JP6188627B2 - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録紙に形成されたトナー像を前記記録紙に定着させる定着装置及び前記定着装置を備える画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の印刷機構を備えた複写機、プリンター、ファクシミリー、及びこれらの各機能が搭載された複合機などの画像形成装置には定着装置が設けられている。定着装置は、熱源によって表面が加熱される加熱ローラーと、回転軸がこの加熱ローラーの回転軸に平行に設けられた加圧ローラーとを備える。この定着装置を表面にトナー画像が形成されたシートが通過すると、前記加圧ローラーと前記加熱ローラーとによりシートが所定の圧力で挟持されつつ加熱される。これにより、トナーがシートに溶着して、シートに画像が定着される。
この種の定着装置には、通常、前記加熱ローラーの周面温度を検出するサーミスター、及び、前記加熱ローラーに内蔵されるヒーターへの電力の供給及び遮断を制御するサーモカットなどの温度検出素子が備えられる。そして、これらを用いて前記加熱ローラーの周面温度が制御される(特許文献1参照)。
従来の定着装置は、合成樹脂で作製された外装ケースを有する。外装ケースは、前記加熱ローラーを保持する第1ケーシングと前記加圧ローラーを保持する第2ケーシングとを備え、前記温度検出素子が、前記第1ケーシングの内壁面の所定位置に、前記加熱ローラーの周面に一定の距離隔てて対向する態様で設けられる場合がある。
特開2002−229363号公報
しかしながら、外装ケースは、前述したように合成樹脂で構成されている。そのため、外装ケース、特に前記加熱ローラーを保持する第1ケーシングが前記加熱ローラーから発せられる熱を受けて変形することがあった。そして、前記第1ハウジングが変形すると、前記第1ハウジングに設けられている前記温度検出素子と前記加熱ローラーの周面との隙間が変化する。ここで、前記加熱ローラーの周面温度を適切に制御するためには、前記温度検出素子と前記加熱ローラーとの隙間が重要であるところ、前記のように隙間が変化すると、前記加熱ローラーの周面温度を正確に検出することができない。その結果、前記加熱ローラーの周面温度を適切に制御することができなくなる。
本発明の目的は、前記加熱ローラーから発せられる熱に起因して前記温度検出素子と前記加熱ローラーとの隙間が変化するのを防止又は抑制し、前記加熱ローラーの周面温度を正確に検出して前記周面温度の制御を適切に行うことのできる定着装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る定着装置は、加熱ローラー及び加圧ローラーと、第1保持部材と、支持部材と、温度検出部とを備える。前記加熱ローラー及び加圧ローラーは、シートを挟持しつつ加熱することにより前記シートに形成されたトナー像を前記シートに定着させる。前記第1保持部材は、前記加熱ローラーの周面に対向する対向部を有し、前記加熱ローラーを保持する。前記支持部材は、前記第1保持部材に比べて耐熱性の高い材質で構成され、前記加熱ローラーの周面に対向するように前記第1保持部材の前記対向部と前記加熱ローラーの周面との間に配置され、前記加熱ローラーの軸方向に長いプレート状を有する。前記温度検出部は、前記支持部材に設けられ、前記加熱ローラーの温度を検出する。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、前記定着装置を備える。
本発明によれば、加熱ローラーから発せられる熱に起因して前記温度検出素子と前記加熱ローラーとの隙間が変化するのを防止又は抑制し、前記加熱ローラーの周面温度を正確に検出して前記周面温度の制御を適切に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2(A)は、図1に示される画像形成装置に備えられる定着装置の外観図、図2(B)は、図2(A)に示される定着装置から上ハウジングを取り外した状態を示す図である。 図3は、図2(A)に示される定着装置に備えられる支持プレート単体の外観図である。 図4(A)は、図3に示される支持プレートを上ハウジングに嵌め込む前の状態を示す図、図4(B)は、支持プレートを上ハウジングに嵌め込んだ状態を示す図である。 図5は、支持プレートを上ハウジングに嵌め込んだユニットのうち一端側の構成を示す拡大図である。 図6は、支持プレートを上ハウジングに嵌め込んだユニットのうち他端側の構成を示す拡大図である。 図7は、図4(B)におけるVII−VII線矢視断面図である。 図8(A)は、一方の軸受周辺の断面斜視図、図8(B)は、一方の軸受周辺の断面図である。 図9(A)は、図7の矢印80の方向からみた場合の軸受の支持構造を示す図、図9(B)は、図9(A)の矢印85の方向から見た場合の軸受の支持構造を示す図である。 図10は、加圧ローラーを加熱ローラーに圧接させる圧接機構の説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
まず、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成について説明する。画像形成装置1は、プリンターであり、図1に示されるように、画像形成部2と給紙部3とを備えている。また、本発明に係る画像形成装置の他の例として、ファクシミリー、コピー機、及び複合機などの画像形成装置が考えられる。
図1に示されるように、画像形成部2は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された印刷ジョブに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式で画像形成を行う。具体的には、画像形成部2は、感光体ドラム4、帯電部5、現像部6、トナーコンテナ7、転写ローラー8、除電部9及び定着装置10などを備えている。なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成部2を例にして説明するが、画像形成部2は電子写真方式のものに限られず、インクジェット記録方式のものであっても、或いはそれ以外の記録方式又は印刷方式のものであってもかまわない。
画像形成部2では、給紙部3から供給されるシートに対する画像形成処理が以下の手順で行われる。まず、外部の装置から印刷指示を含む印刷ジョブが入力されると、帯電部5により感光体ドラム4が所定の電位に一様に帯電される。次に、レーザスキャナユニット(不図示)により感光体ドラム4の表面に印刷ジョブに含まれる画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム4の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム4上の静電潜像は現像部6によりトナー像として現像(可視像化)される。なお、現像部6には、トナーコンテナ7からトナー(現像剤)が補給される。続いて、感光体ドラム4に形成されたトナー像は転写ローラー8によりシートに転写される。感光体ドラム4の電位は除電部9で除電される。その後、シートに転写されたトナー像は、そのシートが定着装置10を通過して排出される際に加熱されて溶融定着する。
給紙部3は、着脱可能な複数の給紙カセット3Aを有し、給紙カセット3Aそれぞれに収容されているシートを画像形成部2に給紙する。
定着装置10は、シートを挟持しつつ前記シートに転写されたトナー像を加熱して溶融定着させるものであり、加熱ローラー11及び加圧ローラー12を有する。定着装置10によりトナー像が定着されたシートは、排出ローラー対13により排出トレー14に排出される。
次に、図2〜図11を参照して、定着装置10の詳細な構成を説明する。
図2(A)、(B)に示されるように、定着装置10は、ケーシング20を有する。加熱ローラー11及び加圧ローラー12は、ケーシング20内に設けられている。ケーシング20は、上ハウジング21と下ハウジング22とを有する。加熱ローラー11は、上ハウジング21内に収納され保持される。加圧ローラー12は、下ハウジング22内に収納され回転可能に保持される。上ハウジング21及び下ハウジング22は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)などの合成樹脂で作製されている。上ハウジング21は、本発明の第1保持部材の一例であり、下ハウジング22は、本発明の第2保持部材の一例である。
図2(B)に示されるように、定着装置10は、支持プレート23を有する。定着装置10から上ハウジング21のみが取り外されると、支持プレート23が加熱ローラー11の上方の位置で露出する。ここで、支持プレート23は、ケーシング20に比べて耐熱性の高い材質(熱変形しにくい材質)で構成されている。本実施形態では、支持プレート23は、板金で構成されている。支持プレート23は、詳細には後述するが、加熱ローラー11と上ハウジング21との間に設けられている。支持プレート23は、本発明の支持部材の一例である。
図2(B)、図3に示されるように、支持プレート23は、加熱ローラー11の軸方向に沿って長い形状を有する。支持プレート23には、サーミスター24及びサーモカット25が取り付けられている。サーミスター24は、支持プレート23の長手方向における略中央位置に設けられている。サーモカット25は、サーミスター24の近傍位置と、支持プレート23の一端部とに設けられている。
サーミスター24は、加熱ローラー11の周面の温度を非接触で検知する。サーモカット25は、サーミスター24と同様のサーミスター(不図示)を有し、このサーミスターの検出値が所定値以上になった場合に加熱ローラー11に備えられるヒーター(不図示)への電力の供給を遮断する。サーミスター24及びサーモカット25は、周知のものが採用される。したがって、それらの構成等の説明は省略する。本実施形態では、少なくともサーミスター24及びサーモカット25に備えられるサーミスターは、支持プレート23のうち加熱ローラー11の周面と対向する面に設けられている。サーミスター24及びサーモカット25に備えられるサーミスターは、本発明の温度検出部の一例である。以下の説明においては、サーミスター24及びサーモカット25をまとめて温度検出素子ということがある。サーモカット25は、本発明の過昇温防止装置の一例である。
図4(A)、(B)に示されるように、支持プレート23は、上ハウジング21に形成されている凹部26に嵌め込まれる。具体的には、図4(A)に示されるように、上ハウジング21は、対向部29と、第1側壁部30と、第2側壁部31と、第3側壁部32と、第4側壁部33とを有する。対向部29は、加熱ローラー11の長手方向に沿って延びて加熱ローラー11の周面に対向する。対向部29は、ケーシング20の上部を構成する。第1側壁部30は、加熱ローラー11の一端部に対向するように対向部29から立設されている。第2側壁部31は、加熱ローラー11の他端部に対向するように対向部29から立設されている。第3側壁部32及び第4側壁部33は、加熱ローラー11の周面に対向する形で加熱ローラー11の長手方向に沿って延びるように対向部29から立設されている。これら各部29〜33により前述の凹部26が形成されている。なお、図4(A)(B)は、図2と上下が逆である。
図4(A)、(B)に示されるように、上ハウジング21における対向部29の内壁面には、位置決めボス37が形成されている。位置決めボス37は、前記内壁面のうち第1側壁部30の近傍の予め定められた位置と、第2側壁部31の近傍の予め定められた位置とに形成されている。なお、図4(A)には、第1側壁部30の近傍位置に形成された位置決めボス37のみが図示されている。一方、図4(A)に示されるように、支持プレート23は、穴部27、28を有する。穴部27、28は、支持プレート23の長手方向における両端部近傍の予め定められた位置に形成されている。そして、図4(B)に示されるように、支持プレート23の穴部27、28と上ハウジング21の対向部29に形成された位置決めボス37とが嵌合されている。これにより、上ハウジング21に対する支持プレート23の長手方向の位置決めがなされている。位置決めボス37は、本発明の第1突出部の一例である。穴部27、28と位置決めボス37とが嵌合された状態で支持プレート23が凹部26に嵌め込まれると、支持プレート23は、上ハウジング21の対向部29の内壁面と対向する。このとき、図7、図8に示されるように、支持プレート23は、穴部27、28周辺でのみ上ハウジング21と当接する。
図7に示されるように、加熱ローラー11は、凹部26内に収容されている。具体的には、加熱ローラー11は、前述のように支持プレート23が凹部26に嵌め込まれた状態で凹部26内に収容されている。
加熱ローラー11の両端側には、軸受41、42が設けられている。軸受41は、加熱ローラー11の一方の端部に設けられた回転軸43を回転自在に支持する。軸受42は、加熱ローラー11の他方の端部に設けられた回転軸43を回転自在に支持する。軸受41、42は、例えば周知のボールベアリングであり、回転軸43の方向からみた場合に円形状を有する外周面48、49を有する。軸受41、42が回転軸43、44に取り付けられた加熱ローラー11が凹部26内に嵌め込まれると、軸受41、42は、上ハウジング21の対向部29に位置決めされた支持プレート23に当接する。具体的には、図4(A)、図5〜図7に示されるように、支持プレート23の両端には、屈曲部46、47が設けられている。屈曲部46、47は、加熱ローラー11の周面に対向するプレート状の部位から加熱ローラー11側に屈曲された部位である。図5に示されるように、屈曲部46の先端461は、湾曲形状とされている。同様に、図6に示されるように、屈曲部47の先端471は、湾曲形状とされている。
下ハウジング22には、図9に示されるように、軸受41の下方からその軸受41に向かって延びる支持部50が設けられている。支持部50は、湾曲形状とされている。また、軸受42に対応する下ハウジング22の部分についても支持部50と同様の支持部が設けられており、前記支持部は、湾曲形状とされている。
軸受41は、屈曲部47の先端471と支持部50とに挟み込まれる形で支持される。このとき、屈曲部47の先端471の湾曲中心と軸受41の中心とが一致する。また、支持部50の湾曲中心と軸受41の中心とが一致する。軸受42についても同様である。すなわち、軸受42は、屈曲部46の先端461と前記支持部とに挟み込まれる形で支持される。このとき、屈曲部46の先端461の湾曲中心と軸受42の中心とが一致する。また、前記支持部の湾曲中心と軸受42の中心とが一致する。このように、加熱ローラー11は、軸受41、42が支持プレート23の屈曲部46、47と支持部50等とによって挟み込まれることにより支持されている。屈曲部46、47は、本発明の第2突出部の一例である。支持部50は、本発明の第3突出部の一例である。
なお、屈曲部47の先端471は、軸受41の外周面48と同一の曲率で湾曲するように形成されていてもよい。また、支持部50も、軸受41の外周面48と同一の曲率で湾曲するように形成されていてもよい。そして、軸受41の外周面48(図7参照)の一部分が屈曲部47の先端471に当接する。支持部50の先端は、軸受41の外周面48のうち、軸受41の中心Pに対し屈曲部47の先端471が当接する部分Qとは反対側の部分Rと当接する。同様に、屈曲部46の先端461は、軸受42の外周面49と同一の曲率で湾曲するように形成されていてもよい。また、前記支持部も、軸受42の外周面49と同一の曲率で湾曲するように形成されていてもよい。そして、軸受42の外周面49(図7参照)の一部分が屈曲部46の先端461に当接する。支持部の先端は、軸受42の外周面49のうち、軸受42の中心に対し屈曲部46の先端461が当接する部分とは反対側の部分と当接する。
なお、図7に示されるように、軸受41の外側には、駆動ギア45が回転軸43に連結されている。図示していないが、駆動ギア45は、駆動モーター(不図示)のモーター軸に連結された駆動ギア(不図示)と噛合し、前記駆動モーターの回転駆動力が伝達される。加熱ローラー11は、駆動ギア45等を介して伝達された前記駆動モーターの回転駆動力によって回転駆動される。加圧ローラー12は、後述する圧接機構56により加熱ローラー11に圧接されており、本実施形態では、この圧接によって加熱ローラー12の回転に従動回転する。図5に示されるように、上ハウジング21のうち支持プレート23の屈曲部46の外側に位置する部位には、スペース150が設けられており、このスペース150に駆動ギア45が収納されている。
図10に示されるように、定着装置10は、加圧ローラー12を加熱ローラー11に圧接させてニップ部55を形成する圧接機構56を有する。圧接機構56は、圧接レバー57とコイルばね58とを有する。圧接レバー57は、軸受支持部59と、係合部60と、アーム部61と、ばね受け部62とを有する。
軸受支持部59は、略U字形状をなす。軸受支持部59は、加圧ローラー12の回転軸(不図示)を回転可能に支持する軸受64が嵌まり込み、軸受64を下から支持する。係合部60は、軸受支持部59の一端部から突出するように設けられている。係合部60は、上方に凹んだ凹部65を有し、凹部65で下ハウジング22の所定位置に形成された被係合部63に上方から引っ掛けられている。アーム部61は、軸受支持部59の他端部から係合部60から離間するように斜め上方へ延びる。
ばね受け部62は、アーム部61の上端部に連続する。ばね受け部62は、その下面において、高さ位置の異なる平面状のばね受け面66、67を有する。ばね受け面66、67のうち加圧ローラー12に近い方のばね受け面66は、ばね受け面67より低い高さ位置に形成されている。下ハウジング22に形成されたばね受け面68と、圧接レバー57のばね受け部62におけるばね受け面66との間にコイルばね58が圧縮状態で設けられている。同様に、下ハウジング22に形成されたばね受け面69と圧接レバー57のばね受け部62におけるばね受け面67との間にコイルばね58が圧縮状態で設けられている。ばね受け部62の上部は、下ハウジング22の予め定められた部位90に当接し、ばね受け部62の上方への移動が規制されている。このように、ばね受け部62は、コイルばね58で上方に付勢される。その結果、加圧ローラー12の回転軸(不図示)を回転可能に支持する軸受64及び加圧ローラー12が上方に付勢される。このとき、矢印70で示されるように、加圧ローラー12が加熱ローラー11に圧接される。このような圧接機構56が加熱ローラー11及び加圧ローラー12の各端部に対応して設けられている。
前記付勢力により加熱ローラー11は加圧ローラー12から上方向の力を受ける。この力によって、加熱ローラー11の回転軸43を回転自在に支持する前述の軸受41、42が支持プレート23の屈曲部46、47に押し付けられる。上ハウジング21は、支持プレート23に形成された穴部27、28周辺の部位で当接するため、この部位で支持プレート23を受け止める。すなわち、上ハウジング21は、支持プレート23を保持する。
従来の定着装置は、上ハウジング21の内壁面に、サーミスター24及びサーモカット25などの温度検出素子が加熱ローラー11の周面に対向するように設けられていた。上ハウジング21は、合成樹脂で構成されているため、加熱ローラー11から発せられる熱により変形することがあり、上ハウジング21が変形すると、上ハウジング21に設けられている前記温度検出素子と加熱ローラー11の周面との隙間が変化する。加熱ローラー11の周面温度を適切に制御するためには、前記温度検出素子と加熱ローラー11との隙間が重要であるところ、前記のように隙間が変化すると、加熱ローラー11の周面温度を正確に検出することができなくなる。その結果、加熱ローラー11の周面温度を適切に制御することができなくなる。
これに対し、本実施形態では、上ハウジング21と加熱ローラー11との間に、上ハウジング21に比べて耐熱性の高い支持プレート23が設けられ、その支持プレート23に前記温度検出素子が取り付けられている。これにより、前記温度検出素子が上ハウジング21に直接取り付けられる従来の構成に比べて、加熱ローラー11と前記温度検出素子との距離が変化しにくい。すなわち、加熱ローラー11から発せられる熱に起因して前記温度検出素子との隙間が変化するのを防止又は抑制することができる。その結果、加熱ローラー11の周面温度を正確に検出して前記周面温度の制御を適切に行うことができる。
そして、従来のように上ハウジング21の変形による加熱ローラー11と前記温度検出素子との隙間の変化を考慮する必要がなくなる為、定着装置10の製造工程に隙間調整工程を含める必要がなくなり、工数を低減することができる。
また、本実施形態では、支持プレート23が板金で構成される。これにより、上ハウジング21に比べて耐熱性の高い支持プレート23を簡単に作成することができる。
また、本実施形態では、支持プレート23に形成された穴部27、28と上ハウジング21の対向部29に形成された位置決めボス37との嵌合により、上ハウジング21に対する支持プレート23の長手方向の位置決めがなされている。また、圧接機構56の作用によって支持プレート23が上ハウジング21に押し付けられる。この押し付け力と前記長手方向の位置決めとにより、上ハウジング21と支持プレート23とを接着する接着剤やねじなどの取付手段を要することなく、支持プレート23を上ハウジング21に保持することができる。
また、本実施形態では、支持プレート23の両端に設けられた屈曲部46、47の先端461、471が、軸受41、42の外周面48、49と同一の曲率で湾曲するように形成されている。よって、軸受41、42が屈曲部46、47の先端461、471にぴったり嵌るので、加熱ローラー11の長手方向に直交する平面に沿った軸受41、42の位置ずれを回避することができる。その結果、加熱ローラー11と前記温度検出素子との隙間が変化するのを防止又は抑制することができる。
また、本実施形態では、支持プレート23は、穴部27、28周辺でのみ上ハウジング21と当接し、ほとんどの部位で上ハウジング21と空間を隔てている。これにより、加熱ローラー11の熱により支持プレート23が高温となった場合に、支持プレート23と上ハウジング21とがほとんどの部位で密着する構成に比べて、上ハウジング21は、支持プレート23の熱の影響を受けにくい。よって、上ハウジング21の熱による変形を防止又は抑制することができる。
1:画像形成装置
10:定着装置
11:加熱ローラー
12:加圧ローラー
20:ケーシング
21:上ハウジング
22:下ハウジング
23:支持プレート
24:サーミスター
25:サーモカット
26:凹部
27、28:穴部
29:対向部
30〜33:第1〜第4側壁部
37:位置決めボス
41、42:軸受
43:回転軸
46、47:屈曲部
461、471:先端
48、49:外周面
50:支持部
56:圧接機構
57:圧接レバー
58:コイルばね
59:軸受支持部
60:係合部
61:アーム部
62:ばね受け部
63:被係合部
65:凹部
66〜69:ばね受け面

Claims (7)

  1. シートを挟持しつつ加熱することにより前記シートに形成されたトナー像を前記シートに定着させる加熱ローラー及び前記加熱ローラーの下側に設けられた加圧ローラーと、
    前記加熱ローラー及び前記加圧ローラーの両端部それぞれに対応して設けられ、前記加圧ローラーを前記加熱ローラー側へ付勢して前記加圧ローラーの表面を前記加熱ローラーの表面に圧接させる圧接機構と、
    前記加熱ローラーの両端部それぞれに設けられた回転軸を回転自在に支持する軸受と、
    前記加熱ローラーの上側の周面に対向する対向部を有し、前記加熱ローラーを保持する第1保持部材と、
    前記第1保持部材において前記対向部側に設けられ、前記加熱ローラーの軸方向に長い凹部と、
    前記第1保持部材の下側に設けられ、前記加圧ローラーを回転可能に支持する第2保持部材と、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材に比べて耐熱変形性の高い材質で構成され、前記加熱ローラーの上側の周面に対向するように前記第1保持部材の前記凹部に嵌め込まれるようにして前記第1保持部材に支持され、前記軸方向に長いプレート状の支持部材と、
    前記支持部材に設けられ、前記加熱ローラーの温度を検出する温度検出部と、を備え、
    前記支持部材は、その長手方向の両端部近傍に定められた位置に形成された穴部を有し、
    前記第1保持部材の前記対向部は、前記支持部材の前記穴部に対応する位置に第1突出部を有し、
    前記支持部材は、前記第1突出部と前記穴部との嵌合により、前記第1保持部材の前記凹部に前記支持部材の両端部が支持されており、
    前記支持部材は、その両端部それぞれに設けられ、前記軸受側に延びて前記軸受の外周面に当接するとともに、前記圧接機構による前記加熱ローラー側への付勢力を前記軸受を介して受け止める第2突出部を更に有する定着装置。
  2. 前記第1保持部材は、合成樹脂で構成されており、
    前記支持部材は、板金で構成されている請求項1に記載の定着装置。
  3. 記支持部材は、前記第1突出部と前記穴部との嵌合により、前記第1保持部材に対する前記支持部材の長手方向の位置決めがなされている請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 記第2保持部材は、前記軸受側に延びる第3突出部を有し、
    前記第2突出部の端部及び前記第3突出部の端部は、湾曲形状とされているとともに、その湾曲の中心と前記軸受の中心とが一致し、
    前記軸受は、前記第2突出部の前記端部と前記第3突出部の前記端部とによって支持されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の定着装置。
  5. 記第2保持部材は、前記軸受側に延びる第3突出部を有し、
    前記第2突出部の端部及び前記第3突出部の端部は、前記軸受の外周面と同一の曲率で湾曲する湾曲形状とされており、
    前記軸受は、前記第2突出部の前記端部と前記第3突出部の前記端部とによって支持されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の定着装置。
  6. 前記温度検出部を備え、前記温度検出部の検出値が所定値以上になった場合に前記加熱ローラーへの電力の供給を遮断する過昇温防止装置を有し、
    前記過昇温防止装置は、前記支持部材に取り付けられている請求項1乃至5の何れか一項に記載の定着装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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