JP6184222B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(実施形態1)
1.画像形成装置の全体構成
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略断面を示す図である。実施形態1の画像形成装置100は、電子写真方式のフルカラーレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置100に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から送られてきた信号に従って、電子写真方式により、記録用紙、OHPシートなどの転写材に画像を形成することができる。
中間転写ベルト6としては、厚さが60μmで、導電剤を混合することにより体積抵抗率を109Ωcmに調整した、ポリイミド樹脂のフィルムを用いた。又、中間転写ベルト6は、駆動ローラ61、二次転写対向ローラ62、テンションローラ63の3軸に張架され、テンションローラ63により総圧約20Nの張力が付与されている。中間転写ベルト6の両端には、中間転写ベルト6の搬送を安定させるためのリブ13が設置される。
二次転写ローラ8としては、体積抵抗率が107〜109Ωcm、硬度が30°〜40°である弾性体ローラを用いることができる。二次転写ローラ8は、中間転写ベルト6を介して二次転写対向ローラ62に対し、総圧約39.2Nで押圧される。又、二次転写ローラ8は、中間転写ベルト6の回転に伴い、従動して回転する。更に、二次転写ローラ8には、二次転写電源80から、0〜4.0kVの二次転写電圧の印加が可能となっている。
図2は、転写手段5の斜視図である。本実施形態の転写手段は、転写部材(5α、5β)と転写部材を支持する支持部材11を備える。転写部材は、複数の導電性繊維からなる起毛部5αと起毛部5αを支持する基材部5βを備える。支持部材11は、シート状部材としてのポリエチレンテレフタレート(PET)製の樹脂シート11であり、支持面で転写部材を支持している。基材部5βは樹脂シート11に両面テープで接着されることで、樹脂シート11に支持される構成となっている。起毛部5αを構成する複数の導電性繊維は、樹脂シート11に対して垂直な方向(法線方向)に起毛している。起毛部5αは、導電性繊維が密に配置されたパイル織物を使用している。本実施形態では、転写部材(5α、5β)としてパイル織物を使用しているため、基材部は基布部5βとなる。
ρfiber=Rfiber×(繊維直径/2)2×3.14×50÷1.0
未当接状態(繊維に圧力がかかっていない状態)の起毛部5αにおいて、導電性繊維が樹脂シート11の面から伸び出ている方向のことを、起毛方向と呼ぶ。
・部材タイプ:パイル織物
・材料:カーボン粉末を分散したナイロン繊維
・単糸繊度:7dtex
・繊維直径:28μm
・乾強度:1.6cN/dtex
・抵抗率:106Ωcm
・配列密度:10850本/cm2
樹脂シート11は、厚み100μmである。長手方向の幅は252mm、移動方向の幅は20mmである。基布部5βは、樹脂シート11上に、長手方向の両端に1mm、下流端に1mmの隙間をもって接着されている。
本実施形態の構成において、測定した侵入量Vは0.5mmであった。なお、本実施形態の構成では、侵入量Vは0.4mmから0.9mmの間に設定することが望ましい。本実施形態の場合には、侵入量Vを0.9mmより大きく設定すると、起毛端の上流位置が1次転写部M1部内の感光体ドラム1と中間転写ベルト6の接点付近まで下流側になびいてしまい、トナー像の飛散りを引き起こしてしまう恐れがある。 一方、樹脂シート11の平面度Jとしては、1次転写部(M1)に対応する位置での樹脂シート11の断面形状における最大値と最小値の差分を採った。1次転写部(M1)は、感光ドラム1と中間転写ベルト6が接触する接触領域である。
実施形態1では、転写手段5の侵入量Vを支持部材11の平面度Jよりも大きくする構成について説明した。これに対して、本実施形態では、転写手段5の侵入量Vが、平面度Jと中間転写ベルトの変位量Uとの和よりも大きいことを特徴とする。本実施形態では、転写部材(5α、5β)と短手方向の幅と、起毛部5αの導電性繊維の繊維長dが実施形態1と相違するが、それ以外の構成については実施形態1の画像形成装置と同様であるので、同様の部分については説明を省略する。
1 感光体ドラム
21 中間転写ベルトユニット
6 中間転写ベルト
5 転写手段
5a 起毛部
5b 基材部
11 支持部材
Claims (15)
- トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と接触して移動可能な転写ベルトと、前記転写ベルトを介して前記像担持体に対向する位置に配置され、前記像担持体から前記転写ベルト側へトナー像を転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、前記転写ベルトに接触する複数の導電性繊維からなる起毛部と、前記起毛部と接触し前記起毛部を支持する基材部と、可撓性を備え、前記基材部を支持面で支持する支持部材と、を備え、
前記起毛部の前記転写ベルトに対する侵入量は、前記支持部材に変形が生じ、前記像担持体と前記転写ベルトとが接触する位置に対応する前記支持面から前記転写ベルトまでの距離が前記転写ベルトの移動方向と直交する長手方向に関して均一ではない状態における前記支持面の平面度より大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記支持部材は、可撓性を備えるシートであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記支持部材の一端を固定する固定部材を有し、前記支持部材の他端は自由端になっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記支持部材を前記転写ベルトへ向かって付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記侵入量は、前記転写ベルトに接触していない状態の前記転写手段の厚みと、前記転写ベルトに接触した状態におけるの前記転写手段の厚みの差であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記起毛部と前記転写ベルトの接触領域の下流端は、前記像担持体と前記転写ベルトの接触領域の下流端よりも、下流側に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記起毛部と前記転写ベルトの接触領域の下流端と前記像担持体と前記転写ベルトの接触領域の下流端の間の領域における前記侵入量は、前記転写ベルトの厚み方向の変位量と前記平面度との和よりも大きいことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と接触して移動可能な転写ベルトと、前記転写ベルトを介して前記像担持体に対向する位置に配置され、前記像担持体から前記転写ベルト側へトナー像を転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、前記転写ベルトに接触する複数の導電性繊維からなる起毛部と、前記起毛部と接触し前記起毛部を支持する基材部と、可撓性を備え、前記基材部を支持面で支持する支持部材と、を備え、
前記転写ベルトの移動方向に関して、前記起毛部と前記転写ベルトの接触領域の下流端と前記像担持体と前記転写ベルトの接触領域の下流端の間の領域における、前記起毛部の前記転写ベルトに対する侵入量は、前記転写ベルトの厚み方向の変位量と前記支持面の平面度との和よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記支持部材は、可撓性を備えるシートであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記支持部材の一端を固定する固定部材を有し、前記支持部材の他端は自由端になっていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記支持部材を前記転写ベルトへ向かって付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記侵入量は、前記転写ベルトに接触していない状態の前記転写手段の厚みと前記転写ベルトに接触した状態の前記転写手段の厚みの差であることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトの移動方向に関して、前記起毛部と前記転写ベルトの接触領域の下流端は、前記像担持体と前記転写ベルトの接触領域の下流端よりも下流側に位置することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか一項に記載の画像形成装置
- 前記転写ベルトは、前記像担持体からトナー像が転写される中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトは、前記像担持体からトナー像が転写される転写材を担持搬送する搬送ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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