JP6177459B1 - プレート式熱交換器および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/08Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning

Abstract

第1の面および第1の面と対向する第2の面とを有し、第1流体と第2流体とが熱交換を行う第1熱交換ユニット(10)と、第3の面および第3の面と対向する第4の面とを有し、第1熱交換ユニット(10)の第2の面と第3の面とが接続されるように配置され、第1熱交換ユニット(10)において熱交換された第1流体と第3流体とが熱交換を行う第2熱交換ユニット(20)とを備える。第1流体の第1流入口(61)と第1流出口(62)とは第2熱交換ユニット(20)の第4の面上に設けられている。第2流体の第2流入口(51)と第2流出口(52)とは第1熱交換ユニット(10)の第1の面上に設けられている。第3流体の第3流入口(63)と第3流出口(64)とは第2熱交換ユニット(20)の第4の面上に設けられている。

Description

本発明は、プレート式熱交換器および該プレート式熱交換器を備える冷凍サイクル装置に関する。
3流体の間で熱交換を行わせるプレート式熱交換器が知られている。このようなプレート式熱交換器は、たとえば特開平11−94487号公報(特許文献1)に記載されている。この公報に記載のプレート式熱交換器は、3流体のうちの第1流体がプレート内部で分配され、当該第1流体の一部と第2流体との間で熱交換を行わせるとともに、当該第1流体の残部と第3流体との間で熱交換を行わせるものである。上記公報に記載のプレート式熱交換器では、各流体の流入口と流出口とが同一面上に形成されているため、プレート式熱交換器の当該流入口および流出口と外部配管(以下、プレート式熱交換器の外部に設けられた配管を外部配管と呼び、外部配管は冷凍サイクル装置内の配管も含む)との接続を流体毎に連続して行うことが可能である。
特開平11−94487号公報
しかしながら、上記公報に記載のプレート式熱交換器では、第1流体の一部と残部とを分配させてから合流させる流路が設けられている。そのため、プレート式熱交換器内の流路の構造が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の主たる目的は、プレート式熱交換器の流入口および流出口と外部配管との接続を流体毎に連続して行うことができ、かつ、構造が簡易なプレート式熱交換器を提供することにある。
本発明に係るプレート式熱交換器は、第1の面および第1の面と対向する第2の面を有し、第1流体と第2流体とが熱交換するための第1熱交換ユニットと、第3の面および第3の面と対向する第4の面を有し、第1熱交換ユニットの第2の面と第3の面とが接続されるように配置され、かつ第1熱交換ユニットにおいて熱交換された第1流体と、第3流体とが熱交換するための第2熱交換ユニットとを備える。第1熱交換ユニットは、第2流体を入出するための第2流入口および第2流出口を含む。第2熱交換ユニットは、第1流体を入出するための第1流入口および第1流出口と、第3流体を入出するための第3流入口および第3流出口とを含む。第1流入口および第1流出口は第2熱交換ユニットの第4の面上に設けられている。第2流入口および第2流出口は第1熱交換ユニットの第1の面上に設けられている。第3流入口および第3流出口は第2熱交換ユニットの第4の面上に設けられている。第2熱交換ユニットは、伝熱面を有し、伝熱面に垂直な方向に互いに積層されている複数の第2伝熱プレートをさらに含む。複数の第2伝熱プレートには、伝熱面に対して垂直な方向の第1の面側に突出している凸部と、第1流体を流通させるための通路孔とが設けられており、通路孔は、凸部の頂面上に設けられている。凸部の頂面は、垂直な方向において第1の面側において隣り合う仕切プレートまたは他の第2伝熱プレートと接触している
本発明によれば、プレート式熱交換器の流入口および流出口と外部配管との接続を流体毎に連続して行うことができ、かつ、構造が簡易なプレート式熱交換器を提供することができる。
実施の形態1に係るプレート式熱交換器を一方の出入口プレート側から示す斜視図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器を他方の出入口プレート側から示す斜視図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器における各流体の流路の一例を示す図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器の構成の一例を示す分解図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器の第1伝熱プレートの一例を示す平面図である。 図5に示す第1伝熱プレートの側面図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器の仕切プレートの一例を示す平面図である。 図7に示す仕切プレートの側面図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器の第2伝熱プレートの一例を示す平面図である。 図9に示す第2伝熱プレートの側面図である。 実施の形態1に係るプレート式熱交換器の他の第2伝熱プレートの一例を示す平面図である。 図11に示す第2伝熱プレートの側面図である。 実施の形態2に係るプレート式熱交換器における各流体の流路の一例を示す図である。 実施の形態2に係るプレート式熱交換器を備える冷凍サイクル装置の一例を示す概略図である。 実施の形態2に係る冷凍サイクル装置の筐体および接続配管の一例を示す斜視図である。 実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器の第2伝熱プレートの変形例を示す平面図である。 実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器の第1伝熱プレートの変形例を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
<プレート式熱交換器>
図1〜図3を参照して、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100について説明する。プレート式熱交換器100は、第1流体と第2流体とが熱交換する第1熱交換ユニット10と、第1熱交換ユニット10において熱交換された第1流体と第3流体とが熱交換する第2熱交換ユニット20とを備える。第1熱交換ユニット10は、第1の面と、第1の面と対向する第2の面とを有している。第2熱交換ユニット20は、第3の面と、第3の面と対向する第4の面とを有している。第1熱交換ユニット10の第2の面は、第2熱交換ユニット20の第3の面と後述する仕切プレート4を介して接続されている。プレート式熱交換器100において、第1熱交換ユニット10の第1の面は、第2の面および第3の面を挟んで、第2熱交換ユニット20の第4の面と対向している。第1の面、第2の面、第3の面および第4の面は、曲面であってもよいし、平面であってもよい。
図1に示されるように、第1熱交換ユニット10は、複数の第1伝熱プレート1と第1出入口プレート5とを含む。複数の第1伝熱プレート1は互いに積層されている。第1出入口プレート5は、第1伝熱プレート1の積層方向において、積層された複数の第1伝熱プレート1に対し第2熱交換ユニット20と反対側に配置されている。第1出入口プレート5は、第1熱交換ユニット10の第1の面を有している。複数の第1伝熱プレート1において第1出入口プレート5から最も離れた位置に配置された(後述する仕切プレート4と隣接して配置された)第1伝熱プレート1は、第1熱交換ユニット10の第2の面を有している。第1出入口プレート5の第1の面上には、第2流体をプレート式熱交換器100内に流出入するための第2流入口51および第2流出口52が形成されている。
図1および図2に示されるように、第2熱交換ユニット20は、複数の第2伝熱プレート2,3と第2出入口プレート6とを含む。複数の第2伝熱プレート2,3は、互いに異なる構造を有する少なくとも2種類の第2伝熱プレート2および第2伝熱プレート3を含む(詳細は後述する)。第2熱交換ユニット20は、第2伝熱プレート2および第2伝熱プレート3のそれぞれを少なくとも1枚以上ずつ含んでいればよいが、それぞれ複数枚ずつ含んでいるのが好ましい。複数の第2伝熱プレート2,3は互いに交互に積層されている。第2伝熱プレート2,3の積層方向は、第1伝熱プレート1の積層方向と同じである(以下、単に積層方向という)。第2出入口プレート6は、第2伝熱プレート2,3の積層方向において、積層された複数の第2伝熱プレート2,3に対し第1熱交換ユニット10と反対側に配置されている。第2出入口プレート6は、第2熱交換ユニット20の第4の面を有している。複数の第2伝熱プレート2,3において第2出入口プレート6から最も離れた位置に配置された(後述する仕切プレート4と隣接して配置された)第2伝熱プレート2は、第2熱交換ユニット20の第3の面を有している。第2出入口プレート6の第4の面上には、第1流体をプレート式熱交換器100内に流出入するための第1流入口61および第1流出口62と、第3流体をプレート式熱交換器100内に流出入するための第3流入口63および第3流出口64とが形成されている。
第1熱交換ユニット10と第2熱交換ユニット20とは、仕切プレート4により仕切られている。第1出入口プレート5と第2出入口プレート6とは、プレート式熱交換器100(第1熱交換ユニット10および第2熱交換ユニット20)において、それぞれ上記積層方向における一端と他端とを構成している。なお、以下において、上記積層方向における第1出入口プレート5側を前側、第2出入口プレート6側を後側という。
図3に示されるように、第2流入口51から第1熱交換ユニット10に流入した第2流体は、第1熱交換ユニット10内に形成された流路8を通って第2流出口52から外部へ流出する。第3流入口63から第2熱交換ユニット20に流入した第3流体は、第2熱交換ユニット20内に形成された流路9を通って第3流出口64から外部へ流出する。第1流入口61から第2熱交換ユニット20に流入した第1流体は、第2熱交換ユニット20内に形成された流路7aを通って第1熱交換ユニット10に流入し、第1熱交換ユニット10内に形成された流路7b,7cを通って第2熱交換ユニット20に流入し、第2熱交換ユニット20内に形成された流路7dを通って第1流出口62から外部へ流出する。
図3および図4に示されるように、第1流体の流路7bと第2流体の流路8とは、第1熱交換ユニット10において隣り合う第1伝熱プレート1間にそれぞれ複数形成されている。第1流体の流路7bと第2流体の流路8とは、第1伝熱プレート1の表面(図5に示される伝熱面17)に沿うように(上記積層方向に対して交差する方向に)設けられている。第1流体の流路7bと第2流体の流路8とは、第1伝熱プレート1を介して互いに隣接するように設けられている。第1熱交換ユニット10において隣り合う第1伝熱プレート1間には、第1流体の流路7bと第2流体の流路8とが交互に形成されている。
図3および図4に示されるように、第1流体の流路7dと第3流体の流路9とは、第2熱交換ユニット20において隣り合う第2伝熱プレート2と第2伝熱プレート3との間にそれぞれ複数形成されている。第1流体の流路7dと第3流体の流路9とは、第2伝熱プレート2および第2伝熱プレート3の表面(図9,11に示される伝熱面29,39)に沿うように設けられており、第2伝熱プレート2または第2伝熱プレート3を介して互いに隣接するように設けられている。第2熱交換ユニット20において隣り合う第2伝熱プレート2と第2伝熱プレート3との間には、第1流体の流路7dと第2流体の流路9とが交互に形成されている。
図3および図4に示されるように、第1流体の流路7aは、第1流入口61から第1熱交換ユニット10まで、複数の第2伝熱プレート2,3の表面に垂直な方向(上記積層方向)に沿うように設けられている。第1流体の流路7aは、第2熱交換ユニット20に含まれる複数の第2伝熱プレート2,3の全ておよび仕切プレート4を貫通している。
<各プレートの具体的構成>
図4〜図12に示されるように、第1伝熱プレート1、第2伝熱プレート2,3、仕切プレート4,第1および第2出入口プレート5,6の平面形状は、たとえば略矩形状である。第1伝熱プレート1、第2伝熱プレート2,3、仕切プレート4,第1および第2出入口プレート5,6は、上記積層方向に重なる通路孔同士が互いに接続されている。各プレート間は、たとえばろう付けにより接続されている。
図4および図5に示されるように、第1伝熱プレート1の外周部(4隅)には、第1流体または第2流体を流通させるための4つの通路孔11,12,13,15が設けられている。具体的には、通路孔11と通路孔12、通路孔13と通路孔15が、それぞれ第2伝熱プレート2の長手方向において間隔を隔てて対向するように設けられている。さらに、通路孔11と通路孔15、通路孔12と通路孔13が、それぞれ第2伝熱プレート2の短手方向において間隔を隔てて対向するように設けられている。通路孔11,12,13,15は、第1伝熱プレート1を厚み方向(上記積層方向)に貫通している。
第1伝熱プレート1の中央部には、たとえばヘリンボーン状の波形模様(図示しない)が形成された伝熱面17が設けられている。図4〜図6に示されるように、第1伝熱プレート1には、伝熱面17に対して上記積層方向の前側に突出している凸部14,16が設けられている。通路孔13,15は、凸部14,16の頂面上に設けられている。凸部14,16の当該頂面は、上記積層方向の前側において隣り合う他の第1伝熱プレート1または第1出入口プレート5の背面と接触している。
図4、図7に示されるように、仕切プレート4の外周部には、第1流体を流通させるための2つの通路孔41,43が設けられている。通路孔41,43は、仕切プレート4の長手方向において互いに間隔を隔てて設けられている。通路孔41,43は、仕切プレート4を厚み方向(上記積層方向)に貫通している。仕切プレート4には、中央部の表面45に対して上記積層方向の前側に突出している凸部42,44が設けられている。通路孔41,43は、凸部42,44の頂面上に設けられている。凸部42,44の当該頂面は、上記積層方向において隣り合う第1伝熱プレート1の背面(伝熱面17の反対側に位置する面)と接触している。
図4、図9および図10に示されるように、第2伝熱プレート2の外周部には、第3流体を流通させるための2つの通路孔21,22と、第1流体を流通させるための3つの通路孔23,25,27とが設けられている。通路孔21,22,25,27は、第2伝熱プレート2の4隅に設けられている。具体的には、通路孔21と通路孔22、通路孔25と通路孔27が、それぞれ第2伝熱プレート2の長手方向において間隔を隔てて対向するように設けられている。さらに、通路孔21と通路孔27、通路孔22と通路孔25が、それぞれ第2伝熱プレート2の短手方向において間隔を隔てて対向するように設けられている。通路孔23は、当該短手方向において、通路孔22と通路孔25との間に設けられている。通路孔21,22,23,25,27は、第2伝熱プレート2を厚み方向(上記積層方向)に貫通している。
第2伝熱プレート2の中央部には、たとえばヘリンボーン状の波形模様(図示しない)が形成された伝熱面29が設けられている。図4、図9および図10に示されるように、第2伝熱プレート2には、伝熱面29に対して上記積層方向の前側に突出している凸部24,26,28が設けられている。通路孔23,25,27は、凸部24,26,28の頂面上に設けられている。凸部24,26,28の当該頂面は、上記積層方向の前側において隣り合う仕切プレート4の背面または他の第2伝熱プレート3の背面(図11に示される伝熱面39の反対側に位置する面)と接触している。なお、凸部24と凸部26とは、連なるように設けられている。
<第1熱交換ユニットおよび第2熱交換ユニットの具体的構成>
第1熱交換ユニット10は、たとえば4枚の第1伝熱プレート1と1枚の第1出入口プレート5により構成されている。4枚の第1伝熱プレート1および1枚の第1出入口プレート5は、それぞれの長手方向が鉛直方向に沿うように配置され、積層されている。各第1伝熱プレート1は、通路孔11が通路孔12に対して鉛直方向の上方または下方に位置するように配置されている。第1出入口プレート5は、第2流体の第2流入口51が第2流出口52に対して鉛直方向の下方に位置するように配置されている。
第1熱交換ユニット10において、第1出入口プレート5と隣り合う第1伝熱プレート1は、通路孔11,12が第1出入口プレート5の第2流入口51および第2流出口52のそれぞれと接続されている。言い換えると、第1出入口プレート5と第1伝熱プレート1との間に形成された通路孔11,12および伝熱面17を含む空間は、第2流入口51および第2流出口52のそれぞれと接続されている。
上記第1伝熱プレート1の後側(背面側)において当該第1伝熱プレート1と隣り合う他の第1伝熱プレート1は、通路孔11,12がそれぞれ当該第1伝熱プレート1の通路孔13,15と接続され、通路孔13,15がそれぞれ当該第1伝熱プレート1の通路孔11,12と接続されている。さらに、上記他の第1伝熱プレート1の後側(背面側)において当該他の第1伝熱プレート1と隣り合うさらに他の第1伝熱プレート1は、通路孔11,12がそれぞれ当該他の第1伝熱プレート1の通路孔13,15と接続され、通路孔13,15がそれぞれ当該他の第1伝熱プレート1の通路孔11,12と接続されている。
異なる観点から言えば、第1熱交換ユニット10において隣り合う一方の第1伝熱プレート1と他方の第1伝熱プレート1とは、上記積層方向から視て、各第1伝熱プレート1の中心に対し互いに点対称となるように配置されている。
これにより、第1出入口プレート5と第1伝熱プレート1との間に形成された伝熱面17を含む空間は、当該第1伝熱プレート1の通路孔12および上記他の第1伝熱プレート1の通路孔15を介して、上記他の第1伝熱プレート1と上記さらに他の第1伝熱プレート1との間に形成された伝熱面17を含む空間と接続されている。
第1熱交換ユニット10において第1出入口プレート5から最も離れた場所に配置された第1伝熱プレート1は、通路孔11,12が仕切プレート4の通路孔43,41とそれぞれ接続されている。言い換えると、図4、図7に示されるように、仕切プレート4の通路孔41,43は、第1出入口プレート5から最も離れて配置された第1伝熱プレート1の通路孔12,11とそれぞれと接続されている。また、仕切プレート4の通路孔41,43は、第2出入口プレート6から最も離れて配置された第2伝熱プレート2の通路孔27,25とそれぞれと接続されている。
第2熱交換ユニット20は、たとえば積層された4枚の第2伝熱プレート2,3により構成されている。4枚の第2伝熱プレート2,3は、それぞれの長手方向が鉛直方向に沿うように配置されている。各第2伝熱プレート2は、通路孔21が通路孔22に対して鉛直方向の下方に位置するように配置されている。各第2伝熱プレート3は、通路孔31が通路孔33に対して鉛直方向の下方に位置するように配置されている。第2出入口プレート6は、第流3体の第3流入口63が第3流出口64に対して鉛直方向の下方に位置するように配置されている。
第2熱交換ユニット20において、仕切プレート4と隣り合う第2伝熱プレート2は、通路孔27,25が仕切プレート4の通路孔41,43とそれぞれ接続されている。上記第2伝熱プレート2の後側(背面側)において当該第2伝熱プレート2と隣り合う他の第2伝熱プレート3は、通路孔31,33,35,36,38がそれぞれ当該第2伝熱プレート2の通路孔21,22,23,25,27と接続されている。
さらに、上記他の第2伝熱プレート3の後側(背面側)において当該他の第2伝熱プレート3と隣り合うさらに他の第2伝熱プレート2は、通路孔21,22,23,25,27が当該他の第2伝熱プレート3の通路孔31,33,35,36,38とそれぞれ接続されている。
第2熱交換ユニット20において、第2出入口プレート6と隣り合う第2伝熱プレート3は、通路孔31,33が第2出入口プレート6の第3流入口63および第3流出口64のそれぞれと接続されている。
第1熱交換ユニット10において、第1流体の流路7bは、鉛直方向の下方および上方にそれぞれ通路孔12,11が配置された第1伝熱プレート1の伝熱面17と、当該第1伝熱プレート1と前側において隣り合い、鉛直方向の下方および上方に通路孔11,12がそれぞれ配置された第1伝熱プレート1の伝熱面17との間に形成されている。
第1熱交換ユニット10において、第2流体の流路8は、鉛直方向の下方および上方にそれぞれ通路孔11,12が配置された第1伝熱プレート1の伝熱面17と、当該第1伝熱プレート1と前側において隣り合い、鉛直方向の下方および上方に通路孔12,11がそれぞれ配置された第1伝熱プレート1の伝熱面17との間に形成されている。
第2熱交換ユニット20において、第1流体の流路7aは、上記積層方向に重なるように設けられ、かつ互いに接続された第2伝熱プレート2,3の各通路孔25,36内に形成されている。
第2熱交換ユニット20において、第1流体の流路7dは、第2伝熱プレート3の伝熱面39と、当該第2伝熱プレート3と前側において隣り合う第2伝熱プレート2の伝熱面29との間に形成されている。第2熱交換ユニット20において、第3流体の流路9は、第2伝熱プレート2の伝熱面29と、当該第2伝熱プレート2と前側において隣り合う第2伝熱プレート3の伝熱面39との間に形成されている。
これにより、第1熱交換ユニット10には、複数の第1流体の流路7bが互いに並列に設けられ、また、複数の第2流体の流路8が互いに並列に設けられている。第1流体の流路7bと第2流体の流路8とは、各第1伝熱プレート1の伝熱面17を挟んで隣り合うように設けられている。第2熱交換ユニット20には、複数の第1流体の流路7dが互いに並列に設けられ、また、複数の第3流体の流路9が互いに並列に設けられている。第1流体の流路7dと第3流体の流路9とは、各第2伝熱プレート2,3の伝熱面29,39を挟んで隣り合うように設けられている。第2熱交換ユニット20において、第1流体の流路7aは、第2伝熱プレート2,3の伝熱面29,39を含む空間を通ることなく第1熱交換ユニット10に達するように設けられている。
第1流入口61からプレート式熱交換器100内に流入した第1流体は、第2熱交換ユニット20において第3流体などとの間で熱交換されることなく第1熱交換ユニット10に達し、第1熱交換ユニット10において第2流体との間で初めて熱交換される。第2流体と熱交換された第1流体は、第2熱交換ユニット20に達し、第2熱交換ユニット20において第3流体との間でさらに熱交換される。
プレート式熱交換器100は、たとえば冷凍サイクル装置において圧縮機、膨張弁および他の熱交換器などと接続される。第1流入口61、第1流出口62、第2流入口51、第2流出口52、第3流入口63、および第3流出口64は、圧縮機、膨張弁および他の熱交換器などと接続され、冷媒が流通する冷媒配管や、水または不凍液が流通する配管などと接続される。第1流入口61、第1流出口62、第2流入口51、第2流出口52、第3流入口63、および第3流出口64と各配管とは、任意の方法により接続されていればよく、たとえばろう付けにより接続されていてもよい。また、第1流入口61、第1流出口62、第2流入口51、第2流出口52、第3流入口63、および第3流出口64と上記配管とがそれぞれフランジ部を有し、フランジ部同士が締結または接合されることにより接続されていてもよい。
<作用効果>
次に、プレート式熱交換器100の作用効果について説明する。
プレート式熱交換器100は、第1の面と第1の面と対向する第2の面とを有し、第1流体と第2流体とが熱交換するための第1熱交換ユニット10と、第3の面と第3の面と対向する第4の面とを有し、第1熱交換ユニット10の第2の面と第3の面とが接続されるように配置され、かつ第1熱交換ユニット10において熱交換された第1流体と第3流体とが熱交換するための第2熱交換ユニット20とを備える。第1熱交換ユニット10は、第2流体を入出するための第2流入口51および第2流出口52を含む。第2熱交換ユニット20は、第1流体を入出するための第1流入口61および第1流出口62と、第3流体を入出するための第3流入口63および第3流出口64とを含む。第1流入口61および第1流出口62は第2熱交換ユニット20の第4の面上に設けられている。第2流入口51および第2流出口52は第1熱交換ユニット10の第1の面上に設けられている。第3流入口63および第3流出口64は第2熱交換ユニット20の第4の面上に設けられている。
このようにすれば、第1流体、第2流体、および第3流体の各流入口・流出口が第1熱交換ユニット10または第2熱交換ユニット20に対して同一面上に設けられている。そのため、第1流体の第1流入口61と外部配管との接続、および第1流出口62と外部配管との接続を連続して行うことができる。さらに、第2流体の第2流入口51と外部配管との接続、および第2流出口52と外部配管との接続を連続して行うことができる。さらに、第3流体の第3流入口63と外部配管との接続、および第3流出口64と外部配管との接続を連続して行うことができる。つまり、プレート式熱交換器100によれば、各流入口・流出口と外部配管との接続を流体毎に連続して行うことができる。そのため、各流入口および流出口と外部配管とを接続しやすい。よって、当該接続の作業性を向上させることができる。
また、プレート式熱交換器100には、第1流体の一部と残部とを分配させてから合流させる流路が設けられてない。そのため、プレート式熱交換器100は、構造が簡易である。
また、プレート式熱交換器100を備える冷凍サイクル装置(たとえば、後述する冷凍サイクル装置200(図14参照))は、流入口・流出口が流体毎に同一面上に設けられていないプレート式熱交換器を備える冷凍サイクル装置と比べて、配管の取り回しが容易になる。そのため、プレート式熱交換器100を備える当該冷凍サイクル装置は、流入口・流出口が流体毎に同一面上に設けられていない冷凍サイクル装置と比べて小型化することができる。
また、プレート式熱交換器100によれば、第1熱交換ユニット10において第2流体との間で熱交換された第1流体は、第2熱交換ユニット20において第3流体との間で熱交換されるため、第1流体に対し2段階で熱交換させることができる。そのため、プレート式熱交換器100は、第1流体に対し1段階で熱交換させるプレート式熱交換器と比べて、熱交換効率を向上させることができる。
上記プレート式熱交換器100において、複数の第1伝熱プレート1の各々は、第1流体または第2流体を流通させるための通路孔を4つ有している。また、複数の第2伝熱プレート2,3の各々は、第1流体または第3流体を流通させるための5つの通路孔を有している。このようにすれば、上記第1伝熱プレート1を含む第1熱交換ユニット10において第1流体の流路7bと第2流体の流路8とを形成することができ、かつ上記第2伝熱プレート2,3を含む第2熱交換ユニット20において第1流体の流路7aおよび流路7dと、第3流体の流路9とを形成することができる。その結果、プレート式熱交換器100は、第1流体に対して2段階で熱交換させることができる。
(実施の形態2)
次に、図13を参照して、実施の形態2に係るプレート式熱交換器101について説明する。実施の形態2に係るプレート式熱交換器101は、基本的には実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と同様の構成を備えるが、第1流体の第1流出口62から流出した第1流体が、第3流体の第3流入口63から第3流体として流入可能に設けられている点で異なる。
具体的には、プレート式熱交換器101の外部において、第1流出口62と第3流入口63との間には、第1流出口62からプレート式熱交換器101の外部へ流出した第1流体を第3流入口63からプレート式熱交換器101内に流入するための第1流体の流路7eが形成されている。第1流体の流路7eは、第1流体の流路7dと、第1流体の流路7fとの間を接続している。第1流体の流路7fは、図3に示されるプレート式熱交換器100における第3流体の流路9に相当する。つまり、プレート式熱交換器101を備える冷凍サイクル装置は、一端および他端がそれぞれ第1流出口62および第3流入口63に接続され、第1流体の流路7eを構成する配管部をさらに備えている。
図14を参照して、プレート式熱交換器101を備える冷凍サイクル装置200は、たとえば圧縮機71、膨張弁72、蒸発器73、インジェクション膨張弁74、およびポンプ75をさらに備える。プレート式熱交換器101は、第1流入口61が圧縮機71の吐出側と接続されている。なお、図14では、説明の便宜上、プレート式熱交換器101内における第1流体および第2流体の各流路(第1流入口61と第1流出口62との間に形成された第1流体の各流路7a,7b,7c,7d、第3流入口63と第3流出口64との間に形成された第1流体の流路7f、および第2流入口51と第2流出口52との間に形成された第2流体の流路8)を直線状に図示している。
プレート式熱交換器101の第1流入口61は、圧縮機71の吐出側と接続されている。第1流出口62は、膨張弁72と接続されているとともに、インジェクション膨張弁74と接続されている。第3流入口63は、インジェクション膨張弁74と接続されている。第3流出口64は、圧縮機71の中間部に接続(インジェクション)されている。言い換えると、第1流出口62と膨張弁72との間を接続する配管から分岐する配管が形成されており、当該配管がインジェクション膨張弁74を介して第3流入口63に接続されている。蒸発器73は、膨張弁72と圧縮機71との間に配置されている。第2流入口51は、ポンプ75と接続されている。冷凍サイクル装置200は、プレート式熱交換器101、圧縮機71、膨張弁72、蒸発器73、インジェクション膨張弁74、およびポンプ75を収容する筐体76をさらに備える。図14および図15に示されるように、筐体76には、第2流体を冷凍サイクル装置200の内外に入出させるための接続配管77,78が設けられている。接続配管77,78はプレート式熱交換器101の第2流出口52、第2流入口51とそれぞれ接続されている。このとき、第1流体(第3流体)は冷媒であり、第2流体は水または不凍液(ブライン)である。
プレート式熱交換器101は、第1流体の第1流出口62から流出した第1流体が、第3流体の第3流入口63から第3流体として流入可能に設けられている。そのため、プレート式熱交換器101は、第1流体を3段階で熱交換させることができる。
プレート式熱交換器101は、第1流体を冷媒とし、第2流体を水または不凍液(ブライン)とすることにより、水または不凍液(ブライン)を熱源とする空気調和装置または冷凍装置としての冷凍サイクル装置200に好適である。たとえば、第1流体は、第1熱交換ユニット10において第2流体との間で熱交換されることにより凝縮される。凝縮された第1冷媒は、第2熱交換ユニット20を通った後、インジェクション膨張弁74により減圧される。減圧された第1冷媒は、第2熱交換ユニット20において上記凝縮された第1冷媒との間で熱交換される。これにより、プレート式熱交換器101および冷凍サイクル装置200によれば、第1流体を過冷却させることができる。
また、冷凍サイクル装置200において、第1流入口61、第1流出口62、第3流入口63、および第3流出口64はいずれも冷媒としての第1流体を入出させるものである。また、上記プレート式熱交換器100において、第1流入口61、第1流出口62、第3流入口63、および第3流出口64は、いずれも第2熱交換ユニット20において第2出入口プレート6上(同一平面上)に設けられている。そのため、第1流入口61、第1流出口62、第3流入口63、および第3流出口64のそれぞれと外部配管(冷凍サイクル装置200の内部配管)との接続を、連続して行うことができる。また、プレート式熱交換器101によれば、外部配管(冷凍サイクル装置200の内部配管)の取り回しを単純化させることができるため、冷凍サイクル装置200を小型化することができる。
プレート式熱交換器101において、第2流入口51および第2流出口52は、いずれも第1熱交換ユニット10において第1出入口プレート5上(同一平面上)に設けられている。そのため、冷凍サイクル装置200の筐体76において接続配管77,78は同一平面上に設けられている。そのため、冷凍サイクル装置200によれば、接続配管77,78のそれぞれと外部配管との接続を連続して行うことができる。また、冷凍サイクル装置200によれば、当該外部配管の取り回しを単純化することができる。これにより、たとえば冷凍サイクル装置200が複数並べられて設置される場合にも、設置場所の省スペース化を図ることができる。
<変形例>
実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器100は、第1伝熱プレート1と第2伝熱プレート2とがいずれも同数であるが、これに限られるものでは無い。たとえば、図16を参照して、第1熱交換ユニット10に含まれる第1伝熱プレート1の数が第2熱交換ユニット20に含まれる第2伝熱プレート2,3の数よりも多くてもよい。たとえば、4枚の第2伝熱プレート2,3を含む第2熱交換ユニット20に対し、第1熱交換ユニット10は6枚の第1伝熱プレート1を含んでいてもよい。このようにすれば、第1熱交換ユニット10において第1流体と第2流体との間で熱交換可能な領域を大きくすることができる。
実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器100,101の各プレートの具体的構成は、図4〜図11に示される構成に限られるものでは無い。
図17を参照して、たとえば第2伝熱プレート3は、第1流体が流れる前記第2伝熱プレートの前記通路孔は、水平方向(たとえば短手方向)において第2伝熱プレート3の中央に位置し、かつ鉛直方向(たとえば長手方向)の下方に配置された第1通路孔38と、第1通路孔38に対し鉛直方向の上方に配置された第2通路孔35とを有していてもよい。このようにすれば、第1流体が第1通路孔38から第2通路孔35へ鉛直方向の下方から上方へ第2伝熱プレート3の伝熱面39上を流通する際に、第1流体が水平方向において非対称に流通することを抑制することができる。そのため、たとえば第1熱交換ユニット10において熱交換された第1流体が気液2相状態で第2熱交換ユニット20に流入する場合であっても、第1流体が第2伝熱プレート3上で分配されることを抑制することができ、プレート式熱交換器100,101における第1流体の分配特性を向上させることができる。
また、図18を参照して、第1伝熱プレート1の平面形状は、たとえば台形状であってもよい。このとき、たとえば第1熱交換ユニット10において流入時にガス状態であった第1流体が凝縮されて液状態で流出する場合には、第1伝熱プレート1において鉛直方向の上方に配置される上辺の長さが鉛直方向の下方に配置される下辺の長さよりも長くなるように設けられているのが好ましい。このようにすれば、図4に示されるように第1熱交換ユニット10において第1流体は鉛直方向の上方から下方に向けて流通するため、鉛直方向の下方において第1流体の流路7bが狭くなることで、第1伝熱プレート1上において第1流体の流速を上昇させることができる。その結果、第1熱交換ユニット10における第1流体と第2流体との間の熱交換量を大きくすることができる。なお、このような第1伝熱プレート1を備えるプレート式熱交換器は、第2伝熱プレート2,3、仕切プレート4および第1および第2出入口プレート5,6の平面形状も、第1伝熱プレート1の平面形状と同一形状を有していればよい。
また、実施の形態1および実施の形態2に係るプレート式熱交換器100,101は、第2流体の第2流入口51および第3流体の第3流入口63が第1および第2出入口プレート5,6の鉛直方向の下方に、第2流出口52および第3流出口64が第1および第2出入口プレート5,6の鉛直方向の上方に、それぞれ設けられているが、これに限られるものでは無い。第2流入口51および第3流入口63が第1および第2出入口プレート5,6の鉛直方向の上方に、第2流出口52および第3流出口64が第1および第2出入口プレート5,6の鉛直方向の下方に、それぞれ設けられていてもよい。プレート式熱交換器100,101において、第2流入口51、第2流出口52、第3流入口63、および第3流出口64は、第1熱交換ユニット10および第2熱交換ユニット20における各流体の状態、および第1伝熱プレート1および第2伝熱プレート2,3上での各流体の分配特性を考慮して、第1および第2出入口プレート5,6上での位置関係を適宜変更することが可能である。また、そのようにすることで、第1熱交換ユニット10および第2熱交換ユニット20における各流体の流れを、対向流または並行流とすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点において例示であって制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 第1伝熱プレート、2,3 第2伝熱プレート、4 仕切プレート、5 第1出入口プレート、6 第2出入口プレート、7a,7b,7c,7d,7e,7f,8,9 流路、10 第1熱交換ユニット、11,12,13,15,21,22,23,25,27,31,33,35,36,38,41,43 通路孔、14,16,24,26,28,42,44 凸部、17,29,39 伝熱面、20 第2熱交換ユニット、45 表面、51 第2流入口、52 第2流出口、61 第1流入口、62 第1流出口、63 第3流入口、64 第3流出口、71 圧縮機、72 膨張弁、73 蒸発器、74 インジェクション膨張弁、75 ポンプ、76 筐体、77,78 接続配管、100,101 プレート式熱交換器、200 冷凍サイクル装置。

Claims (7)

  1. 第1の面および前記第1の面と対向する第2の面を有し、第1流体と第2流体とが熱交換するための第1熱交換ユニットと、
    第3の面および前記第3の面と対向する第4の面を有し、前記第1熱交換ユニットの前記第2の面と前記第3の面とが接続されるように配置され、かつ前記第1熱交換ユニットにおいて熱交換された前記第1流体と、第3流体とが熱交換するための第2熱交換ユニットとを備え、
    前記第1熱交換ユニットは、前記第2流体を入出するための第2流入口および第2流出口を含み、
    前記第2熱交換ユニットは、前記第1流体を入出するための第1流入口および第1流出口と、前記第3流体を入出するための第3流入口および第3流出口とを含み、
    前記第1流入口および前記第1流出口は前記第2熱交換ユニットの前記第4の面上に設けられており、
    前記第2流入口および前記第2流出口は前記第1熱交換ユニットの前記第1の面上に設けられており、
    前記第3流入口および前記第3流出口は前記第2熱交換ユニットの前記第4の面上に設けられており、
    前記第2熱交換ユニットは、伝熱面を有し、前記伝熱面に垂直な方向に互いに積層されている複数の第2伝熱プレートをさらに含み、
    前記複数の第2伝熱プレートには、前記伝熱面に対して前記垂直な方向の前記第1の面側に突出している凸部と、前記第1流体を流通させるための通路孔とが設けられており、前記通路孔は、前記凸部の頂面上に設けられており、
    前記凸部の前記頂面は、前記垂直な方向において前記第1の面側において隣り合う仕切プレートまたは他の前記第2伝熱プレートと接触している、プレート式熱交換器。
  2. 前記第1流体の前記第1流出口から流出した前記第1流体が、前記第3流体の前記第3流入口から前記第3流体として流入可能に設けられている、請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  3. 前記第1熱交換ユニットは複数の第1伝熱プレートを含み、
    前記第1伝熱プレートの数は前記第2伝熱プレートの数以上である、請求項1または請求項2に記載のプレート式熱交換器。
  4. 複数の前記第1伝熱プレートの各々は、前記第1流体または前記第2流体を流通させるための通路孔を4つ有し、
    複数の前記第2伝熱プレートの各々は、前記第1流体または前記第3流体を流通させるための通路孔を5つ有している、請求項3に記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記第1流体が流れる前記第2伝熱プレートの前記通路孔は、水平方向において前記第2伝熱プレートの中央に位置し、かつ鉛直方向の下方に配置された第1通路孔と、前記第1通路孔に対し鉛直方向の上方に配置された第2通路孔とを有している、請求項4に記載のプレート式熱交換器。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の前記プレート式熱交換器と、前記プレート式熱交換器に前記第1流体を吐出するための圧縮機とを備える、冷凍サイクル装置。
  7. 前記第1流体および前記第3流体は冷媒を含み、
    前記第2流体は不凍液または水の少なくともいずれか一方を含む、請求項6に記載の冷凍サイクル装置。
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