JP6176617B2 - 加工誤差予測方法、プログラムおよび加工誤差予測装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態について、図1〜12を参照しながら、詳細に説明する。なお、本実施形態以下の各実施形態においては、一例として、NC3軸加工機(図示せず)に図3〜5に示す回転工具2を取り付けて被削物3を切削することにより、金型(図示せず)を製作する場合について説明する。NC3軸加工機は、テーブルなどに固定した被削物3をその上部から側部にかけて回転工具2によって切削する。図4に示すように、回転工具2は、その回転軸心(工具軸)がZ軸方向に向くように駆動部(図示せず)に取り付けられ、回転工具2の下端の切れ刃4の位置決めを、X−Y平面を含めた直交3軸について数値制御(NC制御)によって行う。
まず、図1を用いて、実施形態1〜3に係る加工誤差予測方法を含む、切削シミュレーションの全体的な流れについて説明する。図1に示すように、まず、工具仕様、切削力係数および動剛性を表す入力パラメータ、切削加工前の被削物形状データおよびNCデータを予測用装置に入力する(ステップ100;以下、S100と略記する;データ入力工程)。被削物形状データは、CAD等から出力された3次元図面データである。動剛性は、回転工具2の撓みを計算するための剛性データであり、静剛性に比してより正確な撓みを算出することができる。切削力係数の詳細については後述する。
次に、S102およびS103の加工誤差予測工程の詳細フローを示す図2を用いて、本実施形態に係る加工誤差予測方法を用いた被削物3の加工誤差の予測について説明する。以下では、S201〜S212の各処理の繰り返し回数をループ番号iで表す。
(回転工具がボールエンドミルの場合)
次に、図3および4を用いて、回転工具2がボールエンドミルの場合における、回転工具1回転分の切削力Fi(θ)の算出方法について説明する。まず、予測用装置は、回転角θにおける番号jの微小切れ刃5の静的切り取り厚さtsおよび動的切り取り厚さtdを算出する。静的切り取り厚さtsは式(6)によって算出される(非特許文献3参照)。ここで、式(6)におけるbは式(7)によって算出される。
f:回転工具2の1刃当り送り量
φ:回転工具2の送り方向とY軸とのなす角度
また、動的切り取り厚さtdは、前述したように式(8)によって算出される。ここで、番号jの微小切れ刃5における、第1刃先位置(図示せず)の線分方向の変化量dtnおよび第2刃先位置(図示せず)の線分方向の変化量dtoは、それぞれ式(9)および(10)によって算出される。
また、1刃前の切れ刃4の回転角θo(図示せず)は、式(11)によって算出される。なお、式(11)で求めた回転角θoが負になる場合は、回転角θoに360°を加えて該回転角θoを0°から360°の範囲内に修正することで、回転工具2の撓みd1i_θoを算出する。ここで、角度qiに位置する微小切れ刃5における、ねじれによる遅れ角Ψqiは、式(12)によって算出される(図4および非特許文献4参照)。なお、上記ねじれとは、切れ刃4の刃先形状のねじれを意味する。
β:ねじれ角(zi=rの位置でのねじれ角(非特許文献4参照))
qi:微小切れ刃5と切れ刃球体部2aの中心O’とを結ぶ線分と、Z軸とのなす角度
また、1刃前の切れ刃4に対応する、微小切れ刃5と切れ刃球体部2aの中心O’とを結ぶ線分と、Z軸とのなす角度qoは、式(13)によって算出される。
次に、図5を用いて、回転工具2がスクエアエンドミルの場合における、回転工具1回転分の切削力Fi(θ)の算出方法について説明する。なお、以下の説明では、ねじれによる微小切れ刃5の遅れ角Ψqiが0であることを前提としている。
(ローパスフィルタ処理の意義)
一般に、高い周波数で振動する撓みは、切削中のダンピング効果により減衰する。したがって、被削物3の加工誤差を予測するに際し、高い周波数で振動する撓みを考慮しなくてもその予測精度への影響は小さい。また、第2撓み量D2i(θ)に対してローパスフィルタ処理を施した場合、カットオフ周波数より高い周波数で振動する第2撓み量D2i(θ)については考慮する必要がなくなることから、その分収束条件が早く充足する。したがって、第2撓み量D2i(θ)に対してローパスフィルタ処理を施すことで、予測精度を低下させることなく、より短時間で加工誤差予測値eを予測することができる。
回転工具1回転分の切削力Fi(θ)の周波数は、切削条件、加工形態等によって異なることから、ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数は、計算するパスによって変更する必要がある。そこで、本実施形態では、1枚の切れ刃4の実切削時間からカットオフ周波数を算出する。具体的には、まず実切削時間tc(図11参照)を算出し、算出した実切削時間の逆数に係数γを乗じた値(γ/tc)を、ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数とする。
次に、図8を用いて、加工誤差予測値eの算出方法について説明する。なお、以下の説明は、回転工具2がボールエンドミルであることを前提としている。加工誤差予測値eの算出は、まず、回転角θ毎に、実際に切削している全ての微小切れ刃5について、切削力Fi(θ)に起因して発生する撓みを考慮した刃先位置を算出する。この撓みは、収束条件を充足した時点における第4撓み量D4i(θ)(ローパスフィルタ処理を省略する場合は、第2撓み量D2i(θ))を構成するものである。そして、算出した各刃先位置と被削物3の理想加工面H(加工面法線ベクトルn(図8の(a)および(b)参照)と直交する平面)との距離(理想加工面Hから切れ刃球体部2aの中心O’の方向への距離を正とした符号付きの距離)をそれぞれ求め、これらの最小値をとることにより予測値eを算出する(図8の(b)参照)。
qn:工具接角度(後述する加工面創成点Pから回転工具2の切れ刃球体部2aの中心O’に向かう線分が、回転工具2の回転軸Jとなす角度、図8の(a)参照)
次に、式(27)を用いて、上記微小切れ刃5が被削物3を切削する場合の加工誤差の予測値e’の算出を、回転角θ毎に、実際に切削している全ての微小切れ刃5について行う。
(予測値および計算時間)
次に、図9および10を用いて、本実施形態に係る加工誤差予測方法を用いた場合における、加工誤差予測値eおよび全ての加工誤差予測値eを算出するまでの総計算時間Tについて説明する。なお、図9の(a)のグラフは、図9の(b)に示すように、加工面法線方向の切込みc=0.23mmおよびピックフィード量pf=0.49mmのピックフィードを3回行った場合のグラフである。回転工具2の直径は12mmであり、切れ刃4が2枚のボールエンドミルを用いている。また、収束条件に関して上述した係数α=0.01、ローパスフィルタ処理に関して上述した係数γ=2.0の条件下で作成したものである。また、図10のグラフは、予測用装置として、CPU;Intel(登録商標) Corei7−950 3.07GHz、GPU;NVIDIA(登録商標) GeForce(登録商標) GTX680の仕様のパーソナルコンピュータを用いた場合のものである。
次に、図11および12を用いて、本実施形態に係る加工誤差予測方法を用いた場合における、回転工具1回転中に発生する瞬間切削力Fi_θ’および撓みdi_θについて説明する。なお、図11、図12ともに、図9の(a)のグラフにおける回転数Sが3000min−1の場合のものである。まず、図11に示すように、瞬間切削力Fi_θ’=〔FXi_θ’、FYi_θ’〕については、FXi_θ’、FYi_θ’ともに、収束条件を充足した時点の値が測定値と略同一となる。そして、上記値は、ループ番号i=1(1回目の計算)の場合におけるFXi_θ’およびFYi_θ’の値に比して、測定値との誤差が小さく、より高精度な値となっている。また、図12に示すように、撓みdi_θ=〔xi_θ、yi_θ〕についても、収束条件を充足した時点の値が測定値と略同一となる。そして、上記値は、ループ番号i=1(1回目の計算)の場合の値に比して、測定値との誤差が小さく、より高精度な値となっている。
本発明の他の実施形態について、図13〜17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した工程と同じ処理を行う工程については、その説明を省略する。本実施形態に係る加工誤差予測方法は、収束条件判定工程(図2のフローチャートにおけるS210に相当)において、さらに、第4撓み量D4i(θ)と第1撓み量D1i(θ)との差が収束せずに発散するかどうかを判定する点で、実施形態1に係る加工誤差予測方法と異なる。また、本実施形態に係る加工誤差予測方法は、収束条件判定工程において発散するとの判定がなされた場合に、上記撓み平均化工程(S211)の演算に用いる第1重み係数w1および第2重み係数w2の少なくともいずれか一方の数値を変更する重み係数変更工程をさらに含む点でも、実施形態1に係る加工誤差予測方法と異なる。
図13および14を用いて、本実施形態に係る加工誤差予測方法を用いた被削物の加工誤差の予測について説明する。なお、図13のフローチャートにおけるS300〜S310は、図2のフローチャートにおけるS200〜S210と同様の処理を行う。また、図13のフローチャートにおけるS312、S315およびS316はそれぞれ、図2のフローチャートにおけるS211、S212およびS213と同様の処理を行う。したがって、図13のフローチャートにおける上記各ステップについては、その説明を省略する。
次に、図15〜17を用いて、重み係数を変更することの意義について説明する。なお、図15、図16のグラフとも、回転工具の回転数S=2000min−1、α=0.01、β=3の条件下で作成したものである。また、上記各グラフの作成においては、第3撓み量D3i(θ)の算出に際し、第4撓み量D4i(θ)に代えて第2撓み量D2i(θ)を用いている。すなわちローパスフィルタ処理工程(S310)を省略した上で、第3撓み量D3i(θ)を算出している。
本発明の他の実施形態について、図18に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した工程と同じ処理を行う工程については、その説明を省略する。本実施形態に係る加工誤差予測方法は、複数パスを構成する1つのパスにおける被削物3の加工誤差を予測する場合、予測対象となるパスの1つ前のパスにおいて加工誤差の算出に用いられた第4撓み量D4i(θ)を、予測対象となるパスにおいて新たに第1撓み量D1i(θ)とした上で、切削力算出工程(S203〜S207、S303〜S307に相当)と撓み量算出工程(S208およびS308に相当)と収束条件判定工程(S210、S310およびS311に相当)とを行う点で、実施形態1および2に係る加工誤差予測方法と異なる。なお、ローパスフィルタ処理を省略する場合には、第4撓み量D4i(θ)ではなく第2撓み量D2i(θ)を用いるが、ここでは第4撓み量D4i(θ)を用いるものとして説明する。
図18を用いて、1つ前のパスにおいて被削物3の加工誤差の算出に用いられた第4撓み量Di(θ)を、新たに第1撓み量D1i(θ)とすることの意義について説明する。なお、図18の(a)のグラフは、図18の(b)に示すように、加工面法線方向の切込みc=0.23mmおよびピックフィード量pf=0.49mmのピックフィードを2回行い、2回目のパスの計算ループ回数を示したグラフである。
<コンピュータ装置の概要>
図19を用いて、コンピュータ装置100の概要について説明する。コンピュータ装置100は、実施形態1〜3にて説明した予測用装置と同様の機能を有するものである。図19に示すように、コンピュータ装置100は、表示部21、操作入力部22および制御部23を備えている。
図19に示すように、加工誤差予測装置1は、記憶部11、切削判定部12、切削力算出部13、撓み量算出部14、ローパスフィルタ処理部15、収束条件判定部16、重み係数変更部17、撓み量平均化部18、加工誤差算出部19およびNCデータ修正部20を備えている。
加工誤差予測装置1の制御ブロック(特に、切削力算出部13、収束条件判定部16およびNCデータ修正部21)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る加工誤差予測方法は、回転工具(2)に対する切削力の作用に起因して発生する被削物(3)の加工誤差を予測するための加工誤差予測方法であって、上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第1撓み量を考慮して、上記回転工具に作用する上記回転工具1回転分の切削力を算出する切削力算出工程と、上記切削力算出工程において算出された上記切削力に基づいて、上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第2撓み量を算出する撓み量算出工程と、上記撓み量算出工程において算出された上記第2撓み量と上記第1撓み量との差が、閾値より小さくなる収束条件を充足するか否かを判定する収束条件判定工程と、上記収束条件判定工程において上記収束条件を充足するとの判定がなされた場合に、上記第2撓み量に基づいて上記加工誤差を算出する加工誤差算出工程と、を含む。
2 回転工具
3 被削物
4 切れ刃
5 微小切れ刃
13 切削力算出部
14 撓み量算出部
16 収束条件判定部
19 加工誤差算出部
Claims (8)
- 回転工具に対する切削力の作用に起因して発生する被削物の加工誤差を予測するための加工誤差予測方法であって、
上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第1撓み量を考慮して、上記回転工具に作用する上記回転工具1回転分の切削力を算出する切削力算出工程と、
上記切削力算出工程において算出された上記切削力に基づいて、上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第2撓み量を算出する撓み量算出工程と、
上記撓み量算出工程において算出された上記第2撓み量と上記第1撓み量との差が、閾値より小さくなる収束条件を充足するか否かを判定する収束条件判定工程と、
上記収束条件判定工程において上記収束条件を充足するとの判定がなされた場合に、上記第2撓み量に基づいて上記加工誤差を算出する加工誤差算出工程と、を含むことを特徴とする加工誤差予測方法。 - 上記回転工具は1つ以上の切れ刃を備え、
上記切削力算出工程は、
上記切れ刃を仮想的に複数分割して仮想的な微小切れ刃を生成した上で、
上記第1撓み量を考慮しない上記微小切れ刃の第1刃先位置と、上記第1刃先位置と上記回転工具の回転中心とを結ぶ線分の上に位置し、上記回転工具の1刃前において上記第1撓み量を考慮しない上記微小切れ刃の第2刃先位置との差を、静的切り取り厚さとして算出するとともに、上記第1撓み量を考慮した上記第1刃先位置における上記線分方向の変化量と、上記第1撓み量を考慮した上記第2刃先位置における上記線分方向の変化量との差を動的切り取り厚さとして算出し、
上記静的切り取り厚さと上記動的切り取り厚さとの和を用いて、上記微小切れ刃に作用する微小切削力を算出した上で、上記微小切削力を全ての上記微小切れ刃について積算することで、上記切れ刃に作用する瞬間切削力を算出し、
上記瞬間切削力の算出を、上記回転工具が微小角度回転する毎に、上記回転工具1回転分繰り返すことにより、上記回転工具1回転分の切削力を算出することを特徴とする請求項1に記載の加工誤差予測方法。 - 上記第1撓み量に用いる第1重み係数と上記第2撓み量に用いる第2重み係数とによって、上記第1撓み量と上記第2撓み量との重み平均としての第3撓み量を算出する撓み量平均化工程をさらに含み、
上記第3撓み量を新たに上記第1撓み量とした上で、上記切削力算出工程と上記撓み量算出工程と上記収束条件判定工程と上記撓み量平均化工程とを繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載の加工誤差予測方法。 - 上記収束条件判定工程において、上記第2撓み量と上記第1撓み量との差が収束せずに発散するとの判定がなされた場合に、上記第1重み係数および上記第2重み係数の少なくともいずれか一方の数値を変更する重み係数変更工程をさらに含み、
上記重み係数変更工程の実施後に、上記撓み量平均化工程で算出し直した上記第3撓み量を新たに上記第1撓み量とした上で、上記切削力算出工程と上記撓み量算出工程と上記収束条件判定工程と上記撓み量平均化工程と上記重み係数変更工程とを繰り返すことを特徴とする請求項3に記載の加工誤差予測方法。 - 上記撓み量算出工程において算出された上記第2撓み量に対してローパスフィルタ処理を施すことにより、第4撓み量を生成するローパスフィルタ処理工程をさらに含み、
上記収束条件判定工程は、上記ローパスフィルタ処理工程において生成された上記第4撓み量と上記第1撓み量との差に基づいて、上記収束条件を充足するか否かを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の加工誤差予測方法。 - 上記回転工具の移動経路を分割した分割経路における上記加工誤差を予測する場合、予測対象となる上記分割経路の1つ前の上記分割経路において上記加工誤差算出工程による上記加工誤差の算出に用いられた上記第2撓み量を、上記予測対象となる上記分割経路において新たに上記第1撓み量とした上で、上記切削力算出工程と上記撓み量算出工程と上記収束条件判定工程とを行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の加工誤差予測方法。
- コンピュータを、請求項1から6のいずれか1項に記載の加工誤差予測方法における各工程として機能させるためのプログラム。
- 回転工具に対する切削力の作用に起因して発生する被削物の加工誤差を予測するための加工誤差予測装置であって、
上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第1撓み量を考慮して、上記回転工具に作用する上記回転工具1回転分の切削力を算出する切削力算出部と、
上記切削力算出部において算出された上記切削力に基づいて、上記回転工具1回転中に発生する上記回転工具の撓みである第2撓み量を算出する撓み量算出部と、
上記撓み量算出部において算出された上記第2撓み量と上記第1撓み量との差が、閾値より小さくなる収束条件を充足するか否かを判定する収束条件判定部と、
上記収束条件判定部において上記収束条件を充足するとの判定がなされた場合に、上記第2撓み量に基づいて上記加工誤差を算出する加工誤差算出部と、を備えることを特徴とする加工誤差予測装置。
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