JP6175668B2 - メッセージ共有システム、端末装置、中間サーバ、メッセージサーバ、メッセージ共有方法及びプログラム - Google Patents
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に関する。
例えば、メッセージを時系列で表示するコミュニケーションサービスの1つとして、チャット上でやりとりされた当事者間のメッセージを、第三者にも開示できるようにしたメッセージサービス連携システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1のコミュニケーションサービスでは、例えば端末装置の位置に応じたメッセージの処理については記載されていない。したがって、特許文献1のコミュニケーションサービスにより、端末装置の位置に応じたメッセージを閲覧できるようにすることは困難である。
過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、前記閲覧対象メッセージ送信部は、前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとを閲覧要求送信元の端末装置に送信し、前記メッセージ表示制御部は、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させてもよい。
[メッセージ共有システムの構成例]
図1は、本発明の一実施形態によるメッセージ共有システムの一構成例を示している。
図1においては、6つの端末装置100−A、100−B、100−C、100−D、100−E、100−Fと、2つのメッセージサーバ200−1、200−2と、地図サーバ300が示されている。なお、以降において、端末装置100−A〜100−Fについて特に区別しない場合には、端末装置100と記載する。また、メッセージサーバ200−1、200−2について特に区別しない場合には、メッセージサーバ200と記載する。
このように、本実施形態においては、複数の端末装置と複数のメッセージサーバを備える。端末装置100とメッセージサーバ200は、例えばネットワークを介して通信可能に接続される。
なお、本実施形態のメッセージ共有システムにおける端末装置100の数とメッセージサーバ200の数については特に限定されるものではない。
端末装置100は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などである。
また、メッセージサーバ200−1と200−2は、それぞれ、端末装置100からメッセージの閲覧を要求する閲覧要求を受信するのに応じて、記憶したメッセージを閲覧要求送信元の端末装置100に対して送信する。
また、ユーザが端末装置100に対してメッセージ閲覧のための操作を行うのに応じて、端末装置100はメッセージサーバ200−1、メッセージサーバ200−2からメッセージを取得し、取得したメッセージを画面に表示させることができる。つまり、端末装置100のユーザは、自らがメッセージの投稿を行うことができ、また、他のユーザが投稿したメッセージを閲覧することができる。
そのうえで、ユーザB、Cは、それぞれ、端末装置100−B、100−Cによりメッセージサーバ200−1にメッセージを投稿している。また、ユーザD、E、Fは、それぞれ、端末装置100−C、100−D、100−Eによりメッセージサーバ200−2にメッセージを投稿している。
閲覧指示操作に応じて、端末装置100−Aはエリア限定閲覧モード対応の閲覧要求を、メッセージサーバ200−1、200−2に対して送信する。端末装置100は、エリア限定閲覧モード対応の閲覧要求を送信するにあたり、閲覧要求に対して位置情報を付加する。第1の本実施形態において閲覧要求に付加される位置情報は、前述のように端末装置100が測位機能によって測位した自己の現在位置を示す。
この場合、メッセージサーバ200−1は、端末装置100−Bと端末装置100−Cが送信したメッセージを端末装置100−Aに送信し、メッセージサーバ200−2は、端末装置100−Dが送信したメッセージを端末装置100−Aに送信する。
地図サーバ300は、地図情報と、地図上の位置に対応付けた風景画像とを記憶する。風景画像は、例えば、対応付けられた位置の周囲の風景を静止画により撮像した画像である。
上記したように、端末装置100−Aは、閲覧範囲ARから投稿されたメッセージとして、端末装置100−B、100−C、100−Dが送信したメッセージを受信する。
端末装置100−Bが送信したメッセージは、ユーザBが投稿したメッセージとして表示される。また、端末装置100−Cが送信したメッセージは、ユーザCが投稿したメッセージとして表示され、端末装置100−Dが送信したメッセージは、ユーザDが投稿したメッセージとして表示される。
メッセージ閲覧領域A1は、閲覧対象のメッセージが表示される領域である。メッセージ閲覧領域A1においては、メッセージ表示領域MS−B、MS−C、MS−Dが配置されている。
メッセージ表示領域MS−Bは、ユーザBにより投稿されたメッセージを表示する領域である。メッセージ表示領域MS−Bにおいては、例えばユーザBを表すアイコンと、投稿されたメッセージの文字列とが対応付けられた態様により表示される。
メッセージ表示領域MS−Cは、ユーザCにより投稿されたメッセージを表示する領域である。メッセージ表示領域MS−Dは、ユーザDにより投稿されたメッセージを表示する領域である。メッセージ表示領域MS−Cとメッセージ表示領域MS−Dにおいても、メッセージ表示領域MS−Bと同様に、アイコンと、文字列によるメッセージが対応付けられた態様により表示される。
つまり、本実施形態の端末装置100は、例えば、メッセージサーバ200−1から受信したメッセージと、200−2から受信したメッセージとを特に区別することなく、同じ閲覧画面内に統合して表示させることができる。これにより、ユーザは、メッセージサーバ200−1、200−2に投稿されたメッセージを同じ閲覧画面で一度に閲覧できる。
具体的に、図2のメッセージ閲覧領域A1においては、左から右にかけて、メッセージ表示領域MS−D、MS−C、MS−Bの順に配置されている。これは、ユーザD、ユーザC、ユーザBのメッセージの順で投稿されたことを示している。したがって、図2の状態においては、ユーザDのメッセージが最も過去に投稿され、次にユーザCのメッセージが新しく、ユーザBのメッセージが最新であることが示されている。
図3の状態は、例えば、ユーザDが「おはようございます」のメッセージを投稿し、この後、ユーザCが「今日もバイトだ!」のメッセージを投稿し、さらに、ユーザBが「今日も暑いなー」のメッセージを投稿した後に、閲覧範囲ARにおいて、再びユーザDが「海に行ってきます」という新たな投稿を行った場合に対応する。端末装置100−Dは、ユーザDが「海に行ってきます」というメッセージを投稿する操作を行うのに応じて、ユーザDの「海に行ってきます」のメッセージをメッセージサーバ200−2に送信する。
メッセージサーバ200−2は受信したユーザDのメッセージを新規に記憶する。これとともに、メッセージサーバ200−2は、新規に記憶したユーザDのメッセージに付加された位置情報により示される位置が閲覧範囲ARに含まれていることを認識する。そこで、メッセージサーバ200−2は、新規に記憶したユーザDのメッセージを端末装置100−Aに送信する。
つまり、図3のメッセージ閲覧領域A1においては、右側からユーザDが新たに投稿した「海に行ってきます」のメッセージが示されるメッセージ表示領域MS−Dが新規に現れる。
また、図3の表示は、図2の表示状態から或る時間を経過したときの状態を示している。これに伴い、図2のメッセージ閲覧領域A1において左側に表示されていた、前のユーザDの「おはようございます」のメッセージは、左にスクロールされて完全にメッセージ閲覧領域A1の範囲から外れて見えなくなっている。また、ユーザBのメッセージ表示領域MS−Bと、ユーザCのメッセージ表示領域MS−Cは、それぞれ、図2よりも左方向に移動しており、特に、メッセージ表示領域MS−Cについては、左半分がメッセージ閲覧領域A1から外れて見えなくなっている。
このように、端末装置100においては、メッセージを時系列に表示させるにあたり、一定方向にメッセージが移動していくようにスクロール表示が行われる。
このようなエリア限定のメッセージの閲覧は、例えば、街角などでユーザの周りで行き交う人々の発言やつぶやきなどが耳に入ってくる、というようなイメージでとらえることができるものであり、これまでにはなかったようなコミュニケーションサービスを提供できる。
図4は、第1の実施形態における端末装置100とメッセージサーバ200の構成が示されている。なお、図1に示した端末装置100−A〜100−Fは、図4に示す端末装置100の構成を共通に有すればよい。同様に、図1に示したメッセージサーバ200−1、200−2も、図4に示すメッセージサーバ200の構成を共通に有すればよい。
通信部101は、ネットワークNWを介してメッセージサーバ200、地図サーバ300などと通信を実行する。
測位部102は、現在位置を測位し、測位により求めた位置を示す位置情報を出力する。測位部102には、例えばGPS(Global Positioning System)に対応する衛星の電波を受信して測位を実行する受信機などを採用できる。また、そのうえで、例えば加速度センサなどを利用した自律航法ユニットとしての機能を備えてもよい。
なお、端末装置100において、表示部104と一体化されたタッチパネルが備えられ、表示部104の画面に対して指やスタイラスペンなどを触れることによる操作が可能とされている場合には、タッチパネルも操作部103に含まれる。
表示部104は、制御部105の表示制御に応じて画像を表示する。例えば、図2及び図3に示したエリア限定閲覧モードにおけるメッセージの表示も、制御部105の制御に応じて表示部104において行われる。
また、制御部105は、端末装置100が備える各部間におけるデータの受け渡しを制御する。例えば、制御部105は、測位部102から出力される位置情報や、操作部103に対して行われた操作に応じて操作部103が出力する操作信号を取得する。また、制御部105は、例えば表示部104に対する表示制御にあたり、表示すべき画像の画像データを表示部104に出力する。なお、以降の説明において、制御部105によるデータの受け渡しの制御の記載については省略する。
メッセージ投稿部151は、メッセージの投稿に関する処理を実行する。具体的に、メッセージ投稿部151は、投稿用のメッセージを作成するために操作部103に対して行われた操作に応じて、メッセージを作成する。また、メッセージ投稿部151は、メッセージを送信するための操作が操作部103に対して行われるのに応じて、作成したメッセージを通信部101によりメッセージサーバ200に送信させるための制御を実行する。この際、メッセージ投稿部151は、メッセージサーバ200−1、200−2のうち、操作部103に対する操作により選択されているほうのメッセージサーバ200に対してメッセージを送信すればよい。なお、投稿用のメッセージの作成、送信などの操作とは、例えば、図2及び図3に示したメッセージ書込領域A2における入力ボックスbxに対する文字入力操作や送信ボタンbt1に対する操作などである。
具体的に、閲覧要求部152は、エリア限定閲覧モードの下でのメッセージの閲覧を指示する操作が操作部103に対して行われるのに応じて、測位部102が出力する位置情報を取得し、取得した位置情報を閲覧要求に付加する。閲覧要求部152は、位置情報が付加された閲覧要求を通信部101に受け渡し、通信部101からメッセージサーバ200に送信させる。
次に、同じ図4を参照してメッセージサーバ200の構成例について説明する。
図4のメッセージサーバ200は、通信部201、記憶部202及び制御部203を備える。
通信部201は、ネットワークNWを経由して端末装置100と通信を実行する。
記憶部202は、メッセージサーバ200が利用する各種の情報を記憶する。図4における記憶部202は、メッセージ記憶部221を備える。
メッセージ記憶部221は、端末装置100から投稿されたメッセージを記憶する。本実施形態において、メッセージ記憶部221は、投稿されたメッセージをメッセージテーブルに格納するようにしてメッセージを記憶する。
図5に示すメッセージテーブルは、メッセージごとに、ユーザ情報、位置情報及び受信時刻を対応付けて格納した構造を有する。
メッセージには、メッセージの本文のデータが格納される。ユーザ情報は、対応のメッセージを投稿したユーザに関する所定の情報を格納する。ユーザ情報は、例えば、ユーザ名、ユーザID、メッセージ送信元の端末装置100の端末装置IDなどである。
位置情報は、対応のメッセージの投稿時において、メッセージ送信元の端末装置100がメッセージに付加した位置情報である。第1の実施形態において、位置情報は、メッセージを送信したときのメッセージ送信元の端末装置100の位置を示す。
受信時刻は、端末装置100から投稿として送信されたメッセージがメッセージサーバ200にて受信された時刻である。前述もしたように、受信時刻は、投稿者のユーザが端末装置100を操作してメッセージを投稿した投稿時刻に相当する。
また、制御部203は、メッセージサーバ200が備える各部間におけるデータの受け渡しを制御する。例えば、制御部203は、通信部201が受信した情報を取得し、制御部203内部における所定の機能部に受け渡すことができる。また、制御部203は、記憶部202に対する情報の読み出しと書き込みを行うことができる。なお、以降の説明において、制御部203によるデータの受け渡しの制御の記載については省略する。
記憶制御部231は、端末装置100から受信したメッセージを、当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部221に記憶させる。
つまり、端末装置100が投稿として送信したメッセージは、メッセージサーバ200において通信部201にて受信される。記憶制御部231は、通信部201にて受信されたメッセージを取得すると、例えば制御部203が備える時計機能が計時している現在時刻を受信時刻として取得する。そして、記憶制御部231は、通信部201から取得したメッセージに取得した受信時刻を対応付ける。
前述のように端末装置100は、エリア限定閲覧モードに対応して、位置情報が付加された閲覧要求を送信する。
閲覧対象メッセージ送信部232は、通信部201にて受信されたエリア限定閲覧モード対応の閲覧要求を取得するのに応じて、取得した閲覧要求に付加されている位置情報が示す位置を基準とする閲覧範囲ARを求める。
閲覧対象メッセージ送信部232は、求めた閲覧範囲ARに含まれる位置を示す位置情報が対応付けられたメッセージをメッセージ記憶部221のメッセージテーブルから検索する。閲覧対象メッセージ送信部232は、検索したメッセージを閲覧対象メッセージとして、通信部201から閲覧要求送信元の端末装置100に対して送信する。
図6のフローチャートを参照して、メッセージの投稿に関連して端末装置100とメッセージサーバ200が実行する処理手順例について説明する。
投稿者であるユーザは、端末装置100に対する文字入力操作などによって投稿用のメッセージを作成する。端末装置100において、メッセージ投稿部151は、操作部103に対して行われたメッセージ作成のための操作に応じてメッセージを生成する(ステップS101)。
なお、メッセージサーバ200が複数の場合、メッセージ投稿部151は、例えばメッセージの作成または送信のための操作に際して選択されたメッセージサーバ200を宛先としてメッセージを送信すればよい。
記憶制御部231は、ステップS201に対応して受信したメッセージ(位置情報及びユーザ情報が付加されている)に対して、ステップS202により取得した受信時刻を対応付けて、メッセージ記憶部221に記憶させる(ステップS203)。つまり、記憶制御部231は、メッセージ記憶部221が記憶するメッセージテーブルに、受信時刻を対応付けたメッセージを記憶する。
図6の処理が実行されることにより、メッセージ共有システムにおいて、投稿されたメッセージを、位置情報及び受信時刻などと対応付けて管理することが可能になる。
端末装置100において、閲覧要求部152は、エリア限定閲覧モードの下でのメッセージの閲覧を指示する閲覧指示操作が行われるのを待機している(ステップS301−NO)。
閲覧指示操作が行われるのに応じて(ステップS301−YES)、閲覧要求部152は、以下の処理を実行する。
つまり、閲覧要求部152は、閲覧指示操作が行われたタイミングで測位部102が測位した位置情報を取得する(ステップS302)。次に、閲覧要求部152は、ステップS302により取得した位置情報を閲覧要求に付加し(ステップS303)、位置情報が付加された閲覧要求をメッセージサーバ200に対して送信する(ステップS304)。
メッセージサーバ200が複数の場合、閲覧要求部152は、ステップS304において、複数のメッセージサーバ200のそれぞれに対して閲覧要求を送信する。これにより、端末装置100は、複数のメッセージサーバ200から閲覧対象メッセージを収集できる。
端末装置100において、メッセージ表示制御部153は、通信部101にて受信された閲覧対象メッセージを取得する。
閲覧終了操作が行われていなければ(ステップS307−NO)、メッセージ表示制御部153は、例えば一定時間後にステップS302に処理を戻す。
これにより、エリア限定閲覧モードにおけるメッセージの閲覧画面を表示させている状態においては、一定時間ごとに閲覧要求が送信され、メッセージサーバ200は、閲覧要求に対する応答として、新規な閲覧対象メッセージがあれば、新規な閲覧対象メッセージを端末装置100に送信する。そして、端末装置100におけるメッセージ表示制御部153は、図2及び図3に示したようにメッセージのスクロール表示を行っている状態において、ステップS306により新規な閲覧対象メッセージを表示することができる。
閲覧終了操作が行われた場合(ステップS307−YES)、メッセージ表示制御部153は、例えば図2及び図3に示したエリア限定閲覧モード対応のメッセージ閲覧画面の表示を終了させるなどして、エリア限定閲覧モード対応の閲覧対象メッセージの表示を終了させる(ステップS308)。
そして、端末装置100におけるステップS304の実行に応じてエリア限定閲覧モード対応の閲覧要求が受信されると(ステップS401−YES)、閲覧対象メッセージ送信部232は、以下の処理を実行する。
つまり、閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS401に対応して受信された閲覧要求に付加された位置情報が示す位置(閲覧要求送信元の端末装置100の位置)を基準とする閲覧範囲ARを算出する(ステップS402)。前述したように、閲覧対象メッセージ送信部232は、例えば閲覧要求送信元の端末装置100の位置を中心とする所定の半径に含まれる地域を閲覧範囲ARとして求めればよい。
閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS403により検索したメッセージを、閲覧対象メッセージとして、閲覧要求送信元の端末装置100に対して送信する(ステップS404)。
図7の処理が実行されることにより、端末装置100を携帯するユーザは、周囲で他のユーザが投稿したメッセージを閲覧することができる。
[概要]
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、エリア限定閲覧モードにおいて閲覧可能なメッセージは、現在の端末装置100の位置(すなわち、ユーザの位置)を基準とする閲覧範囲ARにおいて他の端末装置100から送信(投稿)されたメッセージであった。
しかし、例えば、或るイベント会場などにおいてエリア限定閲覧モードでメッセージを閲覧していたユーザが、その後において他の場所に移動したような場合、ユーザとしては、既にイベント会場から離れてはいるものの、今のイベント会場の状況がどのようになっているのか気になることがある。このような場合には、エリア限定閲覧モードとして、イベント会場において今も投稿されているメッセージを閲覧できるようにすれば、ユーザは、今のイベント会場の様子を把握することができて好ましい。
なお、測位部102により測位された位置を示す位置情報は、今回の閲覧要求の送信に正規に対応する位置(正規位置)を示す正規位置情報である。これに対して、過去に閲覧を行った場所として指定された位置(要求済位置)を示す位置情報は要求済位置情報である。
そのうえで、第2の実施形態におけるメッセージサーバ200は、受信した閲覧要求に付加されていた要求済位置情報が示す位置を基準とする閲覧範囲ARにて投稿されたメッセージも閲覧要求送信元の端末装置100に送信する。
端末装置100は、受信した正規位置対応のメッセージと要求済位置対応のメッセージとを同じ閲覧画面において表示させる。
なお、第2の実施形態においても、正規位置対応のメッセージと要求済位置対応のメッセージも対応付けられた受信時刻にしたがって時系列で表示されるとともに、スクロール表示が行われる。
あるいは、同一の閲覧画面上で正規位置対応のメッセージと要求済位置対応のメッセージとを混在させて時系列で表示させてもよい。この場合、メッセージごとに、正規位置対応のメッセージと要求済位置対応のメッセージのいずれであるのかを示すアイコンなどの表示が付加されれば、ユーザが正規位置対応のメッセージと要求済位置対応のメッセージを区別しやすくなって好ましい。
あるいは、同一画面上で正規位置対応のメッセージの表示と要求済位置対応のメッセージの表示とを操作部103に対する操作に応じて択一的に切り替えられるようにしてもよい。
図8は、第2の実施形態における端末装置100の構成例を示している。なお、図8において図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図8の端末装置100は、図4に示す端末装置100の構成に対して閲覧要求履歴記憶部106をさらに備える。
閲覧要求履歴記憶部106が記憶する閲覧要求履歴は、例えば、閲覧要求履歴テーブルに格納される形式で記憶される。
閲覧要求履歴テーブルは、過去に送信されたエリア限定閲覧モード対応の閲覧要求ごとに、閲覧要求IDと閲覧要求送信時刻と要求済位置情報と閲覧要求場所名とを対応付けた構造である。
閲覧要求IDは、対応の閲覧要求を一意に識別可能なように割り当てられた識別子である。
閲覧要求送信時刻は、対応の閲覧要求が送信された時刻を示す。
要求済位置情報は、対応の閲覧要求を送信する際に付加された位置情報を示す。
閲覧要求場所名は、対応の閲覧要求を送信した場所の名称を示す。閲覧要求場所名は、例えばユーザが操作部103に対する操作を行うことによって登録することができる。また、位置情報が示す位置と地図情報を照合することによって地図情報から特定した場所の名称を、閲覧要求場所名として登録してもよい。また、閲覧要求場所名として、場所の名称に代えて、例えば閲覧要求場所にて開催されていたイベントなどを閲覧要求場所名として登録してもよい。
ユーザは、閲覧要求履歴記憶部106から過去にメッセージを閲覧した位置を指定する際に、例えば画面に表示された閲覧要求場所名により指定する。要求済位置情報が示す位置情報は、例えば緯度、経度などによるものであるために、ユーザにとっては分かりにくい。そこで、閲覧要求場所名を指定候補として表示させるようにすれば、過去の閲覧位置を指定する操作がわかりやすくなる。
なお、第2の実施形態におけるメッセージサーバ200については、図4と同様でよい。
図10のフローチャートは、第2の実施形態におけるエリア限定閲覧モード対応のメッセージの閲覧に関連して端末装置100とメッセージサーバ200が実行する処理手順例である。なお、図10において、図7と同様の処理となるステップについては、図7と同じ符号を付し、ここでの説明は省略する。
次に、閲覧要求部152は、閲覧指示操作が行われたタイミングで測位部102が測位している位置(正規位置)を示す位置情報(正規位置情報)を取得する(ステップS302B)。なお、ステップS302Bの処理は、図7のステップS302と同様の処理である。
メッセージサーバ200は、ステップS304により送信された閲覧要求に応答して、正規位置情報に対応する閲覧対象メッセージに加えて、要求済位置情報に対応する閲覧対象メッセージも送信する。
メッセージ表示制御部153は、ステップS306において、正規位置情報に対応する閲覧対象メッセージと、要求済位置情報に対応する閲覧対象メッセージとを同じ画面上において所定の態様により表示させる。
次に、閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS411により算出された要求済位置対応の閲覧範囲ARに該当するメッセージを検索する(ステップS412)。つまり、閲覧対象メッセージ送信部232は、要求済位置対応の閲覧範囲ARに含まれる位置を示す位置情報が対応付けられたメッセージを、メッセージ記憶部221から検索する。
閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS412により検索したメッセージを要求済位置対応の閲覧対象メッセージとして閲覧要求送信元の端末装置100に送信する(ステップS413)。
閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS414により算出された正規位置対応の閲覧範囲ARに該当するメッセージをメッセージ記憶部221から検索する(ステップS415)。
閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS415により検索したメッセージを正規位置対応の閲覧対象メッセージとして閲覧要求送信元の端末装置100に送信する(ステップS416)。
また、ステップS414〜S416を先に実行し、これに続けてステップS411〜S413を実行してもよい。
また、要求済位置対応の閲覧範囲ARに該当するメッセージの検索と、正規位置対応の閲覧範囲ARに該当するメッセージの検索とを先に実行し、この後に、要求済位置対応の閲覧対象メッセージと正規位置対応の閲覧対象メッセージとをまとめて送信するようにしてもよい。
このためには、例えば、端末装置100の閲覧要求部152は、閲覧要求を送信する際に、正規位置情報及び要求済位置情報に加えて、要求済位置情報に対応付けられた閲覧要求送信時刻を付加する。
メッセージサーバ200において、閲覧対象メッセージ送信部232は、閲覧要求に付加された要求済位置情報対応の閲覧範囲ARに該当し、かつ、閲覧要求に付加された閲覧要求送信時刻に対応する所定の時間帯において投稿されたメッセージを検索する。閲覧要求部152は、このように検索したメッセージを要求済位置対応の閲覧対象メッセージとして、閲覧要求送信元の端末装置100に送信すればよい。
[概要]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態においては、閲覧対象メッセージを表示させている端末装置100の位置と、閲覧対象メッセージを投稿用のメッセージとして送信したときの他の端末装置100の位置との間の距離(端末間距離)に応じて、閲覧対象メッセージの表示の態様を変化させる。
一具体例として、端末間距離が近くなるのに応じて、閲覧対象メッセージとして表示される文字を大きくしていくように変化させることができる。この場合には、送信元である他の端末装置100との端末間距離が近いほど、閲覧対象メッセージの文字が大きく表示される。
このような表示の態様とすることで、近くで投稿されたメッセージは大きな文字で表示され、投稿された位置がユーザから離れるほどメッセージの文字が小さくなるために、メッセージを閲覧しているユーザは、周囲で投稿されている状況をよりリアルに感じることができる。
図11は、第3の実施形態における端末装置100の構成例を示している。なお、図11において、図4と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。
図11に示す端末装置100は、図4の端末装置100の構成に対して、端末間距離算出部154をさらに備えている。
具体的に、端末間距離算出部154は、端末装置100の位置(測位部102により測位される位置)と閲覧対象メッセージに付加されている位置情報が示す位置との距離を、端末間距離として算出する。
そして、メッセージ表示制御部153は、端末間距離算出部154が算出した端末間距離に基づいて閲覧対象メッセージの表示態様を変更する。具体例として、メッセージ表示制御部153は、前述もしたように、端末間距離に応じて閲覧対象メッセージとしての文字の表示サイズを変更することができる。
閲覧対象メッセージの表示に関する端末装置100の処理は、例えば図7のフローチャートと同様でよい。ただし、第3の実施形態においては、図7のステップS306として、図12のフローチャートに示す処理を実行する。なお、この図に示す処理は、受信した閲覧対象メッセージのうちで表示処理の対象として選択した1つのメッセージ(表示対象メッセージ)についての処理である。
端末間距離算出部154は、表示対象メッセージに付加されていた位置情報が示す位置を取得する(ステップS362)。ステップS362により取得される位置情報は、閲覧対象メッセージの投稿元である他の端末装置100が、閲覧対象メッセージを投稿したときの位置を示す。
端末間距離算出部154は、ステップS361により取得した端末装置100の位置と、ステップS362により取得した他の端末装置100の位置との間の距離を、端末間距離として算出する(ステップS363)。
メッセージ表示制御部153は、ステップS363により算出された端末間距離に応じて、表示対象メッセージの文字などの表示サイズを変更する(ステップS364)。
この構成の場合、メッセージサーバ200に備えられる端末間距離算出部は、閲覧要求に付加された位置情報を端末装置100の位置として取得する。また、メッセージサーバ200に備えられる端末間距離算出部は、閲覧対象メッセージ送信部232が検索した閲覧対象メッセージごとに付加されている位置情報を取得する。メッセージサーバ200に備えられる端末間距離算出部は、上記のように取得した端末装置100の位置と、閲覧対象メッセージごとの位置情報が示す位置とに基づいて、表示対象メッセージごとに対応する端末間距離を算出する。
そして、メッセージサーバ200は、算出した端末間距離を閲覧対象メッセージごとに付加して、閲覧要求送信元の端末装置100に送信する。閲覧要求送信元の端末装置100は、受信した閲覧対象メッセージに付加されている端末間距離に基づいて、閲覧画面に表示させる閲覧対象メッセージのサイズを変更する。
続いて、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態においては、端末装置100のユーザに目的地が対応付けられる。一例として、目的地は、何らかのイベントを行っているイベント会場などである。
なお、ユーザと目的地との対応付けに関しては、以下のような仕組みであってもよい。つまり、例えば端末装置100のユーザが目的地を登録するウェブサイトなどを提供し、ユーザがウェブサイトに対して、自分と対応付けたい目的地を登録する操作を行う。この操作に応じて、例えばメッセージサーバ側で目的地とユーザとの対応付けた情報が登録される。
そのうえで、第4の実施形態においては、ユーザが携帯する端末装置100の位置(つまり、ユーザの位置)から目的地までの残りの距離(残距離)に応じて、閲覧対象メッセージを検索する際の閲覧範囲ARの大きさが変更される。
また、上記の例とは逆に、残距離が少なくなるのに応じて閲覧範囲ARを大きくしていくようにしてもよい。
図13は、第4の実施形態におけるメッセージサーバ200の構成例を示している。なお、図13において、図4と同様の部分については同一符号を付して説明を省略し、主に図4との相違点について説明する。
図13のメッセージサーバ200において、記憶部202は、目的地テーブル記憶部222をさらに備える。また、制御部203は、残距離算出部233と、閲覧範囲変更部234をさらに備える。
そして、第4の実施形態における閲覧対象メッセージ送信部232は、閲覧範囲変更部234により大きさが変更された閲覧範囲ARを利用して閲覧対象メッセージを検索する。
図14のフローチャートは、第4の実施形態におけるメッセージサーバ200が残距離に応じて閲覧範囲ARを変更するための処理手順例を示している。
閲覧要求が受信されるのに応じて、残距離算出部233は、受信した閲覧要求に付加された位置情報が示す位置を取得する。つまり、残距離算出部233は、閲覧要求送信元の端末装置100の位置を取得する(ステップS501)。
また、残距離算出部233は、閲覧要求に付加されたユーザ情報に対応する目的地を目的地テーブル記憶部222が記憶する目的地テーブルから取得する(ステップS502)。つまり、閲覧要求に付加されたユーザ情報には、ユーザIDが含まれている。残距離算出部233は、閲覧要求に付加されたユーザ情報からユーザIDを取得し、目的地テーブルにおいて、取得したユーザIDと対応付けられている目的地を取得する。これにより、残距離算出部233は、目的地の位置を取得する。
残距離算出部233は、ステップS501により取得した端末装置100の位置と、ステップS502により取得した目的地の位置とに基づいて、残距離を算出する(ステップS503)。
閲覧範囲変更部234は、ステップS503により算出された残距離に応じて閲覧範囲ARを変更する(ステップS504)。
[概要]
次に、第5の実施形態について説明する。
先の第4の実施形態において、目的地までの残距離の算出と、算出された残距離に応じた閲覧範囲ARの変更は、メッセージサーバ200が行っている。
しかし、例えば、本実施形態のメッセージ共有システムの利用のために端末装置100にインストールされるメッセージ共有アプリケーションのベンダーとメッセージサーバ200の運用者が異なっているような場合、メッセージサーバ200に目的地までの残距離の算出と、残距離に応じた閲覧範囲ARの変更の機能をサポートしてもらうことが難しい場合がある。
そこで、第5の実施形態では、メッセージサーバ200が目的地までの残距離に応じた閲覧範囲ARの変更の機能をサポートしていなくとも、目的地までの残距離に応じて閲覧範囲が変更できるように、メッセージ共有システムを構成する。
図15は、第5の実施形態におけるメッセージ共有システムの構成例を示している。なお、この図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
第5の実施形態においては、図1の構成に対して、中間サーバ400をさらに備える。
第5の実施形態における端末装置100の閲覧要求部152は、位置情報を付加した閲覧要求を、中間サーバ400に対して送信する。
このために、例えば中間サーバ400は、変更した閲覧範囲ARを示す閲覧範囲情報をメッセージサーバ200に送信する。閲覧範囲情報には、閲覧要求送信元の端末装置100を示す端末情報が付加される。
メッセージサーバ200は、受信した閲覧範囲情報が示す閲覧範囲ARに該当する閲覧対象メッセージを、受信した閲覧範囲情報に付加された端末情報が示す端末装置100に送信する。
あるいは、メッセージサーバ200は、受信した閲覧範囲情報が示す閲覧範囲ARに該当する閲覧対象メッセージを、中間サーバ400を介して閲覧要求送信元の端末装置100に送信するようにしてもよい。この場合には、中間サーバ400がメッセージサーバ200に送信する閲覧範囲情報には閲覧要求送信元の端末装置100を示す端末情報が付加されなくてもよい。
このように、第5の実施形態においては、メッセージサーバ200自体が目的地までの残距離に応じた閲覧範囲の変更機能をサポートしていなくとも、中間サーバ400を備えることで、目的地までの残距離に応じた閲覧範囲の変更機能を実現することができる。
図16は、第5の実施形態における中間サーバ400の構成例を示している。図16の中間サーバ400は、通信部401、記憶部402及び制御部403を備える。
通信部401は、ネットワークNWを経由して端末装置100、メッセージサーバ200と通信を実行する。
目的地テーブル記憶部421は、目的地テーブルを記憶する。目的地テーブル記憶部421が記憶する目的地テーブルも、例えば、図13の目的地テーブル記憶部222が記憶するのと同様に、目的地を登録したユーザごとに、ユーザIDと目的地の位置を示す位置情報とを対応付けたテーブルである。
残距離算出部431は、目的地までの残距離を算出する。残距離算出部431は、例えば、図13の閲覧範囲変更部234と同様に、端末装置100から受信した閲覧要求に付加された位置情報(端末装置の位置を示す)と目的地テーブルに登録されている目的地の位置との直線距離を残距離として算出する。
あるいは、閲覧対象メッセージ送信部232は、検索したメッセージを閲覧対象メッセージとして、通信部201から中間サーバ400を介して閲覧要求送信元の端末装置100に送信するようにしてもよい。
[概要]
続いて、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態におけるメッセージ共有システムは、過去に投稿されたメッセージを検索する機能を備える。
つまり、第6の実施形態において、ユーザは、端末装置100に対する操作により、過去のメッセージを検索するための検索条件を入力して検索を指示することができる。検索を指示する操作に応じて、端末装置100は、検索要求に検索条件を付加してメッセージサーバ200に対して送信する。
なお、端末装置100は、同じ検索要求を、複数のメッセージサーバ200に対して送信すればよい。また、端末装置100は、例えばユーザの操作により検索先のメッセージサーバ200を指定可能とされている場合には、指定されたメッセージサーバ200のみに対してメッセージを送信すればよい。
メッセージサーバ200は、受信した検索条件に一致するメッセージをメッセージ記憶部221から検索し、検索したメッセージを検索要求送信元の端末装置100に送信する。
検索されたメッセージを受信した端末装置100は、受信したメッセージのリストを検索結果として表示する。この際、端末装置100は、メッセージに付加された受信時刻にしたがった時系列でリスト内のメッセージを表示する。
検索条件における指定受信期間は、過去の或る日時から或る日時までの期間である。ユーザは、過去における特定の期間においてメッセージサーバ200にて受信されたメッセージ(すなわち、投稿されたメッセージ)を検索したいときに、指定受信期間を検索条件として入力する。ユーザは、指定受信期間を検索条件として端末装置100に入力するときには、例えば例えば指定受信期間の開始日時と終了日時を入力する操作を行えばよい。
メッセージサーバ200は、受信した検索要求に付加された検索条件が指定受信期間である場合には、指定受信期間に含まれる受信時刻が対応付けられたメッセージを、メッセージ記憶部221が記憶するメッセージテーブルから検索する。そして、メッセージサーバ200は、検索したメッセージを、検索要求送信元の端末装置100に送信する。
ユーザは、例えば過去に開催されたイベントの会場において他のユーザが投稿したメッセージを検索したいときに、イベント情報を検索条件として入力する。例えば、ユーザは、イベント情報を検索条件として端末装置100に入力するときには、イベント情報としてイベント名を入力する操作を行う。あるいは、ユーザは、端末装置100に対する操作により、端末装置100をネットワーク上に設けられたイベント情報のデータベースにアクセスさせ、検索条件としてのイベント情報をイベント情報のデータベースから取得させるようにしてもよい。
メッセージサーバ200は、受信した検索要求に付加された検索条件が検索語である場合には、本文に検索語を含むメッセージを、メッセージ記憶部221が記憶するメッセージテーブルから検索する。また、メッセージにジャンルなどを示す文字列の情報がメタデータとして付加されている場合には、メッセージのメタデータとしての文字列も検索対象として検索してよい。メッセージサーバ200は、検索したメッセージを、検索要求送信元の端末装置100に送信する。
このように、本実施形態のメッセージ共有システムにおいては、投稿された期間、過去に開催されたイベント及び検索語のいずれかを検索条件として過去のメッセージを検索し、検索されたメッセージを端末装置100にて表示させることができる。
図17を参照して、第6の実施形態における端末装置100とメッセージサーバ200の構成例について説明する。なお、図17において、図4と同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
検索要求部155は、制御部105において備えられる。検索要求部155は、過去のメッセージの検索のために端末装置100に対して行われた操作により入力された検索条件を付加した検索要求をメッセージサーバ200に送信する。
つまり、検索要求部155は、検索条件を入力するための操作が操作部103に対して行われるのに応じて検索条件を生成する。また、検索要求部155は、検索を指示するための操作が行われるのに応じて生成した検索条件を付加した検索要求をメッセージサーバ200に対して送信する。
イベント名は、対応のイベント名を示す文字列のデータである。
開催場所は、対応のイベントが開催された場所を示す情報である。より具体的に、開催場所は、例えば対応のイベントが開催された場所に対応する位置を示す情報を含む。なお、開催場所の位置を示す情報は、例えば開催場所における代表的な1つの位置を示していてもよいし、開催場所に対応する位置の範囲を示していてもよい。
開催期間は、対応のイベントが開催された期間を示す。より具体的に、開催期間は、例えば対応のイベントの開始日時と終了日時の情報を含む。
図19のフローチャートは、第6の実施形態における端末装置100が過去に投稿されたメッセージの検索に対応して実行する処理手順例である。
検索要求部155は、操作部103に対して行われる検索条件の入力操作として、指定受信期間の入力操作が行われたか否かについて判定する(ステップS601)。指定受信期間の入力操作が行われた場合(ステップS601−YES)、検索要求部155は、入力された指定受信期間を示す検索条件を生成する(ステップS602)。
ステップS602の処理を終了した後、あるいは、指定受信期間の入力操作が行われていない場合(ステップS601−NO)、検索要求部155は、ステップS603に処理を進める。
ステップS604の処理が終了した後、あるいは、イベント情報の入力操作が行われていない場合(ステップS603−NO)、検索要求部155は、ステップS605に処理を進める。
ステップS606の処理が終了した後、あるいは、検索語の入力操作が行われていない場合(ステップS605−NO)、検索要求部155は、ステップS607に処理を進める。
検索指示操作が行われた場合(ステップS607−YES)、検索要求部155は、ステップS602、ステップS604及びステップS606のいずれかの処理によって検索条件を生成済であるか否かについて判定する(ステップS608)。
検索条件が生成済でない場合(ステップS608−NO)、検索要求部155は、ステップS601に処理を戻す。
検索条件が入力済である場合(ステップS608−YES)、検索要求部155は、検索条件を付加した検索要求をメッセージサーバ200に対して送信する(ステップS609)。
検索条件が指定受信期間である場合(ステップS701−「指定受信期間」)、閲覧対象メッセージ送信部232は、メッセージ記憶部221が記憶するメッセージテーブルから、指定受信期間に含まれる受信時刻に対応付けられたメッセージを検索する(ステップS702)。
次に、閲覧対象メッセージ送信部232は、ステップS703により取得した開催場所及び開催時期に該当するメッセージを検索する(ステップS704)。
つまり、閲覧対象メッセージ送信部232は、メッセージテーブルから、ステップS703により取得した開催場所としての位置の範囲に含まれる位置情報が対応付けられ、かつ、ステップS703により取得した開催時期に含まれる受信時刻が対応付けられたメッセージを検索する。
このように図19及び図20に示す処理が実行されることにより、本実施形態のメッセージ共有システムにおいて過去のメッセージを検索して閲覧することが可能になる。
また、これまでの第6の実施形態の説明では、指定受信期間、イベント情報及び検索語の3つの種別の検索条件を入力できるようになっている。しかし、例えば、指定受信期間、イベント情報及び検索語のうちの一部の検索条件のみを入力できるという態様であってもよい。また、例えば、指定受信期間と検索語のAND検索が行えるようにしてもよい。
[概要]
続いて、第7の実施形態について説明する。先の第6の実施形態では、メッセージサーバ200が、端末装置100から受信した検索要求に応答してメッセージの検索を実行し、検索したメッセージを検索要求送信元の端末装置100に送信していた。
しかし、本実施形態のメッセージ共有システムに対応するメッセージ共有アプリケーションのベンダーとメッセージサーバ200の運用者が異なっているような場合、第6の実施形態における検索機能をメッセージサーバ200にサポートしてもらうことが難しい場合がある。
そこで、第7の実施形態では、メッセージサーバ200が検索機能をサポートしていなくとも、目的地までの残距離に応じて閲覧範囲が変更できるように、メッセージ共有システムを構成する。
第7の実施形態におけるメッセージ共有システムの構成は、例えば、図15と同様でよい。そのうえで、第5の実施形態の端末装置100は、検索要求を中間サーバ400に対して送信する。
中間サーバ400は、検索要求を受信するのに応じてメッセージサーバ200にアクセスする。中間サーバ400がメッセージサーバ200にアクセスするには、例えばメッセージサーバ200が提供する所定のAPI(Application Program Interface)を利用すればよい。中間サーバ400は、受信した検索要求に付加されていた検索条件に一致するメッセージをメッセージサーバ200が記憶するメッセージテーブルから検索する。
そして、中間サーバ400は、検索したメッセージをメッセージサーバ200から取得し、取得したメッセージを検索要求送信元の端末装置100に送信する。
あるいは、中間サーバ400は、メッセージサーバ200によって検索したメッセージが検索要求送信元の端末装置100に送信されるように制御してもよい。
図21は、第7の実施形態における中間サーバ400の構成例を示している。なお、図21において、図16と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
また、第7の実施形態における端末装置100の構成は、図17と同じでよい。ただし、端末装置100の検索要求部155は、中間サーバ400に対して検索要求を送信する。また、第7の実施形態におけるメッセージサーバ200の構成は、図4と同様でよい。
記憶部402は、イベントテーブル記憶部422を備える。イベントテーブル記憶部422は、例えば図18と同様のイベントテーブルを記憶する。
検索部433は、受信した検索要求に付加されている検索条件に一致するメッセージをメッセージサーバ200のメッセージ記憶部221に記憶されるメッセージのうちから検索する。ここで、検索条件がイベント情報である場合には、図20のステップS703と同様の処理によって、イベントテーブル記憶部422が記憶するイベントテーブルから、イベント情報が示すイベント名に対応付けられた開催場所と開催期間とを取得する。そして、取得した開催場所と開催期間に該当するメッセージを検索する。
検索したメッセージが検索要求送信元の端末装置100に送信されるようにするための制御としては、前述のように、検索部433が検索したメッセージをメッセージサーバ200から取得し、取得したメッセージを検索要求送信元の端末装置100に送信すればよい。あるいは、検索部433が、検索したメッセージの検索要求送信元の端末装置100への送信をメッセージサーバ200に実行させるように制御してもよい。
続いて、第8の実施形態について説明する。例えば、第1の実施形態において、メッセージ投稿部151が投稿用のメッセージに付加する位置情報は測位部102により測位された位置を示す位置情報であった。
これに対して、第8の実施形態では、メッセージ投稿部151が投稿用のメッセージに位置情報を付加するにあたり、測位部102により測位された現在位置を示す位置情報と、ユーザにより指定された特定の位置を示す位置情報のうちのいずれかを選択して付与することができる。
なお、以降の説明において、測位部102により測位された現在位置を示す位置情報については現在位置情報と呼ぶ。また、ユーザにより指定された特定の位置を示す位置情報については指定位置情報と呼ぶ。
そして、ユーザは、メッセージを投稿するにあたり、現在位置情報と指示位置情報とのいずれを投稿用のメッセージに付加するのかを、例えば操作部103に対する操作によって選択できる。メッセージ投稿部151は、ユーザの操作により選択された現在位置情報または指示位置情報を投稿用のメッセージに付加してメッセージサーバ200に送信する。
例えば、投稿用のメッセージに付加する位置情報として指示位置情報を選択する場合、ユーザは、指示位置情報が示す位置の周辺に関する内容のメッセージを書き込んで送信する。
つまり、現在位置情報を付加した閲覧要求を送信した場合には、閲覧要求に付加した現在位置情報が示す位置を基準とする閲覧範囲ARに含まれる位置を示す現在位置情報が付加されたメッセージが閲覧対象メッセージとして閲覧できる。
さらに、閲覧要求に付加した現在位置情報が示す位置を基準とする閲覧範囲に含まれる位置を示す指示位置情報が付加されたメッセージも閲覧対象メッセージとして閲覧できる。
なお、第8の実施形態において、指示位置情報を付加した閲覧要求を送信した場合には、閲覧範囲に含まれる位置を示す指示位置情報が付加されたメッセージのみが閲覧対象メッセージとして閲覧されるようにしてもよい。
同様に、現在位置情報を付加した閲覧要求を送信した場合には、閲覧範囲に含まれる位置を示す現在位置情報が付加されたメッセージのみが閲覧対象メッセージとして閲覧されるようにしてもよい(結果的に、第1の実施形態と同様となる)。
図22は、第8の実施形態における端末装置100の構成例を示している。なお、図22において、図4と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。
図22に示す端末装置100は、図4の構成に対して指定位置情報記憶部107をさらに備える。
指定位置情報記憶部107は、操作部103に対するユーザの操作によって指定された位置を示す指定位置情報を記憶する。前述のように、指定位置情報としての位置の指定操作は、地図のアプリケーションにより表示された地図に対する指定、住所の入力などである。
第8の実施形態における端末装置100とメッセージサーバ200が、メッセージの投稿に関連して実行する処理手順例は、図6と同様でよい。また、第8の実施形態における端末装置100とメッセージサーバ200が、メッセージの閲覧に関連して実行する処理手順例は、図7と同様でよい。
ただし、第8の実施形態においては、図6のステップS102において投稿用のメッセージに付加すべき位置情報を取得するにあたり、現在位置情報と指定位置情報のうちからいずれか一方を選択するという処理を実行する。
同様に、第8の実施形態においては、図7のステップS302において閲覧要求に付加すべき位置情報を取得するにあたり、現在位置情報と指定位置情報のうちからいずれか一方を選択するという処理を実行する。
まず、図6のステップS102としての図23の処理について説明する。
メッセージ投稿部151は、ユーザの操作により選択されている取得対象の位置情報が現在位置情報であるか否かについて判定する(ステップS801)。
現在位置情報である場合(ステップS801−YES)、メッセージ投稿部151は、測位部102が測位した位置を示す現在位置情報を取得する(ステップS802)。
一方、取得対象の位置情報として指定位置情報が選択されている場合(ステップS801−NO)、メッセージ投稿部151は、指定位置情報記憶部107に記憶されている指定位置情報を読み出し、読み出した指定位置情報を取得する(ステップS803)。
閲覧要求部152は、取得対象の位置情報が現在位置情報であるか否かについて判定する(ステップS801)。
現在位置情報である場合(ステップS801−YES)、閲覧要求部152は、測位部102が測位した位置を示す現在位置情報を取得する(ステップS802)。
一方、取得対象の位置情報として指定位置情報が選択されている場合(ステップS801−NO)、閲覧要求部152は、指定位置情報記憶部107に記憶されている指定位置情報を読み出し、読み出した指定位置情報を取得する(ステップS803)。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。本実施形態の変形例としてのメッセージ共有システムにおいて、ユーザは、端末装置100の閲覧画面において表示されているメッセージを、例えばタッチ操作などにより指定し、指定したメッセージに対して応答コメントを作成して投稿することができる。
ここでは、図24のようにメッセージ閲覧領域A1においてメッセージが表示されている状態において、ユーザが、メッセージ表示領域MS−Dに表示されているユーザDの「海に行ってきます」のメッセージに応答しようとする場合を例に挙げる。この場合、ユーザは、メッセージ表示領域MS−Dに対してタッチ操作を行う。
そして、ユーザが送信ボタンbt1をタッチする操作を行うことにより、端末装置100は、入力ボックスbxに入力された文字列を応答コメントとして送信する。
図26は、応答コメントが付加されていることを示す閲覧画面上での表示の位置態様例を示している。図26は、図24及び図25により説明した応答コメントが投稿された後に、ユーザDの「海に行ってきます」のメッセージを含む閲覧画面を表示させたときの状態を示している。
ユーザDの「海に行ってきます」のメッセージが表示されたメッセージ表示領域MS−Dにおいては、「海に行ってきます」の文字色が反転して表示されている。この反転表示が、ユーザDの「海に行ってきます」のメッセージに対して応答コメントが付随していることを示している。
例えば、図26の画面を閲覧しているユーザがユーザDの「海に行ってきます」のメッセージに対する応答コメントを閲覧するには、例えばメッセージ表示領域MS−Dにおいてメッセージの文字色が反転している部分にタッチ操作を行えばよい。
なお、応答コメントのメッセージ表示領域MS−Aは、ユーザDのメッセージに対する応答であることが明示されるように、例えば、メッセージ表示領域MS−Dの直下に表示される。また、図27のメッセージ表示領域MS−Aにおいては、矢印を表示することによってもユーザDのメッセージが応答先であることを示すようにしている。
次に、これまでに説明した本実施形態のメッセージ共有システムの運用例について説明する。
本実施形態のメッセージ共有システムのユーザは、無登録ユーザと、無料登録ユーザと、有料登録ユーザの3種類に分けられる。
無登録ユーザは、メッセージ閲覧のためのアプリケーション(メッセージ閲覧アプリケーション)を利用して端末装置100によりメッセージの閲覧のみを行うことができる。
無料登録ユーザは、例えば、閲覧対象のメッセージについて、キーワードの指定や時間の指定などによりフィルタリングを行って閲覧することができる。
有料登録ユーザは、無料登録ユーザと同様に、閲覧対象メッセージのフィルタリングを行うことができる。さらに有料登録ユーザは、メッセージ閲覧アプリケーションによりメッセージを投稿できる。また、有料登録ユーザは、メッセージを投稿するにあたり、特別な文字やキャラクターなどを使用できる。
つまり、端末装置100は、閲覧要求を中間サーバ400に対して送信する。また、メッセージサーバ200は、閲覧要求に応答して検索した閲覧対象メッセージを、中間サーバ400に対して送信する。そのうえで、中間サーバ400の制御部403は、端末装置100から受信した閲覧要求をメッセージサーバ200に送信し、メッセージサーバ200から受信した閲覧対象メッセージを、閲覧要求の送信元の端末装置100に送信する。
このような構成により、例えばメッセージサーバ200−1と200−2の各運営者と、端末装置100に提供されるメッセージの投稿、閲覧のためのアプリケーションの提供者とが異なっている場合において、端末装置100とメッセージサーバ200との間での閲覧対象メッセージの送受信に関する運用の実現を容易化できる。この場合、中間サーバ400は、メッセージの投稿、閲覧のためのアプリケーションの提供者が運用すればよい。
しかし、メッセージ共有システムとしては、例えばメッセージサーバ200の運営者とメッセージの投稿、閲覧のためのアプリケーションの提供者とが同じであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (7)
- 端末装置と、前記端末装置とネットワーク経由で通信を行うメッセージサーバとを備えるメッセージ共有システムであって、
端末装置に対して行われた操作に応じて生成されたメッセージに位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信するメッセージ投稿部と、
端末装置から前記メッセージサーバが受信したメッセージを、当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部に記憶させる記憶制御部と、
端末装置でのメッセージの閲覧を要求する閲覧要求に位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信する閲覧要求部と、
前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された閲覧対象メッセージを閲覧要求送信元の端末装置に送信する閲覧対象メッセージ送信部と、
前記閲覧要求送信元の端末装置において、閲覧対象メッセージに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって前記閲覧対象メッセージを表示させるメッセージ表示制御部とを備え、
前記閲覧要求部は、
過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、
前記閲覧対象メッセージ送信部は、
前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとを閲覧要求送信元の端末装置に送信し、
前記メッセージ表示制御部は、
前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させる
メッセージ共有システム。 - ネットワーク経由でメッセージサーバと通信を実行する通信部と、
操作部に対して行われた操作に応じて生成されたメッセージに位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信するメッセージ投稿部と、
端末装置でのメッセージの閲覧を要求する閲覧要求に位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信する閲覧要求部と、
前記閲覧要求に付加された位置情報を基準とする閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された閲覧対象メッセージが受信されるのに応じて、受信された閲覧対象メッセージを、当該閲覧対象メッセージに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって表示させるメッセージ表示制御部とを備え、
前記閲覧要求部は、
過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、
前記メッセージ表示制御部は、
前記閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させる
端末装置。 - ネットワーク経由で端末装置と通信を実行する通信部と、
メッセージ送信元の端末装置から受信した位置情報が付加されたメッセージを、当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、閲覧要求送信元の端末装置から受信した閲覧要求に付加されている位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された閲覧対象メッセージを前記閲覧要求送信元の端末装置に送信する閲覧対象メッセージ送信部とを備え、
前記閲覧対象メッセージ送信部は、
過去に前記端末装置が送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求の受信に応じて、前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとを閲覧要求送信元の端末装置に送信する
メッセージサーバ。 - メッセージの閲覧を要求する閲覧要求に位置情報を付加して送信するにあたり、過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、受信した閲覧対象メッセージに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって前記閲覧対象メッセージを表示させるにあたり、受信された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させる端末装置と、受信したメッセージを当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部に記憶させ、前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを送信するメッセージサーバとネットワークを経由して通信を実行する通信部と、
端末装置から受信した閲覧要求を前記メッセージサーバに送信し、前記メッセージサーバから受信した閲覧対象メッセージを、前記閲覧要求の送信元の前記端末装置に送信する制御部と
を備える中間サーバ。 - 端末装置としてのコンピュータに、
ネットワーク経由でメッセージサーバと通信を実行する通信ステップと、
操作部に対して行われた操作に応じて生成されたメッセージに位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信するメッセージ投稿ステップと、
端末装置でのメッセージの閲覧を要求する閲覧要求に位置情報を付加して前記メッセージサーバに送信する閲覧要求ステップと、
前記閲覧要求に付加された位置情報を基準とする閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された閲覧対象メッセージが受信されるのに応じて、受信された閲覧対象メッセージを、当該閲覧対象メッセージに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって表示させるメッセージ表示制御ステップとを実行させるためのプログラムであって、
前記閲覧要求ステップは、
過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、
前記メッセージ表示制御ステップは、
前記閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させる
プログラム。 - メッセージサーバとしてのコンピュータに、
ネットワーク経由で端末装置と通信を実行する通信ステップと、
メッセージ送信元の端末装置から受信した位置情報が付加されたメッセージを、当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、閲覧要求送信元の端末装置から受信した閲覧要求に付加されている位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された閲覧対象メッセージを前記閲覧要求送信元の端末装置に送信する閲覧対象メッセージ送信ステップとを実行させるためのプログラムであって、
前記閲覧対象メッセージ送信ステップは、
過去に前記端末装置が送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求の受信に応じて、前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている正規位置対応の閲覧対象メッセージとを閲覧要求送信元の端末装置に送信する
プログラム。 - 中間サーバとしてのコンピュータに、
メッセージの閲覧を要求する閲覧要求に位置情報を付加して送信するにあたり、過去に送信した閲覧要求に付加した要求済位置情報と、今回の閲覧要求の送信に対応する正規位置情報とを付加した閲覧要求を送信し、受信した閲覧対象メッセージに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって前記閲覧対象メッセージを表示させるにあたり、受信された要求済位置対応の閲覧対象メッセージと正規位置対応の閲覧対象メッセージとに対応付けられた受信時刻に基づく時系列にしたがって、前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを表示させる端末装置と、受信したメッセージを当該メッセージの受信時刻と対応付けてメッセージ記憶部に記憶させ、前記メッセージ記憶部に記憶されるメッセージのうちから、受信した閲覧要求に付加されている要求済位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加された前記要求済位置対応の閲覧対象メッセージと、前記受信した閲覧要求に付加されている正規位置情報が示す位置を基準とする所定の閲覧範囲に含まれる位置を示す位置情報が付加されている前記正規位置対応の閲覧対象メッセージとを送信するメッセージサーバとネットワークを経由して通信を実行する通信ステップと、
端末装置から受信した閲覧要求を前記メッセージサーバに送信し、前記メッセージサーバから受信した閲覧対象メッセージを、前記閲覧要求の送信元の前記端末装置に送信する制御ステップと
を実行させるためのプログラム。
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