JP6188926B2 - 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 - Google Patents

積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 Download PDF

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    • F28F9/0278Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of stacked distribution plates or perforated plates arranged over end plates

Description

本発明は、積層型ヘッダーと熱交換器と空気調和装置とに関するものである。
従来のヘッダーとして、例えば、入口流路から流入する冷媒を複数の出口流路に分配して流出する分配流路が形成された板状体を備えたものがある。そのようなヘッダーでは、分配流路が、分岐部と、分岐部に連通する流入流路と、分岐部に連通する2つの流出流路と、を有する分岐流路を、複数有する。そして、冷媒は、分配流路において、分岐流路における2分岐を複数回繰り返した後に、複数の分配室に流入し、各分配室において複数の出口流路に分配される(例えば、特許文献1を参照)。
特開平10−267468号公報(段落[0033]〜段落[0037]、図6)
そのようなヘッダーでは、冷媒が各分配室に流入するまでに通過する分岐流路の数、及び、各分岐流路の分岐数を等しくすることによって、各出口流路に分配される冷媒を均一化しており、出口流路の数が2の累乗の倍数に限定されてしまう。つまり、そのようなヘッダーでは、熱交換器等の機器に用いられる場合に、機器に形成された流路の数に応じて出口流路の数を自由に変更できないという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、出口流路の数の自由度が拡張された積層型ヘッダーを得ることを目的とする。また、本発明は、そのような積層型ヘッダーを備えた熱交換器を得ることを目的とする。また、本発明は、そのような熱交換器を備えた空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る積層型ヘッダーは、複数の出口流路が形成された第1板状体と、前記第1板状体に取り付けられ、入口流路形成された第2板状体と、を備え、前記第2板状体には、前記入口流路から流入する冷媒を前記複数の出口流路に分配して流出する分配流路の少なくとも一部が形成されており、前記分配流路は、流入流路と、該流入流路に連通する分岐部と、該分岐部に連通する複数の流出流路と、を有する分岐流路を有し、前記複数の流出流路は、第1流出流路と、第2流出流路と、を含み、前記流入流路から流入する冷媒が前記第1流出流路を経由して前記出口流路に至るまでに通過する流路における、曲部の数は、前記流入流路から流入する冷媒が前記第2流出流路を経由して前記出口流路に至るまでに通過する流路における、前記曲部の数と比較して、少なく、前記第1流出流路の少なくとも一部の等価直径は、前記第2流出流路の少なくとも一部の等価直径と比較して小さいものである。
本発明に係る積層型ヘッダーでは、複数の流出流路は、第1流出流路と、第2流出流路と、を含み、流入流路から流入する冷媒が第1流出流路を経由して出口流路に至るまでに通過する流路における、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数は、流入流路から流入する冷媒が第2流出流路を経由して出口流路に至るまでに通過する流路における、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数と比較して少なく、第1流出流路の少なくとも一部の等価直径は、第2流出流路の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい。そのため、冷媒の分配の均一性の低下を抑制しつつ、出口流路の数を2の累乗の倍数以外の数に変更することが可能となって、積層型ヘッダーの出口流路の数の自由度が拡張される。
実施の形態1に係る熱交換器の、構成を示す図である。 実施の形態1に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での分配流路の要部の斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器の、分岐流路の各流路を重ねて描画した図である。 冷媒の流動状態と流動様式との関係を示すBaker線図である。 実施の形態1に係る熱交換器が適用される空気調和装置の、構成を示す図である。 実施の形態2に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。 実施の形態2に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での分配流路の要部の斜視図である。 実施の形態2に係る熱交換器の、分岐流路の各流路を重ねて描画した図である。 実施の形態2に係る熱交換器の変形例の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。 実施の形態2に係る熱交換器の変形例の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。
以下、本発明に係る積層型ヘッダーについて、図面を用いて説明する。
なお、以下では、本発明に係る積層型ヘッダーが、熱交換器に流入する冷媒を分配するものである場合を説明しているが、本発明に係る積層型ヘッダーが、他の機器に流入する冷媒を分配するものであってもよい。また、以下で説明する構成、動作等は、一例にすぎず、本発明に係る積層型ヘッダーは、そのような構成、動作等である場合に限定されない。また、各図において、同一又は類似するものには、同一の符号を付すか、又は、符号を付すことを省略している。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
実施の形態1に係る熱交換器について説明する。
<熱交換器の構成>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る熱交換器の、構成を示す図である。
図1に示されるように、熱交換器1は、積層型ヘッダー2と、ヘッダー3と、複数の伝熱管4と、保持部材5と、複数のフィン6と、を有する。
積層型ヘッダー2は、冷媒流入部2Aと、複数の冷媒流出部2Bと、を有する。ヘッダー3は、複数の冷媒流入部3Aと、冷媒流出部3Bと、を有する。積層型ヘッダー2の冷媒流入部2A及びヘッダー3の冷媒流出部3Bには、冷媒配管が接続される。積層型ヘッダー2の冷媒流出部2Bとヘッダー3の冷媒流入部3Aとの間には、伝熱管4が接続される。
伝熱管4は、複数の流路が形成された扁平管である。伝熱管4は、例えば、アルミニウム製である。伝熱管4の積層型ヘッダー2側の端部は、板状の保持部材5によって保持された状態で、積層型ヘッダー2の冷媒流出部2Bに接続される。保持部材5は、例えば、アルミニウム製である。伝熱管4には、複数のフィン6が接合される。フィン6は、例えば、アルミニウム製である。なお、図1では、伝熱管4が6本である場合を示しているが、そのような場合に限定されない。例えば、2本であってもよい。また、伝熱管4は、扁平管でなくてもよい。
<熱交換器における冷媒の流れ>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器における冷媒の流れについて説明する。
冷媒配管を流れる冷媒は、冷媒流入部2Aを介して積層型ヘッダー2に流入して分配され、複数の冷媒流出部2Bを介して複数の伝熱管4に流出する。冷媒は、複数の伝熱管4において、例えば、ファンによって供給される空気等と熱交換する。複数の伝熱管4を流れる冷媒は、複数の冷媒流入部3Aを介してヘッダー3に流入して合流し、冷媒流出部3Bを介して冷媒配管に流出する。冷媒は、逆流することができる。
<積層型ヘッダーの構成>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の積層型ヘッダーの構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。
図2に示されるように、積層型ヘッダー2は、第1板状体11と、第2板状体12と、を備える。第1板状体11は、冷媒の流出側に積層される。第2板状体12は、冷媒の流入側に積層される。
第1板状体11は、第1板状部材21と、クラッド材24_5と、を有する。第2板状体12は、第2板状部材22と、複数の第3板状部材23_1〜23_3と、複数のクラッド材24_1〜24_4と、を有する。クラッド材24_1〜24_5の両面又は片面には、ロウ材が塗布される。第1板状部材21は、保持部材5にクラッド材24_5を介して積層される。複数の第3板状部材23_1〜23_3は、第1板状部材21に、クラッド材24_2〜24_4を介して積層される。第2板状部材22は、第3板状部材23_1に、クラッド材24_1を介して積層される。第1板状部材21と第2板状部材22と第3板状部材23_1〜23_3とは、例えば、厚さ1〜10mm程度であり、アルミニウム製である。
以下では、保持部材5と第1板状部材21と第2板状部材22と第3板状部材23_1〜23_3とクラッド材24_1〜24_5とを総称して、板状部材と記載する場合がある。また、第3板状部材23_1〜23_3を総称して、第3板状部材23と記載する場合がある。また、クラッド材24_1〜24_5を総称して、クラッド材24と記載する場合がある。
第1板状部材21とクラッド材24_5とが接合されることによって、第1板状部材21に形成された流路21Aと、クラッド材24_5に形成された流路24_5Aと、が連通されて、複数の出口流路11Aが形成される。流路21Aとその流路24_5Aとは、内周面が伝熱管4の外周面に沿う形状の貫通穴である。伝熱管4の端部は、保持部材5にロウ付けによって接合されて保持される。第1板状体11と保持部材5とが接合されると、伝熱管4の端部と出口流路11Aとが接続される。保持部材5が設けられず、出口流路11Aと伝熱管4とが直接接合されてもよい。そのような場合には、部品費等が削減される。複数の出口流路11Aは、図1における複数の冷媒流出部2Bに相当する。
第2板状部材22と第3板状部材23_1〜23_3とクラッド材24_1〜24_4とが接合されることによって、第2板状部材22に形成された流路22Aと、第3板状部材23_1〜23_3に形成された流路23_1A〜23_3A、23_2B、23_3Bと、クラッド材24_1〜24_4に形成された流路24_1A〜24_4A、24_2B〜24_4Bと、が連通されて、分配流路12Aが形成される。
分配流路12Aは、入口流路12aと、分岐流路12b_11〜12b_14と、通過流路12cと、を有する。なお、分岐流路12b_11〜12b_14と通過流路12cとの数及び順序は、伝熱管4の本数等に応じて適宜変更される。以下では、分岐流路12b_11〜12b_14を総称して、分岐流路12bと記載する場合がある。
第2板状部材22とクラッド材24_1とが接合されることによって、第2板状部材22に形成された流路22Aと、クラッド材24_1に形成された流路24_1Aと、が連通されて、入口流路12aが形成される。流路22A及び流路24_1Aは、円形状の貫通穴である。入口流路12aには、冷媒配管が接続される。入口流路12aは、図1における冷媒流入部2Aに相当する。
第3板状部材23_1とクラッド材24_1、24_2とが接合されることによって、クラッド材24_1に形成された流路24_1Aと、第3板状部材23_1に形成された流路23_1Aと、クラッド材24_2に形成された1つの流路24_2Aと1つの流路24_2Bと、が連通されて、分岐流路12b_11が形成される。流路23_1Aは、線状の貫通溝である。流路24_2A、24_2Bは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_2とクラッド材24_2、24_3とが接合されることによって、クラッド材24_2に形成された流路24_2Aと、第3板状部材23_2に形成された流路23_2Aと、クラッド材24_3に形成された2つの流路24_3Aと、が連通されて、分岐流路12b_12が形成される。流路23_2Aは、線状の貫通溝である。流路24_3Aは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_3とクラッド材24_3、24_4とが接合されることによって、クラッド材24_3に形成された流路24_3Aと、第3板状部材23_3に形成された流路23_3Aと、クラッド材24_4に形成された2つの流路24_4Aと、が連通されて、分岐流路12b_13が形成される。流路23_3Aは、線状の貫通溝である。流路24_4Aは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_2とクラッド材24_2、24_3とが接合されることによって、クラッド材24_2に形成された流路24_2Bと、第3板状部材23_2に形成された流路23_2Bと、クラッド材24_3に形成された1つの流路24_3Bと、が連通されて、通過流路12cが形成される。流路23_2B及び流路24_3Bは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_3とクラッド材24_3、24_4とが接合されることによって、クラッド材24_3に形成された流路24_3Bと、第3板状部材23_3に形成された流路23_3Bと、クラッド材24_4に形成された2つの流路24_4Bと、が連通されて、分岐流路12b_14が形成される。流路23_3Bは、線状の貫通溝である。流路24_4Bは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A〜23_3A、23_3Bの端部間の一部と、その第3板状部材23の冷媒が流入する側の面に積層されたクラッド材24に形成された、円形状の貫通穴である流路24_1A〜24_3A、24_3Bと、は対向する位置に形成される。そのため、第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A〜23_3A、23_3Bは、その第3板状部材23の冷媒が流入する側の面に積層されたクラッド材24によって、端部間の一部以外が閉塞される。
また、第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A〜23_3A、23_3Bの端部と、その第3板状部材23の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24に形成された、円形状の貫通穴である流路24_2A〜24_4A、24_4Bと、は対向する位置に形成される。そのため、第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A〜23_3A、23_3Bは、その第3板状部材23の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24によって、端部以外が閉塞される。
なお、積層型ヘッダー2が、複数の出口流路11Aと分配流路12Aとの組を複数備えていてもよい。また、入口流路12aが、第2板状部材22以外の板状部材に形成されていてもよい。つまり、入口流路12aが第1板状部材21、第3板状部材23等に形成されていてもよい。
<積層型ヘッダーにおける冷媒の流れ>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の積層型ヘッダーにおける冷媒の流れについて説明する。
図2に示されるように、入口流路12aを通過した冷媒は、分岐流路12b_11に流入する。分岐流路12b_11において、流路24_1Aを通過した冷媒は、流路23_1Aの端部間の一部に流入し、クラッド材24_2の表面に当たって2つに分岐して、流路23_1Aの両端部に至り、分岐流路12b_12と通過流路12cに流入する。
分岐流路12b_12において、流路24_2Aを通過した冷媒は、流路23_2Aの端部間の一部に流入し、クラッド材24_3の表面に当たって2つに分岐して、流路23_2Aの両端部に至り、2つの分岐流路12b_13に流入する。
分岐流路12b_13において、流路24_3Aを通過した冷媒は、流路23_3Aの端部間の一部に流入し、クラッド材24_4の表面に当たって2つに分岐して、流路23_3Aの両端部に至り、出口流路11Aを介して、伝熱管4に流入する。
通過流路12cにおいて、流路24_2Bを通過した冷媒は、流路23_2Bを通過して、分岐流路12b_14に流入する。
分岐流路12b_14において、流路24_3Bを通過した冷媒は、流路23_3Bの端部間の一部に流入し、クラッド材24_4の表面に当たって2つに分岐して、流路23_3Bの両端部に至り、出口流路11Aを介して、伝熱管4に流入する。
<分岐流路及び通過流路の詳細>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の積層型ヘッダーの分岐流路及び通過流路の詳細について説明する。
図3は、実施の形態1に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での分配流路の要部の斜視図である。図4は、実施の形態1に係る熱交換器の、分岐流路の各流路を重ねて描画した図である。
図3に示されるように、分岐流路12b_11において、通過流路12cの、円形状の貫通穴である流路23_2Bに連通する流路24_2Bの等価直径は、分岐流路12b_12の、線状の貫通溝である流路23_2Aに連通する流路24_2Aの等価直径と比較して、小さい。
つまり、図4に示されるように、流路23_1Aの流路24_1Aと交わる交差部31を、分岐流路12bの分岐部41とし、流路24_1Aを、分岐流路12bの流入流路42とし、流路23_1Aの交差部31と上端部32とを連結する連結部33と流路24_2Bとを、分岐流路12bの第1流出流路43とし、流路23_1Aの交差部31と下端部34とを連結する連結部35と流路24_2Aとを、分岐流路12bの第2流出流路44とすると、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径は、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して、小さい。分岐流路12bの分岐部41では、冷媒の流れに剥離が生じる。また、分岐流路12bの線状の貫通溝の連結部33、35には、屈曲部36が形成され、屈曲部36では、冷媒の流れに剥離が生じる。また、分岐流路12bの線状の貫通溝の上端部32及び下端部34では、冷媒の流れに剥離が生じる。つまり、分岐部41、屈曲部36、上端部32、及び、下端部34は、本発明における「冷媒の流れに剥離が生じる曲部」に相当する。
すなわち、分岐流路12b_11の第1流出流路43では、分岐部41と連通しない側の端部から流出する冷媒が、出口流路11Aに至るまでに通過流路12cと分岐流路12b_14とを通過するため、冷媒の流れに剥離が生じる曲部を通過する回数が、少ない。一方、分岐流路12b_11の第2流出流路44では、分岐部41と連通しない側の端部から流出する冷媒が、出口流路11Aに至るまでに分岐流路12b_12と分岐流路12b_13とを通過するため、冷媒の流れに剥離が生じる曲部を通過する回数が、多い。そのため、第1流出流路43の等価直径と第2流出流路44の等価直径とが等しい場合には、第1流出流路43から流出する冷媒に生じる圧力損失と、第2流出流路44から流出する冷媒に生じる圧力損失と、に差が生じて、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となってしまう。一方、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい場合には、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となってしまうことが抑制される。
なお、等価直径は、以下の式1で算出されるものとする。
Figure 0006188926
また、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後において、冷媒の流動様式が同一となるように、流路24_2A、24_2Bのそれぞれの等価直径等が設定される。流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後において、冷媒の流動様式が変化してしまうと、冷媒に生じる圧力損失が流量に依存して大きく変動することとなる。そのため、分配流路12Aに流入する冷媒の流量の変動に伴って、流路24_2A、24_2Bのそれぞれにおける圧力損失のバランスが変動して、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となる場合が生じてしまう。一方、冷媒の流動様式が同一となるように、流路24_2A、24_2Bのそれぞれの等価直径等が設定される場合には、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となる場合が生じることが抑制される。
例えば、流路24_2A、24_2Bのそれぞれの穴径が、分配流路12Aに冷媒が最大流量で流入して、各出口流路11Aに均等に分配される条件下で、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後において、冷媒の流動様式が変化しない穴径に、設定されるとよい。
特に、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後において、冷媒の流動様式が、環状流になる、又は、環状噴霧流となるように、流路24_2A、24_2Bのそれぞれの等価直径等が設定されるとよい。そのように構成されることで、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過した後の冷媒の流動状態が均質化されることとなって、次の分岐流路12bにおける分岐の均一性が向上される。
図5は、冷媒の流動状態と流動様式との関係を示すBaker線図である。
冷媒の、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後の流動様式は、図5に示されるBaker線図を用いて算出することができる。なお、Baker線図は、気液二相状態の冷媒の流動様式を示す特性図である。縦軸及び横軸は、それぞれ冷媒の流動状態を表す値であり、縦軸は、Gg/λ、横軸は、λ×φ×Gl/Ggである。縦軸は、冷媒のガス相の質量流量の大きさに相当する。図5中、上側ほど、冷媒のガス相の質量流量が大きくなる。横軸は、冷媒のガス相と液相との質量流量の比、つまり乾き度に相当する。図5中、右側ほど、乾き度が小さくなる。
具体的には、流路24_2A、24_2Bのそれぞれを通過する前後において、冷媒の流動状態が、以下の式2又は式3の関係を満たす流動状態になるように、流路24_2A、24_2Bのそれぞれの等価直径等が設定されるとよい。
以下の式2及び式3では、冷媒のガス相の質量速度をGg[kg/(m・h)]とし、冷媒の液相の質量速度をGl[kg/(m・h)]とし、冷媒のガス相の密度をρg[kg/m]とし、冷媒の液相の密度をρl[kg/m]とし、空気の密度をρa[kg/m]とし、水の密度をρw[kg/m]とし、冷媒の液相の表面張力をσl[N/m]とし、水の表面張力をσw[N/m]とし、冷媒の液相の粘性係数をμl[μPa・s]とし、水の粘性係数をμw[μPa・s]としている。
Figure 0006188926
Figure 0006188926
Baker線図を用いて流動様式を算出する際には、流量として、分配流路12Aに流入する冷媒の最大流量、流路24_2A、24_2Bを通過する前の流路の等価直径として、流路23_1Aの等価直径、流路24_2A、24_2Bを通過した後の流路の等価直径として、その流路24_2A、24_2Bの等価直径、が用いられるとよい。
また、各出口流路11Aに分配される冷媒の流量を均一化して、熱交換器1の熱交換効率を向上するために、分配流路12Aを構成する他の流路についても、同様に、冷媒に生じる圧力損失が均一化される等価直径に設定されるとよい。例えば、図3に示されるように、流路24_3Bの等価直径が、流路24_3Aの等価直径と比較して小さいとよい。また、例えば、流路23_3B及び流路24_4Bの等価直径が、流路23_3A及び流路24_4Aの等価直径と比較して小さいとよい。なお、分岐流路12b_11と同様の分岐流路12bが複数有る場合には、その全てにおいて、上述の構成が採用されてもよく、また、その一部において、上述の構成が採用されてもよい。
また、流路を通過する冷媒の流量が小さくなると、その冷媒に生じる圧力損失自体が小さくなって、等価直径を変化させることの冷媒の均一性に与える影響が少なくなるため、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して、小さい分岐流路12bは、分配流路12Aの上流側の分岐流路12bであるとよい。つまり、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して、小さい分岐流路12bの、第1流出流路43及び第2流出流路44のうちの少なくとも一方から流出する冷媒は、他の分岐流路12bで更に分岐されるとよい。
以上では、分岐流路12bが、第1流出流路43と第2流出流路44との分岐部41に連通しない側の端部の重力方向の高さが互いに異なるものである場合を説明しているが、そのような分岐流路12bでなくてもよい。分岐流路12bが、第1流出流路43と第2流出流路44との分岐部41に連通しない側の端部の重力方向の高さが、互いに異なるものである場合には、冷媒を均一に分配することが特に困難であるため、上述の構成が採用されることの効果が顕著となる。
また、以上では、分岐流路12bが、流路23_1A〜23_3A、23_3Bの重力方向と平行でない直線状の領域に分岐部41が形成されるものである場合を説明しているが、そのような分岐流路12bでなくてもよい。分岐流路12bが、流路23_1A〜23_3A、23_3Bの重力方向と平行でない直線状の領域に分岐部41が形成されるものである場合には、分岐部41における冷媒の分岐が均一化される。また、その直線状の領域が、重力方向とほぼ垂直である場合には、分岐部41における各分岐方向の重力方向に対する角度が均一化されて、重力の影響によって冷媒の分配が不均一となってしまうことが抑制される。特に、分岐流路12bが、第1流出流路43と第2流出流路44との分岐部41に連通しない側の端部の重力方向の高さが互いに異なるものである場合において、その効果が顕著となる。
また、以上では、分岐流路12bが、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部が分岐部41の重力方向の上側に位置し、第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部が分岐部41の重力方向の下側に位置するものである場合を説明しているが、そのような分岐流路12bでなくてもよい。分岐流路12bが、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部が分岐部41の重力方向の上側に位置し、第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部が分岐部41の重力方向の下側に位置するものである場合には、第1流出流路43と第2流出流路44との流路長の差を小さくすることが可能となって、第1流出流路43及び第2流出流路44の流路形状を複雑化することなく、冷媒の分配を均一化することが可能となる。
また、以上では、分岐流路12bが、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部と第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部とを結ぶ直線が板状部材の長手方向と平行となるものである場合を説明しているが、そのような分岐流路12bでなくてもよい。分岐流路12bが、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部と第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部とを結ぶ直線が板状部材の長手方向と平行となるものである場合には、板状部材の短手方向の寸法を小さくすることが可能となり、部品費、重量等が削減される。更に、分岐流路12bが、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部と第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部とを結ぶ直線が伝熱管4の配列方向と平行となるものである場合には、熱交換器1が省スペース化される。なお、第1流出流路43の分岐部41に連通しない側の端部と第2流出流路44の分岐部41に連通しない側の端部とを結ぶ直線、板状部材の長手方向、及び、伝熱管4の配列方向が、重力方向と平行でなくてもよい。
<熱交換器の使用態様>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の使用態様の一例について説明する。
なお、以下では、実施の形態1に係る熱交換器が、空気調和装置に使用される場合を説明しているが、そのような場合に限定されず、例えば、冷媒循環回路を有する他の冷凍サイクル装置に使用されてもよい。また、空気調和装置が、冷房運転と暖房運転とを切り替えるものである場合を説明しているが、そのような場合に限定されず、冷房運転又は暖房運転のみを行うものであってもよい。
図6は、実施の形態1に係る熱交換器が適用される空気調和装置の、構成を示す図である。なお、図6では、冷房運転時の冷媒の流れが実線の矢印で示され、暖房運転時の冷媒の流れが点線の矢印で示される。
図6に示されるように、空気調和装置91は、圧縮機92と、四方弁93と、室外熱交換器(熱源側熱交換器)94と、絞り装置95と、室内熱交換器(負荷側熱交換器)96と、室外ファン(熱源側ファン)97、室内ファン(負荷側ファン)98、制御装置99と、を有する。圧縮機92と四方弁93と室外熱交換器94と絞り装置95と室内熱交換器96とが冷媒配管で接続されて、冷媒循環回路が形成される。
制御装置99には、例えば、圧縮機92、四方弁93、絞り装置95、室外ファン97、室内ファン98、各種センサ等が接続される。制御装置99によって、四方弁93の流路が切り替えられることで、冷房運転と暖房運転とが切り替えられる。
冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。
圧縮機92から吐出される高圧高温のガス状態の冷媒は、四方弁93を介して室外熱交換器94に流入し、室外ファン97によって供給される空気と熱交換を行い、凝縮する。凝縮した冷媒は、高圧の液状態となり、室外熱交換器94から流出し、絞り装置95によって、低圧の気液二相状態となる。低圧の気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器96に流入し、室内ファン98によって供給される空気との熱交換によって蒸発することで、室内を冷却する。蒸発した冷媒は、低圧のガス状態となり、室内熱交換器96から流出し、四方弁93を介して圧縮機92に吸入される。
暖房運転時の冷媒の流れについて説明する。
圧縮機92から吐出される高圧高温のガス状態の冷媒は、四方弁93を介して室内熱交換器96に流入し、室内ファン98によって供給される空気との熱交換によって凝縮することで、室内を暖房する。凝縮した冷媒は、高圧の液状態となり、室内熱交換器96から流出し、絞り装置95によって、低圧の気液二相状態の冷媒となる。低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器94に流入し、室外ファン97によって供給される空気と熱交換を行い、蒸発する。蒸発した冷媒は、低圧のガス状態となり、室外熱交換器94から流出し、四方弁93を介して圧縮機92に吸入される。
室外熱交換器94及び室内熱交換器96の少なくとも一方に、熱交換器1が用いられる。熱交換器1は、蒸発器として作用する際に、積層型ヘッダー2から冷媒が流入し、ヘッダー3に冷媒を流出するように接続される。つまり、熱交換器1が蒸発器として作用する際は、冷媒配管から積層型ヘッダー2に気液二相状態の冷媒が流入する。また、熱交換器1が凝縮器として作用する際は、積層型ヘッダー2を冷媒が逆流する。
積層型ヘッダー2は、上述の構成によって、冷媒の分配の均一性が向上されているため、均一な分配が比較的困難な気液二相状態の冷媒が流入したとしても、複数の伝熱管4のそれぞれに流出する冷媒の流量及び乾き度を均一化することが可能である。つまり、積層型ヘッダー2は、空気調和装置91のような冷凍サイクル装置に好適である。
<熱交換器の作用>
以下に、実施の形態1に係る熱交換器の作用について説明する。
積層型ヘッダー2では、分岐流路12bが、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに通過する流路において、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数が少ない第1流出流路43と、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに通過する流路において、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数が多い第2流出流路44と、を有し、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい。そのため、冷媒の分配の均一性の低下を抑制しつつ、出口流路11Aの数を2の累乗の倍数以外の数に変更することが可能となって、積層型ヘッダー2における出口流路11Aの数の自由度が拡張される。
また、積層型ヘッダー2では、分配流路12Aが、板状板材を積層することによって形成される。そのため、冷媒の分配の均一性の低下を抑制しつつ、出口流路11Aの数を2の累乗の倍数以外の数に変更することが可能な積層型ヘッダー2であるにも関わらず、各流路の等価直径、各流路の形状、分配数、分岐部41における分岐数等の変更、を、各板状部材の穴径、各板状部材の溝幅、各板状部材の穴又は溝の形状、板状部材の枚数、板状部材の厚さ等の変更によって、簡易に実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る熱交換器について説明する。
なお、実施の形態1と重複又は類似する説明は、適宜簡略化又は省略している。
<積層型ヘッダーの構成>
以下に、実施の形態2に係る熱交換器の積層型ヘッダーの構成について説明する。
図7は、実施の形態2に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。
図7に示されるように、第2板状部材22と第3板状部材23_1、23_2とクラッド材24_1〜24_3とが接合されることによって、第2板状部材22に形成された流路22Aと、第3板状部材23_1、23_2に形成された流路23_1A、23_2A、23_2Bと、クラッド材24_1〜24_3に形成された流路24_1A〜24_3A、24_2B、24_3Bと、が連通されて、分配流路12Aが形成される。
分配流路12Aは、入口流路12aと、分岐流路12b_21〜12b_23と、を有する。なお、分岐流路12b_21〜12b_23の数及び順序は、伝熱管4の本数等に応じて適宜変更される。以下では、分岐流路12b_21〜12b_23を総称して、分岐流路12bと記載する場合がある。
第3板状部材23_1とクラッド材24_1、24_2とが接合されることによって、クラッド材24_1に形成された流路24_1Aと、第3板状部材23_1に形成された流路23_1Aと、クラッド材24_2に形成された2つの流路24_2Aと1つの流路24_2Bと、が連通されて、分岐流路12b_21が形成される。流路23_1Aは、線状の貫通溝である。流路24_2A、24_2Bは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_2とクラッド材24_2、24_3とが接合されることによって、クラッド材24_2に形成された流路24_2Aと、第3板状部材23_2に形成された流路23_2Aと、クラッド材24_3に形成された2つの流路24_3Aと、が連通されて、分岐流路12b_22が形成される。流路23_2Aは、線状の貫通溝である。流路24_3Aは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23_2とクラッド材24_2、24_3とが接合されることによって、クラッド材24_2に形成された流路24_2Bと、第3板状部材23_2に形成された流路23_2Bと、クラッド材24_3に形成された2つの流路24_3Bと、が連通されて、分岐流路12b_23が形成される。流路23_2Bは、線状の貫通溝である。流路24_3Bは、円形状の貫通穴である。
第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A、23_2A、23_2Bの端部間の一部と、その第3板状部材23の冷媒が流入する側の面に積層されたクラッド材24に形成された、円形状の貫通穴である流路24_1A、24_2A、24_2Bと、は対向する位置に形成される。そのため、第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A、23_2A、23_2Bは、その第3板状部材23の冷媒が流入する側の面に積層されたクラッド材24によって、端部間の一部以外が閉塞される。
また、第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_1A、23_2A、23_2Bの端部と、その第3板状部材23の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24に形成された、円形状の貫通穴である流路24_2A、24_3A、24_3Bと、は対向する位置に形成される。また、第3板状部材23_1の冷媒が流入する側の面に積層されたクラッド材24_1に形成された、円形状の貫通穴である流路24_1Aと、第3板状部材23_1の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24_2に形成された、円形状の貫通穴である流路24_2Bと、は対向する位置に形成される。そのため、第3板状部材23_1以外の第3板状部材23に形成された、線状の貫通溝である流路23_2A、23_2Bは、その第3板状部材23の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24によって、端部以外が閉塞される。また、第3板状部材23_1に形成された、線状の貫通溝である流路23_1Aは、第3板状部材23_1の冷媒が流出する側の面に積層されたクラッド材24_2によって、端部間の一部と端部以外が閉塞される。
<積層型ヘッダーにおける冷媒の流れ>
以下に、実施の形態2に係る熱交換器の積層型ヘッダーにおける冷媒の流れについて説明する。
図7に示されるように、入口流路12aを通過した冷媒は、分岐流路12b_21に流入する。分岐流路12b_21において、流路24_1Aを通過した冷媒は、流路23_1Aの端部間の一部を通過すると共に、流路23_1Aの両端部に至り、2つの分岐流路12b_22と1つの分岐流路12b_23に流入する。
分岐流路12b_22において、流路24_2Aを通過した冷媒は、流路23_2Aの端部間の一部に流入し、クラッド材24_3の表面に当たって2つに分岐して、流路23_2Aの両端部に至り、出口流路11Aを介して、伝熱管4に流入する。
分岐流路12b_23において、流路24_2Bを通過した冷媒は、流路23_2Bの端部間の一部に流入し、クラッド材24_3の表面に当たって2つに分岐して、流路23_2Bの両端部に至り、出口流路11Aを介して、伝熱管4に流入する。
<分岐流路及び通過流路の詳細>
以下に、実施の形態2に係る熱交換器の積層型ヘッダーの分岐流路及び通過流路の詳細について説明する。
図8は、実施の形態2に係る熱交換器の、積層型ヘッダーを分解した状態での分配流路の要部の斜視図である。図9は、実施の形態2に係る熱交換器の、分岐流路の各流路を重ねて描画した図である。
図8に示されるように、分岐流路12b_21において、流路23_1Aの端部間の一部及び流路24_1Aと対向する流路24_2Bの等価直径は、流路23_1Aの端部と対向する流路24_2Aの等価直径と比較して、小さい。
つまり、図9に示されるように、流路23_1Aの流路24_1Aと交わる交差部31を、分岐流路12bの分岐部41とし、流路24_1Aを、分岐流路12bの流入流路42とし、流路24_2Bを、分岐流路12bの第1流出流路43とし、流路23_1Aの交差部31と上端部32又は下端部34とを連結する連結部33、35と流路24_2Aとを、分岐流路12bの第2流出流路44とすると、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径は、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して、小さい。流入流路42から分岐部41に流入した冷媒は、第1流出流路43に流入しやすく、第2流出流路44に流入しづらい。つまり、流入流路42と第2流出流路44とを結ぶ流路において、分岐部41は、本発明における「冷媒の流れに剥離が生じる曲部」に相当する。
すなわち、分岐流路12b_21の第1流出流路43では、冷媒が、流入流路42から分岐部41で曲げられずに流入し、流路23_1Aの屈曲部36、及び、流路23_1Aの上端部32又は下端部34を経由することなく、次の分岐流路12b_23に流入するため、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに冷媒の流れに剥離が生じる曲部を通過する回数が、少ない。一方、分岐流路12b_21の第2流出流路44では、冷媒が、流入流路42から分岐部41で曲げられて流入し、流路23_1Aの屈曲部36、及び、流路23_1Aの上端部32又は下端部34を経由した後に、次の分岐流路12b_22に流入するため、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに冷媒の流れに剥離が生じる曲部を通過する回数が、多い。そのため、第1流出流路43の等価直径と第2流出流路44の等価直径とが等しい場合には、第1流出流路43を通過する冷媒に生じる圧力損失と、第2流出流路44を通過する冷媒に生じる圧力損失と、に差が生じて、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となってしまう。一方、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい場合には、出口流路11Aに分配される冷媒が不均一となってしまうことが抑制される。
また、各出口流路11Aに分配される冷媒の流量を均一化して、熱交換器1の熱交換効率を向上するために、分配流路12Aを構成する他の流路についても、同様に、冷媒に生じる圧力損失が均一化される等価直径に設定されるとよい。例えば、図8に示されるように、流路23_2B及び流路24_3Bの等価直径が、流路23_2A及び流路24_3Aの等価直径と比較して、小さいとよい。なお、分岐流路12b_21と同様の分岐流路12bが複数有る場合には、その全てにおいて、上述の構成が採用されてもよく、また、その一部において、上述の構成が採用されてもよい。
<熱交換器の作用>
以下に、実施の形態2に係る熱交換器の作用について説明する。
積層型ヘッダー2では、分岐流路12bが、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに通過する流路において、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数が少ない第1流出流路43と、流入流路42から流入する冷媒が出口流路11Aに至るまでに通過する流路において、冷媒の流れに剥離が生じる曲部の数が多い第2流出流路44と、を有し、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径が、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい。そのため、冷媒の分配の均一性の低下を抑制しつつ、出口流路11Aの数を2の累乗の倍数以外の数に変更することが可能となって、積層型ヘッダー2における出口流路11Aの数の自由度が拡張される。
また、積層型ヘッダー2では、分配流路12Aが、流入する冷媒を3分岐する、つまり、流入する冷媒を多い分岐数で分岐する分岐流路12b_21を有する。そのため、積層型ヘッダー2を薄肉化することが可能となって、積層型ヘッダー2が小型化され、また、低コスト化される。また、積層型ヘッダー2を構成する板状部材の枚数を削減することが可能となって、製造コスト等が削減される。
<変形例>
図10及び図11は、実施の形態2に係る熱交換器の変形例の、積層型ヘッダーを分解した状態での斜視図である。
図10に示されるように、分岐流路12b_21の第1流出流路43から流出した冷媒が、通過流路12cに流入してもよい。つまり、実施の形態1に係る熱交換器の構成と実施の形態2に係る熱交換器の構成とが組み合わされてもよく、そのような場合には、積層型ヘッダー2における出口流路11Aの数の自由度が更に拡張される。
また、図11に示されるように、例えば、分岐流路12b_21の第1流出流路43から流出した冷媒が、分岐流路12b_22に流入し、分岐流路12b_21の第2流出流路44から流出した冷媒が、通過流路12cに流入してもよい。そのような場合には、各出口流路11Aに分配される冷媒を均一化するために、第1流出流路43の少なくとも一部の等価直径を、第2流出流路44の少なくとも一部の等価直径と比較して、大きくする場合があり得る。そのような場合には、第1流出流路43は、本発明における「第2流出流路」に相当し、第2流出流路44は、本発明における「第1流出流路」に相当する。
以上、実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されない。例えば、各実施の形態の全部又は一部、各変形例等を組み合わせることも可能である。
1 熱交換器、2 積層型ヘッダー、2A 冷媒流入部、2B 冷媒流出部、3 ヘッダー、3A 冷媒流入部、3B 冷媒流出部、4 伝熱管、5 保持部材、6 フィン、11 第1板状体、11A 出口流路、12 第2板状体、12A 分配流路、12a 入口流路、12b、12b_11〜12b_14、12b_21〜12b_23 分岐流路、12c 通過流路、21 第1板状部材、21A 流路、22 第2板状部材、22A 流路、23、23_1〜23_3 第3板状部材、23_1A〜23_3A、23_2B、23_3B 流路、24、24_1〜24_5 クラッド材、24_1A〜24_5A、24_2B〜24_4B 流路、31 交差部、32 上端部、33 連結部、34 下端部、35 連結部、36 屈曲部、41 分岐部、42 流入流路、43 第1流出流路、44 第2流出流路、91 空気調和装置、92 圧縮機、93 四方弁、94 室外熱交換器、95 絞り装置、96 室内熱交換器、97 室外ファン、98 室内ファン、99 制御装置。

Claims (9)

  1. 複数の出口流路が形成された第1板状体と、
    前記第1板状体に取り付けられ、入口流路形成された第2板状体と、を備え、
    前記第2板状体には、前記入口流路から流入する冷媒を前記複数の出口流路に分配して流出する分配流路の少なくとも一部が形成されており、
    前記分配流路は、流入流路と、該流入流路に連通する分岐部と、該分岐部に連通する複数の流出流路と、を有する分岐流路を有し、
    前記複数の流出流路は、第1流出流路と、第2流出流路と、を含み、
    前記流入流路から流入する冷媒が前記第1流出流路を経由して前記出口流路に至るまでに通過する流路における、曲部の数は、
    前記流入流路から流入する冷媒が前記第2流出流路を経由して前記出口流路に至るまでに通過する流路における、前記曲部の数と比較して、少なく、
    前記第1流出流路の少なくとも一部の等価直径は、前記第2流出流路の少なくとも一部の等価直径と比較して小さい、積層型ヘッダー。
  2. 前記分配流路は、前記分岐流路以外の他の分岐流路を有し、
    前記第1流出流路及び前記第2流出流路のうちの少なくとも一方から流出する冷媒は、前記他の分岐流路で更に分岐する、請求項1に記載の積層型ヘッダー。
  3. 前記第1流出流路及び前記第2流出流路のうちのいずれか一方の流出流路の、前記分岐部と連通する側の端部は、前記流入流路の前記分岐部と連通する側の端部と、対向する、請求項1又は2に記載の積層型ヘッダー。
  4. 前記複数の流出流路のそれぞれの前記分岐部と連通しない側の端部の、重力方向における高さは、互いに異なる、請求項1〜のいずれか一項に記載の積層型ヘッダー。
  5. 前記複数の流出流路のうちの少なくとも一部を通過する前後において、
    冷媒の流動様式は、同一である、請求項1〜のいずれか一項に記載の積層型ヘッダー。
  6. 前記複数の流出流路のうちの少なくとも一部を通過する前後において、
    冷媒の流動様式は、環状流であり、
    冷媒の流動状態は、
    冷媒のガス相の質量速度Gg[kg/(m・h)]と、冷媒の液相の質量速度Gl[kg/(m・h)]と、冷媒のガス相の密度ρg[kg/m]と、冷媒の液相の密度ρl[kg/m]と、空気の密度ρa[kg/m]と、水の密度ρw[kg/m]と、冷媒の液相の表面張力σl[N/m]と、水の表面張力σw[N/m]と、冷媒の液相の粘性係数μl[μPa・s]と、水の粘性係数μw[μPa・s]と、が、以下の式の関係となる、流動状態である、請求項に記載の積層型ヘッダー。
    Figure 0006188926
  7. 前記複数の流出流路のうちの少なくとも一部を通過する前後において、
    冷媒の流動様式は、環状噴霧流であり、
    冷媒の流動状態は、
    冷媒のガス相の質量速度Gg[kg/(m・h)]と、冷媒の液相の質量速度Gl[kg/(m・h)]と、冷媒のガス相の密度ρg[kg/m]と、冷媒の液相の密度ρl[kg/m]と、空気の密度ρa[kg/m]と、水の密度ρw[kg/m]と、冷媒の液相の表面張力σl[N/m]と、水の表面張力σw[N/m]と、冷媒の液相の粘性係数μl[μPa・s]と、水の粘性係数μw[μPa・s]と、が、以下の式の関係となる、流動状態である、請求項に記載の積層型ヘッダー。
    Figure 0006188926
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の積層型ヘッダーと、
    前記複数の出口流路のそれぞれに接続された複数の伝熱管と、を備えた、熱交換器。
  9. 請求項に記載の熱交換器を備え、
    前記分配流路は、前記熱交換器が蒸発器として作用する際に、前記複数の出口流路に冷媒を流出する、空気調和装置。
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