JP6183741B2 - 座席用ヘッドレスト - Google Patents
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Description
従来、長距離バスに乗車した人が仮眠を取りやすくするために、座席の背凭れに取り付けて使用するヘッドレストが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献3のヘッドレストでは、着座部用クッションと、背凭れ用クッションと、ヘッドレスト用クッションを備えており、各クッションが低反発部材によって形成されているので、上述した寝具等に低反発部材のクッションを使用した場合と同様の効果を奏するという利点がある。しかも、特許文献3のヘッドレストは、既存の座席の座部および背凭れに被せるようにして取付けるためのカバー部材を備えているので、ベルト等によって固定する場合に比べてしっかりと座席に固定することができるという利点がある。
また、特許文献1および3のヘッドレストでは、使用者が無理に寝返りをすれば、頭部がヘッドレストからずり落ちてしまうといった問題が生じる。さらに、特許文献1のヘッドレストでは、固定用のベルトが緩んだりした場合、充填材を収容したカバー部材自体が外れる可能性があるといった問題も生じる。
さらにまた、特許文献3のヘッドレストは、かかるヘッドレストを座席に取付ける際には、カバー部材によって座席全体を覆うようにして取り付けなければならないので、取付作業が煩雑となり、しかも座席のデザイン等を隠してしまう等の問題も生じる。
第2発明の座席用ヘッドレストは、第1発明において、前記本体部は、
前記クッション部材と、該クッション部材を収容し得る収容部材を備えていることを特徴とする。
第3発明の座席用ヘッドレストは、第1または第2発明において、前記クッション部材が、低反発弾性機能を有する素材で形成された低反発部材であることを特徴とする。
第4発明の座席用ヘッドレストは、第3発明において、前記クッション部材において、前記ベース部材となる部分が、前記低反発部材と、該低反発部材よりもやや高い弾性機能を有する素材で形成された高反発部材と、が積層するように形成されており、前記高反発部材が前記低反発部材の背面に位置するように配設されていることを特徴とする。
第5発明の座席用ヘッドレストは、第3または第4発明において、前記低反発部材は、その反発弾性率が10%以下であり、前記高反発部材は、その反発弾性率が25%以上であることを特徴とする。
なお、反発弾性率は、JIS K 6400の方法またはJIS K 6400に準拠した方法に基いて測定した値である。
第6発明の座席用ヘッドレストは、第4または第5発明において、前記ベース部材は、前記低反発部材の厚さが20mm〜40mmであり、前記高反発部材の厚さが5mm〜20mmであることを特徴とする。
第7発明の座席用ヘッドレストは、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明において、前記一対の側壁部材は、その厚さが30mm〜60mmであることを特徴とする。
第2発明によれば、本体部の収容部材とクッション部材が分離されているので、収容部材だけを取り替えれば、常に清潔な状態を維持することができる。また、クッション部材も取り替えることができるので、使用者の体型等に合った本体部を座席に取りつけることができる。つまり、本体部の頭部収容溝に使用者の頭部が常に位置するように本体部をとりつけることができるのである。
第3発明によれば、クッション部材が低反発部材によって形成されているので、使用状態では、クッション部材を頭部を包み込むようにフィットさせることができる。すると、頭部にフィットした作用面によって、頭部の荷重を均一に分散させ、局部的な圧力を低減できるので、使用者の快適な睡眠をより長時間に渡って確保することができる。
第4発明によれば、ベース部材が背面から高反発部材と低反発部材の順に積層して形成されているので、表面の低反発部材が沈みながら頭部の荷重を均一に分散させる。そして、低反発部材の沈み込みを、低反発部材の背面に位置する高反発部材の反発力によって支持するので、ベース部材における頭部の極端な沈み込みを防止することができる。すると、使用状態では、使用者の睡眠姿勢を適切な状態となるように維持することができる。
第5発明によれば、低反発部材および高反発部材が所定の範囲の反発弾性率となるように形成されているので、使用状態では、ベース部材における頭部の極端な沈み込みを確実に防止できる。また、寝返りをしたときに頭部が動いて側壁部材に接触した場合でも、かかる衝撃を確実に分散吸収できるから、使用者の睡眠が覚醒されたりするのを防止できる。
第6発明によれば、ベース部材の低反発部材と高反発部材の厚さが所定の厚さとなるように形成されているので、使用状態では、使用者の頭部を適切な睡眠姿勢を長時間に渡って維持することができる。また、非睡眠時においても、使用者に対してより快適な着座姿勢を付与することができる。
第7発明によれば、一対の側壁部材の厚さが所定の厚さとなるように形成しているので、使用状態では、頭部が本体部の外方にずり落ちるのを確実に防止することができる。
本発明の座席用ヘッドレストは、座席の背凭れ上部に取り付けて使用されるヘッドレストであって、使用状態では、使用者の頭部が動いても本発明の座席用ヘッドレストから頭部がずり落ちるのを防止しつつ、寝返りした場合でも、頭部の動きに本発明の座席用ヘッドレストが干渉するのを防止することができるようにしたことに特徴を有している。
また、本発明の座席用ヘッドレストを取付ける座席における背凭れ上部とは、人が座席に着座したときに頭部を含む胸部上方が接する部分のことをいい、背凭れ上部だけでなく、その上方に設けられた既存のヘッドレストも含んだ概念である。
まず、本実施形態の座席用ヘッドレストの詳細を説明する前に、本実施形態の座席用ヘッドレストの概略を説明する。
図1に示すように、取付部20は、その下端部に開口20eを有する中空な収容空間20hを内部に備えた袋状の部材である。具体的には、取付部20は、座席用ヘッドレスト1を取付けるための座席の背凭れ上部の形状と正面視略相似形であって、その大きさが背凭れ上部と略同一または若干大きくなるように形成されている。言い換えれば、収容空間20h内に座席の背凭れ上部を収容でき、かつ、ある程度座席背凭れ上部と密着する程度の大きさとなるように、取付部20は形成されている。例えば、背凭れ上部が略台形の場合、取付部20は、その形状が略台形であって、背凭れ上部よりも若干大きくなるように形成されている。
図2および図3に示すように、本体部2は、クッション部材10と、このクッション部材10を内部に収容した収容部材3とから構成されている。
クッション部材10は、ベース部材11と、このベース部材の表面11sから突出するように設けられた一対の矩形状の側壁部材14、15とを備えている。
以下では、収容部材3にクッション部材10を収容した状態の本体部2について説明する。
図2および図3に示すように、ベース部材11は、略板状の部材である。具体的には、ベース部材11は、座席用ヘッドレスト1を取付けるための座席の背凭れ上部の形状と正面視略相似形であって、その大きさが背凭れ上部と略同一またはやや小さくなるように形成されている。例えば、背凭れ上部が略台形の場合、ベース部材11は、その形状が略台形であって、背凭れ上部と略同一の大きさに形成されている。
図2または図3に示すように、一対の矩形状の側壁部材14、15は、互いに離間するように設けられている。具体的には、一対の矩形状の側壁部材14、15は、ベース部材の略中心線(図2では上下方向の中心線)に対して略対向して、その長手方向の軸がこの中心線と略平行になるように配設されている。つまり、図2または図3(B)に示すように、一対の側壁部材14、15は、両者間にベース部材の上下端部(図2または図3(B)では上下方向)を連通する溝10hが形成されるようにベース部材11の表面11sに配設されているのである。
この溝10hは、後述するように座席用ヘッドレスト1を座席の背凭れ上部に取り付けて使用する状態において、使用者の頭部を収容するための領域に相当する部分である。以下では、溝10hを、単に頭部収容溝10hという。なお、頭部収容溝10hは、その幅が頭部の横幅よりも大きくなるように形成されているが、その理由は後述する。
図4〜図6に示すように、背凭れSBは、その上部形状が略台形に形成されている。
上述したように、座席用ヘッドレスト1の取付部20は、背凭れSB上部と正面視略相似形であって、その大きさが背凭れSB上部と略同一または若干大きくなるように形成されている。そして、取付部20の下端部には、背凭れSB上部を挿入するための開口が形成されている。
すると、背凭れSB上部を取付部20の下部開口20eから挿入して、背凭れSB上部の上端が取付部20の収容空間20hの内底面に略接するまで挿入すれば、座席用ヘッドレスト1を背凭れSBに取付けることができる。つまり、取付部20の下部開口20eから背凭れSB上部を収容空間20h内に挿入するだけで、座席用ヘッドレスト1を座席Cに取付けることができるので、座席用ヘッドレスト1を座席Cに取付ける取付作業を容易かつ迅速に行うことができる。
しかも、頭部収容溝10hの両端部には、ベース部材11の表面11Sから突出した一対の側壁部材14、15が頭部の軸方向と略平行に配設されているので、図6(B)に示すように、側面視において、使用者の頭部の後頭部側約半分を頭部収容溝10h内に収容することができる。すると、使用状態(例えば、使用者が睡眠状態にある場合)では、使用者の頭部が動いた場合、一対の側壁部材14、15を壁のように機能させることができるので、両部材によって頭部の動きを頭部収容溝10h内に維持することができる。つまり、使用状態では、一対の側壁部材14、15によって使用者の頭部が頭部収容溝10hから外方に移動するのを防止できる。したがって、無意識下で使用者の頭部が動いた場合であっても、頭部が本体部2の外方にずり落ちるのを防止することができるのである。
したがって、使用状態では、使用者が寝返りをした場合であっても、使用者が一対の側壁部材14、15に干渉されて睡眠から覚醒するようなことを防止できるので、長距離バスの座席に座席用ヘッドレスト1を取り付けた場合であっても使用者は長時間の安定した睡眠を確保することができる。
図1に示すように、収容部材3は、収容空間3h内にクッション部材10を収容することができるものであれば、その形状、大きさは、とくに限定されない。例えば、収容部材3は、クッション部材10と正面視略相似形であって、クッション部材10の大きさと略同一または若干大きくなるように形成することができる。とくに、収容部材3は、取付部20に対して着脱可能に連結されているのが好ましい。この場合、外部と接触する収容部材3だけを取り替えることができるので、常に清潔な状態を維持することができる。しかも、収容部材3は、クッション部材10に比べてかさ張らないので、常に清潔な状態の収容部材3を常備しておくことができる。
つぎに、クッション部材10の各部について、詳細に説明する。
まず、クッション部材10の各部の構造について説明する前に、クッション部材10を形成する部材の素材について、以下説明する。
とくに、クッション部材は、その素材が低反発弾性機能を有する低反発部材によって形成されているのが好ましい。つまり、クッション部材10は、低反発弾性機能を有する低反発部材によって、ベース部材11と、一対の矩形状の側壁部材14、15がそれぞれ形成されているのである。
この場合、使用状態では、頭部収容溝10hが低反発部材で形成されているので、頭部収容溝10h内に位置する頭部を、頭部周辺のベース部材11によって包み込むようにフィットさせることができる。すると、この頭部にフィットさせた作用面によって、頭部からの作用面に対して加えられた荷重を均一に分散させることができる。しかも、頭部を頭部収容溝10h内底面に押し当てた状態において、頭部収容溝10h内底面からの反発力が小さく、かつ加えた荷重を均一に分散できるので、頭部への局部的な圧力を低減することができる。したがって、使用状態では、使用者の快適な睡眠をより長時間に渡って確保することができる。
なお、低反発部材の反発弾性率が8%以下の場合のその硬度(25%硬度)は、30N〜70Nのものが好ましい。
ベース部材11は、その背面から高反発部材13と低反発部材12の順に積層して形成されているので、使用状態では、ベース部材11の表面(つまり低反発部材12の表面)が沈みながら頭部の荷重を均一に分散させる。そして、低反発部材12の沈み込みを、低反発部材12の背面に配設した高反発部材13の反発力によって支持する。すると、ベース部材11の表面、言い換えれば、低反発部材12のうち、一対の側壁部材14、15間に形成された頭部収容溝10h内底面における頭部の極端な沈み込みを防止することができる。したがって、使用状態では、使用者の睡眠姿勢を適切な状態となるように維持することができる。
なお、高反発部材の反発弾性率が35%以上の場合の硬度(25%硬度)は、70N〜150Nのものが好ましく、70〜120Nのものがより好ましい。
この発泡樹脂として、例えば、ポリウレタンを基本骨格とする軟質ウレタンフォームを採用することができる。この軟質ウレタンフォームは、密度や硬さなどの一般物性を用途に合わせて適宜調整し製造することが可能である。具体的には、発泡樹脂の原料としてポリウレタンをコンベア上に流して発泡させれば、ブロック状の発泡体を形成する。この発泡体を所定のサイズに裁断すれば所望の低反発部材を得ることができる。また、このような軟質ウレタンフォームは、様々な形状および物性を備えたものが市販されているので、経済性にも優れている。
また、非睡眠時においても、使用者に対してより快適な着座姿勢を付与することができる。
ベース部材11は、上述したように、座席用ヘッドレスト1を取付けるための座席の背凭れ上部の形状と正面視略相似形であって、その大きさが背凭れ上部と略同一またはやや小さくなるように形成されている。
例えば、背凭れSB上部の形状が正面視略台形であって、背凭れSBの長手方向の長さ(つまり基端から先端までの長さ)が約700mm、横幅が約550mmの場合、ベース部材11は、背凭れSB上部と正面視略相似形の略台形であって、その上下方向の長さH1(図2では上下方向)が約380mm、上端の長さが約360mm、下端の長さ(図2ではW1+W2+W3に相当)が約550mmとなるように形成することができる。この場合、使用者が一般の大人であれば、使用状態では、確実に頭部がクッション部材10のベース部材11上面に位置させることができる(図6参照)。
図2および図6に示すように、一対の側壁部材14、15は、上述したように、矩形状の部材であって、互いに離間し、かつ、両者間の内面間距離W1が使用者の頭部の横幅HWよりも広くなるようにベース部材1の表面11sに配設されている。
一対の側壁部材14、15は、上記のごとき内面間距離W1(つまり横幅)を有する頭部収容溝10hを両者間に形成することができれば、その形状はとくに限定されない。
例えば、図2に示すように、一対の側壁部材14、15は、正面視略台形であって、それぞれの内面14c、15cが略平行になるように形成することができる。この場合、使用状態では、一対の側壁部材14、15の内面14c、15cが背凭れSBの長手方向の軸と略平行になるので、頭部収容溝10hにおいて、使用者の頭部が上下に移動しても、頭部が頭部収容溝10hの外方にでていくのを確実に防止できる。
さらに、図2に示すように、一対の側壁部材14、15の下端の長さW2、W3を調整すれば、使用状態における頭部の強い衝撃に対しても確実に抗することができる。
一般的に、使用者の座高は、その高さが使用者によって変動するので、使用状態では、背凭れにおける使用者の肩の位置も上下する。しかし、一対の側壁部材14、15の下端面が上傾斜するように形成されているので、使用者の肩の位置が上下に変動しても、一対の側壁部材14、15の下端部を使用者の肩に違和感なくフィットさせることができる。また、一対の側壁部材14、15の下端部にあたり角がない状態となるので、使用状態において、使用者の頭部が移動した場合でも、一対の側壁部材14、15の下端部が使用者の顎などの頭部下端に干渉するのを防止できる。すると、使用状態では、使用者が寝返りをした場合であっても、使用者が一対の側壁部材14、15に干渉されて睡眠から覚醒するようなことをより防止できる。
例えば、一対の側壁部材14、15の内面14c、15cが、下方に向かって離間するように配設してもよい。具体的には、一対の側壁部材14、15の内面14c、15cが、ハ字状になるように一対の側壁部材14、15をベース部材11の上面に配設する。この場合、使用状態では、内面14c、15cと使用者の頭部、より具体的には、顔面の距離が下方に向かって広くなるので、寝返りが行いやすくなるし、圧迫感を減少させることができる。
2 本体部
3 本体部を収容する収容部材
10 クッション部材
10h 頭部収容溝
11 ベース部材
12 低反発部材
13 高反発部材
14 側壁部材
15 側壁部材
20 取付部
20h 取付部の収容空間
20e 取付部の開口
AR アームレスト
C 座席
HW 頭部の幅
SB 背凭れ
SC シートクッション
W1 頭部収容溝の幅
Claims (7)
- 座席の背凭れ上部に取り付けて使用されるヘッドレストであって、
下部に開口を有する収容空間を備え、該収容空間内に前記背凭れ上部を前記下部の開口から挿入し得る袋状の取付部と、該取付部に連結されたクッション部材を有する本体部と、を備えており、
前記本体部は、
前記背凭れに取り付けられた状態において、該背凭れの前面に配置されるベース部材と、
該ベース部材の表面から前方に向かって突出するように設けられた一対の側壁部材と、を備えており、
該一対の側壁部材は、
その長手方向の長さが、前記本体部を前記ヘッドレストに取り付けた状態における前記ベース部材の上下方向の長さよりも短く、かつ該一対の側壁部材の下端が前記ベース部材の下端よりも上方に位置するように形成されており、
該一対の側壁部材間に頭部を収容し得る頭部収容溝が形成され、かつ該頭部収容溝の内面間の距離が、
頭部の幅よりもやや広く、かつ後頭部が前記頭部収容溝に接するように頭部を収容した状態において、顔を正面位置から側方位置に移動した際の頭部の動きに対して該一対の側壁部材が干渉しない距離となるように形成されている
ことを特徴とする座席用ヘッドレスト。 - 前記本体部は、
前記クッション部材と、該クッション部材を収容し得る収容部材を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の座席用ヘッドレスト。 - 前記クッション部材が、
低反発弾性機能を有する素材で形成された低反発部材である
ことを特徴とする請求項1または2記載の座席用ヘッドレスト。 - 前記クッション部材において、前記ベース部材となる部分が、
前記低反発部材と、該低反発部材よりもやや高い弾性機能を有する素材で形成された高反発部材と、が積層するように形成されており、
前記高反発部材が
前記低反発部材の背面に位置するように配設されている
ことを特徴とする請求項3記載の座席用ヘッドレスト。 - 前記低反発部材は、
その反発弾性率が10%以下であり、
前記高反発部材は、
その反発弾性率が25%以上である
ことを特徴とする請求項3または4記載の座席用ヘッドレスト。 - 前記ベース部材は、
前記低反発部材の厚さが20mm〜40mmであり、
前記高反発部材の厚さが5mm〜20mmである
ことを特徴とする請求項4または5記載の座席用ヘッドレスト。 - 前記一対の側壁部材は、
その厚さが30mm〜60mmである
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の座席用ヘッドレスト。
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