JP6186999B2 - ライン光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に対し複数の発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)チップが一列に実装されてなるライン光源装置に関する。
発光ダイオード(以下「LED」と略称する。)は、高い発光効率、低い消費電力および長寿命であるという観点から、照明用装置をはじめ、光通信装置などの様々な応用製品の光源として採用されている。特にプリンタやスキャナまたはこれらを含む複合機においては、複数のLEDを基板上に一列に実装したライン光源装置が用いられている。
従来、LEDは、III−V族であるAlGaAsやGaAsPなどの3元合金混晶の化合物半導体を中心に高輝度化および高効率化等が図られてきた。近年では、GaN系化合物を用いた青色LEDの実用化を端緒として、4元合金以上の多元合金の結晶製造技術や接合技術の研究および実用化が進められ、紫外から赤外領域までの広い波長範囲で発光色の制御が可能となっている。
一般に、LEDは、p型半導体層とn型半導体層とが活性層(発光層)を挟んで接合されている。現在主流とされる白色LEDは、波長のピークが450nm前後の青色LEDと、その青色光を550nm前後の波長に変換する黄色蛍光体との組み合わせに基づいて、単一の発光素子(シングルチップ)のみによる白色光が実現されている。またスキャナ、インク硬化、パネル貼り合わせ等多くの分野で、1つの直線上に紫外光や可視光のような所望の波長の光を照射するライン光源装置が用いられており、発光素子がこの紫外光や可視光の光源として用いられている。
ライン光源装置などに実装される発光素子は、たとえばp型およびn型の半導体層をエピタキシャル成長させ、その後に導電体からなるp電極およびn電極をそれぞれ対応する半導体層に接合させた基本構造を有している。垂直構造の発光素子を例にとると、半導体層の光取り出し面側にはn電極(カソード)が設けられ、半導体層の裏面にp電極(アノード)が設けられる。発光素子は、半導体層の裏面のp電極が、半田または導電性ペーストを介して基板に形成した導電パターンに接合することでダイボンドされる。そして、光取り出し面側のn電極を基板のボンディング領域との間でワイヤボンディングすることにより、発光素子と基板とが電気的に接続される。
従来のライン光源装置は、LEDが配列される方向である発光ラインに対して直交する方向に、電流を供給するボンディングワイヤが引き出される構造を有している(たとえば特許文献1および2参照)。
特開2004−006583号公報 特開2006−344564号公報
このような従来のライン光源装置によれば、発光ラインに対して直交する方向にワイヤボンディングするため、導電パターンのボンディング領域を発光ラインから一定の距離を隔てて形成しなければならなかった。そのため、ライン光源装置の幅寸法を狭くするには限界があった。
本発明は、かかる従来の課題にかんがみてなされたものであり、発光ラインに対する幅方向の寸法を従来よりも狭くすることができるライン光源装置を提供することを目的とする。
本発明は、発光面側の上部電極および前記発光面の裏面側に前記上部電極とは極性が異なる下部電極を有し、平面視が四角形の発光素子を複数備えるライン光源装置であって、基板に形成され互いに電気的に絶縁された各導電パターンに、少なくとも1つの前記発光素子が、複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインに対し当該四角形の1つの対角線が平行となるように実装され、前記各導電パターンが、発光素子を実装する実装領域と、隣接する他の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされるボンディング領域とを有し、第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の上部電極に向かい、かつ、前記第2の発光素子の前記上部電極の位置には達しない長さを有して延びることを特徴とする、ライン光源装置である。
また、本発明は、基板に形成される導電パターンに発光素子がそれぞれ複数実装されてなるライン光源装置であって、第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域と、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされ、複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインの方向に見た前記各発光素子の幅により画される仮想帯域内で前記ワイヤボンディングがされることを特徴とする、ライン光源装置である。
本発明のライン光源装置によれば、複数の発光素子が個々に実装される導電パターンのそれぞれのボンディング領域が発光ラインに近い位置に集約される。これにより、ライン光源装置の幅寸法を従来よりも狭くすることができる。
本発明のライン光源装置の第1の実施形態を示す平面図である。 図1のライン光源装置に備えられる基板の平面図である。 図1のライン光源装置に備えられる発光素子の断面構造を示す模式図である。 図1のライン光源装置の基板の導電パターンを説明するための図である。 本発明のライン光源装置の第2の実施形態を示す平面図である。 本発明のライン光源装置の第3の実施形態を示す平面図である。
以下、本発明のライン光源装置の好適な実施形態を図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明のライン光源装置の第1の実施形態を示す平面図である。また、図2はそのライン光源装置に備えられる基板1の平面図であり、発光素子が実装されていない状態で導電パターン2、3、4、5が示される。図1に示されるライン光源装置は、基板1に形成される導電パターン2、3、4、5上に各発光素子8、8、…がそれぞれ実装されて配列されている。
基板1は、ガラスエポキシ樹脂、またはアルミナからなるセラミックなどのように絶縁性を有する板状の材料からなる。基板1の表面には、導電パターン2、3、4、5、および、電極パターン6、7などが電解メッキ法およびエッチング法などの周知のプリント技術により、たとえば銅などの導電体として形成されている。図1および図2において、電極パターン6はライン光源装置のアノード電極(陽極)であり、電極パターン7はカソード電極(陰極)である。また、基板1に島状に形成される導電パターン2、3、4、5は、絶縁領域1aを介してそれぞれ互いに電気的に絶縁されている。ここで、絶縁領域とは、基板1に導電体が形成されていない領域のことであり、また後述する接合材に対し濡れ性がない非濡れ性領域でもある。
各導電パターン2、3、4、5に実装される発光素子8は、平面視において四角形を有している。ここで、図3には、発光素子8の断面構造が模式的に示される。発光素子8は、たとえば窒化物系化合物半導体(一般式がInxAlyGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1))のGaN系の青色LEDからなる。また、発光素子8は、他のたとえばZnSe系、InGaAs系、AlInGaP系などの化合物半導体からなるものであってもよい。
発光素子8は、たとえば有機金属化学気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition, MOCVD)法によって、サファイアなどの成長用基板上にn型半導体層8d、活性層8c、p型半導体層8bを順次積層し、さらにp型半導体層側に支持基板8aを貼り付けた後、サファイア基板を除去し、また活性層からみてn型半導体層側にn電極8eおよびp型半導体層側にp電極8fを形成するなどして得ることができる。
発光素子8の上部電極であるn電極8eは、n型半導体層8dに電気的に接合して設けられる。図1にも示されるように、n電極8eは、発光素子8の四角形の上面(光取り出し面)において対角の2箇所に設けられている。すなわち、2箇所のn電極8e、8eは、極性が同一である。一方、下部電極としてのp電極8fは、支持基板8aに電気的に接合して、発光素子8の裏面(接合面)に設けられている。n電極8eおよびp電極8fは、Auなどの電気抵抗が小さく耐食性に優れた金属材料をたとえば蒸着して形成される。上部電極であるn電極8eは、ワイヤボンディングを容易にするためにパッド状に形成することが好ましい。また、下部電極であるp電極8fは、導電パターンとの接合力を得るために発光素子8の裏面の略全面にわたり形成されることが好ましい。
発光素子8は、p電極8fからn電極8eへ順方向の電流が供給されることにより活性層8cにキャリア(正孔および電子)が移動して閉じ込められ、そこでキャリアの再結合が効率良く起こり光が放出される。このため、活性層8cは発光層ともいわれる。
図4に示されるように、本実施形態のライン光源装置は、基板1に形成され互いに電気的に絶縁された各導電パターン2、3、4、5に、少なくとも1つの発光素子8が、発光ラインLに対し、四角形の1つの対角線が平行となるように実装される。ここで、「発光ライン」とは、複数の発光素子(複数実装される発光素子)8、8、…の中心を結ぶ仮想の線として定義される。
図4の例では、上述したように極性を同じくする2つの上部電極であるn電極8e、8eが各発光素子8の上面(光取り出し面)側の対角の位置に設けられている。これら2つのn電極8e、8eを結ぶ線が発光ラインLに対し交差する向きに、各発光素子8が基板1上に配列されている。特に、2つのn電極8e、8eを結ぶ線が発光ラインLに対し直交する向きに各発光素子8が配列されていることが好ましい。すなわち、発光素子8の1つの対角線(発光ラインLに対し平行となる対角線)とは異なる他の対角線上に2つのn電極8e、8eがそれぞれ設けられていることが好ましい。
次に、各導電パターン2、3、4、5は、発光素子8の下部電極であるp電極8fが電気的に接合される実装領域2a、3a、4a、5aと、隣接する他の発光素子の上部電極であるn電極8eとの間でワイヤボンディングされるボンディング領域2b、3b、4b、5bとを有している。
第1の実施形態による導電パターンは、特に図2で参照されるように、第1の発光素子を実装するたとえば第1の導電パターン3のボンディング領域3b、3bが、隣接する第2の導電パターン2に実装される第2の発光素子8の上部電極であるn電極8e、8eに向かい、かつ、前記第2の発光素子8のn電極8e、8eの位置にまでは達しない長さを有して延びている。
より詳細に説明すると、たとえば第1の導電パターン3のボンディング領域3b、3bが、それと隣接して実装される第2の発光素子8の2つのn電極8e、8eに向けて二股に延びて形成されている。第1の導電パターン3のボンディング領域3b、3bと、隣接する第2の導電パターン2に実装される発光素子8のn電極8e、8eとの間は、導電ワイヤ10によりワイヤボンディングされる。このような導電パターンと発光素子との配置関係では、発光ラインLに対して導電ワイヤ10の配線方向が平行となる。
他の導電パターン1、4、5も第1の導電パターン3と同様の形態を有して基板1上に形成される。これらの導電パターンに実装される発光素子8においても、ワイヤボンディングする配線方向が発光ラインLに対し平行となっている。
なお、図1および図2などに示されるように、各導電パターン2、3、4、5の実装領域2a、3a、4a、5aには、発光素子8を接合時に自己整列(セルフアライメント)させるためのアライメントパターン9c、9c、…が形成されている。これらのアライメントパターン9c、9c、…は、発光素子8の下部電極(p電極8f)との接合に用いられる接合材に対し濡れ性がないか、または低減されている非濡れ性領域として形成されており、具体的には基板1に導電体が形成されていない絶縁領域である。アライメントパターン9c、9c、…は、発光素子8の下部電極である四角形のp電極8fに適合して、これらの四辺に対応する態様で基板1に形成されている。
より詳細には、アライメントパターン9c、9cは、発光素子8の四方でその側辺に向かって突出する突出部と発光素子8の側辺に対しては平行な平行部とが結合されて概ねT字状を有している。発光素子8の四方の角部近くの基板箇所にはアライメントパターンが形成されていない。また、図1および図2などに示されるように、隣接する2つの実装領域(たとえば3a、4a)を隔てる絶縁領域1aがアライメントパターン9c、9cの一部を含んでいる。勿論、図示はしていないが、発光素子8の4つの側辺近くにT字状で同一形状のアライメントパターン9c、9c、…が配置される構成であってもよい。
リフローなどによって発光素子8を実装領域2a、3a、4a、5aに実装する際、アライメントパターン9c、9c、…で囲まれる中央部分に予め塗布された接合材(たとえば溶融温度の低い紫外線硬化型樹脂または導電性接着材)が発光素子8の下部電極に接触し、その接合材の一部がアライメントパターン9c、9c、…が形成されていない4つの角部から外側に向けて流出する。接合材の流出に伴い、発光素子8の4つの角部が十字方向に均等に引っ張られ、結果として発光素子8の向きが自己整列されることとなる。
このような第1の実施形態のライン光源装置によれば、発光ラインLの方向に見た各導電パターン2、3、4、5の幅と各発光素子8の対角線の長さを実質的に一致させることができる。これにより、各導電パターン2、3、4、5のボンディング領域2b、3b、4b、5bを発光ラインLに近い位置に集約することができる。
また、発光ラインLの方向に見た各発光素子8の幅により画される仮想帯域内(図4参照)でワイヤボンディングがされる。これにより、ライン光源装置の幅寸法を従来よりも狭くすることができる。
また、それぞれの導電ワイヤ10が発光ラインL上で交差しないようにすることができる。また、全ての発光素子8に対し発光ラインLの方向に沿う一方向に導電ワイヤ10が配線されるので、ワイヤボンディング工程を従来よりも簡素化することができる。
また、たとえば第1の導電パターン3の実装領域3aの角部が、隣接する第3の導電パターン4の二股に延びる各ボンディング領域4b、4bの間に進入するように形成されている。このように、発光ラインLの方向において、導電パターン2、3、4、5の間隔を狭めることにより、各発光素子8の配置を密にし、より連続的なライン状の発光源を得ることができる。特に、隣接する2つの実装領域(たとえば3a、4a)を隔てる絶縁領域1aが実装領域(たとえば3a)のアライメントパターン9c、9cの平行部を兼ねることで、導電パターンの配列をより密にすることができる。
また、2つのn電極8e、8eは、各発光素子8の光取り出し面の角部に設けられることから、上述したn型半導体層8dを流れる電子の均一化が可能となる。特に、発光ラインLを挟んで2つのn電極8e、8eが対称位置に配置されることで、ラインに沿った光源の均一化の向上を図ることもできる。
(第2の実施形態)
次に、第1の実施形態の変形例である第2の実施形態のライン光源装置を図5を参照して説明する。図5は本発明のライン光源装置の第2の実施形態を示す平面図である。
第2の実施形態によるライン光源装置においても、たとえば第1の導電パターン41のボンディング領域41b、41bが、隣接する第2の導電パターン31に実装される近いほうの発光素子82の上部電極であるn電極82e、82eに向かい、かつ、発光素子82のn電極82e、82eの位置にまでは達しない長さを有して二股に延びている。図5に示される導電パターンに実装される発光素子の個数は2つであるが、導電パターンに2個以上の発光素子が配置されてもよい。
また、各導電パターン21、31、41、51に実装された2つの発光素子81、82が、各発光素子の中心を結ぶ仮想線である発光ラインに対し、四角形の1つの対角線が平行となるように実装される。また発光素子81、82の2つの上部電極であるn電極81e、81eを結ぶ線および2つのn電極82e、82eを結ぶ線が発光ラインに対し交差する向きに、各発光素子81、82が基板1上に配列される。特に、図5に示されるように、2つのn電極81e、81eを結ぶ線および2つのn電極82e、82eを結ぶ線が発光ラインに対し直交する向きに各発光素子81、82が配列されることが好ましい。すなわち、発光ラインに対し平行ではない、発光素子81の他の対角線上に2つのn電極81e、81eがそれぞれ設けられ、同様に発光ラインに対し平行ではない他の対角線上に発光素子82の2つのn電極82e、82eがそれぞれ設けられることが好ましい。
各導電パターン31、41、…は、発光素子81、82の下部電極が電気的に接合される実装領域と、隣接する他の発光素子82のn電極82e、82eとの間でワイヤボンディングされるボンディング領域31b、31b、41b、41b…とを有している。この第2の実施形態による導電パターンにおいても、たとえば第1の導電パターン41のボンディング領域41b、41bが、隣接する第2の導電パターン31に実装される、近いほうの発光素子82の上部電極であるn電極82e、82eに向かい、かつ、発光素子82の上部電極の位置にまでは達しない長さを有して二股に延びている。このような導電パターンと発光素子81、82との配置関係により、発光ラインに対して導電ワイヤ10の配線方向が平行となる。
また、各導電パターン31、41、…に実装される発光素子81、82を並列接続する導電ワイヤ11も、発光ラインLに対し平行となる。
このような第2の実施形態のライン光源装置によれば、発光ラインの方向に見た各導電パターン21、31、41、51の幅と各発光素子81、82の対角線の長さを実質的に一致させることができる。これにより、各導電パターンのボンディング領域31b、41b、…を発光ラインに近い位置に集約することができる。
また、発光ラインの方向に見た各発光素子81、82の幅により画される仮想帯域内でワイヤボンディングがされることにより、ライン光源装置の幅寸法を従来よりも狭くすることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態によるライン光源装置を図6を参照して説明する。図6は本発明のライン光源装置の第3の実施形態を示す平面図である。
第3の実施形態において用いられる発光素子83は、上述した実施形態と同様に平面視において四角形を有している。ただし発光素子83の上部電極としてのn電極83eは、発光素子83の四角形の上面(光取り出し面)における1箇所の角部に設けられている。一方、下部電極としてのp電極(図示略)は、発光素子83の裏面(接合面)の略全面にわたり設けられている。
図6に示されるように、第3の実施形態における各導電パターン22、32、42、52は、それぞれ同一面積であって概ね二等辺三角形の形状を有している。各導電パターンは、ライン光源装置の基板上において、各発光素子83の中心を結ぶ仮想線である発光ラインに沿って、当該発光ラインを中心に上下に反転する向きに交互に配置されている。各導電パターン22、32、42、52のそれぞれの二等辺三角形の底辺が、発光ラインを中心に上下に平行に配置され、これにより、ある幅を有する仮想帯域が画成されている。
発光素子83は、導電パターン22、32、42、52の中央で、上部電極(n電極83e)が形成された角部と導電パターンの二等辺三角形の頂部とが対応する向きに実装される。すなわち、各導電パターン22、32、42、52に実装された各発光素子83が、発光ラインに対し、四角形の1つの対角線が平行であり他の対角線が直交する向きに実装される。
第3の実施形態によるライン光源装置においても、たとえば第1の導電パターン32のボンディング領域32bが、隣接する第2の導電パターン22に実装される発光素子83の上部電極であるn電極83eに向かい、かつ、その上部電極の位置にまでは達しない長さを有している。このような導電パターンと発光素子83との配置関係により、発光ラインに対して導電ワイヤ10の配線方向が平行となる。
このような第3の実施形態のライン光源装置によれば、発光ラインの方向に見た各導電パターン22、32、42、52の幅と各発光素子83の対角線の長さを実質的に一致させることができる。これにより、各導電パターンのボンディング領域22b、32b、42b、52bを発光ラインに近い位置に集約することができる。
また、発光ラインの方向に見た各発光素子83の幅により画される仮想帯域または各導電パターン22、32、42、52の三角形の高さにより画される仮想帯域内でワイヤボンディングがされることにより、ライン光源装置の幅寸法を従来よりも狭くすることができる。
1 基板
1a 絶縁領域
3、4、5、6 導電パターン(第1の実施形態)
3a、4a、5a、6a 実装領域
3b、4b、5b、6b ボンディング領域
6 電極パターン(アノード)
7 電極パターン(カソード)
8 発光素子
8a 支持基板
8b p型半導体層
8c 活性層
8d n型半導体層
8e n電極(上部電極)
8f p電極(下部電極)
9c アライメントパターン
10、11 導電ワイヤ
31、41 導電パターン(第2の実施形態)
22、32、42、52 導電パターン(第3の実施形態)
L 発光ライン

Claims (10)

  1. 発光面側の上部電極および前記発光面の裏面側に前記上部電極とは極性が異なる下部電極を有し、平面視が四角形の発光素子を複数備えるライン光源装置であって、
    基板に形成され互いに電気的に絶縁された各導電パターンに、少なくとも1つの前記発光素子が、複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインに対し当該四角形の1つの対角線が平行となるように実装され、
    前記各導電パターンが、発光素子を実装する実装領域と、隣接する他の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされるボンディング領域とを有し、
    第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の2つの上部電極に向かい、かつ、前記第2の発光素子の前記上部電極の位置には達しない長さを有して延び、
    前記第2の発光素子の前記2つの上部電極が、前記四角形の発光素子の前記1つの対角線とは異なる他の対角線上であって前記1つの対角線の両側に離間して設けられることを特徴とする、ライン光源装置。
  2. 前記各発光素子の発光面側には極性が同一の前記2つの上部電極が設けられ、前記2つの上部電極を結ぶ線が前記発光ラインに対し交差する向きに前記各発光素子が前記各導電パターンに実装される、請求項1に記載のライン光源装置。
  3. 前記2つの上部電極を結ぶ線が前記発光ラインに対し直交する向きに前記各発光素子が前記各導電パターンに実装される、請求項1または2に記載のライン光源装置。
  4. 前記第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接して実装される前記第2の発光素子の前記2つの上部電極に向けて二股に延びて形成される、請求項1〜のいずれか1項に記載のライン光源装置。
  5. 前記第1の導電パターンのボンディング領域と前記第2の発光素子の上部電極との間をワイヤボンディングする配線方向が前記発光ラインと平行である、請求項1〜のいずれか1項に記載のライン光源装置。
  6. 前記発光ラインの方向に見た前記各導電パターンの幅と前記各発光素子の対角線の長さが一致する、請求項1〜のいずれか1項に記載のライン光源装置。
  7. 前記導電パターンの実装領域には前記発光素子の下部電極との接合に用いられる接合材に対し濡れ性がないアライメントパターンが形成され、
    隣接する2つの実装領域を隔てる絶縁領域が前記アライメントパターンの一部を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のライン光源装置。
  8. 基板に形成される導電パターンに発光素子がそれぞれ複数実装されてなるライン光源装置であって、
    第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域と、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされ、
    複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインの方向に見た前記各発光素子の幅により画される仮想帯域内で前記ワイヤボンディングがされ、
    前記第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接して実装される前記第2の発光素子の2つの上部電極に向けて二股に延びて形成される、ことを特徴とする、ライン光源装置。
  9. 発光面側の上部電極および前記発光面の裏面側に前記上部電極とは極性が異なる下部電極を有し、平面視が四角形の発光素子を複数備えるライン光源装置であって、
    基板に形成され互いに電気的に絶縁された各導電パターンに、少なくとも1つの前記発光素子が、複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインに対し当該四角形の1つの対角線が平行となるように実装され、
    前記各導電パターンが、発光素子を実装する実装領域と、隣接する他の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされるボンディング領域とを有し、
    第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の2つの上部電極に向かい、かつ、前記第2の発光素子の前記上部電極の位置には達しない長さを有して延び、
    前記第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接して実装される前記第2の発光素
    子の前記2つの上部電極に向けて二股に延びて形成されることを特徴とする、ライン光源装置。
  10. 発光面側の上部電極および前記発光面の裏面側に前記上部電極とは極性が異なる下部電極を有し、平面視が四角形の発光素子を複数備えるライン光源装置であって、
    基板に形成され互いに電気的に絶縁された各導電パターンに、少なくとも1つの前記発光素子が、複数の前記発光素子の中心を結ぶ線として定義される発光ラインに対し当該四角形の1つの対角線が平行となるように実装され、
    前記各導電パターンが、発光素子を実装する実装領域と、隣接する他の発光素子の上部電極との間でワイヤボンディングされるボンディング領域とを有し、
    第1の発光素子を実装する第1の導電パターンのボンディング領域が、隣接する第2の導電パターンに実装される第2の発光素子の2つの上部電極に向かい、かつ、前記第2の発光素子の前記上部電極の位置には達しない長さを有して延び、
    前記導電パターンの実装領域には前記発光素子の下部電極との接合に用いられる接合材に対し濡れ性がないアライメントパターンが形成され、
    隣接する2つの実装領域を隔てる絶縁領域が前記アライメントパターンの一部を含むことを特徴とする、ライン光源装置。
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