JP6176949B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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本発明は、吸込口から吸入した燃焼用空気と燃料ガスとの混合気を燃焼させて燃焼火炎を形成する燃焼器と、当該燃焼器の上方で前記燃焼火炎及びその燃焼排気により加熱される調理板とを備えた加熱調理装置に関する。
従来、特許文献1の図3等に示されるように、テーブル(カウンター)の下方に燃焼用空気と燃料ガスとを燃焼して燃焼火炎を形成する熱源機(本願の燃焼器に相当)と、テーブルの上面に熱源機により加熱される調理板とを備えた加熱調理装置が知られている。当該加熱調理装置は、それを挟んで一方側に、調理人が存在すると共に他方側にお客が座る形態で、鉄板焼き屋等で利用される。
当該加熱調理装置の具体的な構成を示すものとしては、テーブル(カウンター)の下方に燃焼用空気と燃料ガスとの混合気を燃焼して燃焼火炎を形成する熱源機と、テーブルの上面に熱源機により加熱される調理板とを備えたものにおいて、その熱源機の下方に設けられる排気ダクトと、当該排気ダクトを介して熱源機の燃焼排ガスを吸入して外部へ送り出す排気ファンとを備えたものが知られている(特許文献2を参照)。
特許文献2に開示の技術によれば、熱源機からの燃焼排ガスは、排気ダクトを介して下方側へ導かれるため、当該加熱調理装置の調理板の周囲のお客の側へ、燃焼排ガスが導かれることが防止される。
また、加熱調理装置の他の例としては、特許文献3に開示の技術のように、テーブル(カウンター)の下方に燃焼用空気と燃料ガスとを燃焼して燃焼火炎を形成する熱源機と、テーブルの上面に熱源機により加熱される調理板とを備えたものにおいて、調理板の側部に沿って上方へ開口する排気口が形成されたものが知られている。
当該特許文献3に開示の技術では、調理板の下方の熱源機の燃焼排ガスが、上記排気口から調理板の上方へ排出される。
特開2010−007390号公報 特開2011−240074号公報 特許3744874号公報
上記特許文献2に開示の技術では、熱源機の燃焼排ガスは、その下方に形成される排気ダクトを介して加熱調理装置の外部(例えば、加熱調理装置が設けられる店内等の外部空間)へ導かれるため、加熱調理装置の周囲のお客は、当該燃焼排ガスにより、熱さを感じる虞がない。
しかしながら、熱源機の燃焼排ガスが、熱源機の下方の排気ダクトへ吸入されるため、熱源機にて発生する熱のうち一部が、排気ダクトから逃げることになる。このため、熱効率が悪くなると共に、調理板が調理温度(例えば、230℃以上の温度)まで昇温するのに時間がかかる等の問題があった。
また、加熱調理装置の下方に、排気ダクトや排気ファンを設ける必要があり、装置が大型化するという問題があった。
一方、特許文献3に開示の技術では、調理板の側部に沿って上方に向けて開口する排気口から、熱源機の燃焼排ガスが排出されるため、当該排気口から周囲に広がる排ガスにより、お客が熱さを感じる虞があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡易な構成で、高い熱効率を維持しながらも、燃焼排気により、その周囲のお客が熱さを感じる虞のない加熱調理装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための加熱調理装置は、
吸込口から吸入した燃焼用空気と燃料ガスとの混合気を燃焼させて燃焼火炎を形成する燃焼器と、
当該燃焼器の上方で前記燃焼火炎及びその燃焼排気により加熱される調理板とを備えた加熱調理装置であって、その特徴構成は、
平面視において前記調理板の外周部位のうち少なくとも一部を除いた部位で上方へ向けて開口される排気口から、前記燃焼排気を排出可能な排気排出路を備え、
当該排気排出路の上方には、当該排気口から排出された前記燃焼排気を、前記調理板の調理面に沿って誘導する排気誘導部が設けられ
前記排気排出路は、前記調理板に近接する近接側に設けられ前記燃焼排気を流通させる燃焼排気流路部位と、前記調理板から離間した離間側に設けられ装置外部から導入される外気を流通させる外気流路部位とから構成され、
前記排気誘導部は、前記排気口の上方を覆い、且つ前記燃焼排気及び前記外気を前記調理板の調理面に沿う方向へ誘導する排気カバーであり、
前記排気口が前記調理面に沿う方向に延びるスリット状に形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、燃焼排気は、調理板の外周部位で上方へ向けて形成された排気口から排出され、調理板の調理面に沿って排出されるから、調理板を、当該燃焼排気の有する熱によっても加熱することができ、熱効率を向上できる。これにより、例えば、調理板を調理温度まで昇温させる時間を短縮できる。
更に、燃焼排気を排出する排気排出路の上方には、排気口から排出された燃焼排気を、調理板の外周部位から調理板の調理面に沿って誘導する排気誘導部が設けられているから、燃焼排気が調理板から外側へ拡散することを防止できる。これにより、当該燃焼排気で、調理板の周囲のお客に熱さを感じさせることを防止し、お客を熱から保護することができる。
尚、本願の加熱調理装置では、平面視において調理板の外周部位のうち少なくとも一部の部位に排気口を設けない構成を採用しているため、調理人は、この部位を介して、調理板にて調理を行うことができる。
更に、上記特徴構成によれば、排気誘導部を排気口の上方を覆う排気カバーとして構成しているから、比較的簡易な構成により、燃焼排気を、調理板の調理面に沿って導くことができる。
更に、上記特徴構成によれば、排気排出路を、調理板に近接する近接側に設けられ燃焼排気を流通させる燃焼排気流路部位と、調理板から離間する離間側に設けられ装置外部から導入される外気を流通させる外気流路部位とから構成しているから、排気口から排出された比較的高温の燃焼排気に、外気を混合して、燃焼排気の温度を低下できる。これにより、燃焼排気により、お客が火傷等することを防止できる。
また、調理板の近傍側に比較的高温の燃焼排気流路部位を形成して、調理板の昇温・保温効果を発揮させ、熱効率を向上できると共に、調理板の離間側に比較的低温の外気流路部位を形成して、当該比較的低温の外気により、排気誘導部(排気カバー)を効果的に冷却できる。これにより、お客が排気誘導部(排気カバー)に触れることを許容できる。
本発明の加熱調理装置の更なる特徴構成は、
前記排気排出路は、前記調理板の近接側に設けられる前記燃焼排気流路部位と前記調理板の離間側に設けられる前記外気流路部位とを仕切る仕切板を有している点にある。
上記特徴構成によれば、排気排出路を仕切板で仕切るという比較的簡易な構成により、排気排出路の内部に、燃焼排気流路部位と、外気流路部位とを形成することができる。
本発明の加熱調理装置の更なる特徴構成は、
前記外気流路部位は、前記調理板の外周縁から下方側へ延びる側壁に形成される外気取入口と、前記排気口とを連通して形成される点にある。
上記特徴構成によれば、外気流路部位は、調理板の外周縁から下方側へ延びる側壁に形成される外気取入口と、調理板の上面近傍の排気口とを、連通接続する状態で設けられているから、比較的低温の外気取入口と比較的高温の排気口との間で、ドラフト効果を生じさせ、当該ドラフト効果により、外気を外気取入口から取入れ排気口から排出させることができる。これにより、外気を送り込むファン等備えない簡素な構成を維持しながらも、外気による冷却を実現できる。
本発明の加熱調理装置の更なる特徴構成は、
前記仕切板は、前記燃焼排気の流通方向で下流側端部に、前記調理板の調理面に沿う方向へ屈曲する屈曲部位を有する点にある。
上記特徴構成によれば、仕切部が、側面側断面視及び正面側断面視において、燃焼排気の流通方向で下流側端部に、調理板の調理面に沿う方向へ屈曲する屈曲部位を有するから、外気及び燃焼排気が、当該屈曲部位に沿って流通することにより、適切に調理板の調理面に沿って導かれることとなる。結果、燃焼排気がお客の側へ拡散することを抑制でき、当該燃焼排気により、お客が熱さを感じることを防止できると共に、お客を熱から保護できる。
本発明の加熱調理装置の更なる特徴構成は、
前記吸込口の前記燃焼用空気を吸い込む吸込方向が、前記調理板の調理面の外周部位のうち前記排気口が設けられていない部位の側である点にある。
上記特徴構成によれば、吸込口の燃焼用空気を吸い込む吸込方向を、調理板の調理面の外周部位のうち排気口が設けられていない部位の側、即ち、調理人が調理する側としているから、燃焼用空気の流れにお客を晒すことを避けることができる。
加熱調理装置の斜視図 加熱調理装置の側方視一部断面図 加熱調理装置の正面視一部断面図 排気排出路から排出される燃焼排気及び外気の流れを示す図 外気流路部位を設ける場合と設けない場合とでの温度変化を示す図
本発明の加熱調理装置100は、比較的簡易な構成で、高い熱効率を維持しながらも、燃焼排気EAにより、その周囲のお客が熱さを感じることを防止できると共に、お客を熱から保護することができるものに関する。
加熱調理装置100は、図1に示すように、吸込口11から吸入した燃焼用空気OAと燃料ガスとの混合気を燃焼させて燃焼火炎を形成するガスバーナ12(燃焼器の一例)と、当該ガスバーナ12の上方で燃焼火炎及びその燃焼排気EAにより加熱される調理板13とを備えている。
以下、加熱調理装置100の正面側を矢印Xの矢示基端側とし、加熱調理装置100の側面側を矢印Yの矢示先端側及び矢示基端側とし、加熱調理装置100の背面側を矢印Xの矢示先端側とする。
本願の加熱調理装置100では、正面側に調理人が位置すると共に、背面側及び側面側にお客が位置するものとする。
当該ガスバーナ12の燃焼火炎及び燃焼排気EAにより加熱される調理板13は、図1に示すように、側方に長手方向を有する平面状の調理面13aを有し、その表面で正面側(図1で、矢印Xの矢示基端側)には、調理ゴミを、調理板13の下方に設けられるゴミ受け20aに落とすことができる落とし孔20が形成されている。また、調理板13のガスバーナ12の燃焼火炎に対向する下面部位には、ミーリング加工により、凹凸状に形成された凹凸形状部17が設けられている。当該凹凸形状部17により、調理板13の他の下面に比べて表面積が大きくなるため、燃焼火炎の輻射熱をこの部位に留めて、熱効率の向上を図っている。因みに、当該凹凸形状部17の例としては、調理板13の正面側から背面側(図1、2、3で矢印Xの矢示方向)に延びる複数の溝が挙げられる。
調理板13の下方空間は、調理板13の外周部位から下方側へ延びる隔壁14により、外部空間と区切られており、当該下方空間にガスバーナ12が配設されている。
ガスバーナ12は、図1、2に示すように、調理板13の下方空間で燃焼用空気OAと、加熱調理装置100の手前側(図1、2で矢印Xの矢示基端側)の正面隔壁14aに沿って配設されるガス管15から供給される燃料ガスとを混合する混合部16を有するブンゼンバーナであり、ガス管15には、供給される燃料ガスの流量を調整可能なガスコック19が設けられている。
隔壁14は、図1、2、3に示すように、正面隔壁14aと、当該正面隔壁14aに対向する側(図1、2で矢印Xの矢示先端側)に設けられる背面隔壁14bと、加熱調理装置100の長手方向の側面側(図1、3で矢印Yの矢示先端側及び矢示基端側)に設けられる側面隔壁14cから構成されている。
正面隔壁14aには、装置外部の燃焼用空気OAを、調理板13の下方空間へ吸入可能な複数の吸込口11が形成されており、ガスバーナ12を作動させる場合、燃焼用空気OAが、当該吸込口11を介して、加熱調理装置100の正面側から調理板13の下方空間へ燃焼用空気OAが取り込まれる。
本発明の加熱調理装置100では、上述したガスバーナ12の燃焼排気EAを下方側へ吸入する排気ダクトや排気ファン等を設けない簡易な構成を採用すると共に、その燃焼排気EAにより調理板13を加熱して熱効率の向上を図りながらも、燃焼排気EAにより、お客が熱さを感じることのないよう、以下の構成を有する。
調理板13には、図1、2、3に示すように、調理面13aの外周部位のうち、加熱調理装置100の正面側(図1、2で矢印Xの矢示基端側)を除く部位に、上方(図1、2、3で矢印Zの矢示方向)に向けて開口される排気口18から、ガスバーナ12の燃焼排気EAを排出可能な排気排出路21を備えている。
当該排気排出路21には、その流路を、調理板13に近接する近接側に燃焼排気EAを流通させる燃焼排気流路部位21aと、調理板13から離間した離間側に装置外部の外部領域から導入される外気FAを流通させる外気流路部位21bとに仕切る仕切板21cが設けられている。
外気流路部位21bは、図2、3に示すように、仕切板21cと背面隔壁14bとの間(図2に図示)、及び仕切板21cと側面隔壁14cとの間(図3に図示)に形成され、背面隔壁14b及び側面隔壁14cに、水平方向(調理面13aに沿う方向)でスリット状に形成された外気取入口23と排気口18とを連通接続する。
背面隔壁14に設けられる外気取入口23につき説明を追加すると、背面隔壁14bは、図2に示すように、側面側断面視において、その下方側が凹欠した形状をしており、背面隔壁14bに設けられる外気取入口23は、当該背面隔壁14bの凹欠した部位に、鉛直方向下方側(図2で矢印Zの矢示基端側)へ向けて開口している。
上記構成により、加熱調理装置100の使用中(ガスバーナ12を作動中)においては、外気取入口23の側が比較的低温に維持されると共に、排気口18の側が比較的高温となる。これにより、外気取入口23と排気口18との間でドラフト効果を生じさせ、当該ドラフト効果により、装置外部の比較的低温の外気FAが、外気取入口23から取り込まれ、排気口18から送り出されることになる。
即ち、当該構成を採用することにより、外気FAを通流させるファン等を設けることのない比較的簡易な構成を採用しながらも、排気口18から排出される比較的高温の燃焼排気EAを、比較的低温の外気FAにより降温させることができ、これにより、お客が熱さを感じることを防止できる。
尚、仕切板21cは、図2、3に示すように、側面側断面視(図2に示す断面視)、正面側断面視(図3に示す断面視)において、燃焼排気EAの流通方向で下流側端部に、調理板13の調理面13aに沿う方向へ屈曲する屈曲部位21dを備えている。当該屈曲部位21dにより、燃焼排気EA及び外気FAを調理板13の調理面13aに沿って導き、当該燃焼排気EAが、水平方向で、加熱調理装置100の外側へ拡散することを抑制している。
更に、排気排出路21の上方には、排気口18から排出され燃焼排気EA(外気FAを含む)を、調理板13の調理面13aに沿う方向へ誘導する排気カバー22(排気誘導部の一例)が設けられている。当該排気カバー22によっても、燃焼排気EA及び外気FAが、水平方向で、加熱調理装置100の外側へ拡散することを抑制している。
尚、図2、3に示すように、排気カバー22の内面側(図2、3で調理板13の側)は、外気流路部位21が形成されることとなる。これにより、排気カバー22は、外気流路部位21を流通する比較的低温の外気FAに晒され、その昇温が抑制される。
図4に、排気排出路21から排出される燃焼排気EA及び外気FAの流れの拡大図を示す。当該図4に示されるように、本願の構成によれば、排気排出路21から排出された燃焼排気EA及び外気FAは、調理板13の調理面13aに沿って、調理面13aの中央側へ導かれる。
これにより、お客は、排気カバー22の上面を介して、調理板13の調理面13a上で調理されている料理を、比較的高温の燃焼排気EAに、ほとんど晒されることなく取ることができる。また、例え、お客が燃焼排気EAに晒されることがあったとしても、その燃焼排気EAは比較的低温の外気FAとの混合により降温しているため、お客を熱から保護できる。
上述したように、本発明の加熱調理装置100にあっては、図2、3に示すように、排気排出路21において、比較的高温の燃焼排気EAを通流する燃焼排気流路部位21aを、調理板13に近接する近接側に配設すると共に、比較的低温の外気FAを通流する外気流路部位21bを、調理板13から離間する離間側に配設している。
当該構成を採用することにより、上述した排気カバー22は、比較的低温の外気FAが接触すると共に、比較的高温の燃焼排気EAは接触しない状態を実現できるため、排気カバー22の昇温を抑制できる。
図5に、本発明の加熱調理装置100を使用した時(ガスバーナ12を作動して60分後)に、その平面視で、外気流路部位21bを設けない場合の排気カバー22の温度(図5で、矢印前の温度)と、外気流路部位21bを設けた場合の排気カバー22の温度(図5で、矢印後の温度)とを示す。
図5に示す温度分布からわかるように、外気流路部位21bを設けた場合には、排気カバー22のどの部位においても温度が低下していることがわかる。
尚、調理板13に示される数字は、その部位での温度を示すのである。本願にあっては、調理板13の下面で、ガスバーナ12の上方に、ミーリング加工による凹凸形状部17を設けている。図5に示す温度分布から、当該凹凸形状部17により、ガスバーナ12の燃焼火炎及び燃焼排気EAによる熱により、調理板13の中央部位を積極的に加熱できていることがわかる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態においては、排気排出路21は、調理板13の背面側及び側面側の双方に設けられる構成を示したが、何れか一方に設けられる構成にしても構わない。この場合、排気カバー22は、当然に排気排出路21が設けられている部位に対応させて設けられる。
(2)上記実施形態では、外気FAは、ドラフト効果により、外気流路部位21bを通流するため、ファン等を設けない構成としたが、別に、ファン等で積極的に外気FAを流通させる構成を採用しても構わない。
(3)上記実施形態では、燃焼用空気OAを吸い込む吸込口11は、正面側壁14aに設けられる例を示したが、例えば、ガスバーナ12の下方側等から吸われる構成を採用しても構わない。
本発明の加熱調理装置は、比較的簡易な構成で、高い熱効率を維持しながらも、燃焼排気により、その周囲のお客が熱さを感じることを防止できると共に、お客を熱から保護できる加熱調理装置として、有効に利用可能である。
11 :吸込口
12 :ガスバーナ
13 :調理板
13a :調理面
14 :隔壁
18 :排気口
21 :排気排出路
21a :燃焼排気流路部位
21b :外気流路部位
21c :仕切板
21d :屈曲部位
22 :排気カバー
23 :外気取入口
100 :加熱調理装置
EA :燃焼排気
FA :外気
OA :燃焼用空気

Claims (5)

  1. 吸込口から吸入した燃焼用空気と燃料ガスとの混合気を燃焼させて燃焼火炎を形成する燃焼器と、
    当該燃焼器の上方で前記燃焼火炎及びその燃焼排気により加熱される調理板とを備えた加熱調理装置であって、
    平面視において前記調理板の外周部位のうち少なくとも一部を除いた部位で上方へ向けて開口される排気口から、前記燃焼排気を排出可能な排気排出路を備え、
    当該排気排出路の上方には、当該排気口から排出された前記燃焼排気を、前記調理板の調理面に沿って誘導する排気誘導部が設けられ
    前記排気排出路は、前記調理板に近接する近接側に設けられ前記燃焼排気を流通させる燃焼排気流路部位と、前記調理板から離間した離間側に設けられ装置外部から導入される外気を流通させる外気流路部位とから構成され、
    前記排気誘導部は、前記排気口の上方を覆い、且つ前記燃焼排気及び前記外気を前記調理板の調理面に沿う方向へ誘導する排気カバーであり、
    前記排気口が前記調理面に沿う方向に延びるスリット状に形成されている加熱調理装置。
  2. 前記排気排出路は、前記調理板の近接側に設けられる前記燃焼排気流路部位と前記調理板の離間側に設けられる前記外気流路部位とを仕切る仕切板を有している請求項1に記載の加熱調理装置。
  3. 前記外気流路部位は、前記調理板の外周縁から下方側へ延びる側壁に形成される外気取入口と、前記排気口とを連通して形成される請求項1又は2に記載の加熱調理装置。
  4. 前記仕切板は、前記燃焼排気の流通方向で下流側端部に、前記調理板の調理面に沿う方向へ屈曲する屈曲部位を有する請求項2に記載の加熱調理装置。
  5. 前記吸込口の前記燃焼用空気を吸い込む吸込方向が、前記調理板の調理面の外周部位のうち前記排気口が設けられていない部位の側である請求項1〜4の何れか一項に記載の加熱調理装置。
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