JP6173003B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示すブロック図であり、図2は、電力変換手段の回路図であり、図3は、スイッチング位相パターン7パルスの例を示す図である。また、図4は、デッドタイム補正がない場合の電力変換手段のスイッチの動作を説明する図であり、図5は、デッドタイム補正がある場合の電力変換手段のスイッチの動作を説明する図である。
k=(n−1)/2 (1)
を満たす整数である。また、θ1〜θkは、
θ1<θ2<・・・<θk<π/2 (2)
を満たすものとする。
スイッチ切替指令Vswu,Vswv,Vsww が1の間、P側スイッチはオンにされ、N側スイッチはオフにされる。
スイッチ切替指令Vswu,Vswv,Vswwが0の間、P側スイッチはオフにされ、N側スイッチはオンにされる。
0<θ<θ1’,π−θ1’<θ<π のとき、Vswu=1
θ1’<θ<θ2’,π−θ2’<θ<π−θ1’ のとき、Vswu=0
θ2’<θ<θ3’,π−θ3’<θ<π−θ1’ のとき、Vswu=1
: :
θk-1’<θ<θk’,π−θk’<θ<π−θk-1’ のとき、Vswu=0
θk’<θ<π−θk’ のとき、Vswu=1 (3)
Iu_sign=0の場合、UPのスイッチをオフに切り替える位相をΔθ早くする。
UNのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ早くする。
Iu_sign=1の場合、UPのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ早くする。
UNのスイッチをオフに切り替える位相をΔθ早くする。
図6は、実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係る電力変換装置においては、図6に示す実施の形態1の図1に設けられている電流検出手段2及び電流極性判別手段6がなく、替わりに電流極性を推定する電流極性判別手段13が設けられている。電流極性判別手段13により、指令電圧演算手段3から出力される交流の指令電圧振幅と、少なくとも1相の位相に基づいて電流極性が推定される。また、スイッチング位相補正手段7aにより、スイッチング位相出力手段5から出力されるスイッチング位相と電流極性判別手段13とから出力される信号に基づいてスイッチング位相パターンの位相補正を行い、スイッチ切替指令手段7bで位相補正されたスイッチング位相パターンの指令が電力変換手段1に出力される点を除いて、実施の形態1の図1と同様であるので、他の構成要素については説明を省略する。
θV=θU−120°, θW=θU−240° (4)
として求めることができる。次に、各相の電流位相を計算する。各相の電流位相θIU,θIV,θIWは、次式により計算される。
θIU=θU+θP,θIV=θV+θP,θIW=θW+θP (5)
ここでθPは、電圧と電流の位相差であり、力率を計算することにより求めることができる。上記電流位相θIU,θIV,θIWから次の通りに電流極性の判別を行う。
0<θIU<πのとき Iu_sign=1、 π<θIU<2πのとき Iu_sign=0
0<θIV<πのとき Iv_sign=1、 π<θIV<2πのとき Iv_sign=0
0<θIW<πのとき Iw_sign=1、 π<θIW<2πのとき Iw_sign=0
(6)
図7は、実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図8は、電流零近傍における補正を行った場合の電力変換手段のスイッチの動作を説明する図であり(その1)、図9は、電流零近傍における補正を行った場合の電力変換手段のスイッチの動作を説明する図である(その2)。
実施の形態3に係る電力変換装置においては、図7に示す実施の形態1の図1に設けられている電流極性判別手段6は、電流極性判別機能に、近傍判別機能が加えられた電流極性・零近傍判別手段14となっている。電流極性・零近傍判別手段14は、電流検出手段2によって検出された電流の極性及び予め設定された電流の零を中心とする所定の電流閾値(零近傍電流閾値)の範囲内にあるか否かを判別する。また、スイッチング位相補正手段15により、スイッチング位相出力手段5から出力されるスイッチング位相と電流極性・零近傍判別手段14とから出力される信号とに基づいてスイッチング位相パターンの位相補正を行い、スイッチ切替指令手段7bで位相補正されたスイッチング位相パターンの指令が電力変換手段1に出力される点を除いて、実施の形態1の図1と同様であるので、他の構成要素については説明を省略する。
U相について、
Iu<I0low の場合Iu_sign=0、I0up<Iu の場合Iu_sign=1
I0low<Iu<0の場合Iu_sign=2、0<Iu<I0up の場合Iu_sign=3 (7)
V相について、
Iv<I0low の場合Iv_sign=0、I0up<Iv の場合Iv_sign=1
I0low<Iv<0の場合Iv_sign=2、0<Iv<I0up の場合Iv_sign=3 (8)
W相について、
Iw<I0low の場合Iw_sign=0、I0up<Iw の場合Iw_sign=1
I0low<Iw<0の場合Iw_sign=2、0<Iw<I0up の場合Iw_sign=3 (9)
として電流極性・零近傍判別信号Iu_sign,Iv_sign,Iw_sign が出力される。つまり、これらの信号が2または3の場合が、電流が零近傍の電流閾値の範囲内を示している。電流が零の近傍の電流閾値の範囲内の場合には、電流高調波の影響で、電流極性を誤って判別されてしまう可能性がある。そのため、本実施の形態においては、以下に述べるように、電流が零近傍の電流閾値の範囲内では、スイッチング位相パターンの補正量が調整される。
UNのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ早くする。
Iu_sign=1の場合、UPのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ早くする。
UNのスイッチをオフに切り替える位相をΔθ早くする。
Iu_sign=2の場合、UPのスイッチをオフに切り替える位相をΔθ1早くする。
UNのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ1早くする。
Iu_sign=3の場合、UPのスイッチをオンに切り替える位相をΔθ2早くする。
UNのスイッチをオフに切り替える位相をΔθ2早くする。
上記Δθは、実施の形態1、2における位相の補正量Δθと同一である。
また、別の例としては、Δθ1 ,Δθ2 のデッドタイム補正を行った場合に、増加する高調波を最小にするように、Δθ1 ,Δθ2 を選ぶ。このときの高調波増加Kは、Δθ1の場合、図8に示すとおり電流零近傍におけるスイッチ切替えの電圧位相をθとして次のように表すことができる。
Δan(θ,dθ)=[sin{n(θ−dθ)}−sin(nθ)]/(nπ)
(10)式の第一項は正しく補正された場合の高調波、第二項は電流が実際は正であり誤補正となったときの高調波の増大を表す。この高調波の増加Kを最小にするΔθ1は直接方程式を解くことが困難な場合には数値計算により求めることが出来る。Δθ2についても同様に設定する。以上により電流零近傍の高調波の増大を抑えることができる。
これらの補正は位相を操作することで行っているため、次数領域で高調波を処理している。したがって回転速度に依らず、次数により決まる高調波をより容易に扱うことができる。
図10は、実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図11は、電流零近傍閾値補正量の設定例を示す図である。
実施の形態4に係る電力変換装置においては、図10に示す実施の形態3の図7に加えて零近傍電流閾値演算手段18と速度検出手段19とが設けられている。速度検出手段19により回転電機9の回転速度が検出され、その回転速度に応じて、零近傍電流閾値演算手段18により電流の零を中心とする(零近傍)電流閾値の範囲が調整され、電流極性・零近傍判別手段17に出力される。電流極性・零近傍判別手段17は、電流検出手段2によって検出された電流の極性及び調整された電流閾値の範囲内に含まれるか否かを判別する。また、スイッチング位相補正手段15により、スイッチング位相出力手段5から出力されるスイッチング位相と電流極性・零近傍判別手段17とから出力される信号とに基づいてスイッチング位相パターンの位相補正を行い、スイッチ切替指令手段7bで位相補正されたスイッチング位相パターンの指令が電力変換手段1に出力される点を除いて、実施の形態1の図1と同様であるので、他の構成要素については説明を省略する。
I0up’ =I0up + ΔI0 (11)
I0low’=I0low − ΔI0 (12)
(11),(12)式により補正された零近傍電流閾値I0up’,I0low’が、電流極性・零近傍判別手段14に出力される。
I0up’ =I0up 、I0low’=I0low
として、式(7),(8),(9)により判別を行う。
Claims (5)
- 接続された回転電機に対して直流電力を交流電力に変換して出力する電力変換手段と、
前記交流電力の指令電圧を演算する指令電圧演算手段と、
前記指令電圧に応じて前記交流電力の出力電圧の歪みを低減するように設計されたスイッチング位相パターンが記憶されているスイッチング位相記憶手段と、
前記スイッチング位相記憶手段から前記指令電圧に対応する前記スイッチング位相パターンを読み出して出力するスイッチング位相出力手段と、
前記交流電力の電流の極性を判別する電流極性判別手段と、
前記電流極性判別手段で判別された前記電流の極性に基づいて、前記スイッチング位相パターンを補正する位相補正量を演算し、前記位相補正量を加算して前記スイッチング位相パターンの位相補正を行うスイッチング位相補正手段と、
前記位相補正された前記スイッチング位相パターンの指令を前記電力変換手段に出力するスイッチ切替指令手段と、を備え、
前記電流極性判別手段には、零近傍判別機能が備えられており、前記電流の極性の判別に併せて、零近傍電流閾値の範囲内に含まれるか否かをも判別し、前記電流が前記零近傍電流閾値の範囲内に含まれる場合には、前記スイッチング位相補正手段において前記スイッチング位相パターンの位相補正量を演算することを特徴とする電力変換装置。 - 前記交流電力の電流を検出する電流検出手段が設けられ、前記電流極性判別手段は、検出された前記電流により極性を判別することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記電流極性判別手段は、前記指令電圧から前記交流電力の電流の極性を推定して判別するものであることを特徴とする請求項1に電力変換装置。
- 前記零近傍電流閾値が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記回転電機の回転速度を検出する速度検出手段と、前記零近傍電流閾値を演算する零近傍電流閾値演算手段とが設けられ、前記回転速度に応じて前記零近傍電流閾値が調整されることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
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