JP6175325B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明装置に関する。
従来、白熱電球と比較して部品点数の多いLEDを用いた照明装置を組み立てる際に、組み立てる労力を低減した様々な種類の照明装置が知られている。例えば、特許文献1には、駆動回路部の上に収納部の蓋部と放熱部を配置し、前記蓋部には位置決め用の突部と配線の貫通孔部を設けることで、駆動回路部と発光素子基板との接続を簡略化した照明装置が記載されている。この照明装置では、駆動回路部からの配線を貫通孔部に通すことでLEDを備える発光素子基板の配線を容易にして駆動回路部と発光素子基板の接続方法を簡略化している。
特開2011−233384号公報
ところで、LEDを用いた照明装置では、LEDから照射される光は直進性が高いため、広範囲に光を照射するためには、LEDから照射された光を拡散する導光部が必要となる。このため、LEDを用いた照明装置を組み立てる際には、導光部を組み立てる労力を考慮することも必要となる。しかしながら、こうした照明装置では、導光部の取り付けに関して何ら取り付け労力を低減するものではなく、依然として導光部の取り付けを容易にするという課題が残されている。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、導光部を取り付ける際にLED基板も同時に固定することにより、照明装置を取り付ける際の労力を低減することができる照明装置を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の照明装置は、
一端側に係合爪を有し、入射端面から入射した光を拡散する導光部と、
前記係合爪と係合する係合部を有する本体部と、
側面側の少なくとも一部が内側に凹む凹部を有し、複数のLEDが設けられているLED基板と、
前記導光部の一部が貫通する貫通孔を有し、前記LED基板及び前記本体部の側面側を覆うカバー部と、
を備え、
前記本体部は、前記係合爪が前記係合部に係合した状態で前記導光部が前記本体部に対して回転することを規制する回転規制部材を有し、
前記回転規制部材は、前記係合部内に設けられており、
前記回転規制部材の側面には、傾斜面を有し、前記回転規制部材から遠ざかるにつれて細くなるように前記係合部内に沿って突出する誘導部が設けられており、
前記本体部に対して前記導光部を回転させると、前記導光部の回転に伴って前記係合爪が前記傾斜面に沿って移動し、
前記貫通孔に前記導光部の一部が挿入された状態で前記係合爪の一部が前記係合部に係合すると、前記係合爪の一部が前記凹部に位置し、前記本体部と前記導光部及び前記LED基板とが互いに位置決めされることを特徴とするものである。
本発明の照明装置は、導光部の一端側に係合爪を有しており、カバー部の貫通孔に導光部の一部が挿入されると、係合爪と本体部に設けられた係合部とが係合する。このとき、係合部の一部がLED基板の側面に設けられた凹部に位置するため、導光部を貫通孔に挿入して係合部と係合爪とを係合することで本体部と導光部とを位置決めすると、同時に導光部とLED基板とが位置決めされることになり、導光部を取り付ける一連の動作の中で、本体部と導光部及びLED基板とを同時に位置決めすることができる。このため、本体部と導光部、本体部とLED基板、導光部とLED基板のそれぞれを別々に位置決めする場合と比較して、より取り付け労力を低減することができる。
このとき、前記本体部は、前記係合爪が前記係合部に係合した状態で前記導光部が前記本体部に対して回転することを規制する回転規制部材を有することを特徴としてもよい。こうすれば、係合爪が係合部に係合した状態で導光部の回転が規制されるため、係合爪と係合部とを位置合わせする労力を低減することができる。
加えて、前記回転規制部材は、前記係合部内に設けられており、前記回転規制部材の側面には、傾斜面を有し、前記回転規制部材から遠ざかるにつれて細くなるように前記係合部内に沿って突出する誘導部が設けられており、前記本体部に対して前記導光部を回転させると、前記導光部の回転に伴って前記係合爪が前記傾斜面に沿って移動することを特徴としてもよい。こうすれば、導光部を回転させるという簡単な操作で傾斜面に沿って係合爪が移動し、導光部を本体部の後方側に押し込むことができる。このため、係合爪が係合部の方向に導かれることになり、係合爪と係合部とを位置合わせする際の労力が低減し、係合爪と係合部とを係合させる際の労力を低減させることができる。
本発明の照明装置において、前記本体部は、側面に外側方向に付勢された本体部固定爪を有し、前記カバー部は、内側面に凹状の本体部固定凹部を有し、前記本体部固定爪の一部が前記本体部固定凹部に入り込むことで、前記本体部と前記カバー部とが固定されることを特徴としてもよい。こうすれば、カバー部が本体部から離脱する可能性を未然に低減することができる。
本発明の照明装置において、前記貫通孔の内側面は、前記導光部の外側面と当接する形状に形成されていることを特徴としてもよい。こうすれば、貫通孔に導光部を挿入することで、導光部の外側面が貫通孔の内側面で固定されることになるため、貫通孔に導光部を挿入することで、導光部をカバー部に容易に固定することができる。
本発明の照明装置において、前記導光部は、2つの導光板が互いに略十字形状に組み合わさって形成されており、複数の前記LEDは、前記LED基板上に前記導光部の一端側の面と対向する位置に略十字形状に配置されていることを特徴としてもよい。こうすれば、略十字形状に配置された導光板のそれぞれの端面側にLEDが位置することになるため、LEDから照射された光を導光部に導入することができる。
この態様を採用した本発明の照明装置において、前記係合爪は、前記導光板の両側面の一部が一端側に延設されており、複数の前記LEDと前記凹部とは、直線状に並ぶ位置に配置されていることを特徴としてもよい。こうすれば、係合爪が導光板の主面の一部が一端側に延設している場合と比較して、係合爪と係合爪との距離が離れるため、本体部に導光部を固定する際の安定性がより高くなる。
図1は、照明装置20の構成の概略を示す分解斜視図である。 図2は、本体部30の構成の概略を示す斜視図である。 図3は、カバー部50の構成の概略を示す斜視図である。 図4は、LED基板40の正面図である。 図5は、カバー部50と導光部60との取り付け方を説明するための断面図である。 図6は、本体部30と導光部60との取り付け方を説明するための斜視図である。 図7は、本体部30と導光部60とが当接した状態を説明するための斜視図である。 図8は、本体部30に導光部60を固定した状態を説明するための斜視図である。 図9は、拡散ドット68のバリエーションを説明するための部分拡大斜視図である。
次に、上記簡単に説明した図面に基づいて、本発明の実施の形態の一例である照明装置20について詳しく説明する。以下に説明する実施の形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されており、説明の都合上、図5〜図8では、拡散ドット68は省略し、図1では、拡散ドット68を実際よりも大きく、かつ、少数で示している。また、照明装置20の導光部60側(図1中矢印方向側)を「前方側」、口金31側(図1中矢印と逆方向側)を「後方側」として説明するが、相対的な位置関係を示すものであり、絶対的な位置関係を限定するものではない。
本発明の実施の形態の一例である照明装置20は、図1に示すように、図示しない電源基板等が内部に収納された本体部30と、一対の導光板62を十字形状に組み合わせてなる導光部60と、複数のLED42(図4参照)を備えたLED基板40と、導光部60が挿入可能な貫通孔52を有するカバー部50と、を備えている。この照明装置20は、LED基板40を本体部30の所定の位置に配置した状態で、導光部60及びカバー部50を本体部30に固定することで、容易に照明装置20を組み立てることができる。
本体部30は、図2に示すように、全体として略円柱形状に近い外形を有し、前方側の面は後方側に凹む収納凹部33が、後方側には側面にらせん状の溝を有する口金31がそれぞれ設けられている。収納凹部33は、LED基板40と口金31とを電気的に接続するための導線等が収納され、この収納凹部33に導線等を収納することで、照明装置20を組み立てる際にLED基板40を回転させても断線等が生じないように、導線等の長さを十分に確保することができる。言い換えると、照明装置20を組み立てる際にLED基板40と口金31との電気的な接続が損なわれる可能性を未然に低減することができる。また、本体部30の前方側側面には、係合部32が、口金31と係合部32との間であって側面側には本体部固定爪38が、それぞれ設けられている。この本体部30は、後方側に設けられた口金31を図示しないLED電球用取付部(例えば、JIS規格で定められたE26口が取り付け可能な取付部)に螺合し、照明装置20に電力が供給可能な状態とする。
係合部32は、本体部30の側面の前方側に位置し、本体部30の前方側及び側面側が開放された凹部である。この係合部32の前方側にLED基板40が配置されると、LED基板40の一面が係合部32の前方側に位置する(図1参照)。また、係合部32は、後方側から前方側に向かって回転規制部材34が略等間隔で4つ設けられており、回転規制部材34の前方側には、それぞれ係合部32内に沿って誘導部36が設けられている。この誘導部36の後方側は、傾斜面36aが形成されており、回転規制部材34から遠ざかるにつれて誘導部36が細くなるように形成されている(図6参照)。このため、係合部32に後述する係合爪64a及び係合爪64b(以下、「係合爪64」ともいう。)が挿入された状態で導光部60を回転しても、所定の位置で回転が規制される。また、係合爪64が係合部32に係合した状態で導光部60を回転すると、係合爪64が傾斜面36aに沿って導光部60の回転に伴って後方側に移動し、導光部60と本体部30とが互いに近づく。こうすることにより、導光部60を回転させることにより、導光部60を本体部30の後方側に押し込むことができる。
本体部固定爪38は、本体部30の外側方向に突出する凸部材であり、本体部30から遠ざかる方向に付勢されている。この本体部固定爪38の一部が、後述するカバー部50と本体部30とを固定した際に、カバー部50に設けられた本体部固定凹部56に入り込む。一度本体部固定凹部56に本体部固定爪38が入り込むと、本体部固定爪38は本体部30から遠ざかる方向に付勢されているため、本体部30が左回転しようとした場合であっても、本体部固定爪38が引っかかり、本体部30の回転を規制する。こうすることにより、本体部30とカバー部50とが分離する可能性を未然に低減することができる。
LED基板40は、図4に示すように、四方側面側にそれぞれ中心方向に凹む凹部44が設けられた板状の部材であり、本体部30の前方側に配置され(図1参照)、カバー部50と本体部30とが固定されると、カバー部50と本体部30とによって挟持される。このLED基板40は、図4に示すように、表面に互いに直交して十字形状に複数のLED42が設けられており、このLED42が設けられている近傍の側面に凹部44が設けられている。言い換えると、互いに対向する位置に設けられた凹部44と凹部44との間に複数のLED42が直線状に設けられている。LED基板40の表面に設けられたLED42は、白色光を発する発光ダイオードであり、LED基板40及び図示しない導線等を介して口金31と電気的に接続されている。このため、口金31が図示しないLED電球用取付部に螺合されると、LED42に電力が供給され、LED42が発光する。また、LED基板40と導光部60に設けられた後述する入射端面61(図1参照)との間には空間が設けられているため、導光部60に外部から衝撃等が加えられた場合であっても、この衝撃等が導光部60を介してLED42が破損する可能性を未然に低減することができる。
カバー部50は、図3に示すように、前方側の面に貫通孔52を有し、後方側の面が開放された筒状の部材であり、前方側の内側側面には内側方向に突出する延出部54が、後方側の内側側面には本体部固定凹部56(図1参照)がそれぞれ設けられている。この貫通孔52は、導光部60の外周と略同一形状の内周面を有しており、後述する係合面66と延出部54の前方側の面とが当接するまで導光部60を貫通孔52に挿入することで、導光部60が右回転又は左回転することができない状態で導光部60が位置決めする。この状態で、本体部30をカバー部50に後方側から挿入すると、本体部固定爪38が本体部固定凹部56に挿入されて、本体部30とカバー部50とが固定される。このように、導光部60及び本体部30をカバー部50に挿入するという簡単な操作で、本体部30と導光部60とを容易に固定することができる。このとき、本体部30とカバー部50とが当接することにより、使用によりLED42が発熱した場合には、LED42の熱がLED基板40を及び本体部30を介してカバー部50に熱を伝わり、カバー部50から熱を外部に放出することができる。こうすることにより、熱によってLED42に不具合が生じる可能性を未然に低減することができる。なお、このカバー部50は、金属製の部材であってもよい。こうすれば、LED42で発生した熱をより効率よく外部に放熱することができるため、LED42で発生した熱をより外部に放出し易くし、熱によってLED42に不具合が生じる可能性をより低減することができる。
導光部60は、図1に示すように、一組の導光板62a及び導光板62b(以下、「導光板62」とも言う。)が、互いに略十字形状に組み合わされてなり、導光板62の後方側の端部は、後方側に突出して係合爪64a及び係合爪64b(以下、「係合爪64」とも言う。)を形成しており、この係合爪64がLED基板40の凹部44を通って本体部30の係合部32と係合し、LED基板40を配置した状態で導光部60を本体部30に固定する。また、係合爪64の前方側の部分は、導光板62よりもやや幅が狭くなっており、この幅の差により係合面66a及び係合面66b(以下、「係合面66」とも言う。)が形成される。
導光板62は、所望の形に形成されたメタクリル樹脂性の板状部材であり、両側主面には、複数の拡散ドット68が設けられている。この導光板62では、導光板62の後方側に配置されたLED42から照射された光が、両側主面に設けられた複数の拡散ドット68によって拡散され、主に主面方向に光が出射される。
拡散ドット68は、導光板62の両側主面に複数設けられた四角錐形状に凹む凹部(図9A参照)であり、拡散ドット68の各辺の長さが約0.6mm、深さが約0.4mmであり、隣り合う四角錐型の拡散ドット68間のピッチが2.0mmに形成されている。この拡散ドット68は、四角錐底面に相当する位置が主面側に設けられている。また、拡散ドット68は、拡散ドット68を形成する四角錐底面の向きが同一の向き(例えば、四角錐底面の対角線が前後方向と平行又は直交する向き)になるように設けられている。こうすることにより、拡散ドット68の向きが同一でない場合と比較して、整然とした印象や、均一感を演出することができる。
この拡散ドット68を形成する際には、先端面に拡散ドット68を反転させた形状を有する加工ドットが縦横に複数マトリックス状に配置されている超音波加工ホーンを導光板62に対して垂直に押圧することで、加工ドットの形状が反映された形状の四角錐形の拡散ドット68を形成することができる。
次に、この照明装置20の組み立て方法について、図5〜図8を用いて詳しく説明する。照明装置20を組み立てる際には、まず、導光部60とカバー部50の固定した後に、所定の位置にLED基板40が配置された本体部30と導光部60及びカバー部50とを固定することで、照明装置20を組み立てる。このため、ここではまず、図5を用いて導光部60とカバー部50とを固定する固定方法を説明した後に、図6〜図8を用いて、導光部60及びカバー部50とLED基板40が所定の位置に配置された本体部30とを固定する固定方法について説明する。なお、ここで、図5は導光部60とカバー部50とを固定する固定方法を説明するための説明図であり、図5Aは導光部60をカバー部50に固定する前の状態、図5Bは導光部60をカバー部50に固定した状態をそれぞれ示している。
導光部60とカバー部50とを固定する際には、図5Aに示すように、導光部60をカバー部50に設けられた貫通孔52に挿入する。具体的には、係合面66と延出部54の前方側の面とが当接するまで導光部60をカバー部50に挿入する(図5B参照)。このとき、貫通孔52は、導光部60の外周と略同一の形状の内周を有するため、導光部60を貫通孔52に挿入することで、容易に導光部60を位置決めすることができ、導光部60が右方向又は左方向に回転することを未然に防止することができる。このように、係合面66と延出部54とが当接するまで導光部60を貫通孔52に挿入するという簡単な手法により、導光部60とカバー部50とを固定することができる。
次に、導光部60を本体部30に位置決めする方法について、図6を用いて詳しく説明する。ここで、図6は、導光部60を本体部30に位置決めする方法を説明するための説明図である。なお、図6中においては、説明のためカバー部50は省略している。本体部30と導光部60とを固定する際には、図6に示すように、予め本体部30の所定の位置にLED基板40を配置し、LED基板40と図示しない電源基板とを電気的に接続する。こうすることにより、口金31に供給された電力をLED基板40を介してLED42に供給することができる。このとき、LED基板40は、外周に沿って視認した際に、凹部44と誘導部36とが重ならない位置に配置される。言い換えると、本体部30に配置された状態のLED基板40を側面側から見た場合には、凹部44と誘導部36とが交互に位置するように見える。こうすることにより、導光部60と本体部30とを固定する際、係合爪64が誘導部36に移動を規制されること無く、凹部44を通過して係合部32に到達することができる。本体部30の所定の位置にLED基板40を配置した後、図6中の矢印で示すように、凹部44を通過して係合部32に係合爪64が当接するまで導光部60と本体部30とを近づける(図7参照)。このとき、係合爪64の幅と凹部44の幅とは略同一又は凹部44の幅がやや広くなるように作られているため、係合爪64により、凹部44の移動が規制され、LED基板40が右回転又は左回転することを規制することができる。言い換えると、本体部30に導光部60を固定することにより、同時にLED基板40も本体部30に固定することができる。このため、別途LED基板40を本体部30に固定する必要が無く、照明装置20を組み立てる労力を低減することができる。このとき、LED基板40に設けられた複数のLED42と凹部44とは一直線上に位置し、係合爪64が導光板62の左右両側の端部に位置しているため、LED42は導光板62の入射端面61に対向する位置に位置することになり、LED42から出射した光が導光板62の入射端面61から、導光板62に入射し、拡散ドット68によって拡散される。このように、複数のLED42の位置と導光部60の位置を合わせる労力を低減することができる。この効果は、導光部60のように、互いに十字型に組み合わされた導光板62を用いる場合に、特に効果が大きい。
続いて、導光部60を本体部30に固定する固定方法について図7及び図8を用いて詳しく説明する。ここで、図7及び図8は導光部60を本体部30に固定する固定方法を説明するための説明図であり、図7は導光部60と本体部30とが固定される前の状態を、図8は導光部60と本体部30とが固定された後の状態を、それぞれ示している。このとき、図7A及び図7Bは、導光部60と本体部30とが固定される前の同様の状態を示しているが、図7Aはカバー部50を省略している点、図7Bは導光部60を省略している点でそれぞれ異なる。また、図8についても、導光部60と本体部30とが固定された後の同様の状態を示しているが、図8Aはカバー部50を省略している点、図8Bは導光部60を省略している点で異なる。
導光部60を本体部30に固定する際には、固定前の状態(図7参照)の導光部60を本体部30に対して右方向に回転し、固定後の状態(図8参照)にする。こうすることにより、導光部60を本体部30に対して右方向に回転するという簡単な動作で、導光部60を本体部30に固定することができる。具体的には、本体部30に対して、導光部60を係合爪64が回転規制部材34に当接するまで右回転する。導光部60が右回転すると、同時に係合爪64も右回転し、係合爪64に押圧されてLED基板40も回転する。導光部60を回転させると、係合爪64の前方側の面と誘導部36の傾斜面36aとが当接する(図7参照)。この状態で更に導光部60を右方向に回転すると、傾斜面36aは回転規制部材34に近づくにつれて口金31に近づく方向に傾斜しているため、導光部60の回転に伴って係合爪64が後方側に押圧され、導光部60が本体部30の後方側に押し込まれる。この状態で更に導光部60を右方向に回転すると、係合爪64と回転規制部材34とが当接して、導光部60の回転が規制される(図8参照)。この係合爪64と回転規制部材34とが当接した状態まで導光部60を回転すると、図8Bに示すように、本体部固定凹部56に本体部固定爪38に挿入され、本体部30とカバー部50とが互いに固定される。また、同時に延出部54の後方側の面がLED基板40の表面を後方に押圧することになるため、本体部30の前方側の面と延出部54の後方側の面とによってLED基板40が挟持される。このように、導光部60を貫通孔52に挿入した後に導光部60を右回転するという簡単な操作で、導光部60、カバー部50、LED基板40及び本体部30をそれぞれ固定することができるため、照明装置20を容易に組み立てることができ、照明装置20の組み立て労力を低減することができる。
以上詳述した本実施の形態の照明装置20によれば、導光部60を貫通孔52に挿入すると、係合爪64が凹部44の内側に位置した状態で、係合爪64の一部が係合部32と係合するため、係合面66と延出部54の前方側の面とが当接するまで導光部60をカバー部50に挿入するという単一の操作によって、本体部30と導光部60及びLED基板40の位置を位置決めすることができる。つまり、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
また、係合部32の前方側の側面には前方側から遠ざかる方向に傾斜する傾斜面36aを有する誘導部36が設けられているため、係合部32に係合爪64の一部が係合した状態で導光部60を右回転すると、係合爪64が傾斜面36aに沿って移動することになり、導光部60の回転に伴って、導光部60が本体部30の後方側に押し込まれる。こうすることにより、導光部60を回転させるという簡単な操作により、導光部60を本体部30の後方側に押し込むことができる。つまり、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
更に、係合部32には回転規制部材34が設けられているため、係合爪64の一部が係合部32に挿入された状態で導光部60を回転させた際には、係合爪64が回転規制部材34と当接することにより、所定の位置で導光部60の回転が規制される。このため、導光部60を回転させる量を考慮すること無く導光部60を回転させても、所望の位置まで導光部60を回転させることができる。言い換えると、導光部60を回転させる量を調節する必要が無いため、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
更にまた、本体部の外側側面には外側方向に付勢された本体部固定爪38が設けられており、カバー部50の内側側面には本体部固定凹部56が設けられているため、係合爪64の一部を係合部32に挿入した状態で導光部60を回転すると、導光部60の回転に伴ってカバー部50も回転し、本体部固定爪38の一部が本体部固定凹部56に入り込み、カバー部50と本体部30とを固定する。つまり、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
そして、貫通孔52の内側面は導光部60の外側面と当接する形状に形成されているため、貫通孔52に導光部60を固定すると、導光部60の表面と貫通孔52の表面とが当接し、互いに固定される。つまり、導光部60をカバー部50に固定する労力を低減することができるため、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
そしてまた、導光部60は、導光板62a及び導光板62bが互いに十字形状に組み合わさって形成されており、LED42がLED基板40上に十字形状に組み合わさって形成されているため、LED42が導光部60の入射端面61と対向する位置に位置することになり、LED42から照射された光を導光部60で拡散される。このため、LED42から照射された光が導光部60を経ることなく直接照射されることを未然に防止することができる。
そして更にまた、係合爪64は、導光板62の両端面の一部が延設されており、LED42が凹部44とLED42とが直線状に並ぶ位置に設けられているため、係合爪64を凹部44に挿入可能な位置に位置決めすると、LED42が入射端面61と対向する位置に位置することになるため、入射端面61の位置とLED42の位置とを合わせる必要が無い。このため、LED42から照射された光が導光部60を経ることなく直接照射されることを未然に防止するとともに、照明装置20を組み立てる際の労力を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施の形態では、導光板62はメタクリル樹脂製であるものとしたが、光が内部を通過可能な透明な樹脂であれば特に限定されるものではなく、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂の他、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン等の樹脂を使用することができる。また、可視光を拡散可能な微粒子状の拡散剤を添加してもよい。いずれの場合も、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施の形態では、導光板62の両側主面に複数の拡散ドット68を設けるものとしたが、拡散ドット68は一方側の主面にのみ設けても良いし、設けなくとも良い。このような場合でも、例えば、導光板62に拡散剤を混ぜたり、主面にレーザー加工痕等を設けたりすることにより、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、拡散ドット68は、四角錐形状の凹部であり、拡散ドット68の各辺の長さが約0.6mm、深さが約0.4mmであり、隣り合う四角錐型の拡散ドット68間のピッチが2.0mmに形成されているものとしたが、これに限定されるものではなく、適宜好適なサイズを選択することができる。四角錐型の拡散ドット68の各辺の長さは、例えば、0.2mm〜1.5mmで選択してもよい。また、四角錐型の拡散ドット68の深さは、例えば、0.4mm〜0.8mmで選択してもよい。更に、隣り合う四角錐型の拡散ドット68間のピッチは、例えば、1.5mm〜8.0mmのピッチの間から適宜選択してもよいし、1.5mm〜3.0mmであってもよい。いずれの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施の形態では、拡散ドット68は四角錐形状の凹部であるものとしたが、拡散ドット68として形成される拡散凹部の形状及び大きさは、特に限定するものではない。適宜様々な形状及び大きさの拡散凹部からなる拡散ドット68を採用することができる。例えば、図9Bは、円錐側の拡散凹部からなる拡散ドット68を示している。図9Cは、四角柱型の拡散凹部からなる拡散ドット68を示している。図9Dは、四角錐台形の拡散凹部からなる拡散ドット68を示している。図9Eは、半球型の拡散凹部からなる拡散ドット68を示している。また作製方法としては、超音波加工、加熱加工、レーザー加工、切削加工等種々の加工方法を採用してもよいし、予め凹凸が刻まれた金型を用いて射出成形等の方法を用いてもよい。また、例えば、図9Fに示すように、凸状の膨らんだ拡散凸部であってもよい。拡散凸部は、クリーン印刷やシルク印刷等によって、盛り上がるように(凸状)主面に形成する。また、それぞれの拡散ドット68の大きさは、同じであっても異なっていても良い。例えば、後方側から上方側に向かって、四角錐型の拡散ドット68の各辺を徐々に長くしたり、四角錐型の拡散ドット68の深さを徐々に深くしたりしても良い。こうすれば、LED42から近く光が強い位置では拡散される光量が小さくなり、LED42から遠ざかるにつれて拡散される光量が大きくなるため、主面から照射される光の光量を均一に近づけることができる。
上述した実施の形態では、LED42は、平面発光型の白色の発光ダイオードとしたが、平面発光型に限定されるものでなく、側面発光型、砲弾型等いずれのタイプであってもよい。また、LED42の光の色は、白色に限定するものではなく、例えば、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色又は紫色のいずれかの色若しくはそれらの色の組み合わせ等であってもよい。いずれの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、誘導部36を設けるものとしたが、誘導部36は無くともよい。この場合であっても、係合爪64を係合部32の適切な位置に位置決めすることで、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、回転規制部材34を設けるものとしたが、回転規制部材34は無くともよい。この場合であっても、本体部30に対して導光部60を適切な位置まで回転することで、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、導光板62aと導光板62bとを十字に組み合わせるものとしたが、組み合わせる導光板の数は2枚に限定されるものではなく、3枚以上であってもよいし、十字型に限定されず、任意の形に組み合わせても良い。更に、組み合わせる複数の導光板の形状は、同一であってもよいし、異なっていても良い。いずれの場合であっても、入射端面61と対向する位置にLED42を配置することで、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施の形態で示すように、照明分野、特に、LED電球として利用することができる。
20…照明装置、30…本体部、31…口金、32…係合部、33…収納凹部、
34…回転規制部材、36…誘導部、36a…傾斜面、38…本体部固定爪、
40…LED基板、42…LED、44…凹部、50…カバー部、
52…貫通孔、54…延出部、56…本体部固定凹部、60…導光部、
61…入射端面、62…導光板、64…係合爪、66…係合面、68…拡散ドット。

Claims (5)

  1. 一端側に係合爪を有し、入射端面から入射した光を拡散する導光部と、
    前記係合爪と係合する係合部を有する本体部と、
    側面側の少なくとも一部が内側に凹む凹部を有し、複数のLEDが設けられているLED基板と、
    前記導光部の一部が貫通する貫通孔を有し、前記LED基板及び前記本体部の側面側を覆うカバー部と、
    を備え、
    前記本体部は、前記係合爪が前記係合部に係合した状態で前記導光部が前記本体部に対して回転することを規制する回転規制部材を有し、
    前記回転規制部材は、前記係合部内に設けられており、
    前記回転規制部材の側面には、傾斜面を有し、前記回転規制部材から遠ざかるにつれて細くなるように前記係合部内に沿って突出する誘導部が設けられており、
    前記本体部に対して前記導光部を回転させると、前記導光部の回転に伴って前記係合爪が前記傾斜面に沿って移動し、
    前記貫通孔に前記導光部の一部が挿入された状態で前記係合爪の一部が前記係合部に係合すると、前記係合爪の一部が前記凹部に位置し、前記本体部と前記導光部及び前記LED基板とが互いに位置決めされることを特徴とする、
    照明装置。
  2. 前記本体部は、側面に外側方向に付勢された本体部固定爪を有し、
    前記カバー部は、内側面に凹状の本体部固定凹部を有し、
    前記本体部固定爪の一部が前記本体部固定凹部に入り込むことで、前記本体部と前記カバー部とが固定されることを特徴とする、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記貫通孔の内側面は、前記導光部の外側面と当接する形状に形成されていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記導光部は、2つの導光板が互いに略十字形状に組み合わさって形成されており、
    複数の前記LEDは、前記LED基板上に前記導光部の一端側の面と対向する位置に略十字形状に配置されていることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記係合爪は、前記導光板の両側面の一部が一端側に延設されており、
    複数の前記LEDと前記凹部とは、直線状に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする、
    請求項4に記載の照明装置。
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