかで判断する。つまり、表示部4の傾斜角度が20度では表示部4が見にくい場合は、固定ハンドル27を操作して表示部4を適切な傾斜角度に調整する。
上述のようにして、管理者が表示部4の適切な傾斜角度を決定した後は、他の遊技情報表示装置2の表示部4の傾斜角度を床に置いた状態で調整する。この場合、表示部4を表示部側係合部22と本体部側係合部32とが係合するまで傾斜すると、表示部4の傾斜角度が25度となるので、表示部4の傾斜角度を25度に固定する場合は、その状態で固定ハンドル27を押下げる。また、表示部4の傾斜角度を20度に固定する場合は、表示部側係合部22と本体部側係合部32とが係合した状態から表示部4の傾斜角度を1段階(25度から20度)小さくなるように調整する。同様に、表示部4の傾斜角度を15度に固定する場合は、表示部側係合部22と本体部側係合部32とが係合した状態から表示部4の傾斜角度を2段階(25度から15度)小さくなるように調整する。そして、表示部4の傾斜角度の調整が終了したときは、本体部3を取付ベースにワンタッチで装着することで表示部4の傾斜角度が適切に調整された遊技情報表示装置2を遊技機島に容易に取付けることができる。
一方、表示部4と本体部3との連結状態、或いは電気的な接続状態を確認したい場合は、摘み33に対するスライド操作により本体部側係合部32を解除位置に位置した状態で、表示部4を支えながら固定ハンドル27を引上げる。すると、係合ロッド28が位置決め孔21a〜21dから退出するので、表示部4を前方に25度以上傾斜させることができるので、斜め前方から見易くなり、表示部4と本体部3との連結状態、或いは電気的な接続状態を容易に確認することが可能となる。
ところで、固定ハンドル27は本体部3の上面に設けられており、本体操作が禁止されている遊技者であっても操作可能となっている。このため、遊技者が固定ハンドル27に対する引上げ操作を行った場合は、表示部4が本体部3から前方に勢いよく傾倒するおそれがある。しかしながら、遊技者により固定ハンドル27に対する引上げ操作を行うことが比較的容易に行うことが可能であるとしても、本体部3の前面に設けられている摘み33は表示部4により正面から見にくいと共に表示部4により操作が邪魔されることから、遊技者が摘み33を操作してしまうおそれを大きく低減することができる。これにより、遊技者の誤った操作による危険性を低減して安全性を高めることができる。
ここで、位置決めアーム18に設けた表示部側係合部22は、表示部4が前方に勢いよく傾倒した場合に本体部側係合部32に強く当接して大きな衝撃が作用することから、それらが破損してしまうおそれがある。この場合、表示部側係合部22を表示部4側に位置させるほどその衝撃が小さくなるものの、そのように構成した場合には、表示部4を大きな傾斜角度に設定する際に摘み33を一々操作して本体部側係合部32を表示部側係合部22の移動軌跡から退出させる必要を生じ面倒である。そこで、本実施形態では、表示部4の最大傾斜角度である25度に設定された場合に表示部側係合部22と本体部側係合部32とが当接するような位置関係に設定することで、表示部4の傾斜角度を調整する際に摘み33をスライド操作する必要を生じることがなく、しかも最大限に表示部4側となる位置に表示部側係合部22を設けるようにした。つまり、表示部側係合部22と本体部側係合部32との係合箇所を、複数段階の傾斜角度のうち最大傾斜角度となる25度で係合ロッド28が位置決めアーム18を固定している場合の力点よりも表示部4側としたことを特徴とするものである。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
本体部3に対する表示部4の傾斜角度が最大傾斜角度である25度以上となることを抑制した状態で、複数段階の傾斜角度の中から遊技場の管理者が選択した角度で表示部4の傾斜角度を固定可能としたので、固定作業が容易となる。また、表示部4の傾斜角度が25度の状態で表示部4の傾斜角度を固定可能としたので、表示部4が必要以上に傾斜することや、表示部4が落下することを抑制できる。さらに、複数段階のうち何れの傾斜角度とするかを表示部側係合部22と本体部側係合部32とが係合することにより表示部4の傾斜を抑制している状態から何段階目とするかで決定できるので、傾斜角度の調整が容易となる。
摘み33による表示部側係合部22に対する抑制解除は、固定ハンドル27に対する引上げ操作による位置決めアーム18の固定解除よりも操作がしにくくなっているので、遊技者に操作されるおそれが少なく、表示部4が必要以上に傾斜することや表示部4が落下するおそれを低減できる。つまり、固定ハンドル27を遊技者が操作可能な位置に設けた場合に生ずる不具合の発生を抑制できる。
位置決めアーム18に設けた表示部側係合部22を極力表示部4側に接近して設けるようにしたので、表示部4が前方に勢いよく傾倒した場合にかかる衝撃を軽減でき、表示部側係合部22或いは本体部側係合部32が破損することを抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしても良い。
表示部4の傾斜角度の固定に係合ロッド28が位置決め孔21b〜21dに係合する構成を採用すると共に、傾斜抑制部として表示部側係合部22と本体部側係合部32とが係合する構成を採用したが、少なくとも一方の構成を任意に変更しても良い。例えば、ラッチと受金具等を用いて表示部4の傾斜角度を固定する構成を採用しても良い。
固定ハンドル27は本体部3の上面に設ける構成としたが、位置を変更しても良く、例えば、本体部3の下面に設ける構成としても良い。
表示部側係合部22の位置を任意に変更しても良い。
表示部側係合部22により表示部4がそれ以上傾斜することを抑制している傾斜角度である25度で表示部4を固定できなくても良い。
表示部4の傾斜角度は15度、20度、25度に限定されるものではなく、それ以上の角度を設定したり、例えば3度毎に角度を設定するようにしても良い。
位置決めアーム18を3個以上設けるようにしても良い。
固定ハンドル27や摘み33がない構成としても良い。この場合、ネジ留め等により表示部4の傾斜角度を固定する構成や、本体部側係合部32を窓部26に突出した状態で固定する(取り付ける)構成とすれば良い。つまり、表示部の傾斜角度の固定や、傾斜抑制部による表示部の傾斜の抑制を解除するための操作部が無い構成としても良い。
図面中、1は遊技機、2は遊技情報表示装置、3は本体部、4は表示部、21a〜21dは位置決め孔(傾斜角度固定部)、22は表示部側係合部(傾斜抑制部)、27は固定ハンドル(第1操作部)、28は係合ロッド(傾斜角度固定部に相当)、32は本体部側係合部(傾斜抑制部)、33は摘み(第2操作部)である。

Claims (2)

  1. 遊技機が設置された遊技機島に取付けられる本体部と、
    遊技機に関する遊技情報を表示すると共に、前記本体部の前面に対して傾斜可能な表示部と、
    前記本体部の前面に対する前記表示部の傾斜角度が予め定められた角度である特別角度以上となることを抑制する傾斜抑制部と、
    複数段階の傾斜角度の中から遊技場の管理者が選択した角度で前記表示部の傾斜角度を固定可能であると共に、前記傾斜抑制部が前記表示部の傾斜を抑制している状態で前記表示部の傾斜角度を固定可能である傾斜角度固定部と、
    前記傾斜角度固定部による前記表示部の固定を解除するための操作部であり、前記本体部の上面又は下面に設けられた第1操作部と、
    前記傾斜抑制部による前記表示部の傾斜の抑制を解除するための操作部であり、前記本体部の前面に設けられた第2操作部と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記傾斜抑制部には、前記本体部側に設けられた本体部側係合部と、前記表示部側に設けられた表示部側係合部とが含まれ、各係合部が係合することで前記表示部の傾斜を抑制するものであり、その係合箇所を、前記複数段階の傾斜角度のうち最大となる角度で前記傾斜角度固定部が前記表示部を固定している場合の当該傾斜角度固定部の力点よりも、前記表示部側としたことを特徴とする請求項記載の遊技情報表示装置。
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