JPH11118295A - プレート型分流器およびその製造方法 - Google Patents
プレート型分流器およびその製造方法Info
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- JPH11118295A JPH11118295A JP9284890A JP28489097A JPH11118295A JP H11118295 A JPH11118295 A JP H11118295A JP 9284890 A JP9284890 A JP 9284890A JP 28489097 A JP28489097 A JP 28489097A JP H11118295 A JPH11118295 A JP H11118295A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パス配列の異なる熱交換器でも、金型の簡単
な組み替えで対応できる標準化した冷媒通路を形成した
プレート型分流器の構造を実現する。 【解決手段】 半円形の断面の凹凸形状による冷媒通路
9、10を有する平板3において、複数の液側冷媒通路
9は分岐板13より放射状に伸び、終点は縦軸に統一す
る。また、複数のガス側冷媒通路10は液側冷媒通路9
の終点と向かい合うようにして縦軸に統一した構造とす
る。以上により、パス配列の異なる熱交換器に対して、
適用形状を標準化した構造が実現でき、1種類で機種転
換が可能となり金型費用が安価となる。
な組み替えで対応できる標準化した冷媒通路を形成した
プレート型分流器の構造を実現する。 【解決手段】 半円形の断面の凹凸形状による冷媒通路
9、10を有する平板3において、複数の液側冷媒通路
9は分岐板13より放射状に伸び、終点は縦軸に統一す
る。また、複数のガス側冷媒通路10は液側冷媒通路9
の終点と向かい合うようにして縦軸に統一した構造とす
る。以上により、パス配列の異なる熱交換器に対して、
適用形状を標準化した構造が実現でき、1種類で機種転
換が可能となり金型費用が安価となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレート型分流器お
よびその製造方法に係り、特に、空気調和機や冷凍機等
の熱交換器の複数冷媒通路に対して、冷媒を分配供給あ
るいは回収するのに好適なプレート型分流器およびその
製造方法に関する。
よびその製造方法に係り、特に、空気調和機や冷凍機等
の熱交換器の複数冷媒通路に対して、冷媒を分配供給あ
るいは回収するのに好適なプレート型分流器およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8ー86538号公報では、異な
るパス配列の熱交換器に対し、プレート板冷媒通路の共
用化を考慮していないので、熱交換器のパス配列が異な
る毎に金型が必要となる。また、特開平8ー10096
3号公報に記載の技術では、ろう付する前に複数枚の金
属板をかしめる工程において、固定密着させる信頼性が
考慮されていない。すなわち、該発明では、アンダープ
レートのダボの位置でかしめポンチを鉛直方向に上昇さ
せ、ダボの肉をオーバープレートに押し込み、かしめを
行なっている。このようなかしめでは、ダボの押し込ま
れた個所の摩擦のみで固定されているため、締め付け力
が弱く、マテハン時の振動等により2枚の平板の間にギ
ャップが生じ易く、ろう付部に欠陥が発生する点が問題
となっていた。
るパス配列の熱交換器に対し、プレート板冷媒通路の共
用化を考慮していないので、熱交換器のパス配列が異な
る毎に金型が必要となる。また、特開平8ー10096
3号公報に記載の技術では、ろう付する前に複数枚の金
属板をかしめる工程において、固定密着させる信頼性が
考慮されていない。すなわち、該発明では、アンダープ
レートのダボの位置でかしめポンチを鉛直方向に上昇さ
せ、ダボの肉をオーバープレートに押し込み、かしめを
行なっている。このようなかしめでは、ダボの押し込ま
れた個所の摩擦のみで固定されているため、締め付け力
が弱く、マテハン時の振動等により2枚の平板の間にギ
ャップが生じ易く、ろう付部に欠陥が発生する点が問題
となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術に鑑み、以下の課題を解決するものである。第1の
課題は、冷媒通路のパス数が異なる熱交換器に適用する
各プレート型冷媒分流器において、プレート板の冷媒通
路形状を標準化し、各プレートの成形に要する金型を簡
単な組み替え等の方法で共用化できる構造として製造コ
ストの低減を図ること。
技術に鑑み、以下の課題を解決するものである。第1の
課題は、冷媒通路のパス数が異なる熱交換器に適用する
各プレート型冷媒分流器において、プレート板の冷媒通
路形状を標準化し、各プレートの成形に要する金型を簡
単な組み替え等の方法で共用化できる構造として製造コ
ストの低減を図ること。
【0004】第2の課題は、プレート型分流器の冷媒通
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、ろう付工程での昇温過程で締め付け力が低下
し、ろう付不良が発生しない複数平板の仮固定構造と製
造方法を提供すること。
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、ろう付工程での昇温過程で締め付け力が低下
し、ろう付不良が発生しない複数平板の仮固定構造と製
造方法を提供すること。
【0005】第3の課題は、プレート型分流器の冷媒通
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、プレート板の平面部の接合状態を外観目視でき
る構造とし、ろう付状態の検査容易化を図るとともに、
ろう付不良部の補修も可能としたプレート板の構造を提
供すること。
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、プレート板の平面部の接合状態を外観目視でき
る構造とし、ろう付状態の検査容易化を図るとともに、
ろう付不良部の補修も可能としたプレート板の構造を提
供すること。
【0006】第4の課題は、プレート型分流器の冷媒通
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、複数枚のプレート板の外周端面のろう付状態を
向上させる構造であるとともに、プレート板の平面状態
も向上させることにより、ろう付信頼性の向上を図った
プレート板の構造を提供すること。第5の課題は、L字
形状としてコンパクト化を図ったプレート型分流器であ
って、ろう付部の信頼性を損なうことなくL字状に曲げ
る製造方法。
路を凹凸成形した複数枚のプレート板を接合して製造す
る際に、複数枚のプレート板の外周端面のろう付状態を
向上させる構造であるとともに、プレート板の平面状態
も向上させることにより、ろう付信頼性の向上を図った
プレート板の構造を提供すること。第5の課題は、L字
形状としてコンパクト化を図ったプレート型分流器であ
って、ろう付部の信頼性を損なうことなくL字状に曲げ
る製造方法。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下のよう
に解決される。請求項1記載発明は、熱交換器の複数の
冷媒通路に対して冷媒を分配するための冷媒分流器であ
って、前記冷媒通路に相当する凹凸形状を成形した複数
枚の金属板を重ね合せてろう付したプレート型分流器に
おいて、前記金属板の液側冷媒通路の凹凸形状が、分岐
数の異なる冷媒分岐板を用いることにより、異なるパス
配列の熱交換器に対しても、共通して適用可能な冷媒通
路形状であることを特徴とするものである。このような
構成によれば、異なるパス数の熱交換器に対しても、金
属板の冷媒通路を変更することなく、同一の金型で成形
できるプレート型分流器の構造となるので、金型費が低
減し、コストが低くなる。また、請求項2記載発明は、
熱交換器の複数の冷媒通路に対して冷媒を分配するため
の冷媒分流器であって、前記冷媒通路に相当する凹凸形
状を成形した複数枚の金属板を重ね合せてろう付したプ
レート型分流器において、前記熱交換器と前記金属板と
の接続管の挿入孔が、孔開けポンチを取替えることによ
り、共通の成形金型を用いて形成されるものであること
を特徴とするものである。このような構成によれば、接
続管挿入孔の有無や位置を、孔開けポンチを取替えるだ
けで形成でき、成形金型は共通のものを使用できるの
で、金型費が低減し、経済的なコストを実現できる。ま
た、請求項3記載発明は、請求項1または2に記載の分
流器において、前記金属板のうち冷媒通路の形成されな
い平坦部に、ろう付状態が確認可能な開口部を設けたこ
とを特徴とするので、例えばスリット状の切り欠き等で
開口部を形成することにより、金属板の平面部の接合状
態の外観目視検査が可能となる。また、請求項4記載発
明は、請求項1または2に記載の分流器において、前記
複数枚の金属板のうち、最下段に位置する金属板の外周
部に、ろうフィレット観察部を設けたことを特徴とする
ので、例えば、最下段の金属板の外周部にフランジを設
けて、重ね合わせる金属板に段差を設けることにより、
金属板間のろう付状態の観察が容易となる。また、請求
項5記載発明は、請求項1または2に記載のプレート型
分流器を製造する方法であって、複数枚の金属板を重ね
合わせてろう付後に、全体をL字状に曲げることを特徴
とする。本方法によれば、予めろう付けするので、成形
誤差による接合不良が防止される。また、請求項6記載
発明は、重なり合う複数枚の金属板およびろう材のう
ち、最下段に位置する金属板に複数のバーリング突起を
設け、前記最下段の金属板以外の金属板およびろう材に
は、前記バーリング突起と同じ位置に抜き孔を設け、こ
れらの部品を重ね合わせ、前記バーリング突起を押し潰
すことにより全体をかしめて固定した後、ろう付するこ
とを特徴とする。本ろう付方法によれば、予めかしめて
固定するので、ろう接合の信頼性が高まる。
に解決される。請求項1記載発明は、熱交換器の複数の
冷媒通路に対して冷媒を分配するための冷媒分流器であ
って、前記冷媒通路に相当する凹凸形状を成形した複数
枚の金属板を重ね合せてろう付したプレート型分流器に
おいて、前記金属板の液側冷媒通路の凹凸形状が、分岐
数の異なる冷媒分岐板を用いることにより、異なるパス
配列の熱交換器に対しても、共通して適用可能な冷媒通
路形状であることを特徴とするものである。このような
構成によれば、異なるパス数の熱交換器に対しても、金
属板の冷媒通路を変更することなく、同一の金型で成形
できるプレート型分流器の構造となるので、金型費が低
減し、コストが低くなる。また、請求項2記載発明は、
熱交換器の複数の冷媒通路に対して冷媒を分配するため
の冷媒分流器であって、前記冷媒通路に相当する凹凸形
状を成形した複数枚の金属板を重ね合せてろう付したプ
レート型分流器において、前記熱交換器と前記金属板と
の接続管の挿入孔が、孔開けポンチを取替えることによ
り、共通の成形金型を用いて形成されるものであること
を特徴とするものである。このような構成によれば、接
続管挿入孔の有無や位置を、孔開けポンチを取替えるだ
けで形成でき、成形金型は共通のものを使用できるの
で、金型費が低減し、経済的なコストを実現できる。ま
た、請求項3記載発明は、請求項1または2に記載の分
流器において、前記金属板のうち冷媒通路の形成されな
い平坦部に、ろう付状態が確認可能な開口部を設けたこ
とを特徴とするので、例えばスリット状の切り欠き等で
開口部を形成することにより、金属板の平面部の接合状
態の外観目視検査が可能となる。また、請求項4記載発
明は、請求項1または2に記載の分流器において、前記
複数枚の金属板のうち、最下段に位置する金属板の外周
部に、ろうフィレット観察部を設けたことを特徴とする
ので、例えば、最下段の金属板の外周部にフランジを設
けて、重ね合わせる金属板に段差を設けることにより、
金属板間のろう付状態の観察が容易となる。また、請求
項5記載発明は、請求項1または2に記載のプレート型
分流器を製造する方法であって、複数枚の金属板を重ね
合わせてろう付後に、全体をL字状に曲げることを特徴
とする。本方法によれば、予めろう付けするので、成形
誤差による接合不良が防止される。また、請求項6記載
発明は、重なり合う複数枚の金属板およびろう材のう
ち、最下段に位置する金属板に複数のバーリング突起を
設け、前記最下段の金属板以外の金属板およびろう材に
は、前記バーリング突起と同じ位置に抜き孔を設け、こ
れらの部品を重ね合わせ、前記バーリング突起を押し潰
すことにより全体をかしめて固定した後、ろう付するこ
とを特徴とする。本ろう付方法によれば、予めかしめて
固定するので、ろう接合の信頼性が高まる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプレート型分
流器の実施の形態を、図面を参照して説明する。図3、
本発明のプレート型分流器の一実施形態を示す斜視図で
ある。本実施形態は、オーバープレート1、シートろう
2、アンダープレート3、流入管4、流出管5、熱交換
器への接続管6、7、8から構成されている。オーバー
プレート1とアンダープレート3には、プレス等で冷媒
通路に相当する凹凸9、10を成形している。
流器の実施の形態を、図面を参照して説明する。図3、
本発明のプレート型分流器の一実施形態を示す斜視図で
ある。本実施形態は、オーバープレート1、シートろう
2、アンダープレート3、流入管4、流出管5、熱交換
器への接続管6、7、8から構成されている。オーバー
プレート1とアンダープレート3には、プレス等で冷媒
通路に相当する凹凸9、10を成形している。
【0009】図4は、図3で示したプレート型分流器の
分解図であり、構成する部品を示している。オーバープ
レート1には、熱交換器の伝熱管に接続させるための接
続管6、7、8を接続させるためのバーリング孔17、
18、19と、複数のかしめ用面取り平孔12b、スリ
ット状切り欠き16、分岐板収納溝21がプレス成形等
により設けられている。シートろう2には、抜き孔2
a、2bと複数のかしめ用バーリングの抜き孔12aが
設けられてる。アンダープレート3には、複数のかしめ
用バーリング12、冷媒通路9、10、外周フランジ1
5などが設けられている。なお、符号の14は分岐板用
シートろう、13は分岐板、4は流入管、5は流出管を
示している。
分解図であり、構成する部品を示している。オーバープ
レート1には、熱交換器の伝熱管に接続させるための接
続管6、7、8を接続させるためのバーリング孔17、
18、19と、複数のかしめ用面取り平孔12b、スリ
ット状切り欠き16、分岐板収納溝21がプレス成形等
により設けられている。シートろう2には、抜き孔2
a、2bと複数のかしめ用バーリングの抜き孔12aが
設けられてる。アンダープレート3には、複数のかしめ
用バーリング12、冷媒通路9、10、外周フランジ1
5などが設けられている。なお、符号の14は分岐板用
シートろう、13は分岐板、4は流入管、5は流出管を
示している。
【0010】アンダープレート3、シートろう2、オー
バープレート1を重ね合せたときの位置決めは、アンダ
ープレート3のかしめ用バーリング12に、シートろう
2は抜き孔12a、オーバープレート1はかしめ用面取
り平孔12bを差し込み、位置決めとかしめを兼用させ
る構造としている。接続管6、7、8、オーバープレー
ト1、分岐板13、アンダープレート3、流入管4、流
出管5を同時にろう付作業できる構造としている。
バープレート1を重ね合せたときの位置決めは、アンダ
ープレート3のかしめ用バーリング12に、シートろう
2は抜き孔12a、オーバープレート1はかしめ用面取
り平孔12bを差し込み、位置決めとかしめを兼用させ
る構造としている。接続管6、7、8、オーバープレー
ト1、分岐板13、アンダープレート3、流入管4、流
出管5を同時にろう付作業できる構造としている。
【0011】図1および図2は、本発明によるプレート
冷媒通路形状の標準化の例を説明するもので、図1には
液側配管8パス(伝熱管23の縦並びの8本)、ガス側
配管8パス(伝熱管24の縦並びの8本)の熱交換器
に、プレート型分流器を組込む例の構成図を示してい
る。プレート型分流器は熱交換器22のパス配列に従
い、分岐板13の分岐数を8分岐としている。熱交換器
とプレート型分流器の接続は熱交換器の伝熱管23、2
4に、プレート型分流器の接続管6、7を継ぐことで冷
媒通路が完成する。
冷媒通路形状の標準化の例を説明するもので、図1には
液側配管8パス(伝熱管23の縦並びの8本)、ガス側
配管8パス(伝熱管24の縦並びの8本)の熱交換器
に、プレート型分流器を組込む例の構成図を示してい
る。プレート型分流器は熱交換器22のパス配列に従
い、分岐板13の分岐数を8分岐としている。熱交換器
とプレート型分流器の接続は熱交換器の伝熱管23、2
4に、プレート型分流器の接続管6、7を継ぐことで冷
媒通路が完成する。
【0012】流入管4より案内された冷媒は、分岐板1
3により8分岐され、8本ある放射状の冷媒通路9を経
て、8本の接続管6へ導かれ、伝熱管23より熱交換器
へ流れ込む。熱交換器からの戻りは、伝熱管24より8
本ある接続管7を経て冷媒通路10を通り、冷媒の集合
溝から流出管5により流出される。この構成は、液側冷
媒通路8パス、ガス側冷媒通路8パスを全部使用したと
きのプレート型分流器を示している。
3により8分岐され、8本ある放射状の冷媒通路9を経
て、8本の接続管6へ導かれ、伝熱管23より熱交換器
へ流れ込む。熱交換器からの戻りは、伝熱管24より8
本ある接続管7を経て冷媒通路10を通り、冷媒の集合
溝から流出管5により流出される。この構成は、液側冷
媒通路8パス、ガス側冷媒通路8パスを全部使用したと
きのプレート型分流器を示している。
【0013】図2は、上記図1のものと異なる熱交換器
への適用例であり、液側配管4パス(伝熱管23aの縦
並び4本)、ガス側配管4パス(伝熱管24aの縦並び
4本)の熱交換器に、プレート型分流器を組み込む例の
構成図を示している。プレート型分流器は、熱交換器2
2aのパス配列に従い、分岐板13aの分岐数は4分岐
としている。アンダープレート3aの冷媒通路9a、1
0aは、図1に示した8分岐の冷媒通路と同一としてい
る。
への適用例であり、液側配管4パス(伝熱管23aの縦
並び4本)、ガス側配管4パス(伝熱管24aの縦並び
4本)の熱交換器に、プレート型分流器を組み込む例の
構成図を示している。プレート型分流器は、熱交換器2
2aのパス配列に従い、分岐板13aの分岐数は4分岐
としている。アンダープレート3aの冷媒通路9a、1
0aは、図1に示した8分岐の冷媒通路と同一としてい
る。
【0014】オーバープレート1aの接続管6a、7a
は、アンダープレート3aの冷媒通路9aに合わせて、
液側4本、ガス側4本を設けている。液側冷媒通路9a
は全部で8本あり、4本は不要となる。この不要個所4
本の閉鎖方法は、分岐板13aの冷媒通路25aと冷媒
通路9aが重なり合わない所が閉じられる構造となる。
この構造は、アンダープレート3aの冷媒通路で、図1
の8パス熱交換器22と、図2の4パス熱交換器22a
の共用化が実現でき、さらに6パス、3パス等に展開可
能である。
は、アンダープレート3aの冷媒通路9aに合わせて、
液側4本、ガス側4本を設けている。液側冷媒通路9a
は全部で8本あり、4本は不要となる。この不要個所4
本の閉鎖方法は、分岐板13aの冷媒通路25aと冷媒
通路9aが重なり合わない所が閉じられる構造となる。
この構造は、アンダープレート3aの冷媒通路で、図1
の8パス熱交換器22と、図2の4パス熱交換器22a
の共用化が実現でき、さらに6パス、3パス等に展開可
能である。
【0015】また、ガス側冷媒通路10aの不要個所4
本の閉鎖方法は、オーバープレート1aの接続管7aが
接続されない個所のバーリング孔を開けないことで閉じ
られる。このオーバープレートは、上記8パス用オーバ
ープレート成形金型から、不要となるガス側の孔に対す
る孔開けポンチを外した金型を用いて成形可能である。
以上により、アンダープレート3、3aの形状共用化、
およびオーバープレート1、1aの形状標準化が図れ、
パス数の異なる熱交換器に対して、成形金型の共用化が
図れる。
本の閉鎖方法は、オーバープレート1aの接続管7aが
接続されない個所のバーリング孔を開けないことで閉じ
られる。このオーバープレートは、上記8パス用オーバ
ープレート成形金型から、不要となるガス側の孔に対す
る孔開けポンチを外した金型を用いて成形可能である。
以上により、アンダープレート3、3aの形状共用化、
およびオーバープレート1、1aの形状標準化が図れ、
パス数の異なる熱交換器に対して、成形金型の共用化が
図れる。
【0016】図5は、かしめ工程の詳細を示したもので
ある。図5(イ)は、オーバープレート1とシートろう
2、アンダープレート3を重ね合せ、仮組した状態を示
している。このとき、アンダープレート3についている
バーリング突起12に、シートろう2の抜き孔12a、
オーバープレート1の抜き孔12bをはめ込むように仮
組する。
ある。図5(イ)は、オーバープレート1とシートろう
2、アンダープレート3を重ね合せ、仮組した状態を示
している。このとき、アンダープレート3についている
バーリング突起12に、シートろう2の抜き孔12a、
オーバープレート1の抜き孔12bをはめ込むように仮
組する。
【0017】次に図5(ロ)に示したようにかしめる。
このとき、かしめポンチ26aをバーリング突起内径1
2cに合わせて鉛直方向に下降させ、バーリング12を
押し潰す。押し潰されたバーリングは、オーバープレー
ト1の抜き孔12bの面取りされた隙間に覆い被さり、
かしまる。なお、かしめ作業はかしめる個所毎に逐次行
なっても一括で行なってもよい。
このとき、かしめポンチ26aをバーリング突起内径1
2cに合わせて鉛直方向に下降させ、バーリング12を
押し潰す。押し潰されたバーリングは、オーバープレー
ト1の抜き孔12bの面取りされた隙間に覆い被さり、
かしまる。なお、かしめ作業はかしめる個所毎に逐次行
なっても一括で行なってもよい。
【0018】図6は、図3に示したプレート型分流器の
A−A断面を示したものである。オーバープレート1に
付けたスリット状切り欠き16は、アンダープレートと
重ね合せたとき、アンダープレートにプレス成形された
冷媒通路9と冷媒通路9aとの中間に位置し、ろう付後
にろうフィレット29が確認できることで、平坦部のろ
う付状態を外観より目視確認できるようになっている。
A−A断面を示したものである。オーバープレート1に
付けたスリット状切り欠き16は、アンダープレートと
重ね合せたとき、アンダープレートにプレス成形された
冷媒通路9と冷媒通路9aとの中間に位置し、ろう付後
にろうフィレット29が確認できることで、平坦部のろ
う付状態を外観より目視確認できるようになっている。
【0019】図7は、図3に示したプレート型分流器の
コーナー部を示したものである。さらに、図8は、図7
のB−B断面を示したものである。アンダープレート3
の外周にフランジ15をプレス成形し、その内側にオー
バープレート1を重ねる構成とすることで、オーバープ
レート1の外周端部とアンダープレート3の平坦部にろ
うフィレット30が確保でき、ろう付接合の信頼性が高
められる。さらに、アンダープレート3にフランジ15
を付けることでアンダープレートの平面度を向上でき
る。
コーナー部を示したものである。さらに、図8は、図7
のB−B断面を示したものである。アンダープレート3
の外周にフランジ15をプレス成形し、その内側にオー
バープレート1を重ねる構成とすることで、オーバープ
レート1の外周端部とアンダープレート3の平坦部にろ
うフィレット30が確保でき、ろう付接合の信頼性が高
められる。さらに、アンダープレート3にフランジ15
を付けることでアンダープレートの平面度を向上でき
る。
【0020】図9は、8分岐の分岐板を示したものであ
る。分岐板は打抜き加工で冷媒通路31を成形するもの
であり、分岐部の面積32を最小限に加工できる。図1
0は、分岐板をオーバープレート1とアンダープレート
3の間に挟み込んだ断面を示す。分岐板はオーバープレ
ート1に成形された分岐板収納溝21に圧入され、シー
トろう2とシートろう14で接合される。
る。分岐板は打抜き加工で冷媒通路31を成形するもの
であり、分岐部の面積32を最小限に加工できる。図1
0は、分岐板をオーバープレート1とアンダープレート
3の間に挟み込んだ断面を示す。分岐板はオーバープレ
ート1に成形された分岐板収納溝21に圧入され、シー
トろう2とシートろう14で接合される。
【0021】図11は、本発明のプレート型分流器の製
造工程の概要を示したものでる。構成部品である接続管
6、7、8、オーバープレート1、分岐部シートろう1
4、分岐板13、シートろう2、アンダープレート3、
流入管4、流出管5は、それぞれ必要な形状に成形加工
され、全部品を組み合わせた後、仮組かしめ34を行な
い、炉中ろう付35される。炉中ろう付はプレート板を
平板で行なうほうが、アンダープレートとオーバープレ
ートの密着度が向上する。L字曲げ36は、放射状の冷
媒通路が付いているアンダープレートを、内側にして曲
げることで、冷媒通路である半円形の絞り形状が伸ばさ
れることなく、半円形の形状を保持したままL字曲げが
可能となる。図12は、本発明の適用例を示す斜視図で
ある。図に示すように、本発明のプレート型分流器33
は、空気調和機の室内機に組み込まれ、熱交換器22に
接続される。
造工程の概要を示したものでる。構成部品である接続管
6、7、8、オーバープレート1、分岐部シートろう1
4、分岐板13、シートろう2、アンダープレート3、
流入管4、流出管5は、それぞれ必要な形状に成形加工
され、全部品を組み合わせた後、仮組かしめ34を行な
い、炉中ろう付35される。炉中ろう付はプレート板を
平板で行なうほうが、アンダープレートとオーバープレ
ートの密着度が向上する。L字曲げ36は、放射状の冷
媒通路が付いているアンダープレートを、内側にして曲
げることで、冷媒通路である半円形の絞り形状が伸ばさ
れることなく、半円形の形状を保持したままL字曲げが
可能となる。図12は、本発明の適用例を示す斜視図で
ある。図に示すように、本発明のプレート型分流器33
は、空気調和機の室内機に組み込まれ、熱交換器22に
接続される。
【0022】以上説明したように、本発明の実施形態で
は、異なるパス数の熱交換器に対しても、プレート板の
冷媒通路を変更することなく、金型の簡単な組替え等の
方法でプレート板を成形できるプレート型分流器の構造
を提供するため、半円形の断面の冷媒通路を有する平板
において、複数の液側冷媒通路は分岐口より放射状に伸
び、複数の冷媒通路の終点は縦軸に統一した構造とし
た。また、複数のガス側冷媒通路は、液側冷媒通路の終
点と向かい合うようして縦軸に統一した構造とした。
は、異なるパス数の熱交換器に対しても、プレート板の
冷媒通路を変更することなく、金型の簡単な組替え等の
方法でプレート板を成形できるプレート型分流器の構造
を提供するため、半円形の断面の冷媒通路を有する平板
において、複数の液側冷媒通路は分岐口より放射状に伸
び、複数の冷媒通路の終点は縦軸に統一した構造とし
た。また、複数のガス側冷媒通路は、液側冷媒通路の終
点と向かい合うようして縦軸に統一した構造とした。
【0023】また、ろう付工程での昇温過程で、締め付
け力を低下させないようにするため、複数枚の金属板の
うち、バーリングの付いた金属板、面取りした平孔の付
いた金属板、それとろう材を重ね合わせた後、バーリン
グを押し潰すことで平孔面取り部にバーリングが覆い被
さるかしめ構造とした。
け力を低下させないようにするため、複数枚の金属板の
うち、バーリングの付いた金属板、面取りした平孔の付
いた金属板、それとろう材を重ね合わせた後、バーリン
グを押し潰すことで平孔面取り部にバーリングが覆い被
さるかしめ構造とした。
【0024】また、プレート板の平面部の接合状態の外
観目視検査を可能とするため、半円形断面の冷媒通路を
有しないプレート板に、プレート板を重ね合せたとき、
放射状に伸びた半円形断面の冷媒通路と冷媒通路の中間
に位置するように、放射状のスリットを設けた。また、
複数枚のプレート板の外周端面のろう付状態を向上させ
るため、半円形断面の冷媒通路を有するプレート板の外
周に、ろうフィレット観察用のフランジを設けた。
観目視検査を可能とするため、半円形断面の冷媒通路を
有しないプレート板に、プレート板を重ね合せたとき、
放射状に伸びた半円形断面の冷媒通路と冷媒通路の中間
に位置するように、放射状のスリットを設けた。また、
複数枚のプレート板の外周端面のろう付状態を向上させ
るため、半円形断面の冷媒通路を有するプレート板の外
周に、ろうフィレット観察用のフランジを設けた。
【0025】また、L字に曲げたプレート板のろう付接
合の信頼性を向上させるため、プレート板を平板の状態
でろう付接合してから、放射状の冷媒通路が付いている
プレート板を内側にしてL字状に曲げるようにした。
合の信頼性を向上させるため、プレート板を平板の状態
でろう付接合してから、放射状の冷媒通路が付いている
プレート板を内側にしてL字状に曲げるようにした。
【0026】以上のようにしたので、本発明の実施形態
によれば以下の効果がある。第1に、アンダープレート
の冷媒通路の凹凸形状が1種類で済み、さらに、オーバ
ープレートの接続管を挿入するバーリング孔を、孔開け
工程において、孔開けポンチを外すか、あるいは、ずら
すという簡単な組み替えで、孔開けしないで塞ぐことに
より、冷媒通路を形成することができる。なおかつ、中
間に挟み込む分岐板を変えることにより、パス配列の異
なる熱交換器に対して成形金型が共用化でき、製造コス
ト低減が可能となる。
によれば以下の効果がある。第1に、アンダープレート
の冷媒通路の凹凸形状が1種類で済み、さらに、オーバ
ープレートの接続管を挿入するバーリング孔を、孔開け
工程において、孔開けポンチを外すか、あるいは、ずら
すという簡単な組み替えで、孔開けしないで塞ぐことに
より、冷媒通路を形成することができる。なおかつ、中
間に挟み込む分岐板を変えることにより、パス配列の異
なる熱交換器に対して成形金型が共用化でき、製造コス
ト低減が可能となる。
【0027】第2に、金属板とろう材を複数枚重ね合せ
た後、アンダープレートのバーリングを押し潰し、押し
潰されたバーリングが、オーバープレートの面取りされ
た隙間に覆い被さり、かしまるので、かしめ力が大きく
働き、ろう付信頼性が向上できる。さらにまた、ろう付
け後にL字曲げを行うことで、成形誤差による接合不良
を防止できる。
た後、アンダープレートのバーリングを押し潰し、押し
潰されたバーリングが、オーバープレートの面取りされ
た隙間に覆い被さり、かしまるので、かしめ力が大きく
働き、ろう付信頼性が向上できる。さらにまた、ろう付
け後にL字曲げを行うことで、成形誤差による接合不良
を防止できる。
【0028】第3に、冷媒通路と冷媒通路の中間にスリ
ット状の切り欠きを設けたことで、平坦部の目視確認が
でき、また、プレート板の外周にろうフィレット観察用
のフランジを設けたことなどで、ろう付検査が容易化で
きる。その他として、ろう付信頼性向上にともない高い
耐圧強度が要求される新冷媒(例えば、R407C等)
への適用も可能である。
ット状の切り欠きを設けたことで、平坦部の目視確認が
でき、また、プレート板の外周にろうフィレット観察用
のフランジを設けたことなどで、ろう付検査が容易化で
きる。その他として、ろう付信頼性向上にともない高い
耐圧強度が要求される新冷媒(例えば、R407C等)
への適用も可能である。
【0029】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、パス配
列の異なる熱交換器に対して、液側およびガス側冷媒通
路の凹凸形状が共通の形状で対応でき、金型の簡単な組
み替えで、標準化したプレート型分流器の構造を実現で
きる。そのため、金型費用が安価で済み、製造コストが
低減する。
列の異なる熱交換器に対して、液側およびガス側冷媒通
路の凹凸形状が共通の形状で対応でき、金型の簡単な組
み替えで、標準化したプレート型分流器の構造を実現で
きる。そのため、金型費用が安価で済み、製造コストが
低減する。
【図1】本発明に係るプレート型分流器を、熱交換器に
組み込む構成を示した分解斜視図である。
組み込む構成を示した分解斜視図である。
【図2】本発明に係るプレート型分流器を、熱交換器に
組み込む他の構成を示した分解斜視図である。
組み込む他の構成を示した分解斜視図である。
【図3】本発明に係るプレート型分流器の一実施形態を
示す外観斜視図である。
示す外観斜視図である。
【図4】本発明に係るプレート型分流器の一実施形態の
構成部品を示す分解斜視図である。
構成部品を示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る製造工程の詳細を示す断面図であ
る。
る。
【図6】図3のA−A断面図である。
【図7】本発明に係るプレート型分流器の一実施形態の
コーナー外観を示す斜視図である。
コーナー外観を示す斜視図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】本発明に係るプレート型分流器の分岐板の一例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図10】本発明に係るプレート型分流器の一実施形態
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図11】本発明に係るプレート型分流器の製造工程の
概要を示す工程図である。
概要を示す工程図である。
【図12】本発明に係るプレート型分流器の実施形態を
組込んだ製品例を示す斜視図である。
組込んだ製品例を示す斜視図である。
1、1a オーバープレート 2 シートろう 2a、2b 抜き孔 3、3a アンダープレート 4、4a 流入管 5、5a 流出管 6、6a、7、7a、8 接続管 9、9a、10、10a 冷媒通路 11 曲げ線 12 かしめ用バーリング 12a、12b 抜き孔 12c バーリング内径13 13a 分岐板 14 分岐板用シートろう 15 外周フランジ 16 スリット状切り欠き 17、18、19 バーリング 20 冷媒集合溝 21 分岐板収納溝 22、22a 熱交換器 23、23a、24、24a 伝熱管 25、25a 分岐板冷媒通路 26 かしめポンチ 26a かしめ用突起 27 かしめダイス 28 かしまり 29、30 ろうフィレット 31 冷媒通路 32 分岐部面積 33 プレート型分流器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 弘 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 畑 良樹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 朴木 秀行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 森山 金悟 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内
Claims (6)
- 【請求項1】 熱交換器の複数の冷媒通路に対して冷媒
を分配するための冷媒分流器であって、前記冷媒通路に
相当する凹凸形状を成形した複数枚の金属板を重ね合せ
てろう付したプレート型分流器において、前記金属板の
液側冷媒通路の凹凸形状が、分岐数の異なる冷媒分岐板
を用いることにより、異なるパス配列の熱交換器に対し
ても、共通して適用可能な冷媒通路形状であることを特
徴とするプレート型分流器。 - 【請求項2】 熱交換器の複数の冷媒通路に対して冷媒
を分配するための冷媒分流器であって、前記冷媒通路に
相当する凹凸形状を成形した複数枚の金属板を重ね合せ
てろう付したプレート型分流器において、前記熱交換器
と前記金属板との接続管の挿入孔が、孔開けポンチを取
替えることにより、共通の成形金型を用いて形成される
ものであることを特徴とするプレート型分流器。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の分流器におい
て、前記金属板のうち冷媒通路の形成されない平坦部
に、ろう付状態が確認可能な開口部を設けたことを特徴
とするプレート型分流器。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の分流器におい
て、前記複数枚の金属板のうち、最下段に位置する金属
板の外周部に、ろうフィレット観察部を設けたことを特
徴とするプレート型分流器。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載のプレート型分
流器を製造する方法であって、複数枚の金属板を重ね合
わせてろう付後に、全体をL字状に曲げることを特徴と
するプレート型分流器の製造方法。 - 【請求項6】 重なり合う複数枚の金属板およびろう材
のうち、最下段に位置する金属板に複数のバーリング突
起を設け、前記最下段の金属板以外の金属板およびろう
材には、前記バーリング突起と同じ位置に抜き孔を設
け、これらの部品を重ね合わせ、前記バーリング突起を
押し潰すことにより全体をかしめて固定した後、ろう付
することを特徴とする金属板のろう付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284890A JPH11118295A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プレート型分流器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284890A JPH11118295A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プレート型分流器およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118295A true JPH11118295A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17684373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9284890A Pending JPH11118295A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プレート型分流器およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118295A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467784B1 (ko) * | 2002-10-29 | 2005-01-24 | 주식회사 태성 | 냉매분배기의 제조방법 |
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-
1997
- 1997-10-17 JP JP9284890A patent/JPH11118295A/ja active Pending
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