JP6175160B2 - 計時器用部品の内側要素 - Google Patents

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Description

本発明は、計時器用部品の内側要素に用いられる面心立方構造を有する単相の合金であって、少なくとも銅とニッケルを含有し、銅とニッケルを合計で50重量%以上含有するものに関する。
本発明は、さらに、計時器用部品の所定の形及び寸法構成を有する内側要素を製造する方法であって、少なくとも銅を含有し銅とニッケルを合計で50重量%以上含有する面心立方構造を有する単相の合金で作られたシート状、細長片状又は棒状の原料を用意するものに関する。
本発明は、計時器用部品の内側要素の分野に関し、特に、腕時計用のものに関する。
計時器用の外側部品の製造には非常に注意する必要がある。なぜなら、これらの部品は目立ち、製造業者のブランドイメージや市場での立場に影響を与えるからである。
外側部品は、ニッケルが塩として析出しにくいことが確実な耐食性材料で必ず作られているものである。なぜなら、ユーザーの皮膚と接しているからである。しかし、計時器用の部品の内側要素は、計時器の内部に閉じ込められているが風防を通して見ることができ、このような内側要素には、他の様々な材料を使用することができる。
したがって、ロジウムめっきされた黄銅で作られた部品の内側要素、特に、装飾、が知られている。これらの要素は、非常に満足する外観を有する。ただし、取扱時や組み立て時に非常に注意深く保護する必要がある。被覆の脆弱な性質のためである。この被覆の脆弱な性質は、一般的には、電気めっき処理によって発生する。これは、電気めっき処理の前に存在するいずれの欠陥をも強調してしまう。
Straumann名義のフランス特許FR1049188は、硬化可能な合金で作られた計時器デバイス用の部品について記載している。この合金のニッケルとマンガンの合計含有量は、50%以上であり、残りは、銅と通常の不純物によって形成されている。いくつかの例は、銅とニッケルの合計含有量が50%以上のものについても言及している。
計時器用部品の内側要素として用いる優れた合金を製造する。
このために、本発明は、計時器用部品の内側要素に用いられる面心立方構造を有する単相の合金であって、少なくとも銅とニッケルを含有し、銅とニッケルを合計で50重量%以上含有するものに関する。
本発明は、さらに、請求項4に記載の所定の形及び寸法構成を有する計時器用部品の内側要素を製造する方法に関する。
添付図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
特定の装飾の場合における計時器用部品の内側要素の上から見た概略斜視図である。 特定の装飾の場合における計時器用部品の内側要素の下から見た概略斜視図である。 特定の装飾の場合における計時器用部品の内側要素の上から見た概略図である。 特定の装飾の場合における計時器用部品の内側要素の長手方向の概略断面図である。 このような装飾を有する腕時計の概略図を示している。
ここでは、「計時器用部品の内側要素」は、ユーザーに見えるが風防、保護壁、裏蓋などによって保護されているので直ちにアクセス可能であるわけではない腕時計ないし計時器の部品のいずれの要素をも意味する。
具体的には、計時器用部品の内側要素は、装飾、針、記号、設定などによって構成することかできる。
本発明は、計時器用部品の内側要素に用いられる面心立方構造を有する単相の合金であって、少なくとも銅とニッケルを含有し、合計で50重量%以上の銅とニッケルを含有するものに関する。
本発明によると、当該合金は、全重量の50重量%以上の銅及び/又は15.0重量%以上のニッケルを含有し、この場合において、当該合金は、2.0重量%以下のマンガンを含有する。
より詳細には、この合金が15.0重量%以上のニッケルを含有する場合、50重量%以上の亜鉛及び/又は8.0重量%以上のニッケルを含有する。
さらに詳細には、計時器用部品の内側要素1を作るために、15.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0〜2.0重量%のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有するキュプロニッケル、又は8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバー合金、のいずれかであるような合金が用いられる。
より詳細には、当該合金は、20.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0〜2.0重量%のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有するキュプロニッケル、又は8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバー合金のいずれかである。
電気めっき処理が施された部品についてのいずれの既知の表面状態についての課題を克服するために、本発明は、任意の電気めっき処理を行わずに、加工後状態において直ちに用いることができる計時器用部品の内側要素を作ることを提案するものである。
ここにおいて、用語「加工」は、以下のような通常の製造法を包含するものである。すなわち、型押し、切断、切断物の除去、精密研削、つや出し、研磨、ダイヤモンド研磨などである。
したがって、これらの要素は、機械加工、型押し、切断、ダイヤモンド研磨をすることができ、展性がある材料で作られており(特に、細長材を機械加工する場合に足部を鍛造するために)、均一な色を有し、特に、変色に強く、長い時間にわたって非常に安定している。
望まれる均一な色は、通常、灰色、又は金色、特に、イエローゴールド、ホワイトゴールド又はローズゴールドである。
本発明は、さらに、所定の形及び寸法構成を有するこのような計時器用部品用の内側要素1を製造する方法に関する。
本発明によると、50重量%以上の銅とニッケルの合計含有量を有する面心立方構造の単相の合金から作られたシート状、細長片状又は棒状の原料が用意され、この原料は、機械加工され、所定の形及び寸法構成に対応する仕上り寸法を有する計時器用部品の内側要素1を得る。
この機械加工は、型押し及び/又は切断及び/又は押圧及び/又は切断物の除去をすることによって達成され、計時器用部品の内側要素1は、仕上り寸法までダイヤモンド研磨され、要素1は、ダイヤモンド研磨の後すぐに電気めっき処理又は被覆をされずに用いられる。
本発明によると、この合金は、少なくとも銅を含有し、50重量%以上の銅及び/又は15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択され、この場合において、当該合金は、好ましくは、2.0重量%以下のマンガンを含有する。
この定義を満たす様々な適切な合金組成を下に記載する。
より詳細には、当該合金は、15.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0〜2.0重量%のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有するキュプロニッケル、又は8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバー合金、のいずれかであるように選択される。
さらに詳細には、当該合金は、20.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0〜2.0重量%のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有するキュプロニッケル、又は8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバー合金、のいずれかであるように選択される。
より詳細には、この方法を実現するために、全重量の15重量%以上のニッケルを含有する合金が選択される。
特定の好ましい実施形態の1つにおいて、この合金は、ニッケル、マンガン、アルミニウム、スズ、クロム、ジルコニウムなどから選択される少なくとも1つの変色を制限する元素を含有する。
より詳細には、全重量の19.0重量%以上のニッケルを含有する。
代替形態において、この合金は、全重量の50.0重量%以上の銅を含有する。
別の形態において、この合金は、全重量の50.0重量%以上のニッケルを含有する。
より詳細には、第1の実施形態において、当該合金は、全重量の50重量%以上の銅を含有し、当該合金は、15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択される。
より詳細には、選択される合金は、19.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0〜2.0重量%のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有し100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するキュプロニッケルである。
第1のキュプロニッケルの変種において、当該合金は、19.0〜23.0重量%のニッケルを含有し、0.0〜1.0重量%の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄を含有し、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有する。
CuNi25タイプの第2のキュプロニッケルの変種において、当該合金は、24.0〜26.0重量%のニッケルを含有し、0.0〜0.5重量%の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄を含有し、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有する。
CuNi30タイプの第3のキュプロニッケルの変種において、当該合金は、29.0〜32.0重量%のニッケルを含有し、0.0〜0.5重量%の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄を含有し、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有する。
これらのキュプロニッケルの変種のうちの1つにおいて、当該合金は、より詳細には、耐変色性を改善するために、0.5〜5.0重量%のスズを含有する。
第2の実施形態において、当該合金は、全重量の8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバーである。より詳細には、当該合金は、全重量の20重量%以上のニッケルを含有し、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有する。より詳細には、この合金は、全重量の50.0重量%以上の銅を含有する。
第1のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の11重量%以上の亜鉛を含有する。
第2のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の25.0重量%以上のニッケルを含有する。
第3のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の11重量%以上の亜鉛及び全重量の25.0重量%以上のニッケルの両方を含有する。
第4のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の53.0重量%以上の銅、全重量の25.0重量%以上のニッケル、全重量の8.0〜20.0重量%の亜鉛を含有するARCAPである。
第5のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の60.0〜61.0重量%の銅を含有し、全重量の24.0〜26.0重量%のニッケルを含有し、全重量の11.0〜12.0重量%の亜鉛を含有するAP1DタイプのARCAPである。
第6のニッケルシルバーの変種において、当該合金は、全重量の60.0〜61.0重量%の銅を含有し、全重量の24.0〜26.0重量%のニッケル、全重量の11.0〜12.0重量%の亜鉛、0〜2.5重量%の他の元素を含有するAP1DタイプのARCAPである。より詳細には、この他の元素は、マンガンである。
第3の実施形態において、この合金は、全重量の19.0〜31.0重量%のマンガンを含有する、CuNiMnタイプの合金、すなわち、銅−ニッケル−マンガン合金である。
より詳細には、この銅−ニッケル−マンガン合金は、全重量の19.0〜31.0重量%のニッケルを含有する。
第4の実施形態において、この合金は、Monel(登録商標)タイプのものである。
第1のMonel(登録商標)の変種において、当該合金は、全重量の63.0重量%以上のニッケル、全重量の2.0重量%以下のマンガン、全重量の2.5重量%以下の鉄、全重量の0.5重量%以下のケイ素、全重量の0.3重量%以下の炭素、全重量の0.02%以下の硫黄、全重量の28.0〜34.0重量%の銅を、合計で100重量%となるように含有する。
第2のMonel(登録商標)の変種において、当該合金は、全重量の63.0重量%以上のニッケル、全重量の1.5重量%以下のマンガン、全重量の2.0重量%以下の鉄、全重量の0.5重量%以下のケイ素、全重量の0.25重量%以下の炭素、全重量の0.01重量%以下の硫黄、全重量の2.3〜3.15重量%のアルミニウム、全重量の0.35〜0.75重量%のチタン、全重量の27.0〜33.0重量%の銅を合計で100重量%となるように含有する。
上で選択された合金のすべてによって、数多くの時計における用途と相性がいい均一な灰色の色を得ることが可能になる。
また、金や5N金によって色を付けられた合金を用いることもできる。イエローゴールドについては、ノルディックゴールド、合金Cu89Al5Zn5Sn1、合金Cu92Al6Ni2、又は他の銅−アルミニウムタイプの合金が適切である。これらの合金は、さらに、単相の銅ベースの合金であり、耐変色性及び黄色はアルミニウムの追加によって得られる。
本発明は、このようにして部品のために形成される要素1に関し、これは、ダイヤモンド研磨の後に用いることができる。
本発明は、さらに、このような部分用の要素1を少なくとも1つ有する計時器、特に、腕時計10に関する。
1 内側要素
2 足部
10 腕時計

Claims (21)

  1. 計時器用部品の所定の形及び寸法構成を有する内側要素(1)を製造する方法であって、
    少なくとも銅を含有し銅とニッケルを合計で50重量%以上含有する面心立方構造を有する単相の合金で作られたシート状、細長片状又は棒状の原料を用意し、
    前記所定の形及び寸法構成に対応する仕上り寸法構成を有する計時器用部品の内側要素(1)を得るために前記原料を機械加工し、
    前記機械加工は、型押し及び/又は切断及び/又は押圧及び/又は切断物の除去によって達成され、
    前記計時器用部品の内側要素(1)を仕上り寸法までダイヤモンド研磨し、
    電気めっきを施したり又は被覆せずに、ダイヤモンド研磨をした後すぐに、前記内側要素を使用し、
    当該合金は、全重量の50重量%以上の銅及び/又は15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択され、当該合金は、2.0重量%以下のマンガンを含有する
    ことを特徴とする方法。
  2. 当該合金は、15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択され、
    当該合金は、8.0重量%以上の亜鉛又は50重量%以上のニッケルのいずれかを含有し、
    各元素の合計を100重量%とした
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 当該合金は、全重量の15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択され、
    当該合金は、20.0〜30.0重量%のニッケルを含有し0.0より大きく2.0重量%以下のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有するキュプロニッケル、又は8.0重量%以上の亜鉛を含有するニッケルシルバー合金、のいずれかである
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 当該合金は、全重量の63.0重量%以上のニッケル、全重量の2.0重量%以下のマンガン、全重量の2.5重量%以下の鉄、全重量の0.5重量%以下のケイ素、全重量の0.3重量%以下の炭素、全重量の0.02%以下の硫黄、全重量の28.0〜34.0重量%の銅を合計で100重量%となるように含有するようなMonel(登録商標)であるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 当該合金は、全重量の63.0重量%以上のニッケル、全重量の1.5重量%以下のマンガン、全重量の2.0重量%以下の鉄、全重量の0.5重量%以下のケイ素、全重量の0.25重量%以下の炭素、全重量の0.01重量%以下の硫黄、全重量の2.3〜3.15重量%のアルミニウム、全重量の0.35〜0.75重量%のチタン、全重量の27.0〜33.0重量%の銅を合計で100重量%となるように含有するようなMonel(登録商標)であるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 当該合金は、50重量%以上の銅を含有するように選択され、当該合金は、全重量の15.0重量%以上のニッケルを含有するように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 当該合金は、19.0〜30.0重量%のニッケルを含有し、0.0より大きく2.0重量%以下のマンガン及び/又は鉄及び/又はクロム及び/又はジルコニウム及び/又はケイ素を含有し、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するキュプロニッケルであるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 当該合金は、19.0〜23.0重量%のニッケル、0.0より大きく2.0重量%以下の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するキュプロニッケルであるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 当該合金は、24.0〜26.0重量%のニッケル、0.0より大きく0.5重量%以下の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するキュプロニッケルであるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 当該合金は、29.0〜32.0重量%のニッケル、0.0より大きく0.5重量%以下の亜鉛及び/又はマンガン及び/又は鉄、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するキュプロニッケルであるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 当該合金は、耐変色性を改善するために0.5〜5.0重量%のスズを含有する
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  12. 当該合金は、50重量%以上の銅を含有するように選択され、当該合金は、銅−アルミニウム、Cu89Al5Zn5Sn1又はCu92Al6Ni2のタイプであるように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  13. 当該合金は、8重量%以上の亜鉛を含有するように選択される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  14. 当該合金は、全重量の8重量%以上の亜鉛、全重量の20重量%以上のニッケル、100重量%までの合計組成の残りの量の銅を含有するニッケルシルバーであるように選択される
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 当該合金は、全重量の50.0重量%以上の銅を含有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記ニッケルシルバーは、全重量の11重量%以上の亜鉛を含有する
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
  17. 当該合金は、全重量の25重量%以上のニッケルを含有するニッケルシルバーであるように選択される
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  18. 当該合金は、全重量の53.0重量%以上の銅、全重量の25.0重量%以上のニッケル、全重量の8.0〜20.0重量%の亜鉛を含有するARCAPであるニッケルシルバーであるように選択される
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  19. 当該合金は、全重量の60.0〜61.0重量%の銅、全重量の24.0〜26.0重量%のニッケル、全重量の11.0〜12.0重量%の亜鉛を含有するAP1DタイプのARCAPであるニッケルシルバーであるように選択される
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  20. 当該合金は、アルミニウム、スズ、クロム及びジルコニウムから選択される変色を制限する少なくとも1つの元素を含有する
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  21. 当該方法によって製造された部品の内側要素(1)を、腕時計(10)又は計時器の内部のユーザーと接触しない領域に組み入れる
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
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