JP6184219B2 - Srモータ制御装置 - Google Patents
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Description
次に、この発明の第1の実施形態のSRモータ装置を図1に基づき説明する。図1は、第1の実施形態におけるSRモータ装置S1のシステムブロック図である。
続点P2に接続される。同様に、互いに直列に接続されたV相巻線(V1,V2)の一方の接続ラインL3はV相ブリッジ回路12の接続点P3に接続され、他方の接続ラインL4はV相ブリッジ回路12の接続点P4に接続される。同様に、互いに直列に接続されたW相巻線(W1,W2)の一方の接続ラインL5はW相ブリッジ回路13の接続点P5に接続され、他方の接続ラインL6はW相ブリッジ回路13の接続点P6に接続される。
タイミング時間に対応する通電タイミング信号を出力する。
図2に示すように、制御部20からパワー回路10に第1制御信号が供給されることにより、パワー回路10は動作モードとして制御モードで機能する。また、図3に示すように
第1制御信号が供給される「第1区間」は、インダクタンスの増加区間内に設定される。なお、図3では、進角通電されているため、インダクタンスの増加前から「第1区間」が開始されている。
図2に示すように、制御部20からパワー回路10に第2制御信号が供給されることにより、パワー回路10は動作モードとして還流モードで機能する。また、図3に示すように第2制御信号が供給される「第2区間」は、インダクタンスの増加区間内において「第1区間」の後に設定される。
なお、インダクタンスの増加区間に対する「第2区間」の割合は、後に詳述する。
図2に示すように、制御部20からパワー回路10に第3制御信号が供給されることにより、パワー回路10は動作モードとして回生モードで機能する。また、図3に示すように第3制御信号が供給される時間は、インダクタンスの減少区間内に設定される。なお、第3制御信号が供給される時間は、インダクタンスの減少区間内にのみに限定されるものではなく、インダクタンスの増加期間から開始してもよい。
次に、図4に基づき、インダクタンスの増加区間に対する「第2区間」の割合について説明する。上述のように、第2制御信号指令部28は「トルク指令値と第2区間(還流モード)」の相関情報(マップ情報)を記録したマップを備えている。図4に示すように、このマップはモータトルク指令値が増加するにつれて、インダクタンスの増加区間に対する「第2区間」の割合の値が減少するマップ情報を記録している。より詳細には、モータトルク指令値が最小(min)においては「第2区間の割合」の値は「100%」に設定さ
れ、モータトルク指令値が増加するにつれて、初めは急峻にその後緩やかに「第2区間の割合」は徐々に減少し、モータトルク指令値が最大(max)においては「第2区間の割合」の値は「0%」に設定されている。
次に、図5に基づき、本実施の形態のSRモータ制御装置100有する効果について説明する。
従来の制御装置(第2区間なし、「第2区間の割合」=0%)においては、目標電流値は、予め定められた設定電流値に設定されず可変である。そして、還流モードを実行する第2区間は設けられず、制御モードと回生モードのみが実行される。そして、モータトルク指令値の大きさに対応させて目標電流値が増減される。一方、本実施の形態のSRモータ制御装置(第2区間あり)100においては、目標電流値は、予め定められた設定電流値に設定される。そして、還流モードを実行する第2区間が設けられ、制御モードと回生モードとの間に「還流モード(第2区間)」が実行される。そして、モータトルク指令値の大きさに対応させて「第2区間」の割合が増減される。
次に、この発明の第2の実施形態のSRモータ装置を図6に基づき説明する。図6は、第2の実施形態におけるSRモータ装置S2のシステムブロック図である。SRモータ装置S2は、制御部30を有するモータ制御装置110を備える。ここで、第2の実施形態におけるSRモータ装置S2は、第1の実施形態におけるSRモータ装置S1に比して、制御部における目標電流設定部および第2制御信号指令部のみが異なり、その他の構成は同一である。よって、目標電流設定部および第2制御信号指令部以外については、第1の実施形態におけるSRモータ装置S1と同一の符号を付し、その説明を省略する。
比較部において、回転速度信号よりロータ3の回転速度が予め定められた設定速度よりも
小さいと判断されたときは、目標電流演算部により算出された目標電流値が目標電流設定部21Aより出力される。
比較部において、回転速度信号よりロータ3の回転速度が予め定められた設定速度以上である(大きい)と判断されたときは、第1の実施形態と同様に予め定められた設定電流値が目標電流設定部21Aより出力される。
比較部において、回転速度信号よりロータ3の回転速度が予め定められた設定速度よりも小さいと判断されたときは、第2制御信号指令部28Aからはマスク信号は出力されない。
比較部において、回転速度信号よりロータ3の回転速度が予め定められた設定速度以上である(大きい)と判断されたときは、第1の実施形態と同様に、第2制御信号指令部28Aは、マップから「第2区間の割合」を抽出し、抽出した「第2区間の割合」と回転位置信号に基づき、マスク期間を演算しマスク信号として出力する。
次に、この発明の第3の実施形態のSRモータ装置を図8に基づき説明する。図8は、第3の実施形態におけるSRモータ装置S3のシステムブロック図である。SRモータ装置S3は、制御部40を有するモータ制御装置120を備える。ここで、第3の実施形態におけるSRモータ装置S3は、第1の実施形態におけるSRモータ装置S1に比して、制御部における目標電流設定部および第2制御信号指令部のみが異なり、その他の構成は同一である。よって、目標電流設定部および第2制御信号指令部以外については、第1の実施形態におけるSRモータ装置S1と同一の符号を付し、その説明を省略する。
選択信号検出部において選択信号が検出された場合は、目標電流演算部により算出された目標電流値が目標電流設定部21Bより出力される。
選択信号検出部において選択信号が検出されない場合は、第1の実施形態と同様に予め定められた設定電流値が目標電流設定部21Bより出力される。
選択信号検出部において選択信号が検出された場合は、第2制御信号指令部28Bからはマスク信号は出力されない。
選択信号検出部において選択信号が検出されない場合は、第1の実施形態と同様に、第2制御信号指令部28Bは、マップから「第2区間の割合」を抽出し、抽出した「第2区間の割合」と回転位置信号に基づき、マスク期間を演算しマスク信号として出力する。
1・・・SRモータ
2・・・ステータ
3・・・ロータ
4・・・巻線
U1〜U2・・・U相巻線
V1〜V2・・・V相巻線
W1〜W2・・・W相巻線
5・・・回転センサ(レゾルバ)
6u〜6w・・・電流センサ
10・・・パワー回路
11〜13・・・U相〜W相ブリッジ回路
11a・・・FET(半導体スイッチ素子)
11b〜11c・・・ダイオード
11d・・・FET(半導体スイッチ素子)
12a・・・FET(半導体スイッチ素子)
12b〜12c・・・ダイオード
12d・・・FET(半導体スイッチ素子)
13a・・・FET(半導体スイッチ素子)
13b〜13c・・・ダイオード
13d・・・FET(半導体スイッチ素子)
C・・・コンデンサ
B・・・バッテリー
100(110,120)・・・制御装置
20(30,40)・・・制御部
21(21A,21B)・・・目標電流設定部
22・・・電流検出部
23・・・デューティ設定部
23a・・・電流比較部
23b・・・デューティ演算部
24・・・位置検出部
25・・・速度検出部
26・・・マップ部
27・・・通電タイミング設定部
28(28A,28B)・・・第2制御信号指令部
29・・・PWM信号出力部
Claims (5)
- 複数の半導体スイッチ素子を有するパワー回路と、前記半導体スイッチ素子に制御信号を供給する制御部とを備え、前記パワー回路よりSRモータに備わるU相、V相およびW相巻線に制御電流を供給し、前記SRモータに備わるロータを回転駆動させるSRモータ制御装置において、
前記制御部は、
前記巻線に供給される制御電流の電流値が目標電流値に近づくように前記パワー回路を制御モードで機能させる第1制御信号と、前記パワー回路を還流モードで機能させる第2制御信号と、前記パワー回路を回生モードで機能させる第3制御信号とを出力するとともに各相巻線のインダクタンスの増減に対応して、前記第1制御信号、前記第2制御信号、前記第3制御信号の順に出力され、
前記第1制御信号および前記第2制御信号は前記インダクタンスの増加区間に出力され、前記第3制御信号は前記インダクタンスの減少区間に出力され、
前記第1制御信号が出力される第1区間と前記第2制御信号が出力される第2区間はモータトルク指令値の大きさに対応して変化するよう設定されていることを特徴とするSRモータ制御装置。 - 記SRモータ制御装置において、
前記モータトルク指令値が大きくなると前記第1区間が増加するとともに前記第2区間が減少し、前記モータトルク指令値が小さくなると前記第1区間が減少するとともに前記第2区間が増大するよう設定されていることを特徴とする請求項1に記載のSRモータ制御装置。 - 前記SRモータ制御装置において、
前記目標電流値は、予め定められた設定電流値に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のSRモータ制御装置。 - 前記SRモータ制御装置において、
前記ロータの回転速度が予め定められた設定速度よりも小さいときは、前記目標電流値は前記モータトルク指令値に対応して増減するとともに、前記インダクタンスの増加区間では前記第1制御信号のみが出力されることを特徴とする請求項3に記載のSRモータ制御装置。 - 前記SRモータ制御装置において、
前記第1制御信号が出力されることを選択する選択信号が供給されたときは、前記目標電流値は前記モータトルク指令値に対応して増減するとともに、前記インダクタンスの増加区間では前記第1制御信号のみが出力されることを特徴とする請求項4に記載のSRモータ制御装置。
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JP2013152471A JP6184219B2 (ja) | 2013-07-23 | 2013-07-23 | Srモータ制御装置 |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-07-23 JP JP2013152471A patent/JP6184219B2/ja active Active
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