JP6173153B2 - 回転バルブ - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の回転バルブのロック機構は、ハンドルに軸支された係止部材が、弁箱の首部に設けられたトップフランジの周縁に形成された係止受部にバネの付勢力で係止されるようになっている。そして、係止部材により設けられた施錠孔にシリンダ錠を施錠することで、開度は固定されて、ハンドルは人手による開閉動作が不可能になる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、シンプルな構造で簡便かつ確実に、長期間にわたってハンドルをロックすることができる回転バルブを提供することを課題とする。
この構成によれば、ロック部材を突起どうしの間で摺動させることにより、ロック部材の係合壁部を突起に係合させるように位置させてロック状態とし、又はロック部材の切欠を突起に相対的に通過させるロック解除状態とすることができる。
この構成によれば、突起と係合壁部との係合により、弁軸の一方向及び他方向の回転が規制される。
この構成によれば、第1及び第2の規制壁部により、突起と切欠との位置合わせ並びに突起と係合壁部との位置合わせを容易に行うことができる。
この構成によれば、弁体が前記流路を全開,全閉又は全開と全閉との途中の回転状態の少なくともいずれかの回転状態で弁軸の回転を止めることができる。
図1は、回転バルブの一実施形態として示したボールバルブ1を示している。図2は、ボールバルブ1の半部断面図である。
図1,図2に示すように、ボールバルブ1は、内部に流路2が形成された弁箱3と、弁箱3内に配置され回転により流路2を開閉する弁体4と、この弁体4に連結された弁軸5と、弁軸5に取り付けられたハンドル6と、弁軸5の回転を規制するロック部材7とを備えている。
摺動通路18A〜18Fは、弁軸5を挟んで軸線L2を中心とする円の直径上に貫通するように形成され、軸線L1の直交方向に形成された第1及び第2の摺動通路18A,18Bと、軸線L1方向に形成された第3及び第4の摺動通路18C,18Dと、第1及び第4の摺動通路18A、18Dどうしの間で第1の摺動通路18Aから45度の位置に形成された第5の摺動通路18Eと、第2及び第3の摺動通路18B,18Cどうしの間で第2の摺動通路18Bから45度の位置に形成された第6の摺動通路18Fの少なくとも6つの摺動通路18A〜18Fが形成されている。
一方の係合壁部19Aには、他方の係合壁部19Bに対向する内端19mの下部と下端19nの一部とを切り欠く切欠30が形成され、他方の係合壁部19には、長手方向中間部に下方に開口する切欠30が形成されている。
この構成により、軸線L2を中心にロック部材7を回転させた際に、切欠30が突起14を相対的に通過させ得るが、突起14X,14Xは通過し得ないようになっている。したがって、ロック部材7は、突起14X,14X間の90度の範囲で回転するようになっている。
図4,図5に示すように、係合壁部19Aの上面には、第1の凸部22が形成されている。係合壁部19Aの板面20bの幅方向(矢印Y2方向)中間部には、ロック部材7の長手方向に平行に延びる凹溝23が所定寸法形成されている。
係合壁部19Bの板面20bの幅(高さ)方向(矢印Y2方向)中間部には、ロック部材7の長手方向に平行に延びる凹溝23が所定寸法形成されている。
連結部21は、一方の係合壁部19Aの上端から分岐して一方の係合壁部19Aの平板面20bに直交する仮想平面M上に延び、他方の係合壁部19Bの上端で再び連結した二本の棒状体21t,21tにより形成されており、棒状体21t,21tどうしの間に長孔32が形成されている。
弁軸保持部44は、保持壁部33の略中央部に位置し、軸線L3を中心とする略円形の外壁面46と、連結部21及び弁軸5を交叉する方向に重ねて嵌合し得る形状に形成された内壁面47と下底面48とを備えて形成されている。
このような構成で形成された保持壁部33,33の間は、側壁部37,37を貫通した溝部38となっている。
また、係合壁部19A,19Bの各板面20bに対向させる挟持部43の側面43aには、第2の凸部53が形成され、板面20bに形成された図4に示す凹溝23に嵌合可能になっており、ロック部材7のスムーズな摺動をサポートする。
そして、更にロック部材7を溝部38で摺動させる場合において、第2の凸部53,53は図4に示す凹溝23に嵌合しこの凹溝23内を摺動しやすくなっているため、ロック部材7の上下方向(すなわちハンドル6とマウンド11との間方向)のブレを抑制するようになっている。
溝部38の延長線上に位置する側壁部37には、ロック部材7が突出し得るように一方又は他方の係合壁部19A,19Bの断面形状に合わせた切欠41が形成されている。
また、軸線L3を通るレバー35,35の突出方向にはリブ45,45が形成され、取付部34の剛性を強化している。
図9,図10に示すように、レバー35,35が軸線L1方向を向いているとき、図2に示す弁体4の貫通孔12は流路2と連通し、弁体4によって流路2が開弁された状態となっている。したがって、ボールバルブ1を閉弁させたい場合には、図11,図12に示すようにロック部材7を長手方向の一端側7aに寄るように他端側7bを側壁部37の切欠41向かって押し込む。
そこで、図2に示す流路2を全開と全閉の途中の回転状態(例えば半開)に開弁にしたい場合は、図13に示すようにレバー35,35の向きが軸線L1に対して45度になるように、又は図2に示す流路2を全閉させたい場合は、図14に示すようにレバー35,35の向きが軸線L1に対して90度になるようにハンドル6を回転させる。そしてレバー35,35の向きを45度又は90度回転させた状態でロック部材7が長手方向の他端側7bに摺動するように図9に示すように一端側7aを側壁部37の切欠41に向かって押し込む。
また、突起14が軸線L2を中心に直径上に対向する位置に形成され、これら複数か所に設けられた突起14に一方及び他方の係合壁部19A,19Bをそれぞれ係合させることができるため、ハンドル6のロックをより確実に行うことができるという効果が得られる。
また、弁箱3、弁体4、弁軸5、ハンドル6、ロック部材7を樹脂材料により簡便に形成することができるため、部材として金属を用いたときのように錆等が生じることなく、長期間安定的に使用することができるという効果が得られる。
また、保持壁部33、溝部38及び嵌着凹所39は、ハンドル6の上壁部36の下面側に形成された構成となっているが、保持壁部33、溝部38及び嵌着凹所39は、弁軸5に適宜形成されたものであってもよい。
また、突起14の形成位置は、開弁の割合に応じて任意に設定すればよい。
また、ボールバルブ1として、上記実施形態ではボールバルブを例として説明したが、本発明を適用可能なバルブはこれに限定されるものではない。すなわち、ハンドル6を用いて弁軸5を介して弁体4を回転させ、流路2の開閉を行うバルブであれば、バタフライバルブ等のボールバルブにも適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
Claims (4)
- 内部に流路が形成された弁箱と、この弁箱内に配置されて回転により流路を開閉する弁体と、この弁体に連結された弁軸と、前記弁箱から前記弁軸を突出させるマウントと、このマウントに被冠するとともに前記弁軸に取り付けられたハンドルとを備え、
前記マウントには、複数の突起が前記弁軸を囲繞するように間隔を置いて環状に設けられているとともに、前記ハンドルの回転に伴って回転し又は前記複数の突起どうしの間を摺動するロック部材が配置され、
このロック部材には、前記弁軸に交叉する方向に長さを有し、この長さ方向に前記突起に係合する係合壁部と、前記ハンドルの回転の際に前記突起を相対的に通過させる切欠とが形成されており、
前記突起は、前記弁軸を中心とする円の直径方向に複数設けられ、
前記切欠は、前記ロック部材を前記弁軸に対し前記長さ方向に向けて摺動させた際に前記複数の突起をそれぞれ通過させる複数の位置にそれぞれ形成され、
前記係合壁部は、前記ロック部材を前記弁軸に対し前記長さ方向に摺動させ前記突起に対向する位置から前記切欠をずらした際に前記複数の突起に係合させる位置に形成されていることを特徴とする回転バルブ。 - 内部に流路が形成された弁箱と、この弁箱内に配置されて回転により流路を開閉する弁体と、この弁体に連結された弁軸と、前記弁箱から前記弁軸を突出させるマウントと、このマウントに被冠するとともに前記弁軸に取り付けられたハンドルとを備え、
前記マウントには、複数の突起が前記弁軸を囲繞するように間隔を置いて環状に設けられているとともに、前記ハンドルの回転に伴って回転し又は前記複数の突起どうしの間を摺動するロック部材が配置され、
このロック部材には、前記弁軸に交叉する方向に長さを有し、この長さ方向に前記突起に係合する係合壁部と、前記ハンドルの回転の際に前記突起を相対的に通過させる切欠とが形成されており、
前記突起は、前記ロック部材を前記長さ方向に摺動させた際に前記係合壁部の一方の壁面とこの一方の壁面と反対側の壁面との双方に係合する位置に設けられていることを特徴とする回転バルブ。 - 内部に流路が形成された弁箱と、この弁箱内に配置されて回転により流路を開閉する弁体と、この弁体に連結された弁軸と、前記弁箱から前記弁軸を突出させるマウントと、このマウントに被冠するとともに前記弁軸に取り付けられたハンドルとを備え、
前記マウントには、複数の突起が前記弁軸を囲繞するように間隔を置いて環状に設けられているとともに、前記ハンドルの回転に伴って回転し又は前記複数の突起どうしの間を摺動するロック部材が配置され、
このロック部材には、前記弁軸に交叉する方向に長さを有し、この長さ方向に前記突起に係合する係合壁部と、前記ハンドルの回転の際に前記突起を相対的に通過させる切欠とが形成されており、
前記ハンドル又は前記弁軸には、前記ロック部材を嵌着させ前記弁軸の回転方向に相対的に固定するとともに、前記長さ方向への移動を許す溝部が形成され、
前記溝部は、前記切欠が前記突起の相対的な通過を許す位置で前記ロック部材の前記長さ方向の摺動を規制する第1の規制壁部と、前記係合壁部が前記突起に係合する位置で前記ロック部材の前記長さ方向の摺動を規制する第2の規制壁部との間に形成されていることを特徴とする回転バルブ。 - 前記突起は、前記弁体が前記流路を全開,全閉又は全開及び全閉の途中の回転状態の少なくともいずれかの回転状態で前記ロック部材を前記長さ方向の他端側に摺動させた際に、前記係合壁部に係合する位置に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転バルブ。
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