JP6173642B2 - 縫合器 - Google Patents

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Description

本発明は、医療用の縫合器に関するものである。
従来、体内で組織等を縫合するための縫合器が知られている(特許文献1および特許文献2参照。)。
この縫合器は、患者の体内に挿入される長軸部材の先端に、開閉可能な2つの把持部材を有している。把持部材には、縫合針を受け渡す受け渡し機構が設けられている。縫合糸を取り付けた縫合針を一方の把持部材に保持した状態で、2つの把持部材によって縫合対象物を挟むことにより、縫合針を縫合対象物に貫通させ、受け渡し機構によって縫合針を2つの把持部材間で交互に受け渡すことにより、縫合対象物を縫合するようになっている。
特許文献1,2の縫合器は、一方の把持部材に保持した縫合針の尖端部を他方の把持部材との間に配置した縫合対象物に押し当て、他方の把持部材に設けた針受け孔に縫合針を押し込む際に尖端部によって縫合対象物を破ることによって、縫合針を縫合対象物に貫通させている。
特表2010−505525号公報 特開2014−158657号公報
しかしながら、縫合対象物が軟組織である場合等には、縫合針を針受け孔に押し込む際に、縫合対象物が伸びて破られることなく針受け孔内に押し込まれてしまうという不都合がある。縫合対象物が針受け孔内に押し込まれたまま受け渡しが行われると、縫合対象物を噛み込んでしまい、縫合作業を行うことができなくなるという問題がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができる縫合器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、長手軸に沿って延びる長軸部材と、該長軸部材の先端に前記長手軸に直交する揺動軸回りに揺動可能に配置され相互に開閉させられる2個一対の第1把持部材および第2把持部材と、該第1把持部材と第2把持部材との間で縫合糸が取り付けられ尖端部を有する縫合針を受け渡すための受け渡し機構とを備え、前記第1把持部材が、前記尖端部を有する前記縫合針を着脱可能に嵌合させる第1嵌合孔部と、該第1嵌合孔部の周囲を取り囲むとともに前記第2把持部材に向かって延びる筒状部と、を有し、前記第2把持部材が、前記尖端部を前記第1把持部材に向けた状態で前記縫合針を着脱可能に嵌合させる第2嵌合孔部と、該第2嵌合孔部の周囲を取り囲むとともに前記第1把持部材に向かって延び、前記第1把持部材および前記第2把持部材が閉じた状態で前記筒状部を取り囲む位置に設けられた突起部と、を有し、前記筒状部および前記突起部を有する接触部をさらに備え、該接触部は、前記第1把持部材および前記第2把持部材に設けられ、前記第1把持部材および前記第2把持部材の閉動作の途中において縫合対象物の表裏面に接触して該縫合対象物の表面に沿う方向の移動を抑制する縫合器である。
本態様によれば、一方の把持部材の嵌合孔部に、他方の把持部材側に尖端部を向けて縫合針を嵌合状態に保持させ、間に縫合対象物を把持するように両把持部材を閉じることにより、縫合針が縫合対象物を貫通して他方の把持部材の嵌合孔に嵌合される。この状態で受け渡し機構により、一方の把持部材による縫合針の保持を解除し、他方の把持部材に縫合針を保持させて、両把持部材を開くことにより、一方の把持部材から他方の把持部材へと縫合針を受け渡し、縫合針に取り付けられている縫合糸を縫合対象物に貫通させることができる。
この場合において、一対の把持部材が相互に閉じられていくと、その閉動作の途中において、縫合針の尖端部が縫合対象物に接触して押圧するとともに、接触部が縫合対象物の表裏面に接触して、摩擦により縫合対象物の移動を抑制する。この状態で、一対の把持部材をさらに閉じていくと、縫合針の尖端部が縫合対象物をさらに押圧するが、接触部によって縫合対象物の移動が抑制されているので、縫合対象物における縫合針の尖端部が接触している領域の張力が増大させられて、尖端部によって破られ易くなる。その結果、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて、受け渡し機構による噛み込みを防止し、円滑な縫合作業を行うことができる。
上記態様においては、前記接触部は、前記尖端部が挿入される前記第1嵌合孔部を備える第1前記把持部材の前記第1嵌合孔部の周囲を取り囲むように設けられ、前第2把持部材に向かって延びる筒状部と、前第2把持部材の前記第2嵌合孔部の周囲を取り囲む位置に設けられ、前第1把持部材に向かって延びる突起部とを備え、前記筒状部と前記突起部とが、前第1および第2把持部材が完全に閉じられたときに、前記第1および第2嵌合孔部に対して径方向に離間した位置に配置されるように設けられ
このようにすることで、一対の把持部材が相互に閉じられていくと、その閉動作の途中において、縫合針の尖端部が縫合対象物に接触して押圧するとともに、尖端部に対向する一方の把持部材に設けられた筒状部が縫合対象物の裏面に接触し、他方の把持部材に設けられた突起部が縫合対象物の表面に接触する。これにより、縫合対象物の裏面は筒状部の先端に全周にわたって押し当てられるとともに、筒状部の径方向外方において突起部により表面側から押さえられる。
したがって、張力によって張られた縫合対象物に縫合針の先端が押し付けられ、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができる。
そして、2つの前記把持部材が完全に閉じられたときに、筒状部と突起部とが径方向に離れた位置に配置されるので、両者間に挟まれる縫合対象物が潰れて損傷することを防止することができる。
上記態様においては、前記筒状部が、円筒状に形成され、前記突起部が、前記筒状部の外径寸法より大きな内径寸法を有する円筒状に形成されていてもよい。
このようにすることで、縫合対象物の裏面は円筒状の筒状部の先端にほぼ全周にわたって押し当てられるとともに、筒状部の径方向外方において円筒状の突起部により縫合対象物は表面側からほぼ全周にわたって押さえられる。したがって、張力によって太鼓の皮のように張られた縫合対象物に縫合針の先端が押し付けられ、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができる。
上記態様においては、前記突起部が、前記嵌合孔部の周方向に間隔をあけて2以上配置されていてもよい。
このようにすることで、縫合対象物の裏面は円筒状の筒状部の先端にほぼ全周にわたって押し当てられるとともに、筒状部の径方向外方において2以上の突起部により縫合対象物には表面側から1以上の方向に張力がかけられる。したがって、張力によって張られた縫合対象物に縫合針の先端が押し付けられ、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができる。
上記態様においては、前記突起部が、前記縫合対象物に接触して弾性変形させられる弾性部材からなっていてもよい。
このようにすることで、突起部が縫合対象物の表面に押し付けられると、弾性部材からなる突起部が弾性変形させられて、押圧力が緩和されるので、縫合対象物に過度の押圧力が加わることを防止することができる。
上記態様においては、前記突起部が、先端を径方向外方に移動させるように弾性変形させられてもよい。
このようにすることで、一つの把持部材を閉じていくと、弾性部材からなる突起部が、裏面側に接触している筒状部の径方向外方において、縫合対象物の表面に接触して先端を径方向外方に移動させるように弾性変形させられる。これにより、筒状部の内側に配置されている縫合対象物に加わる張力を増加させ、より確実に縫合針を縫合対象物に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができる。
本発明によれば、縫合針を縫合対象物に確実に貫通させて円滑な縫合作業を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る縫合器を備える縫合システムを示す全体構成図である。 図1の縫合器の処置部を示す斜視図である。 図2の処置部の縦断面図である。 図2の処置部の保持部材と縫合針との関係を示す図であって、フランジ部側の保持部材が縫合針を保持した状態を示す斜視図である。 図2の処置部の保持部材と縫合針との関係を示す図であって、尖端部側の保持部材が縫合針を保持した状態を示す斜視図である。 図2の処置部の2つの把持部材を開いた状態を示す縦断面図である。 図2の縫合器の把持部材の揺動により縫合針の尖端が組織に接触した状態を示す縦断面図である。 図6の状態からさらに把持部材が閉じる方向に揺動させられて組織が貫通孔内に押し込まれた状態を示す縦断面図である。 図7の状態からさらに把持部材が閉じる方向に揺動させられて縫合針が組織を貫通した状態を示す縦断面図である。 図8の状態から2つの把持部材を閉じて縫合針により組織を貫通し、保持部材による保持を切り替えた状態を示す縦断面図である。 図9の状態から2つの把持部材を再度開いた状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 本実施形態に係る縫合器による組織の縫合動作を説明する図である。 図2の処置部の把持部材に設けられる筒状部および突起部の関係を示す斜視図である。 図12Aの筒状部および突起部の変形例の斜視図である。 図2の処置部の把持部材に設けられる突起部の変形例の、変形前の状態を示す縦断面図である。 図13Aの突起部の変形後の状態を示す縦断面図である。
本発明の一実施形態に係る縫合器1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る縫合器1が用いられる縫合システム100を図1に示す。
この縫合システム100は、図3から図4Bに示されるように、一端に縫合糸2が固定され、他端に尖端部3aを有する縫合針3を用いて組織Aを縫合するシステムである。この縫合システム100は、図1に示されるように、内視鏡4と、本実施形態に係る縫合器1とを備えている。
内視鏡4は、公知のものであり、長尺の軟性の挿入部5の基端側に、操作者によって操作される操作部6を備えている。挿入部5の先端部には、操作部6のノブ6aを操作することにより湾曲可能な湾曲部5aが設けられている。
内視鏡4の挿入部5には、長手方向に貫通し、先端面に開口する2つのチャネル5bが設けられている。図中、符号5cは観察光学系である。チャネル5bの数は1つでも3以上でもよい。
本実施形態に係る縫合器1は、チャネル5bに挿入可能な外径寸法を有する長尺の軟性の筒状の長軸部材7と、該長軸部材7の先端に設けられた処置部8と、長軸部材7の基端に設けられた操作部9とを備えている。
処置部8は、図2に示されるように、長軸部材7の先端に固定されたベース10と、該ベース10に、長軸部材7の長手軸に直交する軸線(揺動軸)10a回りに揺動可能に取り付けられた2つの把持部材11,12とを備えている。
2つの把持部材11,12はそれぞれ、図3に示されるように、リンク13を介して開閉用ワイヤ14に接続されている。これにより、開閉用ワイヤ14を基端側に牽引すると、図2および図3に示されるように、両把持部材11,12が長手軸に沿って略平行に延びる閉じた位置に配置される。一方、開閉用ワイヤ14を基端側から先端側に押し出すことにより、図5に示されるように、両把持部材11,12が揺動して開いた位置に配置されるようになっている。図3、図5、図9および図10においては、図示を簡略化するために一側の把持部材11に接続するリンク13については鎖線により表示している。
2つの把持部材11,12には、縫合針3を受け渡すための受け渡し機構15が設けられている。
ここで、本実施形態に係る縫合器1に使用される縫合針3について説明する。
縫合針3は、図3から図4Bに示されるように、略円柱状に構成され、一端に円錐状の尖端部3aを有し、他端に縫合糸2を接着等により固定している。縫合針3の長手方向の中央部分には、最も大きな外径寸法の大径部3bが所定の長さにわたって設けられている。大径部3bの長手軸方向の両側には、該大径部3bを挟む位置に、全周にわたって径方向に凹む凹部3cが設けられている。凹部3cのさらに軸方向の端部側には、凹部3cよりも径方向外方に突出するフランジ部3dおよび尖端部3aが設けられている。
受け渡し機構15は、図3に示されるように、2つの把持部材11,12の揺動する先端部近傍に、揺動方向(開閉方向)に貫通して設けられた貫通孔(嵌合孔部)11a,12aと、各把持部材11,12の内部に、貫通孔11a,12aに直交する長手方向に沿って設けられたガイド孔11b,12b内に沿って長手方向に移動可能に配置された保持部材16,17と、該保持部材16,17を駆動する先端ワイヤ18a,18bおよび駆動ワイヤ19a,19bとを備えている。
保持部材16,17は、図4Aおよび図4Bに示されるように、長手方向に並進移動させられる平板部材である。保持部材16,17は、移動方向に交差する方向(側方)に開口する開口部16a,17aを備え、全体としてフック状に形成されている。保持部材16,17の板厚は、縫合針3の凹部3cの幅寸法よりも小さく構成されている。保持部材16,17の開口部16a,17aは、フランジ部3dおよび尖端部3aを通過させることができる大きさに形成されている。
図3に示されるように、先端ワイヤ18a,18bと駆動ワイヤ19a,19bとは接続部材23a,23bによって相互に接続されている。
先端ワイヤ18a,18bは駆動ワイヤ19a,19bと比較して十分に剛性が高く、張力および圧縮力の両方を伝達することができるようになっている。
先端ワイヤ18a,18bの先端は、保持部材16,17の基端側に固定され、駆動ワイヤ19a,19bの基端は、長軸部材7の基端側において操作部9に固定されている。操作部9の操作によって駆動ワイヤ19a,19bに張力が付与されると、該張力が接続部材23a,23bおよび先端ワイヤ18a,18bを介して保持部材16,17まで伝達されて、保持部材16,17が基端側に牽引されて移動させられるようになっている。
また、受け渡し機構15は、2つの把持部材11,12の揺動軸10aよりも基端側に、長軸部材7の長手軸に直交する揺動軸線24a回りに揺動可能に配置された揺動部材24を備えている。
揺動部材24は、図3に示されるように、リング状部材25と、該リング状部材25の内側に配置され、揺動軸線24aを挟んで両側に軸線24aに平行に延びる2つの円柱部材26,27とを備えている。各円柱部材26,27はその長手軸回りに回転可能にリング状部材25に取り付けられている。各円柱部材26,27には、該円柱部材26,27を径方向に貫通する貫通孔28,29がそれぞれ設けられており、該貫通孔28,29には駆動ワイヤ19a,19bが貫通させられている。
貫通孔28,29の口径は、駆動ワイヤ19a,19bの外径寸法より大きく、接続部材23a,23bの外径寸法より小さく設定されている。駆動ワイヤ19a,19bに張力が付与されて駆動ワイヤ19a,19bが基端側に移動させられると、接続部材23a,23bが貫通孔28,29を通過できずに円柱部材26,27の側面に引っかかって、円柱部材26,27が長軸部材7の基端側に引かれることにより、リング状部材25が揺動軸線24a回りに揺動させられるようになっている。
このとき、円柱部材26,27はその長手軸回りに回転することにより、貫通孔28,29を駆動ワイヤ19a,19bの長手方向に沿わせた状態に維持するようになっている。
図3に示すように、一方の駆動ワイヤ19bが一方の円柱部材27を基端側に牽引して揺動部材24が揺動させられると、他方の円柱部材26が先端側に押し出される結果、押し出された円柱部材26の貫通孔28を貫通している他方の駆動ワイヤ19aの接続部材23aが円柱部材26の側面に引っかかって先端側に押し出されるようになっている。接続部材23aが押し出されると、該接続部材23aによって他方の駆動ワイヤ19aに接続されている他方の先端ワイヤ18aにも先端側に押し出す方向の圧縮力が作用する。先端ワイヤ18aは十分に高い剛性を有しているので、座屈することなく圧縮力を伝達し、先端の保持部材16を先端側に押し出すようになっている。これにより、2つの保持部材16,17による縫合針3の保持または解放を択一的に切り替えることができるようになっている。
把持部材11,12の貫通孔11a,12aに縫合針3が嵌合され、縫合針3の端部が保持部材16,17の開口部16a,17aを貫通してその凹部3cを保持部材16,17に一致する位置に配置されている状態で、駆動ワイヤ19a,19bが牽引されることにより保持部材16,17が基端側に移動させられると、開口部16a,17aの先端側の内側縁が凹部3c内に挿入されるようになっている。
これにより、凹部3cを挟む位置に配置されているフランジ部3dまたは尖端部3aと大径部3bとが、縫合針3の長手方向に保持部材16,17と係合し、縫合針3が貫通孔11a,12a内で長手方向に動かないように係止されるようになっている。また、保持部材16,17に加えられる張力によって、保持部材16,17の内側縁が凹部3cを径方向に押圧するので、縫合針3が貫通孔11a,12aの内面に押しつけられて、両者間の摩擦によってさらにしっかりと固定されるようになっている。
また、把持部材11,12には、図2に示されるように、保持部材16,17の開口部16a,17aに対応する位置(側方)に、把持部材11,12の外面から貫通孔11a,12aまで貫通する切欠20が設けられている。切欠20の最小幅は縫合糸2の直径寸法より大きく設定されており、該切欠20を通して縫合糸2を貫通孔11a,12a内に出し入れすることができるようになっている。切欠20は、把持部材11,12の外面に向かって次第に開く形状を有しており、縫合糸2の貫通孔11a,12a内への出し入れを容易にするようになっている。
さらに、本実施形態に係る縫合器1は、把持部材11,12にそれぞれ設けられた第1円筒状部(筒状部)30および第2円筒状部(筒状部)31を備えている。第1円筒状部30は、縫合針3の尖端部3a側が挿入される貫通孔11aが設けられた他方の把持部材11の一方の把持部材12との対向面から、貫通孔11aの軸線方向に延びる。第2円筒状部31は、一方の把持部材12の他方の把持部材11との対向面から、貫通孔12aの軸線方向に延びる。第1円筒状部30と第2円筒状部31とが、組織Aの表面に沿う方向の移動を抑制する接触部を構成している。
第1円筒状部30は、貫通孔11aをほぼ全周にわたって取り囲む位置に配置されている。第2円筒状部31は、貫通孔12aをほぼ全周にわたって取り囲む位置に配置されている。
ほぼ全周と説明しているのは、把持部材11,12が切欠20によって切り欠かれているので、その切欠20に対応して第1円筒状部30および第2円筒状部31も周方向の一部が欠かれているからである。
第2円筒状部31の内径寸法は、第1円筒状部30の外径寸法より大きく形成されている。
また、図3に示されるように、2つの把持部材11,12が最も閉じられた状態で、第1円筒状部30と第2円筒状部31とは相互に同軸に、径方向に隙間を空けて配置されるとともに、先端部分が軸方向に部分的に重複して配置されるようになっている。
操作部9は、図1に示されるように、長軸部材7の基端側に配置され、2つの把持部材11,12を開閉動作させるための開閉操作部21と、2本の駆動ワイヤ19a,19bを牽引するための受け渡し操作部22とを備えている。開閉操作部21は鋏の持ち手のようなハンドル21aを備え、ハンドル21aを開閉操作することにより、開閉用ワイヤ14を長手軸方向に押し引きするようになっている。
このように構成された本実施形態に係る縫合器1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る縫合器1を用いて体内の組織(縫合対象物)Aを縫合するには、まず、内視鏡4の挿入部5を体内に挿入し、挿入部5の先端に位置する観察光学系5cによって体内を観察しながら、縫合すべき部位が内視鏡4の視野範囲に入る位置に挿入部5の先端を配置する。
一方、縫合器1については、開閉操作部21のハンドル21aを操作して、図3に示されるように処置部8の2つの把持部材11,12を閉じ、一列に揃った2つの把持部材11,12の貫通孔11a,12aを貫通するように縫合針3を配置しておく。さらに、受け渡し操作部22のハンドル22aを操作して、縫合針3のフランジ部3d側の保持部材17を基端側に牽引する他方の駆動ワイヤ19bに張力を付与する。
これにより、駆動ワイヤ19bに接続する先端ワイヤ18bに張力が伝達されて、保持部材17が基端側に牽引されるとともに、駆動ワイヤ19bと先端ワイヤ18bとを接続する接続部材23bが揺動部材24の他方の円柱部材27の側面に突き当たる。その結果、駆動ワイヤ19bの張力が他方の円柱部材27に付与されて、該円柱部材27を基端側に牽引するので、揺動部材24がその場で揺動軸線24a回りに揺動させられて、一方の円柱部材26を先端側に押し出す。
これにより、他方の駆動ワイヤ19bに加えた張力は、接続部材23bおよび他方の先端ワイヤ18bを介して他方の保持部材17に伝達され、該保持部材17を基端側に移動させることにより、保持部材17を縫合針3のフランジ部3d側の凹部3cに挿入する。また、これとともに、円柱部材26の側面によって、一方の駆動ワイヤ19aに取り付けられている接続部材23aが先端側に押し出され、保持部材16が先端側に移動させられて、尖端部3a側の縫合針3を解放した状態となる。
この状態で、体外に配置されている挿入部5の基端側に位置する挿入口からチャネル5b内に本実施形態に係る縫合器1を、処置部8側から挿入し、挿入部5の先端面から処置部8を突出させる。これにより、処置部8も内視鏡4の観察光学系5cの視野範囲内に配置される。
そして、内視鏡画像を確認しながら処置部8の前方に縫合部位の組織Aを配置し、開閉操作部21のハンドル21aを操作して開閉用ワイヤ14を先端側に押し込み、リンク13を介して、図5および図11Aに示されるように、2つの把持部材11,12を揺動させ、相互に開いた位置に配置する。尖端部3a側の保持部材16は縫合針3を解放しており、フランジ部3d側の保持部材17は縫合針3を把持部材12に固定しているので、2つの把持部材11,12は、縫合針3の尖端部3aを内側に向けて突出させた状態に開かれる。
次いで、組織Aが2つの把持部材11,12の間に挟まれる位置まで処置部8を前進させ、開閉操作部21を操作して開閉用ワイヤ14を基端側に引き戻し、リンク13を介して2つの把持部材11,12を閉じる。
一対の把持部材11,12を相互に閉じていくと、図6に示されるように、まず、縫合針3の尖端部3aが組織Aに接触する。そして、一対の把持部材11,12をさらに閉じていくと、図7に示されるように、組織Aが軟組織である場合等には、縫合針3の尖端部3aによって押された組織Aの一部が一側の把持部材11の貫通孔11a内に押し込まれる。
この場合において、本実施形態に係る縫合器1によれば、図6に示される閉動作の途中において、第1円筒状部30と第2円筒状部31とが組織Aの表裏面に接触し、組織Aを挟むようになる。
そして、一対の把持部材11,12をさらに閉じる方向に揺動させると、第1円筒状部30および第2円筒状部31の先端が組織Aの表裏面に徐々に強く押し付けられるようになり、摩擦によって、組織Aの移動が制限される。
したがって、その後、図7に示されるように、一対の把持部材11,12が完全に閉じられるまで移動させるまでに、縫合針3が組織Aにさらに押し付けられると、貫通孔11a内の組織Aの張力が増加し、図8に示されるように、縫合針3の尖端部3aによって組織Aが容易に破られる。張力が付与された組織Aは縫合針3の尖端部3aによって破られると、弾性によって復元するように縮む。
これにより、図9に示されるように、縫合針3の尖端部3aが組織Aに一側から穿孔して、他側に配置されている他方の把持部材11の貫通孔11a内に挿入され、2つの把持部材11,12の間に組織Aが挟まれる。
この場合において、第1円筒状部30と第2円筒状部31とは軸方向に重複する位置に配置されるが、両者は径方向に隙間をあけているので、両者間に挟まれる組織Aが潰されることなく健全な状態に維持される。
この状態で、受け渡し操作部22のハンドル22aを操作して、尖端部3a側の保持部材16を牽引する駆動ワイヤ19aに張力を付与すると、ハンドル22aから駆動ワイヤ19aに張力が伝達され、尖端部3a側の保持部材16が牽引されて、図9および図11Bに示されるように、尖端部3a側の凹部3c内に保持部材16が挿入される。このとき、穿孔された組織Aは保持部材16と干渉しない位置まで縮んでいるので、保持部材16と縫合針3との間に挟まれることはない。一方、揺動部材24の揺動によってフランジ部3d側の保持部材17は前進させられて、縫合針3を解放する。
そして、開閉操作部21のハンドル21aを再度操作して開閉用ワイヤ14を先端側に押し込み、リンク13を介して2つの把持部材11,12を開く。フランジ部3d側の保持部材17は縫合針3を解放しており、尖端部3a側の保持部材16は縫合針3を把持部材11に固定しているので、2つの把持部材11,12は、図10および図11Cに示されるように、縫合針3のフランジ部3d側を内側に向けて突出させた状態に開かれる。
そして、これにより、縫合針3は組織Aにあけた孔Hを通過するので、縫合糸2は孔Hを通して組織Aを貫通させられる。この状態で、縫合針3はフランジ部3d側を突出させて把持部材11に保持されているので、縫合糸2の組織Aとフランジ部3dとの間の部分2bを切欠20を介して把持部材12の貫通孔12aに挿入し、組織Aを挟まない位置で、2つの把持部材11,12を開閉(空打ち)し、受け渡し機構15によって縫合針3を一方の把持部材12に渡す。これにより、図11Dに示されるように、尖端部3a側を突出させた状態に把持部材12に保持させ直すことができる。
そして、図11E、図11Fおよび図11Gに示されるように、縫合糸2を貫通させる組織Aの場所を変えて、上記手順を繰り返すことにより、図11Gに示されるように、縫合糸2を2カ所以上に貫通させることができる。この後に、縫合糸2を引っ張ることにより、組織Aを引き締めて縫合することができる。
このように、本実施形態に係る縫合器1によれば、縫合針3によって組織Aに穿孔する際に、尖端部3aが接触している領域の組織Aの張力を増大させるので、伸び易い軟組織等であっても、より確実に破ることができ、組織Aの把持部材11,12における噛み込みを防止することができる。そして、これにより円滑な縫合作業を行うことができるという利点がある。
本実施形態においては、一対の把持部材11,12に設けられた筒状部および突起部として、図12Aに示される第1円筒状部30および第2円筒状部31を採用したが、これに限定されるものではなく、筒状部および突起部は、四角筒等の多角筒状等任意の筒状に形成されていてもよい。
また、第2円筒状部31は、図12Bに示されるように、周方向に分割されて、周方向の2箇所以上(図では4箇所)において組織Aを押し付けるものでもよい。形状は図12Bのような円弧板状でもよいし、棒状等他の形状でもよい。この場合においても、第2円筒状部31は、第1円筒状部30の径方向外方に間隔をあけた位置において組織Aを押圧するように配置されている必要がある。
このようにすることで、第1円筒状部30を挟んで両側に配置された一対の第2円筒状部31によって円筒状部30,31間の組織Aに張力を付与するので、第1円筒状部30内の組織Aを尖端部3aによって容易に破ることができる。
第2円筒状部31は、組織Aを押圧することによって弾性変形させられる弾性部材により構成されていてもよい。これにより、組織Aに与える負荷を軽減することができる。特に、図13Aに示されるように、第2円筒状部31の先端が組織Aに接触した位置から、図13Bに示されるように、第2円筒状部31の先端を組織Aにさらに押し付けると、組織Aの先端が径方向外方に広がるように湾曲する弾性部材からなる第2円筒状部31を採用することが好ましい。
このようにすることで、第2円筒状部31が押し付けられるに従って、円筒状部30,31間の組織Aに付与される張力を増大させるように径方向外方に向かう摩擦力が作用させられるので、さらに効果的に張力を付与することができる。
本実施形態においては、一対の把持部材11,12を最も閉じた位置に配置したときに、第1円筒状部30と第2円筒状部31とが軸方向に重なることとしたが、その重なり量は縫合しようとする組織Aの厚さに応じて任意に決定することができる。組織Aが厚い場合には、重なり量は少なくても、ゼロでもよい。
1 縫合器
2 縫合糸
3 縫合針
3a 尖端部
7 長軸部材
10a 揺動軸
11,12 把持部材
11a,12a 貫通孔(嵌合孔部)
15 受け渡し機構
30 第1円筒状部(接触部、筒状部)
31 第2円筒状部(接触部、突起部、弾性部材)
A 組織(縫合対象物)

Claims (5)

  1. 長手軸に沿って延びる長軸部材と、
    該長軸部材の先端に前記長手軸に直交する揺動軸回りに揺動可能に配置され相互に開閉させられる2個一対の第1把持部材および第2把持部材と、
    該第1把持部材と第2把持部材との間で縫合糸が取り付けられ尖端部を有する縫合針を受け渡すための受け渡し機構と、
    を備え、
    前記第1把持部材が、
    前記尖端部を有する前記縫合針を着脱可能に嵌合させる第1嵌合孔部と、
    該第1嵌合孔部の周囲を取り囲むとともに前記第2把持部材に向かって延びる筒状部と、
    を有し、
    前記第2把持部材が、
    前記尖端部を前記第1把持部材に向けた状態で前記縫合針を着脱可能に嵌合させる第2嵌合孔部と、
    該第2嵌合孔部の周囲を取り囲むとともに前記第1把持部材に向かって延び、前記第1把持部材および前記第2把持部材が閉じた状態で前記筒状部を取り囲む位置に設けられた突起部と、
    を有し、
    前記筒状部および前記突起部を有する接触部をさらに備え、該接触部は、前記第1把持部材および前記第2把持部材に設けられ、前記第1把持部材および前記第2把持部材の閉動作の途中において縫合対象物の表裏面に接触して該縫合対象物の表面に沿う方向の移動を抑制する
    縫合器。
  2. 前記筒状部が、円筒状に形成され、
    前記突起部が、前記筒状部の外径寸法より大きな内径寸法を有する円筒状に形成されている請求項1に記載の縫合器。
  3. 2以上の前記突起部が、前記嵌合孔部の周方向に間隔をあけて配置されている請求項1に記載の縫合器。
  4. 前記突起部が、前記縫合対象物に接触して弾性変形させられる弾性部材からなる請求項1に記載の縫合器。
  5. 前記突起部が、先端を径方向外方に移動させるように弾性変形させられる請求項4に記載の縫合器。
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