JP6179671B2 - 質量分析装置 - Google Patents

質量分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6179671B2
JP6179671B2 JP2016530762A JP2016530762A JP6179671B2 JP 6179671 B2 JP6179671 B2 JP 6179671B2 JP 2016530762 A JP2016530762 A JP 2016530762A JP 2016530762 A JP2016530762 A JP 2016530762A JP 6179671 B2 JP6179671 B2 JP 6179671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
standard sample
sample
mass spectrometer
measurement
measurement sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016530762A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016002045A1 (ja
Inventor
真一 山口
真一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2016002045A1 publication Critical patent/JPWO2016002045A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179671B2 publication Critical patent/JP6179671B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/0009Calibration of the apparatus
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/62Detectors specially adapted therefor
    • G01N30/72Mass spectrometers
    • G01N30/7233Mass spectrometers interfaced to liquid or supercritical fluid chromatograph
    • G01N30/724Nebulising, aerosol formation or ionisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/04Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components
    • H01J49/0422Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components for gaseous samples
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/04Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components
    • H01J49/0431Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components for liquid samples
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/04Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components
    • H01J49/0431Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components for liquid samples
    • H01J49/0445Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components for liquid samples with means for introducing as a spray, a jet or an aerosol
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/10Ion sources; Ion guns
    • H01J49/14Ion sources; Ion guns using particle bombardment, e.g. ionisation chambers
    • H01J49/145Ion sources; Ion guns using particle bombardment, e.g. ionisation chambers using chemical ionisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/10Ion sources; Ion guns
    • H01J49/16Ion sources; Ion guns using surface ionisation, e.g. field-, thermionic- or photo-emission
    • H01J49/165Electrospray ionisation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/62Detectors specially adapted therefor
    • G01N2030/626Detectors specially adapted therefor calibration, baseline

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Description

本発明は、ガスクロマトグラフ質量分析装置や液体クロマトグラフ質量分析装置等の質量分析計を検出器としてクロマトグラフィにより定性分析・定量分析を行うクロマトグラフ質量分析装置に関し、さらに詳しくは、クロマトグラフ質量分析装置における質量分析部の校正方法に関する。
液体クロマトグラフ質量分析装置(LC/MS)は、液体試料を成分毎に分離して溶出する液体クロマトグラフ部(LC部)と、LC部から溶出してきた試料成分をイオン化するイオン化室(インタフェース部)と、イオン化室から導入されたイオンを検出する質量分析部(MS部)とから構成される。このようなイオン化室では、試料成分をイオン化するために様々なイオン化手法が用いられているが、大気圧化学イオン化法(APCI)やエレクトロスプレーイオン化法(ESI)等の大気圧イオン化法が広く用いられている。
具体的には、APCIでは、LC部のカラムの末端に接続されたノズルの先端をイオン化室の内部に向けて配設するとともに、ノズルの先端の前方に針電極を配置している。そして、ノズルにおいて加熱により霧化した試料の液滴に、針電極からのコロナ放電により生成したキャリアガスイオン(バッファイオン)を化学反応させてイオン化している。また、ESIでは、LC部のカラムの末端に接続されたノズルの先端をイオン化室の内部に向けて配設するとともに、ノズルの先端部に数kV程度の高電圧を印加して強い不平等電界を発生させる。これにより、試料成分は電界により電荷分離し、クーロン引力により引きちぎられて霧化する。その結果、周囲の空気に触れて試料の液滴中の溶媒は蒸発し、気体イオンが発生する。
このようなAPCIやESIでは、大気圧に近い状態で試料成分をイオン化するため、高い圧力状態(つまり大気圧に近い状態)にあるイオン化室と、ごく低い圧力状態(つまり高真空度の状態)にあるMS部との間での圧力差を確保するため、イオン化室とMS部との間に中間室等を設け、段階的にその真空度を高めるようにする構成が採用されている。
図4は、ESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図である。なお、地面に水平な前方をX方向とし、地面に水平でX方向と垂直な方向をY方向とし、X方向とY方向とに垂直な方向をZ方向とする。
液体クロマトグラフ質量分析装置201は、LC部2と、プローブ(イオン源)15と、チャンバ(筐体)210を備えるイオン化室11と、イオン化室11に隣接する第1中間室12と、第1中間室12に隣接する第2中間室13と、第2中間室13に隣接する質量分析室(MS部)14と、液体クロマトグラフ質量分析装置201全体の制御を行うコンピュータ240とを備える。
LC部2で成分分離された各測定試料(試料成分)は、測定試料流路155を介して供給され、また、ネブライズガス(窒素ガス)が、ネブライズガス流路156を介して供給される。その結果、液体試料とネブライズガスとは、プローブ15に導かれて噴霧されることになる。
ここで、図5(a)は、プローブの側面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すAの拡大断面図である。プローブ15は、二重管構造になっており、測定試料流路155を介して供給された測定試料は円管151の内側から噴出される。一方、ネブライズガス流路156から供給された窒素ガスは円管151と円管形状のノズル152との間から噴射される。これにより、噴出された測定試料は、円管151の周囲に噴射されるネブライズガスとの衝突作用により霧状態となって噴霧される。
また、図示は省略するが、ノズル152の先端には電圧源から数kVの高電圧が印加されるように配線が接続されており、このような構成によりイオン化が行われるようになっている。
イオン化室11は、13cm×13cm×12cmの直方体形状のチャンバ210を備え、チャンバ210は、上面と隔壁(後面)と前面と右側面と左側面と下面とを有する。このように上面と隔壁と前面と右側面と左側面と下面とで囲まれることで、イオン化室11の内部空間が形成されている。
前面には、前後方向(X方向)に連通する円形状の開口部が形成されており、開口部にプローブ15が取り付けられるようになっている。
隔壁は、イオン化室11の内部と第1中間室12の内部とを仕切るように配置され、隔壁には、円管形状(直径外径1.6mm内径0.5mm)の脱溶媒管(イオン導入口)19が形成され、その脱溶媒管19の周囲を覆うように乾燥ガス流路50が形成されている。これにより、イオン化室11の内部と第1中間室12の内部とは、脱溶媒管19を介して連通する。そして、脱溶媒管19は、プローブ15により噴霧されたイオンや微細な試料の液滴が内部を通過するときに、加熱作用や衝突作用により脱溶媒化およびイオン化が促進される機能を有する。
そして、プローブ15の噴出口は、脱溶媒管19の入口に所定距離(例えば2cm)を設けて対向するように前方(X方向)に向けられている。
なお、下面には、ドレイン30が形成されており、不要な試料はドレイン30から外部へ排出されるようになっている。
第1中間室12の内部には、第1イオンレンズ21が設けられ、第1中間室12の下面には、油回転ポンプ(RP)で真空排気するための排気口31が設けられている。また、第1中間室12と第2中間室13との間の隔壁には、細孔(オリフィス)を有するスキマー22が形成され、この細孔を介して第1中間室12の内部と第2中間室13の内部とが連通する。
第2中間室13の内部には、オクタポール23と、フォーカスレンズ24とが設けられ、第2中間室13の下面には、ターボ分子ポンプ(TMP)で真空排気するための排気口32が設けられている。また、第2中間室13と質量分析室14との間の隔壁には、細孔を有する入口レンズ25が設けられ、この細孔を介して第2中間室13の内部と質量分析室14の内部とが連通する。
質量分析室14の内部には、第1四重極16と、第2四重極17と、検出器18とが設けられ、質量分析室14の下面には、ターボ分子ポンプ(TMP)で真空排気するための排気口33が設けられている。
なお、イオンレンズ21と、オクタポール23と、フォーカスレンズ24と、入口レンズ25とは、それぞれの真空状態下で、それぞれのイオン速度下のもとで通過するイオンを効率的に次段に送り出すための収束作用を有する。
このような液体クロマトグラフ質量分析装置において、イオン化室11で生成されたイオンは、脱溶媒管19、第1中間室12内の第1イオンレンズ21、スキマー22、第2中間室13内のオクタポール23およびフォーカスレンズ24、入口レンズ25を順に経て質量分析室14に送られ、四重極16、17により質量電荷比(m/z)の大きさに応じて分離され、検出器18に到達することになる。
コンピュータ240は、質量電荷比(m/z)毎にイオンの生成数に対応した強度信号を取得してマススペクトルを作成する。その結果、マススペクトルにおいて分子イオンのピークの現れる質量電荷比(m/z)から測定試料の分子量を算出する。また、分子イオンが開裂することにより生じる各フラグメントイオンのピークの現れる質量電荷比(m/z)から開裂様式を推定し、測定試料の分子構造を解析する。
ところで、上述した液体クロマトグラフ質量分析装置201では、得られるマススペクトルの測定値が経時変化するため、測定試料の測定により得られる各ピークの質量電荷比(m/z)は、所定の期間で既知である標準試料(較正試料)の測定により得られたピークを用いて決定される(例えば、特許文献1参照)。具体的には、標準試料を測定することにより得られた各ピークの質量電荷比(m/z)の測定値とそのピークの質量電荷比(m/z)の理論値との差分(校正値)をそれぞれ計算して、その複数の校正値を内挿又は外挿することにより任意の質量電荷比(m/z)における校正値を求めている。そして、測定試料の測定により得られたピークの質量電荷比(m/z)の測定値にその校正値を加算することにより、各ピークの正確な質量電荷比(m/z)を算出している。
しかしながら、測定試料と標準試料とを混合して質量分析を行う場合(内部標準法)には、それぞれの試料のエレクトロスプレー・イオン源(プローブ15)でのイオン化効率が異なる上に、混合すると一方の試料のみしかイオン化しなくなることも多かった。
よって、測定試料と標準試料とを「ほぼ同時」かつ「別々」に質量分析を行う方法が開示されている。例えば、測定試料流路155中に時間的に分離して標準試料を導入する方法(例えば、特許文献2参照)や、複数のイオン用デバイスを用意して導入方向を機械的に切り替える方法(例えば、特許文献3参照)や、標準試料を測定試料流路155と異なる別の流路から真空中に導入する方法等がある。
特開平10−132786号公報 特表2013−521470号公報 特開2000−57989号公報
しかしながら、上述したような方法では、測定試料流路155中に直接標準試料を導入すると、混在、若しくは、イオン化の不安定化が発生した。また、測定試料と標準試料とを別の流路に導入すると、LC部で分離された複数種類の測定試料が次々と連続してイオン化室11に導入されるため、標準試料の導入のタイミングを制御することが非常に困難であった。
上記課題を解決するために、本件発明者は、標準試料を導入する導入方法について検討を行った。そこで、イオン化室の内部に標準試料を噴霧するための標準試料流路を形成し、その標準試料流路中にパルスバルブを配置し、パルスバルブを用いて間欠的に標準試料を導入することにした。
すなわち、本発明の質量分析装置は、試料をイオン化するイオン化室と、当該イオン化室からイオンが導入される質量分析部とを備え、前記イオン化室は、筐体を備え、当該筐体によって内部空間が形成され、前記筐体には、前記イオン化室の内部に測定試料を噴霧するための測定試料流路を有するプローブが取り付けられるとともに、前記イオン化室の内部と質量分析部の内部とを連通するイオン導入口が形成されており、標準試料を測定することにより得られたマススペクトルの測定値を用いて、前記測定試料を測定することにより得られたマススペクトルの測定値を校正する質量分析装置であって、前記イオン化室の内部に標準試料を噴霧するための標準試料流路と、当該標準試料流路中に配置され、間欠的に標準試料を導入するパルスバルブとを備えるようにしている。
ここで、「間欠的に」とは、一定の時間を置いて起こったり止んだりすることをいう。よって、本発明の質量分析装置では、例えば、第1時間帯(例えば0分〜1分)では標準試料が標準試料流路中に導入され、次の第2時間帯(例えば1分〜10分)では標準試料が標準試料流路中に導入されず、また次の第3時間帯(例えば10分〜11分)では標準試料が標準試料流路中に導入される。図6は、時間と、イオン化室の内部への標準試料の吐出量との関係を示すグラフの一例である。これにより、イオン導入口には、第1時間帯に標準試料が導入され、次の第2時間帯に測定試料が導入され、また次の第3時間帯には標準試料が導入されることになる。
以上のように、本発明の質量分析装置によれば、測定試料と標準試料との混在を防止しつつ、標準試料の導入タイミングを適切に制御することができる。また、短時間に複数種類の測定試料が次々にイオン化室に導入されるような場合でも、各測定試料の正確なマススペクトルの取得が可能となる。
また、上記発明において、前記測定試料流路の噴霧口と前記イオン導入口との間に前記標準試料を噴霧するように、前記標準試料流路が配置されているようにしてもよい。
本発明の質量分析装置によれば、イオン化室の内部に噴霧された標準試料が、イオン導入口に向かう測定試料を吹き飛ばすことで、標準試料のみがイオン導入口に導入される。また、標準試料を標準試料流路中に導入する際に、パルスバルブを制御して導入量を変化させることにより、イオン導入口に導入される標準試料の濃度も調整可能となる。よって、標準試料の濃度を調整する手間を省くことができる。
そして、上記発明において、前記標準試料流路は、乾燥ガスを噴霧するための乾燥ガス流路と同一流路となっているか、或いは、ネブライズガスを噴霧するためのネブライズガス流路と同一流路となっているようにしてもよい。
本発明の質量分析装置によれば、標準試料流路を新たに形成する必要がなくなる。また、標準試料を標準試料流路中に導入する際に、パルスバルブを制御して導入量を変化させることにより、イオン導入口に導入される標準試料の濃度も調整可能となる。よって、標準試料の濃度を調整する手間を省くことができる。
さらに、上記発明において、前記標準試料流路は、前記測定試料流路と同一流路となっており、前記測定試料が液体であるときには、液体の標準試料がパルスバルブによって導入され、一方、前記測定試料が気体であるときには、気体の標準試料がパルスバルブによって導入されるようにしてもよい。
本発明の質量分析装置によれば、流路中において測定試料と標準試料とが交互にならぶようにすることができる。このとき、複数のLC部やGC部が連結されるようにしてもよい。
さらに、上記発明において、前記標準試料流路中に、間欠的に移動相を導入するパルスバルブが配置されており、前記測定試料が液体であるときには、液体の移動相がパルスバルブによって導入され、一方、前記測定試料が気体であるときには、気体の移動相がパルスバルブによって導入されるようにしてもよい。
本発明の質量分析装置によれば、流路中で測定試料と標準試料とが混在しないよう、流路中において測定試料と標準試料との間に移動相を注入することができる。このような移動相を注入した際の流路の一例を図7に示す。
本発明に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の第1実施形態を示す概略構成図。 本発明の第2実施形態を示す概略構成図。 本発明の第3実施形態を示す概略構成図。 ESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図。 プローブの側面図。 イオン化室内部への標準試料の吐出量と時間との関係を示すグラフ。 移動相を注入した際の流路の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図である。なお、上述した従来の液体クロマトグラフ質量分析装置201と同様のものについては、同じ符号を付している。
液体クロマトグラフ質量分析装置1は、LC部2と、プローブ(測定試料用イオン源)15と、プローブ(標準試料用イオン源)215と、パルスバルブ216と、チャンバ(筐体)110を備えるイオン化室11と、イオン化室11に隣接する第1中間室12と、第1中間室12に隣接する第2中間室13と、第2中間室13に隣接する質量分析室(MS部)14と、液体クロマトグラフ質量分析装置1全体の制御を行うコンピュータ40とを備える。
イオン化室11は、13cm×13cm×12cmの直方体形状のチャンバ110を備え、チャンバ110は、上面と隔壁(後面)と前面と右側面と左側面と下面とを有する。このように上面と隔壁と前面と右側面と左側面と下面とで囲まれることで、イオン化室11の内部空間が形成されている。
前面には、前後方向(X方向)に連通する円形状の開口部が形成されており、この開口部にプローブ15が取り付けられるようになっている。
下面には、上下方向(Z方向)に連通する円形状の開口部が形成されており、この開口部にプローブ215が取り付けられるようになっている。
プローブ215は、図5に示したプローブ15と同様の形状であって二重管構造になっており、標準試料流路255を介して供給される標準試料は円管の内側から噴出される。一方、ネブライズガス流路256から供給される窒素ガスは円管と円管形状のノズルとの間から噴射される。これにより、噴出された標準試料は、円管の周囲に噴射されるネブライズガスとの衝突作用により霧状態となって噴霧される。
また、電圧源に接続された配線から数kVの高電圧がノズルの先端に印加されることでイオン化が行われるようになっている。
なお、標準試料は、フラグメントイオンのピークが規則的に現れるものが便利であり、例えば低い質量電荷比(m/z)領域においてはPFTBA(Perfluorotributylamine)等の低分子量の標準試料が使用される。一方、質量電荷比(m/z)が700程度以上の高い質量電荷比(m/z)領域では、トリアジン(Tris-(perfluoroheptyl)-s-triazine)やPKF(Perfluorokerosene)等の高分子量の標準試料が使用される。
隔壁は、イオン化室11の内部と第1中間室12の内部とを仕切るように配置され、隔壁には、円管形状(直径外径1.6mm内径0.5mm)の脱溶媒管(イオン導入口)19が形成され、その脱溶媒管19の周囲を覆うように乾燥ガス流路50が形成されている。これにより、イオン化室11の内部と第1中間室12の内部とは、脱溶媒管19を介して連通する。そして、脱溶媒管19は、プローブ15やプローブ215により噴霧されたイオンや微細な試料の液滴が内部を通過するときに、加熱作用や衝突作用により脱溶媒化およびイオン化が促進される機能を有する。また、脱溶媒管19が測定試料や標準試料によって濡れると乾燥ガスで乾燥されるようになっている。
そして、プローブ15の噴出口は、脱溶媒管19の入口に所定距離(例えば2cm)を設けて対向するように前方(X方向)に向けられている。また、プローブ215の噴出口は、プローブ15の噴出口と脱溶媒管19の入口との間に標準試料を所定流速(例えば0.1ml/min)で噴霧するように上方(Z方向)に向けられている。これにより、標準試料が噴霧されると、標準試料が脱溶媒管19に向かう測定試料を吹き飛ばすことで、標準試料のみが脱溶媒管19に導入される。
なお、下面には、ドレイン30が形成されており、不要な試料はドレイン30から外部へ排出されるようになっている。
パルスバルブ216は、例えば武蔵エンジニアリング株式会社製のもの等が挙げられ、標準試料流路255中に配置されている。そして、パルスバルブ216は、コンピュータ40からの制御信号によって、標準試料流路255中に標準試料を導入する「開状態」か、標準試料を導入しない「閉状態」かのいずれの状態となるようになっている。
コンピュータ40は、CPU41と表示装置42と入力装置43とメモリ44とを備える。また、CPU41が処理する機能をブロック化して説明すると、測定者の入力操作によって四重極16、17等を制御する分析制御部41aと、検出器18から強度信号を取得する検出器制御部41bと、マススペクトルを作成してメモリ44に記憶させる作成部41cと、測定者の入力操作によってパルスバルブ216を制御するパルスバルブ制御部41dとを有する。
パルスバルブ制御部41dは、入力装置43からの入力信号に基づいて、パルスバルブ216を制御する。例えば、測定開始時間tから測定終了時間tまでの時間を31分とし、9分毎に1分間、「開状態」とする入力信号が入力されると、t〜(t+1分)と、(t+10分)〜(t+11分)と、(t+20分)〜(t+21分)と、(t+30分)〜(t+31分)との計4回の所定量の標準試料の導入を行うパルス信号(制御信号)をパルスバルブ216に出力する(図6参照)。なお、パルス信号の条件内容は、測定者の入力操作によって変更することが可能となっており、自由に操作タイミング(導入タイミング)や導入時間(導入量)が設定されることになる。
作成部41cは、検出器制御部41bで取得された強度信号に基づいて、マススペクトルを作成してメモリ44に記憶させる制御を行う。このとき、パルスバルブ制御部41dに入力された入力信号に基づいて、パルスバルブ216の操作タイミングと同期して、測定試料のマススペクトルと、標準試料のマススペクトルとを別個にメモリ44に記憶させる。そして、測定試料の測定により得られる各ピークの測定値(質量電荷比(m/z)と強度値)を、標準試料の測定により得られたピークを用いて決定することになるが、この標準試料のマススペクトルとして、測定試料のマススペクトルが得られた時間の一番近いものを選択する。例えば、(t+1分)〜(t+5分)に得られた測定試料のマススペクトルには、t〜(t+1分)に得られた標準試料のマススペクトルが用いられ、(t+5分)〜(t+10分)と(t+11分)〜(t+15分)とに得られた測定試料のマススペクトルには、(t+10分)〜(t+11分)に得られた標準試料のマススペクトルが用いられ、(t+15分)〜(t+20分)と(t+21分)〜(t+25分)とに得られた測定試料のマススペクトルには、(t+20分)〜(t+21分)に得られた標準試料のマススペクトルが用いられ、(t+25分)〜(t+30分)に得られた測定試料のマススペクトルには、(t+30分)〜(t+31分)に得られた標準試料のマススペクトルが用いられる。これにより、短時間に複数種類の測定試料が次々にイオン化室11に導入されるような場合でも、各測定試料の正確なマススペクトルを取得することが可能となる。
以上のように、実施形態1の液体クロマトグラフ質量分析装置1によれば、測定試料と標準試料との混在を防止しつつ、標準試料の導入タイミングを適切に制御することができる。また、標準試料を標準試料流路255中に導入する際に、パルスバルブ216を制御して導入量を変化させることにより、脱溶媒管19に導入される標準試料の濃度も調整可能となる。
<実施形態2>
図2は、実施形態2に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図である。なお、上述した液体クロマトグラフ質量分析装置1、201と同様のものについては、同じ符号を付している。
液体クロマトグラフ質量分析装置301は、LC部2と、プローブ(測定試料用イオン源)15と、パルスバルブ216と、チャンバ(筐体)210を備えるイオン化室11と、イオン化室11に隣接する第1中間室12と、第1中間室12に隣接する第2中間室13と、第2中間室13に隣接する質量分析室(MS部)14と、液体クロマトグラフ質量分析装置301全体の制御を行うコンピュータ340とを備える。
パルスバルブ216は、乾燥ガス流路(標準試料流路)51中に配置されている。これにより、標準試料が噴霧されれば、標準試料が脱溶媒管19に向かう測定試料を吹き飛ばすことで、標準試料のみが脱溶媒管19に導入される。そして、パルスバルブ216は、コンピュータ340から制御信号が入力されることで、乾燥ガス流路51中に標準試料を導入する「開状態」か、標準試料を導入しない「閉状態」かのいずれの状態となるようになっている。
コンピュータ340は、CPU341と表示装置42と入力装置43とメモリ44とを備える。また、CPU341が処理する機能をブロック化して説明すると、測定者の入力操作によって四重極16、17等を制御する分析制御部41aと、検出器18から強度信号を取得する検出器制御部41bと、マススペクトルを作成してメモリ44に記憶させる作成部341cと、測定者の入力操作によってパルスバルブ216を制御するパルスバルブ制御部41dとを有する。
作成部341cは、検出器制御部41bで取得された強度信号に基づいて、マススペクトルを作成してメモリ44に記憶させる制御を行う。そして、測定試料の測定により得られる各ピークの質量電荷比(m/z)を、標準試料の測定により得られたピークを用いて決定することになるが、この標準試料のマススペクトルとして、測定試料のマススペクトルが得られた時間を挟み込む形で測定試料のマススペクトルが得られた時間の前後に存在する2個のものが用いられる。
以上のように、実施形態2の液体クロマトグラフ質量分析装置301によれば、測定試料と標準試料との混在を防止しつつ、標準試料の導入タイミングを適切に制御することができる。また、標準試料を乾燥ガス流路51中に導入する際に、パルスバルブ216を制御して導入量を変化させることにより、脱溶媒管19に導入される標準試料の濃度も調整可能となる。
<実施形態3>
図3は、実施形態3に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図である。なお、上述した液体クロマトグラフ質量分析装置1と同様のものについては、同じ符号を付している。
液体クロマトグラフ質量分析装置401は、LC部2と、プローブ(測定試料用イオン源)15と、パルスバルブ216と、パルスバルブ416と、チャンバ(筐体)210を備えるイオン化室11と、イオン化室11に隣接する第1中間室12と、第1中間室12に隣接する第2中間室13と、第2中間室13に隣接する質量分析室(MS部)14と、液体クロマトグラフ質量分析装置401全体の制御を行うコンピュータ440とを備える。
パルスバルブ216は、測定試料流路(標準試料流路)155中に配置されている。そして、パルスバルブ216は、コンピュータ440から制御信号が入力されることで、測定試料流路155中に所定量の標準試料を導入する「開状態」か、標準試料を導入しない「閉状態」かのいずれの状態となるようになっている。
また、パルスバルブ416は、測定試料流路155中に配置され、測定試料流路155中においてパルスバルブ216より前段に配置されている。そして、パルスバルブ416は、コンピュータ440から制御信号が入力されることで、測定試料流路155中に所定量の気体(移動相)を導入する「開状態」か、気体(移動相)を導入しない「閉状態」かのいずれの状態となるようになっている。
これにより、測定試料流路155中で測定試料と標準試料とが混在しないよう、測定試料流路155中において測定試料と標準試料との間に気体(移動相)を注入することができる(図7参照)。
コンピュータ440は、CPU441と表示装置42と入力装置43とメモリ44とを備える。また、CPU441が処理する機能をブロック化して説明すると、測定者の入力操作によって四重極16、17等を制御する分析制御部41aと、検出器18から強度信号を取得する検出器制御部41bと、マススペクトルを作成してメモリ44に記憶させる作成部41cと、測定者の入力操作によってパルスバルブ216とパルスバルブ416とを制御するパルスバルブ制御部441dとを有する。
以上のように、実施形態3の液体クロマトグラフ質量分析装置401によれば、測定試料と標準試料との混在を防止しつつ、標準試料の導入タイミングを適切に制御することができる。また、測定試料流路155中で一の測定試料と他の測定試料とが混在しないよう気体(移動相)を注入することもできるので、測定試料流路155に複数のLC部が連結されてもよい。
<他の実施形態>
(1)上述した液体クロマトグラフ質量分析装置301では、パルスバルブ216は、乾燥ガス流路51中に配置されているような構成を示したが、ネブライズガス流路156中に配置されているような構成としてもよい。
(2)液体クロマトグラフ質量分析装置であるような構成を示したが、気体クロマトグラフ質量分析装置であるような構成としてもよい。
本発明の質量分析装置は、例えば、クロマトグラフ質量分析装置における質量分析部の校正方法として利用される。
1 液体クロマトグラフ質量分析装置
11 イオン化室
14 質量分析室(質量分析部)
15 プローブ
19 脱溶媒管(イオン導入口)
110 チャンバ(筐体)
155 測定試料流路
216 パルスバルブ
255 標準試料流路

Claims (5)

  1. 試料をイオン化するイオン化室と、当該イオン化室からイオンが導入される質量分析部とを備え、
    前記イオン化室は、筐体を備え、当該筐体によって内部空間が形成され、
    前記筐体には、前記イオン化室の内部に測定試料を噴霧するための測定試料流路を有するプローブが取り付けられるとともに、前記イオン化室の内部と質量分析部の内部とを連通するイオン導入口が形成されており、
    標準試料を測定することにより得られたマススペクトルの測定値を用いて、前記測定試料を測定することにより得られたマススペクトルの測定値を校正する質量分析装置であって、
    前記イオン化室の内部に標準試料を噴霧するための標準試料流路と、当該標準試料流路中に配置され、間欠的に標準試料を導入するパルスバルブとを備えることを特徴とする質量分析装置。
  2. 前記測定試料流路の噴霧口と前記イオン導入口との間に前記標準試料を噴霧するように、前記標準試料流路が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の質量分析装置。
  3. 前記標準試料流路は、乾燥ガスを噴霧するための乾燥ガス流路と同一流路となっているか、或いは、ネブライズガスを噴霧するためのネブライズガス流路と同一流路となっていることを特徴とする請求項1に記載の質量分析装置。
  4. 前記標準試料流路は、前記測定試料流路と同一流路となっており、
    前記測定試料が液体であるときには、液体の標準試料がパルスバルブによって導入され、一方、前記測定試料が気体であるときには、気体の標準試料がパルスバルブによって導入されることを特徴とする請求項1に記載の質量分析装置。
  5. 前記標準試料流路中に、間欠的に移動相を導入するパルスバルブが配置されており、
    前記測定試料が液体であるときには、液体の移動相がパルスバルブによって導入され、一方、前記測定試料が気体であるときには、気体の移動相がパルスバルブによって導入されることを特徴とする請求項4に記載の質量分析装置。
JP2016530762A 2014-07-03 2014-07-03 質量分析装置 Active JP6179671B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/067791 WO2016002045A1 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 質量分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016002045A1 JPWO2016002045A1 (ja) 2017-04-27
JP6179671B2 true JP6179671B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=55018644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016530762A Active JP6179671B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 質量分析装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9741548B2 (ja)
EP (1) EP3166129A4 (ja)
JP (1) JP6179671B2 (ja)
CN (1) CN106463335B (ja)
WO (1) WO2016002045A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10196577B2 (en) 2015-09-30 2019-02-05 Celanese Sales Germany Gmbh Low friction squeak free assembly
US10731027B2 (en) 2010-10-14 2020-08-04 Celanese Sales Germany Gmbh Coupled glass-fiber reinforced polyoxymethylene
US11015031B2 (en) 2017-06-16 2021-05-25 Celanese Sales Germany Gmbh Reinforced polyoxymethylene composition with low emissions

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105223264B (zh) * 2015-09-21 2017-12-29 广东联捷生物科技有限公司 一种质谱定量分析的模拟内标方法、装置及应用
WO2017094178A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社島津製作所 液体試料分析システム
US11099161B2 (en) * 2016-11-29 2021-08-24 Shimadzu Corporation Ionizer and mass spectrometer
GB201808949D0 (en) 2018-05-31 2018-07-18 Micromass Ltd Bench-top time of flight mass spectrometer
WO2019229469A1 (en) 2018-05-31 2019-12-05 Micromass Uk Limited Mass spectrometer
GB201808912D0 (en) 2018-05-31 2018-07-18 Micromass Ltd Bench-top time of flight mass spectrometer
GB201808893D0 (en) * 2018-05-31 2018-07-18 Micromass Ltd Bench-top time of flight mass spectrometer
GB201808894D0 (en) 2018-05-31 2018-07-18 Micromass Ltd Mass spectrometer
CN109326499B (zh) * 2018-09-29 2020-06-02 清华大学深圳研究生院 一种用于去除质谱仪进样结晶的装置
US11635413B2 (en) * 2019-02-04 2023-04-25 Hitachi High-Tech Corporation Liquid chromatograph mass spectrometer
TWI687630B (zh) * 2019-04-16 2020-03-11 亞台富士精機股份有限公司 乾燥系統與控制方法
JP7140282B2 (ja) * 2019-05-27 2022-09-21 株式会社島津製作所 質量分析装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10132786A (ja) 1996-10-30 1998-05-22 Shimadzu Corp 質量分析装置
US6410915B1 (en) 1998-06-18 2002-06-25 Micromass Limited Multi-inlet mass spectrometer for analysis of liquid samples by electrospray or atmospheric pressure ionization
JP3048146B1 (ja) * 1999-02-18 2000-06-05 科学技術振興事業団 アイソトポマ―質量分析装置
JP2002245962A (ja) * 2000-12-12 2002-08-30 Jeol Ltd エレクトロスプレー・イオン源
US6657191B2 (en) * 2001-03-02 2003-12-02 Bruker Daltonics Inc. Means and method for multiplexing sprays in an electrospray ionization source
JP2006073437A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Idx Technologies Corp 光蓄積型レーザーイオン化質量分析装置
US20060255261A1 (en) * 2005-04-04 2006-11-16 Craig Whitehouse Atmospheric pressure ion source for mass spectrometry
DE102006015535A1 (de) * 2006-03-31 2007-10-04 Thermo Electron (Bremen) Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Analyse von Isotopenverhältnissen
CA2689417C (en) * 2007-06-02 2017-07-11 Cerno Bioscience Llc A self calibration approach for mass spectrometry
JP4985153B2 (ja) * 2007-07-03 2012-07-25 株式会社島津製作所 クロマトグラフ質量分析装置
JP4966780B2 (ja) * 2007-07-30 2012-07-04 株式会社日立ハイテクノロジーズ 液体クロマトグラフ/質量分析計を用いた分析方法
BR112012021350B1 (pt) * 2010-02-26 2020-10-06 Zoex Corporation Calibração de massa pulsada em espectrometria de massa de duração de trajeto
JP5316481B2 (ja) * 2010-06-11 2013-10-16 株式会社島津製作所 質量分析装置
JP5675442B2 (ja) * 2011-03-04 2015-02-25 株式会社日立ハイテクノロジーズ 質量分析方法及び質量分析装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10731027B2 (en) 2010-10-14 2020-08-04 Celanese Sales Germany Gmbh Coupled glass-fiber reinforced polyoxymethylene
US10196577B2 (en) 2015-09-30 2019-02-05 Celanese Sales Germany Gmbh Low friction squeak free assembly
US11015031B2 (en) 2017-06-16 2021-05-25 Celanese Sales Germany Gmbh Reinforced polyoxymethylene composition with low emissions

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016002045A1 (ja) 2016-01-07
EP3166129A1 (en) 2017-05-10
CN106463335A (zh) 2017-02-22
EP3166129A4 (en) 2018-06-13
US20170011897A1 (en) 2017-01-12
CN106463335B (zh) 2019-02-19
US9741548B2 (en) 2017-08-22
JPWO2016002045A1 (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6179671B2 (ja) 質量分析装置
US11810771B2 (en) Fourier transform mass spectrometer based on use of a fringing field to convert radial oscillations of excited ions to axial oscillations
US10446380B2 (en) IRMS sample introduction system and method
JP3791479B2 (ja) イオンガイド
US8637810B2 (en) Atmospheric pressure ionization mass spectrometer
US8198582B2 (en) Method and apparatus for thermalization of ions
EP3033763B1 (en) Sample quantitation with a miniature mass spectrometer
US7230237B2 (en) Mass spectrometer
JP2017535040A (ja) 不要イオンを抑制するシステム及び方法
US20180053640A1 (en) In-source collision-induced heating and activation of gas-phase ions for spectrometry
JP2009146905A (ja) 質量分析計
GB2563194A (en) Dual mode ionization device
CA2539899A1 (en) Improved high performance ion mobility spectrometry using hourglass electrodynamic funnel and internal ion funnel
WO2006065520A2 (en) Atmospheric pressure ionization with optimized drying gas flow
US6646255B2 (en) Liquid chromatograph/mass spectrometer and its ionization interface
JP6620896B2 (ja) イオン化装置及び質量分析装置
EP4091191A1 (en) High pressure mass analyzer
JP2002107344A (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
EP2715774A2 (en) Ion inlet for a mass spectrometer
JP6194858B2 (ja) イオン化室
US20230126290A1 (en) Ion activation and fragmentation in sub-ambient pressure for ion mobility and mass spectrometry
JP4811361B2 (ja) 大気圧化学イオン化質量分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170703

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6179671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151