JP6184135B2 - 袖壁下地体、袖壁下地体を用いた袖壁の固定構造および袖壁下地体を用いた袖壁の施工方法 - Google Patents

袖壁下地体、袖壁下地体を用いた袖壁の固定構造および袖壁下地体を用いた袖壁の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、引戸の袖壁(「子壁」とも呼ばれる。)を形成するために用いる下地体、該袖壁下地体を用いた袖壁の固定構造および該袖壁下地体を用いた袖壁の施工方法に関する。
従来、引戸の袖壁は、下地部材を現場で調達・加工することにより開口部に袖壁下地体を形成し、その表面に石膏ボードを貼って形成していた。しかしながら、この施工方法によると、現場で下地部材を調達・加工する作業に多大な労力と時間を要することとなっていた。
そこで、下記特許文献1において、袖壁の下地となる軸組をあらかじめ工場で組み立てておき、これを現場で開口枠体に取り付けた後にボードを該軸組に取り付けて袖壁を形成するか、あるいは、現場で軸組に取り付けた後に開口枠体に取り付けて袖壁を形成することが提案されている。
特開2005−054537号公報
特許文献1に記載される手法は、現場作業の労力を大幅に低減することができるものであるが、反面、現場での施工工程の変更などに対して融通が効かないことがあった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、袖壁を形成する際の下地部材を工場生産することによって現場作業を低減させると共に、現場で施工工程が変更された場合にはそれに応じて現場で簡単に対応できるような新規な技術を提供することである。
この課題を解決するため、本発明では、袖壁を形成するための下地部材を工場で加工しておき、これを現場で組み立てて袖壁を形成する。すなわち、袖壁下地を構成する部材は工場生産品であるが、これを組み立てた完成品は工場では作製せず、現場で組み立てて袖壁下地を形成する。
すなわち、請求項1に係る本発明は、柱と方立の間に袖壁を形成するための袖壁下地体であって、少なくとも、上側横桟、下側横桟、方立側縦桟および反方立側縦桟からなり、上側横桟および下側横桟の少なくともいずれか一方の横桟の長手方向両端に該横桟の高さ方向中心からずれた位置に凸部が形成され、その上下に高さの異なる切欠部が形成され、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面が該凸部の側面に当接した状態で組み立てられることを特徴とする。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の袖壁下地体を用いた袖壁の固定構造であって、上側横桟が構造体に固定されると共に、下側横桟が床下地または床材と床下地に固定され、これら上側横桟および下側横桟の間に、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面が横桟の長手方向端部の凸部の側面に当接した状態で方立側縦桟および反方立側縦桟が固定されることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項1記載の袖壁下地体を用いた袖壁の施工方法であって、袖壁下地体を施工すべき箇所に内側下地パネルを貼着し、この内側下地パネルに当接させながら上側横桟を構造体に固定すると共に下側横桟を床下地または床材と床下地に固定し、これら上側横桟および下側横桟の間に、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面を横桟の長手方向端部の凸部の側面に当接させた状態にして方立側縦桟および反方立側縦桟を固定することにより袖壁下地体を施工し、該袖壁下地体の外側面に外側下地パネルを貼着することを特徴とする。
本発明によれば、上側横桟および下側横桟に方立側縦桟および反方立側縦桟を固定して袖壁下地体を組み立てるときに、これら縦桟の長手方向端部の先端面を横桟の長手方向端部の凸部の側面に当接することにより容易に位置決めすることができ、ビスを打ち込む際に縦桟がずれることもないので、袖壁を容易に施工することができる効果が発揮される。
また、横桟の長手方向端部の凸部を高さ方向中心からずれた位置に形成した場合において、この横桟を上下反転して用いることにより、一つの袖壁下地体で2種類の袖壁高さに兼用することができる。すなわち、袖壁施工は、床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工する場合と、床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工する場合とがあり、前者の施工工程の場合は床材表面から構造体(梁)下面までが袖壁高さになるのに対して、後者の施工工程場合は床下地表面から構造体(梁)下面までが袖壁高さになるため、使用される床材の厚さ分だけ異なる高さの袖壁を施工しなければならないが、この袖壁高さの違いに応じた位置に凸部を形成することにより、いずれの場合にも対応させることができる。したがって、各場合に応じて別々の横桟を用意したり、現場で加工する必要がないので、施工が容易である。また、現場で施工工程が変更になった場合でも、新たに部材を注文したり現場で加工する必要がないので、作業手間を増大させず、施工工程に支障を生じさせない。
本発明の一実施形態における引戸構造の一例を示す斜視図である。 図1中A−A断面図(a)および施工途中の同部断面図(b)である。 この引戸構造から袖壁の外側石膏ボード、方立および引戸を省略して、袖壁下地体を現出させた状態の斜視図である。 この袖壁下地体の分解斜視図である。 この袖壁下地体の組立状態正面図である。 床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工した場合の施工状態正面図(a)および床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工した場合の施工状態正面図(b)である。 床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工した場合の袖壁下地体の施工状態を示す正面図(a)および床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工した場合の袖壁下地体の施工状態を示す正面図(b)である。 本発明の別の実施形態において、厚い床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工した場合の施工状態を示す正面図(a)および該床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工した場合の施工状態正面図(b)である。 この実施形態において、薄い床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工した場合の施工状態を示す正面図(a)および該床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工した場合の施工状態正面図(b)である。 本発明のさらに別の実施形態において、床材を床下地に張った後に床材上に袖壁を施工した場合の袖壁下地体の施工状態を示す正面図(a)および床材を床下地に張る前に床下地上に袖壁を施工した場合の袖壁下地体の施工状態を示す正面図(b)である。 本発明による第一の袖壁施工方法を工程順に示す図である。 図11に引き続いて行われる工程を示す図である。 本発明による第二の袖壁施工方法を工程順に示す図である。 図13に引き続いて行われる工程を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について詳述する。
図1および図2は本発明が適用される引戸構造の一例を示す斜視図であり、構造体(柱11,12および梁13)で形成された開口部14に、上枠15および左右縦枠16,17を設けて、引戸18を開閉自在に収容した引戸構造10において、開口部14の図1手前側の略中央に方立19を立設して、柱12との間に袖壁20が形成されている。縦枠16は開口部14の壁厚を越える幅を有するものとして柱11の内側に取り付けられ、縦枠17は縦枠16の約半分の幅を有するもの(半縦枠)として引戸18走行側において柱12の内側に取り付けられる。縦枠16の内側面には、引戸18の閉じ側木口18aを嵌合する凹部16aが形成され、縦枠17の内側面には、引戸18の開き側木口18bを嵌合する凹部17aが形成されている。袖壁20は、引戸18の走行に干渉しないように、縦枠17が存在しない図1手前側において、柱12と方立19との間に設けられる。
袖壁20は、袖壁下地体21の表裏に石膏ボード3,4などの下地パネルを貼って形成される。石膏ボード3,4は、1枚の石膏ボードから、袖壁下地体21の寸法に合わせて現場でカットして貼り付ける。1枚の石膏ボードでは袖壁下地体21の全高をカバーできないときは、2枚の石膏ボードを上下に貼り付けても良い。図1において符号4’は、この場合に表れる外側石膏ボード4,4同士の継目を示している。また、内側石膏ボード3は、柱12と方立19との間において縦枠17の手前側に貼着され、外側石膏ボード4は、その一端を方立19に密接させた状態で袖壁下地体21および柱12の手前側の面に沿って延長するように貼着される。
次に、図3〜図5を参照して、袖壁下地体21の構成について説明する。なお、既述特許文献1ではこの袖壁下地体21に相当する軸組をあらかじめ工場で組み立ててそのまま現場で施工するものであるが、本発明の袖壁下地体21は、これを構成する部材(図4に示される各部材)を工場生産しておいて、これら部材を施工要求に応じて現場で組み立てて袖壁下地体21として用いるものである。
袖壁下地体21は、上側横桟22、下側横桟23、中間横桟24、方立側縦桟25、反方立側縦桟26、中間縦桟27および柱側縦桟28からなる。この袖側下地体21は、上側横桟22、下側横桟23、中間横桟24、方立側縦桟25および反方立側縦桟26を現場で図5のように組み立てた後、この組立体29と柱側縦桟28を図3に示すように設置することによって得られる。すなわち、内側石膏ボード3を上枠15に合わせて設置した後、柱側縦桟28を柱12にビス固定し、組立体29の上側横桟22を梁13にビス固定すると共に下側横桟23を床下地および/または床材1にビス固定し、方立側縦桟25と反方立側縦桟26の上下端をそれぞれ上側横桟22および下側横桟23にビス固定し、中間横桟24の左右短を方立側縦桟25および反方立側縦桟26にビス固定し、中間縦桟27の上下端を中間横桟24および下側横桟23にビス固定することによって、袖壁下地体21を設置することができる。この施工については、図11ないし図14を参照して後に詳述する。
なお、中間横桟24は、図1に示されるように上下2枚の外側石膏ボード4,4を貼り付ける場合に各石膏ボード4の上端部または下端部を固定するために設けられるものであり、図示例では長さ6尺の石膏ボード(袖壁高さより短い規格)を使用することを想定して中間横桟24を設け、石膏ボード4,4が中央部で破壊することを防止するための補強効果を与える。1枚の石膏ボード4を貼り付ける場合には中間横桟24を省略しても良い。
上記のように、柱側縦桟28は柱12に固定されて袖壁の柱12側端部の下地となるが、横桟22,23,24と縦桟25,26,27とを組み合わせた組立体29とは別体として用いられるので、各現場で袖壁の幅が異なっていても、また、現場で袖壁の幅を変更する必要が生じた場合にも、何ら支障なく対応することができる。
なお、袖壁の施工順は、床材1を敷設した後に袖壁を施工する場合と、床材1を敷設する前に袖壁を施工する場合とがあり、それによって袖壁の高さが異なる(前者の場合は梁13の下面から床面までが袖壁高さとなり、後者の場合は梁13の下面から床下地面までが袖壁高さとなる)ので、柱側縦桟28の長さは、前者の場合の袖壁高さと同一になるように形成しておくと良い。このようにしておけば、より大きな袖壁高さとなる後者の場合にも対応することができる。これに関しては、図6および図7を参照して後に詳述する。
特に図4を参照して、袖壁下地体21を構成する各部材について説明する。これら各部材は、袖壁高さおよび床材1の厚さに対応する形状および寸法を有するものとして工場で作製され加工される。
上側横桟22は、左右に長い長尺平板状部材として形成され、その左右端部には、外方に突出する凸部221が形成され、その両面側に切欠部222,223が形成されている。凸部221の突出長さ(切欠部222,223の切欠長さ)は縦桟25,26の幅寸法と略同一である。符号224,225は凸部221の側面、符号226,227は切欠部222,223の側面である。
下側横桟23は、左右に長い長尺棒状部材として形成され、その左右端部の上面側に切欠部231が形成されると共に、幅方向略中央の上面側に嵌合凹部232が形成される。切欠部231の切欠長さは縦桟25,26の幅寸法と略同一であり、切欠部231を除く下側横桟23の長さは、凸部221を除く上側横桟22の長さと略同一である。
中間横桟24は、左右に長い長尺平板状部材として形成され、その幅方向略中央の下面側に嵌合凹部241が形成される。中間横桟24の長さは、切欠部231を除く下側横桟23の長さおよび凸部221を除く上側横桟22の長さより若干大きく形成される。
方立側縦桟25および反方立側縦桟26は、同一形状および寸法を有して上下に長い長尺棒状材として形成され、その上端近くにおいて、組立体29として組み立てられた状態において内側となる側面に嵌合凹部251,261が形成されている。これら縦枠25,26の長さは、梁13に固定した上側横桟22の左右端部の切欠部223と、床材1または床下地2に固定した下側横桟23の左右端部の切欠部231との間に密接して納まる寸法とされている。
中間縦桟27は、上下に長い長尺棒状材として形成される。中間縦桟27は、その上端が中間横桟24の嵌合凹部241に嵌合されると共にその下端が下側横桟24の嵌合凹部232に嵌合されることにより取り付けられるものであるので、その長さは縦桟25,26より短い。中間縦桟27には嵌合凹部や凸部、切欠部などは形成されず、所定長さを有する単なる棒材である。
柱側縦桟28は、他の縦桟25,26,27に比べると幅広の、上下に長い長尺平板状部材として形成される。前述したように、柱側縦桟28は、床材1を敷設した後に袖壁を施工する場合の袖壁高さ(梁13の下面から床面まで)と略同一に形成されることが好ましい。柱側縦桟28には嵌合凹部や凸部、切欠部などは形成されず、所定長さを有する単なる長尺平板状部材である。
左右縦桟25,26、中間横桟24および下側横桟23の嵌合凹部251,261,241,232は、いずれも、部材の表裏面に貫通する断面方形状を有する。対向位置にある嵌合凹部251,261に中間縦桟24の左右端部を挿入・嵌合して固定すると共に、対向位置にある嵌合凹部242,232に中間縦桟27の上下端部を挿入・嵌合して部材同士を固定するが、これら嵌合凹部がいずれも表裏に貫通するものとして形成されているので、片面側に貼着した石膏ボード(内側石膏ボード3)を基準として、中間横桟24および中間縦桟27の位置決めを容易に行うことができる。すなわち、左右縦桟25,26および下側横桟23を接合して組み立てた後にその内側に内側石膏ボード3を貼着しておけば、その後、左右縦桟25,26の嵌合凹部251,261に中間横桟24の左右端部を嵌合させる作業、さらに、この中間横桟24の嵌合凹部241と下側横桟23の嵌合凹部232に中間縦桟27の上下端部を嵌合させる作業を、いずれも内側石膏ボード3に押し付けながら行うことができるので、正確な位置決めが容易である。
さらに、中間横桟24の左右端部は、嵌合凹部251,261に嵌合されて上下左右方向の移動を規制されると共に、内側石膏ボード3に押し付けられて前後方向の移動も規制されるので、中間横桟24と左右縦桟25,26および中間縦桟27との間の固定に際してビスを打ち込んでも中間横桟24がずれることがなく、ビス固定が容易である。これらにより、袖壁施工を短時間で行うことができる。
これら各部材を一セットとして現場に供給され、現場で組み合わせて組立体29を作製する(図5)。既述したように、組立体29は、上下横桟22,23、左右縦枠25,26、中間横桟24および中間縦枠27を組み付けて形成され、柱側縦桟28は組立体29とは別体として単独で用いられる。
上側横桟22は梁13の下面にビス固定される。下側横桟23は、左右両端の切欠部231,231および幅方向略中央の嵌合凹部232が上向きになるような位置関係で、床材1または床下地2の表面にビス固定される。
方立側縦桟25および半方立側縦桟26は、上記のように固定された上側横桟22および下側横桟23に対してビス固定されることにより、これら上側横桟22と下側横桟23との間に架設されて四方枠を形成する。より詳しくは、方立側縦桟25は、その上端面252が上側横桟22の凸部側面224(言い換えれば切欠部223の上面)に当接すると共にその上端近傍内側面253が切欠部223の側面226に当接した状態で切欠部223に嵌合されると共に、その下端面254および下端近傍内側面255がそれぞれ下側横桟23の切欠部231の底面233および側面234に当接した状態で切欠部231に嵌合されて、それぞれビス固定される。反方立側縦桟26も同様である。このように、方立側縦桟25および反方立側縦桟26は、いずれも、上下端面252,262および上下端近傍側面253,263が凸部側面224,233および側面226,234に当接していて、上下および左右一方側が位置決めされているので、左右他方側を押さえることでずれを生じさせることなく確実且つ容易にビス固定を行うことができる。方立側縦桟25と反方立側縦桟26とは同一形状・寸法を有するが、嵌合凹部251,261を内向きにしてこれらが互いに対向するような位置関係で固定される。
中間横桟24は、上記のように固定された方立側縦桟25および反方立側縦桟26に対してビス固定されることにより、これら方立側縦桟25と反方立側縦桟26との間に架設される。より詳しくは、中間横桟24は、その左右端部を、方立側縦桟25および反方立側縦桟26の嵌合凹部251,261に嵌合させた状態で、それぞれビス固定される。左右端部が嵌合凹部251,261に嵌合されることにより、中間横桟24の両端が上下左右に位置決めされてずれることがないので、方立側縦桟25および反方立側縦桟26に対するビス固定を確実且つ容易に行うことができる。中間横桟24は、嵌合凹部241が下向きになるような位置関係で固定される。
中間縦桟27は、上記のように固定された中間横桟24および下側横桟23に対してビス固定されることにより、組立体29を形成する。より詳しくは、中間縦桟27は、その上下端部を中間横桟24および下側横桟23の嵌合凹部241,232に嵌合させた状態で、それぞれビス固定される。上下端部が嵌合凹部241,232に嵌合されることにより、中間縦桟27の両端が上下左右に位置決めされてずれることがないので、中間横桟24および下側横桟23に対するビス固定を確実且つ容易に行うことができる。
既述したように、袖壁施工は、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合と、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合とがあり、それによって袖壁の高さが異なる。これについて、図6および図7を参照してより詳細に説明する。
図6(a)および図7(a)は、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工したときの施工状態を示す。この場合の袖壁は、床材1と梁13の間に施工されるので、床材1表面から梁13下面までの袖壁高さH1を有する。したがって、この場合に用いられる袖壁下地体21の高さも同一寸法H1に形成される。
一実施例において、上側横桟22の左右両端に形成される切欠部222,223の高さ寸法Ha,Hbは、床材1の厚さT1が12mmである場合、Ha=12mm,Hb=24mmに設定される。すなわち、切欠部222の高さHaと切欠部223の高さHbの差は、床材1の厚さT1と同一である。このような寸法を有するものとして形成される上側横桟22は、上下を反転させて用いることにより、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合にも兼用することができる。
すなわち、この場合の施工状態が図6(b)および図7(b)に示されており、袖壁は床下地2と梁13の間に施工されるので、床材1表面から梁13下面までの袖壁高さH2を有するものとなり、図6(a)および図7(a)の場合の袖壁高さH1より床材厚さT1分だけ大きな寸法を有することになる(H2=H1+T1)が、前述のように切欠部222,223の高さ寸法差(Hb−Hc)が床材厚さT1と同一であるので、上側横桟22を上限反転させることにより、縦桟25,26の上端面が当接する凸部側面225の高さを床材厚さT1だけ低くして、袖壁高さの増加分(H2−H1=T1)を相殺することができる。このようにして、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合も、縦桟25,26の上端部を凸部側面225および切欠部側面227に当接させた状態で位置決めしながら、容易にビス固定することができる。
したがって、この実施例によれば、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合と、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合とで異なる袖壁高さとなることに対して、上下反転可能な上側横桟22を用いることにより、いずれの場合にも、縦桟25,26の上端面252,262を上側横桟22の凸部側面224または225に当接させると共に、それらの上端近傍内側面253,263を切欠部側面226または227に当接させて、縦桟25,26を上側横桟22に強固に固定することができる効果が得られる。袖壁下地体21は現場で組み立てられるので、床材施工と袖壁施工の先後に応じて、上側横桟22の向きを決定して袖壁下地体21を作製すれば良い。
また、構造体(柱11,12)に上下左右の桟22,23,25,28が連結され、石膏ボード3の四周縁部が袖壁下地体21に固定されるので、袖壁下地体21が外力に対して変形しにくくなり、袖壁下地体21に貼られている石膏ボード3も変形や破損しにくいものとなる。
なお、切欠部222,223の高さ寸法Ha,Hbと床材1の厚さT1について具体的な寸法例を示したが、これは限定的なものではなく、一般式Hb−Ha=T1またはHa−Hb=T1が成り立つような寸法を選定すれば良い。
この実施例における下側横桟23は、上面側にのみ切欠部231が設けられており、上側横桟22のように上下反転して使用することを想定していない。下側横桟23の切欠部231は、既述したように、縦桟25,26の位置決めおよびビス固定を容易にするために設けられている。
図8を参照して本発明の実施例2について説明する。実施例2における袖壁下地体21は、実施例1における袖壁下地体21と略同様の構成を有するが、下側横桟23の構成・形状が異なっており、2種類の厚さの床材1に対応できるように、上下反転使用が可能な構成・形状を有するものとされている。すなわち、この下側横桟23は、左右に長い長尺平板状部材として形成され、その左右端部には、外方に突出する凸部235が形成され、その上下に切欠部236,237が形成されている。凸部235の突出長さ(切欠部236,237の切欠長さ)は縦桟25,26の幅寸法と略同一である。符号235a,235bは凸部235の側面、符号238,239は切欠部236,237の側面である。
一実施例において、この下側横桟23の左右両端に形成される切欠部236,237の高さ寸法Hc,Hdは、Hc=24mm,Hd=18mmと異なる寸法に設定されているので、上下を反転させて用いることにより、厚さの異なる床材1に対応させて兼用することができる。また、上側横桟23は実施例1と同様の構成・形状を有するので、実施例1について既述したと同様に、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合と、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合とで異なる袖壁高さになっても、上側横桟22を上下反転して用いることで対応させて兼用することができる。
図8は、厚さT1=12mmの床材1を用いて、この床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合(図8(a))と、この床材1を床下地2に張る前に床下地上2に袖壁を施工する場合(図8(b))の各施工状態を示し、図9は、厚さT2=6mmの床材1を用いて、この床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合(図9(a))と、この床材1を床下地2に張る前に床下地上2に袖壁を施工する場合(図9(b))の各施工状態を示す。
より詳しく説明すると、厚さT1=12mmの床材1を用いる図8(a)および図8(b)の場合は、いずれも、下側横桟23が切欠部236を上側、切欠部237を下側にして配置されており、上側横桟22については、図8(a)では実施例1の図7(a)と同様に切欠部222を上側、切欠部223を下側にして梁13の下面に固定され、図8(b)では、図8(a)とは上下反転させた状態、すなわち実施例1の図7(b)と同様に切欠部223を上側、切欠部222を下側にして梁13の下面に固定されている。
また、厚さT2=6mmの床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合(図9(a))は、上側横桟22については、図8(a)と同様に切欠部222を上側、切欠部223を下側にして梁13の下面に固定され、下側横桟23については、図8(a),(b)とは上下反転させた状態、すなわち切欠部237を上側、切欠部236を下側にして床材1上に固定される。一方、同じ厚さT2=6mmの床材1を床下地2に張る前に床下地上2に袖壁を施工する場合(図9(b))は、図9(a)の場合とは上側横桟22と下側横桟23をいずれも上下反転させた状態、すなわち上側横桟22については切欠部223を上側、切欠部222を下側にして梁13の下面に固定され、下側横桟23については切欠部236を上側、切欠部237を下側にして床下地2上に固定される。
このようにすることにより、同じ長さの縦桟25,26,27を用いながら、実施例1において既述したように、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合(図8(a),図9(a))と、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合(図8(b),図9(b))とで異なる袖壁高さH3,H4(H4=H3+T1);H5,H6(H6=H4=H5+T2)となることに対応させることができると共に、2種類の厚さ(T1,T2)の床材1に対応させることができる利点がある。
なお、上側横桟22の切欠部222,223の高さ寸法Ha,Hb、下側横桟23の切欠部236,237の高さ寸法Hc,Hd、および床材1の厚さT1,T2について具体的な寸法例を示したが、これは限定的なものではなく、一般式(1)Hb−Ha=T1またはHa−Hb=T1、および(2)Hc−HdまたはHd−Hc=T2が成り立つような寸法を選定すれば良い。
図10を参照して本発明の実施例3について説明する。実施例3における袖壁下地体21は、実施例1における袖壁下地体21と略同様の構成を有するが、上側横桟22および下側横桟23の構成・形状が異なっている。
すなわち、この実施例で用いる上側横桟22は、左右に長い長尺平板状部材として形成され、その左右端部において一面側が切り欠かれて切欠部228が形成され、その他面側が凸部229とされている。凸部229の突出長さ(切欠部228の切欠長さ)は縦桟25,26の幅寸法と略同一である。符号228aは切欠部228の側面、符号229aは凸部229の側面である。
一方、この実施例で用いる下側横桟23は、左右に長い長尺棒状部材として形成される。この下側横桟23には嵌合凹部や凸部、切欠部などは形成されず、上側横桟22の両端の凸部229,229を含めた長さと略同一の長さ寸法を有する単なる棒材である
一実施例において、この上側横桟22の左右両端の一面側のみに高さ寸法He=12mmの切欠部228が形成されているので、上下を反転させて用いることにより、実施例1について既述したと同様に、床材1を床下地2に張った後に床材1上に袖壁を施工する場合と、床材1を床下地2に張る前に床下地2上に袖壁を施工する場合とで異なる袖壁高さになっても、上側横桟22を上下反転して用いることで対応させて兼用することができる。
なお、切欠部228の高さ寸法Heと床材1の厚さT1について具体的な寸法例を示したが、これは限定的なものではなく、一般式He=T1が成り立つような寸法を選定すれば良い。
この実施例では、図11および図12を参照して、本発明による第一の袖壁施工方法について説明する。この施工方法は、既述実施例1ないし3に共通である。この実施例で説明する第一の袖壁施工方法は、内側石膏ボード3を所定位置に設置した後に、その設置位置に合わせて袖壁下地体を組み付けて、袖壁を施工する。
図11(a)を参照して、まず、上枠15と縦枠16,17を構造体(柱11,12および梁13)からなる開口部に固定し、方立19の取付位置(内側石膏ボード3の設置位置)の墨出しを行う。上枠15には、袖壁が設置される部分が切り欠かれている(切欠部151)。
図11(b)を参照して、石膏ボードを袖壁の寸法に併せてカットし、カットした石膏ボードを内側石膏ボード3として、上記墨出し位置に合わせて所定位置(上枠15の切欠部151に収まる位置)に設置し、その上から、柱側縦桟28を柱12にビス30で固定する。さらに、この固定された柱側縦桟28に対して、上記のように設置した内側石膏ボード3を背面側からビス(図示せず)で仮固定する。
図11(c)を参照して、上側横桟22を梁13にビス31で固定する。このとき、上側横桟22と梁13の間に飼木(図示せず)を挟んで固定すると良い。一方、下側横桟23を床下地2にビス32で固定する。このとき、既述したように、床材1の厚さ(実施例におけるT1=12mmまたはT2=6mm)と、床材1と袖壁の施工順(床材1を張った後に袖壁を施工するか、あるいは、袖壁を施工した後に床材1を施工するか)によって異なる袖壁高さに対応するように、上側横桟22および/または下側横桟23の上下方向を決定して配置し、ビス固定する。
図11(d−1)を参照して、方立側縦桟25および反方立側縦桟26をそれぞれ上側横桟22と下側横桟23にビス33,34で固定する。次いで、中間横桟24を、その左右端部を縦桟25,26の対向面に形成されている嵌合凹部251,261に嵌合してビス35で固定する。次いで、中間縦桟27を、その上下端部を下側横桟23および中間横桟24の対向面に形成されている嵌合凹部232,241に嵌合してビス36で固定する。これにより、図5に例示されるような組立体29が得られ、これとは離れて柱12に固定されている柱側縦桟28と共に、袖壁下地体21が設置される。
図11(d−2)は、反方立側縦桟26を柱側縦桟28に当接させて袖壁下地体21を形成する場合(袖壁下地体21が対応できる最小幅の袖壁の場合)を示す。この場合は、反方立側縦桟26を柱側縦桟28にビス37で固定して、袖壁下地体21が設置される。
図12(e)を参照して、既に設置されている内側石膏ボード3を、図11(d−1)または図11(d−2)で設置された袖壁下地体21にビス(図示せず)で固定し、さらに、外側石膏ボード4を袖壁下地体21にビス38で固定する。石膏ボード3,4を袖壁下地体21に固定する際のビスのピッチは、たとえば、外周部において200mm、内周部において300mmとする。
図12(f)を参照して、最後に方立19を袖壁下地体21(方立側縦桟25)にビス39で固定して、袖壁の施工を完了する。
この実施例では、図13および図14を参照して、本発明による第二の袖壁施工方法について説明する。この施工方法は、既述実施例1ないし3に共通である。この実施例で説明する第二の袖壁施工方法は、組立体29を形成し、組立体29に内側石膏ボード3を張ったものを、梁13、床下地1または床材2、と床下地1、および縦桟17に設置し、最後に外側石膏ボード4を設置する。
図13(a)を参照して、まず、上枠15と縦枠16,17を構造体(柱11,12および梁13)からなる開口部に固定し、方立19の取付位置(内側石膏ボード3の設置位置)の墨出しを行う。上枠15には、袖壁が設置される部分が切り欠かれている(切欠部151)。
次いで、袖壁下地体21を組み合わせる。すなわち、既述したようにして、上側横桟22と下側横桟23に方立側縦桟25および反方立側縦桟26をビス33,34で固定し、方立側縦桟25と反方立側縦桟26の間に中間横桟24をビス35で固定し、さらに下側横桟23と中間横桟24の間に中間縦桟27をビス36で固定して、組立体29を得る。この組立体29とは独立して柱側縦桟28が配置される場合(図13(b−1))は、反方立側縦桟26から所定距離だけ柱側縦桟28を離して配置した状態で、その寸法に合わせてカットした内側石膏ボード3をビス固定(または仮固定)する。組立体29の反方立側縦桟26を柱側縦桟28に当接させて袖壁下地体21を形成する場合(図13(b−2)、袖壁下地体21が対応できる最小幅の袖壁の場合)は、反方立側縦桟26を柱側縦桟28にビス固定し、これらを覆うようにカットした内側石膏ボード3をビス固定(または仮固定)する。
図13(c)を参照して、上記のようにして袖壁下地体21と一体化された内側石膏ボード3を墨出し位置に合わせて所定位置(上枠15の切欠部151に収まる位置)に設置する。そして、上側横桟22を梁13に、下側横桟23を床材1または床下地2に、柱側縦桟28を柱12に、それぞれビス31,32,30で固定することにより、袖壁下地体21を構造体(柱11,12および梁13)に固定する。図13(c)は図13(b−1)の場合を示すが、図13(b−2)の場合も同様である。
図14(d)を参照して、図13(b−1)または図13(d−2)で設置された袖壁下地体21に外側石膏ボード4をビス固定する。内側石膏ボード3が仮固定されている場合は、内側石膏ボード3も袖壁下地体21にビス固定する。石膏ボード3,4を袖壁下地体21に固定する際のビスのピッチは、たとえば、外周部において200mm、内周部において300mmとする。
図14(e)を参照して、最後に方立19を袖壁下地体21(方立側縦桟25)にビス(図示せず)で固定して、袖壁の施工を完了する。
1 床材
2 床下地
3 内側石膏ボード(下地パネル)
4 外側石膏ボード(下地パネル)
10 引戸構造
11 柱(構造体)
12 柱(構造体)
13 梁(構造体)
14 開口部
15 上枠
151 切欠部
16 縦枠
17 縦枠(半縦枠)
18 引戸
19 方立
20 袖壁
21 袖壁下地体
22 上側横桟
221 凸部
222 切欠部
223 切欠部
224,225 凸部側面
226,227 切欠部側面
228 切欠部
229 凸部
23 下側横桟
231 切欠部
232 嵌合凹部
233 切欠部の底面
234 切欠部の側面
235 凸部
235a,235b 凸部側面
236 切欠部
237 切欠部
24 中間横桟
241 嵌合凹部
25 方立側縦桟
251 嵌合凹部
252 上端面
253 上端近傍内側面
254 下端面
255 下端近傍内側面
26 反方立側縦桟
261 嵌合凹部
262 上端面
263 上端近傍内側面
264 下端面
265 下端近傍内側面
27 中間縦桟
28 柱側縦桟
29 組立体
30〜39 ビス

Claims (3)

  1. 柱と方立の間に袖壁を形成するための袖壁下地体であって、少なくとも、上側横桟、下側横桟、方立側縦桟および反方立側縦桟からなり、上側横桟および下側横桟の少なくともいずれか一方の横桟の長手方向両端に該横桟の高さ方向中心からずれた位置に凸部が形成され、その上下に高さの異なる切欠部が形成され、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面が該凸部の側面に当接した状態で組み立てられることを特徴とする袖壁下地体。
  2. 請求項1記載の袖壁下地体を用いた袖壁の固定構造であって、上側横桟が構造体に固定されると共に、下側横桟が床下地または床材と床下地に固定され、これら上側横桟および下側横桟の間に、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面が横桟の長手方向端部の凸部の側面に当接した状態で方立側縦桟および反方立側縦桟が固定されることを特徴とする、袖壁の固定構造。
  3. 請求項1記載の袖壁下地体を用いた袖壁の施工方法であって、袖壁下地体を施工すべき箇所に内側下地パネルを貼着し、この内側下地パネルに当接させながら上側横桟を構造体に固定すると共に下側横桟を床下地または床材と床下地に固定し、これら上側横桟および下側横桟の間に、方立側縦桟および反方立側縦桟の長手方向端部の先端面を横桟の長手方向端部の凸部の側面に当接させた状態にして方立側縦桟および反方立側縦桟を固定することにより袖壁下地体を施工し、該袖壁下地体の外側面に外側下地パネルを貼着することを特徴とする、袖壁の施工方法。
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