JP6187747B2 - ボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、多管式のボイラに関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、円筒状に配列される複数の水管の内、所定箇所の水管に温度センサを設けて、その温度センサの検出温度により、水管内のスケール(水中の硬度分が析出したもの)の付着量を監視するボイラが知られている。
特開2009−92278号公報
しかしながら、従来技術では、スケールの付着量を監視するために、所定箇所の一つの水管にのみ温度センサが設けられる。この温度センサが設けられる水管は、通常は最もスケールが付着し易い水管ではあるが、円筒状に配列される各水管の熱負荷を分析したところ、前記所定箇所以外にも熱負荷の大きい箇所があり、その箇所においてもスケールの付着を監視することが望ましい。特に、高硬度漏れが発生したイレギュラー状態では、スケールの付着が最も早く生じる水管が変わってくるおそれがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、水管内へのスケールの付着をより確実に監視できるボイラを提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、上部管寄せと下部管寄せとの間に円筒状に配列されて内側水管列を構成する複数の内側水管と、前記内側水管列を取り囲むように、前記上部管寄せと前記下部管寄せとの間に円筒状に配列されて外側水管列を構成する複数の外側水管とを備え、前記内側水管列の周方向一部を残して、隣接する前記内側水管同士は、水管間の隙間を内側縦ヒレで閉塞されるか、水管同士が互いに接触して配置され、前記外側水管列の周方向他部を残して、隣接する前記外側水管同士は、水管間の隙間を外側縦ヒレで閉塞され、前記内側水管列および前記外側水管列には、前記周方向一部から前記周方向他部への領域の内、中途部から前記周方向他部までの領域においてのみ、前記内側水管に内側横ヒレが設けられると共に前記外側水管に外側横ヒレが設けられ、前記内側横ヒレは、前記内側水管列の外周面を構成する面に設けられ、前記外側横ヒレは、前記外側水管列の内周面を構成する面に設けられ、前記外側横ヒレが付けられ始める前記中途部の前記外側水管に、第一温度センサが設けられ、前記周方向一部の側から数えて数本以内となる前記外側水管に、第二温度センサが設けられたボイラにおいて、前記第二温度センサを設置可能な領域の外側水管には、前記第二温度センサの設置高さよりも上方に、水管の過熱を判定する第三温度センサが設けられており、前記第二温度センサの設置に代えてこの第三温度センサを用いて、水管内のスケールの付着を判定することを特徴とするボイラである。
横ヒレが付けられ始める位置は、受熱量が急激に上昇するため、水が濃縮し易く、スケールが析出して付着し易い。また、内側水管列の内側からの高温ガスの出口付近は、他の箇所よりも高温に晒されるため、やはりスケールが析出して付着し易い。従って、請求項1に記載の発明によれば、これらスケールの付着し易い複数箇所に温度センサを設けることで、水管内面へのスケールの付着を確実に監視することができる。
請求項1に記載の発明によれば、水管の過熱を検知するための第三温度センサを備えるボイラにおいて、第二温度センサの設置に代えて、第三温度センサを用いて、水管内のスケールの付着を監視することができる。
請求項2に記載の発明は、前記周方向一部における前記内側水管列の開口部と対面した位置には、一本または二本の前記外側水管が配置されており、前記第二温度センサは、前記周方向一部における前記内側水管列の開口部と対面した位置とは外れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のボイラである。
内側水管列の内側からの高温ガスは、流路を狭められて内外の水管列間の隙間に導入されるので、その導入直後の水管は、高温に晒され、スケールが析出して付着し易い。また、第二温度センサは、内側水管列の開口部と対面した位置とは外れた位置に配置されることで、火炎が直接に当たらず、安定した温度を検出できる。従って、請求項2に記載の発明によれば、水管内面へのスケールの付着を確実に監視することができる。
請求項3に記載の発明は、前記第一温度センサおよび前記第二温度センサは、それが設けられる前記外側水管内の水の沸騰開始部と対応した高さに設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボイラである。
水管内の水の沸騰開始部において、水が濃縮し易く、スケールが析出して付着し易い。従って、請求項3に記載の発明によれば、水管内の水の沸騰開始部と対応した高さにおいて温度を計測することで、水管内面へのスケールの付着量を正確に把握することができる。
本発明によれば、多管式のボイラにおいて、水管内へのスケールの付着をより確実に監視することができる。
本発明のボイラの一実施例を示す概略縦断面図である。 図1のボイラの概略横断面図である。 図2の右上部を拡大して示す図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図3は、本発明のボイラ1の一実施例を示す概略図であり、図1は縦断面図、図2は横断面図、図3は図2の右上部を拡大して示す図である。
本実施例のボイラ1は、円筒状の缶体2を備えた多管式の貫流ボイラである。本実施例の缶体2は、上部管寄せ3と下部管寄せ4との間を、円筒状に配列された多数の水管5,6で接続して構成される。
上部管寄せ3と下部管寄せ4とは、上下に離隔して平行に配置され、それぞれ中空の円環状とされている。また、上部管寄せ3と下部管寄せ4とは、それぞれ水平に配置されると共に、同一軸線上に配置される。
各水管5,6は、垂直に配置され、上端部が上部管寄せ3に接続される一方、下端部が下部管寄せ4に接続される。各水管5,6は、上部管寄せ3と下部管寄せ4との周方向へ順次に配列されることで、円筒状の水管列を構成する。本実施例では、内側水管列7と外側水管列8とが同心円筒状に設けられる。内側水管列7は、円筒状に配列された内側水管5にて構成される。一方、外側水管列8は、内側水管列7を取り囲むように、円筒状に配列された外側水管6にて構成される。
隣接する内側水管5間の隙間は、内側水管列7の周方向一部(図2における右端部)を除き、上下方向全域に亘って内側縦ヒレ9にて閉塞される。図2における右端部においては、隣接する内側水管5間の隙間には内側縦ヒレ9は設けられず、上下方向全域において隙間が形成されて、内列連通部10が形成されている。この内列連通部10を介して、内側水管列7の内側と外側とは連通される。本実施例のボイラ1の場合、外側水管列8には、内列連通部10と対応した位置に、一本または二本の外側水管6が配置される。
なお、内列連通部10を形成する際、周方向等間隔に配列された内側水管5の内、図2における右端部において、一本または複数本の内側水管5の設置を省略してもよい。また、図2における右端部を除き、隣接する内側水管5間の隙間を内側縦ヒレ9で閉塞したが、隣接する内側水管5の外周面同士を互いに接触させて、内側水管5間の隙間を閉塞してもよい。
隣接する外側水管6間の隙間は、外側水管列8の周方向他部(前記周方向一部と缶体2の直径方向に対向した箇所であり、図2における左端部)を除き、上下方向全域に亘って外側縦ヒレ11にて閉塞される。図2における左端部においては、隣接する外側水管6間の隙間には外側縦ヒレ11は設けられず、上下方向全域において隙間が形成されて、外列連通部12が形成されている。この外列連通部12を介して、外側水管列8の内側と外側とは連通される。なお、外列連通部12を形成する際、周方向等間隔に配列された外側水管6の内、図2における左端部において、一本または複数本の外側水管6の設置を省略してもよい。
上部管寄せ3と下部管寄せ4との間には、外側水管列8を取り囲むように、円筒状の缶体カバー13が設けられる。缶体カバー13は、上端部において、上部管寄せ3との隙間が封止され、下端部において、下部管寄せ4との隙間が封止される。缶体カバー13には、図2における左端部に、煙道14が接続される。この際、缶体2の上下方向いずれの箇所において、缶体カバー13に煙道14を接続してもよい。なお、外側水管列8と缶体カバー13との間の円筒状隙間には、図2における左端部を除き、断熱材15が充填される。
上部管寄せ3の下面および下部管寄せ4の上面には、各管寄せ3,4と各水管5,6との接続部を覆うように、耐火材16が設けられる。この際、下部管寄せ4側の耐火材16は、下部管寄せ4の中央部をも閉塞するように設けられる。下部管寄せ4側の耐火材16の中央部には、逆円錐台状の凹部17が形成される。
上部管寄せ3の中央部には、下方へ向けてバーナ18が設けられる。このバーナ18には、燃料が供給されると共に、燃焼用空気が供給される。バーナ18を作動させることで、缶体2内において燃料の燃焼が行われる。この際、内側水管列7の内側は、燃焼室19として機能する。
燃焼室19での燃料の燃焼による燃焼ガスは、内側水管列7の周方向一部(図2における右側)に設けた内列連通部10を介して、内側水管列7と外側水管列8との間の燃焼ガス流路20に導入され、外側水管列8の周方向他部(図2における左側)に設けた外列連通部12を介して、外側水管列8の外側へ導出される。
つまり、燃焼室19から内列連通部10を介して外方へ導出される燃焼ガスは、周方向両側へ分岐して、缶体2の前後の燃焼ガス流路20を介して、外列連通部12から外方へ導出される。各燃焼ガス流路20には、その中途部から下流の設定領域に、内側横ヒレ21および外側横ヒレ22が設けられる。
内側横ヒレ21は、それが設けられる内側水管5の上下方向全域であって、内側水管列7の外周面を構成する面に、内側水管5の半径方向外側へツバ状に延出して、上下に等間隔に複数設けられる。また、外側横ヒレ22は、それが設けられる外側水管6の上下方向全域であって、外側水管列8の内周面を構成する面に、外側水管6の半径方向外側へツバ状に延出して、上下に等間隔に複数設けられる。なお、内側水管5と外側水管6とは、缶体2の周方向へ行くに従って互い違いに配置されるが、内側横ヒレ21と外側横ヒレ22とは、缶体2の平面視において重ならないように大きさ、形状および配置が調整されている。
外側水管6には、熱電対などを用いた温度センサ(23,24)が設けられる。この温度センサ23,24は、それが設けられた箇所の温度に基づき、水管内面へのスケールの付着状況を監視する。本実施例では、第一温度センサ23と第二温度センサ24とが設けられる。なお、外側水管6への各温度センサ23,24の取付方法は、特に問わないが、図3に示すように、外側水管6の周方向へ沿って取付座25を溶接などで固定しておき、その取付座25に温度センサ23,24を差し込むのが簡易である。
前述したように、燃焼ガス流路20の中途部から外列連通部12へ至るまでの設定領域には外側横ヒレ22が設けられるが、第一温度センサ23は、その設定領域の上流側の端部において、外側横ヒレ22が付けられ始める外側水管6に設けられる。外側横ヒレ22が付けられ始める位置は、受熱量が急激に上昇するため、水が濃縮し易く、スケールが析出して付着し易いので、この箇所に第一温度センサ23を設けることで、水管内面へのスケールの付着を確実に監視することができる。
第二温度センサ24は、内列連通部10の幅方向中央部から数えて数本以内となる外側水管6に設けられる。図面では、水管本数を実際よりも少なく示しているが、実際の缶体2において、内列連通部10の幅方向中央部から5本以内(好ましくは2〜3本以内)となる外側水管6に、第二温度センサ24が設けられる。なお、内列連通部10の幅方向中央部とちょうど対応した位置に外側水管6がある場合、その外側水管6を1本目として数える。いずれにしても、第二温度センサ24は、内列連通部10の側において、外側横ヒレ22を有しない外側水管6に設けられる。
第二温度センサ24は、内列連通部10と対応した位置に配置されてもよいが、内列連通部10とずれた位置に配置されるのがよい。内側水管列7の内側からの高温の燃焼ガスは、流路を狭められて内外の水管列7,8間の燃焼ガス流路20に導入されるので、その導入直後の水管は、高温に晒され、スケールが析出して付着し易いので、この箇所に第二温度センサ24を設けることで、水管内面へのスケールの付着を確実に監視することができる。しかも、第二温度センサ24は、内列連通部10とは周方向にずれた位置に配置されることで、火炎が直接に当たらず、安定した温度を検出できる。
各温度センサ23,24は、外側水管6の上下方向中央部よりも下方に設けるのがよい。この際、各温度センサ23,24は、それが設けられる外側水管6内の水の沸騰開始部と対応した高さに設けるのがよい。これにより、水管内へのスケールの付着状況の監視を、迅速で正確に行うことができる。なお、外側水管6内の水の沸騰開始部とは、本実施例では、上部管寄せ3側の耐火材16の下面と、下部管寄せ4側の耐火材16の上面との離隔距離の十分の一の長さだけ、下部管寄せ4側の耐火材16の上面から上方へ離隔した位置とされる。
ボイラ1の運転中、各温度センサ23,24の検出温度を監視して、スケール付着状況が監視される。万一、第一温度センサ23の検出温度が第一設定温度を超えるか、第二温度センサ24の検出温度が第二設定温度を超えると、所定以上のスケールが付着しているとして、その旨、ユーザにお知らせする出力を行えばよい。それに対しては、缶体2内の水を排水して、薬品などでスケールの除去作業を図るのがよい。
ここで、バーナ18の燃焼量に応じて、第一設定温度や第二設定温度は変更されるのがよい。たとえば、ボイラ1が高燃焼、低燃焼および停止の三位置で制御される場合、蒸気圧が所定以上あることを前提に、低燃焼へ移行して設定時間経過後、第一温度センサ23の検出温度が低燃焼用第一設定温度を超える状態を所定時間継続するか、第二温度センサ24の検出温度が低燃焼用第二設定温度を超える状態を所定時間継続すると、所定以上のスケールが付着していると判定する。また、高燃焼へ移行して設定時間経過後、第一温度センサ23の検出温度が高燃焼用第一設定温度を超える状態を所定時間継続するか、第二温度センサ24の検出温度が高燃焼用第二設定温度を超える状態を所定時間継続すると、所定以上のスケールが付着している判定する。
なお、低燃焼用第一設定温度は、低燃焼用第一設定値に補正値を加算した値であり、低燃焼用第二設定温度は、低燃焼用第二設定値に補正値を加算した値である。また、高燃焼用第一設定温度は、高燃焼用第一設定値に補正値を加算した値であり、高燃焼用第二設定温度は、高燃焼用第二設定値に補正値を加算した値である。そして、各補正値は、現在の蒸気圧に基づき予め定められた値である。
ところで、ボイラ1には、水管の過熱を検知するために、第三温度センサ(図示省略)が設けられる場合がある。第三温度センサは、第二温度センサ24が設置可能な領域の外側水管6に設置されるが、第二温度センサ24の設置高さよりも上方(水管の上下方向中央部よりも上方であって、好ましくは内周面が沸騰で濡れるだけの上端部)に設置されて、外側水管6の過熱を監視する。つまり、第三温度センサの検出温度が上限値を超えると、水管が過熱しているとして、その旨、ユーザにお知らせする出力を行う。
そして、このような第三温度センサを備える場合、前記第二温度センサ24の設置に代えて、第三温度センサの検出温度を監視して、スケールの付着判定を行ってもよい。つまり、第三温度センサは、水管の過熱判定だけでなく、スケールの付着判定にも用いられる。具体的な判定方法は、上述した第二温度センサ24による判定の場合と同様である。
本実施例のボイラ1によれば、スケールの付着し易い複数箇所の水管に温度センサ23,24を設け、いずれかの温度センサ23,24の検出温度が設定温度を超えるか否かにより、水管内面への所定以上のスケールの付着を判定することができる。スケールの付着し易い複数箇所の水管に温度センサ23,24を設けることで、仮に、高硬度漏れが発生したイレギュラー状態でも、スケールの付着を迅速かつ正確に把握することができる。
本発明のボイラ1は、前記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。特に、外側横ヒレ22が付けられ始める中途部の外側水管6に、第一温度センサ23が設けられ、前記周方向一部の側から数えて数本以内となる外側水管6に、第二温度センサ24が設けられるのであれば、その他の構成は適宜に変更可能である。
たとえば、前記実施例において、外列連通部12側の外側水管6は、エロフィンチューブなどのように全周にヒレが設けられた構成とされてもよい。その場合、全周ヒレ付きの外側水管は、他の外側水管6よりも缶体2の径方向内側に配置されるのがよい。また、前記実施例において、燃焼室19内に、いくつかの水管を設置してもよい。
さらに、前記実施例において、バーナ18を設ける代わりに、内側水管列7の内側に排ガスを導入すれば、廃熱ボイラや排ガスボイラとすることができる。
1 ボイラ
2 缶体
3 上部管寄せ
4 下部管寄せ
5 内側水管
6 外側水管
7 内側水管列
8 外側水管列
9 内側縦ヒレ
10 内列連通部
11 外側縦ヒレ
12 外列連通部
13 缶体カバー
14 煙道
15 断熱材
16 耐火材
17 凹部
18 バーナ
19 燃焼室
20 燃焼ガス流路
21 内側横ヒレ
22 外側横ヒレ
23 第一温度センサ
24 第二温度センサ
25 取付座

Claims (3)

  1. 上部管寄せと下部管寄せとの間に円筒状に配列されて内側水管列を構成する複数の内側水管と、
    前記内側水管列を取り囲むように、前記上部管寄せと前記下部管寄せとの間に円筒状に配列されて外側水管列を構成する複数の外側水管とを備え、
    前記内側水管列の周方向一部を残して、隣接する前記内側水管同士は、水管間の隙間を内側縦ヒレで閉塞されるか、水管同士が互いに接触して配置され、
    前記外側水管列の周方向他部を残して、隣接する前記外側水管同士は、水管間の隙間を外側縦ヒレで閉塞され、
    前記内側水管列および前記外側水管列には、前記周方向一部から前記周方向他部への領域の内、中途部から前記周方向他部までの領域においてのみ、前記内側水管に内側横ヒレが設けられると共に前記外側水管に外側横ヒレが設けられ、
    前記内側横ヒレは、前記内側水管列の外周面を構成する面に設けられ、
    前記外側横ヒレは、前記外側水管列の内周面を構成する面に設けられ、
    前記外側横ヒレが付けられ始める前記中途部の前記外側水管に、第一温度センサが設けられ、
    前記周方向一部の側から数えて数本以内となる前記外側水管に、第二温度センサが設けられたボイラにおいて、
    前記第二温度センサを設置可能な領域の外側水管には、前記第二温度センサの設置高さよりも上方に、水管の過熱を判定する第三温度センサが設けられており、
    前記第二温度センサの設置に代えてこの第三温度センサを用いて、水管内のスケールの付着を判定する
    ことを特徴とするボイラ。
  2. 前記周方向一部における前記内側水管列の開口部と対面した位置には、一本または二本の前記外側水管が配置されており、
    前記第二温度センサは、前記周方向一部における前記内側水管列の開口部と対面した位置とは外れた位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボイラ。
  3. 前記第一温度センサおよび前記第二温度センサは、それが設けられる前記外側水管内の水の沸騰開始部と対応した高さに設けられる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボイラ。
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