JP6173109B2 - 経路情報案内装置 - Google Patents

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Description

この発明は、鉄道事業の管理する運行管理などのリアルタイム情報を利用した経路情報案内装置に関するものである。
鉄道利用者がスマートフォンなどの携帯端末から目的地までの経路を検索する際、利用者自ら現在時刻や列車の運行状況をみながら目的地を設定、検索をしている。このための方法として列車時刻表や列車の運行管理をする運行管理情報から経路を案内するシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、検索された経路情報の他、センサーなどを用いて検索時点での車両内の混雑情報を表示する方法が開示されている(例えば、特許文献2,3)。
特開2006−268368号公報 特開平2010−30541号公報 特開2005−231431号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示されているような従来技術では、鉄道利用者が検索した時点の情報を元にしているため、今後予想される混雑率や遅延の経路情報を案内できないという課題があった。また、利用者が経路を移動中、時間と共に混雑率や遅延状態が変化した情報を案内できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、列車が持つ現在状態情報と過去の運行実績情報から類推される状態の変化を付加した代替経路を案内することを目的とする。
この発明に係る経路情報案内装置は、運行管理情報と車両位置情報とに基づいて、代替経路を探索する代替経路探索部と、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の状態を入手する列車現在状態入手部と、過去の運行実績が収められている運行実績DBを参照し、前記代替経路の列車の将来状態を推測する代替経路状態推測部と、前記将来状態を変化させる要因を示す属性情報と時間経過ごとの前記要因による前記将来状態の変化率とを収録した増減評価DBを参照し、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の、時間経過とともに変化する前記要因に応じた前記将来状態を示す値の増減を推測する代替経路増減評価部と、前記代替経路状態推測部が推測した前記将来状態を、前記代替経路増減評価部の推測結果に基づき現在時刻に対する時間経過ごとに表示させる代替経路表示制御部とを備えたものである。
この発明によれば、利用者は、運行実績データベースを使った代替経路に関する乗換時の混雑度など、推測される状態の変化を情報として取得し、より自分の判断で代替経路を選択することができる。
この発明の実施の形態1に係る経路情報案内装置の構成図である。 この発明の実施の形態1における混雑度取得方法を示すフローチャートである。 基本的な路線の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における運行実績DBの構成の一例を示した図である。 この発明の実施の形態2に係る経路情報案内装置の構成図である。 この発明の実施の形態2における遅延率取得方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る経路情報案内装置の構成図である。 この発明の実施の形態3に係る増減評価DBの構成の一例を示した図である。 この発明の実施の形態3における増減取得方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る経路情報案内装置の構成図である。 この発明の実施の形態4における混雑度取得方法を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る経路情報案内装置1の構成図である。
経路情報案内装置1は、運行管理装置2および車両位置管理装置3から、ネットワークを介して情報を入手し、代替経路検索して、代替経路の混雑度の案内を、ディスプレイなどの表示装置4に表示させることが可能な装置である。
図1に示すように、経路情報案内装置1は、代替経路探索部10と、列車現在状態入手部11と、代替経路混雑度判断部12と、代替経路表示制御部13とを備える。
代替経路探索部10は、運行管理装置2から運行管理情報、車両位置管理装置3から車両位置情報を、ネットワークを介して受信し、代替経路を探索する。なお、運行管理装置2は、地上設備に設置され、交通機関の運行状況を管理、配信する装置であり、車両位置管理装置3は、個々の列車に設置され、設置された列車の位置を管理、配信し、列車の系統、種別、編成を管理している装置である。なお、ここでは、車両位置管理装置3は個々の列車に設置されることとするが、これに限らず、地上に設置された装置としてもよい。
列車現在状態入手部11は、代替経路探索部10で探索した代替経路列車の系統、種別、編成、現在位置などの列車の状態を、車両位置管理装置3からネットワークを介して受信する。
代替経路混雑度判断部12は、列車現在状態入手部11で受信した列車の将来状態、具体的には今後予想される混雑度を、運行実績データベース(DB)5を参照して推測する。すなわち、代替経路混雑度判断部12は、代替経路の列車の将来の混雑度を推測する代替経路状態推測部である。なお、運行実績DB5は、過去の運行実績に基づいた混雑度実績、遅延率実績が納められているデータベースであり、鉄道事業会社などにより、過去の実績を蓄積することで作成されているものとする。
なお、ここでは、運行実績DB5は、経路情報案内装置1の外部に備えるものとしているが、運行実績DB5を経路情報案内装置1の内部に備える構成としてもよい。
また、ここでは、経路情報案内装置1は、ネットワークを介して運行管理装置2および車両位置管理装置3と通信して、運行管理情報と車両位置情報をそれぞれ受信することとしているが、経路情報案内装置1の内部に運行管理装置2および車両位置管理装置3を備える構成としてもよい。
代替経路表示制御部13は、代替経路混雑度判断部12が類推した混雑度について、数値情報をあらかじめ用意された変換テーブルに基づいて表示可能な情報に変換する。
図2は、この発明の実施の形態1における混雑度取得方法を示すフローチャートである。
代替経路探索部10は、運行管理装置2と車両位置管理装置3とから、乗車中または乗車予定の列車の運行情報を取得する(ステップST001)。
代替経路探索部10は、ステップST001で取得した運行情報に運行上問題のある情報が含まれているかどうかを判定する(ステップST002)。
ステップST002において、運行上問題のある情報が含まれている場合(ステップST002の“YES”の場合)は、運行上問題のある列車であると判断し、代替経路探索部10は、代替経路を探索、選定する(ステップST003)。なお、代替経路の探索については、公知の技術を用いて求めるようにすればよい。以降、代替経路を探索選定したものとして説明する。
列車現在状態入手部11は、ネットワークを介して、車両位置管理装置3から、代替経路の列車の系統、種別、編成、現在位置を取得する(ステップST004)。
代替経路混雑度判断部12は、運行実績DB5を参照し、代替経路の列車の列車状態に類似している状態を運行実績DB7から検索して該当のデータの混雑率を選択する(ステップST005)。
ここで、ステップST005の処理を、具体的に図を用いて説明する。
図3は、基本的な路線の一例を示す図である。なお、図3では、A〜Dの4つの駅がある路線を示しているが、環状線や分岐のある路線、これ以外の路線であってもよい。
図4は、この発明の実施の形態1における運行実績DB5の構成の一例を示した図である。
図4に示すように、運行実績DB5内の混雑度実績、遅延率実績を特定するための属性情報は、時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置が記載されているが、これ以外の属性情報を追加してもよい。また、最低1つの属性情報があれば、他の属性情報を削除してもよい。また、属性情報として、例えば、鉄道事業者の社名であってもよいし、車両の名称であってもよい。その他、ユーザがなんらかの手段によって任意に設定できるものであってもよい。
図4の区間401は、駅と駅の間を示している。例えば、図4では、図3の路線の区間を示しており、A駅からB駅までをA−Bと表示している。
混雑度実績402は、過去の運行実績の時期、時間、系統/種別、編成、区間で特定される1車両の乗車人数を1車両の定員数で割ったものを混雑度とし、同一の時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置で特定される別の列車の混雑度の集合の50パーセンタイル値である。
遅延率実績403は、あらかじめ決められた特定場所の列車通過時刻に対し、過去の運行実績の時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置で特定される1編成の通過時刻の差を遅延率として秒数で示し、同一の時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置で特定される別の列車の遅延率の集合の50パーセンタイル値である。
ステップST005について、例えば、乗車中または乗車予定の列車に運行上問題が発生し、代替経路列車に乗車する場合、図4では代替経路列車の現在状況を時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置、天気を判断材料に混雑度を類推する。具体的には、4月2日9時3分に区間A−Bに位置し、天気が晴れの場合の列車の2号車の混雑度は、区間B−Cでは170%、区間C−Dでは100%に変化すると推定される。
代替経路表示制御部13は、ステップST005で代替経路混雑度判断部12が選択した混雑度を、あらかじめ用意された変換テーブルに基づいて、表示装置4で表示可能な表現に変換し(ステップST006)、ディスプレイなどの表示装置4に表示させる(ステップST007)。
なお、運行上問題のある情報が含まれていない場合(ステップST002の“NO”の場合)は、運行上問題のない列車であると判断し、ステップST004へと進む。以降、ステップST004〜ステップST007については、上述した代替経路の列車を乗車している列車と読み変えた処理を行なう。つまり、問題なく運行している乗車中の電車について、混雑度を取得し、表示装置4に表示させる。
なお、ここでは、問題なく運行している乗車中の電車についても混雑度を表示することとしたが、ステップST002において運行上問題のない列車と判断した場合は、処理終了し、混雑度の取得および表示装置4への表示を行なわないこととしてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、代替経路の混雑度を予測し、表示するため、ユーザは今の状況ではなく、将来の混雑度を確認でき、最短経路だけではなく、ユーザが乗車したい条件を自分で判断することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、運行実績DBを参照し、乗車している列車の、推測される混雑度の変化を情報として提供する実施の形態について説明した。この実施の形態2では、運行実績DBを参照し、乗車している列車の、遅延率の変化を情報として提供する実施の形態について説明する。
図5は、この発明の実施の形態2に係る経路情報案内装置1の構成図である。
なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成については、重複した説明を省略する。この実施の形態2と実施の形態1との相違点は、図5に示すように、代替経路遅延率判断部14を新たに備えた点である。
代替経路遅延率判断部14は、列車現在状態入手部11で受信した列車の将来状態、具体的には今後予想される遅延率を、運行実績DB5を参照して推測する。すなわち、代替経路遅延率判断部14は、代替経路の列車の将来の遅延率を推測する代替経路状態推測部である。
図6は、この発明の実施の形態2における遅延率取得方法を示すフローチャートである。なお、図6のステップST001〜ST007は、実施の形態1において、図2のステップST001〜ST007で説明した動作と同様であるため詳細な説明を省略し、ここではステップST601の処理について説明する。
代替経路遅延率判断部14は、ステップST004において、列車現在状態入手部11が、運行管理装置2と車両位置管理装置3とから取得した、代替経路の列車の系統、種別、編成、現在位置などの列車状態に類似している状態を、運行実績DB5から検索し、該当データの遅延率を選択する(ステップST601)。
例えば、図4を用いて説明すると、4月2日9時3分に区間A−Bに位置し、天気が晴れの場合の列車は区間B−Cでは+15秒、区間C−Dでは回復して遅延なしに変化すると推定される。
ステップST006では、代替経路表示制御部13が、ステップST005で代替経路混雑度判断部12が選択した混雑度と、ステップST601で代替経路遅延率判断部14が選択した遅延率を、あらかじめ用意された変換テーブルに基づいて、表示装置4で表示可能な表現に変換する。
なお、ここでは、代替経路混雑度判断部12および代替経路遅延率判断部14を共に備える構成としたが、代替経路混雑度判断部12を備えず、代替経路の遅延率についてのみ表示装置4に表示する構成としてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、代替経路の混雑度、遅延率を予測し、表示するため、ユーザは今の状況ではなく、将来の混雑度、遅延率を確認でき、最短経路だけではなく、ユーザが乗車したい条件を自分で判断することができる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、さらに、代替経路の列車について、時間とともに増減する混雑、遅延状況を判断する実施の形態について説明する。
図7は、この発明の実施の形態3に係る経路情報案内装置1の構成図である。
なお、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成については、重複した説明を省略する。この実施の形態3と実施の形態2との相違点は、図7に示すように、代替経路増減評価部15をさらに備え、混雑度等増減評価DB6(以下、増減評価DB6という)を参照するようにした点である。なお、ここでは、増減評価DB6は、経路情報案内装置1の外部に備える構成としているが、経路情報案内装置1の内部に備える構成としてもよい。
代替経路増減評価部15は、代替経路探索部10が選択した代替経路の列車が時間経過とともに混雑度と遅延率が増減する情報を、増減評価DB6から推測する。なお、増減評価DB6は、現在の状態から一定時間経過ごとに変化する可能性のある情報を収録しており、混雑度の増減をあらわす変化率、遅延率の増減をあらわす変化率が収録されたデータベースである。
図8は、この発明の実施の形態3に係る増減評価DB6の構成の一例を示した図である。なお、ここで、増減評価DB6の属性情報は、図8では、時間と降水確率の増減で図示されているが、これ以外の属性情報を追加してもよい。また、最低1つの属性情報があれば、他の属性情報を削除してもよい。属性情報として、例えば、駅周辺イベントの来場者数であってもよいし、事故規模であってもよい。また、台風や災害の規模であってもよい。ユーザがなんらかの手段によって任意に設定できるものであっても構わない。
図8において、時間801は、現在時刻に対する時間の経過を示す。なお、ここでは、30分後、60分後、90分後の3段階を表示しているが、これ以外の時間単位での段階表示でもよい。
また、図8において、混雑度増減802は、時間の経過とともに、状況が変化した場合の混雑度実績に対する増減を数値化したもので、ここでは、降水確率の変化により、混雑度実績が増減することを表している。
また、図8において、遅延率増減803は、時間の経過とともに、状況が変化した場合の遅延率実績に対する増減を数値化したもので、ここでは、降水確率の変化により、遅延率実績が増減することを表している。
図9は、この発明の実施の形態3における増減取得方法を示すフローチャートである。なお、図9のステップST001〜ST007,ステップST601は、実施の形態2において、図6のステップST001〜ST007,ステップST601で説明した動作と同様であるため詳細な説明を省略し、ここではステップST901,902の処理について説明する。
代替経路増減評価部15は、ステップST005において代替経路混雑度判断部12によって得られた代替経路の混雑率が、時間とともに増減する数値を増減評価DB12から類推し、代替経路の混雑度増減情報を取得する(ステップST901)。具体的には、図8では、時間の経過に伴い、降水確率が変化した場合のリスクを類推する。図8において、60分後に降水確率が100%に増加する予想がある場合、混雑度は30%アップし、遅延率は45s増加する増減情報を持つ。
次に、代替経路増減評価部15は、ステップST601において代替経路遅延率判断部14によって得られた代替経路の遅延率が、時間とともに増減する数値を増減評価DB6から類推し、代替経路の遅延率増減情報を取得する(ステップST902)。具体的には、図8では、時間の経過に伴い、降水確率が変化した場合のリスクを類推する。例えば、図8において、60分後に降水確率が90%に増加する予想がある場合、遅延率は45s増加する増減情報を持つ。
ステップST006では、代替経路表示制御部13が、ステップST005で代替経路混雑度判断部12が選択した混雑度と、代替経路遅延率判断部13がステップST601で選択した遅延率と、ステップST901で代替経路増減評価部15が選択した混雑度増減情報と、ステップST902で代替経路増減評価部15が選択した遅延率増減情報とを、あらかじめ用意された変換テーブルに基づいて、表示装置4で表示可能な表現に変換する。
なお、ここでは、代替経路混雑度判断部12および代替経路遅延率判断部14を共に備える構成としたが、代替経路遅延率判断部14を備えず、代替経路の混雑度およびその増減についてのみ表示装置4に表示する構成としてもよいし、代替経路混雑度判断部12を備えず、代替経路の遅延率およびその増減についてのみ表示装置4に表示する構成としてもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、代替経路の混雑度、遅延率を予測すると共に、予測した値の未来の増減を類推し、表示するため、ユーザは今の状況ではなく、将来の混雑度、遅延率を確認でき、かつそれらの増減も確認できることから、最短経路だけではなく、ユーザが乗車したい条件を自分で判断することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、運行実績DB5を参照し、過去の実績より類推することにより混雑度を判断していた。この実施の形態4では、現在の状況に基づき列車の混雑度を判断する実施の形態について説明する。
図10は、この発明の実施の形態4に係る経路情報案内装置1の構成図である。
なお、この発明の実施の形態4に係る経路情報案内装置1の構成は、実施の形態3で図7に示したものと同様である。この実施の形態3とは、代替経路混雑度判断部12の動作が異なるのみであるため、異なる点についてのみ説明する。
この実施の形態4において、代替経路混雑度判断部12は、各駅ホームに設置された監視カメラ7が撮像した映像を受信し、受信した映像に基づいて混雑度を判断する。
図11は、この発明の実施の形態4における混雑度取得方法を示すフローチャートである。なお、図11のステップST001〜ST004,ステップST601,ステップST901,902、ステップST006〜007は、実施の形態3において、ステップST001〜ST004,ステップST601,ステップST901,902、ステップST006〜007で説明した動作と同様であるため詳細な説明を省略し、ここではステップST111〜ST115の処理について説明する。
代替経路混雑度判断部12は、ステップST004において列車現在状態入手部11が取得した代替経路の列車の系統、種別、編成、現在位置に基づき、該当の代替経路の列車の映像を各駅に設置された監視カメラ7から受信する(ステップST111)。
代替経路混雑度判断部12は、ステップST111で受信した監視カメラ7の映像から、列車を待っている人をカウントする(ステップST112)。なお、人数のカウントは、画像認証など、既存の技術を用いて行なえばよい。
代替経路混雑度判断部12は、運行実績DB7を参照し、各駅での降車人数を取得する(ステップST113)。なお、ここで、運行実績DB7には、実施の形態1で図4に一例を示した項目の他、区間ごとの降車人数の実績も収録されているものとする。
代替経路混雑度判断部12は、ステップST112でカウントした乗車予定の人数と、ステップST113で取得した降車人数の差から、車両内の乗車人数を算出する(ステップST114)。
代替経路混雑度判断部12は、ステップST114で算出した乗車人数を混雑度に変換する(ステップST115)。なお、混雑度は、運行実績DB5に収録されている混雑度実績402同様、運行実績の時期、時間、系統/種別、編成、区間で特定される1車両の乗車人数を1車両の定員数で割ったものとし、同一の時期、時間、系統/種別、編成、区間、乗車位置で特定される別の列車の混雑度の集合の50パーセンタイル値とする。
ステップST006では、代替経路表示制御部13が、ステップST115で代替経路混雑度判断部12が算出した混雑度と、代替経路遅延率判断部13がステップST601で選択した遅延率と、ステップST901,902で代替経路増減評価部15が選択した混雑度増減情報と遅延率増減情報とを、あらかじめ用意された変換テーブルに基づいて、表示装置4で表示可能な表現に変換する。
なお、ここでは、代替経路混雑度判断部12および代替経路遅延率判断部14を共に備える構成としたが、代替経路遅延率判断部14を備えず、代替経路の混雑度およびその増減についてのみ表示装置4に表示する構成としてもよい。
以上のように、この実施の形態4によれば、代替経路の混雑度、遅延率を予測すると共に、予測した値の未来の増減を類推し、表示するため、ユーザは今の状況ではなく、将来の混雑度、遅延率を確認でき、かつそれらの増減も確認できることから、最短経路だけではなく、ユーザが乗車したい条件を自分で判断することができる。また、監視カメラが撮影した映像をもとに混雑度を算出するため、実施の形態3に比べ、より今の状況に即した混雑度を提供することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 経路情報案内装置、2 運行管理装置、3 車両位置管理装置、4 表示装置、5 運行実績DB、6 混雑度等増減評価DB、7 監視カメラ、10 代替経路探索部、11 列車現在状態入手部、12 代替経路混雑度判断部、13 代替経路表示制御部、14 代替経路遅延率判断部、15 代替経路増減評価部。

Claims (5)

  1. 運行管理情報と車両位置情報とに基づいて、代替経路を探索する代替経路探索部と、
    前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の状態を入手する列車現在状態入手部と、
    過去の運行実績が収められている運行実績DBを参照し、前記代替経路の列車の将来状態を推測する代替経路状態推測部と、
    前記将来状態を変化させる要因を示す属性情報と時間経過ごとの前記要因による前記将来状態の変化率とを収録した増減評価DBを参照し、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の、時間経過とともに変化する前記要因に応じた前記将来状態を示す値の増減を推測する代替経路増減評価部と、
    前記代替経路状態推測部が推測した前記将来状態を、前記代替経路増減評価部の推測結果に基づき現在時刻に対する時間経過ごとに表示させる代替経路表示制御部
    とを備えた経路情報案内装置。
  2. 前記代替経路状態推測部は、前記代替経路の列車の将来の混雑度を推測し、
    前記増減評価DBには、前記将来状態を変化させる要因を示す属性情報と時間経過ごとの前記要因による前記混雑度の変化率が収録されており、
    前記代替経路増減評価部は、前記増減評価DBを参照し、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の、時間経過とともに変化する前記要因に応じた前記混雑度の増減を推測することを特徴とする請求項1記載の経路情報案内装置。
  3. 前記代替経路状態推測部は、前記代替経路の列車の将来の遅延率を推測し、
    前記増減評価DBには、前記将来状態を変化させる要因を示す属性情報と時間経過ごと前記要因による前記遅延率の変化率が収録されており、
    前記代替経路増減評価部は、前記増減評価DBを参照し、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の、時間経過とともに変化する前記要因に応じた前記遅延率の増減を推測することを特徴とする請求項1記載の経路情報案内装置。
  4. 前記代替経路状態推測部は、前記代替経路の列車の将来の混雑度および遅延率を推測し、
    前記増減評価DBには、前記将来状態を変化させる要因を示す属性情報と時間経過ごとの前記要因による前記混雑度の変化率および前記遅延率の変化率が収録されており、
    前記代替経路増減評価部は、前記増減評価DBを参照し、前記代替経路探索部が探索した前記代替経路の列車の、時間経過とともに変化する前記要因に応じた前記混雑度および前記遅延率の増減を推測することを特徴とする請求項1記載の経路情報案内装置。
  5. 前記代替経路状態推測部は、監視カメラが撮影した映像に基づき、前記代替経路の列車の将来の混雑度を算出することを特徴とする請求項2または請求項4記載の経路情報案内装置。
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