JP6179718B2 - サンプルホールド回路 - Google Patents
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Description
このような光電変換回路には、サンプルホールド回路を備えることが従来知られている。サンプルホールド回路によって、光電変換回路は、入力信号に対して蓄積・出力を相補的に行うことが出来る。サンプルホールド回路は、特許文献1に記載されており、光電変換回路にサンプルホールド回路を用いることは特許文献2に記載されている。
特許文献1には、アナログ電圧のサンプリングとサンプル・ホールドとのタイミングを独立に設定できるサンプル・ホールド回路が開示されている。このサンプル・ホールド回路は、第1のモジュールがサンプリング動作を実行している間第2のモジュールがホールド動作を実行し、第1のモジュールがホールド動作を実行している間前記第2のモジュールがサンプリング動作を実行する。従って、アナログ電圧は、常時いずれかのモジュールによりホールドされており、アナログ電圧処理回路は任意のタイミングでアナログ電圧データの処理を開始することができる。
特許文献2には、 消費電流をあまり大きくしないでも暗い場合にも十分な分解能を有する光検出装置が開示されている。この光検出装置は、フォトダイオードに発生した電荷を一定時間蓄積し、蓄積した電荷をアンプで増幅して、出力を得る電荷蓄積方式を用いるようにし、さらに、蓄積時間を切り替えることで、回路の出力が照度の対数を区分的に直線で近似した特性となる。暗い場合にも十分な分解能を有することが可能である。
本発明は、このような事情によりなされたものであり、サンプルホールド回路から出力される信号電圧が後段出力アンプに入力する際に、出力アンプの入力ゲート容量に起因して出力信号に誤差が生じるのを減じたサンプルホールド回路を提供する。
信号検出回路は、図1に示すように、シリコン半導体などのICチップ10に形成される。この信号検出回路は、検出した信号に応じて生成された電流を電圧に変換する電流電圧変換回路2と、電流電圧変換回路2の出力を入力するサンプルホールド回路1と、このサンプルホールド回路1の出力を入力する出力回路3とを備えている。サンプルホールド回路1は、入力端子及び出力端子を有し、信号電圧の保持及び出力を行い、前記入力端子及び前記出力端子との間に並列に接続された少なくとも一対のサンプリング手段5と、このサンプリング手段を制御するタイミング制御手段4とを備えている。
増幅回路7は、第1入力端(+)、第2入力端(−)及び出力端を有するオペアンプ14、オペアンプ13の出力端とオペアンプ14の第2入力端(−)との間に接続された抵抗R1、及びオペアンプ14の第2入力端(−)及び出力端の間に接続された抵抗R2から構成され、オペアンプ14の第1入力端(+)には基準電圧Vrefが入力し、第2入力端(−)にはオペアンプ13の出力が抵抗R1を介して入力する。
サンプルホールド回路1は、タイミング制御回路4とサンプリング手段5とから構成されている。サンプリング手段5は、第1のサンプリング手段51及び第2のサンプリング手段52から構成されている。
サンプリング手段は、入力側に形成され、増幅回路7の出力を制御する入力側スイッチと、出力回路3を構成するオペアンプ15の第1入力端(+)に接続され、出力を制御する出力側スイッチと、これら入力側スイッチ及び出力側スイッチ間に一端が接続され、他端が接地された容量とを備えている。ここで用いられる第1のサンプリング手段51は、入力側スイッチ11、出力側スイッチ12、容量C1からなり、第2のサンプリング手段52は、入力側スイッチ21、出力側スイッチ22、容量C2からなる。
サンプルホールド回路は、入力する信号電圧を2組の容量に同時に保持し、それらを連続した別々のタイミングで出力する。その結果、1回目の出力の際に、サンプルホールド回路1の後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の電荷が調整され、2回目の出力で入力する信号電圧に応じた電圧になる。このような調整によって、サンプルホールド回路1は、後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の影響を受けない出力が得られる。
図3において、タイミング制御回路4から送られる制御信号は、所定のタイミング(t1、t2、t3、・・・)で発信されてサンプリング手段5のスイッチを制御する。サンプルホールド回路1に入力する信号電圧は、制御信号のスイッチ(11、12、21、22)操作によって、サンプリング手段5の容量(C1、C2)に蓄えられ(信号蓄積先)、あるいは出力回路3に出力される(出力先)。
次のタイミングt2では第1のサンプリング手段51の出力側スイッチ12(以下、スイッチ12)が短絡(ON)され、スイッチ11、21が開放(OFF)される。第2のサンプリング手段52の出力側スイッチ22(以下、スイッチ22)は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された電荷が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C2に同時に蓄えられた電荷を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。
次のタイミングt4−t6は、次の信号電圧(第2の信号電圧)の入力動作であって、タイミングt1−t3の繰り返しの動作である。タイミングt7は、第3の信号電圧の入力動作である。
サンプルホールド回路1は、タイミング制御回路4とサンプリング手段5とから構成されている(図1参照)。そして、この実施例におけるサンプリング手段5は、第1のサンプリング手段51、第2のサンプリング手段52及び第3のサンプリング手段53から構成されている。
第1のサンプリング手段51及び第2のサンプリング手段52は、図2と同じであり、第3のサンプリング手段53は、入力側スイッチ31、出力側スイッチ32、容量C3からなる。スイッチ31は、入力側に形成され、増幅回路7の出力を制御し、スイッチ32は、出力を制御し、容量C3は、これらスイッチ31、32間に一端が接続され、他端が接地されている。スイッチ12、22、32は、出力回路3のオペアンプ15の第1入力端(+)に接続され、出力回路3は、出力端子(OUT)8に接続されている。
サンプルホールド回路は、入力する信号電圧を2組の容量に同時に保持し、それらを連続した別々のタイミングで出力する。その結果、1回目の出力の際に、サンプルホールド回路1の後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の電荷が調整され、2回目の出力で入力する信号電圧に応じた電圧になる。このような調整によって、サンプルホールド回路1は、後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の影響を受けない出力が得られる。
図5において、タイミング制御回路4から送られる制御信号(図1参照)は、所定のタイミング(t1、t2、t3、・・・)で発信されてサンプリング手段4のスイッチを制御する。サンプルホールド回路1に入力する信号電圧は、制御信号によるスイッチ(11、12、21、22、31,32)操作によって、サンプリング手段5の容量(C1、C2、C3)に蓄えられ(信号蓄積先)、あるいは出力回路3に出力される(出力先)。
次のタイミングt2ではスイッチ12が短絡(ON)され、スイッチ11、21が開放(OFF)され、スイッチ22、31、32)は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された第1の信号電圧が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C2に同時に蓄えられた第1の信号電圧を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。
次のタイミングt4ではスイッチ12が短絡(ON)され、スイッチ11、22、31が開放(OFF)され、スイッチ21、32)は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された第2の信号電圧が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C3に同時に蓄えられた第2の信号電圧を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。
次のタイミングt6ではスイッチ12が短絡(ON)され、スイッチ11、21、32が開放(OFF)され、スイッチ22、31)は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された第3の信号電圧が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C2に同時に蓄えられた第3の信号電圧を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。
以上のように、タイミング制御回路は、入力される第1の信号電圧より後に現れる第2の信号電圧を、第1及び第3のサンプリング手段に対し、第3のタイミング(t3)で保持させ、第3のタイミング(t3)より後の第4のタイミング(t4)及びその後の第5のタイミング(t5)で順に出力させるように制御する。
この実施例においても、サンプルホールド回路は、入力する信号電圧を2つの容量に同時に保持し、それらを連続した別々のタイミングで出力するため、後段アンプの入力ゲート容量の影響を受けない出力が得られる。更に、1動作で信号電圧の蓄積及び出力を同時に行うことができるので実施例1より処理が迅速になる。また、ある1つの容量から信号電圧が出力されている間に、他の容量には次の信号電圧が蓄積されるという状態が繰り返されるので、離散的ではなく、連続して出力が出ている状態とすることができる。
サンプルホールド回路1は、タイミング制御回路4とサンプリング手段5とから構成されている(図1参照)。そして、図6に示すように、この実施例におけるサンプリング手段5は、第1のサンプリング手段51、第2のサンプリング手段52、第3のサンプリング手段53及び第4の第4のサンプリング手段54から構成されている。
第1のサンプリング手段51、第2のサンプリング手段52及び第3のサンプリング手段53は、図4と同じであり、第4のサンプリング手段54は、入力側スイッチ41、出力側スイッチ42、容量C4からなる。スイッチ41は、入力側に形成され、増幅回路7の出力を制御し、スイッチ42は、出力を制御し、容量C4は、これらスイッチ41、42間に一端が接続され、他端が接地されている。スイッチ12、22、32、42は、出力回路3のオペアンプ15の第1入力端(+)に接続され、出力回路3は、出力端子(OUT)8に接続されている。
サンプルホールド回路は、入力する信号電圧を2組の容量に同時に保持し、それらを連続した別々のタイミングで出力する。その結果、1回目の出力の際に、サンプルホールド回路1の後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の電荷が調整され、2回目の出力で入力する信号電圧に応じた電圧になる。このような調整によって、サンプルホールド回路1は、後段のオペアンプ15の入力ゲート容量の影響を受けない出力が得られる。
図7において、タイミング制御回路4から送られる制御信号(図1参照)は、所定のタイミング(t1、t2、t3、・・・)で発信されてサンプリング手段4のスイッチを制御する。サンプルホールド回路1に入力する信号電圧は、制御信号によるスイッチ(11、12、21、22、31、32)操作によって、サンプリング手段4の容量(C1、C2、C3、C4)に蓄えられ(信号蓄積先)、あるいは出力回路3に出力される(出力先)。
次のタイミングt2ではスイッチ12、31、41が短絡(ON)され、スイッチ11、21が開放(OFF)され、スイッチ22、32、42は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された第1の信号電圧が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C2に同時に蓄えられた第1の信号電圧を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。同時に、スイッチ31、41の短絡(ON)によって、次の第2の信号電圧が入力し、容量C3及びC4に蓄積される。
次のタイミングt4ではスイッチ12及びスイッチ42が開放(OFF)状態のままであり、スイッチ11、スイッチ21及びスイッチ32が短絡(ON)され、スイッチ22が開放(OFF)される。このタイミングにおいて、スイッチ32の短絡(ON)によって、第2の信号電圧の第1回目の出力が行われ、同時に、スイッチ11及びスイッチ21の短絡(ON)によって、次の第3の信号電圧の入力が行われ、容量C1及び容量C2に蓄積される。
次のタイミングt6ではスイッチ12、31、41が短絡(ON)され、スイッチ11、21、42が開放(OFF)され、スイッチ22、32は、開放(OFF)状態のままである。スイッチ12の短絡(ON)によって、容量C1に蓄積された第3の信号電圧が出力される。これは、サンプリング手段5に含まれる2つの容量C1、C2に同時に蓄えられた第1の信号電圧を2回に分けて行う出力の内の第1回目の出力である。同時に、スイッチ31、41の短絡(ON)によって、次の第4の信号電圧が入力し、容量C3及びC4に蓄積される。
この実施例においても、サンプルホールド回路は、入力する信号電圧を2つの容量に同時に保持し、それらを連続した別々のタイミングで出力するため、後段アンプの入力ゲート容量の影響を受けない出力が得られる。更に、1動作で信号電圧の蓄積及び出力を同時に行うことができるので実施例1より処理が迅速になる。また、ある1つの容量から信号電圧が出力されている間に、他の容量には次の信号電圧が蓄積されるという状態が繰り返されるので、離散的ではなく、連続して出力が出ている状態とすることができる。
2・・・電流電圧変換回路
3・・・出力回路
4・・・タイミング制御回路
5、51−54・・・サンプリング手段
6・・・光信号検出手段
7・・・増幅回路
8・・・出力端子(OUT)
9・・・リセットスイッチ
10・・・ICチップ
11、12、21、22、31、32、41、42・・・スイッチ
13−15・・・オペアンプ
Claims (3)
- 入力端子及び出力端子を有し、信号電圧の保持及び出力を行うサンプルホールド回路であって、前記入力端子及び前記出力端子との間に並列に接続された第1のサンプリング手段及び第2のサンプリング手段と、前記入力端子に現れる第1の信号電圧を、第1のタイミング(t1)で前記第1及び第2のサンプリング手段に保持させ、前記第1のサンプリング手段に保持された前記第1の信号電圧を次の第2のタイミング(t2)で前記出力端子に出力させると共に、前記第2のタイミング(t2)より後の第3のタイミング(t3)で前記第2のサンプリング手段に保持された前記第1の信号電圧を前記出力端子に出力させるタイミング制御回路とを有することを特徴とするサンプルホールド回路。
- 前記入力端子及び前記出力端子との間で前記第1のサンプリング手段及び前記第2のサンプリング手段に対して並列に接続した第3のサンプリング手段を更に有し、前記タイミング制御回路は、前記第1の信号電圧より後に現れる第2の信号電圧を、前記第1及び第3のサンプリング手段に対し、前記第3のタイミング(t3)で保持させ前記第3のタイミング(t3)より後の第4のタイミング(t4)及びその後の第5のタイミング(t5)で順に前記出力端子に出力させるように制御することを特徴とする請求項1記載のサンプルホールド回路。
- 前記入力端子及び前記出力端子との間で前記第1のサンプリング手段及び前記第2のサンプリング手段に対して並列に接続した第3のサンプリング手段及び第4のサンプリング手段を更に有し、前記タイミング制御回路は、前記第1の信号電圧より後に現れる第2の信号電圧を、前記第3及び第4のサンプリング手段に対し、前記第2(t2)及び/又は第3のタイミング(t3)で保持させ前記第3のタイミング(t3)より後の第4のタイミング(t4)及びその後の第5のタイミング(t5)で順に前記出力端子に出力させるように制御することを特徴とする請求項1記載のサンプルホールド回路。
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