JP6172782B2 - 制御装置、給電システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、給電システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、給電システム、制御方法、及びプログラムに関する。
系統電源とは別に太陽光発電装置等の発電装置を設け、系統電源及び発電装置を用いて負荷に電力を供給する給電システムがある。そしてこのようなシステムの中には、余剰電力を蓄電池に蓄えておくように構成されているものがある。例えば特許文献1の運転管理装置は、系統電源から供給を受ける電力の目標値(上限値)を定めておき、負荷が消費する電力の予測値が上記目標値を超える場合、その超えた分を発電機で補うように電源設備の運転計画を作成する。さらに、特許文献1では、余剰電力を蓄電池に蓄えるように電源設備が構成されている。
特開2012−95523号公報
発電装置の発電量や負荷が消費する電力量は時間と共に変動する。そのため、蓄電池への充電に利用できる余剰電力をリアルタイムで把握することが難しい。その結果、蓄電池へ供給する電力が余剰電力よりも少なく設定され、発電された電力を無駄にしてしまう場合がある。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、系統電源と発電装置を用いて負荷へ電力を供給し、かつ余剰電力を蓄電池へ蓄える給電システムにおいて、発電された電力の無駄を少なくする技術を提供することである。
本発明が提供する制御装置は、給電システムを制御する制御装置である。前記給電システムは、直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有する。また、前記給電システムにおいて、前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されている。また、前記給電システムにおいて、前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きい。また、前記給電システムにおいて、前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力する。
当該制御装置は、前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、前記取得した電流の大きさが所定値より大きい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを小さくし、前記取得した電流の大きさが前記所定値より小さい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを大きくする
本発明が提供する給電システムは、前述した本発明が提供する制御装置が接続されている給電システムであり、この制御装置を含む給電システムである。
本発明が提供する制御方法は、給電システムを制御するコンピュータによって実行される。この給電システムは、前述した本発明が提供する制御装置が接続されている給電システムである。
当該制御方法は、前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、前記取得した電流の大きさが所定値より大きい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを小さくし、前記取得した電流の大きさが前記所定値より小さい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを大きくする
本発明が提供するプログラムは、コンピュータを、本発明が提供する制御装置として動作させるプログラムである。
本発明によれば、系統電源と発電装置を用いて負荷へ電力を供給し、かつ余剰電力を蓄電池へ蓄える給電システムにおいて、発電された電力の無駄を少なくする技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1に係る制御装置をその使用環境と共に例示するブロック図である。 比較例システムの状態の時間変化を例示する図である。 本実施形態の給電システムの状態の時間変化を例示する図である。 動作例における給電システムの状態の時間変化の様子を例示する図である。 電流値決定部のハードウエア構成を例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
<給電システム3000の構成>
制御装置2000は、給電システム3000に接続されている。給電システム3000は、直流バス3020を有する。また、給電システム3000は、直流バス3020にそれぞれ接続されている発電装置3040、蓄電池3060、及び整流器3080を有する。また、直流バス3020には、負荷4000が接続されている。さらに、直流バス3020には、整流器3080を介して系統電源5000が接続されている。
発電装置3040は発電を行い、直流バス3020へ電流を出力する。例えば発電装置3040は、太陽光発電装置などである。また、整流器3080は、系統電源5000から交流電流を取得し、取得した交流電流を直流電流に変換し、変換後の直流電流を直流バス3020へ出力する。ここで、発電装置3040の出力電圧は、整流器3080の出力電圧より大きい。以下、発電装置3040が直流バス3020へ出力する電流を発電電流、整流器3080が直流バス3020へ出力する電流を整流器電流と表記する。なお、系統電源5000は、給電システム3000に含まれてもよいし含まれなくてもよい。
直流バス3020に入力された電流は、負荷4000へ出力される。例えば負荷4000は、無線基地局などである。ここで、負荷4000は、給電システム3000に含まれてもよいし含まれなくてもよい。さらに、直流バス3020に入力された電流は、蓄電池3060にも出力される。蓄電池3060は、入力された電流を充電する。ここで、直流バス3020から蓄電池3060へ出力される電流(以下、充電電流)の大きさは、制御装置2000によって制御される。制御方法については後述する。
整流器3080は次のように動作する。まず、直流バス3020から蓄電池3060及び負荷4000へ出力する電流の大きさの合計が発電電流の大きさ以下である場合、直流バス3020の電圧が発電装置3040の出力電圧となる。このとき、整流器3080の出力電圧は直流バス3020の電圧よりも小さくなっているため、整流器3080から直流バス3020へは電流が出力されない。
そして、直流バス3020から蓄電池3060及び負荷4000へ出力する電流の大きさの合計が発電電流の大きさよりも大きくなると、直流バス3020の電圧が発電装置3040の出力電圧より小さい値に垂下する。その結果、直流バス3020の電圧が整流器3080の出力電圧以下になり、整流器3080から直流バス3020へ電流が出力されるようになる。その結果、直流バス3020の電圧が整流器3080の出力電圧となる。
なお、整流器3080は、直流バス3020から負荷4000へ電流が逆流することを防ぐように構成されている。
また、何らかの原因で整流器3080から直流バス3020へ出力する電流が不足すると、直流バス3020の電圧が整流器3080の出力電圧以下に垂下する。例えば蓄電池3060は、このように直流バス3020の電圧が整流器3080の出力電圧以下に垂下した場合に、直流バス3020へ電流を出力するように構成される。この場合、蓄電池3060の出力電圧は、整流器3080の出力電圧より小さい値に設定されている。
<制御装置2000の構成>
制御装置2000は、直流バス3020から蓄電池3060へ出力される充電電流の大きさを制御する。具体的には、制御装置2000は、整流器3080から出力される整流器電流を0より大きい所定値に保つように、直流バス3020から蓄電池3060へ出力される充電電流の大きさを制御する。ここで、制御装置2000は、測定装置3100から取得する整流器電流の大きさを監視することで、整流器電流の大きさを制御する。
例えば制御装置2000は、充電器2022及び電流値決定部2024を有する。充電器2022は、設定された大きさの電流を直流バス3020から蓄電池3060へ出力するように構成されている。電流値決定部2024は、測定装置3100から取得する整流器電流の大きさに基づいて充電電流の値を決定し、決定した値を充電器2022に設定する。
なお、図3では充電器2022と電流値決定部2024が1つの筐体内に含まれるようなイメージで図示されているが、充電器2022と電流値決定部2024とは異なる筐体に設けられてもよい。この場合、これら2つの筐体は、データ線等で接続される。そして、これら2つの筐体及びデータ線の組み合わせが制御装置2000となる。
<比較例の給電システムとの比較>
以下、給電システム3000と比較例の給電システム(以下、比較例システム)との違いを具体例を用いて説明する。ここで、比較例システムは、1)直流バスの電圧の大きさを監視する監視装置を有すること、及び2)充電電流を制御する装置が制御装置2000とは異なることを除き、給電システム3000と同様の構成であるとする。
発電装置が発電する電力や負荷が消費する電力の大きさは、時間の経過に伴って変動することが多い。そのため、給電システムにおける余剰電流をリアルタイムで把握することは難しい。その結果、直流バスから蓄電池3060へ出力できる電流の大きさ(蓄電池3060の充電に利用できる電流の大きさ)をリアルタイムで把握することは難しい。
そこで比較例システムは、直流バスの電圧を監視し、系統電源から供給を受ける電力量を最小限に抑えるように、充電電流を制御する方法をとっている。
<<比較例システムの動作例>>
例えば比較例システムは、次のような方法で蓄電池に対して充電を行う。図2は、比較例システムの状態の時間変化を例示する図である。X軸は時刻を表し、左のY軸は電流の大きさを表し、右のY軸は直流バス電圧の大きさを表している。また、点線は余剰電流の大きさを表し、四角形がプロットされた直線は充電電流の大きさを表し、三角形がプロットされた直線は整流器電流の大きさを表し、バツ印がプロットされた直線は直流バスの電圧の大きさを表している。ここで、余剰電流の大きさは、発電電流の大きさから、負荷へ出力する電流の大きさを引いたものである。本例では、発電電力及び負荷が消費する電力が安定しており、余剰電流が一定となっている。なお、余剰電流のグラフは理解を容易にするために描画されているものであり、実際には、余剰電流をリアルタイムに把握することは難しい。
比較例システムは、充電電流の初期値を0にし、充電電流を徐々に増加させていく。これは、余剰電流の大きさが分からないためである。ここで、充電電流が小さく、充電電流の大きさが余剰電流より小さい場合、直流バスの電圧は発電電流の出力電圧となる。そこで、比較例システムは、監視装置から得られる直流バスの電圧が発電装置の出力電圧と等しい間、充電電流を増加させていく。なお、図2の場合、発電装置の出力電圧は56Vである。
充電電流を増加させていくと、いずれ、充電電流の大きさが余剰電流の大きさを上回る。その結果、直流バスの電圧が垂下する。図2の場合、時刻 t1 において直流バスの電圧が垂下している。
すると、整流器を介して系統電源から電力が供給されるようになる。その結果、直流バスのバス電圧は整流器の出力電圧となる。図2の場合、整流器の出力電圧は51Vである。
比較例システムの制御装置は、監視装置から得られる直流バスの電圧が発電装置の出力電圧より小さくなったことを検知すると、蓄電池3060への電流供給を停止する。これにより、充電電流の大きさが再度余剰電流より小さくなる。その結果、直流バスの電圧が上昇し、再度発電装置の出力電圧と等しくなる。そのため、整流器からは電流が出力されなくなる(時刻t2)。
バス電圧が再度発電装置の出力電圧となったことを検知した制御装置は、再度充電電流を徐々に増加させていく。以上の処理を繰り返すことで、比較例システムは、系統電源から供給される電力量を極力少なくする。
ここで、比較例システムでは、充電電流を増加させいく期間が何度も繰り返される。そして、充電電流を増加させていく期間は、発電電流の一部が余っている状態である。したがって、比較例システムでは、発電した電力が有効に活用できておらず、無駄になっている。
<<本実施形態に係る給電システム3000の動作例1>>
そこで給電システム3000は、発電装置3040によって発電された電力をできる限り活用し、無駄にしないように動作する。図3は、本実施形態の給電システム3000の状態の時間変化を例示する図である。各軸や各グラフが表すものは、図2と同様である。
まず制御装置2000は、整流器3080から出力される整流器電流が所定値以上になるまで、充電電流を増加させていく。なお、充電電流の初期値は任意に設定可能である。ここで、図3において、上記所定値は5Aである。
図3において、整流器電流は時刻t3で5A以上となる。そこで、制御装置2000は、t3以降、整流器電流が5Aである状態を保つように充電電流を制御する。図3の場合、発電電流が安定しているため、制御装置2000はt3以降充電電流の大きさを固定している。
以上により、制御装置2000によれば、整流器電流が所定値以上となるように制御されるため、比較例システムのように、充電電流を徐々に増加していくという処理を繰り返すことがない。その結果、発電装置3040が発電した発電電力を有効に利用でき、発電電力の無駄が少なくなる。
なお、上記所定値は5Aに限定されない。例えば上記所定値として、5A以下の値を設定することが考えられる。ここで、上記所定値をできる限り小さくすることで、系統電源5000から電力を購入するコストをできる限り低く抑えることができる。例えば上記所定値は、測定装置3100の精度を考慮して設定される。例えば、測定装置3100の精度が±0.5A程度であれば、所定値を1A程度に設定する。
<<本実施形態に係る給電システム3000の動作例2>>
上述の例では、発電電力及び負荷が消費する電力が安定しており、余剰電流が安定している状況について説明した。しかし前述したように、発電装置3040の発電電力や負荷4000が消費する電力の大きさは変動しうるため、余剰電流は変動しうる。そこで制御装置2000は、このように余剰電流の大きさが変動する場合にも、その変動に追従して整流器電流を所定値に保つように動作する。
図4は、動作例2における給電システム3000の状態の時間変化の様子を例示する図である。図4では、t3以降において、余剰電流が変動している。そのため、整流器電流も変動している。
制御装置2000は、測定装置3100から整流器電流の大きさを繰り返し取得することで、整流器電流の変動を把握する。そして、制御装置2000は、整流器電流のの大きさを再度所定値に戻すように、充電電流の大きさを変更する。
例えばt4では、余剰電流が減少したため、整流器電流が増加する。これに対し、制御装置2000は、この変動に追従するように、整流器電流が増加している分だけ充電電流を減少させる。
ここで、もし余剰電流の減少が止まれば、充電電流の大きさと余剰電流の大きさとの差が再度整流器電流の所定値と等しくなるため、整流器電流が所定値まで下がる。その結果、制御装置2000が充電電流を減少させる処理が終了する。
しかし図4では、余剰電流はt5まで下がり続けている。そのため、制御装置2000が充電電流を減少させてもさらに余剰電流が減少するため、整流器電流が下がらない。そこで、制御装置2000は、整流器電流が増加している分だけさらに充電電流を減少させる。この処理がt5まで繰り返される。
t5において、余剰電流の減少が止まるため、充電電流の大きさと余剰電流の大きさとの差が整流器電流の所定値と等しい状態となる。その結果、整流器電流の大きさが所定値まで下がるため、制御装置2000が充電電流を減少させる処理が終了する。
余剰電流が増加するt6からt7の間などについても、制御装置2000は同様の処理を行う。ただし、余剰電流が増加するため、整流器電流の大きさは所定値より小さくなる。そのため、制御装置2000は、充電電流を増加させることで、整流器電流の大きさを所定値まで大きくしようとする。t7で余剰電流の増加が止まるため、充電電流の大きさと余剰電流の大きさとの差が整流器電流の所定値と等しい状態となり、整流器電流の大きさが所定値まで上がる。結果、制御装置2000が充電電流を増加させる処理が終了する。
以上のように、制御装置2000は、整流器電流の増減に合わせて充電電流の大きさを増減させることで、整流器電流の大きさを所定値に保つようにする。これにより、余剰電流の大きさが変動する場合でも、発電電力を有効活用し、発電電力の無駄を少なくすることができる。
<制御装置2000のハードウエア構成>
制御装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア構成要素の組み合わせ(例:ハードワイヤードされた電子回路など)として実現されてもよいし、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素との組み合わせ(例:マイクロコントローラとそれを制御するプログラムの組み合わせなど)として実現されてもよい。
<<電流値決定部2024の構成例>>
制御装置2000が、前述した充電器2022及び電流値決定部2024で構成されるとする。図5は、電流値決定部2024をハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素との組み合わせとして実現した場合における、制御装置2000の構成を例示するブロック図である。図5において、制御装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び入出力インタフェース1100を有する。
バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び入出力インタフェース1100が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、例えば CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、例えば RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、例えばハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM 等のメモリであってもよい。入出力インタフェース1100は、充電器2022に対して充電電流の設定を行ったり、測定装置3100から整流器電流の大きさを取得するためのインタフェースである。
ストレージ1080は、電流値決定モジュール1220を有する。プロセッサ1040は、電流値決定モジュール1220を実行することで、電流値決定部2024の機能を実現する。
例えばプロセッサ1040は、上記各モジュールをメモリ1060上に読み出して実行する。ただし、プロセッサ1040は、上記各モジュールを、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
電流値決定部2024のハードウエア構成は、図5に示した構成に限定されない。例えば、各モジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、電流値決定部2024は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2014年7月30日に出願された日本出願特願2014−155399号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 給電システムを制御する制御装置であって、
前記給電システムは、
直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
当該制御装置は、前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、その電流の大きさを0より大きい所定値に保つように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを制御する制御装置。
2. 前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する1.に記載の制御装置。
3. 前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する1.又は2.に記載の制御装置。
4. 前記所定値は5A以下である1.乃至3.いずれか一つに記載の制御装置。
5. 制御装置を有する給電システムであって、
直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
前記制御装置は、前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、その電流の大きさを0より大きい所定値に保つように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを制御する給電システム。
6. 前記制御装置は、
前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する5.に記載の給電システム。
7. 前記制御装置は、
前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する5.又は6.に記載の給電システム。
8. 前記所定値は5A以下である5.乃至7.いずれか一つに記載の給電システム。
9. 給電システムを制御するコンピュータによって実行される制御方法であって、
前記給電システムは、
直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
当該制御方法は、前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、その電流の大きさを0より大きい所定値に保つように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを制御する制御方法。
10. 前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する9.に記載の制御方法。
11. 前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する9.又は10.に記載の制御方法。
12. 前記所定値は5A以下である9.乃至11.いずれか一つに記載の制御方法。
13. コンピュータを1.乃至4.いずれか一つに記載の制御装置として動作させるプログラム。

Claims (13)

  1. 給電システムを制御する制御装置であって、
    前記給電システムは、
    直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
    前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
    系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
    前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
    前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
    当該制御装置は、
    前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、
    前記取得した電流の大きさが所定値より大きい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを小さくし、
    前記取得した電流の大きさが前記所定値より小さい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを大きくする、制御装置。
  2. 前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
    前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記所定値は5A以下である請求項1乃至3いずれか一項に記載の制御装置。
  5. 制御装置を有する給電システムであって、
    直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
    前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
    系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
    前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
    前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
    前記制御装置は、
    前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、
    前記取得した電流の大きさが所定値より大きい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを小さくし、
    前記取得した電流の大きさが前記所定値より小さい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを大きくする、給電システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
    前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する請求項5に記載の給電システム。
  7. 前記制御装置は、
    前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する請求項5又は6に記載の給電システム。
  8. 前記所定値は5A以下である請求項5乃至7いずれか一項に記載の給電システム。
  9. 給電システムを制御するコンピュータによって実行される制御方法であって、
    前記給電システムは、
    直流バスと、前記直流バスに接続されている発電装置、蓄電池、及び整流器と、前記整流器から出力される電流である整流器電流の大きさを測定する測定装置を有し、
    前記発電装置は発電を行って前記直流バスへ電流を出力し、前記直流バスは負荷及び前記蓄電池へ電流を出力し、
    系統電源が前記整流器を介して前記直流バスに接続されており、
    前記発電装置の出力電圧は前記整流器の出力電圧より大きく、
    前記整流器は、前記直流バスの電圧が前記発電装置の出力電圧より小さくなった場合に、前記系統電源から前記直流バスへ電流を出力し、
    当該制御方法は、
    前記測定装置から、前記整流器によって出力される電流の大きさを取得し、
    前記取得した電流の大きさが所定値より大きい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記直流バスから前記蓄電池へ入力される電流である充電電流の大きさを小さくし、
    前記取得した電流の大きさが前記所定値より小さい場合、前記整流器によって出力される電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを大きくする、制御方法。
  10. 前記充電電流の大きさを初期値に設定し、
    前記充電電流の大きさを繰り返し大きくする第1処理を行い、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となったときに前記第1処理を終了する請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記整流器電流の大きさを繰り返し取得し、
    前記整流器電流の大きさが前記所定値となるように、前記充電電流の大きさを繰り返し制御する請求項9又は10に記載の制御方法。
  12. 前記所定値は5A以下である請求項9乃至11いずれか一項に記載の制御方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至4いずれか一項に記載の制御装置として動作させるプログラム。
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