JP6186274B2 - 車両制御装置及び車両制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は車両制御装置及び車両制御方法に関するものである。
燃費向上のために、車両走行中にエンジンを自動停止させるコーストストップ制御を行うことが知られている。コーストストップ制御中はエンジンの停止に伴い、エンジンの回転が伝達されて駆動するメカオイルポンプも停止し、メカオイルポンプから油圧を供給することができず、例えばベルト式無段変速機を搭載した車両においては、ベルト滑りが発生するおそれがある。これに対して、電動オイルポンプを設け、エンジン停止中に電動オイルポンプを用いて油圧を供給することも可能であるが、電動オイルポンプを設けることでコストが高くなり、また電動オイルポンプを設けるためのスペースが必要となる。
特許文献1には、コーストストップ制御中に、電動オイルポンプを用いずにベルト滑りの発生を抑制する制御装置が開示されている。
特開2012−241746号公報
電動オイルポンプを設けていない場合には、コーストストップ制御中、例えばクラッチなどの摩擦締結要素の締結を維持するための油圧を供給できないので、摩擦締結要素は解放される。そして、コーストストップ制御が終了し、エンジンが再始動するとメカオイルポンプから油圧が供給されて、摩擦締結要素は締結される。
コーストストップ制御中、例えばアクセルペダルが踏み込まれるなど、運転者の加速要求がある場合には、車両が停止する前にコーストストップ制御を終了する。コーストストップ制御中、エンジン側の摩擦締結要素の回転速度(以下、入力側回転速度という。)は、エンジン回転速度の影響を受け、入力側回転速度は、エンジンが停止すると急速に低下する。一方、駆動輪側の摩擦締結要素の回転速度(以下、出力側回転速度という。)は、車速の影響を受け、入力側回転速度よりもゆっくりと低下する。車両が停止する前にコーストストップ制御を終了し、その時の車速が低く、エンジン再始動後の入力側回転速度が出力側回転速度よりも高い場合には、摩擦締結要素が締結されると、出力側回転速度が高くなり、車両は加速する。一方、コーストストップ制御を終了し、その時の車速が高く、エンジン再始動後の入力側回転速度が出力側回転速度よりも低い場合には、摩擦締結要素が締結されると、出力側回転速度が一時的に低くなり、運転者に加速意図があっても、車両は一時的に減速し、減速によるショック(以下、これを引きショックと言う。)が発生し、運転者に違和感を与えるおそれがある。
燃費向上のため、高車速領域でもコーストストップ制御が実行されるようになっており、車速が高く、出力側回転速度が高い状態で、コーストストップ制御を終了することがある。また、エンジンを再始動した時の入力側回転速度は、エンジンの完爆時のエンジン回転速度に依存して決まり、或る回転速度よりも高くなることがない。そのため、高車速領域でコーストストップ制御を終了し、エンジンを再始動し、摩擦締結要素を締結する場合には、エンジン再始動後の入力側回転速度が出力側回転速度より低いため、引きショックが発生し、運転者に違和感を与えるおそれがある。
また、コーストストップ制御を終了した後に、アクセルペダルが踏み込まれた場合など、エンジンを再始動する時の運転者の加速要求に応じた駆動力を発生させるために、変速機の変速比がコーストストップ制御が実行された際の変速比よりLow側に設定されている場合もある。このような場合には、出力側回転速度はさらに高くなり、引きショックが発生し易くなり、運転者に違和感を与え易くなる。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、コーストストップ制御を終了した後のエンジン始動時に、車両が減速することを抑制し、引きショックの発生を抑制し、運転者に与える違和感を抑制することを目的とする。
本発明のある態様に係る車両制御装置は、エンジンと駆動輪との間に摩擦締結要素を設けた車両を制御する車両制御装置であって、車両走行中にエンジンを自動停止または再始動するエンジン制御手段と、エンジンが再始動に伴う吹け上がりにより達する最大値として予め定められたエンジン回転速度であるときにおけるエンジン側の摩擦締結要素の回転速度が、駆動輪側の摩擦締結要素の回転速度よりも低いかどうかを、再始動時に予測する予測手段と、エンジン側の回転速度が駆動輪側の回転速度よりも低いと予測される場合に、エンジン回転速度をエンジン回転速度の最大値より高くするエンジン回転速度上昇制御を、予測手段の予測結果に応じ、摩擦締結要素が締結を開始する前に実行するエンジン回転速度制御手段とを備える。
本発明の別の態様に係る車両制御方法は、エンジンと駆動輪との間に摩擦締結要素を設けた車両を制御する車両制御方法であって、車両走行中にエンジンを自動停止または再始動し、エンジンが再始動に伴う吹け上がりにより達する最大値として予め定められたエンジン回転速度であるときにおけるエンジン側の摩擦締結要素の回転速度が、駆動輪側の摩擦締結要素の回転速度よりも低いかどうかを、再始動時に予測し、エンジン側の回転速度が駆動輪側の回転速度よりも低いと予測される場合に、エンジン回転速度をエンジン回転速度の最大値より高くするエンジン回転速度上昇制御を、予結果に応じ、摩擦締結要素が締結を開始する前に実行する。
これら態様によると、走行中にエンジンを自動停止した後に、エンジンの再始動に際し、エンジン回転速度をエンジン完爆によるエンジン回転速度の最大値より高くすることで、エンジン側の摩擦締結要素の回転速度を高くすることができる。これにより、摩擦締結要素を締結する場合に、エンジン側の摩擦締結要素の回転速度と駆動輪側の摩擦締結要素の回転速度との差を低減して、または、エンジン側の摩擦締結要素の回転速度を、駆動輪側の摩擦締結要素の回転速度以上にして、摩擦締結要素を締結することで、車両が減速することを抑制し、引きショックの発生を抑制し、運転者に与える違和感を抑制することができる。
本実施形態の車両を示す概略構成図である。 エンジンの概略構成図である。 コントローラの概略構成図である。 第1実施形態のエンジン再始動制御を説明するフローチャートである。 目標エンジン回転速度と基本エンジン回転速度との関係を示すマップである。 本実施形態のエンジン再始動制御を用いない場合のタイムチャートである。 本実施形態のエンジン再始動制御を用いた場合のタイムチャートである。 第2実施形態のエンジン再始動制御を説明するフローチャートである。 エンジン再始動時の吸気通路の空気量と、エンジン回転速度との変化を示すタイムチャートである。 吸気バルブ上流の空気量と、エンジン回転速度と、点火時期との関係を示すマップである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、ある変速機構の「変速比」は、当該変速機構の入力回転速度を当該変速機構の出力回転速度で割って得られる値である。
図1は本実施形態に係る車両を示す概略構成図である。この車両は駆動源としてガソリンエンジン(以下、エンジンという。)1を備え、エンジン1の出力回転は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ2、第1ギヤ列3、変速機4、第2ギヤ列5、差動装置6を介して駆動輪7へと伝達される。
エンジン1について図2を用いて説明する。
エンジン1には吸気通路50に設けたスロットルバルブ51、及びスロットルバルブ51をバイパスする補助空気通路52に設けた補助空気バルブ53によって制御された空気が吸気バルブ54を介して吸入される。また、吸入される空気量に基づいて燃料がインジェクタ55によって噴射され、エンジン1の燃焼室56内に混合気が形成される。この混合気に点火プラグ57によって点火することで、混合気が燃焼する。燃焼後の排気は、排気バルブ58を介して排気通路59へ排出される。
変速機4には、エンジン1の回転が入力されエンジン1の動力の一部を利用して駆動されるメカオイルポンプ10mが設けられている。また、変速機4には、メカオイルポンプ10mからの油圧(以下、「ライン圧PL」という。)を調圧して変速機4の各部位に供給する油圧制御回路11が設けられている。
変速機4は、ベルト式無段変速機構(以下、「バリエータ20」という。)と、副変速機構30とを備える。
バリエータ20は、プライマリプーリ21と、セカンダリプーリ22と、プーリ21、22の間に掛け回されるVベルト23とを備える。プーリ21、22は、それぞれ固定円錐板と、この固定円錐板に対してシーブ面を対向させた状態で配置され固定円錐板との間にV溝を形成する可動円錐板と、この可動円錐板の背面に設けられて可動円錐板を軸方向に変位させる油圧シリンダ23a、23bとを備える。油圧シリンダ23a、23bに供給される油圧を調整すると、V溝の幅が変化してVベルト23と各プーリ21、22との接触半径が変化し、バリエータ20の変速比が無段階に変化する。
副変速機構30は前進2段・後進1段の変速機構である。副変速機構30は、2つの遊星歯車のキャリアを連結したラビニョウ型遊星歯車機構31と、ラビニョウ型遊星歯車機構31を構成する複数の回転要素に接続され、それらの連係状態を変更する複数の摩擦締結要素(Lowブレーキ32、Highクラッチ33、Revブレーキ34)とを備える。各摩擦締結要素32〜34への供給油圧を調整し、各摩擦締結要素32〜34の締結・解放状態を変更すると、副変速機構30の変速段が変更される。具体的には、Lowブレーキ32が締結状態、且つHighクラッチ33及びRevブレーキ34が解放状態にて1速段が達成され、Highクラッチ33が締結状態、且つLowブレーキ32及びRevブレーキ34が解放状態にて2速段が達成される。また、Revブレーキ34が締結状態、且つLowブレーキ32及びHighクラッチ33が解放状態にて後進段が達成される。
コントローラ12は、エンジン1及び変速機4を統合的に制御するコントローラであり、図3に示すように、CPU121と、RAM・ROMからなる記憶装置122と、入力インターフェース123と、出力インターフェース124と、これらを相互に接続するバス125とから構成される。
入力インターフェース123には、アクセルペダルの操作量であるアクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ41の出力信号、変速機4の入力回転速度Npriを検出する回転速度センサ42の出力信号、車速VSPを検出する車速センサ43の出力信号、ライン圧PLを検出するライン圧センサ44の出力信号、ブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサ46の出力信号、エアフローメータ47の出力信号等が入力される。
記憶装置122には、エンジン1の制御プログラム、変速機4の変速制御プログラム、これらプログラムで用いられる各種マップ・テーブルが格納されている。CPU121は、記憶装置122に格納されているプログラムを読み出して実行し、入力インターフェース123を介して入力される各種信号に対して各種演算処理を施して、燃料噴射量信号、点火時期信号、スロットル開度信号、変速制御信号の駆動信号を生成し、生成した信号を出力インターフェース124を介してエンジン1、油圧制御回路11に出力する。CPU121が演算処理で使用する各種値、その演算結果は記憶装置122に適宜格納される。
油圧制御回路11は複数の流路、複数の油圧制御弁で構成される。油圧制御回路11は、コントローラ12からの変速制御信号に基づき、複数の油圧制御弁を制御して油圧の供給経路を切り換えるとともにメカオイルポンプ10mで発生したライン圧PLから必要な油圧を調製し、これを変速機4の各部位に供給する。これにより、変速機4の変速比(バリエータ20の変速比、副変速機構30の変速段)が変更される。
本実施形態では、エンジン1の燃費を向上させるために、車両走行中にエンジン1を自動停止させるコーストストップ制御を実行する。コーストストップ制御は、例えば、以下の(a)〜(d)の条件を満たす場合に実行され、実行後(a)〜(d)の条件のいずれかを満たさなくなると、終了する。
(a):車両が走行中(VSP≠0)
(b):車速VSPが所定車速VSP1以下である(VSP≦VSP1)
(c):アクセルペダルから足が離されている(アクセル開度APO=0)
(d):ブレーキペダルが踏み込まれている(ブレーキ液圧が所定値以上)
コーストストップ制御が実行されると、エンジン1が停止するので、メカオイルポンプ10mも停止し、メカオイルポンプ10mで発生するライン圧PLがなくなるので、摩擦締結要素32〜34に供給されている油圧が低下し、摩擦締結要素32〜34は解放される。そのため、コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動させた場合には、エンジン1の再始動によってメカオイルポンプ10mで発生した油圧を走行時に締結する摩擦締結要素32〜34のいずれかに供給し、摩擦締結要素32〜34のいずれかを締結する。以下においては、走行時に締結する摩擦締結要素32〜34を、単に摩擦締結要素32〜34として説明する。
コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動する場合には、運転者には車両を加速させる意図があるが、エンジン再始動後のエンジン1側の回転速度である入力側回転速度Niが、駆動輪7側の回転速度である出力側回転速度Noよりも低い場合には、摩擦締結要素32〜34を締結することで、一時的に出力側回転速度Noが低下する。つまり、運転者に加速意図があるにもかかわらず、車両が減速することになり、引きショックが発生し、運転者に違和感を与える。
エンジン1を再始動する時の車速VSPが低い場合には、出力側回転速度Noも低く、コーストストップ制御を終了し、摩擦締結要素32〜34を締結する場合、エンジン再始動後の入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも高く、引きショックは発生しない。また、このような場合には、エンジン1が吹け上がることを抑制するために、コーストストップ制御を終了した後、直ぐに摩擦締結要素32〜34を締結する場合もある。
エンジン1の燃費を向上するために、所定車速VSP1は高く設定されており、コーストストップ制御を終了した後、エンジン1を再始動した時の車速VSPが高い場合がある。このような場合に、エンジン再始動後の入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低くなっている場合もあり、摩擦締結要素32〜34を締結すると、引きショックが発生する。
そこで、本実施形態では、コーストストップ制御を終了した時に引きショックの発生を抑制するようにエンジン再始動制御を実行する。エンジン再始動制御について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、例示した(a)〜(d)のいずれかの条件が満たされなくなり、コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動するものとする。
ステップS100では、コントローラ12は、コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動する。
ステップS101では、コントローラ12は、車速センサ43の出力信号に基づいて、エンジン1の再始動時の車速VSPを検出する。
ステップS102では、コントローラ12は、バリエータ20の変速比と、副変速機構30の変速段と、車速VSPとに基づいて目標エンジン回転速度Neoを算出する。目標エンジン回転速度Neoは、現在の変速機4の状態(バリエータ20の変速比、副変速機構30の変速段)と、車速VSPとに基づいて、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しくなるエンジン回転速度である。つまり、摩擦締結要素32〜34を締結した場合に引きショックが発生しないエンジン回転速度である。なお、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しくなるエンジン回転速度を目標エンジン回転速度Neoとして算出したが、目標エンジン回転速度Neoは、入力側回転速度Niが出力側回転速度No以上となるエンジン回転速度であればよい。
ステップS103では、コントローラ12は、目標エンジン回転速度Neoと、基本エンジン回転速度Nebとを比較することで、摩擦締結要素32〜34の締結時に入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低くなるかどうか予測し、引きショックが発生するかどうか判定する。基本エンジン回転速度Nebは、後述するエンジン回転速度上昇制御を行わず、エンジン1を始動してエンジン完爆によりエンジン1が吹け上がったときのエンジン回転速度の最大値である。基本エンジン回転速度Nebは予め設定されており、記憶されている。目標エンジン回転速度Neoが基本エンジン回転速度Neb以下の場合には、今回の処理を終了し、目標エンジン回転速度Neoが基本エンジン回転速度Nebよりも高い場合には、処理はステップS104に進む。
目標エンジン回転速度Neoと、基本エンジン回転速度Nebとの関係について図5のマップを用いて説明する。ここでは、バリエータ20の変速比は、最Lowとなっているものとする。この場合、目標エンジン回転速度Neoは、車速VSPと副変速機構30の変速段によって決まり、Lowブレーキ32を締結する場合には、Highクラッチ34を締結する場合よりも高くなる。また、車速VSPが高くなるほど目標エンジン回転速度Neoは高くなる。例えば、締結する摩擦締結要素32〜34がLowブレーキ32であり、車速VSPが「V1」の場合には、目標エンジン回転速度Neoは「N1」となり、基本エンジン回転速度Nebよりも低い。この状態では、エンジン回転速度上昇制御を行わなくても、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも高いので、Lowブレーキ32を締結しても引きショックは発生しない。そのため、このような場合には、今回の処理を終了する。一方、車速VSPが「V2」の場合には、目標エンジン回転速度Neoが「N2」となり、基本エンジン回転速度Nebよりも高い。この状態では、エンジン回転速度上昇制御を行わずにLowブレーキ32を締結すると、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低くなるので、引きショックが発生する。そのため、このような場合には、処理はステップS104に進む。
ステップS104では、コントローラ12は、摩擦締結要素32〜34の締結時にエンジン再始動後の入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低くなると予測される場合に、入力側回転速度Niと出力側回転速度Noとの回転速度差が小さくなるように、エンジン回転速度上昇制御を実行する。具体的には、コントローラ12は、エンジン回転速度Neが目標エンジン回転速度Neoとなるように点火時期を早くし、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しくなるようにする。
エンジン1が停止していない場合には、吸気バルブ54が開き、エンジン1に空気が吸入されることで、吸気通路50は負圧となっているが、コーストストップ制御を行いエンジン1を停止すると、スロットルバルブ51が全閉となり、補助空気通路52を介して空気が吸気バルブ54の上流まで流入するので、吸気通路50は大気圧(負圧=0)となる。これは、スロットルバルブ51を全開にした状態と同じであり、このような状態からエンジン1を始動すると、吸入される空気量に応じた燃料がインジェクタ55によって噴射されるので、エンジン1が吹け上がる。これを抑制するために、通常は点火プラグ57による点火時期を遅くし、吹け上げを抑制している。
本実施形態では、点火時期を早くすることで、エンジン回転速度Neを高くし、入力側回転速度Niを高くし、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しくなるようにする。
ステップS105では、コントローラ12は、回転速度センサ42の出力信号、及び車速センサ43の出力信号、バリエータ20の変速比、及び副変速機構30の変速段に基づいて、入力側回転速度Ni、及び出力側回転速度Noを算出する。
ステップS106では、コントローラ12は、入力側回転速度Niが出力側回転速度No以上となっているかどうか判定する。処理は、入力側回転速度Niが出力側回転速度No以上となると、ステップS107に進み、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低い場合には、ステップS105に戻る。
ステップS107では、コントローラ12は、摩擦締結要素32〜34の締結を開始する。本実施形態では、摩擦締結要素32〜34の締結を開始する前に、エンジン回転速度上昇制御を実行している。
ステップS108では、コントローラ12は、摩擦締結要素32〜34の締結が完了したかどうか判定する。コントローラ12は、例えば、ステップS105と同様に入力側回転速度Ni、及び出力側回転速度Noを算出し、入力側回転速度Niと出力側回転速度Noとが等しい場合、摩擦締結要素32〜34の締結開始から所定時間が経過した場合、またはライン圧センサ44の出力信号に基づいてライン圧PLが所定圧よりも高くなった場合に摩擦締結要素32〜34の締結が完了したと判定する。なお、所定時間、所定圧は予め設定され、記憶されている。摩擦締結要素32〜34の締結が完了するまでは、コントローラ12は、この判定を繰り返し行い、摩擦締結要素32〜34の締結が完了すると、処理はステップS109に進む。
ステップS109では、コントローラ12は、エンジン回転速度上昇制御を終了する。
次にエンジン再始動制御について図6、7のタイムチャートを用いて説明する。図6は本実施形態のエンジン再始動制御を用いない場合のタイムチャートであり、図7は本実施形態のエンジン再始動制御を用いた場合のタイムチャートである。
まず、本実施形態を用いない場合について説明する。
時間t0において、コーストストップ制御が開始されると、エンジン1が停止する。これにより、エンジン回転速度Neが低下し、入力側回転速度Niも低下する。なお、車両が走行しており、ブレーキペダルが踏み込まれておらず、出力側回転速度Noの低下量は小さい。
時間t1において、コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動する。時間t1における車速VSPは、エンジン1の再始動時の車速である。これにより、エンジン回転速度Neが上昇し、入力側回転速度Niも上昇する。しかし、車速VSPが高いため、出力側回転速度Noが高く、入力側回転速度Niは出力側回転速度Noよりも低い。
時間t2において、摩擦締結要素32〜34の締結を開始する。入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも低いので、摩擦締結要素32〜34を締結すると、出力側回転速度Noが低下し、引きショックが発生する。
次に、本実施形態を用いた場合について説明する。
時間t1までは、本実施形態を用いない場合と同じである。
時間t1において、コーストストップ制御を終了し、エンジン1を再始動する。本実施形態では、エンジン回転速度上昇制御を行うので、本実施形態を用いない場合よりもエンジン回転速度Neが高くなり、入力側回転速度Niも高くなる。
時間t2において、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しくなると、摩擦締結要素32〜34の締結を開始する。入力側回転速度Niが出力側回転速度Noと等しいので、摩擦締結要素32〜34を締結しても引きショックは発生しない。
本発明の第1実施形態の効果について説明する。
コーストストップ制御を終了し、エンジン1の再始動に際し、エンジン回転速度VSPをエンジン完爆によるエンジン回転速度の最大値よりも高くすることで、入力側回転速度Niを高くすることができる。これにより、摩擦締結要素32〜34を締結する場合に、入力側回転速度Niを出力側回転速度No以上にするエンジン回転速度上昇制御を摩擦締結要素32〜34が締結を開始する前に実行する。これにより、コーストストップ制御終了後、エンジン1を再始動し、摩擦締結要素32〜34を締結する時に、引きショックが発生することを抑制することができる(請求項1に対応する効果)。
目標エンジン回転速度Neoを車速VSPが高いほど高くする。車速VSPが高い場合には、出力側回転速度Noも高くなる。そのため、このような場合には、目標エンジン回転速度Neoを高くし、入力側回転速度Niを高くすることで、引きショックが発生することを抑制することができる(請求項3に対応する効果)。
Lowブレーキ32を締結する場合の目標エンジン回転速度Neoを、Highクラッチ33を締結する場合の目標エンジン回転速度Neoよりも高くする。副変速機構30の変速段がLowブレーキ32の場合には、出力側回転速度Neが高くなる。そのため、このような場合には、目標エンジン回転速度Neoを高くし、入力側回転速度Niを高くすることで、引きショックが発生することを抑制することができる(請求項4に対応する効果)。
また、摩擦締結要素32〜34を締結する際に、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも高い状態で締結すると、押し出し感、および差回転に応じた締結ショックが発生する。この押し出し感と締結ショックとを小さくするためには摩擦締結要素32〜34をゆっくり締結しなければならず、締結にかかる時間が長くなる。また、締結にかかる時間を短くするために、目標エンジン回転速度Neoを高くすると、締結ショックが発生する。本実施形態では、エンジン回転速度上昇制御において、入力側回転速度Niと出力側回転速度Noとが等しくなるように目標エンジン回転速度Neoを設定することで、押し出し感、および締結ショックの発生を抑制しつつ、摩擦締結要素32〜34を素早く締結することができる(請求項5に対応する効果)。
摩擦締結要素32〜34の締結完了後に、エンジン回転速度上昇制御を実行すると、エンジン1の燃費が悪化するおそれがあるが、本実施形態では、摩擦締結要素32〜34の締結が完了すると、エンジン回転速度上昇制御を終了することで、これを防ぐことができる。また、押し出し感、締結ショックを抑制するエンジン回転速度上昇制御を摩擦締結要素の締結完了後も継続していると、運転者が意図する駆動力制御に移行されない。例えばアクセル開度に応じた燃料噴射を行って、運転者の意図する駆動力を発生させることができない。本実施形態では、エンジン回転速度上昇制御の実行時間を最小限とすることで、運転者の意図する駆動力制御に素早く移行することができる(請求項7に対応する効果)。
本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、エンジン再始動制御が異なっている。第2実施形態のエンジン再始動制御について図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS200からステップS207までの制御は、第1実施形態のステップS100からステップS107までの制御と同じである。
ステップS208では、コントローラ12は、エアフローメータ47からの信号に基づいて吸気バルブ54上流の空気量Qaを算出する。吸気バルブ54上流の空気量Qaとは、スロットルバルブ51と吸気バルブ54との間の空気量である。コーストストップ制御終了後、エンジン1を再始動する場合には、エンジン1の再始動によって吸気通路50の空気が吸入されることで、図9に示すように吸気バルブ54上流の空気量Qaが減少し、吸気通路50の負圧が大きくなる。図9はエンジン再始動時の吸気通路50の空気量Qaと、エンジン回転速度Neとの変化を示すタイムチャートである。なお、コーストストップ制御を開始すると、エンジン1が停止し、エンジン1に空気が吸入されなくなるので、空気量Qaは大きくなる。
ステップS209では、コントローラ12は、目標エンジン回転速度Neoに基づいて所定量Qbを算出する。所定量Qbは、スロットルバルブ51を開かずに目標エンジン回転速度Neoを達成することができる吸気バルブ54上流の下限空気量であり、所定量Qbについて図10を用いて説明する。図10は、吸気バルブ54上流の空気量Qaと、エンジン回転速度Neと、点火時期との関係を示すマップである。エンジン回転速度Neは、負圧が小さく吸気バルブ54上流の空気量Qaが大きい(大気圧に近い)ほど高くなり、点火時期が早くなるほど高くなる。なお、点火時期はノッキングなどを考慮して、限界点火時期が設定されている。或る目標エンジン回転速度Neoが決まると、限界点火時期に対して、目標エンジン回転速度Neoを達成することができる吸気バルブ54上流の空気量である所定量Qbが決まる。つまり、吸気バルブ54上流の空気量Qaが所定量Qbよりも少なくなると、点火時期を限界点火時期まで早めてもエンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度Neo以上とすることができない。そこで、コントローラ12は、目標エンジン回転速度Neoに基づいて、エンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度Neo以上にすることが可能な所定量Qbを算出する。
ステップS210では、コントローラ12は、吸気バルブ54上流の空気量Qaが所定量Qb以下となったかどうか判定する。処理は吸気バルブ54上流の空気量Qaが所定量Qb以下となると、ステップS211に進む。
ステップS211では、コントローラ12は、エンジン回転速度上昇制御を終了する。
本発明の第2実施形態の効果について説明する。
吸気バルブ54上流の空気量Qaが所定量Qbとなると、エンジン回転速度上昇制御を終了する。つまり、インジェクタ55から噴射される燃料噴射量を多くすることなく、点火時期を早めるだけで、エンジン回転速度Neを高くできる領域でのみエンジン回転速度上昇制御を行う。これにより、エンジン1の燃費悪化を抑制しつつ、エンジン回転速度Neを高くし、入力側回転速度Niを高くし、引きショックの発生を抑制することができる(請求項8に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
有段変速機、バリエータのみで構成された変速機などに、上記したエンジン再始動制御を適用してもよい。また、ハイブリッド車両に上記したエンジン再始動制御を適用してもよい。
本実施形態では、走行中にエンジン1を自動停止するコーストストップ制御時に限定しているが、これは停止中にエンジン1を自動停止するアイドルストップ制御では、車速VSPがゼロとなっており、エンジン再始動時に引きショックが発生することがないためである。
ステップS103(ステップS203)においては、目標エンジン回転速度Neoと、基本エンジン回転速度Nebとを比較したが、コントローラ12は、車速VSPと第2所定車速(所定車速)VSP2とを比較して、車速VSPが第2所定車速VSP2よりも高い場合に、引きショックが発生すると判定してもよい。第2所定車速VSP2は第1所定車速VSP1よりも低い車速であり、摩擦締結要素32〜34を締結する際に引きショックが発生しない値として予め設定されている。例えば、バリエータ20の変速比が最Lowであり、締結する摩擦締結要素32〜34がLowブレーキ32である場合に、引きショックが発生しない車速である。このような簡易な構成によっても引きショックを予測することができる(請求項2に対応する効果)。また、基本エンジン回転速度Neb、車速VSP、及び副変速機構30の変速段に基づいて入力側回転速度Ni、及び出力側回転速度Noを算出し、入力側回転速度Niと出力側回転速度Noとを比較してもよい。これによっても、引きショックの発生を予測することができる。
スロットルバルブ51として、電子制御スロットルバルブを用いる場合には、エンジン回転速度上昇制御において、スロットルバルブ51の開度を大きくすることで、エンジン回転速度Neを高くしてもよい。また、エンジン回転速度上昇制御をディーゼルエンジンを搭載した車両にも適用することができ、この場合、燃料噴射量を増大させることでエンジン回転速度を高くすることができる。また、エンジン回転速度上昇制御において、点火時期を早くするだけでは、エンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度Neoまで高くすることができない場合には、スロットルバルブ51の開度を大きくしてもよい。これにより、エンジン回転速度Neを高くして、入力側回転速度Niを高くし、引きショックの発生を抑制することができる。また、エンジン1の出力軸にモータを備えるハイブリッド車両の場合には、モータを駆動することでエンジン回転速度Neを高くしてもよい。
目標エンジン回転速度Neoを算出する場合に、トルクコンバータ2のロックアップクラッチの締結状態に応じて、目標エンジン回転速度Neoを算出してもよい。トルクコンバータ2がコンバータ状態の場合には、トルクコンバータ2の入出力軸間で回転速度差が生じているので、この回転速度差を考慮して、コンバータ状態の場合には、ロックアップ状態の場合よりも目標エンジン回転速度Neoを高くする。これにより、トルクコンバータ2のロックアップクラッチの状態にかかわらず、引きショックの発生を抑制することができる(請求項6に対応する効果)。また、その他にも、部品のバラツキなどを考慮して目標エンジン回転速度Neoを高くしてもよい。つまり、エンジン回転速度上昇制御において、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも高くなるように、エンジン回転速度Neを高くしてもよい。目標エンジン回転速度Neoを高くし、入力側回転速度Niが出力側回転速度Noよりも高くなると、引きショックを発生させずに摩擦締結要素32〜34を締結可能となる時間が長くなり、摩擦締結要素32〜34の締結が容易となる。
上記実施形態では、ステップS101(ステップS201)において、コーストストップ制御を終了した時の車速VSPを、エンジン1の再始動時の車速VSPとして検出したが、コーストストップ制御を終了してから予め設定された時間以内の車速VSPをエンジン1の再始動時の車速VSPとして検出してもよい。
上記実施形態では、エンジン回転速度上昇制御において、入力側回転速度Niを出力側回転速度No以上としたが、入力側回転速度Niと出力側回転速度Noとの差を低減できればよく、差を低減することで、引きショックを低減し、運転者に与える違和感を低減することができる。
1 エンジン
2 トルクコンバータ
7 駆動輪
4 変速機
12 コントローラ(エンジン制御手段、予測手段、エンジン回転速度制御手段)
20 バリエータ
30 副変速機構
51 スロットルバルブ
54 吸気バルブ

Claims (9)

  1. エンジンと駆動輪との間に摩擦締結要素を設けた車両を制御する車両制御装置であって、
    車両走行中に前記エンジンを自動停止または再始動するエンジン制御手段と、
    前記エンジンが再始動に伴う吹け上がりにより達する最大値として予め定められたエンジン回転速度であるときにおける前記エンジン側の前記摩擦締結要素の回転速度が、前記駆動輪側の前記摩擦締結要素の回転速度よりも低いかどうかを、前記再始動時に予測する予測手段と、
    前記エンジン側の前記回転速度が前記駆動輪側の前記回転速度よりも低いと予測される場合に、エンジン回転速度を前記エンジン回転速度の最大値より高くするエンジン回転速度上昇制御を、前記予測手段の予測結果に応じ、前記摩擦締結要素が締結を開始する前に実行するエンジン回転速度制御手段とを備えることを特徴とする車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置であって、
    前記予測手段は、前記再始動時の車速が所定車速以上である場合に、前記エンジン側の前記回転速度が前記駆動輪側の前記回転速度よりも低いと予測することを特徴とする車両制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両制御装置であって、
    前記エンジン回転速度制御手段は、前記再始動時の車速が高いほど、前記エンジン回転速度を高くすることを特徴とする車両制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の車両制御装置であって、
    前記エンジン回転速度制御手段は、変速機の変速比がLow側であるほど、前記エンジン回転速度を高くすることを特徴とする車両制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の車両制御装置であって、
    前記エンジン回転速度制御手段は、前記エンジン側の前記回転速度と前記駆動輪側の前記回転速度とが等しくなるように前記エンジン回転速度を高くすることを特徴とする車両制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の車両制御装置であって、
    前記車両は、前記エンジンと前記摩擦締結要素との間にトルクコンバータを備え、
    前記エンジン回転速度制御手段は、前記エンジン回転速度上昇制御を実行する際に、前記トルクコンバータがコンバータ状態である場合には、前記エンジン回転速度を、前記トルクコンバータがロックアップ状態である場合のエンジン回転速度よりも高くすることを特徴とする車両制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の車両制御装置であって、
    前記エンジン回転速度制御手段は、前記摩擦締結要素の締結が完了すると、前記エンジン回転速度上昇制御を終了することを特徴とする車両制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の車両制御装置であって、
    前記エンジン回転速度制御手段は、スロットルバルブと吸気バルブとの間の空気量が所定量以下となると、前記エンジン回転速度上昇制御を終了することを特徴とする車両制御装置。
  9. エンジンと駆動輪との間に摩擦締結要素を設けた車両を制御する車両制御方法であって、
    車両走行中に前記エンジンを自動停止または再始動し、
    前記エンジンが再始動に伴う吹け上がりにより達する最大値として予め定められたエンジン回転速度であるときにおける前記エンジン側の前記摩擦締結要素の回転速度が、前記駆動輪側の前記摩擦締結要素の回転速度よりも低いかどうかを、前記再始動時に予測し、
    前記エンジン側の前記回転速度が前記駆動輪側の前記回転速度よりも低いと予測される場合に、エンジン回転速度を前記エンジン回転速度の最大値より高くするエンジン回転速度上昇制御を、前記予結果に応じ、前記摩擦締結要素が締結を開始する前に実行することを特徴とする車両制御方法。
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