JP6176531B2 - ブログ明細生成端末、ブログ明細生成方法、及びブログ明細生成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ブログを入力するためのブログ入力端末、その入力方法及び入力プログラムに関する。
昨今、ネット上でブログ(blog)を目にする機会が増えてる。ブログとは、WEBログの略称であり、個人的な体験や日記、特定のトピックに関する話題等、時系列で比較的頻繁に記録される情報又はその情報を格納するWEBサイトを意味する。ブログは、単に個人的な情報発信や情報の共有、友達作りの手段に留まらず、ブログの読者数がブロガー(ブログの作成者)自身の人気のバロメータとなったり、人気の高いブログは広告媒体としての商業的価値を持ったりして、ネットの有用なツールの一つとなっている。しかし、ブログには、特に有名人等のブロガーにとっては、常に更新を続けないと忘れ去られるという心理的負担がある。このため、ブログの作成を容易にするために、ブロガーの携帯端末の操作履歴に基づいて、ブログを自動生成するような方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、一般のブロガーに対するブログの活用方法も提案されている。例えば、自己の家計簿データと家計簿に関する目標情報をブログ上にアップし、ネット上の類似ユーザの情報を抽出して、その抽出されたユーザの情報に基づいて、ブロカーの家計に対するアドバイスを提供する方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2008−27042号公報 特開2008−262456号公報
ブログの持つ日記的性格は、特に情報発信や共有を主目的としないブロガーにとっても、自己に関する情報を日々記録する手段としても有効である。例えば、商品やサービスの購買記録、子供の成長記録、趣味の活動記録、交際記録、旅行の記録等である。このような記録は、個別に記録しようと思っても長期にわたって続けることはなかなか難しいが、日記のように習慣にしてしまうと苦にならないことも多い。また、ブログは、紙媒体での日記と違って、画像の取込み、ジャンル別の集計、後日の修正や加筆等が容易である。
上記の特許文献1、2に記載の方法は、ブログの活用範囲をさらに広げるものであるが、例えば、ブログを購買記録の家計簿として活用することを考えた場合、特許文献1には、携帯端末を電子マネーとして使用した場合の利用履歴をブログ形式で保存し家計簿作成の一助とすることが記載されているが、家計簿そのものを作成できるわけではない。また、特許文献2には、ブログと家計簿とを結びつけたブログの活用方法が記載されているが、家計簿自体の作成方法についてはなんら開示されていない。商品やサービスの購入を始めとする金銭の支出入は日々発生するものであり、その支出入の明細を家計簿等で個別に管理することなく、日記のようにブログと一体化して管理できれば非常に有用である。ブログは、単なる個人記録とは異なり、読者からの反応も得られるので更新を続けやすいからである。
したがって、本発明では、上記のような観点に鑑み、支出入の明細を自己のブログ上に生成するブログの新たな活用方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の利用者端末(ブログ明細生成端末)は、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明の第一の態様は、ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成端末であって、前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するブログ記事生成部と、入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出して、前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するブログ明細生成部と、を備えることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載のブログ明細生成端末において、前記ブログ明細生成端末は、金融機関のWEBサイトに自動ログインして、前記利用者の銀行口座取引明細情報とカード利用明細情報を収集する金融明細収集手段と、前記利用者の現金及びカードでの購入情報をレシートの情報又は手入力された情報を取得する購入情報取得手段とを更に備え、前記ブログ明細生成部は、前記ブログテキスト記事に加え、前記銀行口座取引明細情報、前記カード利用明細情報、前記購入情報のいずれかに含まれた日付情報、購入金額、購入店舗名に基づいて、前記ブログ明細を生成することを特徴とする。
(3)上記(2)に記載のブログ明細生成端末において、前記ブログ明細生成部は、前記購入情報取得手段が取得した購入情報と、前記銀行口座取引明細情報又は前記カード利用明細情報とを照合することを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)の何れかに記載のブログ明細生成端末において、前記ブログ記事を入力する画面と前記ブログ明細を入力する画面とは、入出金に関する項目データを、互いに連動させることを特徴とする。
(5)上記(1)〜(4)の何れかに記載のブログ明細生成端末において、前記ブログ明細生成部は、前記利用者又はブログ読者の評価を受け付ける手段を備えることを特徴とする。
(6)本発明の第二の態様は、ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成方法であって、前記利用者の端末が、前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するステップと、入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出するステップと、前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するステップと、を実行することを特徴とする。
(7)本発明の第三の態様は、ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成プログラムであって、コンピュータに、前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するステップと、入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出するステップと、前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、支出入の明細を自己のブログ上に生成する新たなブログ活用方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る利用者端末100の機能ブロックを示す図である。 銀行口座取引明細301及びカード利用明細302の具体例を示す図である。 ブログ記事解析に用いられるキーワードテーブル160の具体例を示す図である。 ブログ記事解析テーブル150の具体例を示す図である。 ブログ記事解析処理の処理フローを示す図である。 ブログ記事の入力画面の具体例を示す図である。 ブログ記事表示画面の具体例を示す図である。 ブログ明細表示画面の具体例を示す図である。 ブログ記事の入力画面の別の具体例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。また、後述の機能ブロック図中の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表している。
<システム基本構成>
図1は、本発明の実施形態に係るシステム(以下、本システムと呼ぶ)の基本構成を示す図である。本システムでは、ブロガー(以下、利用者と呼ぶ)の利用者端末100が、インターネットを介して、利用者の口座がある銀行のWEBサイト200、及びクレジットカードや電子マネーカードのようなカード会社のWEBサイト210と接続される。銀行WEBサイト200及びカード会社WEBサイト210は、顧客の取引情報データベースから、口座取引明細又はカード利用明細を顧客の利用者端末100にダウンロードさせるWEB明細サービスを提供しているものとする。
同様に、ショッピングサイト220は、利用者がネット上で購入した商品やサービスの購入履歴(購入価格、購入した店舗の情報を含む)をダウンロードさせることが可能なWEB明細サービスを提供しているものとする。銀行WEBサイト200、カード会社WEBサイト210は、それぞれ複数であってもよい。各WEBサイトからデータをダウンロードするには、そのWEBサイトにログインするためのログインIDとパスワードが必要である。また、利用者は、利用者端末100を用いて、自己のブログデータを格納するブログサイト230にログインし、テキストや画像などの情報を日々入力し、ブログを更新しているものとする。
利用者端末100は、ハードウェアとしては、一般的なノートPC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末等の携帯型端末が望ましいが、デスクトップ型の場合は、上記の携帯型端末とデータ連携できる機能を備えることが望ましい。利用者端末100は、ソフトウェアとしては、金融明細収集手段101、購入情報取得手段102、ブログ記事生成部103及びブログ明細生成部104を主な構成として備えている。上記の各機能部の実体は、利用者端末100で動作するコンピュータ・プログラムであり、望ましくは、本システムを利用する際に、ネットワークからダウンロードし、適宜更新可能な専用アプリケーションである。
金融明細収集手段101は、銀行WEBサイト200及びカード会社WEBサイト210のログインIDとパスワードを内部の記憶手段に記憶し、各WEBサイトに自動的又は利用者の指示に基づきログインし、利用者の入出金に関するWEB明細のデータを収集する。金融機関だけでなく、他のWEBサイト、例えば、ショッピングサイト220等からも自己の購入履歴を収集することも可能である。なお、WEBサイトに自動ログインして巡回し、利用者が欲する所定のデータを自動収集する手段は公知であり、例えば、特開2004−133879号公報に記載のようなアグリゲーションプログラムを用いてもよい。
購入情報取得手段102は、ネット上ではなく、利用者が現金で買物をした場合、又はカード(クレジットカード、電子マネーカード、デビットカード等)で買物をしたが、WEB明細データが取得不能な場合に、その買物の明細データを端末内に取得するための手段である。具体的には、購入した商品の情報(購入日、購入金額、商品名、商品の種類、購入した店舗名等)を、端末画面から利用者にできるだけ簡単に手入力させる方法や、購入時に受け取ったレシート(領収書)のバーコードを読み取り支払情報を取得する方法(例えば、特開2006−318085号公報参照)や、電子レシートを受信する方法(例えば、特開2003−6738号公報参照)があるが、様々な公知の技術が利用可能である。
ブログ記事生成部103、ブログ明細生成部104、及びブログ明細表示部104Aは、利用者端末100をブログ明細生成端末として利用する際の中核となる部分であり、利用者が入力したテキストや画像からブログ画面を表示するための記事を生成する。この記事の情報は、ブログ明細生成部104に受け渡される。ブログ明細生成部104は、利用者が入力したブログのテキスト部分(以下、ブログテキスト記事と呼ぶ)を解析し、ブログテキスト内に支出入に関する記述があれば、その記述に基づいて、利用者の支出入の明細データを生成する。ブログ明細表示部104Aは、生成した支出入の明細データを端末の画面に表示する。
ブログテキスト記事に加えて、上記取得した情報の中の日付情報、購入金額、購入店舗名に基づいて、入出金明細を生成することもできる。このとき各項目のデータに矛盾がないかを照合するようにしてもよい。例えば、利用者が入力したデータとWEB明細に矛盾があればその旨を表示させるようにしてもよい。
また、カードを使用して買物をした場合で、かつWEB明細を取得できる場合は、購入情報取得手段102が取得した購入情報と、金融明細収集手段101が収集したWEB明細とを併用してもよい。すなわち、購入情報取得手段102が取得した購入情報と、収集されたWEB明細のデータとを、同じ購入日について照合すれば、より詳細なデータが得られる。例えば、クレジットカードの利用明細の場合、通常は、購入日、購入金額、店舗名は記載されているが、商品名や商品の種類(ジャンル)が記載されていることは少ないので、別途取得された購入情報から商品名や商品の種類を追記すれば、より詳細な支出情報を得ることができる。
なお、レシートを手入力する場合は、金融機関からのWEB明細に記載されない項目(商品名、商品の種類等)だけを入力するようにしてもよい。また、クレジットカードや電子マネーカードの場合、購入してからWEB明細に反映されるまでタイムラグがあるので、毎月の請求確定後のWEB明細はもちろん、次月の請求確定前のWEB明細も取得する。もちろん、利用者端末100にカード決済機能を持っていれば、利用明細が即時取得可能である。
ブログ明細生成部104は、ブログテキスト記事、入出金明細情報(銀行やカード会社等の金融機関のWEB明細情報、およびその他の手段により取得された購入情報)に基づいて「ブログ明細」を生成する。ブログ明細表示部104Aは、生成された「ブログ明細」を、電子通帳形式又は支出入管理表形式で、ブログページ上での本来のブログ記事と共に表示する。ここで、ブログ記事と共に表示する支出入管理表又は電子通帳を総じて、「ブログ明細」と呼ぶことにする。また、電子通帳形式とは、支出入項目を発生日毎に時系列に並べ、その項目ごとに明細情報を記載したものをいう。また、支出入管理表形式とは、項目を必ずしも日毎に時系列に並べたものでなく、明細情報の項目を分類し、表形式で集計したものである。電子通帳形式、支出入管理表形式とも、データをCSV(Comma-Separated Values)ファイル等で外部にエクスポートすることが可能である。なお、ブログ明細には、リンク情報が含まれていてもよい。
利用者端末100の機能、特にブログ記事生成部103及びブログ明細生成部104については、図2の機能ブロック図でさらに詳しく説明するが、本システムを利用することで、利用者は、ブログに日々の出来事を文章で入力するだけで、ブログ記事とブログ明細が同時に更新されることになる。家計簿を毎日付けることは、面倒であり、ややもすると忘れがちであるが、ブログを更新することと支出入管理を同時に行えれば、習慣的にすることができ、また、ブログの読者の反応が得られるなど楽しさの要素も加わるので、日々の更新作業も億劫になりにくいという効果が期待できる。
<利用者端末の機能ブロック>
図2は、本発明の実施形態に係る利用者端末100の機能ブロックを示す図である。また、図3は、銀行口座取引明細データ及びカード利用明細情報の具体例を、図4は、ブログ記事解析に用いられるキーワードテーブル160の具体例を、図5は、ブログ記事解析テーブル150の具体例を示す図である。以下、図2、図3、図4、図5を参照しながら、利用者端末100の機能ブロックについて詳細に説明する。
利用者端末100は、図1で説明した金融明細収集手段101、購入情報取得手段102、ブログ記事生成部103及びブログ明細生成部104、ブログ明細表示部104Aの他、より詳しくは、ブログ記事解析部105、インターネット通信部106、購入履歴取得手段107、地図情報取得手段108、ブログデータ送受信部109、位置情報取得手段110、画像取得手段111、操作入力手段112、表示手段113で構成される。以下、順に説明する。
既に述べたように、金融明細収集手段101は、金融機関のWEBサイトに自動的又は利用者の指示に基づいてログインし、銀行WEBサイト200からは利用者の銀行口座取引明細301を、カード会社WEBサイト210からは利用者のカード利用明細302を収集する。図3は、この銀行口座取引明細301及びカード利用明細302に含む情報の具体例を示したものである。
銀行口座取引明細301は、銀行口座のWEB明細(WEB通帳ともいう)に含まれる情報であり、少なくとも取引(入出金)の年月日、項目(取引項目)、金額(取引金額)、取引後の預金残高を含んでいる。取引金額は、入金の場合はプラスの数字で、出金の場合はマイナスの数字で表すことにする。カード利用明細302には、少なくとも、カードの利用日(購入日)、利用店(購入店舗)、利用金額(購入金額)が含まれる。また、なんらかの理由でカードでの支払に対して返金があった場合にも、その返金額はマイナスの数字で利用金額として表すものとする。ただし、利用金額については、同じ日に一つの店舗で複数の商品を購入した場合は、その合計金額のみが記載され、その内訳までは記載されないことが多い。カード会社では、通常、これらの利用明細を毎月の所定の締日毎に集計し、利用者に請求書を発行するようにしている。なお、締日を過ぎた日のカード利用については、次月の集計に回される。
図2に戻り、ブログ記事解析部105は、ブログ明細生成部104から呼び出されるサブルーチンであり、ブログ記事生成部103から受け渡されたブログテキスト記事を解析し、ブログ明細の生成の基となる利用者の入出金に関する項目のキーワードを抽出する。入出金に関する項目のキーワードとは、支出金額、購入場所(購入店舗又は購入地域)、商品名、収入金額、収入事由、収入発生場所及び支出入を暗示する語である。具体的には、キーワード抽出は、図4で示すような抽出したい項目のキーワード若しくはそのキーワードと共起確率の高いキーワードを集めたキーワードテーブル160(又はキーワードデータベース)を参照して行う。
例えば、購入商品の金額がブログテキスト記事に記載されている場合は、その金額の前や後に、「¥」や「円」のようなキーワードが現れるのが普通であるので、その前後の数字を支出金額として推定し抽出する。さらに、「買った」、「購入」、「ゲット」等のキーワードがあれば、それらが購入を裏付けるキーワードとなる。購入場所については、「都道府県名」、「市町村名」等の地域名や「有名店名」や「ランドマーク名」等を抽出する。また、購入店舗については、その店舗名の前や後に「店」、「ショップ」、「屋」、「モール」、「デパート」等のキーワードが共起することが多いのを利用して抽出する。あるいは実在する店舗の名称そのものを集めた外部の店舗名データベース402を参照するようにしてもよい。
また、商品名や商品の種類については、実在する商品名や商品分類を格納した外部の商品名データベース403を参照するようにしてもよいが、抽出不能なものは、ブログテキスト記事の前後の文脈から推定した「商品名の可能性がある語」を不確定情報として抽出してもよい。上記で抽出されたデータはすべて、日付情報、支出入項目の識別情報(項目ID)と共に、後述のブログ記事解析テーブル150に格納する。不確定情報については、後に利用者によって、いつでも確認又は修正することができるものとする。
ブログテキスト記事から抽出するキーワードは、商品購入等の支出に関するものだけでなく、収入に関するものも含む。例えば、「給与」、「賞与」、「臨時収入」、「宝くじ&当たり」、「小遣い」、「奢り」等の収入を暗示するキーワードがあれば、その前後に金額の数字がないかどうかを探索する。前後に金額の数字があれば、その数字を収入金額と推定し、日付情報、項目IDと共にブログ記事解析テーブル150に格納する。たとえ金額等が抽出できなくとも、上記テーブルには不確定情報として格納するようにして、後日、利用者に確認、修正させるようにしてもよい。
図2に戻り、ブログテキスト記事から抽出された入出金に関する各種データは、ブログ記事解析部105によって、ブログ記事解析テーブル150に格納され、ブログ明細生成部104に受け渡される。図5にブログ記事解析テーブル150の具体例を示す。ブログ明細生成部104は、ブログ記事解析テーブル150に基づいて、支出入明細を集計し、支出入管理表又は電子通帳のような形式でブログ明細を表示可能に形成する。
図5に示すブログ記事解析テーブル150は、商品購入時又はブログ更新時の日時、可能であればその時の位置情報(例えば緯度、経度)、入力されたブログテキスト記事、上記のブログ記事解析部105がブログテキスト記事から抽出した購入商品名、購入場所、支出入金額が含まれる。ここで購入場所には、店舗名又は店舗名が不明な場合にはその場所の地名又は地域名を格納する。抽出不能な項目は「不明」又は「未入力」として上記テーブルに格納される。行151に示すように、一つのブログ記事テキストから複数の項目が抽出されることもある。また、行152で示すように、他人に奢ってもらったと判定される場合には、収入と支出が相殺したかのように表してもよい。また、行153で示すように、購入商品や購入金額が不明であっても構わない。また、行154で示すように、そもそも支出入の情報がないブログテキスト記事であっても後日追記される可能性があるので抽出された項目はとりあえず格納しておく。このようにすることで、利用者は、ブログ記事を更新するときは、購入した商品名や金額等のブログ明細については特に意識することなく、ブログ記事の内容に専念することができる。
図2に戻り、利用者端末100の他の機能構成の説明を続ける。図示するように、インターネット通信部106は、端末をインターネットに接続するためのTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルを使用したインターフェースを各機能手段や機能部に提供する。
購入履歴取得手段107は、利用者が商品購入に利用したネット上の一又は複数のショッピングサイト220から、購入履歴情報221を取得する。ここで取得した購入履歴もブログ明細生成の元データとすることができる。ネットショッピングでの支払いをカードで行った場合はカードの利用明細に購入記録が残るが、銀行振込やコンビニで支払った場合には、他の方法では購入明細を取得するのが難しいからである。なお、ショッピングサイト220に自動ログインし、購入履歴をダウンロードする手段は、金融明細収集手段101がWEB明細を収集する手段と同様であるので、購入履歴取得手段107は、金融明細収集手段101と統合してもよい。
地図情報取得手段108は、各種の地図情報を、例えばネット上に存在する地図情報データベース401から取得する手段である。一般的に提供されている地図アプリケーションをダウンロードし、地図アプリケーションからデータを取得するようにしてもよい。
ブログデータ送受信部109は、生成したテキスト画像を含むブログ記事及び上記のブログ明細を、利用者にブログサービスを提供する事業者のブログサイト230に送信(アップロード)したり、受信(ダウンロード)する手段を提供する。
位置情報取得手段110は、GPS(Global Positioning System)を始めとして、電波で交信中の基地局の位置情報を利用する方法、Wi−Fiアクセスポイントの電波強度を利用する方法、IMES(Indoor MEssaging System)等の屋内GPSの方法によって、利用者端末100の位置情報を取得する手段であり、所定の間隔で端末の位置を計測して日時情報と共に記録する。例えば、店舗で商品を購入したとき、ATMに行ったときの日時を他の情報から特定できれば、どの店舗で購入したか、どこで現金を引き出したか等を特定することができる。
画像取得手段111は、内蔵又は外付けのカメラで撮像した画像又は外部のサイトからの画像を取得し、ブログ記事生成部103に受け渡すことができれば様々な手段が利用可能である。
操作入力手段112は、キーボード、マウス、物理ボタン、タッチセンサボタン、音声入力等の端末操作員の各種入力手段を指す。また、表示手段113は、液晶又は有機EL(Organic Electro-Luminescence)等の表示装置を指すが、入力機能と表示機能を併せ持つタッチパネルが望ましい。
上記の利用者端末100の機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロックをさらに分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)又はフラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、内部の記憶装置や外部のシステムに格納されたデータベース(DB;Data Base)や、メモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
<ブログ記事解析処理フロー>
図6は、ブログ記事解析処理の処理フローを示す図である。ただし、以下の処理フローの図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
ブログ記事解析部105(以下、ここではブログ解析部と略す)は、まずステップS10において、ブログテキスト記事を形態素解析し、すなわち、文章を意味のある単語に分解し、品詞や内容を判別する。形態素解析については公知の技術であるので、ここでは説明を省略する。
ブログ解析部は、次にステップS11において、単語に分解されたテキストを探索し、図4で説明した金額キーワードが含まれているか否かをチェックする。金額キーワードが含まれていなければステップS15にスキップするが、含まれていれば、ステップS12に移り、さらに収入キーワードが含まれているか否かをチェックする。収入キーワードが含まれていなければ、抽出した金額を支出と推定し、ブログ記事解析テーブル150の支出金額に記憶する(ステップS13)。収入キーワードが含まれていれば、抽出した金額を収入と推定し、上記テーブルの収入金額に記憶する(ステップS14)。
ブログ解析部は、次にステップS15において、入力テキストに商品キーワードが含まれているか否かをチェックする。商品キーワードが含まれていなければステップS17にスキップするが、含まれていれば、商品キーワードの前後の抽出した語を商品名と推定し、上記テーブルの購入商品に記憶する(ステップS16)。なお、ここでは商品名データベース403を検索し、店舗キーワードの前後の用語をあればそれを商品名(又は商品名候補)として抽出してもよい。
続いてステップS17において、場所キーワードが入力テキストに含まれているか否かをチェックする。場所キーワードが含まれていなければ、ステップS19にスキップするが、含まれていれば、キーワード前後で抽出した語を購入場所の購入地域として推定し、上記テーブルに記憶する(ステップS18)。
ブログ解析部は、次にステップS19において、店舗キーワードが入力テキストに含まれているか否かをチェックする。店舗キーワードが含まれていなければ、ステップS21にスキップするが、含まれていれば、キーワード前後で抽出した語を購入場所の購入店舗として推定し、上記テーブルに記憶する(ステップS20)。なお、ここでは店舗名データベース402を検索し、店舗キーワードの前後の用語があれば、それを店舗名(又は店舗名候補)として抽出してもよい。
続いてステップS21において、位置情報が取得されているか否かを判別する。位置情報が取得されていなければ、ステップS23にスキップするが、取得されていれば、その位置情報を購入場所の位置情報として推定し、上記テーブルに記憶する(ステップS22)。
ブログ解析部は、次にステップS23において、ブログ記事解析テーブル150全体をチェックし、未確定項目又は未入力項目(未確定項目等)があるかどうかを判定する。未確定項目等がなければ処理を終了するが、未確定項目等がある場合は、ステップS24において、銀行口座又はカードの利用明細が取得できているか否かをチェックする。取得されていない場合は、ステップS24において、再度取得を試みてもよい。
ブログ解析部は、ステップS24において明細が取得されていると判断すれば、ステップS25に移り、取得した利用明細から、購入日、購入店舗、支出金額(購入金額)、購入商品(可能であれば)を取得し、ブログ記事解析テーブル150の未確定項目等を確定させる。ただし、このステップでは未確定項目等をすべて確定させる必要はない。ブログ記事を入力した時点では、明細データが取得できていなくとも、後日、明細データが取得できることもあるからである。そのため、このステップでは、過去の入力記事に対しても確定処理を行う。確定処理は、利用者がブログを更新したとき、あるいは利用者又は読者がブログを閲覧したときに行ってもよい。もちろん、既に述べたように、利用者からの手入力によって後日未確定項目を確定させてもよい。以上でブログ解析部の全ての処理が終了する。
<ブログ画面>
図7は、ブログ記事の入力画面の具体例を示す図である。図に示したブログ記事入力画面500は、ブログテキスト記事入力エリア510と、地図エリア520と、画像取込エリア530と、支出明細及び収入明細(ブログ明細)を入力するための支出入明細入力エリア540とで構成されている。支出入明細入力エリア540は、支出明細入力エリアと収入明細入力エリアにさらに分かれるが、以下では主に支出明細を作成する場合を例にとって説明する。
地図エリア520には、利用者端末100が位置情報取得手段を備えている場合は、端末の現在位置が地図上に表示される。地図をスクロールさせ、ある地点をポイントすると、そのポイントした位置を中心とする地図をブログ記事に含ませることもできる。商品購入の際、店舗名が不明の場合であっても購入日時が判明している場合は、その時点での端末の位置情報と地図情報から購入場所を特定することもできる。
画像取込エリア530は、テキスト記事と共にブログ画面に表示する画像を取り込むためのエリアであり、「画像取込ボタン」531を押すと、内蔵カメラで撮像した写真やクラウド上で同期させた写真等を取り込むことができる。
支出入明細入力エリア540は、支出入明細を入力するエリアである。利用者がブログテキスト記事入力エリア510に文章を打ち込むと、その文章がテキスト解析され、支出入明細の明細データとして抽出されたキーワードが、支出入明細入力エリア540の金額欄541、購入商品欄543、購入場所欄544に表示される。図の例では、ブログテキスト記事入力エリア510の下線部のキーワードが抽出され支出入明細入力エリア540に表示されたことが示されている。
ブログテキスト記事入力エリア510と支出入明細入力エリア540の各項目は互いにデータが連動しており、例えば、金額を修正する場合、ブログテキスト記事入力エリア510内の金額を修正すると、支出明細の金額欄541も自動的に修正される。同様に、支出明細の金額欄541の数字を修正すると、テキスト記事の金額も自動的に修正される。すなわち、ブログ記事を入力するための画面とブログ明細を入力する画面とは、入出金に関する項目データを、互いに連動させる。購入商品、購入場所についても同様である。
また、支出入明細入力エリア540から、テキスト記事にはない明細データを追加することができる。例えば、購入した商品の分類(ジャンル分け)をしたい場合は、図示するような分類ボタン542のいずれかを押すと、支出入明細には分類項目が追加して記録される。分類したい項目はボタンのメニューにない場合は、分類ボタンを自分で追加することもできる。
さらに、利用者端末100がレシートを電子的に取り込む手段を備えている場合は、「レシート取込」ボタン545を押すと取り込んだレシートの内容がレシート表示エリア(図示せず)に表示される。そして、取り込んだレシートの内容とテキスト記事の内容とが違っている場合は、レシート表示エリアから、例えば、「レシートを反映」ボタンを押すと、テキスト記事及び支出明細の該当欄が自動的に修正される。なお、「レシート取込」ボタン545は、図2の購入情報取得手段102として機能する。
また、利用者端末100がクレジットカード機能を備えている場合は、「クレジットカード明細取込」ボタン546を押すと、商品購入の際に読み込んだクレジットカード明細を取り込むことができる。利用者端末100がクレジットカード機能を備えていない場合は、「クレジットカード明細取込」ボタン546を押すと、クレジットカード会社のWEBサイトに自動ログインし、WEB明細を取得するようにしてもよい。ただし、WEB明細に購入情報が反映されるまでに数日かかるのが一般的なので、この場合の「クレジットカード明細取込」ボタン546は、購入日から数日経過後に押す必要がある。カード機能が電子マネーカード、デビットカードであっても基本的には同様である。例えば、デビットカードで商品を購入した場合は、「銀行支出入明細」ボタン547を押すと、銀行のWEBサイトに自動ログインし、WEB明細を取得する銀行口座の支出入明細が取り込まれるようにしてもよい。なお、「クレジットカード明細取込」ボタン546、「銀行支出入明細」ボタン547は、図2の金融明細収集手段101として機能する。
上記の説明は、商品購入等の支出の場面について行ったが収入の場面でも基本的には同様である。ただし、収入の場合には、購入商品の代わりに収入の事由(例えば、「宝くじが当たった」等)が表示されることになる。また、収入の場合は、レシート取込ボタンやクレジットカード取込ボタンは存在しない。
このようにブログ入力画面に支出入明細入力の手段を設けることで、利用者は、ブログの更新と支出入明細の生成を同時に行うことができる。また、テキスト入力エリアと支出入明細入力エリアは、互いに入出金に関する項目データが連動しているので、利用者は重複入力を避けることができる。さらに、レシートやカードの利用明細データをWEBサイトから取得して、支出入明細に追加したり、入力した項目と照合することもできる。照合の結果不整合があればそのメッセージを通知するようにしてもよい。もちろん、商品分類等は利用者が画面から手入力することもできる。
図8は、ブログ記事表示画面の具体例を示す図である。図に示したブログ記事表示画面600は、ブログ記事610〜640が表示されている。画面上をスクロールすればブログ記事の表示範囲を変更することができる。各ブログ記事には、評価ボタン601が設けられ、利用者及び/又は当ブログの読者の記事に対する評価を入力することができる。ここで付けた評価はブログ明細に反映するようにしてもよい。もちろん、図示していないが、読者からのコメント欄も設けられてもよい。ここまでは通常のブログ画面と大差ないが、「ブログ明細に切替」ボタン602を押すと図9のブログ明細の画面に切り替えることができる。
図9は、ブログ明細表示画面の具体例を示す図である。図に示したブログ明細表示画面700は、ブログ記事入力時に抽出した入出金明細を電子通帳形式で表示したものである。ここでは図示しないが、ブログ明細を支出入管理表形式で表示してもよい。
ブログ明細には、日時、収入、支出、収支の他、支出入の発生場所(商品の購入場所や現金を引き出したATMの場所等)、位置情報(取得された場合)、自己又はブログ読者のコメントや評価が記載される。図では全ての明細が一覧表のようになっているが、細かな情報は、該当する箇所をクリックすることでポップアップとして表示されるリンク情報としてもよい。ブログ明細は読者も見ることができるように設定可能であるが、読者に公開する範囲は利用者が自由に設定できるものとする。例えば、図中で網掛けで示した部分は、読者には公開されず、利用者に対しても所定の操作を行った場合にのみ表示するようにしてもよい。また、ブログにするまでもない些細な入出金については自己の記録に留め、ブログ記事とその記事に対応するブログ明細は読者に公開しないようにもできる。もちろん、ブログ明細全体を非公開としてもよい。また、ブログを更新した時点でこのブログ明細も更新されるが、ブログを所定期間更新しなかった場合等は、ブログ明細を自動的に更新するようにしてもよい。ブログを更新しなかった日であっても、WEB明細や購入情報が取得できれば、ブログ明細は生成可能だからである。
図中のブログ明細中の各項目の評価欄は、自己及び読者の評価を受け付ける手段を表したものである。ただし、この図では自己評価の部分のみを示している。ブログ明細欄にも読者の評価が付けられるようにすれば、ブログ更新時にブログ明細を作成する励みにもなる。また、ブログ記事やブログ明細に店舗名が記載されている場合、ブログ記事やブログ明細の評価に基づいて、利用者がその店舗の近辺に立ち寄ったことを位置情報から判別したときには、SMS(Short Message Service)等を用いて利用者にメッセージを通知することができる。例えば、評価が低い店をまた利用しようとした場合(近辺に来た場合)に、「前回○○店は“△”だったけどよいですか」のようなメッセージを通知したり、「評価が“◎”の□□店が近くにあります」のようなメッセージを通知したりすることも可能となる。
ブログ明細表示画面700には、編集機能も備えている。図9の下段の「お店・場所登録」ボタン701を押すと、ブログ明細の場所欄に、利用した店の名前や場所の名前を手入力することができる。また、「分類・金額入力」ボタン702を押すと、ブログ明細の未入力の部分(例えば、金額欄や支出の分類等)に手入力することができる。また、ブログ明細の未入力の部分は、ブログ記事入力画面500からも入力できるようにしてもよい。例えば、図10のブログ記事入力画面500の金額欄541に金額を入れると、購入商品欄543に購入商品名がブログ記事テキストから抽出されているので、図9のブログ明細の未入力欄705の欄に支出金額が入力される。ブログ明細のような表でなく、ブログ記事を見て思い出しながら入力するときに便利である。このようにして入力された金額は、ブログ記事にして公開するほどではないので、ブログ明細にのみ反映されるようにしてもよい。また、「コメント入力」ボタン703を押すと、コメント欄に文章を入力することができる。さらに、「ブログ記事に切替」ボタン704を押すと、図8のブログ記事表示画面600に切り替えることができる。
ブログ明細表示画面700で追記したデータは、ブログ記事表示画面600に対応する記事があれば、その記事にも反映されるようにしてもよい。このようにすると、ブログ明細からブログ記事を作成又は修正することも可能となる。例えば、カードの利用明細等から、ブログ明細が生成された日にブログの記事がないと判断された場合であっても、図7の支出入明細入力エリア540の金額欄541や購入場所欄544の購入店舗には、明細から取得したデータが表示された状態となるので、利用者は、ブログ記事入力画面500を表示した瞬間に、ブログ明細はあるが記事を入力していない日を知ることができる。すなわち、買物等はしたがブログには記載していないような場合である。そのような場合、購入場所や購入金額から、その日の出来事が思い出されるので、場合によっては記事を入力するきっかけとすることができる。
<実施形態の効果>
本実施形態の利用者端末100(ブログ明細生成端末)を利用することで、以下のような効果が生じる。まず、ブログの更新と自己の入出金管理を同時に行うことができるので、家計簿のようにデータを入力することを忘れたりすることが少なく、ブログ更新を楽しみながらでも入出金管理表を作成することができる。また、ブログ記事に全ての入出金を記載する必要はなく、銀行やカード会社のWEB明細やレシート等から取得したデータも利用することができる。これらのデータを照合することも可能である。また、ブログ記事の画面とブログ明細の画面は、入出金に関する項目データが常に連動するので重複入力することがない。また、ブログの読者から、ブログ記事及びブログ明細に対する評価やコメントを得ることも可能であり、ブログ更新はもちろん、ブログ明細作成の動機づけにもなる。さらに、ブログを更新しなかった日であっても、ブログ明細は、WEB明細等が取得された日について生成可能なので、その旨を通知すればブログを更新するきっかけとすることもできる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明としてブログ明細生成端末について説明したが、本発明は、方法の発明(ブログ明細生成方法)又はコンピュータ・プログラムの発明(ブログ明細生成プログラム)としても捉えることもできる。
100 利用者端末(ブログ明細生成端末)
101 金融明細収集手段
102 購入情報取得手段
103 ブログ記事生成部
104 ブログ明細生成部
104A ブログ明細表示部
105 ブログ記事解析部
106 インターネット通信部
107 購入履歴取得手段
108 地図情報取得手段
109 ブログデータ送受信部
110 位置情報取得手段
111 画像取得手段
112 操作入力手段
113 表示手段
150 ブログ記事解析テーブル
160 キーワードテーブル
200 銀行WEBサイト
201 銀行口座明細
210 カード会社WEBサイト
211 カード利用明細
220 ショッピングサイト
221 購入履歴情報
230 ブログサイト
301 銀行口座取引明細
302 カード利用明細
401 地図情報DB
402 店舗名DB
403 商品名DB
500 ブログ記事入力画面
510 ブログ記事入力エリア
520 地図エリア
530 画像取込エリア
540 支出入明細入力エリア
600 ブログ記事表示画面
700 ブログ明細表示画面

Claims (7)

  1. ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成端末であって、
    前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するブログ記事生成部と、
    入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出して、前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するブログ明細生成部と、
    を備えることを特徴とするブログ明細生成端末。
  2. 前記ブログ明細生成端末は、
    金融機関のWEBサイトに自動ログインして、前記利用者の銀行口座取引明細情報とカード利用明細情報を収集する金融明細収集手段と、
    前記利用者の現金及びカードでの購入情報をレシートの情報又は手入力された情報を取得する購入情報取得手段とを更に備え、
    前記ブログ明細生成部は、
    前記ブログテキスト記事に加え、前記銀行口座取引明細情報、前記カード利用明細情報、前記購入情報のいずれかに含まれた日付情報、購入金額、購入店舗名に基づいて、前記ブログ明細を生成することを特徴とする請求項1に記載のブログ明細生成端末。
  3. 前記ブログ明細生成部は、前記購入情報取得手段が取得した購入情報と、前記銀行口座取引明細情報又は前記カード利用明細情報とを照合することを特徴とする請求項2に記載のブログ明細生成端末。
  4. 前記ブログ記事を入力する画面と前記ブログ明細を入力する画面とは、入出金に関する項目データを、互いに連動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のブログ明細生成端末。
  5. 前記ブログ明細生成部は、前記利用者又はブログ読者の評価を受け付ける手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のブログ明細生成端末。
  6. ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成方法であって、
    前記利用者の端末が、
    前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するステップと、
    入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出するステップと、
    前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するステップと、
    を実行することを特徴とするブログ明細生成方法。
  7. ブログを作成する利用者が、ブログ記事と共に自己の入出金明細を生成するためのブログ明細生成プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記利用者が入力したブログテキスト記事を取得し、ブログ画面に表示する記事を生成するステップと、
    入力された前記ブログテキスト記事を形態素解析し、前記利用者の入出金に関するキーワードを抽出するステップと、
    前記抽出されたキーワードに基づいて、前記利用者の入出金明細情報を前記ブログ記事と共に表示するためのブログ明細を生成するステップと、
    を実行させることを特徴とするブログ明細生成プログラム。
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