JP6179026B2 - 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法 - Google Patents

低熱膨張セラミックスおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6179026B2
JP6179026B2 JP2012212678A JP2012212678A JP6179026B2 JP 6179026 B2 JP6179026 B2 JP 6179026B2 JP 2012212678 A JP2012212678 A JP 2012212678A JP 2012212678 A JP2012212678 A JP 2012212678A JP 6179026 B2 JP6179026 B2 JP 6179026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal expansion
low thermal
less
expansion ceramic
eucryptite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012212678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014065635A (ja
Inventor
梅津 基宏
基宏 梅津
井口 真仁
真仁 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Spark Plug Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2012212678A priority Critical patent/JP6179026B2/ja
Publication of JP2014065635A publication Critical patent/JP2014065635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179026B2 publication Critical patent/JP6179026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

本発明は、β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とからなる低熱膨張セラミックスおよびその製造方法に関する。
従来、低熱膨張セラミックスは、低熱膨張性に加え高剛性を有することから、半導体製造装置の位置決め用のミラーやステージ部材として使用されている。低熱膨張セラミックスとしては、ユークリプタイトと、炭化珪素、窒化珪素等から選ばれる1種以上の材料とからなるものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1記載の低熱膨張セラミックスは、20〜30℃における平均の熱膨張係数が−1×10−6〜1×10−6/℃である。
一方で、βユークリプタイトとβウォラストナイトが配合されて形成されたセラミックスで、平均結晶粒径が2μm以下のものが開示されている(特許文献2参照)。特許文献2記載のセラミックスは、加工性を高めることを目的に開発されている。
特開2004−224607号公報 特開2000−1386号公報
上記のように、低熱膨張セラミックスは、低熱膨張性および高剛性に優れており、ミラー部材等にも用いられるが、特に複合材料系のセラミックスでは、高精度に加工された平面が経時変化を起こし易いという事情がある。
複合材料系の低熱膨張セラミックスを構成するユークリプタイトは、負膨張セラミックスであり、負膨張性を発現する一つの要因として、焼結体組織の粒子内に存在するマイクロクラックが挙げられる。上記のような低熱膨張セラミックスは、負膨張であるユークリプタイトに正膨張である炭化珪素および窒化珪素を添加し、その配合を調整することで、23±3℃でゼロ膨張を実現している。
しかしながら、5℃以下の環境下では、焼結体粒子中に存在するマイクロクラックが要因となって、高精度に加工した面の平面度が変化する場合がある。例えば、φ300の円盤ミラー部材のミラー部の平面度を0.060μmに加工した場合、−5℃の環境下に一定期間曝されると、ミラー部の平面度が0.200μmまで変化してしまう。この精度変化は、半導体製造装置の位置決め用のミラーとしては、致命的となる。また、素材の運搬や保管方法においても、厳密な温度管理が必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、クラックの大きさを微小化し、温度変化のあるような環境下でも高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる低熱膨張セラミックスおよびその製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の低熱膨張セラミックスは、β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とからなる低熱膨張セラミックスであって、相対密度が99%以上、焼結体の平均粒子径が0.5μm以下であり、20℃以上30℃以下における平均の熱膨張係数が−1×10−6/℃以上1×10−6/℃以下であることを特徴としている。
このように本発明の低熱膨張セラミックスは、焼結体の平均粒子径が0.5μm以下であるため、マイクロクラックの大きさを微小化し、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。したがって、たとえば半導体製造装置の位置決め用のミラーに好適に応用できる。
(2)また、本発明の低熱膨張セラミックスは、電子顕微鏡で500倍の視野で観察したとき、10μm以上のポアの数が、10視野の平均で1個/視野以下であることを特徴としている。このように大きいポアの数が低減されているため、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。
(3)また、本発明の低熱膨張セラミックスは、電子顕微鏡で3000倍の視野で観察したとき、10μm以上の長さのマイクロクラックの数が、10視野の合計で1個以下であることを特徴としている。これにより、大きなクラックの数が低減されているため、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。
(4)また、本発明の低熱膨張セラミックスは、ヤング率が140GPa以上であることを特徴としている。これにより、高剛性を有する低熱膨張セラミックスとして半導体製造装置の部材等に好適に使用できる。
(5)また、本発明の低熱膨張セラミックスは、3点曲げ強度が250MPa以上であることを特徴としている。これにより、高強度を有する低熱膨張セラミックスを実現できる。
(6)また、本発明の低熱膨張セラミックスの製造方法は、β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とからなる低熱膨張セラミックスの製造方法であって、β−ユークリプタイトの原料粉と炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料の原料粉とを混合粉砕し平均一次粒子径で0.25μm以下にする粉砕工程と、前記粉砕工程で得られた粉末を加圧成形する成形工程と、前記成形工程で得られた成形体を1200℃以上1315℃以下で焼成する焼成工程と、100MPa以上、1150℃以上1300℃以下でHIP処理を実施するHIP処理工程と、を含むことを特徴としている。
このように、本発明の低熱膨張セラミックスの製造方法は、混合粉砕し平均一次粒子径で0.25μm以下にしているため、焼結体のクラックの大きさを微小化することで高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。
本発明によれば、クラックの大きさを微小化し、温度変化のあるような環境下でも高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。
(a)、(b)それぞれ実施例および比較例の500倍のSEM写真である。 (a)、(b)それぞれ実施例の3000倍および比較例の1500倍のSEM写真である。
(低熱膨張セラミックスの構成)
本発明の低熱膨張セラミックス(以下、低熱膨張セラミックス)は、β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とから構成されている。β−ユークリプタイトが温度上昇に対して収縮する負膨張の特性を有しており、炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料が温度上昇に対して膨張する正膨張の特性を有している。
これらが互いの膨張を打ち消し合う配合で複合材料を構成することで低熱膨張な材料として構成されている。このように構成された低熱膨張セラミックスの20℃以上30℃以下における平均の熱膨張係数は、−1×10−6/℃以上1×10−6/℃以下となる。
また、低熱膨張セラミックスは、相対密度99%以上に緻密化され、焼結体の平均粒子径が0.5μm以下である。低熱膨張セラミックスを構成するβ−ユークリプタイトは、マイクロクラックを有し、マイクロクラックが機能することで負膨張の特性を生じさせている。
しかし、一方でマイクロクラックの存在により加工面の平面度が変化しやすくなっている。これに対し、本発明の低熱膨張セラミックスでは、焼結体の組織を制御し、粒径を小さくしている。具体的には、焼結体の焼結粒子を微細化することで(粒子径:0.5μm以下)、粒子内に存在するマイクロクラックそのものの数を低減し、さらにはそのクラックの大きさを微小化している。これにより、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。これを例えば半導体製造装置の位置決め用のミラーとして好適に応用できる。
低熱膨張セラミックスは、電子顕微鏡で3000倍の視野で観察したとき、10μm以上の長さのマイクロクラックの数が、10視野の合計で1個以下であることが好ましい。これにより、大きなクラックの数を低減できていることから、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。
また、低熱膨張セラミックスは、電子顕微鏡で500倍の視野で観察したとき、10μm以上のポアの数が、10視野の平均で1個/視野以下であることが好ましい。マイクロクラックの数が低減している場合には、ポアの数も低減されており、加工面の平面度の変化を防止できる。
低熱膨張セラミックスは、ヤング率が140GPa以上であることが好ましい。これにより、高剛性を有する低熱膨張セラミックスとして半導体製造装置の部材等に好適になる。また、3点曲げ強度が250MPa以上であることが好ましい。これにより、高強度を有する低熱膨張セラミックスに応用できる。
(低熱膨張セラミックスの製造方法)
上記のように構成される低熱膨張セラミックスの製造方法を説明する。まず、β−ユークリプタイトの粉末と炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料の粉末とを、混合粉砕する。その際の配合比は、熱膨張係数が低くなるよう設計された所定の配合比である。このようにして平均一次粒子径で0.25μm以下の粉末を得る(粉砕工程)。
そして、粉砕工程で得られた粉末を加圧成形する(成形工程)。次に、成形工程で得られた成形体を1200℃以上1315℃以下の焼成温度で焼成する(焼成工程)。最後に、100MPa以上、1150℃以上1300℃以下でHIP処理を実施する(HIP処理工程)。
上記のように、混合粉砕のとき原料を平均一次粒子径で0.25μm以下にしているため、焼結体のクラックの大きさを微小化し、高精度に加工した面の平面度の変化を防止できる。微細な粉末を用いることが焼結体の焼結粒子を微細化する一つのポイントになるが、それ以外に可能な限り低温で焼結させることもポイントである。
原料粉末の一次粒子径が1.0μmであれば、1280〜1380℃の範囲で相対密度98%以上に緻密化できる。しかし、高温領域では、粒成長するため、焼結粒子径が3〜4μm程度となる。
原料粉末の一次粒子径を0.25μm以下に制御することで、焼成温度を低温化することが可能となり、1250〜1380℃で相対密度98%となる。さらには、緻密化範囲を相対密度95%以上まで拡大すると1200〜1380℃となる。但し、原料粉末を微粒化しても、高温領域で焼成すると、焼結体の粒子径が0.5μm以上となってしまう。
したがって、1200〜1315℃が、焼結体粒子の粒子径が0.5μm以下となり、且つ、相対密度が95%以上となる焼成温度であることが分かる。その後、Ar中、100MPa以上の雰囲気圧力で、1150〜1300℃でHIP処理することで、焼結体粒子の粒子径が0.5μm以下を維持しつつ、相対密度99%まで緻密化させることができる。
(実施例の作製条件)
上記の製造方法で、実施例の低熱膨張セラミックスを作製した。β−ユークリプタイト粉末77質量%に対し炭化珪素粉末22質量%および窒化珪素1質量%を添加し、これをエタノール溶媒とアルミナボールと共にボールミル内に投入し、5〜48時間湿式にて混合粉砕を行なった。
このようにして得られた混合粉砕粉末を乾燥、解砕した後に、レーザー散乱式粒度分布測定機を用いて一次粒子径を測定した。その結果、平均一次粒子径で0.22〜0.24μmの原料粉末が得られた。得られた混合粉砕粉末を100kg/cmで1分間、一軸加圧成形した後、1200kg/cmで1分間、冷間静水圧成形することにより、成形体を作製した。成形体は、窒素雰囲気中で1200〜1315℃の焼成温度で焼成した。焼成体は、さらにAr中、100MPa以上の雰囲気圧力で、1150〜1300℃でHIP処理した(試料No.1〜4)。
(比較例の作製条件)
比較例としてβ−ユークリプタイトと炭化珪素とを混合粉砕し平均一次粒子径2μmの原料粉末を得て、それを上記の実施例と同じ条件で成形し、窒素雰囲気中で1200℃の焼成温度で焼成した。さらにAr中、100MPa以上の雰囲気圧力で、1150℃でHIP処理した(試料No.5)。
また、上記の実施例と同様の条件で混合粉砕し、平均一次粒子径0.25μmの原料粉末を用い、それを上記の実施例と同じ条件で成形し、窒素雰囲気中で1320℃の焼成温度で焼成した。さらにAr中、100MPa以上の雰囲気圧力で、1300℃でHIP処理した(試料No.6)。
また、上記の実施例と同様の条件で混合粉砕し、平均一次粒子径0.25μmの原料粉末を用い、それを上記の実施例と同じ条件で成形し、窒素雰囲気中で1150℃の焼成温度で焼成した。さらにAr中、100MPa以上の雰囲気圧力で、1100℃でHIP処理した(試料No.7)。以下の表は、実施例および比較例の試料の作製条件を示している。
(評価結果)
このようにして得られたそれぞれの焼結体の相対密度をアルキメデス法により測定した。また、それぞれのセラミックス焼結体の表面を加工し、走査型電子顕微鏡(SEM)でその表面を観察し、焼結体の平均粒子径、500倍で表面を顕微鏡観察したときのポア数、3000倍で表面を顕微鏡観察したときのマイクロクラック数を測定した。
(SEM観察)
図1(a)、(b)は、それぞれ実施例の試料No.1および比較例の試料No.5の500倍のSEM写真である。図1(a)に示すように、実施例の低熱膨張セラミックスの表面は一様であり、その視野からポアは見つからなかった。10視野の平均では1個/視野以下であった。また、図1(b)に示すように、比較例のセラミックスの表面には、直径約10μmのポア10が2個見つかった。10視野の平均では2.2個/視野であった。
図2(a)、(b)は、それぞれ実施例の3000倍および比較例の1500倍のSEM写真である。図2(a)に示すように、実施例の低熱膨張セラミックスは、平均粒径0.5μmの粒子で構成されており、10視野の合計でも、数μm程度のマイクロクラックは見つからなかった。また、図2(b)に示すように、比較例のセラミックスは、平均粒径5μmの粒子で構成されており、約10μmのクラック20が2個見つかった。また、10視野の合計では12個見つかった。
その他、各試料について熱膨張係数、ヤング率、曲げ強度および精度変化を評価した。ヤング率は、「JISR1602ファインセラミックスの弾性率試験方法」に準拠し、曲げ共振法にて、測定装置(常温ヤング率測定機/JE-RT3 日本テクノプラス社製)を用いて評価した。曲げ強度は、「JISR1601ファインセラミックスの室温曲げ強さ試験方法」に基づき、測定装置(オートグラフAG-2000B/島津製作所社製)を用いて評価した。精度変化の評価は、以下の手順で行った。すなわち、各焼結体試料からφ200×10tの素材を作製し、上下面の平面研削後、上面をラップ加工し、その平面度を0.05μmに仕上げた。そして、−5℃の環境下に、24時間保管し、上面の平面度を光学式表面性状測定機(zygo)で測定した。以下の表は、評価結果をまとめて示している。
以上の評価の結果、実施例の試料No.1〜4は、いずれの項目においても十分に規定値をクリアしていた。精度変化も平面度変化が±0.02μm以下であり、問題なかった。一方、試料No.5は、相対密度が99%未満で、焼結体の平均粒子径が0.5μmより大きく、ポア数が1個/視野より多く、マイクロクラックが1個より多く、精度変化も+0.100μm以上変化があり、規定値を満たさなかった。
試料No.6は、相対密度が99%以上であるが、焼結体の平均粒子径が0.5μmより大きかった。また、ポア数が1個/視野以下であるが、マイクロクラックが1個より多く、精度変化も+0.100μm以上の変化が測定され、規定値を満たさなかった。
試料No.7は、相対密度が99%より小さく、焼結体の平均粒子径が0.5μmより小さかった。また、ポア数が1個/視野より多く、マイクロクラックが1個より多く、精度変化も+0.100μm以上変化が測定され、規定値を満たさなかった。
以上のように、比較例のセラミックス焼結体では、加工表面にポアやクラックが生じており、その平面度が変化しやすい状態であることが分かった。
これに対し、実施例の低熱膨張セラミックス焼結体では、平均粒径が0.5μm以下であり、数μmのポアやクラックが無く、加工表面の平面度の変化を防止できることが分かった。
10 ポア
20 マイクロクラック

Claims (7)

  1. β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とからなる低熱膨張セラミックスであって、
    相対密度が99%以上、焼結体の平均粒子径が0.5μm以下であり、
    20℃以上30℃以下における平均の熱膨張係数が−1×10−6/℃以上1×10−6/℃以下であることを特徴とする低熱膨張セラミックス。
  2. 電子顕微鏡で500倍の倍率で188μm×148μmの長方形領域を1視野として観察したとき、10μm以上のポアの数が、10視野の平均で1個/視野以下であることを特徴とする請求項1記載の低熱膨張セラミックス。
  3. 電子顕微鏡で3000倍の倍率で39μm×31μmの長方形領域を1視野として観察したとき、10μm以上の長さのマイクロクラックの数が、10視野の合計で1個以下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の低熱膨張セラミックス。
  4. ヤング率が140GPa以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の低熱膨張セラミックス。
  5. 3点曲げ強度が250MPa以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の低熱膨張セラミックス。
  6. β−ユークリプタイト77wt%、炭化珪素22wt%、窒化珪素1wt%からなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の低熱膨張セラミックス。
  7. β−ユークリプタイトと炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料とからなる低熱膨張セラミックスの製造方法であって、
    β−ユークリプタイトの原料粉と炭化珪素および窒化珪素から選ばれる1種以上の材料の原料粉とを混合粉砕し平均一次粒子径で0.25μm以下にする粉砕工程と、
    前記粉砕工程で得られた粉末を加圧成形する成形工程と、
    前記成形工程で得られた成形体を1200℃以上1315℃以下で焼成する焼成工程と、
    100MPa以上、1150℃以上1300℃以下でHIP処理を実施するHIP処理
    工程と、を含むことを特徴とする低熱膨張セラミックスの製造方法。
JP2012212678A 2012-09-26 2012-09-26 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法 Active JP6179026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212678A JP6179026B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212678A JP6179026B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014065635A JP2014065635A (ja) 2014-04-17
JP6179026B2 true JP6179026B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=50742412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212678A Active JP6179026B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6179026B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6999813B2 (ja) * 2018-07-12 2022-01-19 京セラ株式会社 複合体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3798130B2 (ja) * 1997-10-14 2006-07-19 太平洋セメント株式会社 超塑性セラミックスの加工方法
JP2001302340A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Taiheiyo Cement Corp 緻密質低熱膨張セラミックスおよびその製造方法ならびに半導体製造装置用部材
JP3665553B2 (ja) * 2000-10-24 2005-06-29 新日本製鐵株式会社 導電性低熱膨張セラミックス焼結体
JP5270306B2 (ja) * 2008-11-10 2013-08-21 太平洋セメント株式会社 セラミックス接合体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014065635A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4854482B2 (ja) 炭化硼素質焼結体およびその製造方法
JP2005314215A (ja) 緻密質コーディエライト焼結体及びその製造方法
WO2017030360A1 (ko) 고 열전도도 질화규소 소결체 및 이의 제조 방법
JPS6168373A (ja) 窒化珪素焼結体およびその製造法
US8871139B2 (en) Manufacturing transparent yttrium aluminum garnet by spark plasma sintering
US20120309609A1 (en) Composite material with controlled coefficient of thermal expansion with oxidic ceramics and process for obtaining same
JP5830439B2 (ja) 転動体及びその製造方法
US20120107585A1 (en) Ceramic Composite Based on Beta-Eucryptite and an Oxide, and Process of Manufacturing Said Composite
WO2014122865A1 (ja) 透光性金属酸化物焼結体の製造方法及び透光性金属酸化物焼結体
WO2019235593A1 (ja) 板状の窒化ケイ素質焼結体およびその製造方法
US20130337994A1 (en) Lithium aluminosilicate-based materials with negative thermal expansion coefficient in a broad temperature range, preparation process and use
JP6179026B2 (ja) 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法
JP2013100216A (ja) 酸化物セラミックス焼結体およびその製造方法
JPWO2012057215A1 (ja) コージェライト質セラミックスおよびこれを用いた半導体製造装置用部材
JP7201103B2 (ja) 板状の窒化ケイ素質焼結体およびその製造方法
JP2019011216A (ja) セラミックス組成物及びその焼結体
JP5312523B2 (ja) セラミック製刃物およびその製造方法
JP2006327924A (ja) セラミック製刃物およびその製造方法
JP2002283244A (ja) 仕上げ用砥石及びその製造方法
JP3121996B2 (ja) アルミナ質焼結体
JP2007031269A (ja) マシナブルガラスセラミックス及びその製造方法
CN107840664A (zh) 硅铝氧氮陶瓷烧结体、其制法、复合基板及电子器件
JP3970629B2 (ja) 低熱膨張セラミックスおよびその製造方法
JP2007254205A (ja) 窒化珪素接合体とその製造方法およびこれを用いた半導体製造装置用部材
JP2006027986A (ja) 半導体製造装置用部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150828

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20151021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170321

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6179026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250