JP6172756B2 - 内外二重容器エアゾール噴射機構およびこの内外二重容器エアゾール噴射機構を備えたエアゾール式製品 - Google Patents
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(1)上開口の外容器(例えば後述の外容器1)と、その内側に配設されて噴射対象の内容物を収容する上開口で軟性袋状の内容器(例えば後述の内容器2)との間の空間域(例えば後述の与圧空間域3)に充填した噴射用ガスの作用により、当該内容物が外部空間域に噴射される内外二重容器エアゾール噴射機構において、
前記内容物の噴射操作と連動するバルブ作用部(例えば後述のステム孔部6b,ステムガスケット8)と、
前記バルブ作用部を収容する中央筒状部(例えば後述の中央上筒状部4b)と、当該中央筒状部の外側に配設されて前記内容器の上端側内周面(例えば後述の内上端側環状部2a,内側環へこみ状部2b)と係合する外側筒状部(例えば後述の外側筒状部4a)と、当該中央筒状部の外周面と当該外側筒状部の内周面との間に複数設定された縦板リブ状部(例えば後述の強度アップ用の縦板リブ状部4j)と、を有し、前記内容器の上開口の部分に取り付けられて前記内容物の上方向への内側通路域(例えば後述の内側通路域B)を設定するハウジング(例えば後述のハウジング4)と、
前記ハウジングの下側を囲む形で設けられて、当該ハウジングの外周面との間に、前記内容器の内部空間域上端側から下方向に前記内側通路域まで続く外側通路域(例えば後述の外側通路域A)を形成し、前記縦板リブ状部の隣同士間に設定される個々の上端側内部空間域に入り込んで前記外側通路域の入口部分として作用する周方向の上端側片部(例えば後述の径方向階段状片部5g,すり鉢状片部5k)を有する、上開口のハウジングカバー(例えば後述のハウジングカバー5(3),5(4),5(5):図3〜図7)と、を備え、
前記外部空間域に噴射される前記内容物は、
前記外側通路域を前記上端側から下方向に移動した後、その下流側の前記内側通路域を上方向に移動して前記バルブ作用部を通過する、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記縦板リブ状部は、
前記中央筒状部の外周面であって内容物通過用溝状部(例えば後述の外側縦溝状部4h)が形成されていない凸状部分(例えば後述の内側縦溝状部4gの裏側部分)と、前記外側筒状部の内周面との間に設定された、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(1),(2)において、
前記ハウジングは、
内容物流入用のチューブが取り付けられ得る下側筒状部(例えば後述の中央下筒状部4d)を備えた、
構成態様のものを用いる。
(11)内容器上端側の内部空間域の残留空気排出についての技術の豊富化を図り、
(12)内容器上端側への装着ハウジングの鍔状部分(環天井部)の補強用縦板リブ状部間における残留空気の排出の確実化を図り、
(13)ハウジング成形に必要な樹脂量の削減化を図り、
(14)内容器上端側の内部空間域の残留空気を排出する内外二重容器エアゾール噴射機構におけるハウジングの有効利用化や製品コストの削減化を図る、
ことができる。
・硬性状の外容器1
・軟性袋状で噴射対象内容物(原液)を収容した内容器2
・噴射用ガスが充填されている与圧空間域3
・バルブ機構(ステム6+コイルスプリング7+ステムガスケット8)
・バルブ機構を保持するハウジング4
・ハウジングカバー5(1)〜5(5)
・ハウジングガスケット9
・二重シール作用の中間カバー体10
・外容器1,内容器2およびハウジング4などに対するカバーキャップ11
の構成要素からなっている。
(21)外容器1の内部に内容器2を初期高さ形状を維持する形で組み込み、その開口上端部分から当該内容器に噴射対象内容物(原液)を入れ、
(22)次に、バルブユニットVUを、外容器1および内容器2の上端周回部分の内外両側に上方から装着して、ハウジング4の外周面と当該内容器の上端側内周面とが係合し、かつ、当該バルブユニットの全体が外容器1から少し上方に離間した状態に設定し、
(23)次に、周知のガス充填装置により、外容器1の上端側外周面とカバーキャップ11の環状垂下部内周面との隙間部分から、未シール状態のハウジングガスケット9の下側部分およびその先の外容器1,内容器2の隙間部分へ、噴射用ガスを充填し、
(24)同じく周知のガス充填装置により、バルブユニットVUを押し下げ、かつ、カバーキャップ11の環状垂下部11bの下端側を内方にクリンチ加工する、
といった作業手順になる。
Aは内容器2の内部空間域上端側部分から後述の中央下筒状部4dの流入開口部分までの、「後述の外側縦溝状部4h−後述の下向き段部4eと上向き段部5dとの離間部分−当該中央下筒状部の外周面と後述の有底筒状部5aの内周面との離間部分」などからなる外側通路域(上流側通路域),
Bはこの流入開口部分から「後述の中央下筒状部4dの内部空間−後述の縦孔部4k−後述の中央上筒状部4bの内部空間−後述のステム孔部6b」を経てステム通路部6aにいたる内側通路域(下流側通路域),
をそれぞれ示している。
1はその内部に後述の内容器2が配設される上開口で硬性状の外容器,
1aは当該外容器の上端側部分であって、ハウジング4などが配設される外上端側環状部,
1bは外上端側環状部1aの下端連続部分に初期形成されている中間環へこみ状部,
2は外容器1の内部に配設されて噴射対象の内容物(原液)を収容する上開口で軟性袋状の内容器,
2aは当該内容器の上端側部分であって、外容器1の外上端側環状部1aとハウジング4の外側筒状部4aとの間に配設保持される内上端側環状部(内容器の上端側内周面),
2bは当該内容器のブロー成型の際に形成されて、外容器1の中間環へこみ状部1bの対向部分に配設される内側環へこみ状部(内容器の上端側内周面),
2cは当該内容器の上側部分に形成されて上下方向に伸縮する蛇腹状部,
3は外容器1と内容器2との間の環状周回部分および底側部分からなり、噴射用ガスが充填された与圧空間域,
をそれぞれ示している。
4は従前のマウンティングカップ機能も備えたプラスチック製の一体成形品であり、外容器1および内容器2の上端側に保持されて、周知のバルブ機構(ステム6+コイルスプリング7+ステムガスケット8)を中央筒状部分に収容保持するハウジング,
4aは当該ハウジングの一部であり、その外周面から外方に向かって、内容器2の上端側部分と、外容器1の上端側部分と、カバーキャップ11の環状垂下部11bと、がこの順に、いわば三層状態で配設される外側筒状部,
4bは外側筒状部4aと同一の上下方向中心軸を持ち、ステム6の下側部分およびコイルスプリング7を収容保持する大径の中央上筒状部,
4cは外側筒状部4aと中央上筒状部4bとの間のいわば天板部分として作用する環天井部,
4dは中央上筒状部4bからその下方に連続形成されて、内容器2の噴射対象内容物(原液)の内側通路域Bの入力側として作用し、かつ、本発明では使用しない周知の内容物流入用ディップチューブ(図示省略)が取付け可能な小径の中央下筒状部,
4eは中央下筒状部4dの上端部分と中央上筒状部4bの下端部分との間に連続形成された環状の下向き段部,
4fは外側筒状部4aの上端側外周面に形成されて、後述のハウジングガスケット9の内周面を保持する外側環凹状部,
4gは中央上筒状部4bの内周面に等間隔で飛び飛びに形成された計六個の内容物通過用の内側縦溝状部(内側通路域Bの一部),
4hは中央上筒状部4bの外周面の、内側縦溝状部4gが設けられていない内周面部分の裏側に等間隔で飛び飛びに形成された計六個の内容物通過用の外側縦溝状部(内容物通過用溝状部:外側通路域Aの一部),
4jは外側筒状部4aの内周面と、中央上筒状部4bの外周面における内側縦溝状部4gの裏側部分(=外側縦溝状部4hが形成されていない凸状部分)と、の間の当該外側筒状部および当該中央上筒状部の径方向に、環天井部4cまで続く上下平板態様で等間隔の飛び飛びに形成された計六個の強度アップ用の縦板リブ状部,
4kは中央上筒状部4bと中央下筒状部4dとの境界部分に形成された内容物通過用の縦孔部,
4mは環天井部4cの最内側部分に形成されて後述のステムガスケット8を保持する環状の下内側段部,
4nは下内側段部4mの外側直上部分に形成されて、中間カバー体10を保持する環状の上外側段部,
4pは外側筒状部4aの上端から横平面外方に飛び出した形の環天井部4cの外端側部分であって、ハウジングガスケット9を保持する環鍔状部,
をそれぞれ示している。
5(1)〜5(5)はそれぞれハウジング4の中央上筒状部4bの外周面に嵌合して、内容器2の上端側内部空間域から中央下筒状部4dの流入開口部までの外側通路域Aを設定する鞘状のハウジングカバー(5(1)は図1で使用,5(2)は図2で使用,5(3)は図3および図4で使用,5(4)は図5および図6で使用,5(5)は図7で使用),
5aは当該ハウジングカバーの下側部分からなり、中央下筒状部4dの外側に離間する形で設定された小径の有底筒状部,
5bは有底筒状部5aの底面中央に形成された膨らみ部分,
5cは当該ハウジングカバーの上側部分からなり、中央上筒状部4bの外周面に嵌合する形で設定された大径のカバー上筒状部,
5dは有底筒状部5aの内側上端部分とカバー上筒状部5cの内側下端部分との間に連続形成された環状の上向き段部,
5eはカバー上筒状部5cの上端部分から横平面外方に連続形成されてハウジング4の縦板リブ状部4jの下端面に当接した幅広環鍔状部(図1参照),
5fはカバー上筒状部5cの上端部分から横平面外方に連続形成されてハウジング4の縦板リブ状部4jの下端面に当接した幅狭環鍔状部(図2参照),
5gはカバー上筒状部5cの上端部分から横平面外方(径方向)への昇り階段の態様、かつ、ハウジング4の隣同士の縦板リブ状部4jの間に配設される態様で周方向飛び飛びに形成された計六個の径方向階段状片部(周方向の上端側片部:図3,図4参照),
5hは径方向階段状片部5gの下内側部分からなる計六個の下面環状部,
5jは径方向階段状片部5gの上外側部分からなる計六個の上面環状部,
5kはカバー上筒状部5cの上端部分から上方へ広がるすり鉢状の態様、かつ、ハウジング4の隣同士の縦板リブ状部4jの間に配設される態様で周方向飛び飛びに形成された計六個のすり鉢状片部(周方向の上端側片部:図5〜図7参照),
5mは隣同士の径方向階段状片部5g,すり鉢状片部5kの隙間部分からカバー上筒状部5cの上下方向に連続する形に設定され、ハウジングカバー5(3),5(4),5(5)をハウジング4に取り付ける際に縦板リブ状部4jへの進入空間域として作用する計六個の縦切欠状部、
5nはハウジングカバー5(3),5(4),5(5)をハウジング4に取り付けた状態で縦板リブ状部4jの下端面と当接する縦切欠状部底面,
5pはハウジングカバー5(4)の縦切欠状部5mの周方向入口側を拡大するように略45度の面取り態様で設けられ、縦板リブ状部4jを案内してその当該縦切欠状部の下側部分への進入を容易にするためのテーパー状案内部(図7参照),
をそれぞれ示している。
6は操作ボタン(図示省略)に取り付けられて上下方向に連動し、後述のステムガスケット8との間でバルブ作用を呈する周知のステム,
6aはステム内部空間域であって噴射対象内容物(原液)通過用のステム通路部,
6bは内容物噴射操作時の作動モードにおいてステム通路部6aと中央上筒状部4bの内部空間域とを連通させる一対のステム孔部(バルブ作用部),
6cはステム孔部6bを含む形のステム外周面周方向に形成されて、後述のステムガスケット8との間の弁作用を呈する内側環凹状部,
7は中央上筒状部4bの底面部分とステム6の下側段部との間に配設されて、当該ステムを上方向に付勢する周知のコイルスプリング,
8はハウジング4の下内側段部4mおよびステム6の内側環凹状部6cに保持されて、ステム孔部6bへの弁作用および中央上筒状部4bの内部空間域のシール作用を呈する環状のステムガスケット(バルブ作用部),
9は外容器1および内容器2の各上端環状部や、ハウジング4の外側環凹状部4fおよび環鍔状部4pなどに密接してシール作用を呈する環状のハウジングガスケット,
をそれぞれ示している。
10はステムガスケット8の内端側を除く上面を覆う形でハウジング4の上外側段部4nに保持されて、当該ステムガスケットと、当該ハウジングの下内側段部4mとの間でのシール漏れ分への、いわば二重シール作用を呈する環状の中間カバー体,
11はステム移動用の中心開口部を持つ天面およびその側面からなって、内容物を収容した内容器2にバルブ機構を取り付け、かつ、与圧空間域3に噴射用ガスを充填した状態で、周知のクリンチ加工により、内外の各容器およびバルブ機構を密に一体化する例えばアルミ製のカバーキャップ,
11aは当該カバーキャップの上面内端側に設定されて中間カバー体10を押圧保持する上側環凹状部,
11bは当該カバーキャップの天面外端側に形成された環状垂下部,
11cはクリンチ加工により環状垂下部11bの下端側に形成された外側環へこみ状部,
をそれぞれ示している。
(31)噴射対象内容物が中央下筒状部4dの下開口側から流入して上方のステム通路部6aへと移動する内側通路域Bを備え、当該中央下筒状部には周知の内容物流入用のディップチューブ(図示省略)の取付けも可能な、汎用構造のハウジング4をそのまま使い、
(32)この汎用構造のハウジング4をその下方から鞘状のハウジングカバー5(1)〜5(5)で囲むことにより、ハウジング外周面とハウジングカバー内周面との間に内容器2の上端側内部空間域から下方向に内側通路域Bまで続く外側通路域Aを形成した、
ことである。
(41)図1のハウジングカバー5(1)は,その幅広環鍔状部5eがハウジング4の六個の縦板リブ状部4jそれぞれの下端面に当接し、
(42)図2のハウジングカバー5(2)は,その幅狭環鍔状部5fがハウジング4の六個の縦板リブ状部4jそれぞれの下端面に当接し、
(43)図3,図4のハウジングカバー5(3)は,その径方向階段状片部5gが、個々に、ハウジング4の縦板リブ状部4jの隣同士の上端側空間域(内容器2の上端側内部空間域)まで入り込み、かつ、その縦切欠状部底面5nが縦板リブ状部4jの下端面と当接し、
(44)図5,図6のハウジングカバー5(4)は,そのすり鉢状片部5kが、個々に、ハウジング4の縦板リブ状部4jの隣同士の上端側空間域(内容器2の上端側内部空間域)まで入り込み、かつ、その縦切欠状部底面5nが縦板リブ状部4jの下端面と当接する、
態様にそれぞれ設定されている。
(51)ハウジング4を構成する、外側筒状部4a,中央上筒状部4b,環天井部4cおよび中央下筒状部4dの全体が、プラスチック製の一体成形物であり、
(52)外側筒状部4aと中央上筒状部4bとの間に強度アップ用の縦板リブ状部4jが同じく一体成形されており、
(53)縦板リブ状部4jの形成方向が、外側筒状部4aおよび中央上筒状部4bそれぞれの径方向であり、
(54)中央上筒状部4bの、内側縦溝状部4gが設けられていない部分それぞれの外周面側(裏側)に外側縦溝状部4hを形成して、その分、当該中央上筒状部自体の厚みを小さくし、
(55)縦板リブ状部4jを、外側筒状部4aの内周面と、中央上筒状部4bの内側縦溝状部4gの裏側外周面部分(=外側縦溝状部4hが形成されず、当該外側縦溝状部よりも外側筒状部内周面に近い部分)と、の間に形成し、
(56)環天井部4cの中央上筒状部側に形成した上外側段部4nで、ステムガスケット8の上面に配設されたプラスチック製で二重シール用の中間カバー体10を保持し、
(57)外側筒状部4aの外周面を、内上端側環状部2a,外上端側環状部1aおよび環状垂下部11bの三層部材により保護している。
(61)ハウジングカバー5(3)の縦切欠状部5mの上側部分にハウジングカバー5(5)と同様のテーパー状案内部5pを設ける、
(62)ハウジング4を、従前のマウンティングカップとそれに取り付けられたハウジング部分との構成物に設定する。
(63)ハウジング4の縦板リブ状部4jを省略する、
(64)ステム6を駆動する操作部として押下げタイプ,傾動タイプ(スパウトタイプ)などの各種操作ボタンを用いる、
(65)縦板リブ状部4jの個数や厚み,形状などを任意に設定する、
(66)上記金属レス化の目的を捨象して、プラスチック製のコイルスプリングに代えて金属製のコイルスプリングを用いる、
ようにしてもよい。
B:内側通路域(下流側通路域)
1a:外上端側環状部
1b:中間環へこみ状部
2:上開口で軟性袋状の内容器
2a:内上端側環状部
2b:内側環へこみ状部
2c:蛇腹状部
3:与圧空間域
4a:外側筒状部
4b:中央上筒状部
4c:環天井部
4d:中央下筒状部
4e:環状の下向き段部
4f:外側環凹状部
4g:内側縦溝状部(内側通路域Bの一部)
4h:外側縦溝状部(外側通路域Aの一部)
4j:縦板リブ状部
4k:縦孔部
4m:環状の下内側段部
4n:環状の上外側段部
4p:環鍔状部
5(2):ハウジングカバー(図2)
5(3):ハウジングカバー(図3,図4)
5(4):ハウジングカバー(図5,図6)
5(5):ハウジングカバー(図7)
5a:小径の有底筒状部
5b:膨らみ部分
5c:大径のカバー上筒状部
5d:環状の上向き段部
5e:幅広環鍔状部(図1)
5f:幅狭環鍔状部(図2)
5g:径方向階段状片部(図3,図4)
5h:下面環状部
5j:上面環状部
5k:すり鉢状片部(図5〜図7)
5m:縦切欠状部
5n:縦切欠状部底面
5p:テーパー状案内部(図7)
6a:ステム通路部
6b:ステム孔部
6c:内側環凹状部
7:コイルスプリング
8:環状のステムガスケット
9:環状のハウジングガスケット
11:カバーキャップ
11a:上側環凹状部
11b:環状垂下部
11c:外側環へこみ状部
Claims (4)
- 上開口の外容器と、その内側に配設されて噴射対象の内容物を収容する上開口で軟性袋状の内容器との間の空間域に充填した噴射用ガスの作用により、当該内容物が外部空間域に噴射される内外二重容器エアゾール噴射機構において、
前記内容物の噴射操作と連動するバルブ作用部と、
前記バルブ作用部を収容する中央筒状部、当該中央筒状部の外側に配設されて前記内容器の上端側内周面と係合する外側筒状部、および当該中央筒状部の外周面と当該外側筒状部の内周面との間に複数設定された縦板リブ状部を有し、前記内容器の上開口の部分に取り付けられて前記内容物の上方向への内側通路域を設定するハウジングと、
前記ハウジングの下側を囲む形で設けられて、当該ハウジングの外周面との間に、前記内容器の内部空間域上端側から下方向に前記内側通路域まで続く外側通路域を形成し、前記縦板リブ状部の隣同士間に設定される個々の上端側内部空間域に入り込んで前記外側通路域の入口部分として作用する周方向の上端側片部を有する、上開口のハウジングカバーと、を備え、
前記外部空間域に噴射される前記内容物は、
前記外側通路域を前記上端側から下方向に移動した後、その下流側の前記内側通路域を上方向に移動して前記バルブ作用部を通過する、
ことを特徴とする内外二重容器エアゾール噴射機構。 - 前記縦板リブ状部は、
前記中央筒状部の外周面であって内容物通過用溝状部が形成されていない凸状部分と、前記外側筒状部の内周面との間に設定されている、
ことを特徴とする請求項1記載の内外二重容器エアゾール噴射機構。 - 前記ハウジングは、
内容物流入用のチューブが取り付けられ得る下側筒状部を備えている、
ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の内外二重容器エアゾール噴射機構。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の内外二重容器エアゾール噴射機構を備えて、前記内容器に前記内容物を収容し、前記空間域に前記噴射用ガスを充填した、
ことを特徴とするエアゾール式製品。
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