JP6180879B2 - 背負式ブロワ - Google Patents

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本発明は、空気を噴出するブロワユニットを背負フレームに搭載した背負式ブロワに関する。
特許文献1には、空気を噴出するブロワユニットを背負フレームに搭載した背負式ブロワが開示されている。この背負式ブロワは、作業者の背中に沿って配置される背板部と、背板部の下端から後方に延びる台座部とを有した背負フレームを備えている。背負フレームの台座部には空気を噴出するブロワユニットが搭載されており、ブロワユニットは前側に吸気開口と側部に外気の噴出ダクトを有したボリュートケースと、ボリュートケース内にて前後方向を軸線回りに回転可能に支持したファンと、ファンを回転させる原動機とを備えている。ボリュートケースの噴出ダクトには地面等に向けて空気を噴出するための送風管が接続されている。
この背負式ブロワにおいては、原動機を駆動させると、ボリュートケースの吸気開口からファンの回転により外気が導入され、導入された外気は噴出ダクトを通って送風管の先端開口から噴出される。
特開2010−150935号公報
特許文献1の背負式ブロワにおいては、ボリュートケースの前側の吸気開口は背負フレームの背板部との間に一定間隔を設けた状態で背板部と対向しており、吸気開口にはボリュートケースと背負フレームの背板部との間を通って外気が導入される。この背負式ブロワでは、重心位置をできるだけ前側にして背負フレームを背負いやすくするとともに、前後方向の奥行き幅を狭くして小型化するために、ブロワユニットを背負フレームの台座部のできるだけ前側に寄せて搭載するのが好ましい。しかし、ボリュートケースの前側の吸気開口を背負フレームの背板部に接近させると、吸気開口に導かれる背板部とボリュートケースと間の吸気経路が狭くなり、吸気開口から十分に外気を導入できなくなるおそれがあった。本発明は、背負式ブロワのブロワユニットを背負フレームの台座部のできるだけ前側に搭載しても、ボリュートケースの吸気開口から十分に外気を導入できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、作業者が背負ったときに背中に沿って配置される背板部と、背板部の下端から後方に延びる台座部とを有した背負フレームと、背負フレームの背板部の後側にて台座部に搭載されて、背板部の後面と対向する前側に外気を吸い込むための吸気開口を有したボリュートケース内にて前後方向を軸線回りに回転可能に支持したファンを原動機により回転させることにより、吸気開口から吸引した空気を噴出するブロワユニットとを備え、背負フレームの背板部に中央部から放射方向に配置した多数の空気取入口を設けるとともに、背板部の後面にブロワユニット側に起立した整流リブを中央部から放射方向に延出させ、空気取入口から取り入れた空気を整流リブにより吸気開口に案内するようにしたことを特徴とする背負式ブロワを提供するものである。
上記のように構成した背負式ブロワは、背負フレームの背板部に中央部から放射方向に配置した多数の空気取入口を設けるとともに、背板部の後面にブロワユニット側に起立した整流リブを中央部から放射方向に延出させ、空気取入口から取り入れた空気を整流リブにより吸気開口に案内するようにしたので、ボリュートケースの吸気開口には背板部の空気取入口から導入されて整流リブにより案内された外気が圧力損失を軽減させた状態で流入するようになり、ブロワユニットと背板部との間の間隔を狭くしても吸気開口から十分に外気を導入することができ、ブロワユニットを台座部の前側に搭載できるようになった。
上記のように構成した背負式ブロワにおいて、空気取入口を放射方向に延びる長孔とするのが好ましく、このようにしたときには、さらに効率よく空気取入口から外気を導入することが可能となった。
本発明の背負式ブロワの一実施形態の斜め後方から見た斜視図である。 ブロワユニットを搭載した背負フレームの左右方向の中心から少し左側の縦方向断面図である。 背負フレームを斜め後方から見た斜視図である。 (a)背負式ブロワの正面図であり、(b)背当てパッドを取り外したときの背負式ブロワの正面図である。
以下、本発明の背負式ブロワの一実施形態を添付図面を参照して説明する。図1に示したように、背負式ブロワ10は、作業者が背負う背負フレーム11に空気を噴出するブロワユニット20を搭載し、ブロワユニット20の噴出ダクト21bに空気を放出させる送風管30を連通接続したものである。
図1及び図2に示したように、背負フレーム11は作業者がブロワユニット20を背負って運ぶためのものである。背負フレーム11は、作業者の背中に沿って配置される背板部12と、背板部12の下端から後方に延びる台座部16とからなり、側面から見た形状がL字形をしている。
図2〜図4に示したように、背板部12には中央部から放射方向に配置した多数の空気取入口13が形成されている。空気取入口13は背板部12には中央部から放射方向に延びる長孔であり、背板部12の中央部を中心として環状または円弧状に並んで配置されている。図2及び図3に示したように、背板部12の後面にはブロワユニット20側に起立した整流リブ14が中央部から放射方向に延出している。整流リブ14は空気取入口13からブロワユニット20側に取り入れた外気をボリュートケース21の前側の吸気開口21aに圧力損失を軽減させて案内する機能を有するとともに、背板部12の強度を高くする機能を有している。図1〜図3に示したように、背板部12の両側部には後側に延出したガード15が形成されており、ガード15はブロワユニット20との間を覆っている。ガード15には前後方向に延びる吸気口15aが上下方向に複数形成されており、この吸気口15aは上述した空気取入口13とともにボリュートケース21の前側の吸気開口21aに外気を導入している。
図1及び図2に示したように、台座部16はブロワユニットを搭載するためのものである。台座部16の前部にもボリュートケース21の前側の吸気開口21aに外気を導入する吸気口16aが形成されている。台座部16の後端左部には足置き部16bが後方に延出して形成されており、足置き部16bはエンジン24のスターターハンドル24aを斜め上方に引くときにエンジン24が持ち上がらないようにするためのものである。
図2に示したように、ブロワユニット20は、ボリュートケース21と、ボリュートケース21内に回転可能に支持したファン23と、ファン23を回転させるエンジン(原動機)24とを備えている。ボリュートケース21は背負フレーム11の台座部16の前部に搭載されている。ボリュートケース21には前側に開口して外気を吸い込むための吸気開口21aが形成されている。ボリュートケース21の前面の吸気開口21aは、背負フレーム11の背板部12に対して少しの間隔を設けて離間している。ボリュートケース21の前面には、吸気開口21aの外側にて前方に突出した環状のガード22が一体的に設けられている。ガード22には前後方向に延びる吸気口22aがほぼ全周に形成されており、ガード22は背板部12のガード15とともにボリュートケース21の吸気開口21aに葉や枝等の異物が流入しないようにしつつ、各吸気口15a,22aから吸気開口21aに外気を導入している。
図4に示したように、ボリュートケース21の右側部には吸気開口21aから吸い込んだ外気を噴出する噴出ダクト21bが一体的に形成されており、この噴出ダクト21bには送風管30が連通接続されている。送風管30には作業者が把持するグリップ31が設けられている。
図2に示したように、ボリュートケース21内にはファン23が回転可能に支持されている。ファン23は遠心式のファンであり、前後方向を軸線方向とした軸線回りに回転可能に支持されている。ファン23を回転させると、前側の吸気開口21aからボリュートケース21内に外気を吸い込み、吸い込んだ外気を右側部の噴出ダクト21bから噴出させる。ボリュートケース21の後部にはファン23を回転させるエンジン24が固定されている。なお、エンジン24は周知のガソリンを燃料とした内燃エンジンである。
図1及び図4に示したように、背負フレーム11の背板部12には作業者が背負うための一対のショルダーストラップ17,17が取り付けられている。また、背板部12の前面には背板部12が作業者の背中に直接当たるのを防ぐ背当てパッド18が着脱可能に取り付けられている。図4に示したように、背当てパッド18は、背板部12の空気取入口13を通気可能に覆うためにスポンジ材などの通気可能な緩衝部材よりなる。また、背板部12には左側部の下部に操作レバー19が設けられており、操作レバー19の先端にはエンジン24の出力を変えるスロットルレバー19aが設けられている。
上記のように構成した背負式ブロワ10の作動を説明する。作業者は、スターターハンドル24aを上方に引いてエンジン24を起動させてから、背負フレーム11を背負って右手に送風管30のグリップ31を把持し、左手で操作レバー19を把持しながらスロットルレバー19aを操作し、送風管30の先端の放出口から空気を放出させる。このとき、ボリュートケース21の吸気開口21aには前側に配置された背板部12の空気取入口13と、背板部12とボリュートケース21の間にて背板部12とボリュートケース21の両ガード15,22の両吸気口15a,22aと、台座部16の吸気口16aから取り入れた外気が吸い込まれ、ボリュートケース21内に吸い込まれた外気は噴出ダクト21bから噴出し、送風管30により地面等に向けて送出される。
上記のように構成した背負式ブロワ10においては、背負フレーム11の背板部12に中央部から放射方向に配置した多数の空気取入口13を設けるとともに、背板部12の後面にブロワユニット20側に起立した整流リブ14を背板部12の中央部から放射方向に延出させた。エンジン24によりファン23を回転させたときには、背板部12の空気取入口13から取り入れた空気は整流リブ14によって圧力損失を抑えられてボリュートケース21の吸気開口21aに案内される。これにより、背板部12の空気取入口13から取り入れた外気をボリュートケース21の吸気開口21aに多く吸い込ませることができるため、背板部12とボリュートケース21の間の吸気経路から多くの外気を導入する必要が無くなり、その結果、背板部12とボリュートケース21の間隔を狭くすることができ、ブロワユニット20をできるだけ背負フレーム11の台座部16の前側に寄せて搭載することができた。また、空気取入口13は背板部12の中央部から放射方向に延びる長孔であるので、空気取入口13から吸気開口21aにさらに効率よく外気を導入することが可能となった。なお、空気取入口13を背板部12の中央部から放射方向に延びる長孔したが、本発明はこれに限られるものでなく、外気の導入できる効率が若干低下するが、放射方向に配置した多数の丸孔等を採用したものであってもよい。
上記の実施形態においては、原動機にはエンジン24を用いたが、本発明はこれに限られるものでなく、バッテリ等の電源により駆動する電動モータを用いたものであってもよい。
10…背負式ブロワ、11…背負フレーム、12…背板部、13…空気取入口、14…整流リブ、16…台座部 20…ブロワユニット、21…ボリュートケース、21a…吸気開口、23…ファン、24…原動機(エンジン)。

Claims (2)

  1. 作業者の背中に沿って配置される背板部と、該背板部の下端から後方に延びる台座部とを有した背負フレームと、
    前記背負フレームの背板部の後側にて台座部に搭載されて、前記背板部の後面と対向する前側に外気を吸い込むための吸気開口を有したボリュートケース内にて前後方向を軸線回りに回転可能に支持したファンを原動機により回転させることにより、前記吸気開口から吸引した空気を噴出するブロワユニットとを備え、
    前記背負フレームの背板部に中央部から放射方向に配置した多数の空気取入口を設けるとともに、前記背板部の後面に前記ブロワユニット側に起立した整流リブを前記中央部から放射方向に延出させ、前記空気取入口から取り入れた空気を前記整流リブにより前記吸気開口に案内するようにしたことを特徴とする背負式ブロワ。
  2. 請求項1に記載の背負式ブロワにおいて、
    前記空気取入口を前記放射方向に延びる長孔としたことを特徴とする背負式ブロワ。
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